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汗だくで目覚める毎日。暑いにもほどがある。自分の体に触ってもずいぶん熱いので試しに体温を測ったら、38度近くあって驚いた。暑い以外は全然しんどくもなんともない。普通熱があったら寒気がするんではないだろうかとひとりいぶかしむ。体を冷やすと言われている食べ物を選んで食べたいと思うこのごろ。コーヒーとか麦茶とか茄子とかゴーヤ(も、そうだっけ?)が異常においしい。普段はあんまり好きではないスイカでさえ、丸々買ってかぶりつきたい気分である。同居ハムのマリーちゃんはというとひと月ほど前から早くもばて気味なので留守にする日中は、ケージの周りに保冷材を置きつつエアコンのタイマーをセットして数時間かかるようにしている。ただ、相当な暑がりの私よりもっと暑がりなようで私の適温ではまだ暑そうというオッサンぶりでもある(女の子ですけど)。写真は爆睡中のマリーさん。この態勢は一体???
2008.07.18
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9編の短編集。三崎さんは今回も、何かをなくしてなくしてなくしまくっていた。日常的な世界をほんの少しずらしたような設定で書かれたいつも通りの作品に、今回もやっぱりうまいなあと思わせられる。それにしてもよくこれだけ喪失のシチュエーションを思いつくなあよっぽど失くしものが好きなんだなあ、と感心しきり。何かをなくした人が、その何かがなくなった世界とどういう風に折り合いをつけていくかという話がいくつかあったと思う。が、その折り合いのつけ方はたいていの場合「なされるがまま」である。そのまま、何かのなくなった場所にそのまま、居続けるだけ。なくした後のことより、なくしたことに気づくかどうか、なくなったものが何であったかに気づくかどうか、に重きが置かれている感じがする。そのことが、独特の距離感を読者との間に保つ。読者に無闇に感情移入させないところが素敵だなあと思う。が、この本のために書き下ろされた作品では、登場人物が喪失を乗り越えてしまった。それも明々白々に。それはそれでとても温かい話でよかったのだけど、ちょっと「らしくないなあ」と思ったのだった。まあでもこの先そういうのも書かれるというならば、それならそれで、それも私は読むことでしょう。
2008.07.14
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遅ればせながら、今週世間を賑わした「くいだおれ」の閉店につけ思い出すのは友人のIノウエくんのことだ。この人とは20年程前に初めて会った。私自身の好意の度合いとしては、おぼろげながらも相当信頼のおける人柄だったような気がするので「かれこれ20年の付き合い」と言いたいところだが、ここ数年、というか改めて考えてみるとここ15年ほどサッパリ…、てことはそれなりに親しかったのはたったの5年!?と改めてショッキングながら、そういうわけで実際「友人」と呼ぶのもはばかられる…、ので単なる「知人」と言い直してみようか、いえ、やっぱりそれは嫌だから、「友人の」Iノウエくん、と頑固に主張しておきたいお人なのでありますが、その彼は、くいだおれ人形に似ている。学生のころ先輩が言い始めたのが最初だと思われるが、その当時、私は「くいだおれ人形」なるものを見たことがなかった。後になってその人形を目にしたところ、縁の厚い眼鏡となんとなく軽い雰囲気が、確かにIノウエ君と似ていて笑った。その後眼鏡をやめて一時コンタクトに替えた彼だったがいい大人になったのち、再び眼鏡姿に戻った。するとやっぱり似ているのだった。もうずうっと遠くに離れて暮らしているので、実際に会う機会はほとんどないけど、何かの機会にくいだおれ人形を見た時にはもれなく、元気かなあと思っていたのだった。現実のIノウエ君とは、率直に元気かと問いかけても素直に元気かどうかを返してくれるような間柄では、もはやない。それは私の不徳の致すところであり、彼のあまのじゃくな性格の賜でもある。たぶん。それでも私としては元気かどうかくらいは率直に聞きたい。そんな気分をくいだおれ人形は思い出させてくれていたのに。そのくいだおれ人形がとりあえずいなくなってしまった。まあ、別にそれはいいけど。ただIノウエ君やそのころ周りにいた友達の全員がこの度のニュースを見るにつけ、当時を思い出しているんじゃないかいや、絶対思い出しているに違いない、ってそれを確かめることはないけど私は心の中でこっそり嬉しくなっていたのだった。くいだおれ太郎はん、次はどこにいかはりますやろか。
