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昨日、母の老人ホーム問題があらかた片付いたので、今日は一人で父の墓参りに行ってきました。先週のお彼岸には行けませんでしたからね。 で、今日は父に頼むことが一杯ありました。10日後に老人ホームに入る母が、無事、施設に馴染めますように、とか。今、ちょっと体調を崩している義兄の具合が良くなりますようにとか。もちろん、私自身の健康や仕事が順調に行きますように、ともお祈りしないといけませんしね。随分、長い間、父の墓と会話をしましたよ。父にしたら、世話が焼けるなあと、向こうでずっこけていたりしてね。 さて、今日は実家で夕飯をご馳走になってから、名古屋に戻ります。家で母の姿を見るのは、今日が最後。大分、色々なことが分からなくなってきた母ですが、まだ私のことは分かるようなので、せいぜい、話しかけて、親孝行してから帰りましょうかね。
September 30, 2023
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いやはや、今日は朝も早よから母を入居させる老人ホームの契約に、姉と二人で行って参りました~! で、契約完了! でも、思った以上に時間がかかりました。私は30分くらいで終わるのかと思っていたのですが、3時間かかった。ハンパなく色々な書類にハンコ押さなきゃいかんのね。ハンコ社会日本の現状を見た思い。現状がこれじゃ、ハンコを無くすなんて無理無理。 あ、それで思い出したけど、老人ホームの契約をするのに、母の住民票が必要なのよ。だけど、母はもう書類を書くのは無理だから、姉が代理を務めるのだけど、区役所に行ったら代理で住民票を取るためには、母の自筆の委任状が必要だと。 いや、だから、母はもうすでに字が書けないのよ。だから代理に姉が行くんじゃないの。 で、一旦、区役所から姉が戻ってきて、どうしよう、母の自筆を偽造するか、なんて話をしていたのですが、そうこうしているうちに、コンビニで住民票が取れるという噂を聞きつけまして。で、やってみたら、簡単に取れました。 えーーー。区役所では母の自筆の委任状が必要だと言われたのに? コンビニでは簡単に取れるの? まあ、便利になったからいいとはいえ、だったら区役所だって、委任状もってこいだなんて意地悪しなければいいのにね。 まあ、それはいいとして。 とにかく、3時間かかって契約をして、来月の10日からもう入れることになりました。 ひゃー、もうあと2週間もないくらいじゃないの。姉の苦労もあとちょっとか。 最近、母はトイレの場所が分からなくなって、部屋のタンスの引き出しをあけ、「ここがトイレかな?」などと恐ろしいことを言うようになったので、自宅での介護もそろそろ限界。姉のストレスも限界に近かったので、とにかく早く決まって良かった! 母がどう思うか、それは分からないけれど、もう母には、考える力がないからね。申し訳ないけれど、面倒を見る側の都合を優先させてもらいましょう。 というわけで、今日は我が家の喫緊の課題が一つ、解決に向けて前進した日となりました。めでたし。
September 29, 2023
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今日、またまた実家に舞い戻ってまいりました。 実は明日、母を入居させる老人ホームの契約があるのよ~。で、姉が一人だと心細いというので、私がいたって別に大した力にはなれないけど、一応、姉の後見役ということで一緒についていくことに。 で、どうせ来たからには、土曜日に名古屋に戻る前に、父のお墓参りにも行こうかな。先週のお彼岸には行けなかったのでね。ちょうどいいや。 さて、そんな感じで実家でのらくらリラックスしていたのですが、そうしたら、またまたすごい話が来ましたよ。 前にちらっと、SNS上の有名サイトから依頼があった、という話を書きましたが、あれが正式な話として、ちゃんとした依頼が来たの。 ご依頼としては、自己啓発関連で座談会をして、それをSNS上の某サイトに連載する、というものなんですけど、びっくりするのは、その座談会のメンバー4人がものすごいということ。私以外の人は、全員、超ベストセラー作家だからね。まじ、この人達にまじってワシが座談なんかやっていいの? って感じ。 でも、こっちも学会で鍛え抜かれたベテランだから、負けるつもりはないけど。しかし、びっくりだわ~。まさに自己啓発関連ライターの頂上決戦。 座談は年内にやる予定だそうですが、今から楽しみですわ~。
September 28, 2023
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ジョン・ウィックものの最新作、『ジョン・ウィック:コンセクエンス』が封切られたということで、私も近々、映画館に行くつもりなのですが、それと同時にお楽しみがもう一つ。 ネット・フリックスで、ジョン・ウィック・シリーズの前日譚として、この映画で重要な役割を果たす「コンチネンタルホテル」にまつわるショート・ドラマ・シリーズが公開されたんです。 で、これは3話構成なのですが、現在の時点で公開されているのは、第1話のみ。で、それを観てしまったというわけ。 面白かった! 殺し屋たちの巣窟というか、その種の犯罪者の憩いの場所として運営されているコンチネンタルホテル。このホテルの中でだけは、決して殺し合いを演じてはならないという不文律があるというね。 で、ジョン・ウィックもここのホテルの常連であったわけですが、映画版ではこの不文律を冒したおかげで、アメリカ中の殺し屋たちから命を狙われる危機にある。 で、このネット・フリックス・ドラマは、そんなコンチネンタルホテルの成り立ちが描かれているわけよ。 で、現在のところ、まだホテルの支配人はウィンストンじゃないの。ウィンストンの前職が勤めている。で、その前職を演じているのが、誰あろうメル・ギブソンだっていうところが、映画ファンとしては痺れるわけ。 で、結局、このネット・フリックス・ドラマは、ウィンストンがこの前職を襲って、ホテルの支配人になるまでを描くのでありましょう。 ということで、『コンセクエンス』も楽しみだし、ネトフリの方も楽しみ。秋の夜長を楽しむには、最高の組み合わせなんじゃないでしょうかね。これこれ! ↓『ザ・コンチネンタル』
September 27, 2023
