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2017年07月27日
蓮舫さんが代表を辞任
蓮舫さんが代表を辞任。
何か
蓮舫さんの問題というより、
民進党の党そのものの劣化ぶりを強く感じる。
NHK web
民進 蓮舫代表 辞任の意向を周囲に伝える
7月27日 14時00分
民進党の蓮舫代表は、党の体制一新を図りたいなどとして、
代表を辞任する意向を周辺に伝えました。
民進党は、先の東京都議会議員選挙の結果を総括するため、
おととい両院議員懇談会を開き、
野田幹事長が、
選挙前より2議席減らして5議席にとどまった責任をとりたいなどとして、
幹事長を辞任する意向を表明しました。
これを受けて、蓮舫代表は、
速やかに党の役員人事を行うため調整を続けていましたが、
民進党の関係者によりますと、
27日、党の体制一新を図りたいなどとして、
代表を辞任する意向を周辺に伝えたということです。
蓮舫氏は、次の衆議院選挙で東京の小選挙区から立候補する考えを明らかにするとともに、
党の役員人事を行って党勢の回復につなげたい考えでしたが、
役員人事の調整が難航したことなどもあって辞任の意向を固めたものとみられます。
ほぼ全て想像の域を出ない話だが。
民進党は
閉会中審査を見てると
どうしても
功を焦ってるように見えてしまった。
それでも
蓮舫さんはまだいい方。
櫻井さんの怒鳴り声は大いに引っかかる。
あの民主党の余裕のなさは
民主党内で互いにプレッシャー掛け合って
変な緊張状態を作っているのではないかと
思えてしまう。
執行部を批判することで自分の存在感を示すようなことが常態化してるのはないか。
そしたら誰も党首やる人はいない。
つまり、党としての形をなさないわけだから
一度解散した方がいい。
蓮舫さんがそれほど悪いとも思えないなあ。
何か
蓮舫さんの問題というより、
民進党の党そのものの劣化ぶりを強く感じる。
NHK web
民進 蓮舫代表 辞任の意向を周囲に伝える
7月27日 14時00分
民進党の蓮舫代表は、党の体制一新を図りたいなどとして、
代表を辞任する意向を周辺に伝えました。
民進党は、先の東京都議会議員選挙の結果を総括するため、
おととい両院議員懇談会を開き、
野田幹事長が、
選挙前より2議席減らして5議席にとどまった責任をとりたいなどとして、
幹事長を辞任する意向を表明しました。
これを受けて、蓮舫代表は、
速やかに党の役員人事を行うため調整を続けていましたが、
民進党の関係者によりますと、
27日、党の体制一新を図りたいなどとして、
代表を辞任する意向を周辺に伝えたということです。
蓮舫氏は、次の衆議院選挙で東京の小選挙区から立候補する考えを明らかにするとともに、
党の役員人事を行って党勢の回復につなげたい考えでしたが、
役員人事の調整が難航したことなどもあって辞任の意向を固めたものとみられます。
ほぼ全て想像の域を出ない話だが。
民進党は
閉会中審査を見てると
どうしても
功を焦ってるように見えてしまった。
それでも
蓮舫さんはまだいい方。
櫻井さんの怒鳴り声は大いに引っかかる。
あの民主党の余裕のなさは
民主党内で互いにプレッシャー掛け合って
変な緊張状態を作っているのではないかと
思えてしまう。
執行部を批判することで自分の存在感を示すようなことが常態化してるのはないか。
そしたら誰も党首やる人はいない。
つまり、党としての形をなさないわけだから
一度解散した方がいい。
蓮舫さんがそれほど悪いとも思えないなあ。
元作業員「現場で予定変更が相次ぎ作業員に負担がかかっている」
新国立競技場の建設工事が大変なようだ。
自殺された方のために原因を根っこから考えなくてはいけない。
日テレ24 より
新国立競技場の建設作業員が過労自殺した問題で、元作業員が、
現場で予定変更が相次ぎ作業員に負担がかかっていると証言した。
この問題は、新国立競技場の建設現場で現場監督をしていた23歳の男性が
過重労働が原因で自殺したとして、遺族が労災を申請したもの。
「どの業者の職員たちも『まれに見る(ひどい)現場だ』と。
切羽詰まっているから、本当に通常あり得ない段取りです」
−日本テレビの取材にこう証言するのは、
自殺した男性と同じ工事現場で働いていた元作業員の男性。
新国立競技場の設計変更の影響で工期に余裕がなく、
現場監督などに特に負担がかかっていたという。
元建設作業員「2〜3時間前に決まっていたことが変わっている。
