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自分が(もしくはプロデューサー)が、これは面白い設定になると思ったものでも、調べてみると、たいてい以前にどこかでやっているモノ。今日の企画になる舞台設定も、ネットで情報検索をかけてみたら、同じ舞台設定のドラマが出てきた。ああ、そういえばこんなのあったっけな、という大映ドラマ。20年もすると忘れられるから、またそのネタを使うのもアリなのか。舞台設定より、結局は人物の掘り下げ方か。それは簡単にはいかないなあ。
September 30, 2005
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録画しておいた『祇園囃子』を見る。倉本聰+石原プロ。 舘ひろしの先輩(渡哲也)は25年前、シリコンバレーにおいて産業スパイの罪に問われ、獄中で自殺した。が、この度、来日したペンタゴンの重鎮・ジョージ白洲が実は渡哲也ではないか、との情報が入る。何とかして会ってみると、やっぱりそう。と、前半は『第三の男』みたいな話。 後半、渡と昔付き合っていた元・芸妓(十朱幸代)が、渡が生きていることを知ってから、ぐんぐん面白くなった。25年間抑えていた感情が、最後に迸る。アリダ・ヴァリ。・プラス1。みんな喋りすぎないところ。説明最小限。・プラス2。キャスティングが贅沢。勝野洋、小林稔次、小野武彦、佐川満男、木村多江、1シーンのみ。タクシーの運転手に西川きよし。・マイナス1。前半、話を広げすぎ。このテーマに、そこまで話を大きく見せる必然性があったのか。後半、広げた風呂敷を畳まないまま終わった。・マイナス2。藤原紀香が25歳という設定にムリあり。30代にしか見えない。帰国子女でもないのに、25歳で国際会議の同時通訳というのも非現実的。・疑問1。ジョージ白洲の息子は湾岸戦争で戦死したというが、結婚したのは紀香が生まれた後。妻の連れ子なのか。・疑問2。結婚式当日の朝、スケッチをしていた紀香に話しかける渡。紀香は彼が本当の父親とは知らない。渡も告げるつもりはない。世間話をして立ち去る。そこで終わればシブいのに、別れ際でいきなり、家紋を当ててみせる渡。暗に父親と伝えたかったのか? いいトコとつまらないトコが混じっていて、要は整理がつかない。誰かに話してみよう。『チャングムの誓い』50話。
September 30, 2005
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来年4月入園予定の3歳児保育の自由見学。10人以上もお母さんがいて、やけに見学が多いなあと首をひねる。教室に入るや、お母さんたち、いっせいにビデオカメラを手に。皆が皆、同じ姿勢。見学にビデオは必需品なのか?ここで録っておいて、後で旦那に見せるのか?。???だらけ。 しばらくして、ようやく事態判明。今日は8月生まれと9月生まれのおともだちの誕生会だそうで。お母さんは見学ではなく、園児の母親だった。見学者は自分1人。どうりで違和感バリバリ。それにしても、皆で黙ってビデオカメラを構えているのは、何ともおぞましい光景だった。 生まれたときからずっとビデオに録られている人生のおぞましさについて、たしか久世光彦が書いていたような。ビデオによって、覚えてもいない記憶が作られてしまうこともあるんじゃないだろうか。ビデオに残したいような一瞬は、そういう行事よりも他に、たくさんあるんだけどな。---------------------------------- 麻布十番でPと昼食。更科で山菜そば。この前、彼がプロデュースした刑事ドラマでシリーズ中、高視聴率が3回あった。その3回だけを自分も見ていたことが判明。うち1回は、彼がスポーツ新聞や局のワイドショーで宣伝を仕掛けていた回で、自分はその戦略にまんまと引っかかっていたのだった。自己満足かと思っていたけど、ちゃんと効果あったわけだ、とご満悦の様子。 前に出した企画のブラッシュアップ1件。 もう1件は、まず原作を読んで面白ければ。 家に帰ると、別件の電話。先月出したブツをまた書き直してくれないか、という話。書いたところでどうにもならない。まずキャスティングを抑えないと、この企画はまず通らない、と伝える。つまり、断った。手順を間違っているというより、手順を知らない、というべきか。 そもそも人に物を頼むなら、直接会って口説くべきところを、人を介してああだこうだ、とやる根性が気に食わなかった。書いたら書いたでお疲れ様の一言もなし。顔も知らない人の頼みは聞けない。何様のつもりか。 「気をつけな。この局は使い捨てだよ」と生放送中にキレた加藤茶(今週の週刊新潮より)の気持ち、よくわかる。TBSに限らず、テレビ業界は使い捨てが横行している。
September 29, 2005
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『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』、映画評論家の森卓也が日本のアニメ映画BEST10に選んでいるのを読んだ高校生のときから、ずっと気になっていたが、ようやく見た。中身より見たことにホッとしている。いや、中身もなかなか面白かった。でもTVシリーズを見ていなかったので、人物関係はさっぱり。ファンなら笑うところがどこかさえわからない。なもので、話のからくりだけに興味が集中。テーゼが気に入る。そういえば、ここんとこ夢に対する執着が薄れていた。夢そのものについて考える楽しさを思い出す。 それにしても、繰り返される1日を、学園祭前日にしたところが何といっても素晴らしい発想だなあ。別に自分の実体験ではそんなに楽しくもなかった。何しろうちの学校は都内でつまらない学園祭ワースト3に入ってたほどだ。あ、思い出した。皆がさっさと帰った後、一人残って、掃除してた年があったな。あの頃は責任感あったなあ。あんな1日が繰り返されてはたまらない。 昔から気になっていながら未だに見ていないもの、といえば次はさしづめ『トップガン』かな。
September 28, 2005
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今日からBSで始まった『デスパレートな妻たち』を見た。エミー賞15部門ノミネートとかで、向こうではかなり評判らしい。 いきなり、一家の主婦(メアリー)が、突然ピストル自殺というショッキングな出だし。 で、その死んだメアリーのナレーションで物語は進行。いわゆる『サンセット大通り』の構成。 メアリーの葬式に来た近所の奥さんたち4人の面白い生活描写(旦那と上手くいってない元モデルの美人妻ガブリエル、娘に再婚を促される料理オンチな童話作家のスーザン、4人の子の育児に追われる元キャリアウーマンのリネット、家事を完璧にこなすあまり息抜きできない旦那から離婚を切り出される申し渡されるブリー)があって、葬式から1週間後、4人が形見分けをしていると、洋服の間からメアリー宛の手紙が出てくる。消印は自殺当日。中を読んでみると、"IKNOW WHAT YOU DID"の決まり文句。果たしてメアリーは、なぜ自殺したのか。コメディ要素をたっぷり盛り込んだ異色サスペンス?!。次回へ続く。
September 28, 2005