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今日も今日とて原稿書き。毎日飽きずによく書くね。いや、本当は相当飽きているんだけどね。 で、飽きてもいるし、仕事の都合上必要だし、ということで、今日の午後、散歩がてら近くの書店の古本コーナーに行ってきました。 仕事上必要な本、というのは、実はコーチングの本なの。コーチングってのは、まあ、自己啓発の一種なんですけどね。もともとはスポーツのコーチが、選手に対して、どうしたらより良いパフォーマンスが出せるかを指導するのがコーチングだったんだけど、それが1990年代くらいからビジネスの方面に転じて、ビジネスマンがより良いパフォーマンスが出せるように指導する、そういう指導的な立場の人たちが登場してきた。で、彼らが書く本が、自己啓発本としてのコーチングの本、というわけ。 たとえば、日本で言えば、勝間和代とか、伊藤守とか、苫米地英人とか、本田健とか、本間正人とか、そういう系? 知らんけど。 で、自己啓発本研究者としてそういう方向性というのはもちろん知っていたんだけど、実のところ、そっち方面の本は読んでこなかったの。だってさ、ビジネスマン向けの本なんて、文学者の私にはあまり興味ないんだもん。 でも、仕事の都合上、ちょっとはそっち系にも触れておく必要性が生じたので、ちょっとその辺りの本を古本で買っておこうかなと。興味のない本を新本として定価で買うのは嫌だしね。 で、実際に古本コーナーの書棚を見て行ったんだけど、ないんだ、これが。買うつもりで探すと、ない。 買うつもりがなかった時には、古本屋の100円コーナーにこの種の本がいくらでも転がっていたような気がするけどね! 勝間和代の本なんてちょっと前まで古本屋の店頭に腐るほど置いてあったのに、今は一つもないよ。 ということで、すっかり無駄足になってしまいました。ほんと、これって「古本あるある」だよね。探してない時はある、探している時はない、っていう。 ま、仕方がない。そのうち、図書館にでも行って借りてきますわ。 それにしても一時期は飛ぶ鳥を落とす勢いだった勝間和代さんって、今、どうしているんですかね。最近あんまり見かけないような気がするけど、今もなお活躍しているんですか? まあ、お元気ならいいですけど。【中古】勝間式超コントロール思考 / 勝間和代
September 26, 2023
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今朝がた、6時ごろだったか、ふと目が覚めてしまいまして。 というのは、何となく肌寒かったから。ということで、ゴソゴソと起き出し、毛布を足しちゃった。そうしたら、すっかり温かくなってまた寝ちゃったんですけどね。 いやあ、今年の9月は暑い暑い、真夏のようだなんて言っていたけれども、季節の移り変わりはウソをつかないというのか、やっぱり朝晩は肌寒くなるもんですね。当たり前か。でも、ずっと暑い日が続いているから、もう秋は来ないのかと思っちゃった。 若い頃は夏が終わるのがたまらなく寂しかったけれど、もう、この年齢になると早く秋になって欲しいですわ。食べ物も豊富になり、美味しくなるし。着るものにしたって、もうどこに行くにも半袖ポロというわけにはいかない。何か上に羽織るものが欲しくなる。着るものを足していくのは、それはそれで楽しいものですからね。 今書いている原稿に苦労していて、なかなか終わりが見えないんですけど、多少ともゴールが見えてきたら、一度どこかに旅行にでも行きたいな。
September 25, 2023
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『VIVANT』が終わってしまって、日曜日がとっても寂しいのですが、でも大丈夫! 『VIVANT』のすぐれた代用品をめっけました~! それはアイン・ランドという作家が書いた『水源』という小説。長いよ~。上下二段組で、1000頁以上あるからね。これこれ! ↓【中古】 水源/アイン・ランド(著者),藤森かよこ(訳者) 【中古】afb でもね、これが、まぁ~面白いの。そうそう、小説というのは、かように面白いものだったのね、と思い出させてくれる。 これ、基本的には二人の若き建築家の話でね。一人は守旧派のキーティング、一人はモダン派のローク。キーティングは建築の才能というより人当たりの才能でのしていくし、ロークは人当たりの才能ゼロだけど天才肌。建築というのは、色々な文化領域の中でも世間の人が最も保守的になるものだから、私が今読んでいるあたりではキーティングは飛ぶ鳥を落とす勢いて、ロークはどん底にある。しかし、いずれこれが逆転する時が来るのでございましょう(来なかったら悲しい)。1920年代を背景とするアメリカ小説ですけど、19世紀のイギリスの長編小説、たとえばディケンズとか、そういうのを彷彿とさせるところもある。 通俗小説だから、最終的には勧善懲悪になるのだろうけれども、しかし、だからといってキーティングの造形が月並みというわけではなく、ロークが常にいい子ちゃんというわけでもない。その辺の複雑さも十分に味わえます。 まあ、でも、二人の建築家の争いっていうと、アレだよね、幸田露伴の『五重塔』を思わせるところもあったりして、その辺りを念頭に読むとさらに面白かったりして。 しかし、とにかくね、肝心なことは、この小説が非常に面白いということ。文芸時評なんかやってて、日本の最近の小説のつまらなさにへきえきしている身としては、久々に面白い小説を読んでいるなという実感があります。 ということで、本作は既に絶版のようですが、古本なら入手可だし、図書館という手もある。 私と同様、『VIVANT』ロスに悩む御同輩には、絶賛おススメ、と言っておきましょう。
September 24, 2023
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とあるアメリカの小説を読んでいたら「フランクリン・ストーブ」という言葉が出て来まして。 で、ん? もしや・・・と思って調べて見たら、やっぱりそうでした。これはかのベンジャミン・フランクリンが発明したストーブだったのでした。 昔、住宅の暖房といえば「暖炉」だったわけですよ。でも暖炉は、ただ家の中で薪を燃やすだけだから、煙も出るし非常に効率が悪い。 そこで、ベンジャミン・フランクリンは、暖炉の優れた代用品として薪ストーブを考案した。これがフランクリン・ストーブね。 で、驚くべきことに、このフランクリン・ストーブは、二次燃焼システムを採用していたのよ。つまり現代の最先端の薪ストーブと同じで、一回燃やした排気ガスをもう一度燃焼室に戻してもう一回燃焼させるわけ。だから、暖炉と違って薪が長持ちし、しかも暖炉とは比べ物にならないくらい暖かい。 すごいね。現代でも使われている薪ストーブの原理を、フランクリンは18世紀に確立していたわけだ。 いやはや。フランクリンって、雷が電気であることを発見した人ってだけじゃないのね。 ちなみに、私らの世代だと、フランクリン=雷だと思っている人が多いんだけど、今はそうでもないんですってね。というのも、最近はフランクリンが凧上げして、雷が電気であることを発見した、という百科事典的記述が、割と伏されていることが多いから。 っていうのは、これを大々的に載せちゃうと、マネする奴が出て来るんですって。で、雷の日に凧上げて感電する奴が沢山でる。それが困るので、あまり言わないようになったのだとか。 実際、フランクリン自身もあの実験で死にかけてますからね。いい子は絶対に真似しないように。 ま、とにかく、フランクリンって奴は、マジで万能の天才だったんですな。
September 23, 2023
