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ひゃー、疲れた! 今日は名古屋から新幹線に乗って、はるばる実家に戻ってきました。某誌から拙著についてのインタビューを受けるためなんですが、向こうの人からの提案で、新百合ヶ丘と言うところにあるレンタル・オフィスでインタビューを受けることに。 レンタル・オフィスって初めて入ったけど、なるほどこういうものなのね。 担当者いわく、最近は雑誌の編集者も在宅ワークが多く、必要な時だけこの種のレンタル・オフィスを借りるのだとか。たしかに、その方が社のオフィスを維持するよりコスパがいいのかもね。 で、インタビューに関しては、上手くいきました。取材してくれた若い記者の方も、拙著をよく読み込んでくれていたので、話がスムーズに噛み合って。 で、彼も今は雑誌の編集部に配属されているけれど、いずれ単行本部門に移るそうなので、今後もお世話になるかもしれない。そういうことも含めて、いい人脈作りになりました。 で、意気揚々と実家に帰り、一息ついていたのですが、そうしたら母が私をジーッと見て、不思議そうな顔をしている。なあに?と聞いたら、あなたは誰?と。 え? 息子だよ、と言うと、この間来た息子とは大分顔が違うと。 ひゃー! ついに来たか! で、その後も、私は息子の友人扱いにされてしまったのでした。 まあ、明日になったら、息子だと気づいてくれるかな? そう願いたいものでございます。
June 30, 2023
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明日、6月30日をもって、名古屋にある「ちくさ正文館」という本屋さんが閉店するとの報が入ってきました。 ちくさ正文館。この名前には私も思い出がありまして。 今から30年以上前、はじめて名古屋の大学に赴任した時、なにしろ私は神保町に入り浸っていた人間なので、この辺りにはいい本屋がないと、散々嘆いていたわけ。 すると、同僚の先輩方から異口同音に言われたのは、「ちくさ正文館があるじゃないか」というセリフ。マジでこのセリフ、何回聞いたことか。 それほど、愛知県内の大学の先生方の間で、ちくさ正文館への信頼は大きかった。東京の人間が紀伊国屋や三省堂や丸善に寄せるのと同じ熱量の信頼を、この本屋さんに向けていたような気がします。 で、ならばそのアドバイスに従って、私がこの本屋に入り浸ったのかと言いますと、そうでもない。 というのは、当初、私が住んでいたところから、この本屋にたどり着くまでに、えらい時間が掛かったのよ。で、そうこうしているうちに、アマゾンで買うことが当たり前になってしまったし、ちょっとした本は、東京に帰省した際、神保町で買えたものだから、名古屋人の誇りたるちくさ正文館に行くこともなかったという次第。 まあ、そのうち、機会があったら行けばいいやと思っている内に30年の年月が過ぎ、そして明日、この本屋は閉店すると。 あーあ。なんか申し訳ない。せめて一度でも行っておけばよかった。後悔先に立たずだけど。 というわけで、この素敵な本屋さんに対して1ミリの思い出もないのですけど、その後悔をもって、ちくさ正文館の閉店を歎きたいと思うのであります。正文館フォーエヴァー!!
June 29, 2023
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島田雅彦さんの新刊『時々、慈父になる。』という本を読了しましたので、心覚えをつけておきましょう。 普段、この種の本を読まないワタクシがなぜこれを読んだかと言いますと、たまたま今、某アメリカ作家の子育てエッセイみたいなのの書評を頼まれているのですが、それを読んでいる間に、これまたたまたま、日本の作家の島田雅彦さんのこの本が出たことを知り、同じく作家の子育てエッセイなのだとしたら、比較になるかなと。これこれ! ↓時々、慈父になる。 [ 島田 雅彦 ] で、読んでみたのですが、うーん、この本は「子育てエッセイ/子育て私小説」というほど、そこまで子供のことが書いてあるわけではなく、島田さんの30歳から60歳あたりまでの30年間の来し方を綴ったものであって、その中に時々、息子さんである「ミロク」さんのことが出てくる、という感じですな。ま、もちろん、子供を持つということは人生の一大事であって、ミロクさんの存在が島田さんの人生観になにがしかの影響を与えていることは間違いないのではありますが。 で、ふんふんと読み始めたのですが、第2章に入って、ミロク君に幼稚園のお受験をさせることになった、というくだりがあり、そこで玉川学園にするか、桐蔭学園にするかで迷う、という話が出てくる。 ここは面白かった! というのは、私はその両方に在籍していたから。どちらに転んでも、ミロク君はワタクシの後輩ということになるのよ。 で、島田さんが、玉川学園の卒業生の知り合いと桐蔭学園の卒業生の知り合いに話を聞いて、前者の卒業生が「楽しかった!」と語り、後者の卒業生が「辛かった!」と語ったのを聞いて、前者に息子を入れようとするも、その後考え直して、結局、その後の受験に有利な後者に息子を送ったという展開にも大笑い。前者の楽しさ、後者の辛さ、両方分かるわ~。でも、私は後者も楽しかったけどね。 とはいえ、少し長じてからミロク君が日本の学校制度には合いそうもないなと判断した島田さんは、彼をアメリカの音楽系の大学に送ることにする。学費、大変だったみたいですけどね。でも、ミロク君はアメリカの大学でのびのびと育ち、自分の好きな道に行く基礎を築いたようですから、子育てとしては成功したことになる。めでたし、めでたし、でございます。 とまあ、そんな感じで、本書には島田さんとミロク君の関係が色々と書かれているのですが、私が書評を頼まれているアメリカ作家の子育てエッセイと比べると、島田さんのミロク君に対する執着の度合いはよほど低い。いや、そうではなくて、島田さんが普通で、アメリカ作家の方が異様なんですけどね。 アメリカ作家の場合、56歳くらいで思いがけず父親になった、というのがあって、それで子供が成人を過ぎて、独り立ちするまで生きていられるだろうか、という不安もあり、自分がこの世から消え去った後でも、子供が自分のことを覚えていてくれることを願うあまり、異様なまでの執着が生じているわけよ。だから、同じく作家の子育て私小説と言っても、性質が大分異なる。 その意味では、あまり比較対象にはならないので、わざわざ島田さんの本を読むことはなかったかな。 でも、そういう仕事上の都合とは別に、島田雅彦という作家のここ30年くらいの活動については、この本を読んでしっかり把握しましたので、その点では読んで良かった。特に、芥川賞選考委員になった件とか、付き合いのある他の作家との交流とか、島田さんが嫌いな作家のこととか、色々、面白いことが書いてありますしね。 読んだからといって大感動の巨編ではないですけど、職業作家の暮らしぶりが分かるという意味で、面白くなくはないこの本、興味のある方は是非。
June 28, 2023
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大学の授業も後半に差し掛かって参りまして、そろそろ期末試験をどうするか、問題を作成しないといけないなあ、などと考えている次第。 だけど! 例のChat GPTね。これの対策をどうすればいいのか。 大学当局からは対策をしろと言われているのだけど、そう言われてもねえ・・・。 例えば私、語学の授業では、12個の基本動詞だけを使って発話をする「Basic English」を指導しているのだけれど、いつもだと、この方法で自由英作文の課題を課し、その出来によって成績をつけていたわけ。 ところが、今、Chat GPT に「12個の基本動詞だけ使って、この夏の予定について自由に英作文して」とか命じると、まあ、見事に適当な英文を作ってくるのよ。こんなの提出されたら、こちらとしては採点のしようがないよね! 「こいつにしては英語が上手すぎる。さては例の奴を使ったな?!」と思っても、本人に「いや、自分で作文しました」と言われたら、どうしようもない。 まあ、学生の良心に訴えるしかないけど、その良心とやらが、心もとないからなあ・・・。 Chat GPT時代に突入した今、日本中の大学の先生は、頭を抱えているだろうな。どうすりゃいいのかね?