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『東京奇譚集』読了。村上春樹にしては珍しく、素っ気無いタイトル。でも中身は、近年でいちばん「ハルキワールド」が色濃く出た仕上がりになっていて、かなり満足。 これが「ハルキワールド」だと思わせた要素は、たとえば・・・・。 因果律のないカフカ的世界。(全収録作品) 人生の箴言めいた科白を吐く人物。(『どこであれそれが見つかりそうな場所で』の老人) 都会的センスを持った女性の登場と、その女性の突然の失踪、それによる喪失感。 擬人化された動物。人間に対し、やけにへりくだっている。(『品川猿』の猿) 他の短編とのリンク。(『日々移動する腎臓のかたちをした石』は『蜜蜂パイ』の前日譚) アマゾンに投稿された感想を読んでみると、誰もがその人なりの「ハルキ観」を持っているようだ。しかし、自分としては、どれを読んでも、ピンと来ない。誰一人として、(僕を感心させる)的確な批評をしている人がいない。この解釈の多様性が、一人ひとりに「個人的な作家」と思わせる所以なのだろう。「自分だけのお気に入り」のつもりと思わせるモノが、一番売れるというパラドックス。「自分だけはバカじゃない」と思った人間が買った「バカの壁」。 寝ても覚めても村上春樹だったのはもう15年も前の話か。ここ数年、距離を感じていたけど、この新作で一気に急接近。焼けぼっくいに火がついた。
September 28, 2005
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試写室で『モンドヴィーノ』を見る。ワインにまつわるドキュメンタリー。136分とやや長めで退屈なシークエンスもあるが、僕のようなワイン門外漢にも、業界の仕組みがわかって、興味深かった。 ミシェル・ロラン・・・・「フライング・ワインメーカー」。世界各国を飛び回る醸造コンサルタント。色が濃く、果実味たっぷりで、力強く、若い段階から飲みやすい、いわゆるモダンタイプのワイン作りを世界中で実践し、「ワインのグローバリゼーション」に拍車をかけている。 モンダヴィー一族・・・・66年に創業したアメリカの大手ワイナリー。93年ナスダックに上場以来、巨大資本を武器に、ヨーロッパへも進出し、現地企業と合弁会社を設立。 ロバート・パーカー(小説家のロバート・B・パーカーではない)・・・・100点満点法のワイン評価が、世界中のワイン消費動向に影響を与えるアメリカのワイン評論家。パーカーの評価で赤字ワイナリーが一転、大金持ちに化けることもあり、ワイナリーの中には、パーカーから高得点を得ようと、パーカー好みのワイン(濃くて力強いもの)に切り替えたところもある。その現象は「パーカリゼーション」と呼ばれるほど。(料理記者歴40年の岸朝子の皿だけ塩味を濃くしておけば・・・というエピソードを思い出した)パーカーは「自分の功績は、ワインの世界からカースト制をなくし、民主主義を持ち込んだことだ」と言う。 フレスコバルディ一族・・・・11世紀まで遡るイタリアの侯爵一族。ワイン造りは700年に及び、書庫にはヘンリー8世からのワイン注文書も残されている。モンダヴィー社とジョイント・ベンチャーを設立。 彼らの主張に対応する形で、その「グローバリゼーション」に反発し、「テロワール」(字幕では「地味」と訳されていた)にこだわる、中小のワイン生産者のインタビューが盛り込まれる。作り手は、どちらかといえば、テロワール派だが、グローバリゼーション派を批判しているわけではなく、その言い分はきちんと聞き入れていた。ただ、アクの強いロランのスケッチが、傲慢に写って批判的に見えることは確か。この映画を見たロランは激怒しているとか。 さらに、アメリカ・ヨーロッパだけでなく、舞台は南米にも移り、ロランのおかげで成功を収めたアルゼンチンのワイナリー、その近くで月収60ドルの生活を送るワイン生産者、最近、ワイン作りに乗り出したブラジルのワイナリーなども紹介される。 見ていて、このワイン業界の構造は決してワインだけにとどまるものではない、と気づいた。「ハリウッド映画」と「マイナーな国の映画」にも、そのままあてはまる。つまりは、資本主義の是非を問うている映画だ、ともい言える。
September 27, 2005
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シナリオ集『港町純情シネマ』11話~13話(最終話)まで読了。古今東西の名画を素材にして1話1話を組み立てる構成は、後の『淋しいのはお前だけじゃない』につながり、そしてそれが『タイガー&ドラゴン』を生んだと思うと、このドラマの価値は偉大だ。この3作とも西田敏行に出ているのは決して偶然ではない。西田敏行の幅広い演技力と絶妙なアドリブなくしては成り立たないもの。 先週の朝日新聞のコラムで、三谷さんは『淋しいのはお前だけじゃない』を見て脚本家になろうと思った。生涯のベスト1であると書かれていた。倉本聰も山田太一も向田邦子も、それは確かに偉大であるけれど、リリシズムにかけては市川森一。もっと評価されていいのに。がっぽり儲かるコメンテーター(脚本家アンケートで年収1億円と答えていた)や理事長職もいいけど、まだまだ現役としてバンバン、ドラマを書いて欲しい。(おまけ)歴代ウルトラマンの中では、ウルトラマンエースが一番好きなのだけど、これも市川作品。
September 27, 2005
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久しぶりに、本当に久しぶりに一人の時間ができたので、本とノートを持ってミスドヘ。 『港町純情シネマ』7~10話と『東京奇譚集』2話を読んだ後、創作ノートを広げる。2,3ヶ月前に書いたメモ、そんなことを考えていたことすら、すっかり忘れていた。 数年前まで、こうやってよくミスドで読書したり何か書いたりしてたのが、何か遠い昔のよう。今じゃロクに映画館にも行く余裕がない。(こうやって日記を書いている今も、背中に息子が抱きついて首を絞めてくる) ま、映画たくさん見れば、いい作品が作れるかというと決してそうではないし(もちろん見るに越したことはないが、映画を見るより大事なことはたくさんある)生活の実感という意味では、一人の頃に比べてかなりの受信になっているから、これはこれでよし。「受信」も心がけ次第で、何も富良野で農作業しなければ得られるものではない。ただ東京にいると、テレビやネットで知ったかぶりになって、ドラマも底の浅い人間洞察になってしまう面は確かにある。 これまた久しぶりにレンタルビデオ屋へ。誕生月のサービスで、ビデオレンタル2本無料というので、『うる星やつら ビューティフルドリーマー』とジャッキー・チェン好きの妻向けに『80DAYS』を借りる。 古本屋・新刊書店を覗いて家路に向かう途中で、ばったり妻とすれ違うが気づかず、急に声をかけられておののく。まるで、お化け。 奥貫薫めあてで、TBS月曜ミステリー劇場『税務調査官 窓際太郎の事件簿13』を見る。また幸薄い母親の役だった。『女王の教室』『海猿』より出番が多かっただけでもよしとしよう。 与党の幹部でありながら、首相に反旗を翻し内閣不信任案に賛成票を投じようとしたが、土壇場で「勇気ある撤退」をした民自党の鳥越議員、いわゆる「鳥越の乱」で・・・・、ってそのまますぎやしないか。カトウコウイチの娘は、たしかTBSだったはずだけど。
September 26, 2005
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広場でフリマ。中古の玩具狙いで息子と出かける。きかんしゃトーマスのビデオ 50円×4本クレーン車のミニカー 20円5台の自動車が頭・胴・腕・右足・左足になる合体ロボ 500円 午後はトーマスのビデオのおかげで、少し静かに。アンパンマンだけでなく、トーマスの声も戸田恵子だとは知らなかった。幼児界の両巨頭を抑えているとは、恐るべし戸田恵子。---------------------------------- 昨日、「バク天」でレイザーラモンを見ているとき、息子が「セイ!」と言った。単なる偶然かと思ったら、今日また、レイザーラモンが出てきたときに、やっぱり「セイ!」と言った。創造はモーホーから始まる。---------------------------------- 13日目から千秋楽の今日まで毎日、琴欧州と朝青龍の取組みを生中継で見た。結果は、朝青龍の大逆転。まさか、涙するとは。風格も出てきたし、礼儀もよくなったし、これはもう本当に大横綱。僕がリアルタイムで見ている横綱は北の湖以降だけど、千代の富士の全盛期を髣髴とさせる。脅威の年間80勝は堅いとして、史上初の7連覇、年間6場所制覇を果たして欲しい。琴欧州が大関そして横綱になるだろう来年が楽しみ。朝青龍もライバルとして認めているし、これで数年は持つだろう。 ベルリンマラソン。野口みずき日本新記録。スター性に乏しいせいか、イマイチ盛り上がらない。 昨日の深夜から今日の深夜までかけて『タッチ』全26巻を読了。
