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ジムに通い始めて2ヶ月がたった。体重は、ピーク時から6キロ、2ヶ月で4キロ減った。体脂肪率は22.9%になった。この1ヶ月で500グラム脂肪が減った。今のジムには体組成計があり、体の各部の脂肪率や筋肉量などを計ることができる。それによれば、体脂肪をあと5キロ減らし、筋肉量をあと2キロ増やさなければならないらしい。体脂肪を5キロ減らして同じだけ体重が減るとすると、体脂肪率は17%弱になる計算だ。一方、20歳ごろの体脂肪率は10~12%だったと思われるので、20歳ごろの体を取り戻すには体脂肪をあと10キロ落とす必要がある。問題は体重ではなく体脂肪なのだ。一見痩せているようでも実は隠れ肥満という人、メタボリック症候群の人は大勢いるはず。体脂肪を10キロ減らすのに何年かかるだろうか。今のペースなら20ヶ月で達成することになる。しかし、30年近くかけて蓄積したものが、そう簡単に減るとも思えない。1日1500キロカロリーの食事と2時間の運動を固く決意。ジムも、12月からは年中全日使えるところに変更することにした。
October 30, 2006
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小6の同級生にH野という名前の男がいた。この男とは不思議な縁がある。千歳の小学校では母の教え子だった。母が持ち帰るテストの採点はぼくがやっていたので、H野の答案もいつもぼくが採点をしていた。テストの採点をやっていて痛感したのは「人間の出来というのはここまで違うのか」ということだったが、「ここまで違う」の一方の極がH野の答案。いつも完璧な答えですべての教科が満点だった。札幌に転勤になった母の学校に、またH野がいたらしい。今度はぼくが転校した同じクラスにH野はいた。「H野という成績抜群の男がいる」という話を母にしたら、千歳で教えた日野と同一人物だということがわかったのだった。高校1年の夏休み、男4人で3泊4日の旅をしたのだが、なぜかその中にH野がいた。他の二人はH野と接点はなかったはずだから、ぼくが誘ったのだと思う。リュックを背負い、バスを乗り継ぎ、ときにはヒッチハイクをして、ユースホステルを渡り歩く。あの時代のごくありふれた旅行だった。いまでは日帰りで一周できるような行程は、そのころどんなに急いでも4日かかったのだ。札幌から小樽までは汽車に乗る。この路線は海沿いの崖っぷちを走るので景色がよく旅情満点だ。小樽から先はローカルバス。奇岩怪石が続き、海は沖縄とも違う独特の青色で美しい。見るものすべてが珍しく、車窓の景色は一分たりとも飽きることがなかった。しかしそれらに感嘆の声をあげているのは3人で、H野はというと持参したマンガ本を読み続けているのだった。何かトラブルがあったわけではないが、旅を続けるうち、3人とH野の間にはしだいに溝ができ、違和感が広がっていった。H野にとっては、目的地が旅のすべてで、プロセスはどうでもよかったらしいのだ。旅は計画の時点から始まるとよく言われる。どこへ行こうかと候補地を考え始めたときから、実は旅は始まっていて、旅が終わってからも、その経験が自分の中で熟成してくるというかたちで旅は続く。目的地へたどりつくまでのプロセスすべてが旅なのはあらためて言うまでもない。こんな簡単なことが秀才のH野には分かっていなかったし、旅の間にも悟ることがなかった。旅だけではない。恋愛、投資、ビジネスを考えればすぐわかる。もちろん結果は大事だが、人生において重要なのは何と言ってもプロセスだ。山だって、自分の脚で汗をかいて登るから頂上の感動が得られるのだし、道端の可憐な花や小動物に出会う幸福と猛獣に出会うスリルを味わうことができる。大竹セミナーで推奨株だけメモしてあとは居眠りしている人がいるが、自分で苦労して銘柄を発掘して投資して儲けるからこそ嬉しいのであって、他人の推奨に乗っただけで儲かるのでは嬉しさも半減だ。おカネもちの家に生まれた子どもが不幸なのは、おカネが増えていくプロセスの楽しさを知ることができないからだ。恋愛だって出会ってからベッドインまでの紆余曲折そのものが楽しい。いろいろあって最後の一枚(注・パンティのこと)に手がかかったときのあの感動と興奮(笑)は人生の最高の醍醐味のひとつではないだろうか。セックスだって、じっと目を見つめ合ったキスと愛撫~その後のうたた寝までを含めた全体が楽しいのであって、たとえばエクスタシーの直前でじらしたり・・・おっと、要するに人生のすべてはプロセスだってこと(笑)秀才というか優等生を多く輩出する学校の出身者に、なぜかこのH野のようなヤツが多い気がする。札幌で言えば札幌北高とか東高。同じ進学校でも西高や南高出身者にはあまりこういうタイプがいないのは札幌の七不思議のひとつだが、H野は北高だった。秀才H野とは大学1年の冬、自動車学校で偶然に再会した。同志社に行っているとつまらなそうな顔をして言っていたが、その後の消息は知らない。しかしH野には感謝している。秀才に対するコンプレックスをぬぐい去ってくれたからだ。人生がプロセスであるという簡単なことさえわからない秀才ほどのバカな存在が、ほかにあるだろうか。
October 22, 2006
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