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今日は私の好きなアルバムの紹介。不惑を目前に控えた私が高校生活を過ごしたのは80年代前半。最近の80年代ブームもそろそろ落ち着いてきたが、まさにその時代が私の音楽の原点ともいえる。基本的には70年代後半からのパンクムーブメントあたりから洋楽に目覚め、その後に続くポジティブパンクやニューウェーブ、そしてニューロマ、ネオアコなんかが好きだった。特にUKのオルタネイティブシーンが大好きだった。いまはインターネットでどんな情報も簡単に手に入るが、当時はなかなか情報が伝わってこず、音源を捜すのにも苦労した。今のアキバ系世代には信じられないかもしれないが、HMVなど無かった当時、秋葉原にある「石丸電気」のレコードコーナーは、輸入盤の豊富さでは都内屈指の存在だったように思える。そんな訳で秋葉原やお茶の水、神保町辺りの輸入盤取扱店によく足を運んだ。当時のUK好きなファンの一般的な意見としては、「USAは駄目!」って感じだった。別にオルタネイティブ好きな層に限ったことではない。今は80年代ブームで「ジャーニー」なんかがTVのCM曲に良く使われているが、当時「ジャーニー」なんかはUK好きの中では最も忌み嫌うバンドの代表だったような気がする。あと「TOTO」なんかも。でも個人的は「ホール&オーツ」は好きだったりした。そういった訳で、私がどっぷりはまったのは「キリングジョーク」「エコー&バニーメン」「ジーザス&メリーチェーン」「コクトーツインズ」なんかだった。まあ、ここら辺の話はまたいつかしたいと思う。そんな私がUK好きの友人にはひた隠しにし、密かに聞き込んでいたアメリカのバンドいくつかある。その中の一つがこの「ミッシングパーソンズ」だ。80年代初頭にLAを中心に活動し、テリー・ボジオ、ディル・ボジオの夫婦がメインの5人編成のバンドとしてデビューした。UK好きの私は当時あまり詳しく知らなかったのだが、フランクザッパ門下のバンドであったらしい。のちに「デュランデュラン」にギターで参加するウォーレンなんかもメンバーだ。デビュー当時はディルのSEXYで奇抜なファッションがクローズアップされすぎ、またザッパ仕込みの高いテクニックもマニアックな捉え方をされ、あまり音楽的には正当な評価をされていなかったように思える。でも私はこのアルバム「SPRING SESSION M」が好きだ。大好きだ。アルバムの1曲目から最後まで、全て統一感が取れた楽曲で、それでいて飽きさせない。これは多分にディルのセクシーな歌唱力も影響しているのかもしれない。全米ではスマッシュヒットとなった「WORDS」はまさに名曲。シンプルにリズムを刻むベースラインに乾いたギターがからみついていくのが良い。当時このアルバムの素晴らしさを、あまり周りに伝えることができなかったのが今思うと残念である。ちなみに良かったのはデビューアルバムだけで、2nd、3rdはイマイチだった。よってCDを買い直したのもこの1stだけだ。いまの彼らの動向は知らない。確か解散後、テリーと離婚したディルはプロレスラーと再婚したような話を聞いた覚えがある。どうなのかなあ。
2006年05月31日
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Part1の続きである。頂上でしばし眺望を楽しんでいたのだが、やはり人気の山ということもあり、だんだんハイカーが増えてきた。20人近いグループが登ってきて、宴会を始めそうな雰囲気になってきたので、こちらも山頂を後にすることにした。しばらくは急斜面の下りだが心配するほどのものではない。途中何組かのハイカーとすれ違う。扇山は梨の木平側から登るのが一般的だと思っていたので、すれ違うハイカーの数の多さは意外だった。ただそれも君恋温泉の分岐まで。そこからは犬目丸方面に抜ける尾根歩きのコースを辿ったのだが、下山するまでは誰一人とも出会わずに静かな山歩きができた。荻ノ丸までたどり着くと、眼下に中央自動車道の談合坂SAが見える。普段SAから見上げていた山がこの山だったのかと思うと感慨深い。そこからは一気に下る。30分もかからなかっただろうか、新田の集落まで無事下山する。ここからは大野貯水池を経由して四方津駅までの長い車道歩きだ。今回の山行で楽しみにしていたことの一つが、中央自動車道の上にかかる橋を歩いて渡ることだった。首都高速の都心部などでは、一般道が高速をまたぐなんて風景は、銀座辺りでは良く見られるが、郊外で高速をまたいで歩いたことはない。ちょっと楽しみである。そして先ほどまで眼下に見えていた高速が目の前に出現する。高速をまたぐ歩道をゆっくり踏みしめながら歩いていく。下は車が快調に飛ばしており、なかなか見ていて飽きない。しばし橋の真ん中でその光景を楽しんだあと、本日のゴールである四方津駅へと向かう。途中の大野貯水池で振り返ると、扇山がその全容を表している。今日歩いてきた扇山の尾根道を目で辿りながら、心地よい疲労感に浸った。
2006年05月30日
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この山に登ったのは2005年2月。前年の4月から始めた中年単独山歩きもこの山で9回目となる。前回の「雪の陣馬高尾縦走」で雪山低山歩きの楽しさを知り、今回もそれを期待してこの山を選んだ。お茶の水駅朝5時23分発の中央線に乗り込み、起点である鳥沢駅を目指す。この山は中央線沿線の山の中でもかなり人気の山ということであったが、鳥沢駅で降りたハイカーは他にいない。ちょっと拍子抜けする。鳥沢駅周辺は雪なのか霜なのか、白いもので覆われている。東京中心部ではしばらく雨や雪が降っていなかったので、こういった光景を見られるのは嬉しい。駅から登山口である「梨の木平」まで40分程歩く。この山はよく「駅から山歩き」といったフレーズで紹介されることが多いのだが、行きも帰りも駅からは結構時間がかかるので、少々眉唾ものかなとも思う。登山口からは明瞭な登山道が伸びている。ところどころ雪が残っているが問題ない。杉林に囲まれた道を登っていく。振り返ると富士山が頭の部分だけ顔を覗かせている、頂上にたどり着いたときに富士山がその姿を現してくれるかは微妙なところである。山道を歩き出して30分程すると「水呑み杉」にたどり着く。ここで一息入れて、再び頂上を目指す。「水呑み杉」からしばらく歩きだすと雪が山道を覆うようになってくる。前回の山歩きで軽アイゼンを経験しているので大丈夫。雪が氷状になっているところから軽アイゼンを装着し山頂を目指す。「大久保のコル」までたどり着くとゴールはすぐそこである。予定していた時間よりかなり早い。最後のひと登りを踏ん張ると山頂である。梨の木平から1時間ほどで到着である。山頂は雪に覆われ快適である。先客がテントを張っていたのがちょっとびっくりだが、まあそれはそれで面白い。山頂からは富士山がうっすらと見える。写真では残念だがはっきりと写らない。Part2へ続く
2006年05月29日
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駄目でした。しくしく。
2006年05月28日
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これから行ってきます。ジャンクは多分買いません。でもパドックであの好馬体を見ると揺らぐかも・・
