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私:今年は、大きな問題が次から次に出たね。A氏:欧州経済危機とそれからくる円高。 アメリカの財政危機、高失業率と格差の拡大。 これもドル安、円高の要因だね。私:そこに千年に一度という東日本大震災だ。 そして福島第1原発事故という人災まで発生する。A氏:そのうちに、関東地方もガソリンスタンドに行列ができ、スーパーでは納豆とヨーグルトが毎日、あっという間に売り切れ、遅く行くと棚はガラガラ。私:俺は朝食に納豆を食べるんだが、関西の知人がときどき送ってくれたので切らさないで済んだがね。 しかし、計画停電には参ったね。 そして、夏を迎えて節電だね。 そのうちにタイの洪水騒ぎまであって製造業は踏んだり蹴ったりだね。A氏:東日本大震災と福島第1原発事故で、政治も影響を受け、菅直人首相が退陣し、野田佳彦首相となる。私:一方で、欧州危機は拡大し、アメリカではデモ騒ぎまで出る。 中近東は民主化の波が広がり、ついに独裁者カダフィが倒れる。 最後に、金日成も死去する。A氏:なんだか、世界中が同時並行的に混乱しているね。私:こんなに円高になっても、ガソリンは高い。 原油が高くなっているからだね。 ファンドがつりあげているんだろう。 彼らだけは混乱なく安泰だね。A氏:この前、君はマネー資本主義、グローバル資本主義、金融資本主義、ファンド資本主義とか言っていたが、ある人がカジノ資本主義だと言っていたね。 資本主義も大きく変わったね。私:年末年始は、一つの区切りだが、こういう混乱した情勢には、区切りはなく、連続していて、来年もこの傾向は、確実に続くだろうね。A氏:なんだか、正月気分にはなれそうもないね。私:今年、来日したブータンの王様は福島県相馬市の小学校児童に「龍は心のなかにあり、経験をして成長していくものだ」と言ったね。 明日から辰年。 龍の年だ。 年賀状に昇天する龍を描いたがどうなるかね。 何か、良い兆しがあればいいが、今のところ、前途は暗いね。
2011.12.31
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このところ、横浜は毎日、気持ちのいい快晴である。 昨日、久しぶりに自然公園をウオーキング。 午後2時過ぎ、厚いジャンパーを着て歩いたが少し汗ばむ。 森の小径は、落ち葉が厚く積もっている。 これをサクサクと踏む。 気持ちがいい。 ときどきカラスの高い鳴き声がするだけで、他の鳥の声はほとんどしない。 冬の森は静寂である。 天気予報では、日本海側は連日大雪であるが、太平洋側の年末年始は、この晴天が続きそうである。 人間社会は、荒天なのにーーー。
2011.12.30
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私:たしか、かなり前の朝日新聞の書評だと思うが興味をもって図書館で借りたよ。 推理小説だね。A氏:朝日新聞の書評にしては固くない本だね。私;刊行が06年だから、正式な書評でなく、「売れている本」というコーナーでの紹介ではないかと思うね。 だから、図書館で大分待って俺の番に来た。 俺の後、126人が待っている。 図書館のこの本の「要旨」には次のように紹介がある。 「連続バラバラ殺人事件に翻弄される警察。 犯行現場の田舎町に"平和"な日々は戻るのか。 いくつかの"断片"から浮かび上がる犯人とは。 陰惨な連続殺人は"ピース"によって引き起こされた」 この田舎町とは、秩父地方で、小鹿野とか両神とかいう地名が出てくる。 俺にとっては懐かしい地名で、10年くらい前に、仕事でこの地方の山奥の会社に 近くの旅館に泊まり込みで通ったことがあるからだ。A氏:大分、奥地だね。私:西武線の秩父駅で降りて、後はタクシーで30分位かかったね。 ところでこの本の題名の「ピース」の意味が最初わからなかった。A氏:平和ではないの?私:その意味はこのストーリーの後半にでてくる。 よく子どもたちが、テレビカメラに向かって「ピース、ピース」と言って、指をVの字にして手のひらを差し出すときのシーンを想像するといいね。 その「ピース」だね。 この「ピース」が連続殺人事件を解く鍵になるんだね。 推理ものははまりだすと手が離せないね。 久しぶりに推理ものを読んで面白かったよ。
2011.12.29
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A氏:今朝の朝日新聞の社会欄で公立校の学校選択制の問題をとりあげているね。私:大阪市長に当選した橋下徹氏が公立校の学校選択制を公約に掲げていたね。 教員の質の向上に競争原理をもちこもうというわけだね。 すでに導入した東京都江東区、品川区、神奈川県逗子市の例があげられているね。 どうも、単純な問題ではないね。A氏:他に選択制を一度導入してやめにした前橋市や長崎市もあるね。私:選択制による競争原理で教員の質は向上するだろうか。 それはすでにフィンランドやイギリスの例も含め、十分検討されたことではないのかね。 品川区の小学6年生の4分の1が私立や国立の中学に進むという。 背景に親の格差もあるかもしれない。 根は深いね。 橋下市長の公約が民主党のマニフェストの二の舞にならなければいいがね。
2011.12.28
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私:2,3日前の朝日新聞の「天声人語」で、橋下徹大坂新市長が、上京し、政界の人物に挨拶にまわった時、選挙で相手側の候補を応援した民主、自民、公明の幹部がニコニコ顔で対応していたのを批判していたね。A氏:橋下独裁政治と批判していたのにね。 急に協力するという姿勢だね。 政治家の節度のなさを「天声人語」は嘆いていたね。私:このときの「天声人語」は、鈴木宗男氏の仮釈放のとき、100人くらいの議員が集まった中に、鈴木氏に反対した人たちも混じっていたことにもふれていたね。 A氏:名前をあげていなかったね。私:しかし、俺は「天声人語」が指摘する前に、テレビで知っていたね。 福島瑞穂社民党党首の顔が見えた。 そいしたら、すぐに辻元清美議員の顔が見えた。A氏:かっての国会で鈴木氏が喚問された時、「あなたは疑惑のデパートです」と叫んだ人だね。私:これを見ると、政治家たちは仲良しクラブになっているね。 命がけで信念を貫くという政治家は消えたね。
2011.12.27
