青空と木洩れ日

青空と木洩れ日

2018.01.27
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カテゴリ: 介護・介護グッズ
1で書いたように
高齢者が高価な補聴器を購入したものの、結局使わない、
家族は怒ったり、諦めたり、無視したりで
結局何も改善しないまま、という事がよくあります。
私の身近でもそういうケースをよく聞きます。

私は母に補聴器を使用してもらっていたので
高齢者が補聴器を使う事の難しさを体験しており
快適に使ってもらうためにいろいろな工夫をしたので
それを書いていこうと思います。


どんな補聴器があるのか、どうやって選んだらいいか
前もって知っていたほうが失敗がありません。

まず知っておくといいのが、補聴器のおおまかな種類です。

一般に補聴器と呼ばれている物は
大きく分けると2種類あります。

集音器とよばれる、単に音を大きくするものと
補聴器とよばれる、音の調整をしながら
音を大きくするものです。

集音器
集音器は音を大きくするだけなので、
雑音や響く音なども大きくしてしまい煩さがあります。
単純な作りなので、安価です。

高価なものでも5万円程度。
店頭で気軽に購入できます。

単純な作りなので、取扱いは楽です。
電池も単4等、大きな電池を使うので交換が楽です。
形は手で持って耳にあてるタイプから


補聴器
補聴器は音の調整ができるので、雑音の煩さが軽減され
つけていて楽です。

薬事法に基づいたもののみが補聴器と呼ばれるそうです。

複雑な作りなので、調整機能が良いものほど高価になり
安い物で片耳10万円前後、高価なデジタル補聴器で片耳60万位。
きこえの検査をし、個人にあったものを注文し、
購入後も数回の調整をしなければなりません。

精密機械なので取り扱いも気をつけなければなりません。
電池は小さなボタン電池で、交換は細かい作業になります。
形は耳かけ式と耳穴式があり、どちらも線がついていないので
あまり目立ちません。

アフターサービスが充実しています。
別の言い方をすれば
アフターサービスを利用しながら使っていくのが大前提なので
外出しにくいとか、購入店が遠方にある等で
アフターサービスに通えないと、
あまり使いこなすことができないのが補聴器です。

このメリットとデメリットを考えて
必要なタイプはどんなものかざっと検討をつけておかないと
高価な補聴器を購入したのに結局使えないということに
なりがちです。

予算がある場合は、○○円位まで、
とお店の人にはっきり伝えないと
良い物=高価な商品を強く勧められるかもしれません。

最初は数万円の集音器で様子を見ると言う考え方も
あると思いますし、
高齢になりすぎない時期から性能の良い補聴器を使って
使い方に慣れると言う考え方もあります。

はっきり言えるのは、
見た目の良さ、性能の良さならデジタル補聴器ですが、
使用する方が高齢で細かい作業ができず
毎日ケアをする人がいない場合、
定期的にお店に連れて行けない場合は
耳かけ・耳穴式補聴器は電池さえ替えることができないので
単純な集音器のほうがいいかもしれません。



補聴器のようですが、これも集音器で、5千円前後です。
補聴器とは全くの別物です。

この商品はレビューが良いのでリンクしましたが、
電池交換などに細かい作業が必要な耳穴式で
音を大きくするだけの集音器なので
高齢者にはあまり向いていないと思います。

細かい作業は問題ないし
目立たせずに、予算が非常に限られている方には
いいかもしれません。

個人的には耳穴式を使うのであれば
有名メーカーの補聴器を
きちんと検査して作るほうがいいと思います。



こちらは集音器ですが、補聴器メーカーが作っており
性能の良さに定評があります。
高齢者でも使いやすいポケット式で
色は紺などもあります。

集音器を購入するときは、性能の良い、大手メーカーの物を
選ぶのがポイントです。

詳細や購入は画像をクリックしてください。楽天店舗に移ります。





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Last updated  2018.01.27 06:48:41
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