June 27, 2023
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今日はゼミの時間に、大昔のゼミ生のM山君がOBとして参加してくれたのですが、そのM山君と話をしていて、面白いことを聞きました。 彼によると、しばらく前、東海テレビが日曜日のお昼に放送している「タイチサン」という番組で、たまたま県内熱田区にある、個性的な本屋さんを国分太一さんが訪問するシーンがあり、その本屋さんの棚に置いてあった拙著が、クローズアップされる場面があったと。 で、え? そんなことが? と思い、ネットで調べてみたところ、確かにそういう場面がありますね。これこれ! ↓15秒あたり、国分さんの顔の横に拙著が!! ふうむ! なるほど! 確かに国分さんの顔の真横ですよね! どうせなら、国分さんに、「ん? この本、面白そうですね」などと、取り上げてもらいたかったぜ!! しかし、拙著がテレビ番組にカメオ出演していたというのも面白い。貴重な情報をもたらしてくれたM山君、感謝です!14歳からの自己啓発 [ 尾崎 俊介 ]
June 26, 2023
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今日、ちょいと用があって、自宅近くの馴染みの花屋さんで花束を買おうとしたら、なんと「6月30日をもって閉店させていただきます」との貼紙が! ええっ、ホントに?? 中に入ると、いつもの店主の奥様がいらしたので、事情をうかがうと、店主の方が体調を崩され、現在、入院中であると。で、体調に不安が出てきたし、年齢も年齢だということで、この度、閉店引退の決意をされたとのこと。 ううむ、そうでしたか・・・。 山を切り拓いて出きたばかりのこの新興住宅地に私が引っ越してきて30年弱、そしてこの花屋さんが開店して今年で30年だそうですから、この花屋さんは、この街が誕生した当初から存在した数少ないお店の一つであり、また私がここに引っ越してきてからずっとお世話になったお店でもある。この間、幾度となくここで記念日の花束を買い、送別会やお見舞いの花を買い、時には花の鉢を買い、顔なじみとなった店主のおじさんとちょっと話をしてきた。 そんな馴染みの花屋さんが無くなるということは、私にとっては大打撃、この街にとっても大打撃であります。センスのいい花屋さんというのは、そう、そこら中にあるというものではないですからね・・・。 まあ、最後にもう一度、ここで花を買うことが出来て良かったけど、出来ればもう一度、店主のおじさんと話がしたかったなあ・・・。まだ入院中ということで、それも叶わぬ話だけれど。 ということで、今日はちょっとした喪失感を味わう日曜日となってしまったのでした。
June 25, 2023
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書評を引き受けたので、対象となるアメリカ小説を読んでいるのですが、まあ、面白くなくはない。 面白くなくはないんだけれど、やっぱりアメリカ小説特有の嫌味なところがありまして、そこがどうも気に入らない。 じゃあ、アメリカ小説特有の嫌味なところって、何処かと言いますと、これがまた説明しにくい。 例えば、アメリカ映画とか、アメリカのテレビドラマに日本語吹き替えをつける場合、俳優のセリフ回しに特有の癖をつけるでしょ? 変なところで体言止めにしたりして。 あの吹き替えの癖って、誰がどうやって開発したのか知らないけど、実に洋画の吹き替えっぽく、しかもアメリカっぽく聞こえる。 あの感じよ。あの感じが、今時のアメリカ小説全般にある。それは翻訳だからということではなく、オリジナルからして、特有の感じがあるのよ。何かを説明する時、変に大仰な例を挙げるとか。 ああいうの、大嫌い。 だけど、ああいうアメリカ小説特有の癖というのは、この半世紀くらいに生まれたものではないだろうか。20世紀前半のアメリカ小説には、ああいう嫌な癖ってないもんね。 カーヴァー辺りには、既にあるような気がする。 でまた、そういうアメリカ小説特有の癖が好きな日本人がいる。だから、そういう小説を翻訳するんだろうな。 で、それに味をしめた翻訳家が、20世紀前半のアメリカ小説まで、その調子で翻訳したりすると。オリジナルにはそんな癖はないのにね。 とにかく、なんか嫌な書き方だなあって思いながら、読んでおります。でも、短い書評だし、そういう嫌なところのことまでは書けないな。 そういう時、書評者としての、倫理のことを考えてしまうんですけどね。本当は書かなければならないことを書かないのだから。 ま、しかし、仕方あるまい・・・。
June 24, 2023
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冷蔵庫を買いました。 今、使っている冷蔵庫は、このマンションに引っ越した時に買ったので・・・27年ほど使ったことになるのかな? その間全然壊れなかったので、そのまま使い続けてしまったのですが。 しかし、27年間のうちには当然、冷蔵庫の進化がある。何よりも使用電力が激減したそうだし、庫内も広くなり、使いやすくもなっているはず。 あと、買い替えを決意した一番の要因は、冷凍庫の容量。27年前と比べ、今は冷凍庫を使うことが多くなりましたからね。さすがに27年前のモデルの冷凍庫の容量では、現代生活における冷凍庫の需要に応えられなくなってきたというか。 ま、とにかくそんな次第で、今日は大型家電店に行って、最新モデルを買ってきたというわけ。 そうしたら、私より家内がえらく喜んで。嬉しい、嬉しいというので、買い換えた甲斐がありましたわ。 新しい冷蔵庫は、明後日の日曜日に届くとのこと。長年愛用した冷蔵庫もあと二日の付き合い。いよいよお別れとなったら、泣いちゃうかもね。(ウソウソ)
June 23, 2023
