本日も何と言ってブログネタも是無くあれば、昨日にならって黒き実を並べるという芸なき記事にて候。
と言うのも、ブロ友の英坊3氏のコメントに答えて、黒い実のその他の植物に因んだ歌を作ったからであります
(前頁、コメント欄参照)
。
黒き実は やぶらんはんのき ねずみもち
いぬほほづきや うどもそれなり (偐家持)
(注)前頁コメント欄の歌は「ほうずき」と表記してしまいましたが、正しくは
「ほおずき」であり、旧仮名遣いでは「ほほづき」でありますので、修正
を加えました。
上の戯れ歌に登場する順に、わがフォト蔵にあるアルバム「花・草・木」の中から実の写真を掲載することとします。
先ず、ヤブランです。
ヤブランは万葉集に出て来る「やますげ・山菅」だとされている。
ぬばたまの 黒髪山の 山菅に
小雨降りしき しくしく思ほゆ (万葉集巻11-2456)
山川の みかげに生ふる 山菅の
やまずも妹は 思ほゆるかも (万葉集巻12-2862)
かなし妹を いづち行かめと 山菅の
そがひに寝しく 今し悔しも (万葉集巻14-3577)
次はハンノキ。ハンノキも万葉植物である。
万葉で「榛
(はり)
」というのがハンノキのことである。
引馬野に にほふ榛原 入り乱れ
衣にほはせ 旅のしるしに (長意吉麻呂 万葉集巻1-57)
いにしへに ありけむ人の 求めつつ
衣に摺りけむ 真野の榛原 (万葉集巻7-1166)
次はネズミモチ。この実も熟すると黒くなるのであるが、わがフォト蔵収録写真には緑色の若い実の写真しかない。
そうとも知らず、歌に詠み込んでしまったので、仕方がない。下の写真でお赦し願いたく。
次はイヌホオズキの実。
下の写真は、英坊3氏ご在住の富山県高岡市内の道端で撮影したものである。
そして、最後はウド。
これは、山梨県の山中湖村の道端で撮影のもの。
花の方は何処で撮影したか思い出せない。
赤い実や黄色い実の続編を、とブロ友のビッグジョン氏がコメントされていましたが、黒い実で続編となってしまいました。他の色の実は、今後にご期待下さい(笑)。まあ、期待して居られるお方はそんなに居られないかとは存じますが。
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