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フランスのロジェール社で製造されたガスコンロ C-40。20年以上前にキッチンに設置されたものですが、未だに現役。愛着のあるものを長く使おうという精神は、デザインが優れた輸入製品に対して感じるものかも知れません。ただ、長く使えば当然古くなってきますから、部品の破損や不具合は避けられません。こちらのコンロも、写真右側にあるバーナーの調整ツマミがおかしくなってきたそうです。お客様からは、今後のメンテナンスの為にも予備を含めて4個欲しいというご相談を頂きましたが、コンロは元より部品についても既に製造は終了し、在庫も全くないという状況でした。こうなると、私共ではどうしようもありません。今ある部品をうまく加工・修理してお使い頂く以外、このコンロを今後もお使い頂く方法はありません。度々ロジェール製レンジの修理や部品調達についてご相談を頂きますが、補修用の部品の在庫も殆どないという状況となってきました。愛着のあるコンロをお使いの皆さんは、破損しないようにどうぞ丁寧にお使い下さいませ。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。
2018年03月31日
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こちらは、クイックセットのスマート・ロック「KEVO」を取り付けたいというお客様のおうちの玄関ドア。グラスファイバーで作られている北米の輸入玄関ドアのようですが、塗装も剥げて、随分酷い状態のようです。ドアの下に取り付けてあるボトム・ウェザーストリップも劣化して、殆ど機能していない状態でした。ここまでの状態となるには、恐らく新築から一度も調整・メンテナンスをしていないのではないかと考えられます。重さでドアも下がってきているでしょうし、ドア・ヒンジも金属が減って既に交換時期を超えているだろうと思います。勿論、こうなってしまっても、ちゃんと塗装や調整・修理をしっかり行えば、美しかった状態にある程度近づけることは可能です。相談出来る建築会社が既に存在しない為に、多くの輸入住宅でメンテナンスされずにそのままにされている玄関ドアが存在していると思います。手入れさえすれば、みすぼらしい状態が愛着のあるアンティークに蘇るはずです。輸入住宅にお住まいの皆さん、どうぞ可愛がってあげて下さいませ。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。
2018年03月30日
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4月から外装のリフォーム・メンテナンスに入らせて頂く長久手市の輸入住宅。14年程前に増築されてから外装のメンテナンスを初めて行うという状況ですから、今出来ることをいろいろやろうと考えております。外壁については然程傷みはないようですが、屋根関係や外装の人造石(カルチャード・ストーン)については、メンテナンスをしっかりしなければいけません。屋根はコンクリートを成型したものに防水塗装を施した、いわゆるスレート瓦です。立地環境にも拠りますが、10~13年くらいで塗装の塗り替えが必要になります。表面塗装の色落ちだけであればいいのですが、塗装自体の防水性能も失われていますから、放置すればコンクリート自体に雨が染みて割れたり欠けたりしやすくなります。また、寄棟にしてある部分の屋根鈑金は、通常ガルバリウム鋼板という耐久性の高い金属材で出来ています。こうした材料は20年くらいは平気だと言われていますが、ご覧の通りブラウン色が白くなってきています。やはり、オゾン層の破壊の影響が少なからず日本にもあるのかも知れませんね。こういう場合、屋根材を塗る塗料で鈑金部分も一緒に塗ってしまうというやり方の塗装業者が殆どですが、ちゃんと施工するなら別々の塗料を使って塗るのがいいでしょうね。手間や時間は余分に掛かりますが、適材適所で耐久性は絶対に違うはずです。(価格を安くするなら、こうしたことで手を抜くのです)当然、長年の汚れも酷いですから、念入りに洗いを掛けることも忘れてはいけません。塩ビ製の雨樋は、やはり劣化によって変色していますが、ウレタン塗装をすればちゃんと元通りになりますが、もっと家を長持ちさせたいということで、今回は焼付け塗装を施したアルミの雨樋に交換することとなりました。私たちが使う雨樋は、目に触れる外側だけでなく、水が溜まる内側部分も塗装を施していますから、耐久性は格段に上がります。勿論、塗装は塗装ですから、そのうち塗り直しは必要ですが、アルミ自体は塩ビのように劣化するリスクは少ないと言えるのです。あと、カルチャード・ストーンと窯業系のタイルですが、こちらは洗いを掛けた上でタイル・コンクリート専用のクリア塗装を施す予定です。カルチャード・ストーンは新築時に何も防水処理をしていないのが一般的ですから、雨が染みてそのうち劣化が進みます。また、窯業系タイルは割れが出ない限りタイル自体には防水の問題は起こりませんが、目地は薄いモルタルですから防水塗装を全体にしておくと雨漏れのリスクは軽減出来ます。こうした様々なメンテナンスを行う訳ですが、これだけやれば絶対大丈夫などということはありません。所詮、人間の浅知恵です。施工後もお客様と一緒に注意深く家を見守っていくことの方が大切だと思います。あと、メンテナンスだけでは芸がありません。色でもデザインでもいいですから、何か一つ楽しいことを加えて下さいね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。
2018年03月29日