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昨日、学会の先輩で、日ごろ親しくさせていただいている方(女性)をお招きし、私の家内も一緒に三人でランチを囲んできました。 で、その先生は既に定年を迎えられているのですが、先生から伺ったお話は、私が今後迎えることになる定年後の生活の組み立てに、大いに参考になるところがありましてね。 たとえばね、その先生は、定年でいきなり大学教員としての生活から離れると、生活のリズムが狂ってしまうのではないかと懸念し、数年間、非常勤講師として大学で教鞭を執り続けたというのですが、先生曰く、「あの数年は無駄だった」と。大学を辞めたからといって、別にぼんやりしてしまうこともなく、自分のお仕事をし続けたので、それだったら不必要に非常勤講師を務めることもなかったかなと。 なるほどね! じゃあ、私も定年後はきっぱり教員生活から縁を切ればいいんだ! その代わり、先生はこのところ、喫茶店に頻繁に行くようになったんですって。それは単にお茶を飲みに行くというよりは、本を読みに行くと。 家に居ると、雑事が入り込んできたりして熱中できないので、難しい本を読むときはぶらぶら歩いて喫茶店に行く。で、そこでしばらく読んだ後、またしばらく歩いて別な喫茶店に行き、そこでもまた読む。そんな風に二、三軒の喫茶店をハシゴし、かつ、散歩もしながら、本を読んでしまう。 で、先生曰く、コーヒー代が無駄のように思えるけれど、今はそれを払うぐらいの経済的余裕はあるし、歩くことも含めれば健康にもいいのだから、まあ、そのくらいの贅沢は許されるかなと。 なるほど、そういう定年後の読書法も良さげですね。 あとね、一つ面白かったのは、定年後の肩書なんですが、定年して他人から「何をしているんですか」と問われた場合、「研究しています」というと、けげんな表情をされるんですって。世間は、60台後半くらいの女性が「研究」しているというのが理解できないと。理解できないばかりでなく、「何を偉そうに・・・」みたいな感じにもなると。「キュリー夫人か!」みたいな。 で、そういう時、「翻訳をしています」(実際、その先生は翻訳もされている)というと、すんなり受け入れられるんですって。 ほう! 「研究しています」はダメでも、「翻訳しています」ならいいのか! ふーーん。なんかちょっと、妙なものですが、60台の女性が翻訳をしているのなら、世間は許すのね。 あと、その先生は自ら小説もお書きになるのですが、今はその小説を最後まで仕上げたいと。だけど、仕上げて、どこかの文学賞に応募して、落選したら、自らの存在意義を否定されるような感じになるから、ちょっと怖い、なんてこともおっしゃっておられました。 で、私が、「でも、文学賞なんてたーくさんあるから、一つくらい落とされたって、次、次、と、別な文学賞に応募すればいいんじゃないですか?」と言うと、先生曰く、日本の文学賞の多くは短編作品用であると。 で、短編は、ある意味、簡単だ、というのですね。つまり、素人でも短編なら書ける。で、素人の書いた短編が、偶然、優れたものになる可能性はあると。 だから、ぽっと出の人が短編を書いて名のある文学賞を取ることはある。でも、長編小説を書ける人となると、これはぽっと出の人には無理なので、自分としてはそちらで勝負したいと。 ふうむ! なるほどね! 確かにそういうところはありますな。 いやはや、先生とお話ししたことで、色々と蒙を啓かれるところがありました。 ということで、昨日は短い時間でしたけど、非常に興味深いお話を伺うことができて、楽しくも啓発的な時間を過すことができたのでした。先生に感謝!!
September 22, 2023
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先日、実家に戻っていた際、机の中の整理をしていたら、何やら書類が出て来まして。よく見ると、父が亡くなった時、父の携帯電話の解約をした時の書類でした。 あー。これね。 大昔、携帯電話が普及し始めた時、よく繁華街で携帯電話の本体を無料で配っていたこと、ありましたよね? あれが父にとっては非常に不思議だったようで、よく「今日、街で携帯電話を配っていて、タダだというのだけど、あれはなんだ? あんなに高いものをタダでもらってもいいのか?」とよく言っておりました。で、本体自体はタダで配っても、電話会社としたら通信料で儲けるのだから、いいのだよ、と説明しても、なかなか理解不能だったようで。 で、そんな時代から随分経って、ようやく父も自分の携帯電話を持つようになった。例のガラケー時代の、文字の大きな高年齢者向けのヤツね。 だけど、あれも実際に使ってみると、後期高齢者にとっては使いづらいもので、私でさえ、父に使い方を教えながら、「これ、どうするんだ?」と迷うことが多かった。で、結局、父も随分頑張って活用しようとはしていましたが、結局、使いこなすところまではいかなかったかな。 だって、せっかく父と母にひとつずつ携帯電話を持たせたのに、二人とも外出時に家に置いて来ちゃうんだもの! 多分、父も母も、携帯電話のことを、家デンの子機くらいに思っていて、外出する時に持ち歩くようなものだとは思っていなかったのではないかと。 で、それでも父からは何回か、私のケータイにたどたどしいメールが届いたこともありましたっけ。父は向上心のある勉強家でしたからね。 というわけで、あまり使われないまま、父が亡くなった時に解約したのでした。解約手続きはやけに面倒臭かったけどね。 で、私の手元に残っていたのは、その苦労した解約時の書類だったと。 あー、でも、これを見ると、そういった一連のことが思い出されますなあ。特に、街で配っているガラケーを、もらっていいものか、もらうと大変な詐欺に巻き込まれるのか、悩んでいた可愛い父のことが思い出されます。 アレだね、何かができない、ということも、近親者から見れば、ステキなキャラなのかもね。親が子供を思う時だって、「うちの子は何でもできる」というのもありだけど、「うちの子は何にもできない」というのも、それはそれで「だから、ステキな子だ」という結論になるのかもね。
September 21, 2023
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ルノー・キャプチャーの車検整備が終わったので、今日は出勤途中にディーラーによって、クルマを引き取ってきました。これで一週間乗った代車ともお別れ。 で、久々の日本車からルノーに乗り換えると、うーん、やはりこっちの方がいい! 何がいいって、やっぱり直進性かなあ。日本車の大衆車は直進性がイマイチだからね・・・。 クルマの基本って、直進性よ。これがビシッと決まってなかったら、ドライビング・プレジャーなんてない。なのに、代車でもらったクルマは、まっすぐ走らないからね。 もう、ちょっとした道路の凸凹に反応して、右へ左へフラフラ。年がら年中、修正舵を切らないと真っすぐ行かないんだもん。観察していると、無意識の内に細かくハンドルを切っているものだから、腕の筋肉がぴくぴく動いている。これは疲れる。 そこへ行くとフランス車は、とりあえずなんもしなくても、真っすぐ進む分にはクルマに任せておけばいいから、楽よ~。 っつーことで、1週間ぶりにルノーに乗って、やっぱこれだよなと思ったことでありました。
September 20, 2023
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今日のことではなく、昨日のことなんですが、昨日、ちょっと野暮用がありまして、祝日にもかかわらず、大学に行ったんです。 で、自分の研究室がある研究棟に入ろうとしたのですが、なぜか入口の自動ドアが開かないというね。 いや、祝日なので、入口にロックが掛かっているのはいつものことなんですが、いつもであれば、大学の身分証をピッとかざせば開く仕組みになっているのよ。ところが、いくら身分証をかざしてもドアが反応しないの。 ひゃー、どゆこと? で、あたりを見回すと、何やら業者さんのバンがあって、業者さんが何人か相談している。 で、ひょっとして、と思ってその業者さんの所へ行き、「研究棟の自動ドアが開かないんですけど、何か工事とかされてます?」と尋ねてみた。 すると、案の定、今日は電気工事があって、全館、停電にしてあるとのこと。 で、あちゃー、知らずに来てしまったけど、中に入れないのはまずい。どうしよう?! で、ダメ元で工事の人に、チラッとでも入れるようにしてもらえませんよね? と尋ねてみた。すると・・・ 「いや、ドアなら手で開きますよ」だって! え? 自動ドアって、停電の時、手で開けられるの?? で、実際やってみたら、開きました。 ひゃー! しかし、先入観っていうのはスゴイものですな。私は、身分証が反応しないことをもって、その時点ですっかり諦め、ドアを手で開けてみるという行動をとらなかった。もう端から自動ドアは人間の手では開けられない(に違いない)という先入観に囚われてしまっていたわけね。 まあ、こういうことっていうのは、色々な場面であるのでしょうな。 とにかく、昨日は自動ドアに「先入観はいかんよ」と教えられましたよ。