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ミレー・ビスケット、旨いよね! 我が家はなぜか今、空前のミレー・ブームよ。これこれ! ↓公式 ミレービスケット はちみつバター風味 お菓子 スナック 美味しい 野村 ミレー MDホールディングス ジップ ジップ付き ハチミツバター はちみつバター ビスケット お菓子 高知 ハチミツ やなせたかし先生が描かれたキャラクター、「ミレーちゃん」も超かわいい! で、今朝も寝起きの紅茶受けに一枚、また一枚と食べていたのですが、ふとパッケージを見ると「MIRE BISCUIT」と書いてある。 ン? 「MIRE BISCUIT」? ビスケットは「BISCUIT」と書いてあるから、これ、英語表記のつもりなのだろうけれども、そうなると「MIRE」も英語読みせざるを得ないよね? 英語で「mire」って書いたら、「マイヤー」と発音することになるよ。しかも、これ、「ぬかるみ」っていう意味だからね。「ぬかるみ」とか、「泥沼」とか。 うーん。「ぬかるみビスケット/泥沼ビスケット」か・・・。これは食べたくなくなるねえ・・・。 日本の商品名には、英語的に微妙なのがよくあって、よく言われるのは「カルピス」。あれ「calpis」と書くけど、英語ネイティブからすると「cow piss」に聞こえる。牛のおしっこ。あとコーヒーに入れる「クリープ」は、「creap」と書いてあるけど、「creep」と同音になるので、英語ネイティブからは気味悪がられる。「creep」は、「きしょい奴」というような意味なので。 あと、昔トヨタにあった「セリカXX」ね。「XX」って、アメリカでは「すごくエッチなポルノ」を意味するので、さすがにアメリカではこのネーミングは使えなかった。 そういうことも含め、「ミレービスケット」を「MIRE BISCUIT」と綴るのは考え物じゃないかなあ・・・。 せめて、フランス人の名前であるかのように、「MILLET BISCUIT」としたら? これなら、発音変わらず、「ぬかるみビスケット」の汚名は雪げるような気がするのだけど、どう? ミレービスケットの発売元さんへ、釈迦楽教授からのご提案でございます。
June 22, 2023
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もうかれこれ1カ月くらい前に読み始めた『大江健三郎 作家自身を語る』という本、ようやく読み終わりました~。 これ、読売新聞の尾崎真理子記者が、長年、大江健三郎さんを様々な企画の中で取材してきた、それを一冊の本にまとめたもので、尾崎記者の質問に対し、大江さんが答えていく、という形式を基本にしながら、時に大江さんが記者の質問以上に詳しい回答をしたりして、その脱線部がまた面白く、なかなか良質なインタビュー本になっております。 私自身は決して大江さんの良き読者・良き理解者ではないのですが、これを読むと、大江さんという人がいかに真摯に、小説を書くという作業にまい進してきたか、というのはよく分かる。だから、結果としてできた小説が好きか嫌いかは別として、その仕事ぶりは立派なものだと思う。丹精込めて作られた広大な田畑を見れば、その耕作者に対しておのずと敬意がわいてくるようなもので。 で、記者の質問に対する回答は、いずれも大真面目なものなのですが、その大真面目な中に何となくユーモラスなところもあって、大江さんという人は、直接会って話せば、話の面白いおじさんだったんじゃないかなと。私も一度くらい、会いたかったですわ。何せファンですらないから、会う契機がまったくないですが。でも、仮に会うことができたとすれば、そこは年長者キラーの私ですから、私は大江さんを魅了することができたのではないかと。私のようなマフィア系のメンタリティーの持ち主は、一般論として、年長者にもてるのよ。 それはともかく、本書には最後に、106個の箇条書き的な質問項目があって、その一つ一つに大江さんが短く解答するコーナーがあるんですけど、これがまた面白かった。 たとえばこの質問コーナーによって、大江さんが結構な酒豪(2013年までの話)で、毎晩深夜、ウイスキーのシングルモルトを一杯、しかもエビスビール350ミリ4本をチェイサーにして飲んでいた、なんていうことも初めて知りましたし、酒の席での失敗もそれなりにあったことも知りました。エッセイはモンブラン、小説はペリカンの万年筆で書く、とかね。一番好きな本屋は神保町の北沢書店だったけれども、今はもう見る影もない、とか。 あと、村上春樹の芥川賞候補作だった『風の歌を聴け』を評価しなかったのはなぜか?という問いに対し、「私はあのしばらく前、カート・ヴォネガットをよく読んでいたので、その口語的な言葉のくせが直接日本語に移されているのを評価できませんでした。私は、そうした表層的なものの奥の村上さんの実力を見ぬく力を持った批評家ではありませんでした」という回答も素晴らしい。 それから、一番傑作だったのは、「今、一番の願いごとは?」という問いに対し、「東アジアの非核化」と並べて「あいつ(複数)の消滅」と答えているところ。大江さんにして、消えてほしいと思うような嫌な人物があちこちにいるのか、と思うと、楽しくなってきます。 とまあ、私ですら面白かったのですから、大江さんのファンならなおさら楽しめることは請け合い。この本、教授のおすすめ!と言っておきましょう。これこれ! ↓大江健三郎 作家自身を語る (新潮文庫 新潮文庫) [ 大江 健三郎 ]
June 21, 2023
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今日は2限に3年生のゼミがあったのですが、6人いるゼミ生の内、一人は重病、一人はヘルニア、一人は通学途中の電車の中で気分が悪くなり、一人はその介抱、ということで、結局2人しか来れないことに。 で、残りの2人は来たのですが、その内の一人から話を聞くと、我がゼミ内は6人のうち欠席した4人は仲良しであるものの、今日来た2人はこの4人とはさほど親しくなく、しかも2人は互いにあまり話をしたことがないと。 え¨ーーーー。同じゼミに居て、そういう4対1対1の分断があるの? もう、私には何が何だかよく分からない。同じゼミ、それもたった6人しかいないんだから、その6人は仲良しになればいいじゃないの。 今時の学生の人間関係って、全然分からんわ。 で、今日は2人しか来てないし、その2人も互いによく知らないというので、もうこの2人を大学近くのカフェに連れ出して、強制的に仲良くさせました。 はあ~。学生同士の仲まで取り持たなくてはならないとは。大学の先生も大変な仕事になったもんですなあ・・・。
June 20, 2023
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この前、蒲郡の竹島に行った時、あそこに龍神のお社がありまして、そこにもお参りしたんですわ。龍神は帰依する人間の味方になってくれるっていうから。 で、竜神さん、竜神さん、私、日本で一番過小評価されているアメリカ文学者です。どうか、もうちょい評価され、仕事が沢山来ますようにって、お祈りしておいたわけ。 そしたら。 先日は某雑誌からインタビュー取材の申し出が来たじゃない? で、今日は、某紙から書評の依頼が来ましたよ。 龍神は、居るな。居る。確実に。 龍神は、応援している人間が出世すると、同時に出世して、鳳凰になれるのよ。爬虫類から鳥類になれるの。だから龍神と人間はウィンウィンの関係なわけ。 だから、この調子で私ももっと出世して、私の味方になってくれた龍神を鳳凰にしてやりたい。 さあ、龍神よ! 私の仕事がもっと評価されるよう、力を貸して! 私も頑張って、お前さんを鳳凰にしてあげるから! ウィンウィンで頑張ろう!
