おしゃれ手紙

2024.09.06
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カテゴリ: 映画
お隣さんはヒトラー?

あなたはその隣人を赦すことができますか

1960年の南米・コロンビア。
第二次世界大戦終結から15年が経過し、巷ではアルゼンチンで逃亡生活を続けていたアドルフ・アイヒマンが拘束された記事で賑わっていた。
ホロコーストで家族を失い、ただ一人生き延びたポルスキーは、町外れの一軒家で日々を穏やかに過ごしていた。
そんな老人の隣家に越してきたのは、ドイツ人のヘルツォーク。
その青い瞳を見た瞬間、ポルスキーの生活は一変する。
その隣人は56歳で死んだはずのアドルフ・ヒトラーに酷似していたのだ。

ポルスキーは、大使館に出向いて隣人はヒトラーだと訴えるが信じてもらえない。
ならばと、カメラを購入し、ヒトラーに関する本を買い込み、自らの手で証拠を掴もうと行動を開始する。
正体を暴こうと意気込んでいたポルスキーだったが、やがて、互いの家を行き来するようになり、チェスを指したり、肖像画を描いてもらうまでの関係に。
2人の距離が少し縮まった時、ヘルツォークが、ヒトラーだと確信する場面を目撃してしまう…。

 映画は、1930年代、ポーランド?だったかで、黒い薔薇を育てるユダヤ人一家が記念写真を撮るところから始まった。
言葉は、ドイツ語だったのかな?
 次の舞台は1960年の南米・コロンビア。
ユダヤ人一家はいなくなり、ただ一人老人・ポルスキーが黒い薔薇を育てながら、人気のない場所で暮らしていた。
ユダヤ人の老人・ポルスキー一家は、ヒトラーに殺されたのだった。

隣は空き家で、そこに老人が一人、引っ越してくる。
そこから、ポルスキーと引っ越してきた老人のバトルが始まる。

ポルスキーは、あるとき、引っ越してきた老人がヒトラーだと思い出した。
 私は映画を見ながら、沢山の疑問が湧いてきた。


ナチスの生き残りなら、身を隠すために、南米に逃げるというのは、よく聞くが、なんで被害者のユダヤ人が南米にいるのか?


★ユダヤ老人・ポルスキーは、何をして生活の糧としているのか?
質素な生活をしているとはいえ、全くお金がかからないことはないのに、仕事をしているふうもない。
★ドイツ語、スペイン語(コロンビアの公用語)、英語が出てきて、
「何語で話しましょうか?」という役人もいた。
さすが、移民の国だ。
★ボンネットバスや車がかわいい♪
ポルスキーのベッドが真鍮で素敵♪
やかんもいい形だった。
 映画の中で黒薔薇が、いいタイミングで使われていた。
最初は、ユダヤ人家族の幸せの象徴として。

最期に、薔薇の花をプレゼントするポルスキー。

期待以上にいい映画だった。
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Last updated  2024.09.06 00:25:05
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