(元請けから)
突然、予定にはない場所に『あそこ急いでやってもらわないと本当に困るから、
すぐにやってくれ』と。
(現場監督は)
前の日に作ったこと(計画)が2時間後に話が変わって、
また新しく作り直して。まあ、嫌になりますね。
(現場監督たちから)
『昨日、帰っていないんです』
『寝るために事務所に泊まりました』
という話を聞きました」
遺族側によると、自殺した男性は、
前の月の時間外労働が200時間を超えていて、
労働基準監督署が調査を始めている。
建設会社は大手であろうが、
中小であろうが大きな公共事業の仕事はほしいに決まってるから、
できるだけ安くして条件面の無理を承知でなんとか回そうとする。
その結果、過酷な要求も快諾(したように見せる)。
新国立競技場のように何回も計画変更があったりした時に
役所はどれだけその変更で生じるコスト増に見合う金額を負担しているのだろうか。
役所は計画変更があっても当然金額は増やしたくない。
建設会社は(現場はどうあれ)できるだけ要求はしたくない。
そこでしわ寄せは現場に行くわけだが、
そこで計画変更に十分な金銭的な正当な額の補償がされていれば
建設会社が人員を増やすなどできて、
今回の23歳の現場監督が自殺に追い込まれなかったとしたら
どうだろうか。
担当窓口の立場としては、
安くあげれば上司に褒められるかもしれないが、
出すべきところには出さないと
世の中が歪むのだ。
政治家は勢力争いなどで世の中を振り回して
計画が遅れたり変更したりがあれば
そこにコストが発生し
そのコストをしっかり払わなければ
人の命が失われる
というぐらいの大きなアウトラインを
頭の中のどこかには持っていてほしい。
自殺された方のために原因を根っこから考えなくてはいけない。
日テレ24 より
新国立競技場の建設作業員が過労自殺した問題で、元作業員が、
現場で予定変更が相次ぎ作業員に負担がかかっていると証言した。
この問題は、新国立競技場の建設現場で現場監督をしていた23歳の男性が
過重労働が原因で自殺したとして、遺族が労災を申請したもの。
「どの業者の職員たちも『まれに見る(ひどい)現場だ』と。
切羽詰まっているから、本当に通常あり得ない段取りです」
−日本テレビの取材にこう証言するのは、
自殺した男性と同じ工事現場で働いていた元作業員の男性。
新国立競技場の設計変更の影響で工期に余裕がなく、
現場監督などに特に負担がかかっていたという。
元建設作業員「2〜3時間前に決まっていたことが変わっている。
(元請けから)
突然、予定にはない場所に『あそこ急いでやってもらわないと本当に困るから、
すぐにやってくれ』と。
(現場監督は)
前の日に作ったこと(計画)が2時間後に話が変わって、
また新しく作り直して。まあ、嫌になりますね。
(現場監督たちから)
『昨日、帰っていないんです』
『寝るために事務所に泊まりました』
という話を聞きました」
遺族側によると、自殺した男性は、
前の月の時間外労働が200時間を超えていて、
労働基準監督署が調査を始めている。
建設会社は大手であろうが、
中小であろうが大きな公共事業の仕事はほしいに決まってるから、
できるだけ安くして条件面の無理を承知でなんとか回そうとする。
その結果、過酷な要求も快諾(したように見せる)。
新国立競技場のように何回も計画変更があったりした時に
役所はどれだけその変更で生じるコスト増に見合う金額を負担しているのだろうか。
役所は計画変更があっても当然金額は増やしたくない。
建設会社は(現場はどうあれ)できるだけ要求はしたくない。
そこでしわ寄せは現場に行くわけだが、
そこで計画変更に十分な金銭的な正当な額の補償がされていれば
建設会社が人員を増やすなどできて、
今回の23歳の現場監督が自殺に追い込まれなかったとしたら
どうだろうか。
担当窓口の立場としては、
安くあげれば上司に褒められるかもしれないが、
出すべきところには出さないと
世の中が歪むのだ。
政治家は勢力争いなどで世の中を振り回して
計画が遅れたり変更したりがあれば
そこにコストが発生し
そのコストをしっかり払わなければ
人の命が失われる
というぐらいの大きなアウトラインを
頭の中のどこかには持っていてほしい。
タグ: 新国立競技場
2017年07月26日
加戸前知事 「前川喜平がなぜ虚構の話を全国テレビで話すのかと!」
ネットギークより
加戸前愛媛知事
「前川喜平がなぜ虚構の話を全国テレビで話すのかと!