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A氏:君のブログは、厳密には匿名ではないね。 本名が出ているHPとリンクしているから、HPからこのブログにアクセスしてくる人は君の本名も履歴も知っているね。私:そうだね。 HPは10年くらい前に開設。 ISOマネジメントシステム関連を扱っていて、毎週月曜日に更新していたね。 だから、グーグルの検索でも容易に引っかかたね。 しかし、昨年、アクセス60万に近づいた頃、この世界から引退することを決意して更新をやめた。 厖大な記事は、参考になるので、1年間、年末まで、そのままにしておいたんだ。 昨年春頃、アクセス60万を突破したね。A氏:惜しむ人もいるのではないの。私:そこで、このブログで、月曜日だけISOマネジメントシステム関係の話題にしていたんだね。 今日で72回だね。 今日でブログのほうのISOも終わりにしたい。 長い間、HP、ブログともに、関心を持ってアクセスされた方には感謝したい。A氏:引退理由はなんだね。私:まぁ、年だね。 生涯現役などという無理はしたくないというのが俺の生き方だよ。 2年前の引き越しが一つの転機で、本も最終的にはダンボール40個くらい売ったよ。 日本の本質管理を振り返ってみると、俺たちが現場の最前線にいた1960年代は「安かろう、悪かろう」という低品質時代だったね。 それから、から、1970年代にアメリカに追いつけということで次第に技術力をつけたね。 1980年代には品質で世界を制するようになった。 その日本の製造業の躍進はすごかったね。 この流れの中にいた者として、今の日本の品質管理はISO9001に毒されているね。A氏:たしか、俺は1960年代には、品質管理で石川馨氏さんの話を聞いたことがあるね。私:東大教授の石川氏は、標準偏差を「バラツキ」と言い、不適合製品は「オシャカ」というように現場用語を使ったね。 ヒストグラム、特性要因図、パレート図を「三種の神器」と言っていた。 後に、分析手法が7つになると「弁慶の7つ道具」と名前をつけた。 今のISO9001関係者とは発想が違ったね。 物作りの現場と一体だった。 今は、品質は書類に埋もれている。 世界は今、大きな混乱時代。 ISOマネジメントシステムの世界も同じ。 来年からは、その行く末を外側から見守りたいと思う。
2011.12.26
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孫たちのクリスマスプレゼントにバンダイのプラモデルを買う。 ガンダムとか、ダンボール戦機とかいろいろなモデルが次から次へと出ていて、孫たちは新しいモデルを次から次に欲しがっている。 ヒット商品だ。 バンダイは一時の任天堂のように高利益をあげ、ボーナスも200万円出たという。
2011.12.25
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【送料無料】誰が「地球経済」を殺すのか私:最近の世界経済の危機を理解するにはわかりやすい本だね。 探偵が推理するという説明方法をとっている。 しかし、わかりやすい反面、深さがほしいところだがね。 図書館から借りた。A氏:経済危機の犯人はファンドかね。私:この本の最初と最後の方にあるが、犯人は「人間の『我が身かわいさ』のぶつかりあい」だという。 アダム・スミスの「国富論」をもじって、犯人は「僕の富さえ増えればいい」という「僕富論」だという。 だから、解決方法は「君の富を増やしてあげよう」という「君富論」だという。 ところで、君はGNPとGDPの違いを知っているかい?A氏:GNPは「国民総生産」でGDPは「国内総生産」だろう。 日本人のアーティストが海外公演で稼いだ収入は、日本国民が稼いだのだから日本のGNPに含まれるが、日本国内で稼いでいないのでGDPには含まれない。私:GNPは「誰が」の数字でGNPは「どこで」の数字だね。 日本では、GNPとGDPはほぼ同じ額で経過してきたのが、1980年代からGNPのほうが2~3%多くなってきているね。A氏:両者がほぼ同じ額だということは、自己完結型だね。私:しかし、円高対応やグローバル化で日本企業が海外移転を進めると、海外で稼いだ額が増加してGNPが増加する。 そして、国内での投資は減ってくるね。 日本経済が、成熟段階に来たことを示しているね。 大人になったわけだね。A氏:一方、雇用の空洞化現象が出ているね。私:GDPの増加が経済成長だから、成熟段階になったら、成長戦略は時代遅れだと著者は指摘するね。 今まで蓄積してきた豊かさを、いかに効率的・効果的に分かち合っていくかを考えていくのが、今の日本に求められているという。 それから、著舎はカタカナ経済語に気をつけろと言っているが、俺が参考になったのは「インフレターゲット」だね。 この用語は、インフレがどんどん加速している中で物価上昇率を抑えこもうとする中でのものだが、今使われているインフレターゲットは、デフレ克服策として位置づけられている。 インフレ抑制を狙う政策とデフレ脱却を狙う政策が同じ手法を使っていいのかという問題があるという。 それに資本主義の定義も変わってきているね。A氏:「生産手段を所有する資本家階級」というが、今は、生産手段を持たない大金持が多く、金融でお金を増やしているね。私:マネー資本主義、グローバル資本主義、金融資本主義、ファンド資本主義といろいろ資本主義の頭に文字がつくのは、従来の資本主義の定義、すなわち、マルクスが扱った資本主義が終わったのかもしれないね。
2011.12.24
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昨日、予定通り忘年会。 駅前の酒場に部屋を予約してあり、午後5時、開店とともに、6名集まった。 本来、7名になるところが、1名が先週急逝したので、6名となったもの。 乾杯の前に、彼の冥福を祈り、黙祷をした。 彼の死の直接原因は不明で、突然倒れて病院に入院し、1週間近く治療したが、ついに帰らぬ人になったという。 彼と最後にあったのは、10月の1泊の同窓会のときだったが、そのとき腰が痛いといって、宴会の夕食のときは畳なのであぐらをかけず、椅子に腰掛けていた。 腰の痛みは、内臓の病気に関係することが多いので、お互いに要注意だと皆、話が出た。 一人が、お得意の技術で学生時代の白黒写真から、去年の一泊同窓会の動画に至る50余年の多くの同期生の写真をDVD1枚に編集してきた。 それを持ってきたノートパソコンで、披露した。 よければ、これを同期の20名に配るという。 貴重な資料である。 学生服時代の皆の若い顔の写真を見て、感慨無量の一言であった。
2011.12.23
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横浜近辺に住む大学同窓生は10名ほどいる。 お互いに日常の付き合いはないが、年2、3回は会って夕食し、旧交をあたためていた。 今週末、忘年会の予定をしていた。 ところが昨日、その一人が急逝したとメールが入った。 彼は定年後、コーラスをしており、あちこちのコーラスの集まりに出て多忙であった。 声を出すのは健康にいいというが、彼も健康であり、われわれに勧めていた。 それが突然の死去である。 まだ、死亡原因の情報はない。 忘年会は予定通り行うが、そのとき詳しいことがわかるであろう。 そして、生前の彼の活動を偲ぶことになろう。 謹んでご冥福を祈ります。