September 25, 2005
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雨。歩いてすぐの高校の文化祭に潜入する。が、終了間際だったので、何も見られず。雨のせいか、あまり盛り上がっているようにも見受けられなかった。自分が高校のとき、クラスでどんな出し物をしたか思い出そうとしてみるが、出てこない。それほどつまらなかったということだろう。文化祭といえば、名作の誉れ高い『うる星やつら ビューティフルドリーマー』をいまだに見ていない。最近、吉祥寺さんと(爆笑問題の番組で)太田光の口から相次いで耳にしたので、近いうちに見ることにしよう。 金城一紀『SPEED』読了。『レヴォリューションNO.3』『フライ・ダディ・フライ』に続くゾンビ・シリーズ。こちらは奇しくも大学の学園祭が舞台。大学生の家庭教師の自殺に疑問を持った、フツーの女子高生・岡本佳奈子が、南方、山下、朴舜臣、アギーと言ったおなじみのメンバーと知り合い、彼らの協力で事件の真相を探りつつ、彼らのアドバイスで自らを鍛えることで、優等生の殻から抜け出し、自由に向かって飛び立つ青春小説。 話の背景には『レヴォリューションNO.3』が見え隠れし、主人公が成長する様は『フライ・ダディ・フライ』とダブる。そして、登場人物は『対話篇』と関連している。この金城ワールド、会話の楽しさと、飛翔することへの希望、読後感の爽やかさに満ちていて、たまらなく愛おしい。----------------------------------はっぴぃ・ばーすでぃ、フォー!さーてぃー・すりぃ、フォー!105円のモンブラン、フォー!
September 24, 2005
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『トゥルー・コーリング』24話~26話(第2シーズン4話~6話最終話)を見る。第2シリーズは、この6話で打ち切り。『フレンズ』の裏番組になって、視聴率で惨敗したとか。設定を振るだけ振っておいて、スパイまで放っておいて、さあこれからというところで、バッサリ打ち切りとはまあ・・・・。でもまあ、設定を利用した物語(1日のリプレイが巻き起こす悲喜劇ドラマ)から、作り手が用意した設定そのもの(運命論)に話の軸を持ってきた時点で、物語の限界も感じさせていたのも事実。 以下、今後の展開を想像。母から能力を受け継いだトゥルー。母と拮抗する能力を持った父。この関係がそのまま今のトゥルーとジャック、ということはこれから、トゥルーとジャックは反発し合いながらも、敢えて近くにいようと、2人はくっつくかもしれなかった。助けてと言われても救えなかったジャックのジレンマを描いていたのは、その布石だったのでは。後は、そこにジャックの出生の秘密や、デイビスに近づくスパイ・キャリーの存在理由をからめて話を進めていく予定だったのか、と。来週からBS2で『デスパレートな妻たち』という新番組が始まる。アメリカで評判らしいので期待。『チャングムの誓い』49話。悪の枢軸・チェ尚官亡き後のつかの間の平和。「細く長く」がモットーのミン尚官が最高尚官に。残り数話で、宮廷内の世継ぎ問題と、チャングム・ジョンホ・王様3人の恋の三角関係を描いて終わりか。シナリオ『港町純情シネマ』4~6話。
September 23, 2005
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『映画ライターズ・ロードマップ』再読。今度は蛍光ペンで線を引きながら。シナリオ『港町純情シネマ』(市川森一)読み始める。1~3話。 図書館へ。金城一紀『SPEED』、ようやく順番が回ってきた。 最近、おしっこが出るときは知らせるようになった。この分では、うんちも近い。トイザらスで、アンパンマンの補助便座を買う。2000円。『電車男』最終回。30分延長は蛇足だったような。たとえば、先週の終わりでばっさりラストとするのも手だ。映画ならそれもアリだろう。『ハル』なんかそんな終わり方だったし。 話自体はこういうドラマもあっていいか、と思う。エルメスの側も描く、という狙いは成功していなかったが、白石美帆や豊原功補や劇団ひとりといった脇が、予想以上に良かった。惜しむらくは、初回から掲示板の住人がやたら泣きすぎたこと。このせいで、本当の感動のシーンがどこにあるのかぼやけた感は否めない。やっぱ。視聴者より先に泣いちゃいけないでしょう。観客・視聴者がいちばん泣けるのは「登場人物が涙が出そうになるのをこらえている」シーンだと思う。それも科白のやり取りではなく、小道具に託された思いで。泥のついた一万円札とか、りんごを剥いていて皮がポトリと落ちるとか。もう少し手練手管のある作家なら間違いなく、エルメスから貰ったティーカップを最後に活かしたはず。 今度は、劇団ひとり主演の『ギター男』か。『踊る大捜査線』で当てたスピンオフ戦法。だったら、いっそ陣釜さんの話にしてくれればいいのに。
September 22, 2005
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『トゥルー・コーリング』23話(第2シーズン3話)を見る。------------------------------------------------------------------ 息子を連れて、秋葉原へ。秋葉原といえば、電車男。息子も電車男。秋葉原は電車男の聖地である。 万世橋を渡って、交通博物館へ。大人310円。4歳未満無料。来年の春に閉館、さいたま市へ移転すると聞いていたので、ぜひ今のうちにと。子供の頃からお馴染のこの博物館、実は70年の歴史があること、そして元々この場所は「万世橋駅」であったことをこの度、初めて知った。なるほどそう言われてみると、中央線の高架下は煉瓦造りになっており、駅舎の面影を残している。一般公開されていないが、館内にはホームに通じる階段も残っているとか。 息子はずらりと並べられた電車模型(1/20)を見て大興奮。新幹線・東海道線・山手線などの運転を体感できるシュミレーターも人気。しかし、どこも先客あり。それがかなりの確率で電車オタクの大人。平日の昼間からいい年した大人が、さして面白くもなそうな顔で運転している。子供の頃から何回も来ているのか、まるで日課のような振る舞い。営業で外回りの途中に立ち寄ったような感じ。 時間になったので、模型鉄道パノラマ運転場へ。子供連れがいっぱいで前列に座れず。肩車しながら見る。全長20メートル、10種類近くの電車がいっぺんに動くさまは壮観。電車オタクでなくても、かつて「男の子」だった人間には、血湧き肉踊る光景。操演時間、30分。日の出から日の入りそしてまた日の出日の入りと2日間を光で演出。電車の中にまできちんとライトが灯されている芸の細かさ。 2階~4階は船や飛行機や車やバイクの展示。一通り見て回ったところで、また1階に戻り、もう1度パノラマ。今度は座って見る。操演の担当が替わったことで解説もまた違い、それもまた楽し。 気がつけば2、3時間経っていた。ガチャガチャで電車をゲット。ママママとぐずり始めた息子を叱りつつ宥めつつ帰宅。
September 21, 2005