テレビ局がカットして彼は救われましたけど、
想像を事実のように発言されている。
国民をそういう方向にもっていくのではないかと危惧した。
良識をもってカットしたテレビ局には感謝します。
でもそのリスクを冒してまで作り話をする彼の心情は私には理解できない」
前川喜平
「これは誤解だと思います。
私はメディアの取材に対して
『加戸さんが教育再生実効会議の委員になられたことは総理の直々の伺いであったと。指名があった』
と話したことは確かにございます。
それから教育再生実行会議で
『愛媛県今治市に獣医学部をつくりたい』
と2度発言があったということも伝えたことはあります。
しかし、
『総理に頼まれてその発言をした』
とは私は言った覚えはありません」
(ここで加戸前知事と目をあわせたことをきっかけに急に挙動不審になる。
加戸前知事は首を横に振って否定している)
「あの、おー、それは、おそらく、まっ、まさかその、かっ加戸先輩がですね、
事実を捏造するとは思いませんので、誤解があると思います。
まぁ、その点はちょっと、あのーメディアもちょっと、
まぁあのーメディアも公開してくれるかどうかは分かりませんけど、
チェックすれば分かることだだだと思っております」
(最後は不自然なまでに早口)
前川喜平氏は不自然にもどこがどう誤解なのかを説明しなかった。
問題の放送。確かに「総理が言わせた」
という部分はカットされている。
だが前川喜平氏が加戸前知事を悪く言っていることは確か。
獣医学部新設を進めるために
教育再生実行会議を利用したという流れで話を進めており、
これでは加戸前知事が怒るのも無理はない。
前川喜平氏はこれよりも前に矛盾した答弁を繰り返し、
発言を修正するなどする姿が度々みられた。
基本的に落ち着いて穏やかな口調で答弁する前川喜平氏が、
今回ばかりはひどく動揺していた。
元上司に説教されて痛いところを突かれたといったところか。
小物臭がひどくする答弁であった。
24日25日のテレビ放送を見て思った。
前回、加戸前知事の発言が報道されなかったのは、
マスコミが前川さんの嘘を認めたからではないのか。
2人を並べて見れば明らかだと、
むしろマスコミがそう思ったから
加戸さんを報道しなかった。
というより
報道できなかった。
別の言い方をすれば
その時点まで
前川さんの嘘を見抜けなかった人はかなりの数、確実にいた。
だから、かなりのダメージをマスコミは受けた。
それにしても
加戸前知事を見ていると本当に清々しい気分になるほど気持ちがいい。
人格も能力もバランスがよい。
発言の具体性や説得力も群を抜いている。
こういう知情意のバランスの取れた優秀な人物が
官僚として日本の高度成長を支え、
戦後の日本の根幹を作ってきたのだろう。
この世代の東大出身の方々は東大に入るのに
今ほど塾通いをしたりお受験とかそういうのを経験していない。
普通の地元の学校を普通に部活や色々な活動をしながら大学まで来ている人が多いと聞く。
つまりお金がかかってない。
過酷な受験戦争も経験しない。
だから、お金がある人でもない人でも優秀な人は集まった。
しかし、そのあとの世代になるとそうはいかない。
そのあとの世代は物心共に大きな犠牲が必要になった。
受験戦争も過酷になり
受験には技術が必要になり
勉強も必要だがお金も必要になる。
物心共に負担が大きくなったことを社会全体はしょうがないことだと思っている。
厳しい競争を勝ち抜いて来た人物の方が優れた人物が勝ち残るから
厳しい競争はいいことだと思っている人も多数いる。
しかし見落としてることがある。
人は一定の限度を超えて苦労や犠牲を払うような状況が続けば、
無意識のうちに必ずその見返りを(ある時は病的に)求めるものだということだ。
そしてそれは無意識のうちに起こる本能的なものだ。
それは、もちろん大学に入るための苦労だけはなく仕事を含むあらゆるストレスも含まれる。
加戸さんは文部省時代に取り組んだ仕事の思い出を生き生きと語っていた。
かたや、前川さんの座右の銘は「面従腹背」だ。
前川さんを弁護するつもりはないが