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こちらは、JODEN(ジョーデン)社製キッチン水栓の台座近くの写真です。レバーハンドルを閉めてもお湯も水もボタボタ吐水口から落ちてくるということで、お客様から相談を頂きました。こういう場合、その原因は止水バルブであるセラミック・カートリッジの破損だと思います。レバーを外して、セラミック・バルブの頭が露出していますが、その金色のカバーが外れないようです。このカバーはネジ式になっていますから、単純に回せば外れるというものなんですが、錆び付いてなかなか外せない状況のようです。ただ、これを外してセラミック・バルブを露出させない限り、どんな止水バルブが取り付けられているか分かりませんから、どうにかして外す必要があります。(勿論、これを交換するにも外さなければ出来ません)ただ、現在手に入るセラミック・バルブは1種類しかなく、古いタイプのバルブは既に生産中止になっています。この水栓金具に付いているものが新しいものかはまだ分かりませんが、JODENの蛇口をお使いの皆さんは、手に入るうちに予備のバルブを購入しておいた方がいいかも知れません。セラミック・バルブは半永久的に使えると言われていますが、水道管の工事などで細かな砂やゴミが混じってくる際、バルブに砂が噛んで破損するかも知れません。そういうアクシデントに備えておく必要性は、セラミック・バルブが使われている輸入の水栓金具全般に言えることです。今使えているから安心するのでなく、もしもに対応することは国産・輸入を問わず家づくりには大切なのかも知れませんよ。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。
2018年03月28日
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とあるアイアン・メーカーさんのアイアン・フェンスの図面です。期間は分かりませんが、この時期限定で特価販売するということでこの図を頂きました。(特価と言ってもアルミ程安くはないですが・・)アイアンのものは高価ですし、通常のフェンスの高さは80cmかせいぜい1mくらいが一般的。でも、こちらの豪華な装飾が付いたフェンスは、高さが1.8mもありますし、トップにはスピアと呼ばれる泥棒除けの矢じりも付けられています。この高さを支える為に柱材の埋め込み部分は40cmもありますから、台風や地震の際にも安心出来ますね。柱材の間隔は1m。その1mがユニット単位となります。イギリスやヨーロッパのお城や邸宅を思わせる素敵なロートアイアンのフェンスがお好きな方、防犯対策はしたいけど殺風景な国産のアルミフェンスにはしたくないという方は、如何でしょうか。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。
2018年03月27日
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窓メーカーが分からない輸入のケースメント・サッシに付いているウェザーストリップ(気密パッキン)が欲しいという相談がありました。どこの輸入サッシか分からないということで、サッシ部品のメーカーを当たって同じパーツがないか探してみました。でも、結局全く同じものは存在しませんでした。写真のものは、既存のウェザーストリップに一番近いものなんですが、矢印の形をした差し込み部分のデザインが少し違います。でも、実際に機能を果たす部分については、ほぼ同じ形状でしたから、このウェザーストリップを少し加工して、差し込むサッシの溝にうまく入るようにすれば問題なく使える気がします。サッシのウェザーストリップは、形状や素材、用途などによって様々存在します。また、今回のように全く同じものがないにしろ、代替えが出来そうなものもいくつかあるのが普通です。そういったものをうまく利用して、輸入サッシの気密や防水がいつまでも保てるようにしていってもらいたいものです。勿論、全く同じものを探せるのが、一番ですが・・・。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。
2018年03月26日
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私たちが施工するレンガ積み外壁と違って、レンガタイルは建物の外装の表面に薄いタイルを張り付けているだけ。コンクリート・サイディングの外壁と違い、レンガタイルなら壁の塗り替えはいらないという考えで、高いお金を掛けてタイル張りにされた方も多いと思います。ただ、写真のようにタイルそのものや目地の部分に割れが入ってしまったら、どうでしょうか。全てのタイルに割れが入っている訳ではありませんが、上から同じ位置にライン上にヒビが入っています。こういう場合、割れは上から下まで一直線に連続して入っていることが多いのです。そう、表面に出ない割れが、下地材や構造部分に生じていると考えるべきでしょう。私たちも表面的なクラックであれば、然程問題にはしませんが、タイルの奥にある下地に及んでいるのであれば、雨水が構造材を腐らせる可能性がありますから深刻です。下地には構造を水から守る為に透湿性防水シートが張ってあって、それが最後の砦となるのですが、クラックが広範囲に入っている場合には、そのシート自体にも破れが生じているかも知れません。そんな時、外壁の塗り替えでタイル外壁にもクリアの塗装を掛ける業者さんもいるのですが、それでは根本的な原因が解決されていませんから、一時しのぎでしかありません。勿論、レンガタイルは一生塗り替えが必要ないと過信している人であれば、クラックが入っていても接着剤を塗ってそれ以上何もしないというケースもあるでしょう。でも、それは論外のこと。部分的でも一旦タイルを剥がすなどして、防水下地がうまく機能しているかどうかを確認した上で、下地の補修や防水塗装を行うことをすべきだと思います。これから暖かくなって梅雨の時期を迎えます。外装の塗り替え等をお考えの方は、タイルや塗り壁のクラックにも注意して下さい。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。
