武蔵野航海記

武蔵野航海記

2009年03月01日
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当たり前の話なのですが、サンスクリット語という古代インドの言葉は、本当にヨーロッパ系の言葉なのですね。

名詞に男性・女性・中性という性があり色々な格変化を起します。

また数についてもうるさく、単数・両数・複数を厳格に区別します。

英語の場合は一人か複数かの区別だけですが、サンスクリット語の場合は、二人と三人の場合まで区別します。

時間の感覚も厳密で現在完了・過去完了がありますが、こういうところはアジア系の日本語や支那語と違います。

また単語もさすがに英語と語源が同じと分かるのがたくさんあります。

兄弟はバラーター(ブラザー)、娘はドシター(ドーター)で母親はマター(マザー)です。

一定の方向を表わす接頭語というのもあります。

aは方向を指しますがこれは英語やフランス語と全く同じです。

a paris はパリの方向ということですが、サンスクリット語もこうなのです。

pre や vi など他にも英語やフランス語と同じ接頭語がたくさんあります。

全体の印象として英語のように文法がかなり崩れた言葉よりも、規則にうるさいドイツ語やフランス語にサンスクリット語はにています。

しかし現代のヨーロッパの言葉より古代ローマの言葉であるラテン語がサンスクリット語に一番近いと思いました。

人間は言葉でものを考えます。

アラビア人はアラビア語という一定のクセを持った言葉でものを考えるわけで、同じことを目撃してもアメリカ人や日本人と考える内容が違ってくるのです。

サンスクリット語というヨーロッパ系の言語によって考え出された仏教というのは、ヨーロッパ系のクセを持っています。

そういう思想を、全く異なる言語で考える支那人や日本人が本当に理解するのは無理だなあとつくずく思いました。





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最終更新日  2009年03月01日 15時06分35秒
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Re:ドシター(03/01)  
七詩  さん
もともとの仏典はサンスクリット語だとしたら仏陀(まあ、そういう人物が実在したとしてですが)もまたヨーロッパ系の民族出身だったのでしょうか。 (2009年03月01日 16時22分09秒)

Re:ドシター(03/01)  
こんにちは~
今どうされているんでしょうかと、、少し気になっておりました
お元気で勉強されているようで安心しました
クイズ番組の中で「~元々の語源はサンスクリット語から来たもので、、」と答えられていました
今頃は、、思い出していました
お勉強の方は難しくてわかりかねますが錆びた頭で読ませていただきます
(2009年03月01日 16時45分33秒)

Re[1]:ドシター(03/01)  
七詩さん
ブッダはインド北東のネパール生まれということです。
彼が話したのはアーリヤ系のマガダ方言だったようです。
それが後にパーリ語(アーリヤ系)で経典がかかれるようになり、更に後の大乗経典がサンスクリット語で書かれたということです。
サンスクリット語は本来バラモン教徒の学問用語ですから、仏典がサンスクリット語で書かれたということはかなり初めの姿からバラモン教に影響を受けているということのようです。つまり大乗仏教はブッダの教えからかなりバラモン教に傾斜しているということです。
ブッダの生まれたマガダ地方は、当時のインドの辺境でアーリヤ系とチベット系の混血地帯だったようです。
表面的な文化はアーリヤ系だったが地はモンゴロイドだったというのです。
ブッダの母であるマヤ夫人は立ったままワキからブッダを生んだとか、彼は生まれて直ぐ偉い言葉を述べたという伝説はチベット系の習慣だということです。
ブッダがチベット系の血の濃いアーリヤ辺境人だったというのが多くの学者の推定らしいです。 (2009年03月01日 17時14分54秒)

Re[1]:ドシター(03/01)  
はあちゃん0408さん
こんにちは
日本語にもサンスクリット語がかなり入り込んでいるということらしいです。
例えば、漁師は船に入ってきた水を「アカ」といいますが、これはサンスクリット語だということです。
ヨーロッパ系の言語全体が水を「アカ」と言いました。
英語でも「アクア」は水です。
スキューバダイビングで使うボンベを「アクアラング」といいますが、直訳すれば「水の肺」です。 (2009年03月01日 17時23分08秒)

Re[2]:ドシター(03/01)  
七詩  さん
小川のジョージさん
どうもありがとうございました。
勉強になりました。

>ブッダの母であるマヤ夫人は立ったままワキからブッダを生んだとか、彼は生まれて直ぐ偉い言葉を述べたという伝説はチベット系の習慣だということです。
そうですね。不思議な話です。
その時には天から甘露が降ってそれが花祭りの甘茶の由来らしいですね。
偉いお坊さんとか経験な仏教とはそういう話を信じているのでしょうか。

(2009年03月01日 20時55分51秒)

Re[3]:ドシター(03/01)  
七詩さん
日本の仏教学者は大部分が僧侶です。
彼らは僧侶としてまた学者として一般常識に反した言動は許されません。
私が接触した限りでは、こういったことを信じている僧侶はいません。 (2009年03月01日 22時22分47秒)

無理?  
s40shozo  さん
仏教を言語の源が違うからと言って日本人が理解出来ないと 言われますが、貴方がそう思うのは勝手だけど、ではキリスト教も無理ですか?イスラム教はもっと無理?
それなりの理解の仕方もあり普及していったはずです。そして救われた人もいるでしょう。
人間の色分けは禁物ですぞ。 (2009年04月25日 00時00分32秒)

Re:無理?(03/01)  
s40shozoさん
>仏教を言語の源が違うからと言って日本人が理解出来ないと 言われますが、貴方がそう思うのは勝手だけど、ではキリスト教も無理ですか?イスラム教はもっと無理?
>それなりの理解の仕方もあり普及していったはずです。そして救われた人もいるでしょう。
>人間の色分けは禁物ですぞ。
-----
貴方の期待に添わないかもしれませんが、一般の日本人にはキリスト教は理解できないと思います。
言葉の裏にあるもともとの発想がわからないからです。その結果、色々な宗教用語を誤解していきます。
例えば、貴方は「救われた人もいるでしょう」といいましたが、「救われる」の本来の意味は、キリスト教なら生き返って完全な肉体を持って天国で幸せに暮らすということです。仏教なら輪廻転生から脱却して完全に消え去ることです。でも今の日本人は「救われる」というのを一種の「癒し」と思っています。精神的な安らぎのことだと思っているのです。
「平等」という言葉にしても、これは仏教用語です。ところが日本人が今学校で習う平等というのは、キリスト教の「平等」です。この二つは意味が全然違うのです。その違いがわからずに、今の日本人は「平等」といおう言葉を仏教の「平等」に近い意味に理解しています。
人間は、その使い・考える言葉で色分けされてしまうのです。 (2009年04月25日 08時12分22秒)

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