前川さんは苦労し続けて来た人なのだろう。
我慢と努力を続けてずーっと見返りを求めて来た。
見返りを待っていた。
それが、天下りの道を断たれ不名誉な辞め方をしたら
理屈を超えて安倍首相を叩くことだけを考えるようになるのは想像に難くない。
そこでは無意識の本能的なエネルギーが支配するから
論理的な思考はない。
自分も明らかに不利な状況になるとわかっていても
安倍首相を叩くことだけが優先される。
だから堂々と嘘もつける。
本人の本能にとってはそれは善なのだから。
しかし、加戸さんに面と向かって加戸さんを悪くいうことはできなかった。
加戸さんのお人柄だ。
この「前川の乱」は(特異なことではあるが)
構造的な問題の部分もないとは言えない。
優秀な人物が重要な仕事をするのであれば、
優秀な人物は優れた人格を持っていてほしいのは当たり前だ。
それは感情の問題ではなく、
社会の構造として必要なことだ。
その社会構造を作ることに
教育の無償化や憲法改正が議論する価値があるのであれば議論すべきだ。
その辺りが法律の改正で十分だという人もいるが
法律であれば時の政権によって簡単に変えられることもあるわけだから
しっかり議論すべきことだ。
加戸前愛媛知事
「前川喜平がなぜ虚構の話を全国テレビで話すのかと!
テレビ局がカットして彼は救われましたけど、
想像を事実のように発言されている。
国民をそういう方向にもっていくのではないかと危惧した。
良識をもってカットしたテレビ局には感謝します。
でもそのリスクを冒してまで作り話をする彼の心情は私には理解できない」
前川喜平
「これは誤解だと思います。
私はメディアの取材に対して
『加戸さんが教育再生実効会議の委員になられたことは総理の直々の伺いであったと。指名があった』
と話したことは確かにございます。
それから教育再生実行会議で
『愛媛県今治市に獣医学部をつくりたい』
と2度発言があったということも伝えたことはあります。
しかし、
『総理に頼まれてその発言をした』
とは私は言った覚えはありません」
(ここで加戸前知事と目をあわせたことをきっかけに急に挙動不審になる。
加戸前知事は首を横に振って否定している)
「あの、おー、それは、おそらく、まっ、まさかその、かっ加戸先輩がですね、
事実を捏造するとは思いませんので、誤解があると思います。
まぁ、その点はちょっと、あのーメディアもちょっと、
まぁあのーメディアも公開してくれるかどうかは分かりませんけど、
チェックすれば分かることだだだと思っております」
(最後は不自然なまでに早口)
前川喜平氏は不自然にもどこがどう誤解なのかを説明しなかった。
問題の放送。確かに「総理が言わせた」
という部分はカットされている。
だが前川喜平氏が加戸前知事を悪く言っていることは確か。
獣医学部新設を進めるために
教育再生実行会議を利用したという流れで話を進めており、
これでは加戸前知事が怒るのも無理はない。
前川喜平氏はこれよりも前に矛盾した答弁を繰り返し、
発言を修正するなどする姿が度々みられた。
基本的に落ち着いて穏やかな口調で答弁する前川喜平氏が、
今回ばかりはひどく動揺していた。
元上司に説教されて痛いところを突かれたといったところか。
小物臭がひどくする答弁であった。
24日25日のテレビ放送を見て思った。
前回、加戸前知事の発言が報道されなかったのは、
マスコミが前川さんの嘘を認めたからではないのか。
2人を並べて見れば明らかだと、
むしろマスコミがそう思ったから
加戸さんを報道しなかった。
というより
報道できなかった。
別の言い方をすれば
その時点まで
前川さんの嘘を見抜けなかった人はかなりの数、確実にいた。
だから、かなりのダメージをマスコミは受けた。
それにしても
加戸前知事を見ていると本当に清々しい気分になるほど気持ちがいい。
人格も能力もバランスがよい。
発言の具体性や説得力も群を抜いている。
こういう知情意のバランスの取れた優秀な人物が
官僚として日本の高度成長を支え、
戦後の日本の根幹を作ってきたのだろう。