2018年03月25日
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お客様より輸入サッシの網戸を外す際に持ち上げる取っ手が、千切れてしまったという相談を頂きました。この網戸の取っ手は、樹脂製や亜鉛鋼板製があって、デザインも様々存在します。ただ、どんな素材や形のものであっても一様に使えますから、既存の取っ手と全く同じものを調達する必要はありません。色は、樹脂製であれば黒や白、透明。金属のものは亜鉛シルバーが一般的です。勿論日本国内でこういった取っ手は販売されていませんから、アメリカなどの海外から調達するしかありません。金属製は20年以上大丈夫ですが、持ち上げた時の手触りは樹脂製の方がいいかも知れません。しかしながら、樹脂製は経年劣化して網戸を持ち上げた際に切れてしまうかも知れませんから、10~15年くらいで交換して下さいね。だって、これがないと網戸を簡単に外せなくなりますから・・・。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。
2018年03月24日
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こちらは、シンプソン(Simpson)社製玄関ドア エンプレス(Empress)のエッチングガラスです。今はこのデザインのガラスは廃番になってしまいましたが、輸入住宅ブームの際にはよく使われた玄関ドアでした。今回お客様からお送り頂いたこの写真ですが、ガラスの枠から何か黒いゴムのようなものが飛び出てきているのが分かりますか。ペア又はトリプルガラスの気密を確保する為のスペーサーと呼ばれるゴム状の材料ですが、何故か伸びてガラスの方にまではみ出してきました。あまりこうした状況は見受けられませんが、温度の変化や材料の劣化、接着の不具合などの原因でこうしたトラブルが発生したと思われます。ガラスには特に問題はないのですが、こういう場合はサッシのペアガラスと同様に、ガラスごと交換しなければ直すことは出来ません。ただ、廃番になっているような商品だと、修理用の在庫部材がなくなってしまう可能性もありますから、同じガラスが手に入らなくなることがあるかも知れません。今回は、ドア・メーカーにはガラスの在庫はなかったのですが、流通業者が運よく在庫を持っていたのが幸運でした。こういう状況がいつもある訳ではありませんから、交換が必要な不具合がありましたら、私たちのような専門業者に早めに相談することが大切かも知れませんね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。
2018年03月23日
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一見何も問題なさそうな輸入の樹脂製オーニング・サッシ。写真では分かりませんが、窓を開閉する為のオペレーターという部品のアームギアが空回りをして、ハンドルを回しても開かなくなってしまったそうです。輸入サッシのメーカーも不明で、建てた建築会社も倒産していて、私共の記事をご覧になって問い合わせを頂きました。写真を見る限りよくあるサッシ部品のようですから、比較的簡単にアメリカから調達出来るように思います。それにしても、輸入住宅にお住まいの方で相談先のない人は、本当に多くいらっしゃいますね。今回の場合、交換作業はお客様自身で行えるとのことですが、遠く離れたお客様で交換作業がご自身では出来ないという方は、費用的にも時間的にもご負担をお願いしなければなりませんから、心苦しい限りです。ただ、私共のような人間がいなくなれば、もっと大変なことになるでしょうから、何とか事業を継続していかなければと思う今日この頃です。あと、窓が閉まらないからと、無理にハンドルを回したりしてはいけませんよ。そういう場合は窓の調整をすべきですし、ギアを傷める元ですから・・・。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。
2018年03月22日
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輸入のガレージドアを開閉させる為の電動オープナーの有名メーカーリフトマスター(Lift Master)。作動させるドライブ・レールには、最も静かに動くベルト・ドライブを採用していますから、昔のようにチェーンがガタガタ大きな音を立てて動くといった騒がしさはありません。この電動オープナーの最大の特徴は、Wifiを利用してスマホやスマートスピーカーのような機器によっても作動することです。一般的には車載リモコンか、ガレージ内の壁付けスイッチによってガレージドアを開閉させる訳ですが、スマホでも操作が可能なんて時代ですよね。また、バッテリーを内蔵していることから、地震や雷などで万一停電となっても、40回程度は外部電源がなくても操作が可能です。こうした機能は、今までの国産ガレージドアには採用されていないものですから、スマートハウスというトレンドに近い家づくりになるかも知れませんね。また、暗証番号で操作出来るキーパッドをガレージの外に取り付ければ、リモコンやスマホを持っていないお年寄りや子供たちでもガレージを開けて簡単に家の中に入ることも出来るのです。庭で作業をしている時にガレージドアを開けようと思っても、丁度リモコンが手元にないなんて時にもキーパッドがあれば便利ですよね。勿論、空き巣や泥棒が外から開けようとしても絶対に開けられないというのは、以前のガレージ・オープナーと変わりません。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。
