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今日も1日中書いた。2本出して、1本はすぐ返事が来た。その直しがまだ終わらない。頭がオーバーヒートしている。こういうのをドラマ熱というのだろう。しかし、売れっ子のペースはこれ以上だろうと思う。 午前中に1度、気分転換をかねて結婚式のご祝儀をおろしに銀行へ行く。 新札を下ろす手順を訊いたら、説明不足で15分ロス。ちゃんと言えよ、と思わず毒づいたが、さっきとは別の人に言ってもしょうがない。M銀行K支店はほんとダメだ。説明がいい加減。明日の準備もまだしていないのに、もう1時だ。今日の夕食:焼き餃子、豚肉のスタミナ漬け
March 31, 2005
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1日中、書きながら「これでいいのだろうか」と頭を抱えることしきり。頭が痛くなってきた。今日の夕食:サバの塩焼き、味噌汁
March 30, 2005
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朝5時起床。今週末は友達の結婚式でバリへ行く。出発までの3日間はフルに書かないと時間が足りない。 午前中いっぱい、昨日打ち合わせした分をまとめる。形が見えてきた(といっても、もう一汗かかなくてはいけないだろう)ところで、午後からはテレビ局へ。先週出したシナリオの直しの打ち合わせ。キャラクターが立ってないと指摘され、ホワイトボードに登場人物全員を書き出して、こいつはこういう性格で、この人物にはこういう思いを抱いていて、このドラマの中でこう動く、と1人ずつチェック。僕は熟考型で、聞かれたことに当意即妙に返せるタイプではないので、頭の中で言葉を選んでいると、早口の人からは、考えてないように思われてしまう。何か損だな。僕の性格をわかっている人ならともかく、初めて仕事する人だから尚更。2時間近く話して、かなり大直しになることがわかった。いいとこなかったな、とちょっと凹む。想定の範囲外。が、まさにここが踏ん張りどころ。こちらも出発前の木曜までに再提出。なんで忙しいときというのはこう重なるのか。去年の今頃も3本抱えて失敗した。ヒマよりよっぽど良いが。 夜、新宿で飲む。長年の友人が北海道に帰ってしまうので、別れを惜しんでの酒。一緒にNGO活動をしていたし、国際結婚もしてるし、かつてシナリオを書いていたこともある人なので、何でもかんでも話が通じる、という有り難き友。『あの頃ペニー・レインと』見る。ああ、もう一度青春したくなってきた。今日の夕食:串焼き・サラダ・握りなど、ビール2杯・サワー1杯・焼酎2杯
March 29, 2005
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雨。制作会社でPと打ち合わせ。3時間強は今までで最長。今日の読書:『青春の門』自立篇、上下巻。今日の夕食:ロールキャベツ、味噌汁
March 28, 2005
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『キッドナップ・ツアー』(角田光代)読了。離婚した父親にユウカイされた小学5年生の娘・ハルの視点から描いた児童文学。といっても、大人の鑑賞に堪えうる良作。どうしてユウカイされたのか、母親にどういう条件を出して「解放」したの、は最後まで明かされない。それだけにとどまらず、物語としての余白が多い(もちろん、それは意識的に行われている)分、想像力をかき立てられる。『ペーパー・ムーン』を髣髴させる親子での道中。とことん情けないまでにダメ親父なのだが、ハルはそんな親父がキライではなくなっていく。だが、そのハルの思いとは裏腹に、別れはやってくる。この道中で、ハルは自分の気持ちを正直に告げることはなく、常に変化球で父親へ思いを伝えているのだが、最後もまたそんなシーン。ハルは別れたくないばかりに父親に当たる。「わたしはきっとろくでもない大人になる」それはお父さんのせいだ、というハルに対し、父親は答える。「お、おれはろくでもない大人だよ。だけどおれがろくでもない大人になったのはだれのせいでもない。だれのせいだとも思わない。だ、だからあんたがろくでもない大人になったとしても、それはあんたのせいだ。おれやおかあさんのせいじゃない」「責任のがれしたいんじゃない。これからずっと先、思いどおりにいかないことがあるたんびに、な、何かのせいにしてたら、ハルのまわりの全部のことが思いどおりにいかなくてもしょうがなくなっちゃうんだ」今日の夕食:鶏のから揚げ
March 27, 2005
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来々クールのドラマについて電話で打ち合わせ。『星降る夜のリストランテ』を見る。レストランを舞台に、そこに集うお客たちの人間模様を描く、グランド・ホテル形式のイタリア映画。全編を貫く幹になるストーリーがないので、散漫な印象。イタリアの田舎のレストランの雰囲気を楽しむ程度。毒にも薬にもならない。レストランを舞台にした映画って、こういうのが多いよな。カルボナーラにケチャップをかけ、何かと写真を撮り、子供はゲームボーイに興じている「日本人」の家族が出てきてが、話しているのは韓国語だった。ま、イタリア人には区別つかないか。我々もイギリス人とアイルランド人の区別はつけにくい。今日のドラマ:『晴のちカミナリ』第11・12・13話(最終話)。胡蝶さん(黒木瞳)が死に、小竜(石橋保)が落語から紙切りに転向し二つ目へ、竜治(渡辺謙)の破門が解け真打に昇進して大団円。杉浦直樹、美保純、藤田朋子、佐藤友美となかなかドラマであまり見かけない顔ぶれを十分、楽しんだ。下手に小芝居するいまどきの子役と違って、昔(といっても平成元年の放送)の子役は棒読みなのだが、そっちの方がいいように見える。紙切りの難題として、「闇夜のカラス」「三面鏡に映ったヤマタノオロチ」。今日の夕食:豚肉のしょうが焼き
March 26, 2005
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隆慶一郎の『死ぬことと見つけたり』に、鍋島藩の侍は毎朝起きると、自分が死ぬ姿をイメージトレーニングをする、という文章があった。どんな死に方殺され方をしても、武士道にもとることがないように、取り乱すことがないようにという訓練だ。 カンボジアで活動していると誰しもが、様々な金銭的なトラブルや人間関係での裏切り行為に見舞われるが、それもあらかじめ想像をはりめぐらしておくことで、ショックは軽減される。だから平時には、起こり得る最悪の事態をいろいろ想像しておく。おかげで10年やってこれた。 マイナス思考はいただけないが、何かコトが起こったときは「想定の範囲内」とつぶやいてみれば、いくらかショックも和らぐだろうと思う。 この言葉、流行語になればいいのに。小泉首相は、こういう短いセンテンスが好きに違いない。 ちなみに仕事で壁にぶつかった時は、「ここが踏ん張りどころ」と僕は自分に言い聞かせている。黒澤明の『野良犬』で、戦争から帰ってきた復員兵の三船が列車で全財産を盗まれ自棄になり、もう強盗にでもなろうかという考えが頭をよぎるが、思いとどまったときの言葉。「ここが踏ん張りどころ」だと刑事の職に就くのである。踏ん張りどころで踏ん張らずにやめる人が多い職種なので、とにかく呪文のように唱えている。脚本家なんて忍耐。才能がない人間でも、忍耐なら何とかなる。
March 26, 2005