2011.12.22
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【送料無料】同日同刻私:12月8日前後の新聞書評で、日米開戦のことを書いたいくつかの本が紹介されていた。 その中に山田風太郎の「同日同刻」があった。 風太郎ファンの俺は早速、図書館で予約して、あまり待たずに借りたよ。 太平洋戦争開戦の1日と、最後の終戦までの15日間に、日本、アメリカ、ヨーロッパで起こった出来事を、信頼できる記録に基づいて、同じ時刻で、空間の隔たりを超えて対照させている。A氏:終戦の15日間というと8月1日から8月15日までだね。私:原爆を落とされ、ソ連が参戦し、ポツダム宣言の文句で閣議がもめ、最後に天皇の聖断がくだり、クーデーター騒ぎの中、昼に天皇のラジオ放送が流れるという15日間だね。 それは、もう、かなり知っているので、俺は開戦の方に興味をもったね。 西部邁氏は、「終戦記念日」があって、「開戦記念日」がないのはおかしいと言っていたがね。A氏:今の若い人に12月8日の「真珠湾攻撃」と言っても、ピンとこないのではないの。私:空間の隔たりを超えると、12月8日の日米開戦の日は、モスクワ戦線では、ドイツ軍がソ連軍の反撃と極寒に耐えかねて、総退却を開始した日だという。A氏:歴史は皮肉だね。 この日から、ドイツは敗戦の道をたどるのだね。私:ラジオで最初、開戦が報じられたのは、8日の午前7時台に繰り返し放送されたという。 俺の記憶では、小学校に登校しようと家をでたときに聞いたと思う。 印象的だったのは、開戦のニュースを感激して迎えている知識人などが多いな中で、近衛文麿は 「えらいことになった。 僕は悲惨な敗北を予感する。 こんな有様は、せいぜい3ヶ月だろう」 と沈鬱な声で言ったということだね。A氏:彼は、山本五十六の「アメリカと戦ってはじめの1年はどうにかもちこたえられが、2年目からは勝算はない」という考えを聞いていたんだね。私:もう一人の人物が元外相松岡洋右だね。 彼は開戦のニュースを聞いて 「三国同盟は、それによってアメリカの参戦を防ぎ、世界大戦を予防することだったが、かえって、今度の戦争の原因になってしまった。 それを思うと死んでも死に切れない」 と涙をためて言ったという。 同日、アメリカのルーズベルト大統領は、開戦のニュースに実に冷静に対応し、イギリスのチャーチル首相はその夜はぐっすり寝たという。 この本を読むと、悲惨な敗戦を記念する「終戦記念日」も嫌なものだが、罠に飛び込んだような「開戦記念日」もいい気がしないね。
2011.12.21
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私:突然の金正日死去のニュースには驚いたね。 気の早いところは、今年の10大ニュースを発表した後だった。 このニュースは、おっかけ、今年の10大ニュースに入るだろうか。A氏:金正日は俺たちより1世代くらい年下だから、俺は生きているうちに、「独裁者金正日なき北朝鮮」の姿を見られないと思っていたが、これで事態は急変したね。私:とりあえず後継者は3男の金正恩だね。 これからは、彼の名前が北朝鮮関連ニュースで頻繁に登場するだろうね。 俺は、金日成(キンニッセイ)、金正日(キンショウニチ)とともに漢字読みできたが、金正恩は(キンショウオン)となり読みにくいね。 韓語読みの「キンジュンウン」のほうが言いやすいね。A氏:28歳だというから、父親のカリスマ性を発揮できるだろうか。私:今度は俺たちが生きている間に、「若きキンジュンウンの北朝鮮」がどう変わるかが見ることが出来るかだね。
2011.12.20
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A氏:君は、ISOマネジメントシステムは、現場とは考え方の上で分離べきだ言っているが、これは理解が難しい点があるのではないの?私:現実の企業活動は一体となっているからね。 しかし、それを分離できないとマネジメントシステムが理解されていないことになるね。 もう、何年か前になるが、ケーブルの会社でISO9001の審査を受けたことがあった。 審査員は、出身は技術屋だったせいか、現場を見て、ケーブルの部品に致命的なサビを見つけ、これを不適合としたんだね。 そしたら、主任審査員は、それはマネジメントシステム問題でないので不適合から外したんだね。 その審査員はそれが気に入らないで、友人が新聞記者だったので、不適合隠しだと訴えたんだね。 適正な審査でないというわけだね。A氏:新聞はとりあげたの?私:新聞記者もマネジメントシステムが理解出来なかったらしく、記事になったが、誤解だから大した問題にならなかったがね。 要するに、致命的なサビがあったのが問題でなく、そのサビがマネジメントシステムの中でどう管理されているかが問題なんだね。 致命的なサビは参考事項かなんかで扱えばいいことだね。 マネジメントシステムの審査員は、製品の品質の検査員としてではなく、システムの「品質」を検査するのだからね。A氏:ISO9001の場合は品質を扱うから、技術をよく知っている審査員は混同を起こすだろうね。私:これは他の環境マネジメントシステムのISO14001や、労働安全衛生マネジメントシステムのOHSASA18001の審査でも同じだね。 ある会社の審査で環境マネジメントシステムの審査員が審査来た時、鍵手をもってきたことがあったという。A氏:鍵手?私:要するに敷地内を歩いて、鍵手でマンホールの蓋を開けるのだね。 そして中を見るわけだ。 まぁ、環境マネジメントシステムの目的は、汚染物の流出防止だから、その気持ちは分かるが、ともするとマネジメントシステム審査から逸脱することになるね。 官庁の立ち入り検査のようになってしまうね。A氏:労働安全衛生マネジメントシステムの審査も同様だね。私:現場をあるいて、労働監督署が立入検査したり、労働安全衛生コンサルタントが現場で指摘したりするようなことをする審査員がいるね。 細かいことを、現場を歩きながら指摘する。 しかし、マネジメントシステムの指摘がないことが多い。 まぁ、労働安全衛生マネジメントシステムの目的は労働災害をなくすることだから、現場を歩いて、危険な箇所を指摘する気持ちは分かるが、専門家としては、区別して指摘すべきだね。A氏:現場を歩いて、製品の致命的なサビを指摘するのと似ているね。 マネジメントシステムと現場の関係が分離されていない点がね。私:品質は、企業固有の技術的な性質があり、通常、審査員は製品の品質については不得意だが、環境や労働安全衛生は企業の共通性があるので、経験を積んだ審査員も、現場の問題を指摘しやすい。 だから、つい、混同しやすいのだね。 よく審査機関で、企業で現場で不祥事を起こしたらすぐに報告してくれという要請をしているとことがあるが、これも混同からきているのではないかね。