2018年03月21日
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輸入住宅の中古物件を扱う不動産屋さんから、輸入サッシの修理・メンテナンスが出来ないかという相談を頂きました。インシュレート(Insulate)社のサッシのようで、サッシの数も20本近くあるようです。写真のように、バランサーが落ちてしまい、窓の上げ下げが出来なくなっている窓は、5ヶ所程度のようですが、全くバランサーの交換をやってこなかったようですから、全ての窓の部品交換が必要だと思います。その他にも、ペアガラスの内部結露や掃き出しサッシの部品交換など、修理箇所は多岐に亘るようですから、ちゃんとメンテナンスするには現地調査を行わなければなりません。それにしても、どうしてここまで窓を放置していたんでしょうねぇ。今まで住んでいた方の家づくりに対する思いや覚悟が、足りなかったのかも知れませんね。家は新築したら終わりというものではありません。一生住み続けていきたいなら、定期的にお金を掛けてメンテナンスすることをお忘れなく。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。
2018年03月20日
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輸入の掃出しサッシは、ペアの強化ガラスが入っていますから、防犯性は高いものの開け閉めするのに重さを感じるかも知れません。そういう時は、思いっ切り横に引っ張りますから、しっかりした戸当り(ドアストッパー)がないとドアを破損しかねませんね。ただ、そうした衝撃を吸収する為の戸当りが、ゴムや塩ビの樹脂だったりすると、どうしても劣化してしまうもの。この写真の戸当りも頭の部分がボロボロになってしまい、戸当りの機能も怪しくなってきています。写真のものは、インシュレート(Insulate)社製スライディング・パティオドアの戸当りですが、こうしたものはいつでも取替えが出来るように、汎用品で出来ていることがアメリカでは一般的です。日本では手に入れることがなかなか難しい部品ではありますが、ホームメイドならちゃんと調達出来ますよ。輸入住宅の消耗部材でお困りの方は、部品の詳細寸法や色・形状、必要数量などを確認の上、ご相談下さいね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。
2018年03月19日
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こちらは、アンダーセン(Andersen)社製のナローラインシリーズのダブルハング・サッシ。建具(障子)枠に若干黒ずみが見受けられますから、サッシの雨漏れがないか少々気になりますが、一番の問題はガラスの割れ。白い樹脂製の飾り格子には特に破損等がないようですから、室内側からの衝突によってペアガラスが破損したということはないようです。ということは、屋外側に鳥などが当たって外側のガラスが割れたか、温度や熱射の変化によって熱割れ現象が発生したかの何れかでしょう。比較的古い輸入サッシですが、熱割れは新しいガラスにしか起こらないというものではないようです。勿論、バードストライクは、どんなサッシでも常に起こり得るトラブルです。アンダーセンの場合、こういうトラブルでは建具ごと交換となりますが、下窓だけを交換するとなると新旧で多少木部の色の違いが気になるかも知れません。また、現在アンダーセンのサッシは、LOW-Eと呼ばれる断熱ガラスが標準ですから、新しいサッシのガラスには薄っすら色が付いています。勿論、断熱ガラスではない普通のガラスも選択出来ますが、価格はLOW-Eガラスと同じですから、どうするかはお好みに拠るところです。ですから、上下共の建具を交換するということも考慮すべきかも知れません。また、樹脂製の格子は劣化して割れやすくなっていますから、新しい木製格子に交換する必要もありますね。当然古いダブルハングであれば、建具を吊っている両脇のバランサーも同時に交換しておくことをお勧めします。当然交換の際には、ガラスの防水処理やティンバーケアなどによる木部の防水塗装をすることを忘れてはいけません。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。
2018年03月18日
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先日、入荷した際にご紹介したワンレバーのクリスタル水栓をお客様の洗面台に取り付けしました。国産の洗面台でしたが、写真のようにきれいに納まりました。ペットクリニックの待合室にある手洗いですから、今後も多くのお客様が使われるものと思います。今までの国産の蛇口でもお使い頂く分には遜色はなかったと思いますが、少しでも素敵な気分になって頂けるのであれば、水栓金具のリニューアルをやっても損はありませんよね。ペットが病気になって来院される訳ですから、ただでさえ心配な気持ちになるものです。そうした飼い主さんの気持ちが少しでも和らぐようになれば、交換させて頂いた私たちとしても嬉しい限りです。どうぞ皆さん、末永く大切にお使い下さいね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。