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『きみに読む物語』を見る。人知れないドラマチックな恋愛を現在からの回想で関係者が語るという構成や題材は『マディソン郡の橋』と通じるものがある。ただ、よく較べてみると、重点の置き方がかなり違う。『マディソン郡の橋』のクライマックスは、過去の時制にあった。雨が降る中、M・ストリープが車の中からC・イーストウッドを見つめるシーン。車を出て駆け寄ろうどうしようか迷うところ。その恋愛話の語り部は、日記を見つけた息子だった。この美しい話を埋もれさせておくのは勿体ないから、と作家の「私」にその日記を持ってくるのだったが、母親の恋愛話を美しいから書いてまとめて出版して、という息子ってどうよ、とツッコミを入れたくなる。3日間の秘めた恋愛は美しくとも、いかんせん息子の行動の動機が弱い。必然性がない。この作者の力量が知れた。一方、『きみに読む物語』は、老人ホームで、老人の男が老女に、ノートに書かれた物語を朗読する形で回想される。そこで語られる恋愛話は、退屈ではないにしろ、はっきり言えば、新鮮味に欠けるありふれた話。避暑地で繰り広げられる、身分を超えたひと夏の恋。女が都会に帰った後、男は毎日毎日365通に及ぶ手紙を書くが、2人の交際に反対する母親によって、握りつぶされてしまう。7年後、女は名家の男と婚約するが、結婚式前日に、男の消息を知り、ふたたび思い出の地を訪ねる。男はいつか彼女が戻ってくることを信じており、2人はようやく結ばれる。見せ方は工夫してあるけど、ありていに言えば、そんな話。映画にするほどではない。ところがこの恋愛話、主従でいえば「従」の方だと判明するのが、ラスト15分。この時までに、どうやら老人と老女が、その恋愛話の男女だということは観客にもわかっている。ではなぜ、わざわざこんな話をしているかというと、実はこの老女、認知症であり、老人(夫)は、彼女の記憶を蘇らせるために、毎日毎日自分たちの青春を語って聞かせていたのだった。医者に匙を投げられても、あきらめずに語り続けた夫の想いが通じたのか、老女は記憶を取り戻す。しかし、それは5分だけだった。拘束される妻。ひとりノートを広げる夫。そのノートに「青春の思い出」を綴ったのは、何をかくそう妻だった。"Read this and I'll come back to you."つまり、物語の重点は、青春の思い出話にあるのではなく、来る日も来る日もその話を語って聞かせる行為にあったのだ。もうムダだと子供たちに言われても、愛する妻のために、と語って聞かせる老人の性格は、かつて1年間毎日手紙を出し続け、さらに7年間待ち続けたことからも窺える。最後まで見て振り返ると、現代が「主」になっていることがわかり、その時間の「重み」に心打たれるわけだ。『マディソン郡の橋』も『きみに読む物語』も、恋愛そのものだけだと話が弱い。現代からの回想という構成で、その話の弱さを補っているけど、とってつけた語り部の前者に対し、一見、通俗な恋愛話を包含して、語り手そのものにテーマを持たせた『きみに読む物語』は、なかなかだと思った。
March 25, 2005
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ヒチコックの『ロープ』を見る。カット割なしの1シーンで撮った「実験作」。実際はフィルムチェンジをしなくてはいけないので、カメラ前を通り過ぎる背中のアップ(黒画面)などでつないではいる。若い男2人は、ラスコーリフコフ的犯罪哲学で、パーティーに先乗りした友人を殺すと、死体をテーブル型の本棚に隠す。そのテーブルを部屋の中央に据え、パーティーが行われる。被害者がパーティーに来ない来ないと客が首をかしげる中、殺人者である2人の男はハラハラドキドキしつつも、殺人にまつわる話を自ら披露したりして、その緊張を味わう。その言動や、女中の証言から、客の1人がある疑いを持ち始める・・・・。死体隠しは、サスペンスにもなれば、コメディにもなる題材。現実社会でも、山に遺棄する人あれば、自宅に仕舞い込む人あり。下手に隠すからいけないんだと、昔のカノジョの写真をそのまま放っておいたら、妻に見つかった。隠していたのも見つかった。捨てりゃいいのに、手間を惜しんだのがまずかった。捨てるのが惜しいと内心思っていたのか。わからない。話がそれた。
March 25, 2005
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いつも買い物している近所のショッピングモールに新生銀行のATMが新しく設置された。時間外も手数料無料というサービスに惹かれて口座開設。これで5時半ごろ、急いでおろしに行くようなこともなくなる。もっとも、入れておくほどのお金はどこにもないが。今日のドラマ:『チャングムの誓い』第23話。ハン尚官とチェ尚官の再戦。お題は、シンプルに「ご飯」。お釜に重石を乗せて圧力をかけ、ふっくらと炊き上げたチェ尚官に対し、ハン尚官はお釜の中に器を置いて、炊きムラを作り、1つの釜から「硬め」「普通」「柔らかめ」のご飯を炊き上げ、食べる人の好みに合わせて差し出した。どちらも炊飯器のない時代に、すごいもんだ。結果はハン尚官の勝利。長らく続いた料理対決も終わり、来週はいよいよ、チャングムが「あの人」の「娘」だとわかるターニングポイント。今日の夕食:豚キムチ炒飯
March 25, 2005
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今日のドラマ:『相棒』最終回。また双子。前シリーズでもあった。トランスジェンダーの苦悩については、想像するとつらいものがあるだろうが、刑事ドラマとしてどこまで視聴者の共感を得られるかは疑問。デリケートすぎるモチーフを「殺人の動機」として道具扱いするのは如何なものか。『社長をだせ!~~実録・クレーマーとの死闘を制した女』主演・鈴木京香。脚本/監督・岩松了。なんじゃ、これは。原作のエッセンスを包含しつつ、プラスアルファを盛り込むのが脚色だろうが、 原作の面白さには勝てない、と初めから匙を投げ、原作なくてもいいじゃん、というほど全く別物のドラマに仕上げている。これは「30女の孤独」の話だ。羊頭狗肉とはこのことだ。どこが実録だ。どこが死闘だ。ほんとに人、死んでるじゃないか。 原作者からクレーム、視聴者からもクレームだ。鈴木京香もインタビューで曰く「『社長をだせ!』はただのドラマではなく、知られざる珍・大スペシャルドラマ」。鈴木京香の存在感だけで引っ張った、まさに珍作。撮影・浜田毅、照明・高屋齋だが、火サスっぽい画。今日の夕食:牛肉とな花の炒め物、カニサラダ、味噌汁
March 24, 2005
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雨。友人のPと恵比寿で酒を飲む。先月から延期に延期を重ねて、ようやく実現。この先、数年を見据えた話。業界の人事の話。忙しいとのことで、2時間で解散。再来週あたりに、また。ほろ酔い加減が心地よい。今日のビデオ:『ごくせん』2第1話。1話完結の場合、「型を作る」ことが大事だ。どんな話も型に乗せると、よく伝わる。その型を作るのが難しい。『熱球伝説』(NHK)。江夏の年間401奪三振。もうたぶん破られることはないだろう。王の868本、福本の1065盗塁、金田の400勝、稲尾とスタルヒンの年間42勝と並んで。今日の読書:『青春の門 筑豊篇』読了。今日の夕食:焼き鳥など、ビール2杯・ワイン2杯・焼酎2杯
March 23, 2005
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丹下健三が死んだ。死んだ人をとやかく言うのはよくないが、死ぬ前から東京の都市計画をムチャクチャにしたのは、この人と鈴木元都知事のコンビだと思っていた。新聞の死亡記事を読むと、そういう批判は80年代からあったようだ。 新都庁舎にしても、丹下氏が設計した旧都庁舎の水漏れがひどくて、早く隠蔽したいがため、なんて話をさる建築士(私の息子の祖父)から聞いた。それを聞いた高校生の私は、出来レースかよ、と思った。そんなのに税金使うなよ。その新都庁舎だって、動線を考えたら、不便極まりないだろう台湾やマレーシアや上海で世界一の高層ビル競争を繰り広げているが、高けりゃいいという発想がもう前世紀的。磯崎新のデザイン案の方がよかった。観光客を惹きつけるシンボリックなデザインと評価する向きもあるが、そんなもん惹きつける必要ない。 そろそろ開幕する愛知万博で思い出したが、世界都市博なんてバカげたことを企画したのも、丹下・鈴木コンビだ。80年代のバブル期はハコモノばかり建てやがった。我が家の近くにある江戸東京博物館や東京都現代美術館は、区の権益がぶつかり合って、各区に割り振られて作られたのだが、予想通り赤字、今や都のお荷物だ。どうすんだ、これから。 我が家は13階でベランダからは東京都心が見える。子供の頃に較べると、変な高層ビルが増えて、眺望が見苦しくなった。隅田川の花火も変な形のビルに隠れて見えにくい。他の大都市に較べて、やはり美しくないと思う。建築物はいっぺん建ってしまうと、そうそう壊せないのが厄介だ。いや、厄介ではすまない。誇るべき業績もあるだろうが、罪もまた大きい。死んだら何でも持ち上げる風潮は嫌いだ。・・・・以上、建築にはど素人のイチ東京都民のたわ言として。