September 19, 2023
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現在、一生懸命原稿書きに勤しんでいるんですけど、その際、役に立つのが ChatGPTね。 たとえば、歴史的な事実関係についてうろ覚えだったり自信がない時なんか、手っ取り早くChatGPTに尋ねるわけ。すると、とりあえず典拠つきで回答してくれるし、ChatGPTの方で自信がない時は正直にそのように伝えて来るので、まあ、便利なもんですわ。自分の隣に、常時、司書がいるようなものだもの。 で、そんな感じでChatGPTにものを尋ねているうち、アレ? なんだか、こういうの、どこかで聞いたことがあるな、と思い始めまして。 で、気が付いたのが『白雪姫』ね。あの話で、悪い継母が鏡に尋ねる「鏡よ鏡」っていう奴。 あれはさあ・・・ChatGPTでしょ。あの鏡が、つまりはChatGPTだったんだよ。 要するに、これだけ時間がかかって、ようやく時代が『白雪姫』に追いついたと。 逆に、『白雪姫』は時代を先どっていたわけだよね! 感心してしまった。 ま、別にオチはないんだけど、そういうお話。
September 18, 2023
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ああ~! 『VIVANT』観た~! 超面白かった~! すごい大団円だった~! 期待通りの、いや、期待以上の終わり方だった~! しかし、もう来週から、日曜の夜のお愉しみが無くなってしまう~! 考察するものが無くなってしまう~! 『VIVANT』ロスだ~!! それから、考察についてだが~! 薫さんが「ハニートラップ」だって考察していた人たち~! 薫さんに謝れ~! ついでに、小日向さんが何か悪いことをしていたと思っていた人も、こひさんに謝れ~!
September 17, 2023
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母が入居する老人ホームを探すために帰省しているわけですが、今日も一件だけ、見学させてもらいました。 いやね、実は今日の分は予定に入っていなかったのよ。だけど、さすがに一日で母の終の棲家(になる可能性の高い場所)を決めてしまうのというのが気が引けて、可能な限り、探してみるかなと。 ということで、今日は自宅のある駅から一駅電車に乗った、お隣の駅の近くにあるホームを見学。 そうしたら・・・ ここがね、良かったのよ! 何がいいって、施設の雰囲気が明るい。それは建物の物理的な位置も関係があって、ちょっと高台にある建物で、周辺にビルがないので、太陽さんさん、部屋からの眺めもいい。晴れた日には富士山が見えるというし。 で、廊下の広さとか、床の色とか、そういう色々な要素からして、なんとなく明るい家っていう感じがする。でもそれって、結構重要じゃない? 暗い家で暮らすより、なんか明るい家に暮らしたいじゃないですか、余生を過ごすとなれば。 あとね、スタッフが全員、日本人っていうのもいい。他の老人ホームの中には、スタッフのほとんどが外国人の研修員というところもありますからね。いや、研修員だから悪いと言いたいのではないですが、やはり、日本人スタッフだと母だって安心かなと。しかも、このホームは、数人の入居者に一人、専門の担当さんがついて、この人が受け持った入居者の様子に目を光らせていてくれるというのも、かなりポイントが高い。 というわけで、昨日までは別なホームが本命だったのですが、今日、新規に見たところがあまりに良かったので、大分心が動きました。 ということで、今日は姉が見学に参加できなかったのですが、来週、一度姉にも見てもらって、姉が良ければ、ここに決定しようかなと。 そういう意味では、名古屋に戻る前にぎりぎりもう一軒、見学しておいて良かった。老人ホームの決定も、お見合いと同じで、沢山見れば見るほど迷うというところはありますが、ある程度、沢山見ておくと、それぞれのホームの長所・短所が見えてくるところはある。 最後の親孝行で、母がなるべく明るくて過ごしやすいホームに入れるようにできればいいな。
September 16, 2023
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今日は母を入れる(かも知れない)老人ホームを選ぶため、4つほどホームを見学してきました。 その老人ホームというのは、特養ではなく、ケア付き有料老人ホームという奴。 特養というのは、要介護3以上でないと入れないし、しかも要介護3になったからすぐに入れるものではない。何年も空くのを待っているなんていう話もよく聞きます。 が、有料老人ホームの方は、そこまでの込み具合ではなく、今日見た4つも、いつでも入れる状態でした。もちろんそれなりに費用は掛かりますが。実際、今日見たところでも、2週間以内くらいに申し込めば、10月末には入れるとのこと。 ふうむ、そうなのか! 私はまた、今申し込んで、実際に入れるのは半年先とか1年先とか、そういう話になってくるのかと思っておりました。そうではないのね。 で、施設の担当者の方に色々お話を伺ってきましたが、やはり最初から老人ホームに入りたいと言って入ってくる人は少ないとのこと。そうではなくて、介護している家族の者が限界を迎えて、仕方なく無理やり親を入れちゃうというケースが多いと。 だから、入所した当初は「帰りたい」と騒ぐ人も少なくないのだとか。 そういうこともあって、入所させてすぐに家族が会いに行くというのはあまり良くないんですってね。どんなに嫌がる人でも、数か月もすればある程度は新しい環境に慣れるので、そうなるまではむしろ会いに行かない方がいいと。 なるほどね。 うちの場合も、まだ母当人には老人ホームの話は一切してなくて(したら絶対行きたくないというでしょうから)、だまし討ち的に入れちゃうことになると思いますが、それでいいのだと、老人ホームの担当者の方に言ってもらって、ちょっと気が楽になりました。 母には申し訳ないけど、介護している姉はもう限界に近いですのでね。これ以上、自宅介護したら、姉が倒れてしまう。食事の世話だけだったらいくらでもなんとかなるのですが、今は排泄の方がかなり怪しくなっていて、そうなると姉は24時間、常時見張ってないといけないことになる。それは、もう、無理。 ということで、とりあえず数日中に、今日見た何件かの老人ホームのどれかに決めようかなと。 どれも実家から歩ける距離だし、お見舞いに行くのも楽。とりあえずそこに入れて、母が慣れたら、頻繁にお見舞いに行くという感じにしようかなと思っております。 まあ、でも、その辺まで腹が決まったので、私も帰省した甲斐がありました。