2006年05月28日
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いよいよダービーです。ワクワクしてます。狙ってる馬は内緒です。
2006年05月28日
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調子に乗ってもう1枚UPします。アメショーです。緑色の瞳が魅力です。子猫時代は模様が薄かったのですが、生長するごとにアメショーらしい模様になってきました。さて、明日はいよいよダービーです。晴れるといいなあ。
2006年05月27日
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実家には猫が複数いる。それぞれが個性というか我を持っており、だいぶ性格が違う。だから沢山の猫を飼っていることが楽しいのだろうと思う。実家の猫ちゃんの写真をアップしておきます。
2006年05月27日
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猫が好きだ。今は賃貸のマンション住まいなので猫が飼えない。そこでちょくちょく実家に顔を出し、猫をかわいがっている。実家では猫を数匹飼っている。今日はその1匹の後姿をアップしておきます。続きは今度。
2006年05月26日
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「???」好きなアーティストは誰?と聞かれ、「YOU」と答えたときの質問者のほとんどのリアクションがこれだ。不惑間近な男の答えとしては似つかわしくないのか、それとも単に質問者の想定外の答だったのかは判らないが、皆一様に意外な顔をする。「YOU」はバラエティー番組で引っ張り凧な、30代後半(もっと上という噂もある)のタレントである。ハスキーボイスと軽妙なトークがトレードマークである。最近は年下男性との熱愛の報道もあり「魔性の女」というフレーズも付いてくるようになった。是枝裕和監督の「誰も知らない」で、一時カンヌ女優として扱われたこともあったが、その扱いは長くは続かなかった。いわゆる「文化人」というカテゴリーにも属さず、かといって「お笑い」にも属さず、中途半端な立ち位置といえなくもない。そんなYOUが好きだ。大好きだ。私は彼女のファン歴18年になる。彼女が元シンガーであるということは実はあまり知られていない。彼女は1980年代後半にデビューした「FAIRCHILD」という3人組のバンドのボーカルを担当していた。デビュー曲の「おまかせピタゴラス」(ちなみにYOUはこのタイトルが気に入らないらしい)は「さんまのまんま」のオープニングに使われていた。爆発的ヒットには恵まれなかったが、スマッシュヒットはあり、そこそこ売れていたバンドだった。バンド解散後、数曲はソロシングルを出したりしていたが、いつの間にやら今のようなシチュエーションになっていた。今の彼女からは想像もつかないが、FAIRCHILD時代はハスキーボイスで乙女チックな曲を元気よく、コミカルに、そしてしっとり切々と歌い上げていた。もともと私は邦楽はあまり聴かなかったのだが、そのYOUのコケティッシュなルックスにすぐに引き込まれてしまった。私がFAIRCHILDで一番好きなのが「コールバック」という曲だ。メロディーも秀逸だが、歌詞も良い。その作詞をしているのがYOUである。乙女チックな歌詞の一部を紹介する。「神様 伝えて 照れずに言える Catch me 待ってることがステキね 今とても ドキドキしてる 聞こえない あなたのほんとの気持ち ごめんね いいすぎ きのうの夜に おいてきた わたしに Call back 今からどんな恋をしても きえないくらい 好きといえる そんな絵のような 気持ちがした 同じ時間なら 同じものを見ていたいの 同じ気持ちで 聞かせて わたしと 同じ予感を Feel me 言葉じゃ つなげないほど ひとりごと おやすみなさい・・」今のYOUを思い出しながらこの歌詞を読むと大笑いである。ギャップが大きすぎ。でも好きなんだなあ・・。久しぶりに歌手活動を再開してくれないかと切に願っている。
2006年05月25日
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世間がそわそわしている。ワールドカップが近づいてきたことではない。それはいよいよ今月28日に競馬の頂点である「ダービー」が開催されるからだ。競馬に興味のない人でも「ダービー」という言葉はもちろん知っているであろう。ただ、詳しい内容を知らない人が多いのも事実である。競馬に詳しい人には退屈かもしれないが、一応「ダービー」の基本的説明をすると、ダービーというのは、毎年生まれる馬の中で、最強の1頭を決めるレースである。そもそも馬というのは、年がら年中子どもを産むのではなく、2月から4月にかけてが出産の時期となる。だからその時期に生まれた馬が、その年度の馬ということになる。日本ではその数は約10,000頭(最近はもう少し減っている)。その中でナンバーワンを決めるレースがダービーなのだ。つまり同世代チャンピオンだ。日本の、いや世界のホースマンはこのダービー制覇が究極の目標となる。そもそもダービーに出走するのもかなり敷居が高い。まあ、当然のことであるが。今回はそれをかいくぐった18頭が出走する。昨年は「ディープインパクト」が圧倒的な人気を集め、優勝した。今年は昨年とは一変し、混戦ダービーといわれている。今現在の天気予報では週末はイマイチだが、ダービーの舞台となる東京競馬場まで行く予定だ。既に前売り入場券も入手済みである。東京競馬場はとても美しい。競馬にあまり興味がない人でも結構楽しめるスポットだ。とにかくここの馬場の広さにはびっくりさせられる。緑のターフが果てしなく広がっているようだ。JRの府中本町から行くと、東西に長い競馬場の西側から東側を臨むことになり、より広さを際立たせる。ここは内馬場もよい。内馬場からスタンド方面を眺めると、メインレース前は恐ろしいくらいの人波が揺れているのがわかる。今週末のお勧めスポットである。さて、ダービーだが、私は「アドマイヤメイン」と心中してきます。
2006年05月24日
