おしゃれ手紙

2019.11.06
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カテゴリ: 映画
最初の晩餐

父の遺言は目玉焼きでした。

独立して2年目となるカメラマン、東麟太郎(染谷将太)は、姉の美也子(戸田恵梨香)とともに薄暗い病院の食堂で、麺がのびきったラーメンを食べている。
「親父が死んだ……。65歳になる直前の、夏至の日の明け方だった」
久しぶりに故郷に帰ってきた麟太郎は病室で亡き父・日登志(永瀬正敏)と対面し、葬儀の準備をしながら、ありし日の家族を思い出す。
通夜の準備が進む実家の縁側で、麟太郎がつまらなそうにタバコを吸っていると、居間では、ちょっとした騒動が起きていた。
通夜ぶるまいの弁当を、母・アキコ(斉藤由貴)が勝手にキャンセルしていたのだ。
なにもないテーブルを見つめて戸惑う親戚たち。
母は自分で作るという。
それが父の遺言だ、と。
やがて最初の料理が運ばれてくると、通夜の席はまた、ざわつき出した。
母が盆で運んできた料理は目玉焼きだった。
戸惑いながらも、箸をつける麟太郎。
目玉焼きの裏面を摘む。
ハムにしてはやけに薄く、カリカリしている。
「これ、親父が初めて作ってくれた、料理です」
たまご亡くなった父親の通夜の席で母親がふるまう“父の思い出の味”を通して、家族の秘密が浮き彫りになっていくヒューマンドラマ。
『寄生獣』『空海―KU-KAI― 美しき王妃の謎』の染谷将太が主演を務めるほか、戸田恵梨香、窪塚洋介、斉藤由貴、永瀬正敏ら実力派キャストが集結。
監督・脚本は、映画のみならずCMやミュージックビデオなども手掛ける常盤司郎で、本作が初の長編監督作品となる。

 「通夜ぶるまい」とは、通夜の席の料理。

映画を見る時、いつも突っ込みながら見ている。
今回も、突っ込みどころ満載だったので、ちょっと書いておこう。
 登山家だった父・日登志と母・アキコは再婚同士で、20年前に家族となった。
麟太郎(外川燎)が7歳、美也子(森七菜)が11歳の夏だった。
新しく母となったアキコには、17歳になるシュン(楽駆)という男の子がいた。
5人はギクシャクしながらも、何気ない日常を積み重ね、気持ちを少しずつ手繰り寄せ、お互いにちょっとだけ妥協し、家族として、暮らしはじめていた。 それは平凡だけど、穏やかな日々だった。
 親が再婚するっていう時、小学生ならまだしも、17歳という思春期まっさかりの男の子が、一緒に来るかな??
たいてい、自分は一人暮らしするというと思うけど・・・。

高校卒業と同時に、一人暮らしをすると思うけど・・・。
 お父さんが亡くなったのは、夏至の日。
暑いからクーラーつけると思うけど、なんで戸をあけてるの?
と突っ込みながらも、謎解きのような楽しめる映画だった。
 映画の中で■ 食べり ■という声が聞こえた。
「食べり」というのは、北九州、福岡あたりで使われているそうだ。
兵庫県・高砂市に住む妹が「たべり」を使うが、山口県でも使われていたのかとビックリ。
大阪の泉州地方でも使われているらしい。
 他人がある日突殿、家族になるって、大変だろうな・・・。
一緒にご飯を食べることで家族になるんだな・・・と実感。


北海道の形の目玉焼き
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Last updated  2019.11.07 00:29:57
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