2011.12.19
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【送料無料】余震そして中間層がいなくなるA氏:今朝の朝日新聞の一面の下半分は「1つのアメリカの幻」という記事を大々的に掲げているね。 記事の副題は「2012大統領選・変わらぬ社会」だね。 大きな写真を掲げているが、それはメキシコ国境との間に作られた不法移民防止の数メートルほどある高い障壁だね。 記事は2面にも続き、オバマ大統領が「1つのアメリカ」と言った黒人と白人の一体化は、むしろ悪化し、「人種の壁」はむしろ目立つようになっていると報じているね。私:この記事を見て、俺は昨日読んだ「余震」の第12章に書いてある4頁ほどの「2012年大統領選挙」という章を思い出した。 この章はフィクションだが、2020年に「独立党」という政党が民主党、共和党を破り、党首のジョーンズが大統領になるというものだね。 その「独立党」の政治要綱は次の通りだね。 ・不法移民の例外ない厳しい取締り ・ラテンアメリカ、アフリカ、アジアからの合法移民の凍結 ・全輸入品の関税引き上げ ・米国企業の海外への事業移転や海外へのアウトソーシングの禁止 ・海外の政府系ファンドによる米国への投資禁止 ・国連、WTC、世界銀行、IMFから撤退 ・中国が為替変動相場制に移行しない限り取り引きの停止 ・利益の出ている企業には労働者の解雇や給与カットの禁止 ・投資銀行の禁止 ・株価操作などに関与したものは10年に及ぶ禁固刑 ・個人の収入は50万ドルを限度とし、これを超える収入は税率100%課税 ・25万ドルを超える収入は税率80% ・キャピタルゲイン税は80% ・10万ドルを超える純資産には年間2%の財産税 ・海外での資産隠しが発覚したときはアメリカ国籍の剥奪A氏:モンロー主義みたいだね。 TPPなんて吹っ飛んでいるね。 私:勝利したジューンズ大統領は、次のように演説する。 「国民の皆さん。皆さんはアメリカを立ち直らせるために、投票したのです。 大きな政府、大企業、そして大手金融機関からアメリカを取り戻すために投票したのです。 私たちから自由を奪う政治家から、私たちの雇用を奪う外国人から、国家への忠誠心を持たない金持ちから、そして私たちの重労働に寄生する移民から、この国を取り戻すために(大喝采)。」A氏:アメリカ革命だね。私:これはフィクションだが、逆にアメリカの問題点を根底から明確にしているね。 特に、今朝の朝日新聞では、上のリストの最初にある不法移民の取締り強化は、ブッシュ政権からオバマ政権に受け継げれて強化されていると報じているね。
2011.12.18
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【送料無料選択可!】余震(アフターショック) そして中間層がいなくなる / 原タイトル:AFTERSHOCK (単行本・ムック) / ロバート・B・ライシュ/著 雨宮寛/訳 今井章子/訳私:1970年代から、中間層は所得の低下傾向をカバーして「大繁栄時代」の消費ができたのは、3つの対応をしたからだという。 第1の対応は女性の労働市場への進出だね。 これは高学歴の女性が増加したことにもよるが、大多数は家計の下支えを目的としていた。 男性労働者の賃金が横ばいか、低下してきたからだ。A氏:それにアメリカ産業がサービス業へと労働の質が変わってきた点が幸いしていたね。私:1966年、低年齢の子どもを持ちながら外に出て母親は全体の20%であったが、1990年代後半には、60%に上昇した。 しかし、ベビーシッターを雇うとなると、そのコストで帳消しになるおそれがあるね。 第2の対応は、長時間労働だね。 リーマンショックが起きる前までは、アメリカ人の平均年間労働時間は2200時間を超えていた。 これは欧州の労働者より350時間多く、日本人より長時間だ。 標準的なアメリカ人の家庭では、1979年に比べて500時間、つまり2週間まるまる余計に働くようになった。 これで所得減をカバーして消費を維持した。A氏:50年くらい前には、俺たちは長時間労働で、日本は後進国で遅れていると言われたね。 アメリカの中間層は悠々と余暇を楽しんでいたね。 そこでアメリカに追いつけと日本でも時短の活動がさかんになった。 最初、残業規制となり、隔週土曜日に休みとなり、そして毎週5日制となったね。 子どもが出来る頃は余暇ができレジャーがさかんになった。 その先進国モデルが崩壊しているとはね。 もっとも、日本も俺たちが経験した時短運動が、いつの間にか消えて、今の若い正社員の人は長時間労働にもどっているようだね。私:第3の対応が、貯金を取り崩して限度いっぱいに借り入れることだね。 それによってアメリカ人は消費を維持することができる。 「大繁栄時代」には収入の9%を貯蓄していたのに、次第に減少し、リーマンショックのあった2008年には2.6%にまで減った。 一方、借りた金は増加した。 「大繁栄時代」には住宅ローンを含めた借金は収入の50~55%であった。 1980年代から借金は増大して、2007年には標準的なアメリカ人世帯の借り入れは、収入の138%までにもなっていた。A氏:そしてリーマンショックで、はじけたんだね。 アメリカ人の中間層の消費は大きく落ちるね。 消費が落ちるから、不況となり、失業は減らないね。私:著者の考えは、富の富裕層への集中が、アメリカ経済の不況の基本的な原因だとしているね。 そして、リーマンショックで国民の税金で救済された金融関係者はまた、復活して、リーマンショック以前と同じように、金融資産の運用で巨額の収入を得ているという。 そして富が公平に分配されていないというのが不況の原因だとしているね。 教育格差も大きくなっているという。A氏:アメリカはどうしてそうなったのかね。私:大きくは「大繁栄時代」以降の富裕層に有利な税制、そして、富裕層の政治献金による政治家の篭絡だね。 高い報酬をもらっているロビーストもいる。 著者はいろいろな政策提案をしているが、基本は「大繁栄時代」と同じように労働者に対する公平な分配だね。 ひるがえって、日本を見ると、アメリカの大富豪のようなリッチな層はあるのかね。 日本の格差はアメリカと違うような気がしたね。 日本のリッチへの富の集中より、貧困の増加ではないのかね。 グローバル化で富は、アメリカの富裕層に行っているのかもしれないね。
2011.12.17