June 19, 2023
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91歳の母は、段々とあちこちピンぼけしておりまして、最近は年齢を聞くたびに増えていきます。 この前までは「私もとうとう100歳になったの」と言っておりましたが、それがさらに増えて、最近は130歳になったと言うように。 で、今日、新聞に92歳で矍鑠としたおばあさんの話が載っていたので、この人、92歳で元気はつらつだよ、って言ったら、「だって、92歳なんて若いもの。私は150歳よ」ですって。 面白い。この調子でどこまで行くのだろう? 200歳くらいまではいくかな? で、その母上ですが、私が五十肩になってしまったのを気の毒がって、昨日は肩をもんでくれました。 で、私が、「疲れちゃうからいいよ」と言うのですが、「もう私もダメになって、このくらいしかしてやれることがないから」といって、いつまでももんでくれる。 91歳の老母の手の力なんて微々たるものですから、肩をもむといっても、さするくらいですが、それでもね、人の手のぬくもりというのはすごいもので、なんとなく肩が軽くなる気はする。 で、肩が軽くなったと言ったら、母はもうすっかり喜んで、その後はしきりにまたもんでやるといってうるさくて仕方がない。 今日、名古屋に戻る予定ですが、おそらく帰る寸前まで肩をもんでやるとうるさいことでしょう。 まあ、今は肩をもませてあげるのが、私にできる唯一の親孝行なのかもしれません。
June 18, 2023
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今日は父の七回忌(に近い週末)ということで、実家に戻り、法事をしてきました。 いやあ、もうあれから丸6年も経ったんですなあ。こちらもその分、歳をとったわけでありまして。 で、父がアジサイが好きだったということで、このところ2年連続で、父のお墓にアジサイの苗を植えているのですが、2年連続で枯らしてしまいまして。 で、そこで諦めないのが私のしつこいところで、今年は3度目の挑戦ということで、やっぱりアジサイの苗を植えてきました。 アジサイにもいろいろな種類がありますが、やっぱりオーソドックスな奴がいいだろうなと思い、青い、丸く咲く普通の奴を植えました。根がついてくれると、父も喜ぶだろうと思うのですけれどね。 まあ、私は魂の不滅を信じておりますので、父があの世から我が家のことを守ってくれると思って、せいぜい、親孝行しようと思っております。
June 17, 2023
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拙著に関して、久しぶりの朗報! 某雑誌社より、拙著に関する著者インタビューをしたいとのお申し出がありました! で、その依頼文を見ると、拙著を相当高く評価していただいていることは明らか。嬉しいですなあ! 拙著の販促にもなることですし、当然、お引き受けすることに。 その出版社は、結構、自己啓発本を出版されているので、場合によったら、そこから次の著書を出す、という可能性もなくはない。そう考えると、夢は広がります。 いやあ、やっぱりね。捨てる神あれば、拾う神あり。我が師が「世の中のどこかに、お前の仕事ぶりを見ていてくれる人がいるものだから、常に全力を尽くして研究を続けなさい」と教えてくれた、その教えに従っていてよかった~。 よーし、いいインタビューをしていただけるよう、頑張らねば!
June 16, 2023
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現代アメリカを代表する作家、コーマック・マッカーシーが亡くなりました。享年89。 その昔、そうねえ、今から四半世紀くらい前のことか、ある雑誌からアメリカの小説の月評みたいなことを頼まれたことがあったんですわ。 で、その時、私は、アメリカの中間小説を研究する人が増えてもいいのではないか、という提案をしたことがあります。 つまりね、フォークナーとかマーク・トウェインとか、文学的/古典的な作家ばかりではなく、もう少し娯楽的要素も入った中間小説を書く現代作家、たとえばここ最近、全米図書賞とか、ピューリッツァー賞とかを獲っている作家を研究する人が出てきてもいいのではないかと。 で、その際、例に挙げたのが、確か、E・L・ドクトロウとか、コーマック・マッカーシーとかだったような気がする。 その意味では、私は、コーマック・マッカーシーに早くから注目していた日本のアメリカ文学者と言えるのではないかと。 だけど・・・。 実際には私は、コーマック・マッカーシーファンではないの。なぜなら、どうもこの作家、私には全然ピンとこないから。 友人でマッカーシーの大ファンがいて、そいつが絶賛するのだけれども、そいつが説明するマッカーシーのいいところを聞かされても、私にはさっぱり。 結局、登場人物が、私とは異なるタイプの人間ばかりなので、共感できないんだよね。私だったら、この場合、こういう行動はとらないというような行動ばかりとるので、全然、わからない。 まあ、縁のない人、と言うべきなんでしょうなあ。 だけど、世評によれば、偉大なる現代アメリカ作家だそうですので、これを機に、もう少し、この人の良さが少しはわかる程度に、勉強してみようかな。すべての美しい馬 (ハヤカワepi文庫) [ コーマック・マッカーシー ]果樹園の守り手 [ コーマック・マッカーシー ]コーマック・マッカーシー 錯綜する暴力と倫理 (アメリカ文学との邂逅) [ 山口和彦 ]
June 15, 2023
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ロボット・ダンスする奴って沢山いるけど、この「Robot Vall」って奴は別格だな。これこれ! ↓Robot Vall
June 14, 2023
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自己啓発本の解説書出して、その反応として、「自己啓発本はどれを読んでも同じで、全部くだらないから、読む必要がない」という意見を、否応なく目に耳にするんですけど、どうなのかなと。 あのね、読む必要があるかないか、っていう話になると、まあ、もちろん読む必要はあるんだけど、読む必要がある/なしの根拠が、私と批判者たちでは違うんだよね。 自己啓発本を読むといいことがあるから読む必要がある、あるいは、自己啓発本を読んでもいいことないから読む必要はない、の二択じゃないのよ。 確かに、いいことあるかないかを根拠にするんだったら、ある人からすれば「イイことあるから読めよ」になるし、また別の人からすれば「イイことなんかなかったから、読むだけ無駄だよ」になる。この二つの意見はそれぞれの側に確固とした確信があるから、議論にはならない。ゼロか1の対立だから、ケンカにしかならない。 でもね、自己啓発本を読むべきかどうかっていうのは、そういうことじゃないのね。 端的に言って、アメリカという国は、自己啓発思想/本で出来ているの。アメリカという国を作っているレンガの一つ一つが自己啓発本なのよ。これがアルファであり、オメガなのね、この問題に関して。 自己啓発本を読まなかったら、アメリカという国は理解できません。だから、アメリカという国を理解したかったら、自己啓発本を読むという選択肢しかないの。 私が、自己啓発本は読むべきだというのは、それを読まないとアメリカが理解できないから。それ以上でもそれ以下でもない。逆に、自己啓発本の知識なしにアメリカを論じるのは、コメと大豆のことを完全に無視して日本食を云々するようなもんなのよ。貨幣なる概念を抜きに経済を語るようなもの、というか。 そこがね、なかなか理解されないんだなあ。どうしたらわかってもらえるのかね?