2018年03月17日
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北米の樹脂サッシ インシュレート(Insulate)社製のハメ殺し窓。FIXサッシとも呼ばれますが、写真のようにペアガラスの内部が崩壊しています。中に入っている気密材のスペーサーが、バラバラになっていますし、錆び付いた粉のようなものもたくさん出ています。シングルハングやケースメントのような開閉可能なサッシもガラスの内部結露を起しますが、ハメ殺しのサッシも同様の不具合を起します。窓枠や建具が樹脂で出来ているサッシは結露に強いと言われていますが、それは室内の湿気が窓によって冷やされる結露が発生しても、木製枠ではないから腐らないというだけのこと。雨などの水分が、樹脂枠とペアガラスとが接する部分から入り込んでしまった場合は、中で水分や湿気が滞留してしまい、反ってペアガラスのスペーサーを劣化させる原因にもなります。写真のようになってしまうと、ガラス自体が少しガタついてきているかも知れません。そのうち窓から脱落するでしょうから、ペアガラスを交換すべきです。今回ご相談を頂いた輸入住宅では、こうしたサッシがいくつかあるようですから、不具合調査を含めて時間と費用が掛かると思います。尚、この現象は国産・輸入を問わずペアガラス・サッシに発生します。輸入住宅じゃないから大丈夫なんて、気を緩めないで下さいね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。
2018年03月16日
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24年前のローウェン(Loewen)社の木製開き窓(竪辷り)に取り付けられている古いヒンジです。5本の金属アームで建具(障子)を支えていることから、5-Bar window hingeと呼ばれていますが、このタイプのヒンジは現在生産しておりません。こういう場合、どうしたらいいのと心配される方もいらっしゃると思いますが、代替えになるウィンドウ・ヒンジは必ず存在します。ただ、代替えの部材は、長さや大きさ、形状や取付け穴の位置が既存のものと異なってきますから、取付けは慎重に行う必要があります。特に樹脂サッシで取付け穴が微妙にずれている場合、穴をうまく明けられなかったり、穴を明けたことでフレーム強度が落ちてしまうこともありますから、輸入サッシの専門家と相談しながら交換作業をして下さい。それにしても24年前のサッシでも交換部品の手配が可能なんて、輸入サッシは素晴らしいと思いませんか。手間・暇が掛かっても本気で家を長く使いたいというお客様には、輸入住宅は持ってこいな気がします。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。
2018年03月15日
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「やまがたペットクリニック」様の洗面台に取り付ける為に新しい洗面水栓金具を取り寄せました。ワンレバーのトップには、大きなクリスタルのガラスがはめ込まれています。色は、ローズ・ゴールド。黄なびた感じの銅色のようでもなく、淡いピンク色をした金色は、女性らしさを感じさせます。水栓のデザインとしては、少しレトロに振っている感じがしますが、そこがスペシャルな感じでいいですよね。今まで付いていた洗面用のシャワー水栓は、国産のよくあるタイプでしたから、これに変わるとクリニックのお客様も驚くでしょうね。クリニックの今回のリフォーム・リノベーションは、単に直すということだけでなく、デザインを少しパワーアップさせることをテーマにしていましたから、その目的は概ね達成出来た気がします。家のメンテナンスだけでなく、もう一歩進めた家づくりをしてこそ生活が楽しくなるものです。皆さんも、そういう気持ちで家の将来計画を立てるようにして下さい。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。
2018年03月14日
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九州のお客様からローウェン(Loewen)社製ケースメント・サッシのロック金物が破損したので、部品の調達をしたいというご相談を頂きました。このタイプのレバーロック金物は、ロック・キーパー(ロック受け)に内蔵されたプラスチック部品が噛み合うことで鍵が掛かるという仕組みです。そのプラスチック部品が写真のように割れてしまって、ロック出来なくなっているというのが、今回の不具合です。あまり陽が当たるような場所ではありませんが、それでも常に外気と接している窓部品ですから、15年くらいで樹脂が劣化してくるのは止むを得ないかも知れませんね。このロック金物は、ローウェンだけでなくキャラドン(CWD)などの多くの輸入サッシに使われています。部品メーカーで製造されている汎用品ですから、万一窓メーカーがなくなる事態になっても部品の調達は可能です。もしこうした部品の破損によって鍵が掛からないという輸入サッシがありましたら、詳細をご連絡下さいね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。
2018年03月13日