この世代の東大出身の方々は東大に入るのに
今ほど塾通いをしたりお受験とかそういうのを経験していない。
普通の地元の学校を普通に部活や色々な活動をしながら大学まで来ている人が多いと聞く。
つまりお金がかかってない。
過酷な受験戦争も経験しない。
だから、お金がある人でもない人でも優秀な人は集まった。
しかし、そのあとの世代になるとそうはいかない。
そのあとの世代は物心共に大きな犠牲が必要になった。
受験戦争も過酷になり
受験には技術が必要になり
勉強も必要だがお金も必要になる。
物心共に負担が大きくなったことを社会全体はしょうがないことだと思っている。
厳しい競争を勝ち抜いて来た人物の方が優れた人物が勝ち残るから
厳しい競争はいいことだと思っている人も多数いる。
しかし見落としてることがある。
人は一定の限度を超えて苦労や犠牲を払うような状況が続けば、
無意識のうちに必ずその見返りを(ある時は病的に)求めるものだということだ。
そしてそれは無意識のうちに起こる本能的なものだ。
それは、もちろん大学に入るための苦労だけはなく仕事を含むあらゆるストレスも含まれる。
加戸さんは文部省時代に取り組んだ仕事の思い出を生き生きと語っていた。
かたや、前川さんの座右の銘は「面従腹背」だ。
前川さんを弁護するつもりはないが
前川さんは苦労し続けて来た人なのだろう。
我慢と努力を続けてずーっと見返りを求めて来た。
見返りを待っていた。
それが、天下りの道を断たれ不名誉な辞め方をしたら
理屈を超えて安倍首相を叩くことだけを考えるようになるのは想像に難くない。
そこでは無意識の本能的なエネルギーが支配するから
論理的な思考はない。
自分も明らかに不利な状況になるとわかっていても
安倍首相を叩くことだけが優先される。
だから堂々と嘘もつける。
本人の本能にとってはそれは善なのだから。
しかし、加戸さんに面と向かって加戸さんを悪くいうことはできなかった。
加戸さんのお人柄だ。
この「前川の乱」は(特異なことではあるが)
構造的な問題の部分もないとは言えない。
優秀な人物が重要な仕事をするのであれば、
優秀な人物は優れた人格を持っていてほしいのは当たり前だ。
それは感情の問題ではなく、
社会の構造として必要なことだ。
その社会構造を作ることに
教育の無償化や憲法改正が議論する価値があるのであれば議論すべきだ。
その辺りが法律の改正で十分だという人もいるが
法律であれば時の政権によって簡単に変えられることもあるわけだから
しっかり議論すべきことだ。
閉会中審査 加戸さん 前川さん 思っちゃったんだからしょうがない
閉会中審査 参議院予算委員会 加戸さん 前川さん
参院予算委員会で25日、
加戸守行前愛媛県知事が、
自身の発言を報道しないメディアや
「行政がゆがめられた」と主張する前川喜平前文部科学次官に矛先を向けた。
文部官僚として官房長まで務めた加戸氏は、前川氏の先輩に当たる。
自民党の青山繁晴氏は、学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部新設計画を審議した10日の閉会中審査について、
朝日新聞や毎日新聞などが
「ゆがめられた行政が正された」
などの加戸氏の発言をほとんど報じなかった経緯を踏まえ
「加戸さんがいなかったがごとく扱われた。メディアや社会の様子をどう考えるか」
と加戸氏にただした。
加戸氏は
「メディア批判をして勝った官僚、政治家は誰一人いない。せんないことだ」
としたうえで
「報道しない自由があるのも有力な手段、印象操作も有力な手段。マスコミ自体が謙虚に受け止めていただくしかない」
と皮肉った。
さらに加戸氏は
「あえて申し上げなければならない」
と、問わず語りでテレビ取材を受けた際の出来事を披露した。
加戸氏の説明によると、
取材は、事前に前川氏を取材した映像を見せながら加戸氏に見解を問う形式で行われた。
この中で、
加戸氏が第1次安倍晋三政権で教育再生実行会議の委員になった理由を、
前川氏は
「安倍首相が、加戸氏に加計学園の獣医学部設置を教育再生実行会議の場で発言してもらうために頼まれた」