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Part1の続きである。陣馬頂上でしばらく眺望を楽しんだ後、明王峠に向けて出発する。和田の登山口から陣馬頂上までは比較的歩くハイカーが少ないのか、足元の雪も真っ白だったが、ここからは踏み跡も増え、まるでコーヒーシャーベットのような色の道筋が伸びている。これを辿っていけば自動的に高尾まで導いてくれる。迷う心配はない。明王峠を過ぎ、堂所山、白沢峠を経由して景信山を目指す。陣馬山頂から景信山までは約6kmのアップダウンの大きい道だ。陣馬山頂から1時間30分ほど歩いてようやく景信山に到着。ここには茶店が数件あり、多くのハイカーがくつろいでいる。ふと茶店を覗くと「缶ビール」の文字が。・・・山での行動中にアルコールを飲むのはいままでは避けていたのだが、ここから高尾山までは道迷いの心配もなさそうだし、全行程の3分の2ほど進んだこともあり、ここまでの自分へのご褒美として一杯だけ飲むことにした。山の頂上で飲むビールはうまい。でも「今日だけ特別」と自分に言い聞かせる。そして一休みのあと、次の目的地である城山に向かう。右手に相模湖が見える。やがて小仏峠を過ぎ、40分ほどで城山に到着。ここは景信山よりさらに人の気が多い山頂だ。茶店の数も景信山より多い。なにやら餅つきをしている団体もいる。そしてつい茶店を覗くと「おでん」の文字が。・・・少しほろ酔い加減で最後の目的地である高尾山を目指す。城山からはかなりの数のハイカーがいて、人気の高さが伺える。山道というよりはちょっとした遊歩道のような道を進み、最後の一登りを踏ん張ると、そこは高尾山頂だ。ここからは東京の市街地が良く見える。山頂はハイカーだけでなく、高尾山薬王院の参拝客も多く、落ち着いた雰囲気がないのは残念だが、ここまでの雪のロングコースを歩ききったことに満足感を覚える。そして最後のご褒美をまた一杯。ここからは薬王院を経由してのんびりと下山。京王線に乗り込む前に最後の缶ビールを1本購入。他に客がいない車両のシートに腰をかけ、車窓から高尾の山並みを見ながら今日の山行の余韻に浸った。
2006年05月24日
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この山を歩いたのは2005年1月。2004年の4月からはじめた山行もこの山で8回目となる。中年単独日帰り山歩きを始めた当初は、勝手がわからず手探り状態だったが、2004年度中に7回の山行をこなし、だいぶ感触がつかめてきた。そこで今回は少しロングコースにチャレンジということで陣馬~高尾を縦走することにした。先週降った雪がまだ残っているだろうと予測して、初の雪山歩きにもチャレンジだ。朝5時23分に御茶ノ水駅から中央線で高尾に向かう。八王子で松本行きに乗り換え、7時に藤野駅に到着。駅前にはちょうど陣馬登山口行きのバスが待っており、それに乗って登山口まで向かう。バスの車窓からは予想以上の雪景色が飛び込んでくる。都心には雪などは全く残っていなかったのでちょっとびっくり。期待に胸を膨らます。終点の陣馬登山口でバスを降りる。バスの乗客は私を含めて3人だったが、いずれもここまで乗っていた。みな陣馬山を目指すらしい。バスを降りようと足を車外に踏み出すと、いきなり氷で足を滑らす。「おお、これが雪山の洗礼なのか」と、まだバスを降りたばかりなのに少々びびる。身支度を整え、いざ出発である。車道をしばらく歩くと、陣馬登山口の標識があり、そこを右に曲がっていく。民家の軒先のような道なので、本当にここでよいのかと一瞬思ったがとりあえず進む。そしてすぐに今回の最大の難所が立ちはだかる。急な石畳の坂が目の前に延びているのだが、完全に凍結している。一歩足を踏み出したが、グリップがまったくかからずあせる。これは無理と判断して、用意してあった4本爪の軽アイゼンを装着する。初アイゼンである。どんなもんかと思い歩き出したが、これは素晴らしい。まったく滑らない。アイゼン様々である。ここから楽しい雪山アイゼン歩きが始まった。登山道は樹林に囲まれているが、振り返れば朝日を浴びた生藤山が見え、なかなか快適な道である。積雪は20~30cm程度で、表面は氷結しているため、踏み込む足の感触が愉快だ。ザクザク音を立てながら快調なペースで登っていくと1時間程度でわりとあっけなく陣馬山頂に到着。白馬の像が出迎えてくれた。あいにく曇天となっており、うっすらと富士山が見えたのだが、あとで写真を見るとまったく写っていない。残念である。雪に覆われた陣馬山山頂はとても居心地がよい。風が強いが、ここまで疲れて暑くなった体をクールダウンするのにちょうど良い。しばし360度の景色を楽しむことにした。Part2に続く。
2006年05月23日
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昨日は朝から御坂山地のトンガリ山である釈迦ヶ岳に登ってきた。この話はまた後日。山登りのあとは温泉である。今日は塩山にある「はやぶさ温泉」に入湯した。ここの湯は強アルカリ泉でぬるぬるしている。源泉100%かけ流しなのが嬉しい。料金も500円なのがとても嬉しい。今現在、私の「MY温泉ベストテン」の中の上位に位置することは間違いない。是非みなさんも訪れてほしい温泉である。
2006年05月22日
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いま山頂です。 富士山が良く見えます。
2006年05月21日
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お酒が好きだ。大好きだ。ビール、焼酎、ワイン、日本酒、ウィスキー等々。なんでもござれ。仕事が終わって家でくつろいでいる時に飲むお酒は本当に美味しい。このままとろけていってしまう気もする。ただ家で飲むときは肴が少々貧相になりがちである。乾き物や夕食の残り物が肴になるからだ。やはり酒も大事だが、その肴も重要な要因になってくると思う。という訳で、外で飲むときはできるだけ肴の美味しい店を探すことになる。で、いま私のお気に入りは東武浅草線業平橋駅に程近い焼き鳥屋「秀吉」だ。ここの焼き鳥はみなうまい。ここの焼き鳥のお楽しみは「ウズラッキーinつくね」である。何のことかわからない方が多いと思うが、ようは「つくね」の中にウズラの卵が入っていれば「当たり」で、サービス券をもらえるのだ。いままでに私は2回当たった。焼き鳥以外にもレバ刺しや餃子がお勧めである。夫婦2人で切り盛りしている店だ。写真がないので、ここで画像は紹介できないのが残念であるが、近場の方にはぜひ足を運んでもらいたいと思う。
2006年05月20日
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これが墨田区役所内に置かれている新東京タワーの模型です。かっこいいです。
2006年05月19日
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Part1の続きである。山頂には展望台が出来ており、そこには山頂を示す碑が立っている。しかしここが本当の山頂ではないことは事前にネットで情報を入手済み。本当の山頂は石灰岩採石のため立ち入り禁止になっているところにある。あたりを見回し、だれもいないことを確認し、こっそり・・そこには赤いポールが立っている。そこからの景色は美しい。特に真下は石灰岩の採石現場となっており真っ白な崖は壮観である。米粒のようなトラックがちょこまか動いている。しばらく景色を楽しんでから、予定通りジラジクボに降りることにした。今のところひざ痛は出ていない。ストックとサポーターの効果が現れているようだ。問題はジラジクボまでの下りだ。この下りはかなり急坂となっており、ここでひざ痛が発症するかもしれない。気を引き締めて足を進めていく。急坂を慎重に下り終え、振り返ると武甲山の南面が大きくそびえている。北面からは想像もつかないくらい豊かな自然が残っている。まだひざ痛はでない。このまま当初の計画通り、小持山~大持山に向かうことにする。しかしこの小持山の上りがかなり険しいものだった。岩場が何箇所か続き、左側はスパッと落ちている。ストックをしまい、足場を一歩一歩確認しながら慎重に登っていく。小持山と武甲山の高度は大差ないので、ジラジクボまで下った分をそのまま登り返すことになる。そして40分程登り、無事に小持山山頂に到着。ここまでは良いペースで来れたので、軽い休憩の後、大持山へと向かう。大持山までの道も岩場が多く、なかなか険しい。考えてみると「縦走」というのは初めてだ。そろそろ疲れが出てきたが、とりあえず大持山山頂までは頑張ろうと、黙々と足を進める。そして到着。ここからは奥多摩方面の眺めが素晴らしい。この当時はまだ山座同定が出来なかったので、どれが何の山なのかはさっぱりわからない。しかし広大な山並みには圧倒させられた。ここで大休憩をとった後、妻坂峠方面に下る。始めは快適な尾根歩きだが、途中から急坂になり、落ち葉に足をとられながら慎重に下る。さすがにこのころになると右ひざに軽い痛みを感じてきたが、歩行に支障をきたすほどではない。妻坂峠からは整備された道となっており、山歩きもひと段落着いたようだ。振り返ると今日歩いた武甲山、小持山、大持山が連なっており、「あそこを歩いてきたんだなあ」と感慨深い。そして生川の駐車場に戻り、秩父を後にした。
