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「アメリカ合衆国におけるファシズムへの扉」 トランプ大統領はメキシコとの国境線(サンディエゴ ー フォートファチュアカ ー エルパソ)全長170マイル(約273.53km)、幅60フィート(約1.8km)を軍事基地とする大統領令に署名した。これによって米軍兵士には警察権が付与された。名目は反移民である。しかしながら軍事基地への侵入は外国人ばかりではなく米国民にも適用される。合衆国憲法は、米国民は軍事基地以外のいかなる場所においてもみだりに逮捕・捜索・拘束されない、と明記している。この憲法条文を逆手に取ったトランプ大統領による連続する広範囲の軍事基地化によって、米国民が米軍兵士によって逮捕・捜索・拘束される懸念がでてきた。この法令が暴力の道具となる予見は避けられない。山田維史
Apr 30, 2025
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優秀な頭脳を日本に呼び寄せよう
Apr 29, 2025
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庭の土佐文旦の花が咲いた。大豆ほどの小さな地味な花である。4月28日 午後1時30分撮影昨年の実がそのまま冬を越していまだに木に生ったままである。この一本の木に50個ほども実が生る。
Apr 28, 2025
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Apr 27, 2025
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Apr 26, 2025
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我が家の小庭は、園芸店で売っているようなものは花木のツバキ、ナンテン、ガクアジサイ、カシワバアジサイ、クサボケくらいで、これらとて神代植物園由来のアジサイ類のほかは鳥たちが種を撒き散らしたものだ。園芸花は一つもない。植木鉢にあるのはみないわゆる野草である。普通ならば「雑草」と言うところだが、それは人間の勝手な言い分。おおげさに言えば、地球上に「雑草」など無い。・・・まあ、私が野草が好きなだけだが。ツボスミレ(ニョイスミレ;如意菫。牧野富太郎氏による別名。ツボスミレは4月7日に写真を掲載したタチツボスミレとは別種)4月25日 午前11時 撮影 (参考)タチツボスミレ 4月7日撮影ユキノシタ まだ花は咲いていないフタリシズカがこんなに大きくなった 花はまだである
Apr 25, 2025
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Apr 24, 2025
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Apr 23, 2025
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大統領は陰謀がお好き独裁者は陰謀が好き
Apr 23, 2025
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山の下の農家の門前で朝掘り筍を買った。先端から青葉が覗き、皮もみずみずしい。さっそく夕食に筍御飯と若竹煮をつくった。じつは筍御飯も若竹煮も我が家の今年の初物ではない。しかし過日4月初めの筍は九州産だった。それはそれで春を感じながら美味しかったのだが、地元の農家のとれたてはやはり嬉しい。御飯が炊けるまでの間にこの日記を書いているのだが、キッチンから美味しそうな香りが漂って来ている。
Apr 22, 2025
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Apr 21, 2025
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Apr 20, 2025
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ユヴァル・ノア・ハラリ著、柴田裕之訳『NEXUS 情報の人類史』上下巻河出書房新社 2025年3月刊 現在、世界がもっとも考えなければならない問題を論じている。すなわち、情報ネットワークが如何に民主主義、帝国主義、全体主義、独裁主義の各社会制度に深く関わり、それらを構築し、あるいは壊滅し、グローバル化したかを、その利的効果とリスクとを共に論述し自己修正システムの重要性を説く。歴史書の体裁を採っているが、それならば、歴史学を現代を照射するための実証・分析科学(あるいは現代の胸像)と考えると、歴史学は斯くあらねばならぬ、斯くあるべきであろう、と私は思う。広い視野で様々な事例を提示しつつ、現代世界がいかなるプロセスを経て、いかなる罠に落ちているか。また、そこから脱出して人類がより良い未来を築けるか、そのためには我々は何を明瞭に認識し、何をすれば良いかを、本書は論じている。柴田裕之氏の翻訳が良い。 「私たちは今や、この世界を破壊しかねない情報の大洪水の渦中にあり、ハトを待っています。水は引いた、もう安全だ、というメッセージを携えた伝書バトの到来を待ち受けているのです」 ユヴァル・ノア・ハラリ ・・・同署ダストジャケット(表紙カヴァー)より。 私の油彩画に『NEXUS』と題した作品がある(1994)。このブログの左、回顧展Part!に掲載してある。"NEXUS"とは「関係」とか観念等の「連鎖」という意味だが、拙作の意図をあえて述べれば、生命連鎖あるいは文明と環境との関係性、また性的創造と運動エネルギーのベクトルをイメージした。
Apr 19, 2025
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二人静が若葉を出した。 4月17日 午後2時 撮影。 ムサシアブミがついに大きな葉をひろげた。 4月16日 午前11時 撮影。
Apr 17, 2025
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学術会議が推挙する会員の任命を菅元首相が拒否したことに端を発する、「学者の国会」とも俗称される学術会議の自主独立性に対する政府介入の問題は、現在その問題の姿を変えて、学術会議を法人化する法案が国会に提議されている。 本日4月16日の朝日新聞は、学術会議総会において法人化法案の修正を求める決議をしたむねを報じている。以下に、竹野内崇宏記者による記事前文を引用させていただく。 〈「学者の国会」とも呼ばれる日本学術会議を法人化する法案について、学術会議の総会は15日、独立性や自主性への懸念を払拭できていないとして、国会に対して法案の修正を求める決議を賛成多数で承認した。(改行)議案は会員有志56人が提案していた。政府の法人化方針や法案の撤回までは求めない一方、2020年の任命拒否問題以来続く政府主導の組織改編に抵抗の意思を示した形だ。