と発言した。
加戸氏は
「そんはなずはない」
と笑い飛ばし、この場面は報道されなかったという。
教育再生実行会議の場で加戸氏が獣医学部新設を要請したことは事実だが、
加戸氏は24日の衆院予算委員会で
「表門からは入れないから」
と、苦肉の策の発言だったと説明している。
加戸氏は25日には、前川氏を
「そこまで想像をたくましくしてモノを言う人なのか。
安倍首相をたたくために、そこまで全国に流れるテレビの取材に応じ、
私の取材ができなければ、ナマで流れていたかもしれない。
自分の後輩ながら精神構造を疑った」
と振り返った。
また、
「私は前川氏を買っているが、なぜ虚構をテレビで話すのか。
その後も、想像が全て事実であるかのごとく発言をしている。
それが国民をそういう方向に持っていくことになると危惧している。
そのリスクを冒してまで作り話をしなければならない彼の心情が理解できない」
と前川氏を痛烈に批判した。
これに対し答弁に立った前川氏は座っている加戸氏に振り向きながら
「誤解だ。『総理に頼まれてその発言をした』と言った覚えはない」
と述べた。
加戸氏は目をつぶりながら首を横に振った。
前川氏は
「加戸先輩が事実を偽装するとは思わないから、
誤解があると思う。
チェックしていただければ分かる」
と続けた。
前川氏と和泉洋人首相補佐官の間で、
和泉氏が
「総理が言えないから」
と言った言わないの水掛け論になっているが、
こちらも同じ事態になってしまうのか。
このお二人が並んで座り
このお二人のお話を聞き
強く思ったことがいくつかある。
そのうちの一つ。
こんなことをふと考えた。
「加戸さんはどこか地方の公立高校から東大法学部」
「前川さんはどこか大都市部の私立進学校から東大法学部」
東大法学部はお二人の地位から考えれば容易に想像つくとして。
今朝、確認して見たいと思って調べた。
ウィキペディアより
加戸さん
関東州大連市に生まれる。愛媛県八幡浜市の愛媛県立八幡浜高等学校を卒業。
東京大学法学部を1957年に卒業し、文部省(現文部科学省)に入省。
前川さん
奈良県御所市室出身。
御所市立秋津小学校4年生の時に東京に転居。
麻布中学校・高等学校を卒業して東京大学に進学。
1979年4月 - 東京大学法学部卒業、文部省入省
なぜそう思ったか
は
言わない。
思っちゃったんだからしょうがない。
爆笑問題のラジオにそんなコーナーがあった。
参院予算委員会で25日、
加戸守行前愛媛県知事が、
自身の発言を報道しないメディアや
「行政がゆがめられた」と主張する前川喜平前文部科学次官に矛先を向けた。
文部官僚として官房長まで務めた加戸氏は、前川氏の先輩に当たる。
自民党の青山繁晴氏は、学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部新設計画を審議した10日の閉会中審査について、
朝日新聞や毎日新聞などが
「ゆがめられた行政が正された」
などの加戸氏の発言をほとんど報じなかった経緯を踏まえ
「加戸さんがいなかったがごとく扱われた。メディアや社会の様子をどう考えるか」
と加戸氏にただした。
加戸氏は
「メディア批判をして勝った官僚、政治家は誰一人いない。せんないことだ」
としたうえで
「報道しない自由があるのも有力な手段、印象操作も有力な手段。マスコミ自体が謙虚に受け止めていただくしかない」
と皮肉った。
さらに加戸氏は
「あえて申し上げなければならない」
と、問わず語りでテレビ取材を受けた際の出来事を披露した。
加戸氏の説明によると、
取材は、事前に前川氏を取材した映像を見せながら加戸氏に見解を問う形式で行われた。
この中で、
加戸氏が第1次安倍晋三政権で教育再生実行会議の委員になった理由を、
前川氏は
「安倍首相が、加戸氏に加計学園の獣医学部設置を教育再生実行会議の場で発言してもらうために頼まれた」
と発言した。
加戸氏は
「そんはなずはない」
と笑い飛ばし、この場面は報道されなかったという。