March 23, 2005
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ドラマ誌4月号。『ごくせん』1話2話のシナリオを読む。江頭女史らしいオーソドックスなホン。まるで教科書のよう。読んでいるだけでも楽しい。『10minutes diary』のシナリオを読む。北川女史らしくディテールにこだわったスケッチ風のホン。誰にもマネのできない文体。素人が真似したら、総スカン間違いなし。が、まさに北川女史のように(「anan」で恋愛エッセイ書いたり、ミュージシャンと対談したり、現場でキムタクとハグしたり・・・・)なりたくて、脚本家を目指す女性が多いのが現実。「将来はタレントになりたい」というAV女優を連想してしまう。スクールも金儲けのために、煽っている面がある。イクナイ。『10minutes diary』はミズノが提供するネットムービー。劇中で使用した小道具がヤフーのオークションにかけてある。ライブドアがネットとドラマの融合で挙げていた例に近い。今日のドラマ:『青春の門』筑豊篇第二夜を見る。家にあった、親が買ったらしい原作もついでに読む。せんずり、年上の女性への憧れ、初体験、と「青春」には避けて通れないヰタセクスアリスな内容。家族と見るには恥ずかしいったら、ありゃしない。原作を併読していると、4時間でよくまとめたものだと思うが、ドラマだけ見ると、なんでこれが名作なんだか、よくわからないだろう。というか原作読んでも、名作というほどではない。平易な文体で、誰にでも覚えのある内容を書いてあるから売れたのか。2200万部というのは、ふだん本を読まない人が買ったからこその数字だ。五木寛之といえば『青年は荒野を目指す』も、北欧のフリーセックスなんか書いてあった。『深夜特急』の前は、この『青年は荒野を目指す』がバックパッカーのバイブルだったらしいが、この本にダマされて、シベリア鉄道に乗って北欧まで行っちゃった人は多かったんだろう。『パッチギ』のオダギリジョーみたいに。ドラマとしては、美術とロケーション、緒形拳の存在感に見るものがあった。正攻法な演出も○。筑後弁のイントネーションがおかしいのには目をつぶるとして、もうちょっと九州の炭鉱の、土着的な汗臭さがほしかった、と思う。トヨエツと佐藤浩一の役どころ、入れ替えるとピッタリくるんだけど。今日の夕食:豚キムチ炒め、明太スパサラダ、里芋の煮っころがし、味噌汁
March 22, 2005
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『Mr.インクレディブル』を見る。ヒーローが苦悩するというモチーフ自体は昔からあったと思うが、いまやそれが主流になりつつあるのだろうか。「ヒーローのその後」「世間から厄介者扱いされるヒーロー」「ヒーローの私生活」「ヒーローがファンに及ぼす悪影響」とまあ、今まで見る側のツッコミの対象にはなっても、あまり本編で触れられることのなかった話を、プロットに取り込みつつ、娯楽という本筋もしっかりと抑えた作品だった。『スパイダーマン』にも共通することだけど、上で挙げたようなことを取り入れているのは、きっと「大人の鑑賞にも堪えうる」作品にするためなのだろうな。しかし逆に言うと、小さい子供のときから、こういう作品を見ると、ずいぶんヒネた視点を覚えてしまいそうだ。あらゆるジャンルは、パロディになることで終焉を迎えていくものだが、ヒーローものも、これからは一筋縄ではいかないようだ。 キャラクターとしては、Mr.インクレディブルの妻にして二児の母・イラスティガール(イラスティックとは、辞書によれば「弾力性のある」という意味)がいい。
March 21, 2005
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今日の読書:『格闘する者に○(まる)』読了。マンガが好きで、出版社への勤務を希望する女子大生のヒロイン。彼女の就職活動を縦軸に、谷崎を彷彿させる脚フェチ老人との恋愛や、義母の連れ子である弟の跡目問題(父が政治家)などもからめた、どうジャンル分けしていいかわからない小説。あえていえば青春小説なんだろうけど、その一言では何かカバーしきれない、ユルい感じのストーリー。青春という言葉とは程遠く、力まず、単細胞で、根気もなく、でもオフビートなユーモアで苦難を乗り切る、愛すべき主人公・可南子がいい。就職面接のシーンがおかしい。タイトルは、「該当するものに○」と言うべきところを、「カクトウするものに○」と連呼する出版社の社員の発言から。今日のテレビ:『青春の門』筑豊篇第一夜。骨太でダイナミックな平野Dの演出。映画ならともかく、テレビドラマを見て「見疲れ」する経験はあんまりないが、今日はこちらもややヘトヘトになった。今日の夕食:マグロの刺身。
March 21, 2005
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歌/ビートマックジュニア 作詞/千家和也 作曲/大野雄二 真っ赤なバラは あいつの唇 優しく抱きしめて くれとねだる瞳の奥に 獲物を映して 淋しく問いかける 愛の在りか男には 自分の世界がある たとえるなら空をかける ひとすじの流れ星孤独な笑みを 夕陽にさらして 背中で泣いてる 男の美学 真珠の色は あいつのまなざし 遥かな幸せを 夢に描くいためることを 怖れるあまりに 冷たく突き放す 愛もあるさ男には 自分の世界がある たとえるなら風をはらい 荒れくるう稲光都会の闇に 体を溶かして 口笛吹いてる 男の美学
March 20, 2005
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朝10時20分起床。シナリオをチェックして送信。ぼくの両親はじめ親戚はみな、福岡に住んでいる。今朝、テレビの地震速報で、福岡県福岡市震度6と出たときは、これはもうダメかと思った。家は海の真ん前、波打ち際まで30mくらいしかない。すぐに電話してみたが、案の定、つながらず。テレビを見続けていると、なんとなく大丈夫そうな雰囲気。1時間後くらいに電話がかかってきた。本棚が崩れたくらいで済んだようだ。家がつぶれるのは覚悟したらしい。(5年前まで住んでいた)東京で体験した地震は、あれは地震じゃなかった、と父は言った。 佐藤晋さんの日記を読んでいて、花粉症かわいそうだなあ、と他人事のように思っていたら、昨日から僕もスイッチが入ってしまったようだ。ここ数年、無縁だったのに。つらい。 試飲モニターに出かける。スタッフの女の子がかわいく、鼻水が出てしまった(因果関係なし)。 横浜ジャックモールへ。フリマに出店した後輩たちと、横浜中華街へ。以前、TVで紹介されていた『菜香 市場通り店』。我々が並んだ途端、長蛇の列に(錯覚か)。旨いと舌鼓打ちつつ、鼻水に体力を奪われ、会話する気力も減退、黙々と食べる。 今日のビデオ:『晴のちカミナリ』9・10話。今日の夕食:中華料理(点心各種、エビチリ、小籠包、豚肉のから揚げ、炒飯、焼きそば、杏仁豆腐など)
March 20, 2005