September 15, 2023
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今日から実家に戻っております。 今回の帰省は、他でもない、母の老人ホーム探し。 今日は大丈夫でしたが、母は最近、段々記憶やら何やらが色々ごちゃごちゃになってきて、私が息子であることも時々忘れてしまうようになりまして。 前回帰省した時も、母はしばらく私と話をして、そのあと、私が二階の自室に引き上げた後、姉に「今の人はだあれ? 感じのいい人だったわね」などと言っていたとのこと。まあ、「感じのいい人」と言ってもらったのが、せめてもの救いですが。 ということで、そろそろ自宅での介護も限界かなというところで、老人ホーム探しに取り掛かろうと、まあ、そういうところでございます。 まだ自分の足で動けるので、要介護3にはならず、特養ホームには入れそうもありませんが、介護付き老人ホームみたいなところにとりあえず入れてみて、って感じですかね。 私より一足先に母親を老人ホームに入れた友人は、「結局、親を老人ホームに入れるって、姥捨て山なんだよな・・」と言っておりましたが、しかし、このままだと母と姉の両方が共倒れになりそうなのでね。せめて姉を救わないと。 ま、どうなるかわかりませんが、とりあえず明日、3つくらい見学させていただいて、考える材料にしようかな。
September 14, 2023
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昨日、愛車を車検に出したので、ディーラーで代車をもらったのですが、ヘッドライトも曇りまくっていましたから、それなりの低年式なんだと思いますが、これがまた箸にも棒にもかからないクルマでね・・・。 5ナンバーサイズで、しかも7人乗れるというのが売りのクルマなんですが、私の場合、一人で乗るだけだから、何人乗れるかというのはほとんど意味がない。そうなると、5ナンバーなのに無駄にでかい感が出ちゃうわけよ。 で、走ってみても、日本車特有のドンガラで、大八車にエンジンが付いたっていう感じの乗り味。一応、ハンドルはついているけど、ドライバーの意志通りには直進しないので、急流をいかだで下っているような感じがする。ある程度はコントロールしているけど、ある程度は運任せ、みたいな。 ほんとに、単なる移動手段で、ドライブする喜びなんてどこにもないねえ。早くキャプチャーに戻ってきてほしいものですわ。 さて、昨日からゼミ生の卒論指導をちょっとやっておりまして、前期末に提出させた卒論・序章の添削をしていたのですが、まあ、そろそろこの仕事が始まったなあ、という感じ。これが12月くらいになると、添削の腕もさえて、ちぎっては投げ、ちぎっては投げ、となるのですが、まだそこまでの調子が上がらない。 で、ウンウン言いながら、自分のためにはならない仕事をしていたのですが、そんな私を天が憐れんでくれたのか、またまたいい話が飛び込んできました。 いやね、ネット上のある有名な媒体から取材の申し込みよ。 いや~、ついに来たか。このメディア、前から出たかったのよね~。 っつーことで、まだ具体的な話は分からないですけど、こういう話が出て来ると、おのずとやる気も出て来るもの。さっさと添削を片付けて、こちらの仕事に精を出したいものでございます。
September 13, 2023
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今日は愛車キャプチャーの車検で、ディーラーに行ってきました。今回で3回目の車検。つまり7年目。 私がクルマ好きなのは職場でも知られているので、車検3回通したというと結構驚かれるのだけど、いや、別に私はやたらに愛車を買い替える感じのクルマ好きじゃないからね。過去、ホンダのビガーとか、プジョー306とか、3回車検を通したクルマはいくつかありますわ。 でも、ま、そうは言っても、7年で9万キロ走っちゃったからね。次の車検は・・・多分、ないかな。 いや、あるか。今のところ、キャプチャーに不満はないからな。 ただ、そろそろね。私も還暦を越したことだし、そろそろ、追突防止などの安全装置とか、追従型のクルコンとか、そういう装備のしっかりついたクルマに変えていかないといかんお年頃かなと。 となると、スバルのクロストレックとか、そのあたりの国産車も候補に入ってきたりして。スバルはアイサイトがあるからな。燃費は悪そうだけど。 まあ、次の車検までの2年間、じっくり次の愛車候補を考えますわ。それはそれで楽しみだしね!
September 12, 2023
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今日、同僚の一人から電話がかかってきて、急ぎの用事を依頼されまして。 で、必要に迫られて、何人かの同僚に連絡をとったところ、一人は今、ブラジルに居て、ポルトガル経由で月末に日本に戻ると。 別な一人は、今、ドイツのフライブルクにいて、これから日本に帰国の途につくと。 別な一人は、明日から学生を引率して韓国行きだと。 何それ? みんな日本にいないの? 日本にいるのワシだけかい? なんだよ、なんだよ。 なんか、暑かったり雨が降ったり、天候不順の日本にいて、しこしこ原稿書いているのが馬鹿らしくなってきた。 まあいいよ。今のうちにたんまり仕事して、成果だして、年度末にハワイに行ったるわい。アリとキリギリスのアリ作戦だ。
September 11, 2023
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今日も朝から原稿書き。楽しみと言ったら、『ヴィヴァン』を見ることしかない。今日も面白かった~! ところで、昨日、原稿書きの合間に、散歩がてら近くのスーパーまで買い物をしに行ったのですが、その際、中学生と思しき数人とすれ違いまして。 で、彼らが仲間内で楽し気に話をしている、その話を聞くともなく聞いていたら、なんと彼らは『ヴィヴァン』の話をしていたと。 「ベキは結局、いい人なんでしょ?」とか、「ほら、あの喋れない人、なんて言ったっけ?」「あー、ジャミーンのこと?」「いや、それは女の子だろ。そうじゃなくて、ええと・・・」「ドラムのこと?」などなど、何だか楽しそうに話をしておりましたわ。 今や中坊にも人気なんですな。っていうことは、もう「国民的テレビ」ってことじゃん。 今日は、私も、あの中坊たちと一緒に、息を詰めて『ヴィヴァン』に見入っていた、ということですかね。
September 11, 2023
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今日も今日とて原稿書き。 今日の作業は、主として、自分で書いた「です・ます調」の原稿を、「だ・である調」に直すというものだったのだけど、これがね、また何とも面倒臭いもので。 結局、「です・ます調」で書いたものと「だ・である調」では、微妙にリズムが異なるのよね。だから、文末だけ機械的に「だ・である調」に変えても、なんか変な感じがしちゃうわけ。 となると、元の文章の結構やら、句読点の位置までも変えざるを得ず、そうなるとそれは全面改稿じゃん。 めんどくさ! 他人の文章を書き換えるならアレだけど、自分で書いた文章だと、オリジナルを書いた時の苦労ってのが記憶に残っているからねえ。それをいちいち、細かく変えていくってのは、めちゃくちゃめんどくさい。 はあ~。でもね、やらなきゃ進まないからねえ。 まあ、今日も明日も明後日も、同じような作業が延々続くことになりそうですけど、先が思いやられる。 あ~、どこか旅に出たい。タクシーの運転手さん! 海まで。