June 13, 2023
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なんか大学から通知が来て、60歳以上の高齢雇用者となったあなたは、給料大幅カットします、とのこと。 ええ゛ーーー。マジ? 私はまた63歳の定年までは、今まで通りの給料をくれるのかとばかり・・・。 なんか、楽しみないね。歳をとって暮らしに少しは余裕が出た、というのならいい話だけど、歳をとってから暮らしが厳しくなったというのじゃ、夢がないわな・・・。 でも、予想外の給料カットにどう対応すればいいのか。 やっぱ、売れる本を出さないとなあ。 といって、どうすれば売れる本が書けるのやら。いい本を書くことは出来るんだけど、売れる本の書き方が分からない。 渡部昇一の『知的生活の方法』みたいに売れる本を書いて、少しは楽な生活がしたいなあ。
June 12, 2023
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ダニエル・ゴールマンが書いた『EQ こころの知能指数』という本を読了しましたので、心覚えをつけておきましょう。 「EQ」というのは「Emotional Intelligence Quotient」の略で、一般に知られる知能指数、すなわち「IQ」の対立概念ですね。まあ、「対立」というべきかどうかは、後でまた説明しますが。 人間の知能を図る指標として、IQというのがあるわけですが、このIQの歴史というのは100年くらいありまして、第1次世界大戦中、スタンフォード大学の心理学者であったルイス・ターマンが考案した筆記式知能検査テストが発端だったんですね。 で、これ以後、人間の知能というのは数値化できるんだ、ということが信じられてきた。でまた、このテストで計られたIQの高い・低いというのは、遺伝的な要素が大きいと考えられてきた。つまり、頭のいいのは生まれつきであると。逆に頭が悪いのも生まれつきだから、後から猛勉強したって追いつかない。先天的にどうしようもないものだと思われてきた。 こうしたIQ至上主義というのは、割と長く続くのですが、1980年代に入ってこれに異を唱える人が出始める。例えばハーバード大学のハワード・ガードナーがその一人で、彼はIQというのは、人間の数ある知性の形の、ごく一部しか計測していないのではないかと考えたんですな。人間の知性は、もっと多重性のあるものなのではないかと。 たとえば芸術家や建築家が発揮する「空間的知性」、スポーツマンが発揮する「身体的知性」、モーツァルトに代表される「音楽的知性」等々、知性にも色々ある。そういうものをすべて総合しなければ、人間の知性とは何か、ということは理解できないのではないか、という考え方がでてきた。 で、その後、知性に関する研究は、知性の多重性を考える方向に推移していて、たとえばイエール大学のピーター・サロヴェイらにより、理性的な知性だけでなく、感情的(情動的)な知性というものもあるのではないかということが言われるようになって、そういうものを総合した「人格的知性」としての「EQ」が、人間の知性にとって非常に重要なのではないかと考えられるようになってきていると。で、本書の著者であるダニエル・ゴールマンもまさにそういう考えの下に、本書を書いたと。 で、ならばなぜゴールマンは、そのようなEQの重要性に気づいたかというというと、実はそれが面白いんです。 ある8月、ニューヨークで仕事帰りにバスに乗ったゴールマンは、猛暑でうんざりしていたというのですな。ところが、乗り込んだバスの中年の黒人の運転手がこれまたご陽気な人で、乗り込んできたゴールマンに「こんにちは! ごきげんいかが?」と満面の笑みで迎えてくれたと。 で、その後もこの運転手はすごく陽気で、バス停ごとに乗り込んでくる客を愛想よく迎え、しかも乗客を少しでも楽しませようと、流れる町の風景を見ながら、どこそこの美術館でやっている展覧会は素晴らしかったですよ、とか、どこそこの映画館にかかっている映画、もう見ましたか?とか、どこそこの店のセールはお得でしたよとか、そういう情報を面白おかしく乗客に向かって語り続けたというのです。で、そういう運転手の陽気なおしゃべりを聞くともなく聞いているうち、さっきまで猛暑でうんざりしたような顔をしていた乗客たちの気分も大分改善され、降りる時に「さよなら! いい一日を!」と挨拶する運転手に向かって笑顔で応えるようになっていたというのです。 その一連の出来事を見ていたゴールマンは、あの中年の黒人の運転手は、IQ的観点からは決して天才とか秀才と呼ばれる範疇には入らないタイプの人間かもしれないけれど、IQでは測れない、人間的な魅力という才能で、乗客たちに魔法をかけたのではないか、と考えるようになる。でこの印象的な出来事が、ゴールマンをして、IQとは異なる種類の知性への探求を促したというわけ。 で、実際に調べてみると、やはりIQというのは、人間の知性の一面しか測定していないということが明らかになるんですね。 実際、IQが高ければ、出世できるのか、金持ちになれるのかというと、決してそんなことはない。ハーバード大学などの一流大学を出た、高いIQを持った卒業生たちのその後を追跡調査してみると、彼らがもれなく社会の上の方で活躍しているかというと、必ずしもそうではないことが分かるんですね。つまりIQは、「社会的成功」とか「幸福なる人生」を正確に予想するものではなかったと。 じゃあ、何が社会的成功や幸福をもたらすかというと、EQの高さ、なんですね。事実、同じIQの持ち主を比較すると、かならずEQの高い人が社会的に成功し、幸福になっていた。決め手はIQではなくEQだったんです。 では、そもそもEQとは何か? 本書ではEQを5つの側面で捉えています。その5つとは、(1)自分自身の感情をモニターできる能力(2)感情を制御できる能力(3)自分を動機づける能力(4)他人の感情を認識する能力(5)人間関係をうまく処理する能力の5つ。 これはそんなに難しいことを言っているわけではありません。要するに、一瞬の激情に身を任せるのではなく、自分が今どういう感情を抱いているか、それを上から見下ろすようにモニターできれば、当然、その感情を制御することができるわけで、また自分の感情を制御できるならば、自分を動機づけ、今やるべき仕事に精を出すこともできるはず。また他人の感情を慮ることができるならば、人とうまく付き合っていくこともできるでしょう。こうやって自分を律し、他人とうまくやっていけるならば、その人の人生は、おそらく、充実したものになることは目に見えている。EQが高い人が、機嫌よく日々を過ごし、意味ある仕事に熱中し、良質な人間関係を築けるのも、納得ですよね! で、ここでさらに朗報なのは、遺伝的要素の強いIQとは異なり、EQは後天的に獲得できるということ。自分で自分のEQを高めようと努力すれば、その努力に従って高めることができる。換言すれば、誰にでも高いEQを身につけることは可能なんですね。ということは・・・ そう! EQを高めようとすることは、自己啓発的なんです。