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2004.01.12
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カテゴリ: 図書館
昨日、ざーっと読んでしまった。
短編だったので読みやすかったし・・・少々暗めの話ではあったけど。



「どこにでもある場所とどこにもいないわたし」 村上龍(文芸春秋)
どこにでもある場所、どこにでもある風景、そんなありそうな情景を描いた本格短編集。
・コンビニ・・・誰もがいくコンビニ。そこにはぼくのほかに七人の客。それぞれの客を観察
        する傍らに頭の中で回想される情景。過去の記憶、そしてそれぞれの客に
        対する勝手な想像。ふと人を観察して面白おかしく想像することってあるよね。
・居酒屋・・・・居酒屋によくある光景。男女入り混じっての顔見知りのグループ。隣には
        サラリーマン。アルバイトの女の子。有線放送の騒々しい音楽、TVでは
        野球中継。誰も見ていない。誰かと誰かを紹介しようと決まった飲み会。
        この雰囲気では大事な話は似合わない。
・公園・・・・・・いつも行く住宅街の公園。私は夏祭りのカレーに毒を入れた女のことを
        考えながら公園に4歳の息子と入っていく。公園にはいろんなお母さんが
        集う。嫌われないように当たり障りのない会話を心がける。もし噂になれば
        標的とされ、陰口を言われる。この話が一番わかるような気がした。
        自分が主婦であり、母親だから。公園に限らず、母親達が集まる場所では
        こういった些細な日常が繰り広げられる。グループからはずれたくないために
        相槌を打つ。自分の意見も主張もない。
・カラオケルーム・・・髪を染めた女の子二人に声をかけられ、ファミレスの後にカラオケルームに
        入った。こんな五十を過ぎたオヤジと十代の女の子たちといたことをカラオケの店員
        は誰かに言うだろうか?失業中のオヤジは彼女達を見て自分の上京した当時を
        思い出していた。何だか淋しげな疲れたオヤジの背中を想像してしまった。
・披露宴会場・・・披露宴会場はおしゃれな代官山のレストラン。新婦は数年前に同じ職場にいた
        同僚。知った顔のいない会場に心が不安定になる。声をかけてきた男性は精神不安定
        な状態がわかるのだろうか?心の傷。誰にでもあるはず。誰かを思い出すたびに
        呼吸が苦しくなる。
・クリスマス・・・クリスマス、男と女の街の情景はありふれたものだ。一人歩く。ウインドーに
        写る自分をみてふと思い出すあの男のこと。一枚のチラシをもらう。ふとその電話番号に
        かけてタクシーに乗り、ホテルのバーへ。淋しいもの同士が集っているのだろうか?
        はっきりとは覚えられない顔が隣を通り過ぎる。何だかこれも淋しい話。クリスマス
        はやはり一人ではいたくないのだろうか?誰でもいいから隣にいないとダメなのだろうか?
・駅前・・・・・・ホームレスのゴミをあさる情景。その横を通り過ぎる私。村上氏はあとがきに
        「留学のために海外へ出て行く人物を主人公にした。」と書いている。今までの
        話は海外の地名であるとか、希望を持ったようなことは出てくるが、ここまできて
        やっとそのあとがきにそった話になっているような気がする。
・空港・・・・・・空港での人があるれる情景。子持ちでバツイチで風俗で働く私とサイトウという男の
        今までのやりとりを回想しながら話はすすむ。バツイチだって子持ちだって人生は 
        前向きに進んでいける。希望を持つとはこういうことだろう。


初・図書館へ行ってきた。
どうも出遅れてるらしく、めぼしい本はなし。
結局、たっちゃんの絵本だけ数冊借りて終わった。
やっぱりリサーチして予約しないとダメね。
当分は積読本の読破を目標にしよう。

私とたっちゃんが図書館へ行っている間に夫は釣りへ出かけた。
全く・・・いつも突然行ってしまうのだから。
天候次第とか言っちゃってさ。
先週、夜勤でほとんどたっちゃんと顔をあわせてないのだから少しは一緒にいて遊んであげればいいのに。

ブチブチとグチを言っても仕方ないので、今日はとりあえず、例のキムタクとサカグチのドラマでも見て寝るか~





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最終更新日  2004.03.14 18:24:51
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