青空と木洩れ日

青空と木洩れ日

2021.01.07
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昨年の夏、新型コロナ感染予防で帰省できない中、
母が亡くなって3年が経ち、お盆も4回目になる事を
ぐったりしている気持ちの中で考えていました。

母が亡くなってから
つらくてたまらない中、
とりあえず1周忌まで供養の事だけ考えよう
そして1周忌のあとは、翌年の3回忌までがんばろう、
そう思ってどうにかやってきました。

母のために供養をすることで


でも4回忌、4回目のお盆になって
あまり何も変わっていない状況と
母がいない年月だけが過ぎていく事に
気持ちがついていけなくて
どうしていいかわからず
つらい毎日でした。

母がいつも気を付けてくれていた
栄養のある食事を取る事と
友人知人との会話や付き合いはしているので
一見元気にみえるけれど、
ずっと母の事をぐるぐる考え続け


新型コロナの不安な状況や
いろいろなつらいニュース
暑さもあって、
何もする気になれず
ぐったりしながら考えていました。


7回忌もすぐきてしまう。

私が何もできないのに
母がどんどん遠くなってしまう。

それなのに
母を助けられなかったんだろうか、
助けることはできないんだろうか、と
私はまだ毎日考え続けているんです。

考えても同じところをぐるぐる回るだけだし
たとえ何か正しい方法、良い方法を見つけたとしても
母はもういないのに、
それでも考え続けたいんです。

なんでだろう。

そう考えて、思い当たりました。

私、母が亡くなった事が、まだ受け入れられないんだ。
だからいまだに、母をどうにかして助けられないかと
考え続けているのかもしれない。

答えなんかないのに考え続けているから
同じところをぐるぐる回ってどうしようもなくて、
いつまでたってもつらいんだ、と気が付きました。

本当は、私、ダメ娘なりに
母のためをいつも一番に考えて
出来る事はほぼすべてやっていたので
もしああだったら母は生きていたかもしれない
と考えたとしても
母のために一番良い選択をしていたから
その時に戻っても
同じ選択になるんだとは思います。

それに、どうしようもない事を
後からああだったら
みたいに考えてしまってもいるんです。

私が一生懸命母のためにやっていたのは
母はわかっていたし
今もわかっていると思うので
夜中に蝶が来て
3日も母の椅子にとまっているような事が
あれこれあったのだと思います。

今はほとんどないので
忘れていましたが
考えてみれば不思議なことが
沢山ありました。

あんなに沢山あったのは
いつまでたっても泣いている娘を
母が一生懸命励まそうとしてくれたんだと思います。
気遣いばかりする、とても優しい母でした。

母の気持ちを大切にして
いつまでも同じことをぐるぐる考えて
同じところに座り込んでいずに
前に進んでいかなくちゃいけないと思います。




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Last updated  2021.01.08 07:53:01
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