また自己啓発的である以上、その道は万人に開かれている。その気になりさえすれば、自分の望み通りの出世が得られ、幸福が得られるようになると。 本書『EQ こころの知能指数』が自己啓発本であるというのは、そういう意味なんですね。 で、本書はそんな感じで、志さえあれば誰でもEQは高められるということを述べているわけですが、ダニエル・ゴールマンが最も強調しているのは、EQを子供の教育に反映させるということ。 これは科学的に立証されていることなのだそうですが、EQを高くする可能性を一番秘めているのは、子供時代なんですね。それこそゼロ歳から4歳くらいまでの幼児ですら、EQに差が出てくる。で、その差はどこからくるかというと、幼児期の人間関係、つまりは親の心掛けです。 それは換言すると、親がどういう風に子供を育てるかによって、子供が将来、高いEQを獲得するかどうかを、ほぼ正確に予想することができると。 また学齢期に入った子供も同様で、学校で生じる子供同士のトラブルをどう解決するかによって、EQの高い子供を育てることは可能であると。 そのように考えると、親とか教師なんてのは、まずもってEQとは何か、EQを高めるためにはどういう風にすればいいか、ということを認識していた方がいい。 逆に言うと、今はまだEQという概念そのものがまだ完全に普及していないから、EQの低い子供たちが続々と学校をドロップアウトしている。で、そういうドロップアウトした若者たちが、やたらに銃の乱射事件などを起こしている。 そういう社会の現状を見ると、今後ますますEQ教育が必要とされているのではなかろうかーーというのが、本書の結論でございます。 とまあ、本書のおおよその内容を紹介してきましたが、実際にはEQが高い人はどんな人か、EQが低い人はどんな人か、どういう風にすればEQを高められるかといったことが、具体的な例を挙げて説明されているので、内容はそこそこ高度なんだけど、非常に読み易く書かれている。本書を一読すれば、なるほど、幸福な人生を送れるか否かは、EQに掛かっているよなあ、という気になります。でまた、EQは自分の努力で高められるのだから、努力しなくちゃ、という気にもなる。 その意味で、本書は、自己啓発本として、なかなかの実力を持った本であると、言えるのではないでしょうか。これこれ! ↓EQ こころの知能指数 (講談社+α文庫) [ ダニエル・ゴールマン ]
June 11, 2023
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いやあ、ある程度は覚悟していたとはいえ、衝撃的なニュースが入って参りました。 ワタクシの著書を2冊、出版してくれていた出版社が、社主の引退に伴い、解散するという通知。社主自ら直接お手紙をいただいて、そのことを知りました。 この報せを受けて、まず思ったのは、社主様への感謝。何と言っても、引き受け手の見つからない私の原稿を出版してくれたんですからね! そのことは感謝してもしきれない。 そしてその本が、日本エッセイスト・クラブ賞を受賞することになり、社主様と喜びを分かち合ったちょうど10年前の出来事が、走馬灯のように脳裏に浮かびます。そしてその勢いを借りて、その出版社からもう一冊、著書を出させていただいたことについても、感謝以外のなにものでもない。 で、あれから10年。解散。お疲れ様でした! が! これはワタクシにとっては、著書2冊が同時に絶版になるということでもありまして・・・。 いやあ・・。エッセイスト・クラブ賞の受賞作が、文庫化もされないまま絶版になるのかねえ・・・。それはちょっとあまりにもあまりじゃないかい? 厳しいもんですなあ。 まあ、そうは言っても、それが現実。仕方がない。 とにかく、少しでもいいものを書き続けて、いつか世間に気づいてもらうしかないね。
June 10, 2023
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今日は大学をお休みして、蒲郡の近くにある形原というところで、あじさいツアーをやってきました! ここは愛知県内有数のあじさいの名所でね。 でもその前に腹ごしらえ。 で、グーグル・マップを見ていたら、蒲郡の近くにペルー料理の店「マピ」があるのを発見し、これは珍しいと、今日はそこでペルー・ランチにしようと。 が! 到着してみたら、閉店の貼り紙が! そこで仕方なくプランBに移行し、古民家洋食店的な「デジャブ」に向かうも、なんとラスト・オーダーの時間をわずかに超過してしまっていたという。 かくして、プランC、蒲郡うどんの名店「やおよし」にてうどん・ランチ。まあ、ここも美味しいのでいいですけど、やはりペルー料理、食べて見たかった! さて、お腹が一杯になった我らは、いよいよ形原あじさいの里へ。ちょうど満開といったところで、全山を彩るあじさいを堪能いたしました。帰りに一鉢買っちゃった。 で、今年も美しいあじさいを見られたなあと感慨にふけりつつ、次に我ら夫婦が向かったのは「内田珈琲店」。ここ、去年初めて行って、とても良かったので、今年も連続で。相変わらずコーヒーは美味しいし、合わせるケーキも美味しかった。これこれ! ↓内田珈琲店 しかし、我らの蒲郡探訪はここでは終わらないのね。何しろ蒲郡には、「フジベーカリー」という激渋のパン屋さんがあるのよ。ここでパンをお土産に買わない事には。 そしたら、なんか最近、このお店はテレビ番組で取り上げられたようで、すっかり有名店になってしまっていました。わしら、そんな有名店になる前から知ってたもんね! しかし、フジベーカリーが楽しいのは、実はそれだけではないの。フジベーカリーは「さわだや」という衣料・雑貨店の中に入っているのだけど、この「さわだや」がまたすごいのよ。色々なものが信じられない値段で売っていたりする。今日も家内は、定価7500円の化粧品を199円で買ってましたけど、万事がそんな調子。何があるかはその日次第だけど、とにかく掘り出しものがすごい。 そしてここでのショッピングを堪能した我ら、次に、地元スーパーである「サンヨネ蒲郡店」へ。 最近、ドライブ先の地元スーパーに立ち寄るというのが流行しているワタクシたち。サンヨネも、イオンなどには売っていないような珍しいものが沢山売っていて、面白かった。たとえば総菜コーナーで売っていた「めひかりのから揚げ」とかね。 めひかりというのは、蒲郡近海で獲れる深海魚で、足が速いから地元以外ではあまり売っていない。それのから揚げを売っているわけですから、これはもう買うしかない。で、めひかりのから揚げの他にも今日はこのスーパー・サンヨネで二、三、総菜を買って、自宅に戻ってからの夕食はそれらで簡単に済ませることに。 で、最後に蒲郡の海を見てから帰ろうということになり、竹島の辺りを少し散策して、海を見て、それから自宅に戻りました。 というわけで、今日はあじさいを見て、海を見て、おいしいうどんを食べ、おいしいコーヒーをいただき、地元の食べ物を買って、すっかり楽しんだのでした。今日はめいっぱい遊んだので、明日からまた勉強、がんばるぞ!
