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以前、ブルートゥースでスマホと連動するクイックセット(Kwikset)社の「Kevo」をご紹介しましたが、今回はWifiでスマホと連動する「Halo」という製品をご紹介します。Kevoは、主にブルートゥースでスマホと鍵を連動させることで、そのスマホを持っていれば、ロック本体にタッチするだけで鍵の開閉が可能となるというものでした。今回のHaloは、Wifiを介して連動させますから、スマホのアプリで操作をしないと鍵の開閉は出来ません。ですから、たくさんの荷物を持って家に帰ってきた時などは、指のタッチだけで鍵を開けられるKevoの方が便利かも知れません。ただ、Haloのいい処は、家の鍵の開閉状況をWifiでつながるスマホで確認が出来るということにあります。それは留守中であっても可能ですから、子供が学校から帰ってくるタイミングで鍵の開閉があったかも分かりますし、家族が旅行している最中に不審者が鍵を開けたということも分かります。もし家族が玄関の鍵を開けられないという場合でも、遠隔操作でスマホから鍵を開けるということも可能です。また、Wifiでつながっているということですから、スマートスピーカーのAmazon Alexaを使えば、話しかけるだけでロックの開閉も可能です。もし家だけでなく、会社のオフィスや倉庫、別荘などあらゆる場所にHaloを設置すれば、スマホだけで鍵の全ての管理も可能となります。当然、スマホやHaloの電池が切れたという場合は、従来のキーも使えます。そのうち、監視カメラ付きの玄関ロックなんてものも発売されるかも知れませんね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年01月31日
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こちらの写真は、マーヴィン(Marvin)製ケースメントの建具が、変色・劣化している様子です。随分古いサッシなのか、木部の様子も年季が入っている感じ。今回ご相談頂いたのは、建具の木部がおかしな感じがするので、修理や交換が可能かどうか見て欲しいというものでした。写真を見る限りでは、確かに黒く変色しているものの、木自体がボロボロになっているような感じはないようにも思えるのですが、建具枠の下回りや金物の取付け具合がどうなっているのかを見ないとはっきりしたことは言えません。お客様からご相談を頂くくらいですから、相当気になるような状況になっていると思いますので、写真だけで安易に大丈夫とは言えません。今回のお客様は、三重県四日市市にお住まいの方ですので、名古屋から少し距離はあるのですが、一日掛かりという程でもありません。サッシが古そうな感じですから、他にもいろいろ不具合があると思いますので、そういった部分もアドバイスしがてら一度調査にお伺いしようと思います。そこで状態を判断して、簡単な補修で済むのか、それとも建具等の交換が必要なのか、補修計画を立ててくるつもりです。勿論、もっと遠くにお住まいの方でしたら、詳しい状況が分かるようにいろいろな角度から写真を撮ってもらってお送り頂くこともあるのですが、実地で確認することは原因究明に於いても大切なことだと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年01月30日
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こちらの写真は、ボールドウィン(Baldwin)社製の玄関ハンドル。真鍮(しんちゅう)をふんだんに使って作られている高級品ですから、お値段もそこそこの金額が掛かります。今回、お客様から鍵を開けるキーをいくつか追加で欲しいので、調達したいというご希望を頂きました。ボールドウィンの製品は、なかなか国内でも入手しにくくなっていますから、一般の方がキーを購入する手立ては少ないかも知れません。輸入の玄関ロックには、通常2~5本のキーが付属していますが、その数では足りないという場合は新しく追加のキーを作らなくてはいけません。でも、普通の鍵屋さんでは、こうした特殊な輸入のキーは扱っていないというのが現状です。私たちはどういったメーカーのどういった種類のロックに使われているキーかが分かれば、北米からキーを調達することは可能です。ただ、メーカーではいちいち鍵山を彫って出荷してくれることはありません。ブランクキーと言って、鍵山を彫る前の状態のものを出荷してもらって、それをお近くの鍵屋さんに持ち込んで既存のキーと同じ鍵山に加工してもらうというやり方をしてもらいます。勿論、そうしたことも出来ないというお客様なら、既存のキーをお預かりしてブランクキーを私たちが加工してからお渡しすることも可能です。ボールドウィンだけでなく、クイックセットやタイタン、シュラーゲ、ワイザーといったメーカーの鍵でも対応は可能ですから、もし必要な方はお申し出下さい。あと、鍵をなくして不用心という方は、キーシリンダーを交換することも可能ですよ。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年01月29日