September 9, 2023
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今日も一日、原稿書き。 今日書いていたのは、自己啓発思想におけるエマニュエル・スウェーデンボルグの影響と、その影響を受けたと思しきベンジャミン・フランクリンの活躍という項。 ところで、この二人って、同時代人なんだけど、私はどこかでこの二人が接近遭遇したことがある、という話を読んだ記憶がありまして。 それは、イギリスでスウェーデンボルグの説が異端だという話になって裁判沙汰になった時、たまたまイギリスに居たフランクリンが、意見を求められ、それに対してフランクリンが「異端だと思う」と答えた、という話。正確にそうだったかどうか記憶があいまいなんですけど、確かそんなことだったような・・・ ところが、どこでその話を読んだのか、忘れちゃったのよ。で、今日は散々、それを探していたのだけど、なかなか見つからない。 で、絶望した挙句、ふと思いついてAIに回答させようと思ったわけ。 で、AIに「スウェーデンボルグとフランクリンって、会ったことあるんだっけ?」と尋ねてみた。すると・・・ 「同時代人ではあるけれど、会ったことはないだろう」という回答が瞬時に。あ、そう・・・。 じゃあ、あれか。いつも通り、私が勘違いしているのか、誰かと誰かを間違えているのか・・・。 ということで、一応、この問題には解決がついた・・・のかな? まあ、とりあえずはそういうことにしておきましょう。 それにしても、アレだね。AIって、こういう時にも使えるんだね。今後、この手の使い方をもっと多用してみようかな。
September 8, 2023
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平山瑞穂さんが書いた『エンタメ小説家の失敗学』という本を読みました。 平山さんは、『ラス・マンチャス通信』という小説で日本ファンタジーノベル大賞を獲った方。ですから、ある意味、新人作家としては順風満帆なスタートを切ったと言ってもいい。実際、その後も平山さんは順調に作品を書き続け、映画化されたものも含め、いまでは長編だけで20作以上あるような、実績のある作家さんです。 ところが。今や平山さんは、自分の名前では小説を出してもらえない状況に立ち至り、無名記事の執筆やゴーストライターとして辛うじて糊口をしのいでいる始末であると。 では、一体どうしてそのような仕儀になったのか。本書はいわば作家版『俺みたいになるな』です。 で、この本を読んで、私、震撼しました。作家として食っていくというのは、それほどまでに厳しいのかと。 だって、平山さんに作家としての才能がないかというと、そんなことないんだもの。ファンタジーノベル大賞を獲ったことからしてそうですけど、作家に必要とされる才能は十分以上にお持ちの方。筋書きだってすぐに思いつくし、そのアイディアからプロット起こしをして、それを小説に仕立てるなんてお茶の子なのよ。しかも、完成した作品は、ちゃんとしたものであって、今、世間で売れまくっている作家の作品と比べて、何ら劣るわけではない。 なのに、平山さんの小説はまったく売れず、売れないから出版社のブラックリストに載り、作品を出してもらえない状態になっていると。 じゃあ、何故そうなのかというと、結局、平山さんはいつでも何らかのボタンの掛け違いをするのね。 純文学を志したし、才能もそちら向きなのに、つい辛抱できずにエンタメ業界に足を踏み入れてしまい、結果、エンタメ業界の掟というか、エンタメ読者の好みにどうもうまくはまらず、売れなかったとか。 あるいは、出版社との付き合い方がイマイチ下手で、もうちょっと我慢すれば有名出版社から小説を出せたのに、編集者とのちょっとした行き違いで、そこから自分の作品を引き上げ、他社から出すことにして、それがきっかけで売れなかった、とか。 編集者のアドバイスをやすやすと受け入れてしまい、自分の作風を殺してしまったがゆえに売れなかったとか。 これに懲りて、編集者のアドバイスを断って自分を通してしまったら、それゆえに売れなかった、とか。 編集者の共感はばっちりもらって、今度こそと思って小説を出したら、読者の共感を得られなかった、とか。 読者の共感を得ようと、会社などによくいる痛い社員を馬鹿にするような書き方をしたら、読者はむしろ、平山さんが馬鹿にしたダメ社員に共感して、それを馬鹿にするような書き方をした平山さんのことを嫌うようになり、売れなかったとか。 その他、小説のタイトルがまずくて売れなかったこともあり、文庫化した時の表紙デザインが悪くて売れなかったこともあり。さらには、本に巻いた帯の惹句がまずくて売れなかったこともあり。 まあとにかく、良かれと思ってしたこと、より良い方向に向かおうと思って努力したことが、ことごとく裏目に出るという。こんな裏目人生ってあるんだろうかと思うくらい、裏目に出るのよ。 もう、平山さんが気の毒で、気の毒で。 と、同時に、これを読んで反省することしきりですわ。 私もね、これだけいい本をこれだけ書いて、何でもう少し売れないのかなと思うことが無くはないんですが、平山さんの御経験を読んだら、もう、売れないことなんて当たり前なんだと分かりました。しかも、私は平山さんのように、筆一本で生活しようとしているわけではないですからね。自分なんて、平山さんに比べたら幸せだ。 まあ、平山さんのこの本は大いに売れているようですから、それは良かった。そしてこの本を機に、平山さんがまた自分の名前で小説が出せるようになったらいいな。 とにかく、小説を書いて、しかも売れるということが、いかに大変なことであるかがよく分かる、大変面白い本です。教授のおすすめ!です。これこれ! ↓エンタメ小説家の失敗学 「売れなければ終わり」の修羅の道 (光文社新書) [ 平山瑞穂 ]
September 7, 2023
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先日、『カラー・オブ・ハート』という映画の話を書きましたが、あれ、結局観ちゃったんですよね。アマプラで。まあ、400円のレンタルでしたが。 で、映画自体は1998年の作品で、この中で主人公たちは1958年の白黒テレビドラマ『Pleasantville』の物語世界の中に入り込んでしまうという設定になっている。つまり、40年前の世界にタイムスリップするわけね。 だからこの映画のキモは、1958年と1998年の間のアメリカ社会のモラルの変化を面白おかしく描くというところにあるわけ。 で、40年前のアメリカでは、子供が親に逆らうなんてことはありえないと。それから性的なことに関しても非常に奥手であったと。それは、子供だけでなく大人にとってもそう、という意味ですが。で、その辺については、未来からやってきた二人のうち、特にそういうことに積極的なジェニファーが色々教えてあげる、という話になっていく。 あと、プレザントヴィルという町の図書館には、一応本は詰まっているけど、中身は全部白紙。だけど、タイムスリップした二人の若者のうち、特に本好きのデイヴィッドが小説の内容を語ると、白紙の本が本物の本に変わるわけ。 