2006年05月18日
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この山に登ったのは2004年12月だ。この年の4月から始めた山歩きもこの山で7回目の山行となる。山歩きを始めようと思ったころ、この山は憧れの山だった。「武甲山」。名前の響きも良い。冬の晴れた日、東京の河川敷や高台から奥多摩、秩父方面を臨むと、奥多摩から秩父へと続く一連の山並の一番右端にひときわピラミダルな姿の山が見える。それがこの山である。また、この山は以前のブログにも書いたが、悲しい山である。山の北面は石灰岩の採石場として、痛々しい姿をさらしている。ただ、私自身は人の手が入る前のこの山を知らないので、かえってその異様な風貌がこの山の魅力といえなくも無いと思っている。そんな訳でいつかはこの山に登りたいなあと思っていたのだが、山歩きを実際に始める前までは、この山は初心者が登れるような山ではないと思っていた。だから憧れの山でもあったのだが、ここまでに6回ほど山行を経験してみると、実は武甲山はさほど難しい山ではないということがわかった。そこで2004年、山歩き初年度の締めくくりの山として、12月の下旬に登ることにした。この山に登るのに一つ心配ごとがある。それは前々回の山歩きのときから発症した「ひざ痛」だ。前回の笹子雁ヶ腹摺山のときは杖がないと足が前に進まないほどの痛みを感じた。なのでその対策も講じなければならない。というわけで今回の山行から「ストック」と「サポーター」の登場である。といってもどの程度の効果があるかのがわからない商品に高い金を払う心の広さを持ち合わせてないので、ストックは極力安いものをネットで検索して購入した。もちろんサポーターも高性能タイツなどは買わず、近所の量販店で片足1,000円のものを購入。これで万全の備えである。さて当日のルートだが、車で生川まで行き、そこから山頂を目指す。その後、浦山口ではなくジラジクボに降り、ひざの調子がよければ小持山~大持山を縦走して生川にもどる予定だ。途中でひざが痛めば山頂からのピストンか、ジラジクボから直接に生川に戻るつもりだ。そして当日は朝5:00に車で出発。関越は使わずに国道299号で正丸トンネルを目指す。そして7:00前に到着。朝日に照らされた武甲山が大きい姿で構えている。そして生川の神社に車を止め、いよいよ出発である。神社入り口では狛犬が迎えてくれたが、これは狛犬というよりも狼である。さて道を進むが、しばらくは舗装された林道歩き。そしていよいよ丸太の階段を登って登山道に入るが、もともと武甲山は信仰登山の山だったせいか。意外なほど道が整備されている。登山道というよりも参詣道といった感じでイマイチ面白みに欠ける。周りも樹林帯で景色もみえず、ただひたすら頂上を目指すだけだ。そして出発してから1時間30分足らずで頂上に着いてしまった。ここまでの印象としては非常にあっけないものだった。頂上から景色を見渡す。確かにこの景色は素晴らしい。秩父盆地を一望でき、北には両神山が独特な風貌を誇示している。ここまでのつまらない山歩きを帳消しにしてくれるくらいの眺望だ。Part2に続く。
2006年05月17日
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今日は時間が無いのでこれで失礼します。北海道の駒ケ岳です。大沼公園からの景色は素晴らしいですね。「駒ケ岳」という山は、木曾、甲斐、会津、秋田などたくさんありますが、形でいえばここ北海道駒ケ岳が一番きれいです。
2006年05月16日
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横浜本牧にある「三渓園」に行ってきた。三渓園の存在自体は昔から知っていたが、いままでは特に興味を惹かれるようなことはなかった。旅先に出かければ、そこでの名跡や名勝などを訪れて悦に入るのだが、身近にあるものだと、なかなか進んで足を運ぶ気になれないものだ。私の住んでいる東京の下町にも庭園などはたくさんあるが、まだ行ったことのないものが多い。それではいけないなあと思い、横浜中華街で夕食を採るついでに、ここ三渓園を訪れることにした。横浜駅からバスに乗り三渓園に着く。三渓園近隣は高級住宅街となっており、立派な家が立ち並ぶ。500円の入場料を払って中に入ると、広々とした景色が広がっている。そもそもこの三渓園というのは、明治時代の実業家「原三渓」の元邸宅跡であり、彼が京都や鎌倉から歴史的に価値の高い建築物を移築し、庭園としたものを一般公開しているものだ。重要文化財にも指定されている建築物も多数あり、思っていた以上に楽しめる。時期的に花の見ごろではなかったが、それでも花ショウブやスイレンなどが咲いており目を楽しませてくれる。面白かったのが、合掌造の建物だ。白川郷にあった江戸時代の庄屋の家がそのまま移築されている。家の中に入ることもでき、急な階段を登って上層階も見ることができた。中は黒光りするくらいに木の床や柱が磨き上げられていた。正直なところ、ここに来るまではさほど期待していなかった。しかし期待以上のものがここにはあった。秋になれば紅葉でさらに美しくなるだろう。そのころにもう一度訪れることにしよう。
2006年05月15日
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横浜中華街で夕飯食べてきました。美味しかったです。今日は本牧の三渓園に行ってきました。ここに来るのは初めてだったのですが、期待以上に良い場所でした。とりあえず写真を1枚アップします。
2006年05月14日
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雨のため山行を断念。今朝は10時過ぎまで寝ていようと思っていたのだが、朝9時前から何やら外がガヤガヤうるさく、目覚めてしまった。なんじゃろと思っていると、今度は太鼓やお囃子の音が。「?」と思い、起きだして窓から外を眺めると、マンションの前の道を通行止めにして、町内会のお祭りの準備中だった。これではゆっくり寝てられないので早々と起きることにした。今日は昼過ぎから久しぶりに横浜関内に出陣予定。中華街で夕食を採るのがメインなのだが、あちこち散策もしてみたい。仕事で「東急東横線」はよく利用するのだが、横浜から先の「みなとみらい線」にはまだ乗ったことがないのでちょっと楽しみである。