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昨日に引き続き、岐阜県山県市「やまがたペットクリニック」様の内装の塗り直しについて書かせて頂きます。外壁や屋根がきれいになりましたから、今度は室内もということで、入口の風除室と診察室のドアとケーシングや廻り子、幅木、窓枠の塗装を行いました。入口や診察室は、人の出入りが多い場所ですし、たまにはお客様のペットが暴れて塗装が剥げてしまうなんてこともよくあるそうです。ですから、外装を塗り替えた後に室内の塗装もきれいにしようということになりました。クリニックとは言えお客様相手の仕事ですから、お客様を迎え入れる場所は常に気持ちよくしておきたいですよね。塗装が剥がれないように下塗り塗装を行ってから、上塗り塗装を掛けますので、時間も手間も余分に掛かりますが、長くお使い頂く為には大切な作業です。作業は昨日完了していますから、今日来たお客様も何かきれいになったなぁと感じて頂いているのではないでしょうか。新築してから一度も内装をメンテナンスしていないという輸入住宅も多いと思いますが、是非室内の塗り直しをしてみて下さい。きっと見違えるような美しいインテリアを取り戻せると思いますよ。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。
2018年03月12日
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14年前に新築してから初めての塗り替え工事をさせて頂きました。こちらの輸入住宅は、岐阜県山県市にありますから、私共の会社からは結構距離はありますが、輸入サッシや輸入玄関ドアのメンテナンスのお仕事がご縁で工事をやらせて頂きました。以前は、薄いベージュ色の外壁でしたが、長い間の汚れが壁や屋根に付着して、結構黒ずんでいました。今回、明るくしたいというお客様のご希望で、真っ白の輸入塗料を使って塗り直しをしましたが、如何でしょうか。冬の青空にもマッチして、明るく清潔な雰囲気になったのではないでしょうか。また、輸入住宅専門のホームメイドならではの仕事として、輸入サッシの枠やガラスの周囲に防水処理を施しましたから、雨漏れやペアガラスの内部結露のリスクも相当低減出来ると思います。今回塗った輸入塗料は、汚れも付きにくいという特性や、防水はするが空気のように小さな分子は通すという特性を持ちます。輸入の試験段階ですので、メーカーや商品名は控えさせて頂きますが、色の美しさと長期間の耐久性は国産塗料では不可能だと思います。外装のデザインや耐久性をアップさせたいというお客様がいらしたら、是非ご連絡下さいね。勿論、こちらの建物を見に行ってもらってもいいと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。
2018年03月11日
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24年前に知多のログハウスに施工されたローウェン(Loewen)社製ケースメント・サッシ。こちらのサッシは、外側にアルミカバーがされたアルミクラッドではなく、全くの木製サッシです。ログハウスのようなナチュラルなおうちには、木製サッシが似合いますが、防水塗料があまりいいものではなかったのか、結構傷んできています。それでも、お世話をして頂ける業者さんがいらしたので、ログも何とかまともな状態を保っている感じです。でも、24年も経つとサッシの金物類やウェザーストリップなどは、錆び付いたり千切れたりしてもう限界を超えています。そこで、私の方に相談を頂いた訳ですが、写真の金物がケースメントのサッシに付けられているのは初めてでした。私たちが以前見た時は、ケースメントではなく、下側が開いていくオーニングと呼ばれるサッシに取付けられていたと思います。同じローウェンでも、アルミクラッドのサッシには全く形式の違うオペレーター(操作金物)が使われています。珍しいタイプの金物ですから、国内では滅多に手に入らない部品だと思います。実物を拝見して部品の特定が出来ましたので、これからメーカーに部品の調達を相談していきたいと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。
2018年03月10日
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20年くらい前に施工した輸入住宅の掃出しサッシ。マーヴィン(Marvin)社製ファイバーグラス・クラッドの木製サッシですが、長年の使用でロックの掛かりが悪くなってきたようです。ロックレバーを下げると、ラッチのフック(鍵爪)が飛び出して枠側のロック受けに引っ掛かる仕組みなんですが、全く掛からなくなりました。ラッチのフックは作動するようなんですが、その飛び出し方が小さくてラッチ受けまで届かない感じです。鍵爪を出し入れする為の小さなバネが破損して、鍵爪がブラブラになってレバーを下げてもうまく動かないという不具合が多いのですが、今回のようにバネはちゃんと効いているのに、爪がうまく動かないというのは初めてです。多分、バネが少し伸び気味になっていて、鍵爪を大きく動かす力がなくなってきているといった状態かも知れません。何れにしても、もうすぐバネが切れてしまうかも知れませんし、現状ロックが掛からない状態ですから、モーティスロックの金物を交換した方がよさそうです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。
2018年03月09日