June 9, 2023
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ヒャー、今日は3か月ぶりに道場に行ってきました。 五十肩、もとい、6十肩で3月・4月・5月と3か月も連続して道場をお休みしていたワタクシ。このところ少し痛みがひいてきたような気もするので、この辺りで復帰しようかなと。それに少しくらい負荷をかけないと、本当に肩が固まってしまいますからね。 っていうか、実はもう完全に固まっているの。右肩は固着しちゃって、もう全然動かない。 だもので、八光流の技をかけようにも、腕が上がらないので、全然ダメなんですが、それでも多少は無理して動かしているうちに、ちょっとだけ動くようになってきたところもある。 しかし、技がどうのこうのと言うよりも、久しぶりに道場で門下生仲間と顔を合わせたのがうれしかったかな。長い付き合いになってきた人たちですからね。 もう最近は、大学に行っても、同僚の先生方と毎日会って話をするかというと、そうでもないもんね。会議があれば顔を合わせることもあるけれども、普通の曜日だとたまに廊下ですれ違うくらいで、話なんかしないもん。 つまり人間的な接触があまりない。 そこへいくと柔術の道場は、人間的な接触しかないからね。それが柔術だから。 仲間から口々に「ひさしぶりですね!」とか「肩の具合はどうですか?」なんて言われると、やっぱり嬉しいもので。 ということで、柔術の稽古としては、まだ完璧には程遠いですが、これから前のように毎週道場に通って体を動かす中で、少しずつでもリハビリ出来たらなと。まあ、そんな風に思っている今日この頃でございます。
June 8, 2023
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某学会から会員宛てにメールが来たんですが、その内容がまたすごくて。 秋に計画されている支部大会の発表者がいないと。 今のところ、英文学系ゼロ、アメリカ文学系ゼロ、英語学系1で、一人しか研究発表を申し込んだ者がいない。これでは支部大会が開けないので、再度、発表者を募集すると。まあ、そういった内容でした。 もう、終わったな、日本の英米文学/英語学会。 いや、実はこの学会、前に私もシンポジウムのパネリストとして出たことがあったのですが、パネリストが4人いるのに、聴衆が3人しかいないという、すごい学会でしたからね・・・。発表者だけじゃなく、聴衆もいないっていう。 昔は花形の学会だったのに、こんな状況になるとは、思わなかったねえ・・・。 しかし、主催者は焦っているだろうな。それとも、もう観念しているのかな。どうとでもなれと。 こういう状況が続くようなら、学会自体の解散も近いのかもね。
June 7, 2023
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文化庁が京都に移ったというニュースがしばらく前にありましたが、一般に京都というところは文化的な都市だと思われているフシがある。 しかしね、私はそうは思わないんだなあ、個人的に。 例えばね、私の新刊本。東京の公共図書館のうち、すでに28館が収蔵してくれていて、そのほとんどが借り出されている状況。つまり、そういう本が出たんだという情報をいち早くキャッチして興味を抱き、住民が図書館に購入依頼を出した、ということですよね。 東京近辺だと、千葉7館、埼玉7館、神奈川4館、いずれも大半が借り出されている。関東以外だと、愛知10館、大阪7館、やはり大半が借り出されている。 一方、同じ本を京都で調べると、京都の図書館で収蔵してくれたのはわずかに3館のみ。しかもその3館とも借り出されていない状態。 ま、大体いつもそう。京都の人たちって、新しい本とか、そういうのに全く興味を示さないのよ。そういう点で京都に近いのは沖縄と青森です。 とにかく、情報が伝わるのが早く、文化的なことに興味を持つ人が多いという点で、東京は京都を遥かに凌駕しております。 だからね、私は京都に文化庁を置く意味が分からないのね。やっぱりあれは東京に置いておくべきだったのではないかと。 ま、あくまで個人調べに基づく個人的な見解ではありますが。
June 6, 2023
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先日も書きましたが、今時の英語力のない学生であっても、ヘミングウェイの短編の良さはわかる。 ということで、ヘミングウェイの短編を二つ、読んだのですが、さて、この後どうするか、という問題に直面しておりまして。 短くて、英語が優しくて、それでいて内容が深い。この三拍子そろったアメリカの短編は何か? ということで、熟慮の結果、スタインベックの「菊」を読ませることに。まあ、このくらいなら、学生にも読めるだろうと。 で、大学の附属図書館に行ってこの短編(もちろん英語版)を探したら、一冊あったので借り出してみた。 で、内容を再チェックして、まあ、これならいけそうだとの確信を得たのですが、この図書館に入っていた本には、結構、書き込みがある。それも、明らかに日本人のではない書き込みが。 で、どなたか外国人さんがこの本でスタインベックを読み、書き込みをしたんだなと思いながら本を閲していたら、裏表紙にこの本の前の持ち主の名前が書いてあった。 そしたら、それが、30年前に私の同僚であった、外国人教師の名前だったの。なーんだ、これはもともとD先生の本だったのか! ということで、途端にD先生の思い出がよみがえってきたのですが、D先生は先天的に足に障害を抱えていらして、ちょっと歩くのに不都合だったんですね。それでも、だから出不精ということはなく、当時、学生たちと一緒に合宿旅行に行ったりしていた。例えば三重県の神島にも一緒に行った思い出があります。 神島というのは、三島由紀夫の『潮騒』のモデルになった島で、そこに住んでいる人たちの姓がほとんど一つしかなく、それで家の表札には下の名前が書いてあるような田舎。 で、その島に住む子供たちは、まるで昭和初期の子供のように無邪気で、旅行者が来るとつきまとってくる。 そんなところで外国人のD先生が行ったものだから、まあ、現地の子供たちが大はしゃぎして我々一行にたかってきちゃってね。大変でしたよ。でもD先生は少しも嫌がらず、子供たちを優しく接しておられましたっけ。 で、そんな風に数年の間、私とD先生は同僚だったのですが、やがて先生はアメリカに帰られることになった。お目にかかるのはこれが最後という日、先生は私にギターのピックをくれたのですが、そのピックには「Keep on rocking!」と書いてありました。お前、ロック魂を忘れるな、というほどの意味でしょうか。いつまでも若々しく、反逆者であれと。 ところが、アメリカに帰ったD先生には、あまりいいことはありませんでした。体が不自由ということもあって、職に就けなかったんですね。もちろん結婚もできず。それでお姉さんの家に間借りして、酒を飲むようになった。 で、その後数年して、無聊のうちに亡くなってしまったんです。 振り返れば、D先生にとって、人生で一番楽しく充実していたのは、私らなんかと一緒に日本の大学で教えていた頃だったのではないかと。 そんなD先生が、人生最良の時に、日本で読んでいた本の一冊、それが今回私が大学図書館の地下書庫から掘り出してきたこの本だったと。 なんか、そんなことを思うと、鬱屈した女性の切ない思いを描いたこの「菊」という短編も、ますます意味深く思えるようになってきます。 そんなD先生の思いも含め、「菊」を使っていい授業をしないといけませんな。
June 5, 2023