2006年05月14日
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雨が空から降っている。雨がしとしと降っている。金曜の時点よりは日曜日の降水確率が下がってはいるが、やはり明日の山歩きは無理そうである。残念。ああ、釈迦ヶ岳よ、いつか頂上を極める日まで待っていておくれ・・・。さて今日は仕事なのだが、休憩時間を利用してこれを書いている。雨で予定がキャンセルになるのは非常に残念だが、個人的には雨は嫌いではない。ざんざん降りだとさすがに無理だが、多少の雨なら傘をささずに済ますことが多い。しとしと降る雨のなかを歩くのは気持ちが良い。顔に小さな雨粒を受けるのも心地よい。公園も電信柱もポストもふるさとも雨の中、傘をささないでいると、自分も雨と同化したような気分になる。そんな訳で、大雨の時に傘を持って外出し、帰りは小雨になった為に傘をささずに置き忘れてきてしまうことが非常に多い。それもまた困りものである。
2006年05月13日
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今週末も雨の予報。今年に入り、雨に祟られている。山行を予定している日に限って雨が降る。私は普段は日曜しか休みが無いために、貴重な休みの一日をやりくりして日帰り山行計画を立てている。毎月1回の日帰り山行を今年のノルマとしていたのだが、まだ3回しか行けていない。すべて「雨」による断念である。貴重な長期休暇があるGWには絶対に行こうと思い、入念な計画を立てたのだが、GW全体では晴天が続いているのに、見事に山行予定日だけが雨。予備日も雨。悲しすぎる。日曜の一発大逆転の晴天を期待して、一応山支度はしておくつもりだが多分無理であろう。このままだとこんな調子で梅雨を迎えてしまう。梅雨時になればなおさら山行計画が立てづらい。この悲しさを紛らわすために、週末はついつい昼からお酒に手が出てしまうことも火を見るより明らかである。天気に負けて酒を浴びる・・・それはそれで楽しいんですけどね。6月はなんとか週末だけでも晴れて欲しいなあ。
2006年05月13日
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新東京タワー建設地が墨田区業平橋に決定してから1ヶ月が過ぎました。決定当初は浮かれていた墨田区もようやく落ち着いてきたようです。今日は建設地の現場を紹介します。東武浅草線業平橋駅より撮影しました。ここです↓高架脇の空き地がそうです。意外と狭い感じですね。ちなみに右の建物は東武鉄道の本社です。本社も一緒に建て直すのかどうかは不明です。まだ建設は始まっていません。楽しみです。
2006年05月12日
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今年のGWは山口・広島を周る2泊3日の旅だったが、いよいよ最終日である。ホテルでバイキングの朝食を取り、すぐに出発。おそらく宮島は大渋滞になるだろうということで、車を広島市内の駐車場に預け、広島電鉄で宮島まで行くことにした。路面電車好きの私としては広島はパラダイス。さまざまな車両が複数の路線を走っている。レトロな1両編成の車両もあれば、最新型低床式の4両編成の車両なども走っている。見ていて飽きない。特に面白かったのが実際に宮島に行くのに乗った路線だ。この路線は広島駅から宮島口を結んでいるのだが、広島駅~広電西広島間は路面電車なのに対し、広電西広島間~宮島口間は通常の電車区間となる。いままでトコトコ走っていた車両が西広島以降は急にスピードアップしビュンビュン飛ばし始めるのが面白い。さて1時間弱の路面電車の旅も終わり、宮島口からはフェリーで宮島に渡る。到着すればたくさんの鹿が出迎えてくれる。 そして参道を歩くと宮島のシンボルでもある厳島神社の大鳥居が待ち構えている。干潮時には浜を歩いて近くまでいけるそうだが、今は海上に大きな巨体を誇っている。赤い柱の回廊を進み、能舞台の横をすり抜け、鏡の池などを見学していると割とあっけなく終わってしまった。 続いて弥山を目指し、ロープウェイ登場口まで歩く。意外と遠い。背中が汗ばんできたころ、ようやく駅に到着。ここからロープウェイ2本を乗り継いで登っていく。着いた場所は弥山頂上ではなく、別のピークだ。弥山頂上まではここから往復1時間かかるということなので、それは諦めることにした。ここからでも眺めは充分良い。晴れているがやや霞が出ていたので、四国はうっすらと見える程度だが、瀬戸内海の島々が美しい。たかだか標高500m程度の山なのだが、風も強く、結構寒い。頂上に放し飼いになっているサルも寒そうだ。一通りあたりを散策した後、早々と下りることにした。厳島神社の参道に戻り、昼食を取ることにした。お目当ては「焼がきのは○し」。店内は混雑していたが、あまり待たずに中に入れた。生がきと焼がきとそばとビールを注文する。確かに運ばれてきたかきは美味しそうである。熱々の焼がきをふうふういいながら食す。うまい。 その後、広電で広島市内に戻り、広島城を見学したあと昨晩訪れた原爆ドームを再訪した。 そして車に乗り込み広島空港を目指す。楽しかった小旅行もいよいよフィナーレだ。空港でもみじ饅頭を買い込み広島を後にした。
2006年05月11日
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今年のGWは山口・広島を巡る2泊3日の旅だ。初日は秋吉台と山口市内を観光し、今日2日目は萩、津和野を観光してここ岩国にたどり着いた。岩国の米軍基地で市民参加のフェスティバルが開催されていることもあり、道路の渋滞が予想されたのだが、津和野から岩国までは特に渋滞も無く1時間程度で到着した。そもそも「親睦」のフェスティバルということだが、この間ここでは米軍基地移転の市民投票とかやってなかったっけなあと不思議に思ったりもした。さて岩国の観光ポイントといえば錦帯橋だ。5段の太鼓橋はあまりにも有名である。昨年秋の台風で被害を受けたということだが、どうやら復旧できているようである。橋を渡るのに300円の通行料を取られるのはちょいと癪だが仕方ない。ついでに岩国城の入場券とロープウェイの乗車券の付いたセット券を買うことにした。なるほど、この橋は面白い。以前TVなどで見たときは、橋の曲線部がかなり急に見えていたので、果たしてちゃんと登れるのかと心配したのだが、傾斜が急な部分はちゃんと階段状になっており、なんなく渡ることができた。橋を見学した後は岩国城に向かう。途中「シロヘビ」の展示などがあったのだが、それはパス。ロープウェイに乗って山頂近くに到着。ここから岩国城までは5分程度の道のりなのだが、案内板によるとルートが2つあるようだ。一つは舗装されたなだらかな広い道。もう一つは山道。ひょんなところで山男魂をくすぐられ、山道を歩いて登っていく。山道といっても本当の「山道」ではなく、単に「舗装されていない道」という代物だ。そして岩国城に到着。早速中に入る。中の展示はこういった城にありがちなもので、刀や兜などが飾ってある。国宝クラスはもとより望んでいなかったが、せめて重要文化財レベルのものの展示があれば良かったのにと思う。