で、その時にデイヴィッドが教える小説というのが、『ハックルベリー・フィンの冒険』と『ライ麦畑でつかまえて』なんですな(その後、『白鯨』と『チャタレー夫人の恋人』のこともチラッと出て来る)。 だけど、その後、町の保守的な人たちの反撃の中で、図書館の本は焚書されてしまう。 とまあ、そういう面白い話が続くのですが、私としては、この映画の中に『ライ麦畑でつかまえて』が登場するところが、とても面白いところだったんですわ。実際、『ライ麦』は、ある時期のアメリカで、焚書されたことがありますからね。 要するに、1950年代のアメリカでは、『ライ麦』は非常に性的なほのめかしに満ちた本だと思われていたことの傍証になるわけですよ、この映画は。実際には全然性的なところのないこの小説が、それでも当時の大人たちからすればそういうものに見えたというところが、私には非常に面白い。 なんでそういう風に見えたのかといえば、多分、この小説のペーパーバック版の表紙絵のせいだと思うんですよね。中身を読んだらそうじゃないというのが分かるはずなのだから。中身じゃなくて、表紙を見て、子供に読ませたくない本だと、当時の大人たちは判断したに違いない。 その辺について、今度、インタビューを受けることになりそうなので、いい材料ができました。 っつーわけで、400円払ってもこの映画を観た甲斐はあったかな。
September 6, 2023
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PHP研究所が出している経済誌『The 21』の最新号(10月号)が明日、6日に発売になりますが、私のインタビュー記事が出ております。私は出版社の方から見本誌をもらったので、既に確認済み。 これ、6月の終りに取材を受けた奴が、今号にようやく出た、ということなんですけど、経済誌にインタビューが出るというのも、文学者としては妙なもので、しかし、いい経験になりました。 でも、どうなんですかね、こういう経済誌を買う人は、自己啓発本に興味ありますかね。いや、あるか。文学には興味なくても、自己啓発本はあるか。いや、リアリティを重んじる経済畑の人は、自己啓発本のファンタジーは嫌いか? わからんね。 しかし、まあ、それは、この記事が出たことで、拙著の売上がアップするかどうかですぐにわかることですけどね。 まあ、あまり期待し過ぎないようにしつつ、やっぱり期待しちゃいましょうかね!これこれ! ↓THE 21 (ザ ニジュウイチ) 2023年 10月号 [雑誌]
September 5, 2023
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今日も一日、書き物仕事。 今書いているのは・・・書き直しの原稿なの。前に一度書き上げて、出版社との契約も半ば終わり、そのまま入稿されるのかと思っていたのですが、これがね、ちょっと編集部の方から改稿要請がありまして。 で、その要請を見ると、結構大幅な書き直しが必要になるので、ちょいとガッカリしちまいましてね。それでしばらくその仕事から離れていたの。 でも、このまま放置すると契約違反みたいになっちゃうし、文芸時評の仕事も終わり、もう一冊の本もおおよそ書き終わったので、そろそろ改稿に取り組むかなと。 でも、実際に改稿に取り掛かって見ると、それはそれで仕事としては面白い。っていうか、面白くなってきたので、今のところ無我夢中で書きまくっている次第。 とはいえ、大がかりな改稿なので、9月一杯では終わらないかな・・・。 プラス、2月頭までに書かなくてはならない別な論文もあるので、そちらの仕入れも同時並行でやらないといけない。暑さもまだまだですが、仕事の方もまだまだ熱いです。
September 4, 2023
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今日も読書と物書きの一日。 ただし、週末のお愉しみと言えば、『VIVANT』ですかね。もうすっかりヴィヴァンタリアンになってしまったワタクシと家内は、9時5分前にはテレビの前に集合してワクワク。今週も目が離せない展開でした。 それにしても、アレですかね。こういうテレビ・ドラマは、我々のような年配の人間しか見ていないのかね? 大学生とかは見てないのか?? 見れば面白いのに。 テレビという文化も、我々世代と共に滅びるんでしょうかね・・・。
September 3, 2023
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今、すごく面白い本を読んでいるのですが、その中に映画の話がよく出てくる。 で、今日、読んでいた箇所に『カラー・オブ・ハート』という映画の話が出てきたのですが、これ、あらすじを読むだけで面白そうだなと。 現代の若者が、1950年代の白黒テレビドラマの中に入り込んでしまうという話らしいのですが、そのテレビドラマというのが、50年代アメリカの順応主義の象徴になっていると。 つまり、町の中に悪いことは一つも起こらないという設定のファミリードラマらしいのですが、その町では、大事件といえば、猫が木に登ってしまって降りられなくなってしまったので、消防隊が出動するとか、その程度らしい。すべてが予定調和で、みんながニコニコしている。 ところが、そこに現代の若者(兄妹)が入りこんでしまったから大騒ぎ。 で、この兄妹と町の人たちが何らかの形で接し、その結果、順応主義を脱した人は、白黒ではなく、カラーになれると。だから、白黒テレビ番組の登場人物が、一人、また一人と、カラーになっていくんですな。 だけど、町の人たちからすれば、それは平和な町を荒らすようなことですから、色付きになってしまった住民を排除しようとする。「カラード(色付き人間)はお断り」などというお店も出てくる。 これが面白い! 「カラードお断り」とは、アメリカの宿痾である人種差別の歴史の中で出てくる用語みたいなものですからね。それをこういう形で使うとは、洒落が効いているというか。 とにかく、面白そうな映画。実際に見てみたいな! これこれ! ↓カラー・オブ・ハート【Blu-ray】 [ トビー・マグワイア ]
September 3, 2023
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マイケル・マーフィーが書いた『王国のゴルフ』(原題:Golf in the Kingdom, 1972)という奇書を読みましたので、心覚えをつけておきましょう。 マイケル・マーフィーというのは、1960年代のカリフォルニア、ビッグ・サーというところに「エサレン研究所」というのを作った二人組の片割れでありまして、この時代のアメリカの意識変容実験に携わった人。と言っても、この人自身は何か特別な思想とか専門を持った人ではなく、あくまでも穏やかな裏方プロデューサーに徹した人。何せ一日に8時間くらい瞑想する人なので、そんなに強力に何か一つのことを推進できる人ではないんです。 もっとも、そういう穏やかな性格の人格者だからこそ、エサレン研究所のクセ強ぞろいの講師たちを何とかまとめていくことが出来たんでしょうけどね。 ところが、そんな仙人みたいなマーフィーは、ゴルフだけはすごく好きだったんです。