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【送料無料】余震そして中間層がいなくなる私:この本は書評で知って、図書館で予約待ちして借りた。 こないだプライムニュースを見ていたら、年金男長妻昭議員が「日本はアメリカについで世界第2位の格差拡大国になった」と言っていたね。 特に問題になっているのは、中間層の貧困化だね。 この本の訳者は「あとがき」で日本の中間層の所得の変化を指摘しているね。 1985年に1世帯当たりの平均所得金額は493万円。 その後順調に増加して1996年は661万円。 これをピークに現在まで減少に転じて、2010年は547万円になる。A氏:これでは消費は冷えるだけだね。私:年収300万に満たない世帯は1999年に27.2%であったのが、2008年には33.3%に悪化している。 生活保護世帯が急増していて、今年は戦後最高になったね。 ところで、この本の本文にもどるが、アメリカも、労働者の平均賃金はリーマンショックまでの30年間は横ばいだが、2000年代には低下している。 2007年の男性労働者の中位賃金は年間4万5千ドルを若干上回る程度。 これは30年前より少ないという。A氏:30年前に比較したら、米国経済はずっと規模が大きくなっているのにね。 一体、この30年間で増えたアメリカの所得分はどこへ行ったのかね。私:富裕層に向かったのだね。 これを1920年代の恐慌の頃からのアメリカの状況を見ると興味ある実態がわかるんだね。 最上位1%が手にする所得の全体比は、1928年の23%。 それからから次第に低下して1930年代は16~17%。 低下は続き、1970年代には8~9%で底となった。 富裕層より中間層の所得が増え、消費が増え、アメリカの「大繁栄時代」となるね。A氏:俺たちが戦後、アメリカ映画などを見てあこがれていたアメリカの裕福な中間層が確立していた頃だね。私:ところがこれが1970年代以後、反転した。 1980年代に10~14%。 次第に悪化して、2007年には23%を超える新たなピークとなっている。 富がまた1%の富裕層に集中しだした。A氏:1920年代の経済恐慌の頃にもどったね。 ということは次第に富が一部の富裕層に集中し格差が拡大しているということだね。 まさに、富者の1%と貧者の99%の分離だね。私:俺たちがあこがれていた中間層が崩壊しだしたんだね。 著者は、1947年から1975年のアメリカの「大繁栄時代」では、アメリカの労働者には働きぶりに応じた報酬が保障されていた。 それが、1977年頃から生産性が右肩上がりに直線的に向上しているのに、1時間当りの賃金は横ばいで、ワニの開いた口のようにギャップがどんどん広がっている。A氏:しかし、それでも1970年代以降でも、アメリカの中間層は「大繁栄時代」と同じような消費を続けていたね。 それが、リーマンショックまでのアメリカ経済を支えていた。私:減りそうな収入をカバーするために中間層は、3つの対応を考えた。 それは俺たちが憧れたアメリカの中間層の日常生活の姿を失わせる対応になるんだね。 それは、明日の話題としよう。
2011.12.16
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私:どこかの書評を見て図書館で予約待ちしてようやく借りた。 驚いたね。 まず、この本は1979年の「アサヒグラフ」に掲載されたものだということだ。 それが、今年3月の福島第1原発事故で再登場したというわけだね。A氏:32年前は朝日新聞だって、原発推進派だったのだろう。 よく出版されたね。私:次にこの本で驚いたのは、水木しげる氏の絵だね。 原発内のパイプだらけの姿が妖怪の手足のように生々しく描かれている。 すごい迫力だね。 この中で働く作業者の姿も生々しいね。 水木氏は、別に原発内部に入ったわけでなく、実際に原発の下請け労働者として作業したジャーナリストの堀江邦夫氏の話を聞いて書いているんだがね。 水木氏は、原発の中で働く労働者の話を聞き「まるで戦場のようですな」と言ったという。 戦争で片腕を失って戦った戦争体験を重ねていた様子だったという。 32年前に書かれた原発労働者の実態だが、今も変わらないね。A氏:あの防護服を着るだけでも大変な作業だろうね。 汗をビッショリかくらしいね。 そして不自由な服装で手作業をするのだから大変だね。 放射線量が高い現場では、人海戦術で「使い捨て」のように、人が次々に入れ替えで投入されるんだね。私:「フクシマ50」とは何だっただろうね。 この本を見ると、ゾッとするだけだがね。
2011.12.15
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私:欧州危機を救うため、独仏が中心で各国の財政規律強化を義務づける政府間協定に、EU加盟国で唯一、英国のキャメロン首相が参加拒否を表明した。 キャメロン首相は、「国益」を守るために、EUの金融サービス規定について英国を例外とする条項を盛り込むように求めたが、特例を認められない独仏が拒否したからだね。A氏:英国はもともと、通貨はユーロでなくポンドを維持していたからね。私:このキャメロン首相の決断に対して、保守党内では「国益を守った」「指導力を発揮した」と賛辞が相次いだという。 EU脱退論も出始めたという。 英国も厖大な赤字財政をかかえている。 緊縮財政で党内での不満があるのでキャメロン首相は党内事情も考えたようだね。A氏:消費税など日本の財政規律をめぐる小沢派らによる民主党政権の党内分裂と似ているね。私:一方、英国の孤立は産業界では「英国抜きの市場規制などが決まってしまう」と不安が広がっているという。A氏:なんか、日本のTPP論みたいだね。 野田佳彦総理がTPP交渉で「国益を重視する」として参加拒否したら、「国益を守った」「指導力を発揮した」と賛辞が相次ぐかね。 財界は批判するだろうがね。私:しかし、キャメロン首相は「英国はEUの完全なメンバーであり続ける」と脱退論を拒否しているというから、野田総理も2枚舌にならざるをえないだろうね。 今朝の朝日新聞の「教えて!TPP」欄では、海外の人材を集めて経済成長してきたTPP交渉国のシンガポールが、国内の雇用が脅かされるとして、TPPの方向に反して、外国人の雇用抑制に方針転換したと報じているね。 シンガポールのリー・シェンロン首相は「国民を第一に考える」と表明したという。A氏:国益優先だね。私:こないだの「北の国からTPPを考える」倉本聰氏インタビューではないが、欧州統合とTPPは「国益」をめぐって共通点が多いね。 外との付き合いとうちの中のゴタゴタした事情。 外憂内患。 何か、世界各国が似た政治状況になってきたね。
2011.12.14