気を取り直して天守閣頂上へ。ここからの岩国市内の眺めは素晴らしい。錦帯橋も小さく見える。この景色を充分満喫し、降りることにする。ここからは今日の宿泊地である広島市内に移動する。市内はフラワーフェスティバル2006が開催されているのであちこちで交通規制がされている。なんとかそれを掻い潜り、ホテルにチェックイン。もう日が落ちていたが折角だから夜の平和記念公園を散策することにする。ちょうどフェスティバルということで、公園内は平和の祈りを込めて灯りを燈したろうそくがたくさん陳列されている。幻想的な風景だ。ろうそくに書かれたメッセージを読んでいるとなんだかしんみりとした気持ちになってきた。そしてそんな気持ちのまま原爆ドームへ。 薄暗くライトアップされたドームは痛々しい。見ていると物悲しくなる。もちろんこのドームに残された思いはもっとはるかに深いのだろうが、いまはただこの姿に見入るだけである。そして周辺を散策後、夕食をとることにした。せっかく広島に来たのだから「広島風お好み焼き」を食べようと思い、お目当ての店に向かう。そこは屋台村風の店内になっており、チープな感じは嫌いではない。そこでお好み焼きを注文。味は美味しいのだが、東京の人間が考えるお好み焼きとは少々別物かなという感じがした。はっきり言えば「ヤキソバ」である。麺を食べさせることに重点を置いている感じだ。まあ、味は美味しいのでよしとする。その後ホテルに戻り、明日の最終日の行程に期待を膨らませた。
2006年05月10日
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今年のGWは2泊3日で山口・広島を周った。旅行2日目の今日は、まず萩市内を観光し、その後車を走らせて津和野に向かった。最初に山口・広島と書いたが、この津和野は山口との県境にある島根の小都市だ。山陰の小京都と呼ばれ、昔ながらの街並みが残っている街でもある。萩からは1時間ほどで到着。駐車場はすでに満車状態だったが、ちょうど運良く1台空いたところに滑り込ませる事が出来た。まずは津和野のメインストリートである殿町通りを津和野大橋から津和野駅に向けて歩を進める。武家屋敷が残る町並みは美しい。津和野の象徴である「鯉」の泳ぐ掘割など見所は多い。萩の街並みと似てなくも無いが、どちらかというと萩が素朴な感じなのに対し、こちらの街並みは上品さを感じる。通りの両側の白壁がより一層雰囲気を高めている。が、如何せん観光地化されすぎている面も否めない。せっかくの古い建物も土産物屋になっており興ざめである。造り酒屋の古い屋敷なども見所はあるのだが、客引きの店員などがいるとつい敬遠してしまう。昨年のGWに訪れた九州の湯布院でも同じことを感じたのだが、もはやここは軽井沢化している印象を受けた。観光客相手の店が軒を並べているだけだ。観光客がにぎわう通りを過ぎて津和野駅に到着。なぜか駅舎の横にはSLのD51が展示されている。週末は「SLやまぐち号」が運行しているそうだ。その後、高岡通りを津和野大橋方面に戻る。東に見える津和野八景の一つである「青野山」のおにぎりのような姿がかわいらしい。そして津和野最大の観光ポイントである太皷谷稲成神社の参道にたどり着く。ここからは1000基もの赤い鳥居に囲まれながら石段を登り本殿へと向かう。そして10分ほど歩き、汗がしたたり始めた頃、ようやく到着である。立派な本殿だ。ふと横を見ると駐車場が。「なんだ~、車で上がれたのか~」と思わず恨み節が出てしまった。ここからは津和野の街並みが一望できる。青野山をバックに小さく見える街並みは先ほどの俗っぽさも感じず、好感が持てる。山陰の小京都と呼ばれるのも判る気がする。神社を後にし昼食を取ろうとガイドブックに載っていた店に立ち寄った。ここ津和野の郷土料理である「うずめ飯」を注文することにした。昨日の「河童そば」のダメージを引きずっているため、地方の名物料理には疑心暗鬼になっていたのだが、この「うずめ飯」は素朴な料理で美味しかった。写真を撮り忘れたため紹介できないのが残念だが、津和野に行くことがあれば食べてみるとよいだろう。その後車を走らせ、次の目的地である岩国へと向かった。
2006年05月09日
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今年のGWの小旅行は山口、広島を巡る旅だ。1日目は秋吉台、山口市内を観光。その後は萩に移動し、ここで旅装を解くことにする。宿泊したホテルはオーシャンビューの部屋で、日本海に沈む夕日がとても美しい。そして翌朝から萩市内を周る。実はここに来るまで萩には大して期待をしていなかった。今回の旅行の一番の目当ては秋吉台であり、それ以外は正直「おまけ」みたいなものだった。また義妹の「萩は何にも無い」というコメントもあり、あまり事前に興味も持てなかった。実際にガイドブックを見ても、明治維新にゆかりのある幕末の志士達の旧家などが観光スポットとなっており、あまりピンと来るものがなかった。ただ、ガイドブックに載っていた「鍵曲」という街並みはちょっと面白そうだなと思い、そこを中心にぷらっと短時間で周る予定だった。ホテルから車で10分程走り、指月公園の駐車場に着く。ここに車を止めてとりあえずお目当ての「堀内鍵曲」までぶらぶら歩くことにする。さあどんなもんかなと半信半疑で駐車場から歩き始めたのだが、なかなか街並みの感じがよい。特に萩名産の「夏みかん」がちょうどたわわに実らせており、それが街に彩りを添えている。また、あまり観光地化されすぎてないのも好感が持てた。これは後で車を走らせてからわかったのだが、萩の中でもこのあたりは閑静な雰囲気をとどめている。近くに萩中学、高校があるのも俗っぽさを排除している要因かもしれない。始めはあまり気乗りしなかったのだが、いつの間にか気持ちが高揚してきた。そしてしばらく歩くと、古めかしい白壁が続く街並みが現れてきた。ここは敵の進入を防ぐために造られた城下町ならではの町割が見事にそのまま残されている。見通しがきかないように、道路が鍵手形になっており、昔のままの萩らしい風情が充分味わえる。その一角に「口羽家住宅」という史跡がある。中を覗いてみると、これはもう幕末の勤皇の志士がすぐそこに佇んでいるかのような錯覚をするぐらいの雰囲気で、一発で気に入ってしまった。庭先から海が一望できるのも気持ちよい。そして「口羽家住宅」を出るとすぐに「堀内鍵曲」だ。このまま何もしなくても時代劇のロケにそのまま使えそうな道だ。まだ午前の早い時間なので他に観光客もいない。静寂の中で本当に150年前にタイムスリップした気分だ。その後あたりをぶらぶらし、駐車場に戻り、すぐ隣にある「旧厚狭毛利家萩屋敷長屋」を見学する。ここはただの長屋の跡なのだが、先ほどの感動の余韻もあり結構楽しめた。この後で萩城跡も寄ろうかとも思ったが、次の予定地の津和野までの移動時間を考え、パスすることにした。車で萩駅方面に向かったが、途中の街並みも良い。一部いかにも観光地化されているようなところもあったが、それくらいは許容範囲のうち。萩は当初期待をしていなかっただけに余計感動が大きかった。
2006年05月08日