この人は若い頃(1956年)、インドの宗教家オーロビンド・ゴーシュの思想にやられ、インドにある彼のアーシュラム(=共同修行所:当時は既にオーロビンドは亡くなっていて、後継者の「マザー」ことミラ・リチャードが運営していた)に1年半くらい修行に行っちゃったことがあるのですが、その際にもわざわざ寄り道してスコットランドに行き、かの有名な世界最古のゴルフの聖地、セントアンドリューズのオールド・コースでゴルフをしてからインドに向かったくらいのものですから、どれほど彼がゴルフに打ち込んでいたかが分かるというもの。 で、その後彼は、セントアンドリューズでゴルフをした経験を元に、本を書くのですが、それが本書『王国のゴルフ』でありまして、これは小説なのか、思想書なのか、よく分からない奇書となっていると。 それでは、その奇書とはどんなものかと申しますと、これはマイケルがセントアンドリューズ(作中では「バーニングブッシュ」という名前に変えられている)でゴルフをした、その一日だけの経験を綴ったもの。で、彼は旅行中のゲストとしてゴルフをさせてもらうことになるのですが、その際、シーヴァス・アイアンズというクラブ所属のプロと一緒にコースを回ることになるんですな。 で、このシーヴァス・アイアンズという人が非常に印象的な人だったと。 手取り足取り指導するというアレじゃないのですが、プレー中にほんの一言、アドバイスするだけでマイケルのプレーを劇的に変えてしまうとか、あるいはスコアをつける上でささいなずるをしそうになったマイケルを穏やかにたしなめて、神聖なゴルフ・コース上でのマナーを指導をするとか、とにかくマイケルのゴルフに対する姿勢や概念をガラッと変えてしまうわけ。で、最初はめちゃめちゃだったマイケルのスコアも、後半はシーヴァスに引けを取らないほどのものになるんですな。 で、プレーを終えた後、何故かシーヴァスに気に入られたマイケルは、その日は彼と一緒に彼の友人の家で酒盛りをすることになる。そして友人宅でシーヴァスの友人たちに紹介されながら、楽しいひと時を過ごすと。 しかし、そこはやはりシーヴァスの友人たちのこと、それぞれゴルフには一家言ある人たちばかりで、そこでゴルフ談義になるんですな。で、マイケルは、ゴルフについてこれほど真剣に議論し合う人たちがいるということにビックリすると同時に、シーヴァスのゴルフ観の片りんに降れてやはりビックリしてしまうわけ。何しろマイケルは、東洋思想を勉強するためにこれからインドに行こうとしていたわけですが、その途中で何の気なしに立ち寄ったゴルフ・コースの周辺で、ゴルフをあたかも思想のように論じ合う人々がいたのですからね。 で、パーティが散会した後、シーヴァスに呼ばれてマイケルはシーヴァス宅に行くことにするのですが、そこでシーヴァスは、深夜のゴルフ・コースにもう一度戻る、というようなことを言い出すんです。なぜなら、そこにシェイマス・マクダフがいるかも知れないからと。 で、ここでシェイマス・マクダフなる人物の話題になるのですが、この人はシーヴァスのゴルフの師匠で、仙人みたいな人。この人は、もう通常のゴルフなんてものは通り越しちゃって、自作の木のこん棒のような3番だけを使い、これまた鳥の羽を固めて自作したという古来のゴルフボールでプレーをするという。結局、この夜はシェイマスには会えなかったのですが、この師匠にしてこの弟子(=シーヴァス)ありという感じの師弟関係が明らかになると。 で、もう一度、シーヴァスに家に戻って、再びゴルフの話になるのですが、もうシーヴァスのゴルフ談義は、ほとんど哲学談義に等しいわけ。彼の家には、マイケルがこれまで勉強してきたような哲学・宗教・東洋哲学の本がずらりと並び、シーヴァス自身、彼独自のゴルフ思想を本にしようと原稿を書いている始末。で、どういうわけかたった一日一緒にプレーしただけのマイケルに素質を見込んだのか、彼に自分の原稿を読ませ、自分のゴルフ哲学を披露すると。 で、マイケルはそれに大いに啓発されるのですが、なにせ翌日にはパリに向かって旅立つ身ですから、シーヴァスのゴルフ哲学の全貌を知る前に、タイムアップでシーヴァスに別れを告げることになる。シーヴァスとしては、自分の理解者をついに見つけたつもりだったのに、マイケルがもう旅立つと言い出したものだから、ちょっとガッカリしてしまうんですな。見損なったなと。 で、そんな感じで、アンチクライマックスな別れ方をしてしまうのですが、結局、マイケルも若くて、シーヴァスの思想とその重要性に、完全に気付けなかったということなわけ。 で、その後、マイケルはインドで一年半ほど修業をし、カリフォルニアに戻り、エサレン研究所をスタートさせ、その忙しさにシーヴァスのことも半ば忘れてしまうのですが、ある時、シーヴァスの著作を見せてもらった時に作った覚書のようなものが入った箱を開けてしまい、それを読み進めてようやくシーヴァスのゴルフ哲学の何たるかをおぼろげながら理解するようになり、その結果、もう一度スコットランドを訪れてシーヴァスに会いに行くんですな。 ところが、シーヴァスは行方不明でどこにいるか分からない。シーヴァスの師匠のシェイマスも死んだそうで、あの夜、一緒に酒盛りをした人たちも散り散りになってしまった。 で、このままではシーヴァス・アイアンズの思想が分からなくなってしまう!という危機感に襲われたマイケルは、記憶とわずかなノートを頼りに、シーヴァスの言わんとしていたことを再構築しようと努めると。 で、ここからは第二部ということで、シーヴァスのゴルフ哲学が、散発的に語られます。 何しろシーヴァスの師匠も仙人みたいな人だったし、シーヴァスだってその類ですから、彼の思想も謎めいています。例えば「ゴルフボールと一体になれ」とか。「ゴルフボールは異次元世界への入口だ」とか。「真の重力を使え」とか。「内なる自分を使え」とか。ある程度の修業を積めば、念力で飛んでいくボールを自在に右に曲げたり左に曲げたりすることもできるとか。要するに、ゴルフ道も突き詰めれば、そういう神業的なレベルに行けると。 要するに、ゴルフはゴルフであることを超越し、一つの道になったわけね、シェイマスやシーヴァスにとっては。ゴルフ道ですよ、ゴルフ道。武道と同様のもの。 ちなみに、スポーツが「道」になると、もう物理法則をも超越するという考え方は、1970年代のアメリカでは盛んに広まっていました。特に合気道が人気で、その創始者たる植芝盛平は、瞬間移動すらできたと、アメリカでは本気で信じられていた時代。だから、そういう東洋武道の神秘のことをよく知っていたマイケル・マーフィーは、「なあんだ! 西洋スポーツの華であるゴルフも、突き詰めれば合気道と同じか!」と思ったであろうことは容易に想像がつく。 というわけで、東西の叡智の合流を目指すエサレン研究所を作ったマイケル・マーフィーは、自分が好きなスポーツであるゴルフも、合気道なんかと同じで、突き詰めれば道となり、その道を通じて人間の限界を突破できると信じたわけ。そしてそれを教えてくれたシーヴァス・アイアンズへの感謝の意味も込めて、『王国のゴルフ』なる奇書を書いてしまった。 とまあ、それがこの本の本質でございます。 というわけで、まあ、ゴルフを思想として捉えたっていうところは斬新ではあるものの、見ようによっては訳の分からない本ではあります。そういうのが好きな人にとってはたまらんちんの本でしょうが。 私は、何しろエサレン研究所のことを理解しようと思って読んでいるので、実に勉強になりましたけどね!これこれ! ↓【中古】 王国のゴルフ / マイケル マーフィー, 山本 光伸 / 春秋社 [単行本]【メール便送料無料】【あす楽対応】
September 1, 2023
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