(以下略)〉 さて、この学術会議問題に私がなぜ注意をはらっているかといえば、これは偏に学者だけの問題ではなく、大学の独立性と自主性が政府介入によって失われるということは、真理の科学的探究の基盤が危うくなり擬似科学(フェイク)、すなわち査読が無い論考や気ままな感情が澎湃し、人心錯乱ひいては社会混乱に陥ちること必定だからである。感情的な社会というのは、いわば「神話世界」のようなもので、時の政権がもっとも支配しやすい。人々が信じやすい「神話」に沿った一つの物語(筋書き)を政策として放り込めばよいからである。そのことは太平洋戦争に突入していった社会状況に示されている。学問の自由から遠ざけられた国民は、すでに物事を多様な視点から見ることや考える能力を失っているのである。そして、国民がこの境地から脱出することはきわめて難しい。 そんな日本の現状のさなか、アメリカ合衆国において、トランプ大統領がハーバード大学に対して助成金凍結の脅しをかけた。ハーバード大学が「反ユダヤ主義」の学生をかかえている、というのが理由である。過日、ハーバード大学において、イスラエルがガザに対して実行している非道な虐待と爆撃に対して抗議するデモがあり、学生が逮捕された。トランプ大統領はこの抗議を「反ユダヤ主義」と理解し、その「報復」としてハーバード大学が「善処」しないなら、国からの助成金を凍結する、と通達したのである。より明確にその連邦政府の要求を述べれば、「学生、教職員の見解を〈監査〉すること、そしてイデオロギー的見解を理由に標的とされている特定の学生、教職員、管理職の〈権限を縮小〉すること」などが含まれている。 このトランプ大統領の「脅迫」に対して、ハーバード大学は「大学の独立性ならびに学問の自由を守る」と、大学側は法律顧問を通じて合衆国政府の要求を拒否した。 ハーバード大学の姿勢はまことにみごとである、と私は思う。以下に掲げるのは、『アメリカの高等教育の約束』と題して、ハーバード大学が学長名義で出した公開書簡である。ハーバード大学学長事務室ニュースから引用した。【追記】トランプ大統領は追い討ちをかけるようにハーバード大学に対して免税資格を剥奪し、さらに4月16日、留学生受け入れ資格の剥奪を警告した。The Promise of American Higher EducationDear Members of the Harvard Community,For three-quarters of a century, the federal government has awarded grants and contracts to Harvard and other universities to help pay for work that, along with investments by the universities themselves, has led to groundbreaking innovations across a wide range of medical, engineering, and scientific fields. These innovations have made countless people in our country and throughout the world healthier and safer. In recent weeks, the federal government has threatened its partnerships with several universities, including Harvard, over accusations of antisemitism on our campuses. These partnerships are among the most productive and beneficial in American history. New frontiers beckon us with the prospect of life-changing advances—from treatments for diseases such as Alzheimer’s, Parkinson’s, and diabetes, to breakthroughs in artificial intelligence, quantum science and engineering, and numerous other areas of possibility. For the government to retreat from these partnerships now risks not only the health and well-being of millions of individuals but also the economic security and vitality of our nation.Late Friday night, the administration issued an updated and expanded list of demands, warning that Harvard must comply if we intend to “maintain [our] financial relationship with the federal government.” It makes clear that the intention is not to work with us to address antisemitism in a cooperative and constructive manner. Although some of the demands outlined by the government are aimed at combating antisemitism, the majority represent direct governmental regulation of the “intellectual conditions” at Harvard.I encourage you to read the letter to gain a fuller understanding of the unprecedented demands being made by the federal government to control the Harvard community. They include requirements to “audit” the viewpoints of our student body, faculty, staff, and to “reduc[e] the power” of certain students, faculty, and administrators targeted because of their ideological views. We have informed the administration through our legal counsel that we will not accept their proposed agreement. The University will not surrender its independence or