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今年のGWは山口・広島を回った。中国地方には行ったことが無かったので初上陸となる。羽田から山口宇部空港に向かったのだが、天気も良く、富士山が美しい。空港からはレンタカーで秋吉台に直行する。昨年のGWに訪れた阿蘇が大渋滞だったこともあり、今年は早めの行動をとることにした。道は渋滞することも無く1時間足らずで秋吉台に到着し、やや拍子抜けする。市営駐車場に車を止め、早速秋芳洞に向かう。この日は気温がかなり高かったのだが、秋芳洞内部はひんやりとしていて気持ちよい。中は見所がたくさんあるのだが暗すぎて写真に収めるのは難しい。秋芳洞最大の見所である百枚皿も写真にするとただの泥の池のようにしか写らない。さらに奥に進むと千畳敷とよばれるスポットに到着した。ここからは秋芳洞全体が見渡せる。素晴らしい。残念なことにここからも写真がうまく写せない。さらに進むと黄金柱とよばれる巨大な鍾乳柱に到着。きらきら輝いてまるで宝石のようである。内部全体を見るのに30分くらいかかっただろうか。その後エレベーターで地上に上がる。そこから300mほど歩くと秋吉台の展望台に着いた。そこには絶景が広がっていた。小学校の社会の教科書に載っていた景色をイメージしていたのだが、それをはるかに上回る広大な光景だ。しばらくはその景色に目が釘づけとなっていた。その後、悪夢のような「河童そば」を経て、山口市内にUターンする。瑠璃光寺やザビエル教会を見学して萩に向かう。旅行1日目は大満足であった。
2006年05月08日
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行ってきました。たらふく飲んできました。中はこんな感じでした。フジTVの取材も来てました。おいしいビールがいくつかあったのですが、途中からどれがどれだか判らなくなってしまいました。宇都宮の「餃子ビール」がおいしかったかなあ。
2006年05月07日
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GW最終日の今日は、本当は日帰り山行を予定していたのだが、またしても雨の予報。昨日までの旅行の疲れもあり、結局一日中家でまったりしていようかと思ったのだが、朝ゆっくりと起きて朝刊をペラペラ見ていたら「ジャパン・ビア・フェスティバル2006」の記事に目が留まった。恵比寿ガーデンプレイスで昨日、今日の2日間開催される地ビール祭りだ。これは是非行かなければ。ということでこれから急遽予定を変更して出陣してくることにします。唯一の不安が、混雑時は「入場制限」が行われ、前売り券を持っていないと入場できないことだ。まあとりあえず最後の休みを満喫してこよう。
2006年05月07日
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帰ってきました。いまビールを飲みながらまったりとしています。この旅行中に私のブログを訪れて頂いた方に対しては、返礼もできず誠にすみませんでした。またお立ち寄りいただければ幸いです。さて、今回の旅行記は明日以降に書き連ねていきたいと思いますので、今日はこれでご容赦ください。一つだけ写真をアップします。これが空前絶後の食べ物の「河童そば」です。秋吉台名物として「るるぶ」などのガイドブックにも紹介されていますが、味は疑問符が付きまくりです。そもそも、そばが鉄板にのっていること自体、私にとっては「ありえない」出来事でした。他のほとんどの客もこれを注文していましたが、食べている最中は皆、無言でした。
2006年05月06日
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携帯で更新中。 いま広島空港です。 飛行機の出立が若干遅れていますが、10時位には帰宅できそうです。
2006年05月06日
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携帯で更新してます。 今日は萩、津和野、岩国を周り、夜に広島に着きました。原爆ドームのライトアップも見て来ました。 夕食は広島風お好み焼きを食べましたが、これは東京のお好み焼きとは別物ですね。ただのヤキソバです。 明日は宮島を訪れたあと、東京に戻ります。 ゴールデンウィークももうおしまいですね。なんか大学四年の夏休みが終わったときのような寂しさを感じます。
2006年05月05日
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携帯で更新中。 今日は秋吉台、山口市内を観光して、萩に着きました。 詳細は後日。 一つだけ報告。 秋吉台名物だという「河童そば」はマズイ。
2006年05月04日
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今日は4:30起床。これから羽田に向けて出発します。行き先は山口宇部空港。2泊3日の小旅行を楽しんできます。という訳で今日はここまで。下の写真は東京都台東区谷中にある花屋さんです。以前江角マキコ主演のドラマのロケ地として使われていました。なかなか雰囲気があって好きです。本文とはまったく関係ないですが。
2006年05月04日
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私にとってのGW2日目にあたる5月1日は暦の上では平日の月曜。そんな訳で一緒に連れ立って遊びに行く相手もおらず、かといって家でごろごろしてるのも何なので、年に1度の親孝行を兼ねて、実家の母親を連れて筑波山にドライブに出かけた。この日は晴天だったが気温が高く、空が霞んでいたため、眺望はあまり期待できないのはわかっていたが、私自身筑波山は初めてなので楽しみにしていた。意外と都心からは高速を使うと短時間で着いた。途中「フラワーパーク」に立ち寄ったが大して面白くはなかった。さて筑波山ではロープウェイに乗り、女体山山頂まで6分間の空中散歩だ。まだ上のほうは山桜が咲いており、なかなか良い景色だ。ロープウェイを降り、5分ほどきつい坂道を登るとあっというまに頂上だ。頂上は狭く、そして東側がスパッと切れ落ちているので結構高度感がある。眺望も良く、とても800m台の山とは思えない。空気が澄んでいれば関東平野全域を見渡すことが出来るだろう。この山が日本百名山の一つに入っていることに不満を感じる人も多いと思うが、まあ所詮日本百名山といっても深田久弥という一個人が勝手に選定しただけのものなので、あまり目くじらを立てることも無いと思う。筑波山を下りてから、今度は筑波研究学園都市に向かう。ここには何もないと言ってしまえばそれまでなのだが、街並みが整備されていて、車を快適に走らせることができる。街路樹の新緑が美しい。秋の紅葉シーズンはさらに美しいだろうと思う。ランチは近くにある「筑波ハム」の直営レストラン「自然味工房」で取ることにした。ここでは「生ハム寿司」というものを食べたが、味も見た目も名前そのままであった。その後帰路に着いたが、帰りの高速の渋滞も無く、思ったより早く浅草に戻ってこれたので、折角だから亀戸天神に藤の花を見に行くことにした。中は予想通り大変な人ごみだ。今年の藤は例年よりやや房が短いような気がしたが、発色は良く、藤の香りが一面に漂っており、なかなかいい雰囲気だ。ここでは定番の「船橋屋」の葛餅を買って帰った。実家に母を送り届けると、何やら道路上に人だかりが出来ている。警察やSPらしき方たちも大勢いて交通整理をしている。