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『炎のたからもの』歌/ボビー 作詞/榎本淳 作曲/大野雄二幸せを訪ねて 私は行きたい いばらの道も 凍てつく夜も二人で渡って 行きたい旅人のさむいこころを 誰が抱いてあげるの誰が夢を かなえてくれる炎と燃えさかる 私のこの愛あなたにだけは わかって欲しい 絆で私をつつんで荒野をさすらうあなたを眠らせてあげたいの流れ星は あなたのことね炎と燃えさかる 私のこの愛あなただけは わかって欲しいなぞめく霧も晴れて行く『風の谷のナウシカ』 歌/安田成美 作詞/松本隆 作曲/細野晴臣 金色の花びら散らして 振り向けば目映い草原 雲間から光りが差せば 身体ごと宙に浮かぶの 優しさは見えない翼ね 遠くからあなたが呼んでる 愛し合う人は誰でも 飛び方を知ってるものよ 風の谷のナウシカ 髪を軽くなびかせ 風の谷のナウシカ 眠る森を飛び越え 青空から舞い下りたら 優しく捕まえて 花や木や小鳥の言葉を あなたにも教えて上げたい なぜ人は傷付け合うの 幸せに小石を投げて 風の谷のナウシカ 白い霧が晴れたら風の谷のナウシカ 手と手硬く結んで 大地蹴って飛び立つのよ 遥かな地平線 風の谷のナウシカ 髪を軽くなびかせ風の谷のナウシカ 眠る森を飛び越え 青空から舞い下りたら 優しく抱きしめて 『君をのせて』 歌/井上杏美 作詞/宮崎駿 作曲/久石譲 あの地平線輝くのは どこかに君を隠しているから たくさんの灯が懐かしいのは あのどれか一つに君がいるから さあ出掛けよう 一切のパン ナイフランプかばんに詰め込んで ※父さんがくれた熱い思い 母さんが残したあの眼差し 地球はまわる 君を隠して 輝く瞳 きらめくともしび 地球はまわる 君をのせて いつかきっと出会う僕らをのせて (※ 繰返し) 『ルージュの伝言』 歌/荒井由美 作詞作曲/荒井由美 あの人のママに会うために 一人きり列車に乗ったの 夕暮れ迫る街並みや 車の流れ 横目で追い越して あの人はもう気付く頃よ バスルームにルージュの伝言 浮気な恋を早くあきらめない限り うちには帰らない 不安な気持ちを残したまま 街はディンドン遠ざかって行くわ 明日の朝ママから電話で 叱ってもらうわ マイダーリン 『やさしさに包まれたなら』歌/荒井由実 作詞作曲/荒井由実 小さい頃は 神さまがいて 不思議に夢を かなえてくれたやさしい気持で 目覚めた朝は おとなになっても 奇跡はおこるよ カーテンを開いて 静かな木漏れ陽のやさしさに包まれたなら きっと目にうつる全てのことは メッセージ小さい頃は 神さまがいて毎日愛を 届けてくれた心の奥に しまい忘れた大切な箱 ひらくときは今雨上がりの庭で くちなしの香りのやさしさに包まれたなら きっと目にうつる全てのことは メッセージカーテンを開いて 静かな木漏れ陽のやさしさに包まれたなら きっと目にうつる全てのことは メッセージ『カントリー・ロード』(Take Me Home,Country Roads) 歌/本名陽子 作詞作曲/Bill Damoff,Taffy Mirett and Hohn Demver 日本語訳詞/鈴木麻実子 補作/宮崎駿 編曲/野見祐二 一人ぼっち恐れずに 生きようと夢見てた 淋しさ押し込めて 強い自分を守ってた カントリーロード この道ずっと行けば あの町に続いてる気がする カントリーロード 歩き疲れたたずむと 浮かんでくる故郷の町 丘を巻く坂の道 そんな僕を慕っている カントリーロード この道ずっと行けば あの町に続いてる気がする カントリーロード どんな挫けそうなときだって 決して涙は見せないで 心なしか歩調が速くなって行く 思い出消すため カントリーロード この道故郷へ続いても 僕は行かないさ 行けないカントリーロード カントリーロード 明日はいつもの僕さ 帰りたい帰れない さよなら カントリーロード
March 20, 2005
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『タッチ』歌 :岩崎良美 作詞:康 珍化 作曲/編曲:芹澤廣明 ※呼吸を止めて1秒 あなた真剣な目をしたからそこから何も聞けなくなるの 星屑ロンリネスきっと愛する人を大切にして 知らずに臆病なのね落ちた涙も見ないフリすれちがいや まわり道をあと何回過ぎたら 2人はふれあうのお願い タッチ タッチ ここに タッチあなたから タッチ 手をのばして 受けとってよためいきの花だけ 束ねたブーケ 愛さなければ 淋しさなんて知らずに過ぎて行くのにそっと悲しみに こんにちわあなたがくれた 淋しさ全部 移ってしまえば いいね2人で肩を並べたけれど 星屑ロンリネスひとり涙と 笑顔はかってみたら涙が少し重くて ダメね 横顔で泣いてみた青春はね 心のあざ 知りすぎてるあなたに 思いはからまわり お願い タッチ タッチ ここに タッチせつなくて タッチ 手をのばして 受けとってよためいきの花だけ 束ねたブーケ※ Repeat誰も愛さなければ 淋しさなんて知らずに過ぎて行くのにそっと悲しみに こんにちわ『真夏のランナー』歌:倉田 まり子 作詞:売野 雅勇 作曲/編曲:芹澤 廣明爽やかな息をはずませ あなたがいつもの坂道 駆けて來る頃ね気づかないことは 分かっているけど心の窓辺から そっと手を振るわすれ違う夢 すれ違う二人一瞬の夏を 走り抜けるよ人は誰も 真夏のランナー青春の重すぎる 荷物かかえたまま人は誰も 真夏のランナー夢はそれぞれの胸 傷を殘したまま振り向けばいつも……後姿ほほに光る汗が 涙に見えたわあなたのまぶしさ 涙に見えたわ「何でもないよ」と あなたが言うようにピッチを上げれば 背中が消えていく胸の痛みを 分け合えなくてもあなたをずっと 想っているわ人は誰も 真夏のランナー青春の重すぎる 荷物かかえたまま人は誰も 真夏のランナー夢はそれぞれの胸 熱く焦がしたまま淋しさだけを……教えるのね人は誰も 真夏のランナー青春の重すぎる 荷物かかえたまま人は誰も 真夏のランナー夢はそれぞれの胸 傷を殘したまま振り向けばいつも……後姿
March 19, 2005
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13時起床。『タッチ』が映画化されるが、ヒロインの南ちゃんは長澤まさみ、だとか。それを知ったらどういうわけか急に『タッチ』の歌が頭をめぐり始め、朝まで繰り返し聞いてしまった。♪呼吸を止めて1秒~ アニメソング、久しぶりに思い出したら止まらず、キャッツアイとルパンと風の谷のナウシカ(貴重な安田成美バージョン)も聞く。「♪愛し合う人は誰でも飛び方を知っているものよ」って、それはないだろうよ。そもそもこの歌、「イメージソング」とやらで、本編では使われてない。テレビ放映のときも、「提供」読み上げの際、バックに流れるだけ。本編で使おうと思ったら、あまりに下手だったのでやめたのかもしれない。使おうにも話の雰囲気とまるで合ってないし。 お風呂でも歌が止まらない。『宇宙戦艦ヤマト』を歌ってみたら、2番もかろうじて歌えた。『マジンガーZ』は半分くらい。子供の頃の原体験として、お風呂で父親と『ダンガードA』の歌を一緒に歌ったことを思い出す。そろそろ息子と同じことをする年頃だ。定番はやはりトトロだろうな。あとアンパンマンか。 シナリオ、1シーンに仕上がった。今日のビデオ:『チャングムの誓い』22話。最高尚官さま、さようなら。『ケータイ刑事 銭形泪』いまいち・・・・。『ディナーラッシュ』こちらも、いまいち・・・・。CF出身の監督だけあって、厨房や客の雰囲気はよく出ているけど、いったい何を言いたかったのか。強いて言えばレストランという舞台が主役。このレストラン、監督の所有する店だそうで、自慢したかったのかも。今日の夕食:牛肉とエリンギのオイスターソース炒め、ほうれん草のおひたし、マカロニサラダ、味噌汁
March 19, 2005