relinquish its constitutional rights.The administration’s prescription goes beyond the power of the federal government. It violates Harvard’s First Amendment rights and exceeds the statutory limits of the government’s authority under Title VI. And it threatens our values as a private institution devoted to the pursuit, production, and dissemination of knowledge. No government—regardless of which party is in power—should dictate what private universities can teach, whom they can admit and hire, and which areas of study and inquiry they can pursue.Our motto—Veritas, or truth—guides us as we navigate the challenging path ahead. Seeking truth is a journey without end. It requires us to be open to new information and different perspectives, to subject our beliefs to ongoing scrutiny, and to be ready to change our minds. It compels us to take up the difficult work of acknowledging our flaws so that we might realize the full promise of the University, especially when that promise is threatened.We have made it abundantly clear that we do not take lightly our moral duty to fight antisemitism. Over the past fifteen months, we have taken many steps to address antisemitism on our campus. We plan to do much more. As we defend Harvard, we will continue to: ⚫︎ nurture a thriving culture of open inquiry on our campus; develop the tools, skills, and practices needed to engage constructively with one another; and broaden the intellectual and viewpoint diversity within our community; ⚫︎ affirm the rights qnd responsibilities we share; respect free speech and dissent while also ensuring that protest occurs in a time, place, and manner that does not interfere with teaching, learning, and research; and enhance the consistency and fairness of disciplinary processes; and⚫︎ work together to find ways, consistent with law, to foster and support a vibrant community that exemplifies, respaects, and embraces difference. As we do, we will also continue to comply with Students For Admissions v. Harvard, which ruked that Title VI of the Civil Rights Act males it unlawful for univerasities to makedecisions "on the basis of race."These ends will not be achieved by assertions of power, unmoored from the law, to control teaching and learning at Harvard and to dictate how we operate. The work of addressing our shortcomings, fulfilling our commitments, and embodying our values is ours to define and undertake as a community. Freedom of thought and inquiry, along with the government’s longstanding commitment to respect and protect it, has enabled universities to contribute in vital ways to a free society and to healthier, more prosperous lives for people everywhere. All of us share a stake in safeguarding that freedom. We proceed now, as always, with the conviction that the fearless and unfettered pursuit of truth liberates humanity—and with faith in the enduring promise that America's colleges and universities hold for our country and our world.Sincerely,Alan M. Garber
Apr 16, 2025
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Apr 15, 2025
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Apr 14, 2025