何事かと思い近くの警官に尋ねてみると、なんとこれから「天皇陛下と皇后様」が車でお通りになられるとのこと。以前から皇族の方々が上野にある博物館を表敬訪問することはあったのだが、ここ1年前くらいから交通ルートが変わったらしく、実家の近くを通過するようになったそうである。めったにないチャンスなので沿道で待つことにした。待つこと数分、SPの動きが慌しくなってきた。そしていつの間にか進行方向の車線に車が1台も無くなっている。おそらく陛下の車列の通過に伴い、一時的に通行止めになっているのだろう。そして2台の白バイに先導されて黒い車が数台近づいてきた。後方にはパトカーも数台見える。黒い車のどれかに乗っているのだろうと思い、カメラを向けてシャッターチャンスを待つ。そして目の前を陛下と皇后様がお手をふりながら通過。ちょっと得した気分。通過はあっという間で、通過後は警官たちもすぐに撤退していった。周りのギャラリーの多くは「美智子様おきれい~」と、まるで合言葉か呪文のように口々に唱えていた。まあ、機会があれば今度は雅子様を見たいなあと思ったりもした。
2006年05月03日
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本日5月2日。私にとってGW3日目の今日は本当は山行を計画していた。日帰りで御坂山塊の釈迦ヶ岳に登る筈だったが、前日の天気予報は雨。とりあえず一発逆転の晴天を期待して朝3:30に起きたのだが、外は星の見えないどんよりとした空。結局山行を中止してもう一眠りすることにした。10時前に起きだし、さて今日の予定はどうするかと考える。せっかくのGWなので、雨混じりの天気だが家にじっとしているのもつまらない。もともと単独登山を計画していたので今日は一緒に出かける相手もいない。しばし考えた後、気になっていた場所に出かけることにした。それは秋葉原にある「交通博物館」である。もうあちこちのブログで交通博物館の閉館の話題がにぎわっているのでご存知の方も多いと思うが、この交通博物館は今月の14日で閉館となり、約80年の歴史を閉じようとしている。ここは私の実家からは自転車で20分弱のところにあり、小学生の頃は何度も足を運んだ。お目当ては1Fの鉄道模型のジオラマだ。多分ここを訪れたのは30年振りくらいではないかと思うが、そのときとほぼ同じままの姿でそのジオラマは私を迎えてくれた。もちろん走っている模型車両や風景などは新しくなっているのだが、与えてくれる感動は以前と少しも変わらない。クルクル動いている小さな列車の模型を眺めていると当時の興奮が蘇ってきた。あのころは先頭でガラスに鼻をこすりつけるようにして見ていたなあなんてことまで思い出してくる。何故30年もこのジオラマを見に行かなかったのだろうと不思議に思ったりもした。その他の展示も基本的には当時と大きく変更はしていないようだ。1FにはSLのC57が展示されており、その迫力ある巨体に見入ってしまう。私は基本的にテツではないのだが、テツの気持ちがちょっとわかるような気もしてきた。一通り展示を見終え、屋上に出て、大きく変貌した秋葉原の情景を見渡す。街並みは今後も変わって行くだろうし、この交通博物館のある旧万世橋駅もいずれは壊されることになるだろう。でもこの神田川を挟んだ両岸の景色はいつまでも長く留めてもらいたいと思う。
2006年05月02日
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Part2の続きである。下山を開始するとすぐにお坊山方面と甲斐大和方面の分岐となる。本当はこのままお坊山を縦走しようかなとも考えていたのだが、前回の山行で「ひざ痛」が発生したため、長距離の山歩きには若干不安がある。少々悩んだが、結局このまま甲斐大和方面に降りることにした。この道は途中に道標などが一切無いが、尾根を伝っていくだけで、尚且つ東京電力の巡視路にもなっているため、迷う心配はまずない。落ち葉を踏みしめながら快調なペースで高度を下げていく。分岐から15分ほど進むと、巨大な送電線鉄塔の真下に出た。送電線を見たのはもちろん初めてではないが、こんな大型のものを真下から見上げるのは初めてだ。鉄塔があるところは当然樹林が切り払われているので見晴らしも良い。遠くまで送電線が続いているのが良くわかる。しばらくその景色を楽しんでから再び下降を始めた。と、その時予期せぬ痛みが右ひざに走る。「ひざ痛」発症である。まいったなあと思い、ゆっくり足を進めるが、一歩ごとに痛みが走るためかなり辛い。このままでは下山できても相当なダメージが残りそうだなあと思い、困りながらふと地面を見ると、そこに杖代わりにちょうど良い長さの枝を発見。とりあえずそれを杖にすることにした。右足を進めるときは先に杖に体重を乗せるようにして、なるべく右ひざに負担がかからないようにする。これによってだいぶ痛みが軽減できた。ただ如何せん所詮はただの枝なので、グリップも良くないし、枝の先も地面に立てるのには安定していない。下山路自体かなり急な傾斜なので、杖を置く先も慎重に選ばなければならない。そんな訳でかなりのペースダウンとなった。そしてようやく林道に到着。とりあえず一安心。ここからは平坦な道なのでひざ痛はほとんど出ない。杖代わりの枝に感謝し、ここでお役御免。「道の駅甲斐大和」を目指し林道をとぼとぼ歩いていった。道の駅ではワインを購入。そこからJR甲斐大和駅までは20号線を30分弱歩く。道すがら周りの山の紅葉を楽しみながら、次回の山行での「ひざ痛」対策に頭を悩ませていた。
2006年05月02日
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Part1の続きである。しばらくすると送電線の鉄塔がある尾根に出た。ここからは大月市街地がよく見渡せる。今日の天気予報では「曇り」との予想であったが、青空が広がっている。ここからは尾根に沿っての山歩きだ。道標は多くはないが、尾根をそのまま登っていけばいいので迷うことは無い。快調なペースで高度を上げていく。目に前にマイクロウェーブ反射板が見えてきた。国道20号線を歩いているときに小さく見えたそれが、今は大きく見える。山の中にこういった人工建造物があるのは本来は面白くないのだが、それがゴールラインのようにも感じられ、最後の力が入る。そして登山口から1時間30分ほどで頂上に到着だ。ここまでは樹林帯の中の山歩きで、あまり景色を楽しめなかったが、ここに立つといきなり目の前に甲府方面の景色が広がる。南アルプスや八ヶ岳が良く見える。頂上にたどり着いた高揚感もあり、しばらくその光景から目を離せなかった。後ろから聞こえてきた人の声に振り向くと、そこには富士山がどーんとそびえていた。御坂山塊の上にひょっこり顔を出した富士山はとても美しい。前回の愛鷹山から見たような何もさえぎるものがない大きな富士山も良いが、幾重もの山並みの上にどっかりと鎮座している富士のほうが優美さを感じられる。頂上に着いたときは1組のハイカーが居ただけだったが、しばらくするとぞくぞくと登ってきた。多くは私の登ってきたルートではなく、笹子峠から登ってくる。南北に細長い頂上がそろそろ混雑してきたので下山することにした。Part3に続く
2006年05月01日
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