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こちらの写真は、スチール製ガレージドアに設置されたトーションスプリングが断裂した様子です。ガレージドアの幅が4mもありますので、トーションスプリングは2本使われていますが、そのうちの1本が切れてしまいました。ただ、切れていないもう1本も金属疲労を起こしていますから、こうした時は2本共交換する必要があります。でないと、ドアを持ち上げるだけの十分な力を発揮出来ませんし、もう1本も近い将来切れる恐れがありますから、修理の手間代がもったいないです。ガレージドアのバネ切れはよくあるトラブルですが、こういう時にバネだけを交換すれば直るということではないかも知れません。単純に劣化しただけというならいいのですが、バネに無理な力が掛かっていたり、ドアの左右のバランスが崩れていて、左右で力の掛かり方が異なっていたりということも考えられます。ですから、私たちはバネを交換する際には、必ず事前調査を行ってドアの重量やシステム全体の状況をチェックするのが普通です。そこで発見された不具合については、部材を調達した上で、バネを交換する際に一緒に交換・修理を実施します。そうすれば、ガレージドアの不具合による修理の頻度を下げることが出来ますから、長く正常にお使い頂けるようになると思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年01月28日
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昨日のブログ記事で、不具合のあった掃出しサッシのロックケース(ロックセット)等を交換したと書かせて頂きましたが、こちらが交換後の写真です。樹脂製のドアフレームの中にロックケースを入れ込むタイプですが、金物類はピカピカになりました。ただ、このロックケースは、交換しただけでちゃんと鍵が掛かるかどうかは、やってみないと分かりません。ラッチの掛かりが甘くてドアが少しガタついたり、逆にラッチがタイト過ぎて、ストライクにうまく掛からなかったりすることもあります。そういう場合は、ラッチの出方を調整したり、ドア自体の水平・垂直を見直したり、ストライクの位置を変えてみたりする必要があります。変にいろいろと触ってしまうと、鍵は掛からない、ドアが重い、ストライク自体がドアに干渉する、といったことが複数発生するなんてことにもなりますから、サッシ全体の状態を最初にチェックしてから、優先順位を付けて直していくことが大切です。ただ、建物の構造的な問題によって、サッシが歪んでしまっているなどの原因の場合は、完璧な調整は難しいかも知れません。そんな時は、どこまでベターな状況に持っていけるかが、施工者の腕の見せどころとなります。ここで必要なのは、知識と経験、場数なのかも知れませんね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年01月26日
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こちらの写真は、インシュレート(Insulate)社製と思われる掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)に付いていたロック部品。お客様から「ロックレバーを上下に動かしても、ロックケースの鍵爪(ラッチ)が出たり出てこなかったりする」という相談があり、外してきたパーツです。ロックレバーは白い塗装は剥げているものの不具合はまだ起きていませんが、ロックケースの方は内蔵されていた小さなバネ部品の一部が脱落して、鍵爪がバネの力で戻らないといった状態でした。ご覧のように、ロックケースは長年の使用で錆が酷くなっており、中にある細かな部品も相応の劣化をしているはずですから、寿命と言っても過言ではありません。ラッチのアクションがおかしい程度であれば、交換しなくても何とか使えると考え、そのまま使い続ける人もいるようですが、単にそれは壊れるまでの猶予期間に過ぎません。更に破損が進めば、ラッチがレバーと全く連動しなくなり、鍵が全く外れなくなったり、逆にロックが出来なくなったりしますから、防犯上や生活面で非常に厄介な状況となります。インシュレートに限らず、輸入の掃出しサッシのロックパーツは、なかなか国内では手に入りにくい部品ですし、海外からの調達にも1~2週間程度は掛かってしまいますから、まだ大丈夫と高をくくらないで出来るだけ早急に交換手配をするようにしたいものです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年01月25日
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こちらの写真は、ウェンコ(Wenco)社製サッシのハーフサークルウィンドウ。飾り格子が入った半円の窓は、如何にも輸入住宅らしい外観をデザインするには持ってこいですよね。ただ、ウェンコのサッシのいくつかには、防水不良やペアガラスの内部結露の問題が発生するといったものもあるようです。今回のケースは、ペアガラスの気密・断熱を確保する為にガラスの周囲に取り付けられた気密スペーサーが外れてきているというトラブルです。スペーサーは、ガラスとガラスの間に接着してペアガラスの中を密閉するという働きをするもので、それによって高い断熱性が保たれます。