教育再生実行会議の場で加戸氏が獣医学部新設を要請したことは事実だが、
加戸氏は24日の衆院予算委員会で
「表門からは入れないから」
と、苦肉の策の発言だったと説明している。
加戸氏は25日には、前川氏を
「そこまで想像をたくましくしてモノを言う人なのか。
安倍首相をたたくために、そこまで全国に流れるテレビの取材に応じ、
私の取材ができなければ、ナマで流れていたかもしれない。
自分の後輩ながら精神構造を疑った」
と振り返った。
また、
「私は前川氏を買っているが、なぜ虚構をテレビで話すのか。
その後も、想像が全て事実であるかのごとく発言をしている。
それが国民をそういう方向に持っていくことになると危惧している。
そのリスクを冒してまで作り話をしなければならない彼の心情が理解できない」
と前川氏を痛烈に批判した。
これに対し答弁に立った前川氏は座っている加戸氏に振り向きながら
「誤解だ。『総理に頼まれてその発言をした』と言った覚えはない」
と述べた。
加戸氏は目をつぶりながら首を横に振った。
前川氏は
「加戸先輩が事実を偽装するとは思わないから、
誤解があると思う。
チェックしていただければ分かる」
と続けた。
前川氏と和泉洋人首相補佐官の間で、
和泉氏が
「総理が言えないから」
と言った言わないの水掛け論になっているが、
こちらも同じ事態になってしまうのか。
このお二人が並んで座り
このお二人のお話を聞き
強く思ったことがいくつかある。
そのうちの一つ。
こんなことをふと考えた。
「加戸さんはどこか地方の公立高校から東大法学部」
「前川さんはどこか大都市部の私立進学校から東大法学部」
東大法学部はお二人の地位から考えれば容易に想像つくとして。
今朝、確認して見たいと思って調べた。
ウィキペディアより
加戸さん
関東州大連市に生まれる。愛媛県八幡浜市の愛媛県立八幡浜高等学校を卒業。
東京大学法学部を1957年に卒業し、文部省(現文部科学省)に入省。
前川さん
奈良県御所市室出身。
御所市立秋津小学校4年生の時に東京に転居。
麻布中学校・高等学校を卒業して東京大学に進学。
1979年4月 - 東京大学法学部卒業、文部省入省
なぜそう思ったか
は
言わない。
思っちゃったんだからしょうがない。
爆笑問題のラジオにそんなコーナーがあった。
『24時間テレビ 愛は地球を救う』のマラソンランナー
サイゾーウーマンより
『24時間テレビ 愛は地球を救う』の
マラソンランナーが、
7月下旬になっても発表されていないことが、
業界内外で物議を醸している。
例年であれば、
「早くて5月、遅くとも6月中旬までには発表される」(スポーツ紙記者)
だけに、疑問の声が噴出するのは当然だが、
日テレ局内でもマラソンランナーに関しては“極秘事項”扱いされているため、
なかなか情報が漏れてこないそうだ。
昨年は5月末、
落語家・林家たい平のランナー就任が『笑点』内で発表され、
話題を呼んでいた。
「今年は、かなり早い段階で、
『同局の水卜麻美アナウンサーが走ることになるだろう』
とウワサされていました。
局員であることから、ネット上で
『高額ギャラを受け取っているのでは』
といった疑惑も取り沙汰されないでしょうし、
何より水卜アナは
『好きな女性アナウンサーランキング』
4連覇という好感度抜群のアナウンサーだけに、有力視されていたんです。
ところが、本人が乗り気でないのか一切表沙汰にはならず、
『どうも別の人になるようだ』
という声も聞こえてきました」(同)
とはいえ、マラソン自体が中止になるわけではなく、
同局編成局長・福田博之氏は7月24日、定例会見で
「マラソンはやります! いろいろ考えてますので、
いろんな番組を通じて発表していきます」
と発言。
事実、
「放送に先駆けて、道路状況の確認や警備員の配置など、密かに準備は進んでいる。
ところが、肝心のランナーだけはいまだに不明のままなんです」(同)
とのこと。
『24時間テレビ』のマラソンをめぐっては、
いつしかネット上で“炎上”することが恒例化している。