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雨の中、市長選挙ならびに市議会議員補欠選挙の投票をしてきた。すべての候補者の事前の届出事項に関して、私は候補者側に疑問に思うことがあるが、・・・地方選挙ばかりではなく国会議員選挙においても観られることだが・・・今は何も述べない。 投票所である児童館の長鉢に植えられたイチゴが、とても勢いのある白い花を咲かせていた。児童館職員が管理しているのであろうが、行き届いた世話をしているらしいことがその見事な葉付き花付きで推測できる。幸せな植物たちだ。いずれ子供達が真っ赤なイチゴをおやつに頬張ることだろう。 児童館のツツジも咲き始めている。街路樹としてのツツジも同様だ。 私が長年通りすがりに楽しみに見てきた紫モクレンが、すっかり伐採されてもう何年になるだろう。その隣にあった樹齢100年にもなろうかという梅の大木も、根こそぎ伐採された。モクレンはちょうど今時分が開花期なのだが・・・
Apr 13, 2025
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小庭の片隅の雑草にまじってヤマジノホトトギスが葉をひろげている。葉に斑(ふ)が入っているのが特徴である。夏頃から初秋にかけて丈4,50cmの比較的細い茎に2列互生の葉腋に六花弁の花が咲く。 私にとっては小学生時代の思い出の野草。八総鉱山清瀬地区、龍沢川を上った川岸の岩棚に生育していた。私が知る限り、八総鉱山で其処ただ一箇所だけに存在した。私は標本用に一株一本だけ採集して、場所を秘密にしていた。現在、資料保存箱を探せば、その70年前の標本が残っているかもしれない。ヤマジノホトトギス 4月12日 午後2時撮影ムサシアブミがこんなに大きくなった。成長過程をたのしみながら撮影している。4月12日 午後2時撮影
Apr 12, 2025
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夜来の雨が今朝方までつづき、午前中は運動のために例のごとく自転車で少々の遠出の予定だったが取りやめかと窓外を見ていた。しかし8時前には雨はあがって薄曇りになったので、予定どおりに自転車を引っ張り出した。春の野花をながめながら、と或る寺の境内の桜はちょっと遅咲きか、今が満開、塀越しに花色靉靆としてみごと。また、カイドウも。・・・ああ、この家のコデマリはもうすぐ咲くだろう。あの家はキンギョソウか・・・あの小山の斜面はカタクリじゃないかな? と、いうぐあいに楽しんで午後1時に帰宅。春物の薄着で出たが汗ばむ寸前。アイスクリームを食べながら休憩。 午後六時前、激しい雷雨。
Apr 11, 2025
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ムサシアブミが陽をあびて芽が割れ、葉が出てきた。4月9日 午前10時 撮影下は4月3日に撮影。巨大な芽はまだ葉が出る気配はない
Apr 9, 2025
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野の草にまじりてゆかしすみれ草 青穹(山田維史) 花いろもまた慎ましきすみれ草 紫の菫うつむく恋路かな
Apr 8, 2025
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タチツボスミレ 我が家の野草植木鉢に咲いている 4月7日撮影
Apr 7, 2025
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米上院議員バーニー・サンダース (Bernie Sanders)氏の演説を視聴。 サンダース氏はトランプ大統領による政治を、リンカーンの有名な言葉「人民による人民のための政治(A government of the people, by the people, and for the people)」をもじって、「億万長者による億万長者のための億万長者の政治 (A government of the billionaire class, by the billionaiire class, and for the billionaire class)」と断言し、その内実はまた「寡頭政治 (oligarchy)」「権威主義 (authoritarianism)」「病的窃盗政治 (klwptocracy)」であると指弾し、それぞれについて、トランプ大統領令による実例を示している。 トランプ大統領の施政は、すなわち、合衆国の民主主義社会の理念の「破壊」へ突き進んでいる、というサンダース氏の指摘であろう。そして、これをくいとめるのは、「賢く行動すること」と述べている。 米上院議員サンダース氏の億万長者支配への警告
Apr 6, 2025
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音声自動翻訳というWebでのサーヴィスがある。私もときどきさまざまの外国語のニュースや講演、あるいは映画やレポートを観ながら日本語に翻訳して使用することがある。音声を翻訳するので日本語で話しているのを日本語字幕に表示することもできる。 私はこの機能を使用しながら、「おやまぁ!」とか「ありゃりゃ」などと呆れることはしょっちゅうだし、あまりにも素っ頓狂な翻訳のために意味を理解できないことも稀ではない。 そこでものはためしと、日本語の音声がどのように誤った文字表現になっているかを二、三のニュース番組と一般人によるレポート番組に探ってみた。左側に翻訳機が表示した言葉、右側にその本来の正しい言葉を示す。 (誤) (正) 着行 → 着工 反動体 → 半導体 工除 → 工場 構造 → 工場 始動 → 指導 高官 → 交換 アメリカ社 → アメリカ車 日本社 → 日本車 総統 → 相当 対露う → 対応 振る → フル (full) ジリエム → GM 石場省 → 石破首相 完税 → 関税 不行平 → 不公平 乱工下 → 乱高下 公倍力 → 購買力 勾配力 → 購買力 施策 → 試作 代替的 → 大々的 神経に → 真剣に 売ろう → 潤う 法制工場 → 縫製工場 向場 → 工場 鬼軸 → 基軸 買読 → 買得 総互 → 相互 民法番組 → 民放番組 このあたりでやめておくが、気がついたことは、きちんと訓練を受けたであろう放送局のアナウンサーのメリハリがありアクセントが正しい言葉には、音声自動翻訳が正しい日本語表記をしているということである。漢字表記にあまりにも誤訳が多いと、子供たちが間違ったまま漢字表記を覚えてしまいはしないかと、私は気がかりである。 ところで報道によると、石破首相はトランプ大統領が発令した高率関税に関する日本政府の対応について報復関税を問われて、「売り言葉に買い言葉のようなことはやるつもりはない」と応えた。 私はこれには驚いた。各国が報復関税の措置を発表しているが、この対応を石破首相は「売り言葉に買い言葉」と認識しているわけだ。各国の報復関税がはたして「売り言葉に買い言葉」なのだろうか? 石破首相は過日訪米してのトランプ大統領との会談を、良い感触、成功、と喜んだらしいが、その結果が日本に対する24%の高率関税。そういうのを「糠喜び」と言うのだが、考えがトロいのじゃないかしらん?