スペーサーは、金属で出来たものや写真のようにゴム状になったものが存在しますが、このスペーサーは熱によって変形したのか、ペアガラス内の空気が負圧になってスペーサーを縮まられたのか、目に見える場所まで飛び出してきています。こうなってしまうと、ペアガラスの中の気密は失われてしまいますから、ガラスの交換が必要です。調査の必要はありますが、ウェンコのハーフサークルについてはペアガラス単体の交換が可能なように思います。(通常、アルミクラッドの多くのサッシは、建具ごとの交換が必要です)ただ、サッシの木枠(押し縁)を外したり、交換後の防水処理をしっかりしなければなりませんから、慎重に作業を進める必要がありますね。ペアガラスのサッシについては、必ずガラスの防水の問題が生じますから、10年に一度は家全体のサッシの防水処理を行いたいものです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年01月24日
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こちらの写真は、ハード(Hurd)社のハメ殺し(ピクチャーユニット)サッシですが、ガラスの中央部から上下に放射線状に割れが入っています。奈良県にあるお宅のようですが、外壁塗装の工事の最中に何かをガラスに当ててしまって割れたものだと思います。こういう場合、ハードではガラスだけの交換は出来ませんから、建具ごと交換することとなります。既存のサッシ寸法から、こちらのサッシの詳細は特定出来ると思いますので、メーカーに依頼して新しい建具を作ってもらうことは可能だと思います。ただ、製作には注文から数ヶ月掛かってしまいますし、その間塗装用の足場をそのままにもしておけないでしょうから、建具を交換する際に再度足場を立ててもらわなければなりません。また、この窓は吹き抜けの高い場所に設置されている為、内部足場も立てる必要があります。まあ、それでも交換が可能という状況であれば、不幸中の幸いだとは思いますが、出費としては大変かも知れません。工事の際の破損ですから、塗装屋さんの保険で何とかなるでしょうが、奈良まで伺って防水を含めた施工を行わなければなりませんから、私たちとしては結構大変な仕事です。それでもこんな仕事は、近くの工務店やサッシ屋さんではやってくれないでしょうから、頑張るしかないですね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年01月23日
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こちらの写真は、ヴァイスロイ(Viceroy)社のダブル・ケースメント(2連の左右開き)に装着されていたオペレーター(開閉金物)を拡大した様子です。普通隣り合っているケースメントサッシであれば、開き勝手の違いこそあれ、同じ仕様のオペレーターが装着されているはずです。でも、先日外装のリフォーム工事をさせて頂いたお客様の窓では、ご覧のようにアームの大きさや形状が微妙に違うものが付いていました。何故これが分かったかというと、サッシの片方が閉め切る直前で固くなって止まってしまい、ハンドルをそれ以上回せない状態になっていたからでした。当初、私は建具や窓枠が歪んだりして、窓枠内にうまく建具が入り込まない状況になっている為、そこで引っ掛かってサッシを閉められないのだろうと考えました。ところが、お客様曰く窓枠に建具は全く当たっていないとのメールがあり、そこでオペレーターのアームを建具から外してどこまでオペレーターが可動するかなどをチェックしてもらいました。そうしたら、お客様からご覧のように微妙にアームの形状が違うものが装着されていたという写真を頂きました。新築からこの状態で使い続けていたということにも驚きましたが、出荷前検査もしないでこれでよくメーカーは出してきたものだとビックリしました。取り敢えず、お客様はオペレーターの取付けビスを左右で違うものを使うなどして、建具の引き込み具合を調整して頂き、閉まるようになったそうです。最悪オペレーターの交換も考えましたが、それはこのオペレーターが将来破損した際にでも行うこととしました。こんな変なこともあるんですね。でも、気付いてよかったです。因みに、このサッシのメーカーはありませんから、部品メーカーからの調達となります。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年01月22日
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こちらの写真は、東京にある輸入住宅に取り付けられたサーマツルー(Therma-Tru)社製玄関ドア。木製ドアのように見えますが、木目が浮き出るように作られた輸入のファイバーグラス製ドアなんです。ファイバーグラスを樹脂で固めて作った上に、専用塗料を塗ることで木目を再現しているのですが、塗装が剥がれていなければ一般の方なら木製ドアと勘違いしてしまうでしょう。そんなファイバーグラス製のドアですが、ステンドグラス周囲のモールの塗装が剥げて、所々下地の白い樹脂が見えてきています。こうなってくると、下地の樹脂が太陽の紫外線に曝されて劣化してしまいますから、早めに塗り直しをする必要があります。もっと近くで見ないとはっきりしませんが、モール部分はベタ塗りの塗料を使っているようにも見えますから、そういう場合は木目の専用塗料を塗る前にベタ塗りした塗装を除去しないと、うまく塗装が載りません。何れにしても、塗装をする前に状況をチェックした上で、正しい塗装計画を立てることが大切です。くれぐれもぶっつけ本番でいい加減に事を進めるのだけは、避けて頂きたいと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年01月21日