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妻は、日本に来て1ヶ月も経たない同胞の無聊をかこつため、その彼女の家へ。そのおかがで、夕方まで子守り。結婚して大阪に行った女友達が帰京していたので、会うことに。子連れなので、近くのモールまで来てもらう。久闊を叙するのもつかの間、チョロチョロあっち行ったりこっち行ったりするものだから、なかなか落ち着いて話ができない。ちょっと目を離した隙にステージに上がったり、2階への階段を登りきっていたり、で鬼ごっこ状態。 夜、夏にバイトした職場の人たちとの飲み会。メンバーにキャンセルが出たので奥さんも連れて来れば、と言われるが、そう社交的でもないし、どうせ子供をあやしてロクに話もできないので、パス。近況報告。自分の親の世代(相手から見ると自分の子供の世代)と話すと、なるほど親がどう考えていたかがわかる。息子のできちゃった婚や娘の同棲についてこぼす父親の表情、趣味が動物園巡りで、オランウータンの生態について語る中年の語り口。職業的に興味深い。
September 20, 2005
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『トゥルー・コーリング』22話(第2シーズン2話)見る。------------------------------------------------------------------ 日傘が欲しい、と妻が言うので、ここのところ買い物がてら探しているのだけど、なかなか見つからない。結局、しゃれたデザインの傘で代用することに。
September 19, 2005
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金曜から区民まつり。広場に子供用の催し(野球やサッカーボールでビンゴを狙うストラック・アウトなど)が出ていたが、さすがに2歳では、どれもできず、かき氷だけ食べる。広場の脇には、サイドカーを装備したハーレーダビッドソンがズラリ。愛好家の集まりで、展示しているらしい。見せびらかしたくなるのもわかるような錚々たるバイク。ゴレンジャーで初めてサイドカーを知った世代には、たまらない。 鼓笛隊やサンバのパレードを見ようと、今年から勝手にサンバ通りと名づけられた大通りに出たら、もう通り過ぎてしまっていたので、足の向くまま家族3人で散歩。商店街で買い物したり、焼き鳥を買い食いしたり、と3時間ほど歩き回る。いい運動になった。
September 18, 2005
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『女王の教室』最終回。 連続ドラマという構成を生かした阿久津先生の描き方だった。それはつまり、2時間の映画的な「どんでん返し」とは違い、敵だと憎んでいた人の思いを悟る「真意」を描いていた、ということ。 連続ドラマの場合、初回放送時には5話まで進んでいればいい方、下手すると2話3話あたりまでしか出来上がっていないことが多い。だがこのドラマの脚本を手がけた遊川さんや故・野沢さんは、しっかり最後まで見据えた上で、初回から伏線を張り巡らしている。 このドラマについては視聴者からの批判が多かったり、スポンサーが提供のテロップを外すよう要請したり、と外野でいろいろあったが、最初の一部だけ見て判断するのは本当に愚かだ。バラエティのようにろくすっぽ何も考えずに、ただ画面に見えているものだけを見ているバカがいかに多いことか。 もったいない使い方をしていると思われた内藤剛志も最後でようやく面目躍如。嫌味な感じの教頭先生にも良い所があって、所謂「ありがちな教頭」ではなかった。 「仰げば尊し」には阿久津先生ならずともジンと来た。生徒が意見を言うとき立ち上がったり、最終回で一人ずつの名前を呼ぶ辺りは、学園ドラマのお約束。ラストカットでようやく、阿久津先生の笑顔を拝むことが出来、後味も良し。 「受験教育」がかまびすしく非難されたときに出来たのが『熱中時代』であり、『3年B組金八先生』だった。それから20年余を経て、「ゆとり教育」に危機を感じた大人が作ったのが『女王の教室』であり『ドラゴン桜』だった。
September 17, 2005
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『ドラゴン桜』最終回。原作が尽きた最後の2話は、バタバタと事が運んだ。それはまだ書かれていない原作への配慮もあるので、致し方ないことなのかもしれない。 先週の終わりはセンター試験1日目まで。最終回は、1日目の試験後から。水野(長澤まさみ)の母(美保純)が入院していた病院の階段から落ち、それをかばった矢島(山下)は右手を負傷。一方、フタゴは弟から腐ったサンドイッチを貰って、2日目の試験で腹を壊す。水野は母が意識不明のため、2日目の試験を受けられず。最後のはともかく、右手負傷や食あたりは要らなかったと思う。ストーリーのためのストーリーでしかなかった。まさかそれが原因で落ちたとするわけにもいかないから、矢島とフタゴは合格。もう一人合格して、結果は3勝2敗1不戦敗。無難なところかな。「5人合格させなければ、桜木先生には辞めてもらう」(このシバリは僕が1話目のプロットに書いた) という公約だったので、桜木先生は学校を去ることに。「お前らのせいだ」 と死者に鞭打つ発言に、思わずカッとなり、つかみかかってくる矢島。だが、胸倉をつかんだだけで、コブシを納める。「どうした。今日だけは殴ってもいいぞ」「殴れるかよ。そんなコト言って・・・・アンタ、泣いてるじゃないか。心の中で」「・・・・」 教室を出て行く桜木。追いかける生徒や先生。ドラゴン桜の前で、必死に引きとめようとする井野先生(長谷川京子)に、「お前が引き継げ。お前なら出来る。お前にはまっすぐ突き進む力がある」「・・・・そんなコト言わないでください。そんな綺麗ごと言わないのが桜木先生のいいところだったのに」 そして桜木は、生徒たちに語りかける。「入学試験には1つしか正解がないが、人生にはいくつも正解がある」 今までと言っていることが180度違うような気が、ドラマの落としどころとしては、こうするしかあるまい。 最後に、「有難う」と叫ぶ水野。そのやりとりをじっと見守っていた他の先生たちが拍手を送る。野際陽子や斉藤洋介が拍手するのを見ていたら、それは何か、このクライマックスで真剣に必死に演じる若い俳優たちを見守っていて、よくやったね、という風にも見えてきた。
September 17, 2005
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『チャングムの誓い』48話。待ちに待った48話。とうとう決着が着いた。これは、チャングムの物語であると同時に、クミョンの物語でもあった。相反する2人は表と裏、光と影、矢吹丈と力石徹、北島マヤと姫川亜弓、クラリスとカリオストロ、ナウシカとクシャナ、シータとムスカだった。 そしてまた、ハン尚官の物語でもあり、チェ尚官の物語でもあった。 現代の視点で過去を裁いてはいけない。それはそういう時代だったのだ。そういう生き方しか許されない時代だったのだ。さらに、女官は子供を生むことが許されなかった。その地位が人を作らしめた。チェ尚官が、チャングムの母ミョンイの墓前で許しを請うシーンに、そういう生き方しか許されなかった、女性の悲劇を見た。 このドラマ、チェ尚官なしには、ここまでチャングムの生き方は輝かなかったはずだ(と机をバン、バン)。
September 16, 2005
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『電車男』を見る。てっきり最終回だと思っていたら、「最終章」だった。電車男が掲示板へ戻ってくるよう秋葉原の至る所で住人があの手この手で目セージを送る。これでもかと言わんばかりのモンタージュに喝采。ダメ押しは「肉の万世」が「電車男万世」になっていたこと。2ちゃんねる用語の「マンセー(万歳)」とかけてるダブルミーニング。 あの陣釜さんの誘惑を見事、断る電車。陣釜美鈴は「ミス・マガジン(ズ)」のアナグラムなのか?