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朝10時20分起床。ワークキャンプで病人続出と現地から連絡あり。保険会社に電話して、帰りの飛行機に乗れなかった場合、買い直したチケット代がカバーされるか訊ねる。初めはムリという回答だったが、詳しい人に代わりますとたらい回しされるうち、入院だったら補償と判明。3日以上の入院なら救援者費用も補償されるとのこと。 シナリオの直し。30シーンあった話を舞台劇風に1シーンでできないものか、とつなげてみる。何とか3シーンまでに減らすことができた。あと、もう一息。 Pから電話。1月期クールのドラマで多忙だったが、ようやく終わりに近づいたことで連絡が来た。原作本を買いに走る。今月に入って、わが身にも春が来たようだ。今日のビデオ:『京都地検の女』最終回。なぜか視聴率が上がった。船越効果かな?スタッフにメールしたら、かなり上機嫌。霜降牛のすき焼きを食べさせてくれるという。今日の夕食:さわらの西京焼、豚肉とちんげん菜の豆板醤炒め、ほたるいかの酢味噌和え、味噌汁
March 18, 2005
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カードの支払いで貯まったポイントを図書券に換えた。5000円分。あぶく銭なので、ふだんでは買わないものを買った。沢木耕太郎ノンフィクション第8巻「深夜特急」3300円ケータイ刑事マニアル 1400円 (マニュアルではなくて、マニアル)沢木耕太郎の全集は後1冊で全揃い。「深夜特急」は単行本も文庫本も持っているのに、また買ってしまった。巻末に、未発表の「深夜特急ノート」がついているとはいえ、3300円。数年に1度のでかい買い物だ。まあ、今日は息子の誕生日ということで特別だ。大きくなったらプレゼントして、親子2代で放浪だ。「ケータイ刑事」はかれこれ4シリーズで今月100作目を迎えた。BSには視聴率がないので、けっこう好き勝手というか冒険心あふれる試みをやっていて、見ていて楽しい。80年代はこういう30分ドラマ(元ネタの『スケバン刑事』とか宮沢りえの『スワンの涙』とか『プロゴルファー怜子』とか)をゴールデンでやっていたのに、今じゃ深夜2時から。時代が変わったといえば、それまでだけど。製作裏話は知っている人が出ていたりして(だから買ったのだけど)満足。第1シリーズの銭形愛こと宮崎あおいのインタビューがないのが玉にキズ。今日のビデオ:『相棒』。七森美江を久しぶりに見ることができて満足。殺されちゃったけど。『87%』最終回。まさか最後に、モックンと古田新太がカンボジアに行くとは。今日の夕食:かつおのたたき、めかぶ、鶏肉と大豆の煮物、味噌汁
March 17, 2005
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原稿を送った後、連絡待ちが続く。忙しいのだろうと見当はついているものの、いつかかってくるか知れない電話をじっと待つのも苦痛で、伺いの電話をかけてみた。案の定、こちらが名前を名乗っただけで、「ちょっと忙しいので待ってて」と言われた。駆け出しなんて、いつもコレ。ブツブツ。『物は言いよう』読了。ドレスコードならぬフェミコードにひっかからないための実用事典。マスコミで見られた「失言」「珍説」を取り上げ、どこがまずかったのか、どう言えばよかったのかをユーモアをまじえなから解説していく。何だかよくわからぬまま生理的に嫌っていたフェミニズムの言説が整理されて、なるほどこれはたしかに実用的。しかしコンプライアンスの会社はともかく、フリーの集団である映画やドラマの撮影現場なんかは、まだまだセクハラだらけだな。付録として、「ご主人さまと奥さん」問題。結婚してから、ウチでも悩んでいる問題。僕が不在の場合の電話での応対を妻に教えたとき「主人はおりません」でいいのかどうか悩んだし、人と話すとき、妻のことを奥さんと呼ぶのも身内にさんづけかよ、と何か違和感がある。いまは「うちの嫁が・・・・」なんて言ってるが、これもベストとは言い難い。かといって愚妻と言うと、女性から反感買うし。コロンボの声真似(をする松尾スズキの声真似)をしながら「うちのカミさんがね・・・・」とやるのがいいか。(ただカミさんと呼ぶにはまだ若いから、これも・・・・)
March 17, 2005
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『21世紀に残す名作マンガBEST100』読了。『火の鳥』『カムイ伝』『デビルマン』『寄生獣』『BANANA FISH』『リバーズ・エッジ』・・・・。タイトルだけ知っていて手を出してない名作がいっぱい。ちょっと手をつけてみようかな。
March 16, 2005
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朝10時起床。1日1本ビデオを見るのが、最近の日課。今日は『17歳のカルテ』を見た。アル中、ヤク中、心の病。アカデミー賞が好むと言われるモチーフ。世間的に評価されるのはわかるが、個人的な嗜好として自分はその手のモノが苦手だということが改めてわかった。Tシャツの似合うアンジェリーナ・ジョリーだけが救い。夕食を食べながら、大家族もののドキュメンタリーを見る。日曜の昼に前回の再放送を見た。3男4女で母親が家出。2年かけて見つけ出し、離婚するところまでで終わった。今回は母親代わりの長女あずさチャンが中学を卒業し、働きながら定時制に通っていたところ、妊娠発覚。シングルマザーで出産。代わりに次女が高校受験の勉強をしながら、家の仕事もこなす。泣かせるね。家族モノの好きだったナンシー関が見たら、何と言うか。演出(選曲や素材テープの少なさ)はヒドかったが、子供を捨てて出て行った母親、孕ませた相手の男にはあえて触れず、この家族の、お互いを思いやる心にだけ焦点をしぼっているところはいい。次女の高校発表の電話を待っていると電話のベル、取ってみると間違い電話というタイミングのよさに爆笑。そういえば自分も大家族モノのドラマを書いたとき、同じ手を使ったことを思い出した。今日の夕食:焼き餃子、タコとわかめのわさびマヨネーズ和え、ブロッコリのカニ玉とじ
March 16, 2005
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『人喰い』読了。笹沢左保を読んだのはこれが初めて。人物相関関係、トリック、ロマンス、3拍子揃って面白かった。昭和36年の推理作家協会賞受賞作。労働争議というモチーフを現代風の設定に置き換えれば、2時間サスペンスで今でも通用するかも。
March 15, 2005
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朝10時起床。監督から、オレにも読ませてくれ、と電話があり、原稿を送信。『いま、会いにゆきます』を見る。脚本には大きく分けて2種類ある。オリジナル脚本と脚色。アカデミー賞でも区別されている。日本でも区別しろ、と富良野の御大も仰っている。日本アカデミー賞の話ではなく、書き手を育てる上で区別しろ、という意味。岡田恵和さんは脚色が上手だという印象がある。原作を読んでいないので断言はできないが、この映画も、岡田さんの手腕があって、ヒットしたのだと思った。見ている間は退屈だったが、後で振り返ってみると、いろいろと細かい仕組みに気づかされる。設定があざとい分、小道具は地味で、それが生活感を生み出している感じ。韓国映画にありそうな題名だが、「いま、愛に生きます」と掛けてあるのだろうか?今日の夕食:ほっけ、エビフライ、白身魚フライ、ほうれん草のおひたし、味噌汁
March 15, 2005