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こちらの写真は、どこのものか分からない輸入サッシに付いている掃出しサッシ用のロックケース(ロックセット)。鍵爪が2個飛び出すダブルラッチ・タイプのロックケースは、ミルガード(Milgard)のスライディング・パティオドアでも見受けられるのですが、それとはデザインが違っているようです。ダブルラッチは、2ヶ所でガッチリロックを掛けてしまいますから、防犯性は非常に高いのですが、破損などして鍵が開かなくなると逆に解除するのが厄介になります。輸入サッシの中でもこのロックケースを使用しているメーカーは、あまりないかも知れませんが、こうした珍しい部品の調達の可能性を探るのも私たち ホームメイドの役目です。幸いにも適合する新しいロックケースを見付けることが出来ましたので、お客様にも適合するドアハンドルと一緒にその旨案内をさせて頂きました。それにしても、輸入サッシには多様な種類の部材が使われていますねぇ。でも、古いサッシの部品が北米で今でも手に入るなんて、日本では考えられませんし、本当に素敵なことだと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年01月20日
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お客様からインシュレート(Insulate)製と思われる掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)のハンドルが破損したという相談がありました。金属が引き千切られたような感じで、台座とハンドルとが別々になっています。また、取付けビスの辺りにもクラックが見受けられます。以前にも記事に書きましたが、しっかりハンドルが固定された状態なら、そう簡単に破損することはありません。このようになる為には、取付けビスが長年の使用で緩んできていて、そのまま使い続けたことや、思いっきり閉めないとドアに鍵が掛けられないといったことが原因かも知れません。取付けビスであれば、プラスドライバーで締め直してやればいいですし、ロックの問題であれば、ロック・ラッチやストライクの調整で対処出来ると思います。金物の調整については、専門家のアドバイスが必要かも知れませんが、ビスは誰でも回せるはずですから、その点はDIYで対処出来ます。家のことは専門家に依頼すべきという場合も多いですが、簡単なメンテであれば、自分たちでもやってみるという姿勢を忘れないで頂きたい。勿論、一番いけないのは、壊れるまで相談も手入れもしないことです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年01月19日
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こちらの写真は、ローウェン(Loewen)社ケースメントサッシに取り付けられたロック用金物。レバーを下げるとロックが掛かるのですが、内蔵されたフック部品が割れてしまったのか、鍵が掛からない状態のようです。サッシの建具が十分に引き込めない状態では、受け金物にフックがしっかり掛からないのですが、ロックレバーを無理に下げようとした為に樹脂で出来たフックが壊れてしまうということがよくあります。現在製造されているものは、フックや受け金物の形状を改善して負荷が掛かりにくいようになっているようですが、建具自体の建て起こしを調整しないと将来同じトラブルが起きかねません。ローウェンのサッシに限らず、輸入サッシの開閉やロックの掛かりはあまり力を入れなくても出来るようでなければいけません。そうでなければ、不具合部品以外に必ずその原因があるはずですから、注意深く状況を把握する必要があります。短絡的にこの部品が悪くなったから、それを交換すれば直ると考えるのは、素人の考えです。ちゃんと修理したいのであれば、根本的な問題がどこにあるかをしっかりと追究してこそ、不具合なく長く使えるサッシとなります。ただ、建物構造の歪みがサッシに影響している場合などは、改善は出来ても完璧な解決は難しいかも知れませんので、如何にベターな状態に調整するかが大切です。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年01月18日