September 15, 2005
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『Mr.&Mrsスミス』を見る。ブラピとアンジェリーナ・ジョリーが共演のデート・ムービー。お互い相手が殺し屋稼業と知らずに結婚。6年目にしてその事実に気づき、お互いの命を狙うバトルに発展するのだが、これは夫婦喧嘩と見ていいのか。きっとそうだろう。だって、セックスで仲直りしてるもの。
September 15, 2005
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師と酒。サシで呑むのは久しぶり。 自分が書いたドラマについて。主人公のキャラをこうするともっといいとアドバイスを貰う。でも、そういうのは自分で気づくようになれば成長したと言えるから、と。腕を磨くためにはラジオドラマを書くと勉強になる、と薦められる。 ギャラについて。先日、師匠が刑事ドラマを僕に振ってくれようとしたが、制作会社が社員ライターを採用したため、機会がなくなってしまったこと。その社員は給料を貰っているので、シナリオを書いても、ほとんどギャラは出ないらしい。ついでにギャラの話を聞く。僕のような駆け出しレベルがゴールデンを書くと1本××万円、2時間で×××万円くらいだろう、と。ちなみに、NHKの朝は6000万円、2年かかる大河で1億位とか。(関連本の印税込み。原作がある場合は別)1本××万円というと、初めは誰しもおおっと思うが、それにかかる日数を考えると、実は一流企業のサラリーマンには及ばない。売れているときで、ようやく肩を並べる程度。そのレベルを保てる時期もせいぜい10年かと。年収2000万くらいの年は生涯に3回くらいやって来るが、売れる売れないは時の運だから、とにかく書き続けることだ、と言われる。朝ドラを書いていたNさんは、ここ2年仕事がなかったから筆を折ったかと思いきや、昼ドラで復活して、今は引っ張りダコだからね、とか業界の話まじえ。 電車男の話。月9と違って、敢えて複雑に描こうとせず、まっすぐなラインを保っているところは良し、という。訊かれるままに、2ちゃんねるの解説をする。シナリオ関連のスレッドで読んだ、テレビ朝日シナリオ大賞の盗作問題について。 今後の仕事についての話。ギルドのような緩いグループを作って、お互いの仕事の融通を図ろう、と師匠から提案。融通といっても、師匠が今まで断った話を振ってくれるような感じになるので、こちらは異存なし。独りでいるとクサる仕事なので、もう1人同業者をまじえ、まずは勉強会みたいなものを始めることに。
September 14, 2005
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妻は朝から上野へ友達とショッピング。息子を連れて、図書館へ。 夜、バイト。3時間近くかけて入力したデータを、社員が誤って消去してしまい、また同じデータを入力する羽目に。徒労とは、正にこのこと。「同じ日をやり直すのってウンザリよね。同じ会話を繰り返して、いかにも今初めて聞いたみたいに驚かなきゃいけない」というトゥルーの言葉を思い出した。
September 13, 2005
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『トゥルー・コーリング』20話。第1シリーズ最終話。トゥルーの親友で弟の恋人でもあったリンジーは幼馴染と結婚。次シリーズへ持ち越さない登場人物は整理、というわけか。トゥルーの姉貴やトゥルーの能力に気づいたジャーナリストはどうなったのか。トゥルー自身は判れた恋人とヨリを戻そうとしていて、この辺りは視聴者の反応次第というところか。それにしても最後の最後になって、意外な人物が。それも、ジャックの後ろ盾とは・・・・・。絶妙な引っ張り具合。 隣の駅まで買い物へ。だいぶ歩けるようになったので、ベビーカーなしで行ったら、かなり疲れた。これから、ゲームコーナーやおもちゃ売り場は避けて通らなければ。
September 12, 2005
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ここ1ヶ月で、カンボジア人を配偶者に持つ日本人のブログを芋づる式に次々と発見。猫も杓子もブログブログという風潮を初めて肌で感じた。それも数年前と違って、妻が日本人というケースが増えている。本人にとっては、大恋愛なのだろう、馴れ初めから結婚を決意したまでの経緯から始まって、面倒な書類をそろえた顛末、出産の苦労と育児の喜びなどが書かれている。 やっぱり皆、苦労談ってのは人に話したくなるもんなんだな、とつくづく思った。特に、女性の場合はそうみたい。長年カンボジアの生活を見てきて不思議にも何にも感じなくなった食べ物や生活習慣のことも取り上げられていて、そうか昔は自分もこんなことに新鮮味を感じていたような・・・・、と思わされる。これからもカンボジア人と国際結婚する人はどんどん増えるだろう。国際結婚の手続きを訊けたり、国際結婚の苦労話を分かち合えるだけでも、こういうブログがあることはいいことだ。3年前はなかったもんな。 そういったブログの1つに、先月末に東京に連れて来たばかりという人(奥さんがカンボジア人)があったので、連絡を取ってみた。きっと異国で言葉も通じず寂しい思いをしているだろうと思い、旦那さんに連絡を取ってみた。同胞に会えると知って、相手の奥さんは大喜び。メールで電話番号を知らせたら、すぐにかかってきた。明日、カンボジア人妻仲間あわせて4人で上野へ出かけることに。 自分と同じ立場の人、できれば自分が歩む道の3歩先を歩いている人がいるというのは心強いことだろう。 いまの自分の立場は、おそらく先駆的になると思われるので、これからのカップルのために、道を切り拓いておこうか、と思案中。自分と同じ苦労をすることを考えるとねぇ。
September 12, 2005
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先週の週刊文春の選挙予測の記事で、自民党の獲得議席予測は248となっていた。その248という数字の横に小さい文字で+71、-128とあって、これは何だろうと思ったら、「誤差幅」だと。同じく民主党は168。「誤差幅」は+132、-74。こんなの俺だって言えるよ、と大笑いしたものだが、はたして結果は・・・・。 自民党296議席=248+48。民主党113議席=168-55。誤差の範囲内だね、「政治広報センター」さん。 我が家の今日の夕食予測。 さば(+ほっけ、-あじ)。カッコ内の+-は誤差幅。
September 12, 2005
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雨。お出かけは中止して、選挙へ。『トゥルー・コーリング』19話。シリーズ前半はトゥルーの能力によって引き起こされる「ドラマ」が見どころだったが、後半になるにつれ、このトゥルーの能力とはいったい何なんおか、何のためにあるのか、どうしてこういう能力を授けられたのか、この能力が引き起こす功罪は何か、といったタイムパラドックスと超能力に関する本質論的な話題が増えてきた。そして、この19話で、次のシリーズへの布石として強力なライバル~どことなくあやしかったジャック~が出現。トゥルーとジャックの立場は、神と悪魔にも置き換えられそうだ。
September 11, 2005
