午前中に電動自転車で3時間ほどの外出をした。帰りの山登りの急坂道を電動自転車ながらペタルを漕いで登ってこれる力はある。そこまでは良いのだが、午後になってやはり疲れがでたのか眠気が差してきた。ベッドに横になって、ひさしぶりにヘミングウェーの短編『Old Man at the Bridge』を読み、つづいて『Up in Michigan』を読んでいるうちに、本を胸の上におとして眠っていた。昼寝などほとんどしないのに、歳は争えないと思った。このブログ日記でも事あるごとに79歳だと書いていて、私はもう随分以前から「老人」を自称してきた。じつのところ肉体的に「老衰」したとは思っていないのだが、容貌の「老人」は肉体の内部にもちゃんと現れているのである。