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ニュースを見て思ったこと。たとえばライブドアvsフジのニュースが流れると、レポーターがフジテレビ局の前に行き、社員にコメントを求める。社員は「ちょっと・・・・」なんて言って、手を顔の脇に上げたりして、足早に去っていく。よくある光景。あれはノーコメントだと今まで思っていたのだが、実はひょっとしたら「社員でも何でもない人」なのかもしれない。たとえば僕のような人間がテレビ局へ打ち合わせに行き、ちょうどレポーターに捕まったら、やっぱり「ちょっと・・・・」なんて言って、手を顔で隠したりすると思う。レポーターはいきなりマイクを向ける前に、まず社員かどうかを確かめるべきだ。出入りの業者の可能性、大いにあり。『包丁一本がんばったンねん!』(橋本憲一)読了。料理修行もせず、それどころか魚もさばいたことがなかったのに、いきなり料理屋を始めてしまった作者の自伝風顛末記。素人でもつぶれなかったのは、この店主の人柄としっかりした奥さんの支えがあったから。夫婦の掛け合いが面白い。調べてみたら、やっぱりドラマ化されていた。それも案の定、NHK銀河の枠で。
March 14, 2005
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朝9時起床。原稿を送信。韓国映画『いい人がいたら紹介させて頂戴』を見る。題名から想像がつく通り、結婚相談所に勤める女性をヒロインにした「ロマンティック・コメディ」(が英語の題名)。仲を取り持つのは上手だが、いざ自分の恋愛・結婚となると不器用でうまくいかない。ここまでは、いわばありきたりな設定。で、それを韓国映画お得意のメルヘンチックな装いでどう料理するのかと思ったら、最後までありきたりで終わった。だから日本劇場未公開なのだね。今日のビデオ:『晴のちカミナリ』第7・8話。昨日、襲名披露した林家正蔵は九代目。このドラマは八代目。ある意味、もっとも旬なドラマなのだが、七代目亡き後、正蔵の名が人手に渡って悔しかったようなことを海老名香葉子は言ってたっけ。もっともドラマはオリジナルなストーリー展開。上官の未亡人・黒木瞳に「無法松の一生」的な愛で接していた渡辺謙。その謙さんを見送る黒木瞳。思いあふれて、雨の中、思わず駆け寄り「私も好きです」と打ち明け、その胸に抱かれる。このシーンが出色だった。忍ぶ愛なんて、とんと見なくなった。もちろんドラマツルギーとして、翌日、黒木瞳は黙って姿を消してしまうのだった。それにしても、渡辺謙と杉浦直樹は落語が上手い。『美少女H』で吉井怜が落語をやっていたが、あれも良かったなあ。いっぺんで気に入った。今日の夕食:コロッケ、エビフライ、白身魚フライ、味噌汁
March 14, 2005
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朝9時半起床。遅い。3月10日でちょうど楽天日記1年だった。日記自体は高校2年からつけているから、かれこれもう人生の半分近くつけていることになる。楽天日記を書くようになってしばらくしてから、万年筆で書いていた日記はもう書くのをやめたが、百冊以上はあるだろうその日記帳をいつどのように処分するべきか、非常に悩むところだ。今日の読書:『天使の卵』(村山由佳)読了。正統派の恋愛小説。いい小説だと思うが、自殺や心を病んだ人が出てくると、どうしても『ノルウェイの森』と較べてしまう。90年代以降の小説家はほぼ、多かれ少なかれ村上春樹の影響を受けているとはいえ、短絡的に村上春樹の影響だと結びつけるのはよくないか。きっと同時発生的に出た現代的なモチーフなのだろう。感情移入できるかどうかが面白さの判断としてよく用いられるが、恋愛小説(や恋愛映画)の場合、感情移入の他に「自己投影」できるかどうかが絡んでくる。この主人公は自分に似ている、と感じたとき、それは個人的に大切な作品になる。『美味礼賛』の冒頭に「君がどんなものを食べているか言ってみたまえ、君がどんな人間であるか言い当ててみせよう」という有名な一文があるが、それに倣えば、「君がどんな恋愛小説を好きか言ってみたまえ、君がどんな恋愛をしてきたか言い当てて見せよう」。散髪。髪を切ると、その反動でヒゲが急に伸びる。今日の夕食:カップ焼きそば、卵ごはん
March 13, 2005
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朝8時起床。シナリオ書き。今日のビデオ・テレビ:『HR』3本、再見。BSでアカデミー賞の総集編。日本アカデミー賞と較べちゃいけないね。「週間こどもニュース」。きく姫、好み。「ブロードキャスター」。フィギュアスケートの浅田真央ちゃん、かわいすぎ。今日の読書:『売文生活』読了。メルマガで読んだ内容が半分。ライターの原稿料は、400字で5000~10000円が相場らしい。脚本家は・・・・枠と実績にもよるが、ゴールデンの連ドラで1話80~100万くらいかな。だいたい400字が1分に当たるので、結局ライターと変わらないことになる。ただ枠が限られているので書きまくるには限度がある。今日の夕食:ローストチキン
March 12, 2005
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朝6時起床。雨。終日、シナリオ書き。今日のビデオ・テレビ:『チャングムの誓い』ハンサングンVSチェサングンの料理対決3回戦(最終戦)7番勝負の後半。脚本的に難しいと思うのは、7番勝負で、勝敗をどう割り振るか。ヒロインが勝つ前提で、どう興味を引っ張るか、脚本家は頭を悩ませるところ。ちなみに今までは、プレ:味噌チゲ対決 ○1回戦:ソルロタン対決 ×2回戦:明の使者もてなし対決 ○で、今回の結果。1皿目:粥対決 ×2皿目:巻き物対決 ×3皿目:冷菜対決 ○(先週はここまで)4皿目:焼き物対決 ×5皿目:肉料理対決 ○6皿目:ご飯対決 ○7皿目:菓子対決 ○結局、相手先行⇒相手リーチ⇒追っかけリーチ⇒ヒロイン勝利の図式。××○×○○○なら日本シリーズでも盛り上がりそう。料理や権力闘争に目が奪われがちだけど、ドラマの主眼はあくまでチャングムの成長譚。男尊女卑の時代に身分の低い地位から王の主治医にまで上り詰めた女性のサクセスストーリー。その意味では、韓国版「おしん」。料理はつまり『ドカべン』で言えば、柔道篇みたいなものか。これから数回は「師弟愛」がメインか。『HR』6本、再見。『クリント・イーストウッド自らを語る』後半から気づいて見る。いい監督は耳がいいと言うけど、作曲できるセンスが素晴らしい。日本で作曲までこなす監督といったら・・・・和田誠くらいしか思い浮かばない。ブルネットの奥さん(ディナ)若くて綺麗。恒例の質問「天国で神様に何と言われたいか?」「ここに永遠にいていい。処女が72人いる」奥さん唖然のち爆笑。『ミュージック・ステーション』ミッチーの「愛のメモリー」。『富豪刑事』のエンディングでは、「♪美しい人生にょーん」と言ってるのだが、今日は「よーん」になってた。つまらん。「にょーん」がいかにもミッチーらしくて好きなのに。今日の夕食:いかステーキ、シュウマイ、茹でブロッコリ、味噌汁
March 11, 2005
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朝4時起床。自分としては、かなり根をつめて書く。結果、30分もの1本がだいたい出来上がる。これから科白のブラッシュアップ。今日のビデオ・ドラマ:『87%』。ヒロインと並行して描かれてきた脇役の諸問題がようやく解決に向かって動き出したと思ったら、来週が最終回。脇役のラインは引っ張りすぎの感がある。そこまで引っ張るほどの大問題だっただろうか、疑問が残る。『富豪刑事』。『スクール・ウォーズ』と『黒革の手帖』のパロディ・・・・のようなもの。今日の夕食:豚肉のしょうが焼き、サラダ、金時豆、味噌汁
March 10, 2005
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朝6時起床。 某TV局へ。プロデューサーの方と会う。久しぶりに緊張した。いろいろ諸事情からんで、放送されるかどうかは未定だが、1本書くことに。月曜提出。今日のテレビ:『相棒』を見る。後半に入って、職業人シリーズが続いている。それ自体はいいのだが、ピアノ調律師といい、今日の舞台女優といい、古畑任三郎とかぶり過ぎ。たとえば、ニセの証拠で引っ掛ける手口。たとえば、「いつから私が犯人だと?」「はじめからです」という会話。寺脇康文扮する薫ちゃんのポジション・性格も、そのまんま今泉。それと、3時に殺害して11時過ぎに死体を運び出していたが、死後硬直がおきているんじゃないだろうか。今日の夕食:ねぎとろ丼、小籠包