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いま、うちの子は2歳半になり、騒がしいことこの上ないが、しかし赤ん坊のときほど手がかからなくなってきたのは事実だ。ここで日本のお母さんなら、保育園に預けて働きに出るところだろうけど、うちの場合、まだ日本語も拙いし、とてもパートに行けるレベルではない。行って欲しいけど、現実にはまだムリかな、と思う。「日本では家にいても何もやることがない」 これが今の妻の悩み。それは即ち「カンボジアでなら何か仕事もできる」⇒「カンボジアに帰りたい」ということになる。ホームシックというより、自己実現や自己存在確認の問題なのかもしれない。 うちのオフクロは、俺が2歳半のときどうしてたっけ、と考えてみたら、ちょうど妹を生んでいた。友人の家はどうか。やはり2人目を生んでいるか、保育園に預けて働きに出ているか、だ。 カンボジアは内戦で人口が激減したので、だいたいどの家も生めよ増やせよで大家族が当たり前だ。妻もまた大家族で育った。7人兄弟の3番目。兄も姉も弟も妹もいる。カンボジアでは弟妹の面倒を見たり、家事をしたり、ココナッツを売ったりして1日を過ごしていた。一口に家事と言っても、洗濯はたらいで手洗いだし、食事も薪で火を熾して作るから、日本に比べると労働量が圧倒的に多い。 家電のおかげで余暇が十分にある日本の家庭。核家族で日中、子どもと2人だけになる家庭。海外で近所に誰も知り合いがいない家庭。そういうライフモデルを目にしたことがないので、悩んでいる。 こういう状況に対して、あんたの嫁はしょうがない人だ、とか、慣れるよう努力しろ、とか言う人がある。が、それは犯罪被害者に対して忘れろとか頑張れとか言うようなもので、そういう中畑・川藤的コメントをもらっても何の助言にも解決にもならない。 妻にもできる仕事を探すか、カンボジアで暮らすか。そんな具体的な方策を考えることでしか、状況は打破できないのか。自分もまたこういう環境に対するライフモデルを持っていないことに気づかされる。 たしかに、自分がカンボジアに住む際の精神的負担は妻の精神的負担に比べればなきに等しい。シナリオの仕事はできなくなるが、小説なら向こうでも書ける。日本の名作を翻案してカンボジアのTV局に売り込んだり、ジャニーズ王国やつんくファミリーみたいなタレント事務所を作るという、冗談で考えていた夢物語を実現させる手もある。(日本のTV番組のコーディネートの方が現実的ではあるけれど、そこまでカンボジア語ができない) さて、どうしたものかな。
September 11, 2005
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巨人中日戦に少しチャンネルを合わせたら、堂上という選手が初打席。懐かしい名前だと思ったら、なんと堂上の息子だという。三沢・高橋三千丈・小松・藤沢・星野・鈴木孝政・都、木俣・大河原・谷沢・高木・大島・宇野・ギャレット・田尾、少し下がって牛島・中尾・モッカ・上川・平野・川又・彦野。中日ファンというわけでもなかったのに、かなり覚えているのはパジャマが中日のユニフォームだったからか。巨人の帽子に、掛布の写真入りランニングシャツ、ヘルメットは阪急、好きなマンガは「がんばれタブチくん!」だった。たこ焼きが好物のタブチ君の天敵はヤクルトの安田。その安田の形態模写を、笑点レギュラーになる前の小遊三がよくやっていた。かくいう自分は阪神の小林と竹之内のマネをよくしていた。『トゥルー・コーリング』18話。『女王の教室』10話。阿久津先生の語りに思わず身を正した。
September 10, 2005
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ここ数日、ちょいちょい世界柔道。今日まで金2に対して銀5。水泳でも陸上でも銀メダルだと盛り上がるのに、柔道の場合、銀メダルは敗戦なので、後味が悪い。いちいちスタジオに切り替って、どんよりした空気の中、歯切れの悪いフォローを聞かされるのも何だか。おまけにキャスターが加藤晴彦に藤原紀香。今更、こういうタレントを起用すること自体に不平不満を言っても流れは変わらないのだろうから、せめてボキャブラリーの豊富なタレント、気の利いたコメントを言える人材を起用してもらいたいな、と想像。二宮清純とか山田五郎とか三谷幸喜とか浅草キッドとか。元銀メダリストの篠原が、ところどころ笑わせるコメントを挟むのが救いだけど、加藤晴彦はそれに上手く切り替えせず、水を差すのみ。カンニングの中島を彷彿させる。-------------------------------------- 師から読みなと渡された『鈍獣』(宮藤官九郎・作)の戯曲を読了。読み物としてはそこそこ面白いけど、結局は舞台を見ていないから、なんとも。落語をちくま文庫で読むようなものか。演出が河原雅彦で、出演が古田新太に生瀬勝久に池田成志、西田尚美に野波麻帆に乙葉だもの。はっきり言って読んでも意味がない。
September 10, 2005
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保健所で息子の歯科検診。虫歯はなかったが、着色と形成不全あり。フッ素を塗ってもらう。640円。当然ながら、よく泣いた。 コロッケを作る。 googleが提供しているgoogle earthというソフトにビックリ。地球サイズからグーンとズームアップしていくと、何と自分の家が見えた。すげぇ。中学のとき、地学の先生が「(軍事衛星で)麻雀の牌まで見えるんだぞ」、と言っていたのを思い出した。でも、野外で麻雀してるヤツは見たことない。 面白いので、知人が住むいろんな国のいろんな街をやってみた。バンコクやハノーバーの友達の家も、マイアミビーチで泊まったYMCAも、今はなきニュー・オーリンズのフレンチ・クォーターもエルパソからメキシコに入国したときに入ったダイナーも、アンマンの食堂もはっきりと認識できる。オペラハウスもピラミッドもトプカピ宮殿もかなり高精度に寄ることができた。あんまり見え過ぎるので、タイの軍部が文句を言っているらしい。 『ドラゴン桜』を見る。 来年初めにSPで東大試験やるのでは、と予想していたが、どっこい今日1話だけで4ヶ月近く進んでしまった。あれよあれよと言う間にセンター試験突入。もう勉強法の紹介も尽きちゃったかな。ハセキョーの世界史は、マインドマップ作るだけで終わりなのか? 振り返ってみると、シリーズの前半、ハセキョーのチキンレースとか、矢沢心の2股とか、他の職員の反対(だいたい再雇用試験やった結果、合格者はいなかったんじゃなかったのか)とか、どうでもいいことで時間を取りすぎた。 その煽りで、新垣結衣には全く陽の目があたっていない。何で東大を目指すのか、触れられず。アベちゃんも「お前、何でだっけ?」と。他の生徒にみんな理由がある中、惚れてる男が目指すからでいいのか。 小池徹平の親との確執も表層的のまま。最終回で親父が「少し見直したぞ」と、ありきたりなことを言いそうな匂いあり。 長澤まさみは、泣き・すね・いじけながら喋る演技がいい。今日は「友達から嫌われようと芝居する水野直美」の演技。さらに、その「嫌われようとする芝居」は下手すぎて仲間に見透かされている設定。 一方、山下智久の演技はキムタク似。「オイ、ちょっと待てよッ」の連発。ホリ似か。 来週、最終回。はたして誰が受かるのかな。
September 9, 2005