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【送料無料】秋葉原事件加藤智大の軌跡私:どこかの書評で読んで図書館から借りた。 2年前ほど前の事件のことなので、本はすぐ借りられた。 この本は、例の秋葉原無差別殺傷事件の犯人である加藤智大が生まれてから犯行までの軌跡を詳細に追ったものだね。 著者が「あとがき」で書いているように、この事件を「派遣労働」の問題だと簡単に、クイズの2者択一の問題として、切ってしまうのは、割り切れないね。 人間というものは複雑だなということをつくづく感ずるね。A氏:君のブログ「子どものクイズ方法のパターン」で書いているように、世論調査で世の中のことを◯、?や、3択で聞くのは、問題だね。 TPPは反対か、賛成か。 野田内閣は支持するか、しないか。 などとね。私:加藤は、1982年9月28日生まれ。 秋葉原事件が起きたのは2008年6月8日で、秋葉原は日曜日で歩行者天国だった。 この事件は、加藤の26年間の積み重ねが爆発したものだね。 母親の厳しすぎる教育と過度の介入(後に母親は謝罪している)、 内面を見せることが苦手な性格、 不満を言えず行動でアッピールするパターン、キレやすい性格、 突発的な暴力性、勉強への挫折、学歴へのコンプレックス、非モテ、外見、 携帯の掲示板への没入、掲示板でのベタのネタ化とネタのベタ化、承認欲求、 借金、家族崩壊、職場放棄、地元からの逃亡、先輩や友人への裏切り、 満たされない性欲、不安定就労、派遣切り、 携帯の掲示板投稿者のニセ者、掲示板荒らし、無視、孤独、不安--- いろいろなものがたまり続けていたんだね。A氏:派遣切りがキッカケというがね。私:最後の派遣も、一旦、解雇予告が出るが、その後、彼は雇用を延長されている。 雇用側から解雇されたのは、このときだけで、職を転々としているのは、本人が自分でやめているんだね。 しかも、彼は結構、友人もいたんだね。 職場でも友人はいた。 女友達もいた。 本当に心を開いていた先輩が一人いた。 それも自分で裏切る。A氏:しかし、それは俺たちの時代でもあったことではないかね。私:ただ、俺は、この本で加藤の詳細な生き方を読んでいるうちに、俺たちの時代と違う背景を感じたね。 一つは、徹底的に単純化した現場労働だね。 もう一つは、フェース・ツー・フェースのコミュニケーションよりも、携帯などによるネットのコミュニケーションが新しく生まれたことだね。 いずれも、生身の人間らしさが欠落しているね。 人の命が軽くなるのも無理は無いね。A氏:彼の殺害相手は、母親でもなく友人でもなく、雇用主でもない。 彼にとっては無関係な人たちを殺傷した。私:自分の携帯の掲示板にアクセスを誘うためのどぎついバーチャルな言葉が、リアルになったんだね。 それがテレビで放映され、掲示板読者を驚かすことを期待してーーー。 彼はバーチャルな世界でダガーナイフを振った気が、それは人の死というリアルに後から気がついたのだろうか。 あれから2年。 秋葉原はもとにもどったが、社会の流れは変わっていないようだね。
2011.12.13
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A氏:俺の元いた会社の外注から、線材を納入してくるのだが、俺の会社の工場のラインの作業がやりやすいように、線材を巻いてくるボビンが円筒状のものとテーパーがついた円錐状のものと二種類あるんだ。 それぞれ使う工場のラインの機械が違うんだね。 線材は全く同じ品質だがね。 この場合、これは製品として区別すべきかね。私:納入形態がちがったら、当然、別扱いだね。 品番も違うはずだね。A氏:そう言えば、ボビンを指定した図面が二種類あり、図番が違っているから、当然、品番も違うね。 納入するときの品番表示も違うね。私:品番を間違えて違うボビンで巻いて納入したら不良品だね。 顧客クレームになる。 いくら線材が良品でもだめだね。A氏:そうなると中身がよくても容器が要求通りでないとだめだね。私:部品の納入なら、容器に収容する数が決まっていることがあるね。これは、1箱の重量があまり重くならないようにして、顧客の作業者の荷扱い作業の効率を考えているからだね。 中には、A部品とB部品を1個ずつセットで容器に入れて納入するものもあるよ。 これは、顧客ラインで組立する時、この2つの部品は必ずセットで使うからだね。 顧客での使いやすさからきた要求だね。A氏:食品だと輸送中の保管状態が問題になるね。 冷凍食品などは冷凍状態を維持しないといけないね。私:冷凍状態も製品品質に含まれるね。 部品の表示・識別違いもそうだね。 自動車部品など、組立ラインではラインの中央を部品を組みつける自動車が流れているから、部品の識別で右左を間違えたら、組立作業者は大変だね。 作業が中断することもあるよ。 部品そのものの品質は良くてもね。 これは「異品」と言って、大きなクレームになるね。 ある自動車部品の会社で、部品の品質そのものの顧客クレームは皆無なのに、「異品」クレームが毎月1件くらいあった。 出荷検査で表示のダブルチェックをしてもなかなか減らない。 ロットの中に、少数だが、別の品番が入っていることがあるんだね。 結局、工程を流れ作業化して、解決したという。 まさに「品質は検査でなく工程で作られる」だね。
2011.12.12
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私:大体、夢というのは、朝方、見るものらしいが、変な夢を今朝見たよ。 俺は数人のグループ旅行の帰りに、列車に乗っていた。 ある駅についたら、そこで乗り換えすることになった。 そのため、荷をまとめ、列車を降り隣ホームに移動することになった。 皆、さっさと移動したが、俺だけ、忘れ物をしたので、もどったりしているうちに、隣ホームに乗換える列車が到着してしまった。A氏:ヤバイね。 隣ホームというと階段を登り、隣ホームの階段を降りないといけないんだろう。私:それで、面倒なので、線路に降りて、列車に向かった。A氏:危ないね。私:夢だからね。 やはり、線路に降りたら、目の前を別な列車が走ってきた。 乗り換え時間が迫っているが、やり過ごすしかない。 その列車の通過が終わったので乗り換え列車に向かったら、その列車が動き出していた。A氏:絶望的だね。 それに昔の列車は、乗り口はあいていたが、今は閉まっているからね。私:列車は、動きながら、左手方向に曲がりながらゆっくり走り出していた。 そのとき、左に曲がる列車の乗り口がちょうどあいているのが見えた。 それに飛びこんで、車両に転がり込んだ。A氏:アクション映画の見過ぎではないの。私:愉快なのは、その車両には数人のグループがいて、リーダーがなんと田原俊彦なんだね。A氏:昔の歌手の例のトシちゃんかね。私:そこでそのグループと雑談しているうちに夢が覚めた。 おかしな夢だね。 なんで田原俊彦が登場したのかね。 最近、久しぶりに彼をテレビで見たせいかね。 彼が売れっ子の時は、若い明るさがあり、好きな歌手であり役者だったがね。 「抱きしめてtonight」は好きな歌だね。 また、なんでスタントマンのように列車に飛び乗って成功したのかね。 やはり、寝る前にアクション映画を見たせいかね。 しかし、愉快な夢を見たものだね。 夢占いはどうでるかね。