Apr 5, 2025
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小庭のヤツデの花芽がのびている。このヤツデは3年ほど前に、どこかから種が飛んで来て我が家に居付いた。左上はセンリョウだが、これも同じ頃に飛来した。ほんの小さな稚木が、放っておいたらここまで育ち、今年ヤツデは花芽を付けた。ヤツデの花芽 4月4日撮影
Apr 4, 2025
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ムサシアブミの芽 丈:右11cm、左13cm 4月3日撮影下は昨年7月に撮影したムサシアブミ。大きな葉である。雨に散った椿 4月3日撮影(上の写真も)
Apr 3, 2025
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昨夜来の雨が終日降り続いている。気温が下がり、寒い。「寒の戻り」という言葉があるが、それにしても今日は4月1日だ。天気予報は週末まで東京は連日の雨と報じている。 四月一日といえば「エイプリル・フール」。しかし世の中、世界中が「嘘」が蔓延してい、その言葉も空々しく、死語になっているような気がする。 過日、アメリカ合衆国のさる機関がAIを使って、トランプ大統領が嘘を言っているかいないかを質問したところ、AIは、第一次トランプ大統領が就任した際の選挙の前後で20,000件の嘘を言い、「嘘の洪水状態」、と応えたという。・・・この人物の発言を鵜呑みにして信じている人が合衆国の国内外にたくさんいるわけだが・・・ 他国のことを言うこともない。日本の現状も政界のみならずあちらもこちらも嘘まみれ。「嘘」がエンターテイメント(愉しみ)になっている、と私は見ている。嘘が常態化しているということは、「ファクト・チェック(事実確認)」の基盤が失われているか、少なくともファクト・チェックがきわめて困難な社会だということだ。語弊を恐れずに言えば、まさしく社会が自己分裂状態、統合失調症になっているのである。 日本において、そして諸外国においても、「嘘を言ってはなりません」は、家庭教育のみならず人間教育の根幹に据えられてあった。あらゆる宗教に、また法理念がそもそも嘘を排除し偽証を罰することで存在するのであるが、じつはこの原理を逆利用することも可能であると述べておかなければならない。先日も書いたが、「悪法も法」ということで、徹頭徹尾「嘘」で固めてあったとしても宗教という冠をかぶせれば宗教であり、徹頭徹尾「嘘」で固めてもそれを法律とするなら法律になる。その社会では事実や真実が「嘘」となる。・・・いま大流行りの「陰謀論」をめぐる立場の表裏は、そういうことだ。 私が懸念するのは、嘘であろうと真であろうとあらゆる記録がデジタル化されて、将来的に事実検証すなわち歴史検証が不可能になる可能性がある、ということだ。私たちが生存している時代についての歴史学や考古学が、文字記録から再構成することができなくなる・・・という心配である。現在私たちは、一千年前の記録、あるいは数千年前の文字記録を解読して、人類の歩みを再構成している。解読するための史料が残っているから可能である。しかし・・・紙に記録することを果敢に廃止、デジタル化した記録が一千年数千年と残るだろうか。現代人の営みは、砂のように時間の波にたちまちのうちに消え去らないだろうか。「砂に書いたラブレター」のように、未来人の幻想のなかに消滅するのではないだろうか。 (私のまったく個人的なことだが、海外の或るサイトに私の英語俳句や英語詩をたくさん保存していた。或る日、新作を書き込もうとしたら、そのサイトが何の断りもなく完全閉鎖されていた。私の作品は取り出せないまま、すべて消滅してしまったのである。そのとき私は、電子ファイルはプロヴァイダーやサーヴァー管理者(会社)の支配下にある、と思った。いまこうして書いているブログはA4にプリント・アウトすると数千ページになる。それさへ永久記録として存続するかどうか私の管理下にはない。私が親元に残していた小学生時代の絵日記は処分されてしまったが、小学生時代の詩や中学・高校・大学生時代の日記は、読み返そうと思えばそれが可能なのは、それを書いた何冊もの大学ノートが私自身の手元に残っているからだ、とあらためて思うのである。) ・・・公的記録のデジタル化によって、政治家や司法や行政の「嘘」も、近い将来には消滅してしまう。検証もクソもあるかい、ハハハハ。・・・まさか、それが狙いではあるまいが。
Apr 1, 2025
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