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文春の記事にチャングムが取り上げられていた。冬ソナと違って男性に人気がある。冬ソナに比べて何倍も視聴率がいい。イ・ヨンエは人気・演技力・ギャラどれを取ってもチェ・ジウの比ではない。云々。『美味しんぼ』と『大奥』を合わせたような感じ、という視聴者のコメントがあったが、その2つを足したところで、全然及ばないっつうの。だいたい、『美味しんぼ』って言っても「料理対決」のことで、『大奥』といっても、宮中での権力争いのことを言ってるだけだろう。そうじゃないの。『ゴッドファーザー』の愛と『仁義なき戦い』の裏切りと『ルパン3世』のカリオストロ伯爵の宿命と『あしたのジョー』の挫折感と『ガラスの仮面』のライバル観と『おしん』の健気さを足したような面白さなの。今日の47話はさらに、自民党郵政賛成派vs反対派vs民主党vs国民新党vsホリエモンを見ているよう。それぞれが策を弄して相手を陥れるが、しめたと思ったのもつかの間、それぞれ第三極に足を救われ、最後には王の一声で、一同に介する。 今日はチェ女官長の一人舞台。チャングムに母親殺しを詫びるわ、そう言いつつヨンノに刺客を放つわ、ヨリに借りを返してもらうわ、遺書を偽装するわ、クミョンにチェ一族の宿命に逆らおうとした若き日の苦悩を打ち明けるわ、しゃあしゃあと大見得を切ってアリバイをぶつわ。2時間ドラマでアリバイがあると主張するヤツは真犯人と相場が決まっているんだけどね。 チェ女官長にはホンイに毒入りあわびを渡せない強固なアリバイがあった。誰しもがぐうの音も出なくなったその時、チャングムとミン・ジョンホがある人を引き連れて登場。その人の顔がパンアップして写された時は、ウワッと思わず声を上げた。『悪魔のような女』のようなショック。 来週はいよいよクライマックス。
September 8, 2005
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日本に戻ってきてすぐは毎度のことながら、ホームシックになる妻。昨日は(というかここ半年)任せっきりだったので、今日は自分が子供の面倒を見る。 息子を自転車に乗せて、まずは保健所へ。前回の歯科検診に来れなかったので、あらためて予約を入れる。 続いて、向かいの図書館へ。予約の本を受け取る傍ら、トーマスやアンパンマンの絵本をいろいろ物色した後、9冊ほど借り出し。 郵便局へ。カンボジアで預かってきた8mmテープを大阪に送る。 本屋へ。週刊文春と『推理小説入門』を購入。息子、児童書売り場でトーマスや電車の絵本をとっかえひっかえ手にしては音を鳴らしたり、おう、と歓声をあげたりする。どれか1冊買ってやろうとしても次から次に目移りして決まらないので、抱っこして店を出ると泣き出す。 同じモール内のスーパーへ。ベビーチェアー尽きのカートに座るのを嫌がり、また泣く。仕方がないから片手で抱きかかえたまま、片手でカートを押す。アリッサ・ミラノを抱くシュワちゃんみたい(『コマンドー』。見てない)な感じ。アンパンマン・ラムネをカゴにいれたおかげで何とかゴキゲンになったと思ったのもつかの間、会計のため、床に下ろしたら、またワンワン泣く。サッカー台に座らせてラムネを口に放り込むと、すぐ泣き止む。 隣のドラッグストアでおむつを買う。買い物袋とおむつパックと2歳児を抱きかかえて、ほうほうの態で帰宅。 荷物を家に置いたあと、公園に連れて行って遊ばせる。ベンチに座っていると、「マー・ニ」(カンボジア語でcome here)と手を引っ張られ、すべり台に付き添っていると「タウ・ヌ」(カンボジア語でgo there)と追い払われる。他に何組かの親子がいたが、もちろん皆、母親だった。 帰宅後、お風呂を沸かし、米を炊き、鍋に火を入れ、かつおをあぶり、お風呂に入れて、ご飯を食べさせた。昼寝しなかったので、8時前に寝た。会社員ならまだ家には帰っていない時間だ。 育児支援って、そりゃ金も大事だけど、それだけじゃあない。
September 8, 2005
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妻の友達母子が遊びに来る。その間、出かけるつもりだったけど、寝不足のため、別室にこもって睡眠。風邪がまだ抜けない。 『トゥルー・コーリング』の15・16・17話を見る。『24』といい、この作品といい、今まで見たことのないドラマを作る土壌が日本にあるだろうか。、と問えば100人中98人は、いやあ日本じゃムリムリと言うだろう。でも、きっとアメリカでだって言われてたはずなのだ。だから環境のせいにしてはいけない。もちろん簡単にいくわけはないが、それでも強い意志と才能と信頼に足るスタッフがいれば、そのうちの1つはいつか大当たりするかもしれない。リスクなしでは面白いものなんかできやしない。あらためて、昨日のYの発言を噛み締める。
September 7, 2005
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渋谷で大学からの友人Y、Sと呑む。和食がいいね、と行って入った店は焼肉屋だった。ま、いっか。 Yは銀行員を経ていまはNPOで働いている。NPOを支援するNPO。Sはテレビ局勤務で、ドラマのプロデューサー。刑事ドラマを作っている。 気がつけば4時間も話していた。NPOの支援育成を通じて活気ある地域の人材と触れ合っているYの話を軸に、その視点から見たテレビについて話は膨らんだ。以下、箇条書きにメモ。「くだらないテレビ番組が多すぎる」「くだらない番組も確かにあるが、くだらないと思って作っている人はいない。くだらなく見えても、娯楽として何かしらのプラスを受けている人もいる。マジメな番組ばかりじゃ、誰も見ない」「要はバランスの問題だ」「数字を気にして、ヒット作と同工異曲のものを作れば縮小再生産に陥る。今はそんな感じだ」「仕事を通じて感じたのは、リスクを恐れないでチャレンジすることだ。リスクを伴っても、いいモノを作ること」「刑事ドラマが終わって、また新しい刑事ドラマを作る。これも守りかもな。全く別のタイプのドラマを提案できないのか」「いまはまだその時期じゃない。もう少しキャリアを積んだら」「彼の番組を見たことは?」「1回、30分くらい」「55本も作っているんだから、それだけで判断しないでくれ。いいものを作っていると自負する。今度見てくれ」「娯楽として楽しめた上で、見た後に何か残るものを作って欲しい」「お皿、お下げしてよろしいでしょうか」「まだ残ってるんだろうがッ!」 1時。終電がなくなっていたので、マンガ喫茶へ。吉祥寺自由業日記ご推薦の『誰も寝てはならぬ』を探すが見つからなかったので、先日これまた人に薦められた『寄生獣』を手に取る。が、1巻の途中で睡魔に襲われ、熟睡。誰も寝てはならぬ、というのは深夜のマンガ喫茶にはマコトに似つかわしくないタイトル。朝5時に店を出る。ナイトパック980円。
September 6, 2005
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毎夏恒例、北海道放送制作の単発1時間ドラマ。脚本は去年に続いて、鄭義信。長男の死をきっかけに北海道でコンブ漁を営む父親(蟹江敬三)の元に帰って来た、次男(小沢征悦)。妻子持ちの男の子供を身ごもったことがきっかけで帰って来た姉(西田尚美)。甲子園を目指して挫折、教師を目指して挫折、塾の先生をやっても中途半端で生きてきた口下手で不器用な次男が、それでも、いやそんなだからこそ支えてくれる家族の温かさを訴えるクライマックスが良かった。「帰る家がある」それが家庭のレーゾンデートルであり、ホームドラマの本質だ。 こういう1時間の単発ドラマ枠がもっと増えて欲しい。連続ドラマも2時間サスペンスもドラマの1形態なのに、それに偏りすぎている。刑事の説教は聞き飽きた。
September 6, 2005