2011.12.11
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私:今年は、インフルエンザの大流行はどうなるかわからないが、昨日、インフルエンザの予防注射をしたよ。 予約なしでできたね。 かかりつけの医者でやったので、問診は簡単だった。 体温と喉のチェックでOKだった。 注射痕はこすらないようにと看護師の注意だったよ。A氏:ついでに今、テレビや新聞で宣伝している肺炎の予防注射をしたらどうかね。私:いや、実は、ついでに肺炎のも頼んだよ。 そうしたら、インフルエンザの注射の後、最低1週間をあけないといけないという。 驚いたのは価格だね。 インフルエンザは2千円だが、肺炎は8千円だという。A氏:けっこうするね。 広告ではあまり気にしていなかったがね。 保険がきかないのだね。 値段で躊躇する人がいるのではないの。私:だから医者には在庫が無いので薬問屋に頼んだね。 家に帰ったら電話が来て、すぐに入荷したという。 インフルエンザの注射後に1週間あけるので、再来週にやることになるだろうね。 5年間有効だそうだね。 そう思えば高くないかね。 もっとも効く確率は50%だともいうがね。
2011.12.10
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私:今朝の朝日新聞のオピニオン欄は脚本家倉本聰氏のロングインタビューだね。 題名からするとTPPを論じているようだが、そうでもないね。 多くは自然に人が学ぶことの重要性を説いているね。A氏:俺も読んだが、最後に「TPPは危機に陥っているユーロ圏と似ている」という倉本氏の言葉は名言だね。私:ユーロという通貨の統一と同時に、思想も民族性も一つにできると錯覚したところに問題があったと倉本氏は指摘しているね。A氏:昨日の君のブログは、池澤夏樹氏のギリシャの話をとりあげているが、ギリシャとドイツ、あるいは日本とでは、ビジネスのセンスが全く違うね。 ギリシャ人は時間にルーズだという。 民族性が違う。 しかし、ギリシャにも暮らしいい点があることを池澤氏は指摘している。 ユーロの無理押しで崩壊し始めているようだね。私:ドイツやフランスはユーロを守るために、必死で、各参加国の財政規律を強化しようとしているね。 これはますます貧しい参加国の個性を殺すのではないかね。A氏:朝日新聞では毎日連載で「教えて!TPP」という欄があるが、今朝は11回目で「薬の値段が高くなる?」という見出しで、TPP導入により薬の値段が上がる問題を扱っているね。私:ニュジーランドの例では、国の福祉で病院や薬局に安く売り渡しているという。 この制度に米国がかみついたという。 米国の狙いは自国の製薬大手の薬を高く売り込み、輸出を増やすことにあるという。 来年1月から発効する米韓FTAで、韓国でも同じ問題が起きそうだね。 薬価基準がある日本も狙われるだろうね。
2011.12.09
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私:寒くなってきたんでクーラーの暖房を使い出したが、古いタイプなので思い切って新しいのに交換したよ。A氏:新しいのは節電対策になるね。私:節電の目的ではないが、今の製品を買うと自動的にそうなるね。 ところがクーラーがタイで作っているらしく、在庫が少ないということで少し待ったね。A氏:とんだところでタイの洪水が関係していたね。私:最初、タイソンのフアンヒーターを買おうと思ったんだ。 夏に羽のないタイソンの送風機を買ったからね。 ところが、インターネットで調べたら、評判がよくないね。 値段が高いだけでなく、騒音がひどいらしい。 それにタイマーがないのが致命的だね。 暖房力も弱いという。 そこで、普通のクーラーにしたよ。 まぁ、今年の冬は、新クーラーでしのぐことになるね。
2011.12.08
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私:昨日の朝日新聞夕刊に「幸福なギリシャ・グローバルでない人々」というタイトルで池澤夏樹氏のエッセイが載っていたね。 このエッセイの出だしの文に俺は共鳴するね。A氏:俺も読んだが「数年前のアメリカの金融危機はわかりやすかったが、それに比べると今度のヨーロッパ危機はよくわからない」と出だしに書いているね。私:「誰が悪い」というのでなく「全体がずるずると地盤沈下して、にっちもさっちも行かなくなったように見える」と氏は書いているね。 朝日新聞の特集「カオスの淵」の連載第3回目の最終記事では、ついに「市場の悪魔」の正体にはふれていなかったね。 ヘッジファンドも出てこなかったね。 「誰が悪い」がなかったね。A氏:リーマンショックのときのように「誰が悪い」がはっきりしないね。私:ところでこの池澤氏のこのエッセイはギリシャの人々の特徴をよく描いているね。 氏は1975年から3年近くギリシャで暮らしたので、1981年にギリシャがEU の前身であるECに入ったとき、大丈夫かなと思ったという。 やはり、ユーロ圏は長い間の無理が祟って、今の危機になったのかね。 「誰が悪い」がわかりにくいのはそのせかね。
2011.12.07
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A氏:俺の元いた会社の外注で、俺の会社で使うICにデータ書き込みをしているところがあるんだね。 ここが今、ISO9001取得の準備をしているんだ。 こないだ聞いたら、書込みは自動機でやっているが、書込みの直後、ソフトウエアで1個ずつ自動機で連続して全数書込みの有無をチェックしているという。 これは検査かね。私:書込みの工程中でしていると、加工と同時だと、みなされるから、検査でなく、品質確認だね。A氏:ところが、この自動機は、ソフトウエアだけで動かすことができるらしんだね。 だから、加工後、念のため、再度、自動機にかけて、ソフトウエアだけ使って品質を再確認することがあるそうだ。私:あぁ、それは加工中でないので、検査だね。 独立した工程内検査になるね。 同じ検査をダブってやる必要性があるかだがね。A氏:ソフトウエアもノギス、マイクロと同じで、精度管理が必要だそうだね。私:ISO9001の「7.6 監視機器及び測定機器」の項目に要求事項があるね。 特に測定機器については、a)からe)までの要求があり、「校正」によりその精度管理を要求しているね。 そして、ソフトウエアについは、その後に別に要求がある。 「校正」要求はなく、ソフトウエアを使う前に「意図した検査をできることの確認」を要求しているね。 だから、「校正」には記録要求はあるが、ソフトウエアについては無いね。 ソフトウエアは磁気などの影響を除けば減るものではないしね。