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プレイン・イングリッシュを提唱した『伝わる 短い英語』という本を読んでおります。これこれ! ↓伝わる短い英語 アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア 政府公認 新しい世界基準Plain English [ 浅井 満知子 ] ま、なかなか面白いのですが、最初の方に、アメリカ大統領(もしくはその候補者など)のスピーチを分析したところがあって、それによるとトランプ元大統領のスピーチがいかにシンプルなプレイン・イングリッシュで出来上がっているかを論じた箇所がある。 それによると、トランプ氏のスピーチは、(アメリカの)小学校4年生でもわかると。 これに対してヒラリー・クリントン氏は中学2年生、サンダース氏になると高校1年生くらいの理解力がないと、スピーチの内容が理解できない。 ちなみにスピーチの簡単さでは、G・W・ブッシュも相当なもので、でも、それでもトランプの英語と比べると、まだブッシュの方がちょっと難しい。それほど、トランプのスピーチは、誰でもわかるようになっていたと。 要するに、共和党の、ちょっと〇〇っぽい大統領たちは、スピーチが分かりやすかったということは明らかで、だから彼らの主張はアメリカの〇〇っぽい支持者に広く行き渡ったということになる。逆に、民主党の候補者は、そういう〇〇っぽい民衆を〇〇にしていたので、彼らの反感を食らって、大統領選に負けたと。 ま、そういう政治的なことはともかく、大統領ですらプレイン・イングリッシュを使うのだから、ましてや外国人の英語学習者たるもの、そこに焦点を当てて英語の勉強をすればいいんじゃないの? というのが本書の主張なわけ。 もっともな話でございます。 ところで、私も前々からトランプの英語の分かりやすさはスゴイと思っていて、トランプのツイッターを題材にした英語教材を作りませんかと、某出版社に持ち掛けたことがあります。 そしたらね、けんもほろろに断られました。うちでは人でなしの英語は扱いませんと。 トランプって、日本では人気ないからね! 一方、オバマは人気があったねえ。日本人はインテリに弱いから。 でも日本からみて、オバマの対日政策ってどうなんだろう? 結構高圧的だったように思うのだけど。 たとえば安倍氏との会談で、日本はどうしてアメ車を買わないんだと散々ごねたらしいじゃん? で、安倍氏に、「アメ車メーカーは、日本向けに右ハンドル車を作ろうとしない。だから売れないに決まってんだろ」とあっさり反論されて愚の音も出なかったとか。 そんな高圧的な大統領、なんで日本人は好きなのかねえ? よくわからん。 それはともかく、少なくとも英語学習に関して、トランプ氏を見習うというのは、益のあることだと思います。 っていうか、まさにそれこそ、英語学習の奥の手(トランプ)なのではないかと。
June 4, 2023
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昨日、学会の先輩とランチを共にした際、その先生が怒っていたことがありまして。 その先生がとある文学作品を翻訳された時のこと。出来上がった原稿を、出版社(編集者)に送って、そこで出版してもらえるか、問い合わせをしたそうなのですが、向こうさん、原稿を受け取ったはいいが、うんでもなければすんでもない。 で、何ヵ月も経った後で、ようやく返事が来たと思ったら「ウチでは無理」とのこと。 仕方なく、先生はまた別な出版社に原稿を送ったところ、またもや何ヵ月も待たされた挙句、断られたと。 まあ、そんな風にして結局、すごく長い間待たされて、その時間が非常に無駄だったとご立腹されていたわけ。 それ、わかるんだよね! 私だって、これまでに一体何度、同じような経験をさせられてきたことか。 もちろんね、それぞれの出版社が忙しいことも、編集者が忙しいこともわかります。わかりますよ。だけどね、本を書いている方の側も、忙しいのよ。 でまた、本には旬というものがあってね、ある本の中に書いた話題が、出版にこぎつけるまでの間に古くなってしまうことだってある。 実は私も、今、完成原稿を編集者に送ってあるんですけど、やっぱりうんでもなければすんでもない。 一体、こういう無駄な待ち時間を、私はいつまで耐え続けなければならないのか。私のこれまでの実績をみれば、もういい加減、右から左へと出版してくれたって良さそうなものなのに。 ほんと、頭に来るねぇ・・・。
June 3, 2023
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今日は親しい学会の先輩にお招きいただき、私の同僚とそのご主人(この方も同業者)と八事の某フレンチで、ランチを御馳走になってきました。 アメリカ文学者4人が集まってのこういう私的な会は久しぶりでしたけど、同業ということで遠慮もなく、しかも様々な情報が集まるので、楽しい~。 東京方面で某同業者がやらかしたというアカハラ事件の噂から始まり、先輩教授の最近の御訳業のこと(売れ行きも含め)だとか、今書いていらっしゃる小説のこと、あるいは同僚ご夫妻がこの春に資料収集に行かれたシカゴの話、最近サントリー学芸賞を取られた方のお噂、それぞれの仕事上のこと等々、話題は百出。 ワタクシも今書いている自己啓発本関連の本の話をさせてもらいましたが、やっぱりね、大学の先生方って、自己啓発本なるものへの偏見がものすごく強い! ということを、改めて実感しました。ま、ワタクシも負けずに、自己啓発本の趨勢を知らずして、アメリカ文化を知っているなどと思うことなかれ!と、獅子吼してきましたけどね。 っつーことで、嵐のような雨の中、みんな言いたいことを言って、大いに楽しんだのでした。U先生、御馳走様でした~!!
June 2, 2023
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自己啓発本48冊を独自視点で紹介する本の執筆が続いております。 で、既に40冊ちょいは書き上げたので、あと扱うのは数冊なんですが、この辺から執筆はきつくなってくる。というのは、大物が残っているから。 で、今日は大物の一つ、ヘンリー・デイヴィッド・ソローの『森の生活』について、あれこれ書き進めておりました。 まあ、『森の生活』は、アメリカ版方丈記みたいなものですからね。金儲けや出世といった通常の自己啓発本の目標物ではなく、その逆、世間からドロップアウトして、物質的豊かさよりも精神的豊かさを取る、という方向性の自己啓発本として読める。 ま、それはいいのですが、ポイントはソローの師匠であるエマソンとの対比ね。 エマソンの文章は、文全体の文脈が取りにくい反面、一文一文を箴言として読めばよく分かる。 ソローの文章は、その逆で、一文一文に個性はないけれど、文脈が絶妙で、トータルで読むと、表面的な意味の裏側にもう一つの深い意味が現れるように書かれている。 この対比、これが両者の読みどころではないかと。 だから、同じく自己啓発ライターとして有名な二人ではあるけれど、引用しやすいのは圧倒的にエマソンと言うことになる。エマソンは文章のどこを切り取っても様になりますからね。 一方、ソローの文章は、文脈から切り離すと、あまり意味をなさなくなるので、引用しにくい。だから、後世の自己啓発ライターからはあまり引用されないと。 ま、その辺のことを上手に書ければいいかなと。 そんなことを考えながら、ひたすら執筆ですよ。
June 1, 2023
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