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北米のインテリアデザイナー、サラ・リチャードソンのピンタレストに掲載された写真です。2つ並んだベッドの上に、更に2つのベッドが配置されていますね。壁は、上にあるベッドの高さで、デザインが切り替わっていて、2段ベッドの上で寝る子供たちは、黄色い部屋で寝ている感じがすると思います。フロアに置かれたベッドは、恐らく市販されているものだと思いますが、上に上がる階段や上側のベッドは、大工さんか家具職人の手作りではないでしょうか。素朴でシンプルなデザインですが、お部屋のナチュラルな感じにはよく合っている気がしますね。恐らく一家4人の全てが、ここの寝室で眠るのだと思いますが、私はこうやって家族全員で1つの部屋をシェアするという生活スタイルには賛成です。確かにご夫婦のプライベートという問題はあるでしょうが、それより子供たちと両親とが一緒に過ごすことで、家族としての強い絆が生まれるような気がするのです。また、子供たちもパパやママと一緒だと、安心して寝ることが出来るのではないでしょうか。これは、小さい時期の精神安定という点では素晴らしいことのように思うのです。私たちの世代では、家を建てる時にはそれぞれに子供部屋を持たせることが当たり前でしたが、敢えて個室を作らないというスタイルが、これからのトレンドのように思います。勿論、勉強部屋も個々に持たせるのではなく、お母さんの近くにいることが出来るダイニングやキッチンのスペースに座って勉強やおしゃべりをするという間取りがいいとも思います。時代によって、住宅に対する考え方も変化すると思いますが、何を家づくりのテーマにするか、将来どう暮らしていきたいかによって、新築・リフォームをすべきではないでしょうか。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。
2018年03月08日
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20年くらい前に横浜の輸入住宅で施工されたウェインダルトン(Wayne Dalton)社製のビルトイン・ガレージドア。大きなトーションスプリングは、以前交換したそうですが、その後ご覧のようにドアのトップパネルに割れが入ってしまったとのこと。こちらのガレージドアは、スチール製のようで表面に張られた薄い鉄板によってドア自体の強度を出しています。ですから、一部でも鉄板が破損してしまうと、ドア強度が徐々に落ちてしまい、最後にはパネルが破断するという問題が生じます。今回このように初期の段階でご相談を頂いたことは、安全上からもよいことであったと感じています。こうしたドアの断裂は、ドアに無理な力が掛かった結果であったり、表面の鉄板が錆びて劣化してしまったりして起こります。全体的なバランスの調整やレールの位置確認、バネ強度のチェックなどを行って、必要あれば部品を交換した上でガレージドアそのものを入れ替えるというメンテナンスを行います。また、電動オープナーも一度も交換したことがないということですから、寿命もそろそろという状況ですので、こちらも交換となるでしょう。あとは、名古屋から横浜までの距離を如何に解決するかが問題です。ただ、ガレージドアの修理・メンテナンスを出来る職人さんも減ってきていますから、何とか私たちがお手伝い出来ればという気持ちでおります。さて、どうなりますか。乞うご期待!輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。
2018年03月07日
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20年前に輸入住宅を建てさせて頂いたお客様の処に伺ってきました。何でもこの冬に雨が降ると、3階にある部屋のドアの上枠から水がポタポタ落ちてくるらしいのです。昨日は朝から強い雨が降ることもあり、お昼過ぎに伺えばその様子が見えるから来て欲しいと言われ、早速状況を確認させて頂きました。でも、雨がしっかり降ったにも拘わらず、何故か雨漏れはどこにもありません。お客様も不思議に思っていらっしゃる感じでしたが、経験上私は雨漏れではないことにピンときました。そう、これは屋根裏空間の結露ではないかと思います。冬場は外気が冷たく、屋根の表面はひどく温度が低くなります。逆に室内は加湿器や暖房を入れて、高温で湿気が多い状況となり、その空気は上へ上へと上昇し、最後には屋根に近い屋根裏にまで到達します。そこで低い温度の屋根の裏側に触れて、湿気が水分に変化する結露が発生し、天井の際からや壁の中を伝ってドア枠から出てきたのではないかと思うのです。こうしたことが雨漏れのように私たちの目に見えるようになるには、それなりの時間が掛かります。それは、屋根裏が天井板で塞がれて見えなくなっているからです。そうした水分が天井の石膏ボードに染みて、カビが生える状況になる為にはある程度の時間を要します。つまり、不具合が蓄積されているという状態にある訳です。昨日は雨が降っていましたが、気温は名古屋で16度もありましたから、屋根は冷えておらず結露が発生する条件にはなりません。勿論、私の推測が間違っている可能性だってあるかも知れません。その為に、出来るだけ早く天井の一部を開けて、天井裏の状況を確認すると共に、屋根からの雨漏れがないかもチェックする必要があると思います。輸入住宅の雨漏れトラブルを疑っていらっしゃる皆さん、構造が腐る前にちゃんと原因を調査して適切な対策を打つことが大切ですよ。<関連記事>: 屋根裏及び屋根裏部屋の結露対策(1) 輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。
2018年03月06日