2011.12.06
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A氏:君が昨日のブログで、朝日新聞の「カオスの淵」として欧州発の危機を扱った3回連載特集の第1回をとりあげていたが、君が知りたかった「市場という魔物」の正体は、今朝の朝日新聞の連載第2回にも説明がなかったね。私:イタリアの脱税とそのカネがスイスに逃亡する記事が中心だね。A氏:ところが、今週の週刊現代の広告を見たら、「市場の魔物」の正体を堂々と指摘しているね。私:「世界大恐慌、仕掛け人を暴く。 こいつら、まともなのか」 として大特集を組んでいるね。A氏:広告の文字面をそのまま並べると 「笑うヘッジファンド 明日はイタリア、明後日はフランス、そして最終ターゲットは日本国債 強欲マネー 次は日本売り・年金資金が消えていく フランスの大ピンチ・ゆるやかな『取り付け騒ぎ』が始まった」 とあるね。私:「市場の魔物」の正体はヘッジファンドかね。 明日の朝日新聞の連載第3回目にヘッジファンドは登場するかね。 広告といえば月刊誌「潮」の1月号の広告でも「『世界危機』と日本」を時別企画としてとりあげているね。 竹中平蔵氏の「欧州問題は『世界の危機』の入り口に過ぎない・『銀行危機』こそ脅威だ」という記事の題名が載っている。 いずれにせよ、この危機の正体を知りたいね。
2011.12.05
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A氏:君は3日前のブログで「民主主義のもろさ、危ふさ」で資本主義と民主主義の対立をとりあげていたが、今朝の朝日新聞では一面トップで、「カオスの深淵」と題して「借金が民主主義を支配する」というタイトルを掲げているね。私:記事は2面に続いており、タイトルは「市場という魔物」となっているね。 欧州危機を扱ったものだが、後2回連載するという。 欧州危機は、全世界に拡大する恐れがあるから、大きな問題だね。A氏:リーマンショックからの回復後に「2番底」が来ると言われたが今がそれに当たるのかね。 まだ、マネー亡者のファンドなどは健在なのかね。私:新聞の2面に漫画があり、武器を持った大熊が地球儀に腰を下ろして、小さくなった人間を脅かしている。 小さくなった人間の背中にはEUという文字がある。 しかし、どうも、この漫画は理解出来ないね。 というのは、この漫画は「市場」を熊にしているが、「市場」も人が動かしているからだね。 金融市場には買い手と売り手がいる。 それは人間だ。 熊ではない。A氏:そう言えば、記事の方も「市場」と言っているだけで、具体的な組織やファンドなどが登場していないね。私:「市場」の具体的な売り手、買い手の人間の具体的な説明を今後の記事に期待したいね。
2011.12.04
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小学校3年生の孫の小学校は、バスで5分くらいのところにある。 今日はフェスティバルということで、保護者や地域の人を呼んで生徒がいろいろ調べてことを発表していた。 中には、3、4人のグループにいくつか分かれ、調べたことをクイズにして、来た人に質問していた。 テーマは、グループごとに違うのだが、まわってみて、気がついたことが1つあった。 それはクイズ形式である。 三択か、◯?である。 これはテレビの影響だろうか。 何か、ワンパターンで気になった。 先生もいろいろの質問方法があることを教えていないのだろうか。 考えてみると世論調査の質問方法も似たようなもので疑問点が多い。
2011.12.03
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私:この本は、2002年頃からの季刊誌の連載をまとめたものだから、体系的なものでなくエッセイ集だね。 3冊よりなり、これはその1冊目だね。 養老節ともいうべき氏の独特の人生論が展開される。 氏の独特の視点で世の中の現象の根底を切り開いていく。 200頁を超える単行本だが、面白くて一気に読んだね。 テレビを見ていたら、31歳になる父親が子ども虐待して、子どもが入院騒ぎになった事件を報じていた。A氏:そういう親の子どもへの虐待事件が多いね。私:今は、人は「ものは意図的に操作でき、自分の思う通り動かせる」と信じて育っている。 だから、子どもが言うことを聞かないと、叱ったり、手をあげたりして、思う通りにするようにする。 しかし、子どもは自然の産物だ。 親が頭で考えた通りには扱えないのが当然だ。 親はいらいらして、ついには殴る、蹴るになる。A氏:親が、自然の中で育っていたら、もっとおおらかかもね。 自然は「操作でき、自分の思う通り動かせない」からね。私:根底に養老氏の言う都市化、脳化している現代の若者の姿があるね。 それから面白かったのは、エリート論だね。 民主主義でエリートを必要とするには、すべての有権者がエリートでなければならない。 それは民主主義とは、誰でもがエリートして活躍しなくてはならない制度だからだ。 それから、自然物としての個人は、変化する。 だから、養老氏は「個人」でなく「個体」という。 最初から、人には固有の「個性」はない。 A氏:逆に、人は、変化し、成長するから、希望が持てるのだろうか。私:興味があったのは、氏の読書だね。 意味のない教授会では読書に集中しているという。 この読書論も愉快だね。
2011.12.02
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私:民主主義が問われる動機は、一つは欧州の政府債務危機だね。 もう一つは、大阪府知事と市長のダブル選挙での橋下旋風だね。 今朝の朝日新聞の「社説余滴」欄で政治社説担当の松下秀雄氏が、前者の問題にふれている。 後者については、オピニオン欄で「民主主義と独裁」と題して、京都大学教授佐伯啓思氏のロングインタビューが掲載されている。A氏:民主主義は有権者に痛みを強いる決断を下すのが苦手で、これは欧州だけでなく、日本も消費税増税で、その弱点が出ているね。私:今、世界的に民主政治は閉塞感に包まれているね。 独裁的な期待感がある。 佐伯教授は、独裁の流れを止めるのは「国民」だという。 松下氏は適度に動く民主政治だという。A氏:しかし、ナチス独裁も日本の軍部独裁も選んだのは「国民」だね。 「適度の民主政治」の「適度」が難しいね。私:今、世界はグローバル化した資本主義と民主主義の問題にぶつかって大きな閉塞感に包まれている感じだね。 妙薬はみつかっていない。
2011.12.01
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