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先日より、コルビーアンドコルビー(Kolbe & Kolbe、K & K)社のケースメントサッシ建具の修理についていくつか記事を書かせて頂いておりますが、ようやく取付け前までの作業が完了しました。木が腐った部分をカットして、新しい木で建具枠を加工・取付けしたという部分までお知らせしましたが、未塗装だった木部を塗装した様子がこちらです。日焼けして濃い色になった茶色の木枠に合わせて、新しい部分をエイジングさせた上で、パラペイントの木部防水塗料 ティンバーケアで塗装を行いました。つないだラインは、どうしても消すことは出来ませんし、新しい木であるが故に油分が多いところは塗料が十分には載りませんが、それでも何度か塗り重ねることによってここまでの色合いに持っていきました。また、会社での作業は、雨が入りやすそうな箇所を含めて全てをチェック出来ますから、今後雨漏れを起すリスクは極端に少なくなるように施工出来たと思います。古い輸入サッシの修復には、時間も労力も掛かりますから、それなりの費用も必要です。でも、やっつけ仕事で安くやっても、それなりの効果や満足感し生じないと思います。やるからには、自分たちが合格点を与えられるくらいの仕事でなければやるつもりはありません。安易に国産のアルミサッシに交換しましょうと提案する業者さんもいるようですが、美しいデザインを壊してまでコストや手間を惜しむことは私たちはお勧めしません。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年01月16日
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こちらの写真は、リフトマスター(LiftMaster)社製のガレージ開閉用電動モーター(オープナー)です。お客様曰く、ガレージドアを閉めようとすると途中で止まってしまい、そこから逆に上がる方向に動いてしまうとのこと。また、お客様側の電気屋さんが、オープナーに内蔵された電子基板が問題でこれを交換すれば直るという判断をされたようです。確かにそういうこともあるかも知れませんが、途中でドアが止まってしまうという時は、重いガレージドアの左右バランスが崩れていたり、レールのどこかで可動用ローラー等が引っ掛かっていたりするケースが多くあります。そうなると、ドアを動かすモーターに無理な力が掛かることとなり、それを感知したモーターが逆回転してトラブルを回避する方向に動くように作られているのです。ですから、基板の調達や交換を行う前に、ドア全体のチェックや調整を行う必要があるのですが、場所的に遠い為それを確認するには費用が掛かってしまいます。また、基板部品以外に内蔵されたプラスチック製のギアが削れて消耗している場合もありますから、本体の細かなチェックも必要です。何れにしても、私共の意見をお客様にもお伝えして、それでも基板を調達したいというご希望であれば、私共がそれ以上口を挟む余地はありません。但し、基板を輸入しても、私共の方で作動チェックは出来ませんから、製品保証等は出来ないことをご理解頂いた上でご依頼下さい。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年01月15日
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こちらの写真は、ガスが消えてしまうロジェール製レンジのゴトクを外した様子です。バーナー部分が随分汚れているようですが、長年お使いということであれば、ある程度は仕方ないですね。お客様曰く、点火スイッチを回すとカチカチ言って火花も散るようですが、火が付いても暫くすると消えてしまうとのこと。ですから、点火プラグの問題ではなさそうですので、プラグの交換は必要ないと思います。現在、修理用の交換部品は、国内には全くないという状況のようですから、プラグを含めて部品交換が必要な修理・メンテナンスはほぼ不可能です。今回のケースは、頂いた内容からするとコンロ周りの掃除等で何とかなるような気もしますが、実際にやってみないと分かりません。お客様には、ダメ元になるかも知れないということで予めご諒解を頂いた上で、来週にでも調整にお伺いさせて頂きます。ロジェールのレンジやオーブンについては、毎週のようにお問い合わせを頂きますが、上記の状況故にメンテナンス出来るかどうかは半分運次第といった感じです。それでもロジェールを使い続けたいというファンの気持ちも分かりますから、状況によって何とかなりそうという場合は、微力ですがお手伝いさせて頂こうと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年01月14日
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こちらの写真は、先日ガラス等の外装部分を防水処理したと記事に書かせて頂いたコルビーアンドコルビー(Kolbe & Kolbe、K & K)社のケースメントサッシの建具室内側です。白木の部分が、今回建具屋さんにお願いして加工・修理をして頂いた処ですが、なかなか美しく仕上がっていますでしょ。勿論、欲を言えばキリがないのですが、コストとある程度の見栄え、今後大きなメンテナンスが必要ないようにということを考えて、このような形になりました。(本来ならメーカーにお願いして新しい建具を製作してもらうのが一番ですが、それが難しい場合は木枠を加工します)コルビー&コルビーもそうなんですが、輸入のアルミクラッド・サッシには雨仕舞があまりよくないタイプのものが少なからず存在します。輸入住宅は、断熱性や気密性がいい為、あまり窓を開けないという人がいますが、久しぶりに窓を開けたら建具の木枠が黒くなっていたり、木が腐ってきていたりなどということが突然起こります。ずっと、閉め切った状態だと、建具の木枠はほんの少ししか見えませんし、入った雨水が外へ抜けるのを妨げてしまうかも知れません。そうしたことを防ぐ為には、晴れた日には窓を開けることや、10年に一度は窓ガラス等の周囲を防水処理することです。今回修理した建具は、これから色合わせをしながら、ティンバーケアで木部を防水塗装していきますが、どのように仕上がるか乞うご期待。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年01月13日