2008.07.11
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お休みの日。あいた時間に通信制の大学の卒業制作についてプランを練ってみた。やろうとしているのは小説。ジャンルはとりあえず純文学系を目指して。ストーリーはまだほとんどないので、主人公の設定や背景をあれこれ考えてみる。年齢は。職業は。家族構成は。住んでるところは。だいたいの性格は。とぱらぱらとexcelに打ち込んでみたが恋人は、というところでぱたと止まった。いるかいないか以前に、その主人公の好きになりそうなタイプが全然想像できないのだった。小説書き初心者の私としては、この度果たして書ききれるかどうかとても不安なことに主人公は男である。最初に浮かんだイメージが何となく男の人だったのでそうしただけだが覆そうとしてもなかなか覆らないので、まあこのまま書いてみるしかないかと思っている。が、男の人の内面を書けるとは到底思えないのでたぶん相当中性的な人物になるか、あとから大慌てで女の人に書きかえることになるか、もしくはヅカ系で行くか……。それはそれとしても好きなタイプの見当が全くつかないなんて、、、エー?、、、とまた少し不安になったが、そこはとりあえず空白で。では、物語の季節はいつにする?と楽しいのでストーリーそっちのけで周辺ばかりを続けて考えてみるとこれまた夏しか思いつかないのだった。これまた、というのは、これまで書いたものの多くが夏の設定だからである。夏は嫌いなのにどうしてだろう?と考えてみると、こちらはすぐに思い当たった。大学のスクーリングを主に夏に受けていたため、夏ごとに何かしら書く機会があったから。単にそれだけと思われる。おかげで夏のイメージのストックはある。夏に関する私の頻出ワードは「ひまわり」と「ひぐらし」。放っておくとすぐこの2つを使いそうになるので、使うまいと努めてみたこともあったが、せっかくなのでこの度は惜しみなく使ってみようと思う。ストックなし。じゃあ夏にするとして、夏からいつまでの話?というところでさすがにストーリーが必要になってきたので今日はここまでとなった。ああ。そろそろちゃんと考えなくては。お話を。すぐ途方に暮れそう。
2008.07.09
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さてこのたびのドラマではあんまり「見よう!」と思わせられるものがない中でとりあえず『魔王』を見てみた。というのは近ごろ嵐の方々の好感度がおしなべて私の中で高いからである。その嵐の大野さんの演じる主人公のテンションがとても低くそれはともかくとしても生田斗真さんの演じるもう1人の主人公が恐ろしく暑苦しくて(イエ、人気のある方だけあって確かにかっこいいんですけど)鬱陶しくって途中で挫折しそうになった。が、途中で図書館員なる役柄の人が出てきて同じような接客業に携わるものとしてちょっと興味があったのでとりあえず最後まで見てみた。ドラマやら映画やらで図書館員が出てくることが時々ある。たいてい、「おとなしそうな女子がよくわからないけどなんとなくよさげな雰囲気の中でゆらゆらと働いてる」風に描かれている。今回もそうだったので「あ、またそのパターンね」と思い、いよいよチャンネルをかえようとしたところあろうことかその女子が、お客さんのひとりである大野さんに向かって「お仕事は何ですか?」的な問いかけをしているではないか!これは同じような接客業に携わるものとして、ありえない質問である。どちらかといえばあんまり聞きたくない。知らされたくない、と思う。相手が自分から見て「普通の人」もしくは「好感の持てる人」であればなおさらである。要するにそんなことを聞くなんて失礼に当たると思うのだ。できるだけ空気のようにさりげなく接したいと思う。相手がよい感じの人であればあるほど。。。世間的にはそうではないんでしょうか?……全くわからない。その女子の設定は、霊感があって物に手をかざすとその物が経験した過去の出来事を感知することができる人物、らしいけれどもそんな風に繊細な感性を持つ人が、あかの他人にそんな不躾な質問をするだろうか。甚だ疑問なのでこの先このドラマを見ることはあるまいあるいはその女子の描かれ方にのみ注目して続けて見てしまうかもしれない。
2008.07.06
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