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こちらは、先日愛知県常滑市の輸入住宅で外したマーヴィン(Marvin)社製掃出しサッシの建具(ハメ殺し側ドア)を外した様子です。スライディング・パティオ・ドアとも呼ばれますが、輸入のものは防犯性を強固にしていますから、取り外すのは相当大変でした。不具合のあるドアはトリムラインという古いシリーズのもので、現在は販売がされていませんが、交換用に新しいものを製作してもらいました。ご覧のように、アルミクラッドのドアの下枠の木がボロボロに腐ってしまい、原形を留めていない状態です。こうなってしまう原因は、2つあると思います。1つは、屋外側のアルミ枠やペアガラスに隙間が出来て、中にある木部の方にまで雨水が染みてしまったこと。2つ目は、現場施工された塗料が、屋外用の木部用防水塗料でなかったということです。私たちが修理の為に建具を調達する際は、外回りの部分を防水剤で防水処理を行い、室内側の木部についてはパラペイントの木部専用塗料、ティンバーケアで細部まで防水塗装を行います。(但し、万一雨が入ってしまった際の水抜き箇所まで防水剤で塞いでしまうと、反って木が腐る原因になりますから、輸入窓構造を熟知した施工者に依頼することが大切です)新築時の施工業者や通常の修理業者だと、外部の防水処理を行わないばかりか、木部塗装も内装用のウレタン塗装やニス、又は油性のステインを塗るだけで、防水性のある木部専用塗料を用いることはまずありません。同じ不具合を繰り返さない為にも、輸入の木製ドアやサッシをお使いの皆さんは、窓の内外について定期的に防水メンテナンスを行うことをお勧めします。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。
2018年03月05日
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19世紀に建てられたイギリスの巨大な温室、テンパレートハウス。その巨大さから言って、温室というよりはガラスの宮殿といった方がいいのかも知れません。今回60億円を掛けて修理・改修をしたらしいのですが、150年も前に建てられたものがちゃんと機能しているなんて素敵です。日本の輸入住宅でもイングリッシュ・コンサバトリーをおうちに隣接させて設置することが多いですが、塗装や防水メンテナンスをちゃんとすれば、100年くらいは持つはずです。テンパレートハウスのように大きなものは無理にしても、安っぽいアルミのサンルームを造るくらいなら、英国製のコンサバトリーを是非採用して欲しいものです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。
2018年03月04日
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昨日に引き続き、輸入の樹脂サッシに付いている網戸の話題ですが、この写真のものは網戸を窓枠に固定する為のバネ部品です。窓枠の溝に網戸のフレームを差し込むのですが、その時このバネが溝の中で反発して網戸がしっかり固定されるという仕組みです。亜鉛メッキされた鉄で出来ていますが、意外と耐久性は高く10年くらいでは全く不具合は出ない感じです。でも、網戸を構成しているその他のパーツが劣化するなどして、フレームからこの板バネが外れてしまうということがあるようです。そうなると、戸外のどこかにこの部品が落ちてしまって、紛失することもしばしばです。輸入サッシの網戸には必要な部品ですから、なくなってしまったら早めに手に入れるようにしたいものです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。
2018年03月03日
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輸入の樹脂サッシに付いている網戸ですが、これを窓から外す際に取っ手を引っ張って脱着させます。でも、通常この取っ手は、プラスチックや亜鉛メッキされた板で出来ていて、10年以上経つと劣化して千切れてしまうことがあります。この取っ手がないと、網戸を窓から外せなくなってしまいますから、網戸の張り替えや窓の掃除も出来ません。こうした取っ手は、北米の輸入サッシ特有の部品ですから、国内で手に入れるのは結構大変です。私たち ホームメイドでは、こうした部品も輸入していますから修理メンテナンスでご希望の方はご連絡下さいね。勿論、輸入のグラスファイバー製スクリーン(網)もありますよ。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。
2018年03月02日
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皆さん、未明の強い風と雨は如何でしたでしょうか?屋根や外壁、輸入サッシからの雨漏れなど、被害が心配ですよね。さて、今回も話題は岐阜県山県市で外壁の塗り替え工事をしているやまがたペットクリニック様。クリニックの入口やプライベートの玄関等にこの輸入照明を取り付けました。グリーンの玄関ドアとの相性も抜群ですね。この照明器具は、先日ブログで紹介した明るさ及び人感センサー付きの外部照明なんですが、フィラメントが美しいエジソン電球を付けています。夕方暗くなると自動で点灯を開始して、人が近づくと少し明るく光るというスグレモノ。照明に挿入されているのは、周囲が斜めにカットされたカットガラスですし、360度の全てにガラスが入っていますから、光の美しさは人一倍。この照明器具は塗り替え工事の前に古い国産照明と交換しました。交換しておけば、台座が取り付く外壁の塗装がきれいに出来ますからね。単にリフォームするだけでなく、こういう機会を利用して家をデザインアップするリノベーションをすることが本来の家づくりだと思います。<関連記事>: カットガラスのフレンチスタイル照明 輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。
2018年03月01日
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