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先日、1通の封書が届いた。そこにあったのは、本への有料掲載の案内。この本に載せてもらうのに、20~30万円程度の掲載費が掛かるのだが、広告という表現で本が発行されたことは一度もない。有名著者が、厳選して安心出来る工務店を掲載しているとの触れ込みだが、実際には出版社の人間が掲載内容をメールや取材でやりとりするだけ。もう22年も毎年この本を販売しているらしいのだが、私の会社は一度も掲載をしたことがない。この書籍は全国安心工務店一覧というのだが、公平公正な観点でこの工務店なら間違いないと言えるものなんだろうか?今、NETではステルス・マーケティング(ステマ)と呼ばれる広告手法が問題になっている。有名人にお金を払って、使ってもいないのにSNSなどでさもいつも私は使っていると世間に吹聴して売上げを上げるなどのやり方だが、住宅産業でも往々にしてこうした手法が行われているようだ。出版不況で、本を買ってもらう側からお金を稼ぐより、本に掲載したい側からお金をもらう方が楽なのかも知れないが、本当に安心出来る建築業者を見つけて家が造りたいと考えている消費者のことを考えたら、この間違いに誰かが気付かなければいけないと思う。確かに22年前からこの本に掲載し続けているという工務店があれば、それだけ事業が成功している証拠かも知れないし、そういった意味で安心と言えるかも知れない。確かに、自社を広く宣伝したいという気持ちは痛い程分かるが、でもやっぱりこれは本ではなく広告ですとはっきり明記した上で販売してこそ、お客様との信頼関係が生まれるような気がします。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年01月12日
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こちらの写真は、コルビー&コルビー(Kolbe & Kolbe、K & K)社のケースメントサッシです。以前、雨漏れの為にサッシ建具の木製下枠が腐って修理を依頼されたという記事を書かせて頂きましたが、ようやく建具屋さんの加工・修理が完了して私共の手元に戻ってきました。古いサッシですから、下枠に取り付けられていたウェザーストリップは、既に欠損していますし、外装のアルミにも小さな傷が存在します。建具屋さんは、木部とアルミ板を上手に分離した上で、新しい木枠を付け替えてくれましたので、外装全体としては然程悪くありません。ただ、多少外装に隙間もありますので、ペアガラスの周囲だけでなく外装全体の防水処理を試みました。写真で見ると、どこをどう防水したのかが分かりませんが、それだけ見栄えも悪くなく施工出来たと言えますね。次は、交換した木部が無塗装ですから、交換していない部分と新しくした部分とで違和感が出ないように着色した防水塗料を塗りたいと思います。勿論、仕上げの木部塗料は、パラペイントのティンバーケアです。塗装が完成したら、いよいよ建具の取付けですが、その前にまた皆さんにご覧に入れたいと思います。それにしても、コルビー&コルビーのケースメントやオーニングサッシは、雨仕舞があまりよくないですから、ちゃんと定期的に防水メンテナンスをした方がいいですね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年01月11日
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こちらの商品は、パラペイント(Para Paints)のティンバーケア。HPでご紹介しているアクリル レインコート(ナチュラルクリア色)とラベルの感じが若干違っていますよね。実は、これは同じナチュラル色のものなんですが、塗膜の耐久性を高めたハイブリッド・タイプのティンバーケアなんだそうです。どこがどうハイブリッドなのかはよく分かりませんが、中身を確認した感じでは然程変わりはないようです。今回初めてこのタイプのものをカナダから輸入したのですが、今までのものも一緒に入荷してきましたから、一度塗り比べてみようと思います。またその様子は、追って記事にしてご報告しますから、乞うご期待。何れにしても、現在日本で売られている木部用屋外塗料と違って、2度塗りすれば防水効果は5年以上の耐久性があるティンバーケアですから、ウッドデッキや木製サイディング、外構フェンス、玄関ドア、木製サッシなど様々な屋外木部に使ってみて下さいね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年01月10日