March 9, 2005
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いくら早寝早起きがいいといっても、昨夜9時に寝て朝の3時に起きるのは早過ぎた。先日、雪が降ったと思ったら、もう春だ。天気がいいので、散歩に出かけることにした。どこか近く、神田・銀座あたりに行こうかと考える。駅への道すがら郵便局に立ち寄り、スマトラ津波支援に10万円募金。同じく新潟に2万強募金。我ながら、太っ腹。・・・・いや、実は皆でフリマして稼いだお金。秋葉原で降りてみた。駅も新しくなり、表では再開発が進んでいる。スカイプ用のヘッドセットを買おうと何軒か入ってみるが、安物しか見当たらず、断念。大きな古本屋があったので、物色。『太平洋の果実 石原裕次郎の遺したもの』(増田久雄)『人喰い』(笹沢左保)ともに105円で購入。増田さんは映画プロデューサーで、『メッセンジャー』のスタッフをした時、お世話になった方。松屋でビビン丼。味噌汁、両隣にはくれて、こちらにだけはくれないので、ついてないのかと思った。後で別の店員が気づいて、出してくれた。ソフト館に入ってみる。ビルの上から下まで5フロアくらい全てアダルトソフト、というのは凄い。よくここまで好み(フェチシズム)を差異化できるものだ、と感心してしまう。逆にあれだけ目の当たりにすると、感覚は麻痺してしまうと思うが。1本1本のソフトの影にはスタッフがいるわけだが、元は取れているのか、と余計な心配。家庭用ビデオで撮ってPCで編集すれば、かつてほど製作費はかからないにしても。書泉ブックタワーへ。『指で話せる会話帳 タイ』、『売文生活』(日垣隆)購入。タラナイさんやスピッツのチャーさんの新刊があるかと探し廻ったみたが、残念ながらなし。歩き回って疲れたので、銀座に出るのは断念して帰宅。なめろうを作って、ビールを飲みながら『売文生活』を読む。メルマガで読んだ内容が半分ほど。
March 8, 2005
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『パートタイム・パートナー』(平安寿子・著)読了。デビュー作『素晴らしい一日』がわりと読ませたので、期待して買ってみた。親友が営む米屋でバイトをする傍ら、デート屋を副業とする青年の連作短編集。「話し相手が欲しい」「ひとりではいたくない」「誰にも言えないけど、誰かに分かってもらいたい」そんな女性を相手に2時間1万円でデートの相手をし、まったく利害関係のない人間として本音を引き出し、素直な気持ちに立ち返らせる。短編としての「結構」は今ひとつ食い足りないけど、登場人物が洩らす言葉の端々に含蓄があった。元は取れたか。「生木の傷みに耐えて立っていられる力、それが年をとって得るもの」「プライドを守るために、自分で作ったイメージの壁の中から出ない、他人も入れ名、そんな風にガチガチに身構える癖がついたの。人間関係に関して、ものすごく用心深い。本心を表に出さない。そうしてでき上がったのが、思っていることを素直に口にできない、だから本当のことを言える友達のいないプライドの奴隷の、退屈でからっぽのプライベート・ライフ」
March 8, 2005
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『僕の彼女を紹介します』をやっと見た。『猟奇的な彼女』のスピンオフなので、本作を見る前に復習しておく。ファンタジックなストーリーも悪くないけど、やっぱりチョン・ジヒョン!チョン・ジヒョン!チョン・ジヒョン!イ・ヨンエが与党、正統派の美人女優なら、チョン・ジヒョンは野党、とにかく魅力的。女性のロングヘアーを見て、初めて「イイ!」と思った女優。『8月のクリスマス』のシム・ウナの婦警もよかったけど、チョン・ジヒョンの婦警もタマラナイ。今日から壁紙は「僕カノ」にした。世阿弥が言うところの「時分の花」。旬の女優ならでのは魅力。
March 7, 2005
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今日のビデオ:『チョコレート』(主演:ハル・ベリー、ビリー・ボブ・ソーントン)を見る。正月のテレビ放送を録画したまま放ったらかしだったが、吉祥寺さんの日記に触発されて。ところどころカットされていたせいで、いま一つ理解が及ばないところがある。それはもちろんこちらに非がある。一言でいえば、喪失と再生の物語。肉親に対する不寛容と愛する者への寛容。偶然性がややあざとい気もするが、それもテーマを支えるため、ということでギリギリ許容範囲かな。ラストはあれで留めておいて、後は観客に委ねるのがたしかにこのテーマにはふさわしいかもしれない。ちなみに、原題は『MONSTER'S BALL』(化け物たちの舞踏会)。朝の6時から見るには重たかった。今日のマンガ:『神罰~田中圭一最低漫画全集』東京犬さんがおススメしているのを読んで、アマゾンマーケットプレイスで購入。手塚治虫のパロディなので「神罰」。全編、下ネタで押し通す覚悟がいい。読み終えた感想は、とにかくバカバカしすぎる(半分あきれ、半分褒め言葉)。対象への愛がないとパロディはできないね。『親指スター・ウォーズ』とか。今日の夕食:焼き餃子、ほうれん草のおひたし
March 7, 2005
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『波瀾万丈伝』ゲストは倉本聰。麻布高校で「堤義明」と同窓生。東大卒業後、「ニッポン放送」入社。札幌移住後(富良野定住前)、「萩原健一」主演の『前略おふくろ様』執筆。・・・・と実は、いま話題の人物・会社にいろいろ絡んでいる。倉本聰のエッセイを読めば出てくるお馴染みのエピソードがいくつもあるのだけど、放送で触れたのは「劇団四季入塾試験」(パントマイムができずに落ち、浅利慶太を殺してやりたいと思った話)とニッポン放送時代の「前日にテープ紛失事件」程度。大河ドラマの降板はさらりとかわした。他にも有名なエピソードとして「倉本聰ってヤツを連れて来い事件」内職禁止だったので、倉本聰のペンネームで他局のドラマを書いていたら評判になり、ニッポン放送の上司に倉本聰というライターが上手だから連れて来いと言われた。「会って来ましたが、大したヤツじゃありませんでした」と切り抜ける。「ニセ倉本聰事件」地方の旅館で倉本聰を名乗る人物が長期逗留しては宿代を踏み倒していた。ニセモノは実際にシナリオまで書いていた。それも、自分の書いている回よりずっと先の回まで。中身はひどかったが、字は自分よりはるかに上手かった。「1人おいて事件」俳優たちにはさまれて写った写真が雑誌に載ったが、キャプションに「A、1人おいてB」と書かれてあった。倉本聰と書けば3文字なのに、なぜわざわざ5文字も使って「1人おいて」と書かれるのか。脚本家の地位の低さを思い知った話。今日の夕食:鶏の竜田揚げ、味噌汁
March 6, 2005
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『セルラー』を見た。いやあ、面白い。『フォーン・ブース』の脚本家(ラリー・コーエン)が原案。携帯電話に出たばかりに誘拐された女性を助ける巻き込まれ型サスペンス。どう面白いかについては、大栗之真さんが書かれているので、ぜひそちらをご覧下さい。全く同感。コピペしたいくらい。会話をどこで切るかという編集も上手いし、主人公の若者が頭がいいわけでも(ただし機転は利く)、タフでもない(ただし車の運転は上手い)というキャラクター設定も現代的なリアル感があっていい。最後の台詞は「巻き込まれ型サスペンス」には不可欠の〆めの一言。キム・ベイシンガーはヒッチコックが生きていたら、ヒロインに起用されていたかも。
March 6, 2005