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渡航中に録り貯めたドラマを見る。『ドラゴン桜』『女王の教室』『チャングムの誓い』『電車男』の4本。テレビドラマなんてつまらん、とかそんな見るヒマないよという人がほとんどだと思うけど、作る側からすれば、録画させようと思わせるドラマを作るのは大変なことだ。 1週間とはいえ、テレビも映画も見ない生活を送ることができたのは精神的には良かった。だが、日本に帰ってきた途端、食事中もテレビを見るこの習慣は、育児面から見ると良くない。テレビで食っている身として、テレビの良さも十分認めた上で、でもやっぱりテレビを見ないで過ごす家族との時間は大事。受信料なんか辞めて、むかしの旅館みたいに、1時間100円入れて見るテレビが家庭にあってもいい。 そういえばフジテレビが深夜帯の放送をやめるような話を耳にした。
September 5, 2005
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昨晩7時過ぎの飛行機でカンボジアを出る。1時間強でベトナム・ホーチミンに到着。トランジットなのに、なぜかパスポート・コントロールが。このパスポート・コントロールというところ、大抵どこでも家族はまとめて出すもんだけど、ここでは一人ずつ出せと言う。一人ずつと言ったって、2歳の子供が出せるわけもないから結局、自分が出す。妻は息子をだっこしているから、妻の分も結局、自分が出す。結局、いちばん初めとかわらない。意味がない。共産主義の無意味なお役所仕事なのか。 成田便まで2時間半待ち。カフェに入る。フォーを注文すると、胡椒をたっぷり入れて出された。しゃっくりが出るほど辛い。水を買わせる仕業と思わせる。その水が2ドルもする。さらには、カンボジアやタイで30円ほどで売っているレッドブル(リポビタンDみたいな栄養ドリンク)が4ドル!いくら空港でも目を疑う。カフェを出て、隣の免税品店を覗くと、水も栄養ドリンクも1ドルで売られていた。しまったと思って、カフェを振り返ると、食べ物飲み物の持ち込みお断り、としっかり書いてあった。カフェも免税品も店員は、ありがとうの一言もなかった。やる気も全くなし。ベトナムは何度も来ているけど、この空港で働く人間の態度が最もひどい。サービスってのは受ける側を体験しないと、何がサービスかわからないんだよね。 閑話休題。待ち時間が長すぎて、息子がぐずる。義母が昼寝させたのが失敗。機内でやっと寝たものの、食事が面倒。D席のテーブルに手をつけていないトレイ。E席に子供を抱いた妻。F席に自分が座り、テーブルには食べ終えたトレイ。この状況で、F席のトレイをどかして、F席に子供を移し、E席の妻が食事を取るにはどうすればいいのか。まるで、頭の体操。もちろん、スッチーを呼ぶしかない。が、給仕中なので何度コールボタンを押しても来ない。そのうち、方々でコールボタンが。どれにも返事してない。無視か。 成田から家までがまた一苦労。ぐずる息子を追い立て、おまけに機内で妻に風邪をうつされたため、発熱、洟水、クシャミしながらほうほうの態で帰宅。
September 5, 2005
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荷造り。デジタルカメラがないことに気づく。昨日の車の中に忘れたのかと思ったが、その車の中にも残っていなかった。 家は、お手伝いや義弟の英語塾の生徒や近所のヒマ人やらが大勢出入りするので、誰かが盗ってってまったのかも知れない。前に手伝いで来ていた女の子がウォークマンをかっぱらっていったことあったしなあ。 ドライバーはカンボジア語で何やらかんやら必死に訴えてくる。どうやら、盗ってないぞという主張。車は会社の使い回しだから、別のドライバーやらが見つけてそのままくすねたかもしれない。 こうやって人を疑うのは精神的にウンザリ。諦める。
September 4, 2005
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ワゴンを調達して、ピクニックへ出かける。 出発する時刻になっても、息子は昼寝中だったので、この時間を利用して献血に行く。6月に同じ病院で献血したばかり。3ヶ月経つか経たないかギリギリだったが、そのへんは適当に。Tシャツとファンタオレンジとお菓子をもらう。同じTシャツ3枚目。お菓子はピクニックに流用。 息子(2)と義妹(9)とチェレッチ(25)とチャンナ(16)とソクーン(17)に自分を加えて6人。嫁はお寺に出かけてしまったので不参加。 町から20分ほど南進して、湖岸に立ち並ぶハンモック・レストランで車を停める。チャイヨー(揚げ春巻き)、モアンドット(鶏の丸焼き)、ロックラック(牛肉のさいの目炒め)にご飯とジュースで11ドル。
September 3, 2005
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昨晩は親の敵みたいに、ものすごい土砂降り。英語の成句で言う、犬と猫がどうたらこうたら、みたいな感じ。トタン屋根なので、音もすさまじかった。当然、呑みにも行けない。テレビも映らず。退屈して過ごす。平安時代の日記文学に出てくる雨の夜長のような退屈さ。『灰夜 新宿鮫7』読了。 午後からアンコールワットの先にあるK村へ。チェレッチの運転で、自分は後部座席に座り、間に息子を座らせる。アンコールワットの遺跡群に入るにはチケット(1日券20ドル)が必要だけど、自分たちは遺跡には立ち入らないと、係員に約束。もし入ったら罰金100ドルです、と生真面目に諭される。 ワットの前の小さな市場で、鶏の丸焼きを手土産に購入。300円程度。レバー串は別売りで30円。 会いたかった村長さんは畑仕事だか牛の世話だかで不在。息子は初め、恥ずかしがっていたが、かわいい女の子が相手してくれたらキャッキャッ言って、裸足で走り回っていた。 本日も呑みに出かけず。
September 2, 2005
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10時半起床。暑すぎて、げんなり。食欲全くなし。 村へ。昨日預けたお金の使い道について、チェレッチ、チャンナ(16)、ソクーン(17)と話し合い。今後の仕事や将来の希望を聞く。日本語を勉強したいと口々に言う。日本語教室が月8ドルくらいなので、1人1ヶ月10ドルずつを学費として充てることにする。チャンナに肩を揉んでもらう。日本人は肩こりが多いね、とチャンナ。10分もやってもらったら、汗だくになっている。すごい汗だな、と言うと、こうやって汗をかいてるとチップがたくさん貰えるの、と笑って答えた。 夕方。息子を連れて、市場近辺を散歩。日本行きのチケットを予約。1軒目では片道510ドルとの回答。これは高すぎ。妻が聞いたところが493ドルだった。2軒目が490ドルだったので、ここで予約。 屋台で一休み。フルーツシェイクを飲ませていたら、グラスを地面に落とす。 家へ戻ろうと歩いていたら、名前を呼ばれる。うちの学校の元教師の別れた奥さん。彼女が働く店の前のベンチに座って、しばらく雑談。日本語を勉強中で、片言の日本語で話しかけてくる。日本語で返事すると、こちらまでぎこちない日本語になる。 買い物帰りのアペとばったり出くわす。歩いてここまで来たというと、家まで送ってあげると言われ、バイクの後ろに乗せてもらう。 『推理小説作法』読了。昭和34年刊行の復刻版。松本清張の創作ノートが興味深い。ほかに現場鑑識や江戸川乱歩のトリック集成、植草甚一や福永武彦のエッセイなど。評論家の推理小説十則で「ハードボイルドを真似るな、成功しない」という1条がいかにも時代を感じさせる。ちょうど「点と線」がブームになった頃の記述。
September 1, 2005
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