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こちらの写真は、愛知県豊橋市のお客様から相談を頂いた玄関ポーチのコラム(円柱)です。大きなポーチ屋根を支える柱の1本ですが、木の柱には亀裂が入り表面の塗装も剥がれています。恐らく塗料は木製のものには向いていないタイプで、木の呼吸作用を阻害した為に内側から剥がれてしまったのだと思います。また、そうした剥がれや隙間が出来た部分から雨水が侵入し、それが木を膨張させて割れや腐りが徐々に進行したのかも知れません。ウレタン?製の台座部分も塗装が剥がれていますから、このまま紫外線や雨に曝されれば、劣化が進みボロボロと粉状になってしまいます。屋根を受けているのはこの円柱以外には存在しませんし、ましてや建物の構造から屋根をオーバーハングさせるにはポーチ屋根が建物本体から離れ過ぎています。ですから、このコラムは飾り柱ではなく、重い屋根を支える目的も果たしていると考えるのが合理的です。私たちは、木製のものから耐荷重・耐久性能のある別の素材のものに交換することを考えていますが、交換の際には一旦仮柱を設置して、屋根の重さをそれで受けてから慎重に円柱を取り外さなければなりません。また、新築当時の構造図等もないようですから、円柱を時間を掛けて1本ずつ交換していくことも必要です。現状この柱材がすぐに倒壊するということはないでしょうが、大きな地震などが発生すれば、家へのダメージが心配です。お金や時間は掛かりますが、適切に交換しておくべきかも知れませんね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年01月09日
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こちらの写真は、ミルガード(Milgard)社のシングルハング・サッシの建具(障子)を分解した様子です。手前側の格子入りのペアガラスは、内部結露を起して縁が錆びてきているのが分かりますか。こうなってしまうと、ぺガラス自体の気密性は失われ、断熱性能が落ちるばかりか、最悪ペアガラスという形態を保持出来なくなります。また、このサッシは20年近い時間が経っていることから、装着されたバランサーも不具合を起し、輸入網戸も弱ってきているという状況でした。更に、バランサーを装着する際に大切なプラスチック製の小さな部品であるトップガイドも一部劣化していましたから、このままではバランサーを交換してもうまく窓を上げ下げ出来ません。そこで、窓ガラスを交換すると同時に、全ての問題点をメンテナンスしてクリアすることにしました。ただ、作業は建具の周囲のガラス押えを慎重に外して、ペアガラスを交換するだけと思ってはいけません。単純にペアガラスを交換しただけでは、建具枠とガラスとの隙間からまた雨漏れを起してしまい、近い将来同じ問題が発生します。そこで用いられるのが防水テープなんですが、これは既存の状態の時にも使われています。ですから、防水テープでペアガラスと建具枠との間の防水を確保しようとしても、防水テープが劣化すれば同じトラブルが発生するということです。だからこそ、こうした処理に加えて、更なる防水処理が必要であると私たちは考えます。そうすることで、雨がペアガラスの中へ入り込むまでにいくつか障害となるものを築き、それらを突破しなければ雨漏れが起きないという状況を作り出すことが出来るのです。勿論、それは雨漏れが起きないということではなく、雨漏れが起きるまでの時間を出来る限り長く稼ぐ目的ですから、10年後に再び防水処理をすることは言うまでもありません。その際は、外壁の塗り替え等を一緒に行って、その足場を利用して窓の防水処理をすれば、その分費用を抑えることが可能です。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年01月08日
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こちらの写真は、クリスタル・ガラスを用いたクローム(シルバー)のペーパーホルダーです。台座には大きなクリスタル。そして、ホルダー・バーの上にも小さなクリスタルが据え付けられていて、ゴージャスですね。アメリカで販売されているインテリアの小物は、個性的なデザインのものが多いのが魅力かも知れません。トイレットペーパーは、ホルダー・バーに引っ掛けてあるだけですから、装着するのにも手間が掛からず、小さな子供さんやお年寄りでも簡単に交換出来るのもいいですね。それから、こうしたペーパーホルダーは、別の用途にも使えます。それは、タオル掛け。少し小さく折り畳んで引っ掛けておけば、トイレだけでなく洗面やキッチンのお手拭きとしても十分使えます。こんな豪華なペーパーホルダーだと随分高いような気もしますが、実際には然程の値段でもありません。インテリアの雰囲気を少し変えてみたいという方やプチ贅沢をしたいという方にピッタリかも知れません。ただ、あまりこうしたものを多用し過ぎると、その豪華さの印象が薄くなってしまいますから、ワンポイントで使ってみる方がオシャレだと思いますよ。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年01月07日