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結婚以来、ずっと国際電話代が悩みの種。もともとKDDIを使っていたが、去年春からはyahooBBのIP電話に換えた。これで安くなると思ったら、安くなった分ますますかけるようになり(やがって)頭を抱えていた。里帰り中の今は、その悩みから解消されてひと息ついているところ。とにかくトンデモない金額の請求は、心臓が痛くなる。「スカイプ」については去年の夏ごろから耳にしてしていたが、詳しくはチェックしていなかった。ただ画期的らしいことだけはわかり、そのうち国際電話はなくなるのかもな、という印象を受けた。今日の朝日新聞「BE」でスカイプを特集していたので、久しぶりに再チェックしてみると「スカイプアウト」というのを発見。スカイプだとスカイプのユーザー同士、無料でインターネット電話ができるが、スカイプアウトを使えば、国内・海外の固定・携帯にも電話がかけられるという。カンボジアまでは、KDDIだと1分100円以上、BBフォンでも1分48円だったが、スカイプアウトなら1分33円。クレジットカードでの前払いなので、デポジットがなくなればかけられなくなる。これで国際電話に関する悩みはだいぶ解消されそうだ。さっそく試してみよう、と思う。また「安子の電話」というのもあって、これも月額決まった料金(1時間あたり1200円)を支払えば、国内・海外どこでも1分20円。ただ超えてしまうと40円。こちらも魅力的ではある。
March 5, 2005
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ずっと気になっていること。自首:犯罪事実または犯人の発覚する前に、犯人自ら捜査機関に犯罪事実を申告し、その訴追を求めること。刑が減軽または免除されうる事由となる。出頭:捜査機関に犯罪事実が知られてしまったときに、被疑者自ら捜査機関に出向くこと。2時間ドラマなんかで「自首しなさい」と勧めるシーンがあるが、すでにそいつが犯人だとわかっている場合は「出頭」なので罪は軽くならない。今日のテレビ:『晴のちカミナリ』5,6話。モデルになっているのは林家正蔵。こぶ平の正蔵襲名披露もいよいよ、か。それに当て込んだ再放送だとついこの間まで気づかなかった・・・・。今日の夕食:カレーライス
March 5, 2005
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雪。試写会に行く予定だったけど、寒いので家でビデオを見ることにした。今日のビデオ:『ロンゲスト・ヤード』先月のBS放送。70年代のスポーツ映画は、カラっとした娯楽性があって気軽に見られるのがいい。『追跡「第三の男」』先月のBS放送。製作舞台裏モノ。ウィーンに行った目的は観覧車とモーツアルト・カフェいうほどの『第三の男』ファンなので、見逃せない。脇役が実は地元の有名な俳優だったとか、地下水道の警官や風船売りの爺さんは役者でなく本物だとか、グレアム・グリーンの脚本はもっと政治色の濃いものだったとか、アントン・カラスはたまたまパーティーに来たのが監督の目に留まったとか、そんな話を当時の助監督がロケ地で振り返っていた。今日の読書:『ボランティア・スピリット』(永井するみ)読了。市民センターの日本語教室を舞台にした連作ミステリー。ボランティアといってもしょせんは人間のする活動。そこには善意だけでなく、偽善や打算、嫉妬、偏見、差別といった人間らしい感情が見え隠れする。その感情を描くのがテーマらしく、作者はミステリとして話を展開させていない。だから結末も読者に下駄を預けるような形で、わざと「手前」で終わらせている。だから、物語としてのカタルシスはちょっと物足りない。でも、日本語教室を舞台にした着眼点が、何より面白い。
March 4, 2005
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先週、出したプロットの反応がようやく返ってきた。なかなか好感触とのこと。天気がいいので、洗濯物を干し、カレーを作った後、古本屋めぐり。『DEATH NOTE』3~4巻を買って読む。「知的ゲーム」そのものは面白いのだけど、説明台詞が延々続くので、とにかく読みづらい。今日のビデオ:『チャングムの誓い』第20話。料理対決はいよいよ佳境へ。運命の第3戦が始まった。決戦の直前に「ピンチ」が訪れることは作劇術としては基本だが、今回の場合、「食材をメチャクチャにされる」「仕入れ直しに行った先で、誘拐される」の2段構え。さらにチャングムが代打でかわしていると、当人(ハンサングン)はどうした、と問い詰められたところで翌週へ。が、翌週の予告は、見せすぎ。『王様のレストラン』ソウ支配人の話と、雑誌の記事になる話の2話を再見。何度見ても声を出して笑ってしまう。ほとんどバイブル。昨日は『87%』と今日の『優しい時間』は見逃した。是が非でも見たい見なきゃ、というほどではなく・・・・。今日の夕食:カレーライス
March 3, 2005
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1日中家にいて、しこしことシナリオ書き。今日のテレビ:『相棒』出だしは面白かったのだけど、警察の無能ぶりがちょっと・・・。しかるべき警備を敷かないで、犯人に逃げられて「しまった」「やられた」というのは本当に勘弁して欲しい。優秀な主人公を際立たせるために、脇である警察の同僚を無能にしていいのだろうか。主人公と同僚の対立は、有能無能ではなく、立場の違いで示すべきではないのか。例えば、『踊る大捜査線』のように。「こわい」が「怖い」ではなく、北海道の方便で「疲れた」を意味し、そこから犯人が北海道に関係のある人になるという展開は予想通り。『24』だったらどうだろう、とついつい比較してしまう。『相棒』は、犯人が職人としてのプライドを守るために犯行を行うケースのときが、いちばん面白い。今日の夕食:小籠包、アスパラベーコン巻き
March 2, 2005
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NGOの方は明日からワークキャンプ。カンボジアにいる先発組に何か欲しいものがあるか訊いたら、ぺヤングを10個ほど、と言うので、近所のスーパーへ。2軒廻って、棚のぺヤングを全て買い占める。30過ぎの男が大量にカップ焼きそばを買っている光景は、傍から見るとミジメだ。それにしても、海外にいるとカップ焼きそばが食べたくなるのはどういうわけだろう。あの沢木耕太郎も、カップ焼きそばだけは恋しくなるという。帰省中の妻からはマヨネーズとソースが欲しい、と要請。ソースに秘密があるのかな。 そのぺヤングを段ボールに詰め、明日出発する学生に託す。北海道にぺヤングはない、とその学生。「焼きそば弁当」というのがメジャーらしい。ぺヤングって関東だけなのだろうか?僕が小学生の頃、「四角い顔」をしたヤツのあだ名はたいてい、ぺヤングと相場が決まってたもんだが。「お味は?」「まろやかぁ~ん」。(追記)ぺヤングの販売地域は、東北・関東・中部・北陸の一部らしい。名前の由来は「ペア・ヤング」。カップルみたいに、熱々だからだって。「玉金」で飲む。勝つと390円が100円になる「じゃんけん」は、敢えて「負けなし」の店員に挑んだが玉砕。これで1勝1敗。 先日、『DEATH NOTE』というマンガが面白いっすよ、と友人から薦められた。浅草キッドの水道橋博士も読んでいた。とにかく売れているらしい。既刊5冊のうちとりあえず最初の2巻を買って読んでみた。「そのノートに名前を書くと、書かれた人が死んでいく」という基本設定に、カイジの「限定じゃんけん」のような独自ルールを加え、ラスコーリニコフ的な主人公と天才肌の探偵の攻防をからめてあって、なるほど面白い。絵もコマ割も緻密でいい。
March 1, 2005
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