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先日、屋根や外壁等の外装の塗替えをやったという記事を書かせて頂きましたが、その際に輸入の玄関ドアも塗り直しをしました。カナダの輸入住宅ですので、トリムライト(Trimlite)のドアだと思いますが、真っ白に塗装をし直すと金縁のステンドグラスとの相性もバッチリです。長年の使用で傷や欠けなどもありましたが、パテなどできれいに整形した後、プライマーや上塗り塗料などで何度も塗り重ねましたから随分とよくなりました。塗装は手間の掛かる仕事ですが、液だれの殆どないカナダのパラペイントでしたら、作業性も効率的です。新年を迎えて輸入の玄関ドアの塗装が気になるという方は、ご自身でパラペイントを塗ってみては如何でしょうか。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年01月06日
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通常、スライディング・パティオドア(掃出しサッシ)のウェザーストリップ(気密パッキン)は、窓枠側に装着されるのが一般的です。でも、ローウェン(Loewen)のものには、ドア側にも装着されています。ウェザーストリップは、付ければ付けるだけ気密性・防水性・防風性が高まりますから、高級サッシのローウェンならではと言えるかも知れません。ただ、塩ビ等の樹脂で出来たウェザーストリップは、10~15年程度で千切れたり破れたりする消耗品ですから、定期的に交換しないとその性能が十分に発揮出来なくなってしまいます。つまり、至る処にウェザーストリップが付いていると、交換するにはその分手間も費用も掛かります。また、このおうちのように猫や犬などのペットがいると、どうしても爪で引っ掻いたりかじったりしますから、その寿命も自ずと短くなります。そして、この写真に写っているロックセットも15年程度で交換すべき消耗品です。ロック・ラッチ(鍵爪)の出し入れがうまく出来なくなると、ロックが掛かり放しになったり、逆に鍵が全く掛からなくなったりします。そうなると、ベランダへ出られず物を干せなくなったり、防犯性が怪しくなったりと、生活に支障をきたすこともありますから、ウェザーストリップと一緒にロックケースも交換するといいですね。勿論、そうした部材を交換する際は、ドアの調整を一緒にお願いすることも忘れないで下さい。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年01月05日
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こちらの写真は、愛知県一宮市で外装の塗り替えを行った輸入住宅。以前は、赤茶色の外壁だったのですが、今回はブルーグレーのすっきりしたデザインに変身しました。ブルーグレーは、軒やサッシの白い色にもよく合いますねぇ。屋根は分かりにくいと思いますが、黒っぽい感じのブラウン色。下から見上げると殆ど屋根は見えませんし、日差しの反射もあってグレーっぽく見えるもの。ですから、あまり薄い色を選択するとどっしり感はなくなります。逆に言えば、マリンハウスのような軽やかさが欲しいなら、白っぽい色の屋根もいいかも知れません。欧米では屋根材を塗装するという習慣はありませんから、カラーベストの屋根を塗装するのは国産の屋根用塗料ですが、壁や軒はパラペイントで塗装しました。高耐久で色彩の美しい100%アクリルの外装用パラペイントですから、欧米の輸入住宅らしさを演出するには持って来いですね。勿論、輸入サッシのペアガラスの防水工事も一緒にやりましたよ。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年01月04日
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ミルガード(Milgard)の掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)に使われているロックは、他社のロックに比べても非常に強固な防犯性を発揮します。それは、鍵爪(ロックラッチ)が2ヶ所同時に動く為、ラッチを破壊してロックを解除するのがほぼ不可能だからです。ただ、防犯性の高いロックでも、弱点は必ずあるものです。その1つが、このロックレバー。写真は、その先の部分が折れて欠損してしまっている様子です。折れてなくなってしまった部分が、ロックケースに接続している所の為、なくなってしまうとロックの開閉が出来なくなります。また、レバーの部分が少し細い為に、レバーが途中で折れてしまうということもあるようです。これは、この部品が鋳物で出来ている為、想定以上の強い力が掛かると曲がるのではなく折れてしまうのが原因です。強い力でしかロックが出来ないというのは、普通の状態ではありません。長年の使用でサッシのロック位置が変化しているか、ドアの建て起こしが狂っているかによって、ロックが正常に引っ掛からなくなったのです。それを理解した専門家が調整すれば、見違えるように軽く操作出来るようになりますが、それをしないで使い続けると金属疲労を起こして不具合が発生します。輸入サッシは、出来れば10年に一度調整・メンテナンスをすると、何十年も調子よく使えることを覚えておいて下さいね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年01月03日
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