「決定打となったのは、2011年のランナー・徳光和夫に浮上したマラソンコースの “ショートカット疑惑”です。
この年以降、有志がランナーと並走しつつ、ネット上でリアルタイムに
『放送に乗らない一部始終』
をレポートするようになりました。
チャリティ番組に“ヤラセ”批判が巻き起こり、
バッシング対象になることを避けるためか、近頃のランナーは、人気・知名度以前に
『批判されない』
人選をするようになっているんです」(テレビ局関係者)
確かに直近では、15年にDAIGO、14年にTOKIO・城島茂と、
「比較的、世間の好感度が高いタレントが選ばれています」(同)という。
「実際には、ランナーのギャラはスズメの涙ほど。しかしランナーに選ばれると、
『今後1年間、日テレから高待遇を受けられる』
というメリットがあるといい、みんなその部分に惹かれて、オファーを受けるようですね。
まぁ最近では、こうした裏事情も視聴者に悟られてしまっているだけに、
日テレとしては『水卜アナを起用すれば、あらゆる批判を回避できる』と踏んでいるのでしょう」(同)
果たして、ランナーの正式発表はいつになるのだろうか。
あのマラソン本当に必要なのか。
そろそろ「感動づくり」やめたらどうか。
この記事は予想の域ではあるようだが。
仮に記事通りだとして、
水卜アナが出ればそりゃたい平や徳光さんが出るより視聴率は稼げる。
水卜アナがジャージ着て汗まみれになって走ってたら
スケべな男はみんな喜ぶ。
当然私もスケべな男なので見れば喜ぶ。
しかしそれを、
本人嫌がってんのに大人の事情で無理やりやらせて
それがチャリティーってなんかおかしくないか。
ゴールする瞬間なんか昭和チックな感動求めて派手に演出するわけだろ。
去年NHKのEテレのバリバラで「感動ポルノ」あんだけ批判されたのに。
だいたい本人、部活はバレーボールを熱心にやっていたとはいえ
バレーボールみたいで全然長距離走れなさそうじゃないか。
2017年07月25日
民進党・櫻井充氏の暴言に批判
民進党・櫻井充氏の暴言に批判が集まっている。
普段どういう人なのかは知らないけど
今日1日だけでも大人しくしてくれればよかったのに。
twitter
【逃走モード】
予算委で「出ていけ!」と暴言を吐いた、
民進党・櫻井充が、
都議選総括の両院議員懇談会後
「幹事長の辞任は当然だがどうすれば勝てるのかを真剣に考えてもらわないと明日はない。離党も考える」
民進党の支持率下げるマンが逃走モード突入のご様子。
あれだけのことして逃走する気かよ。
twitter
220のリツイート 216のいいね
昨日と同じこともう一度書きます。
せっかく世の中が
「首相の人柄が信頼できない」
って言ってるのに
もっと信頼できないようなことしてたら
どうしようもない。
そして
その自覚もないみたいで。
共産党の小池さんの演技力
見習うべき。
普段どういう人なのかは知らないけど
今日1日だけでも大人しくしてくれればよかったのに。
【逃走モード】
予算委で「出ていけ!」と暴言を吐いた、
民進党・櫻井充が、
都議選総括の両院議員懇談会後
「幹事長の辞任は当然だがどうすれば勝てるのかを真剣に考えてもらわないと明日はない。離党も考える」
民進党の支持率下げるマンが逃走モード突入のご様子。
あれだけのことして逃走する気かよ。
220のリツイート 216のいいね
昨日と同じこともう一度書きます。
せっかく世の中が
「首相の人柄が信頼できない」
って言ってるのに
もっと信頼できないようなことしてたら
どうしようもない。
そして
その自覚もないみたいで。
共産党の小池さんの演技力
見習うべき。
タグ: 櫻井充
閉会中審査 「首相と加計学園理事長のゴルフや食事の際にどちらが支払ったか」
閉会中審査 「首相と加計学園理事長のゴルフや食事の際にどちらが支払ったか」
せっかく世の中が
「首相の人柄が信頼できない」
って言ってるのに
テレビで昨日のやりとりを見ているとどう見ても
民進党の方が信頼できない。
安倍首相が言う立場にないことを無理に言わせようとしたり
食事代をどっちが払ったとか
場面を切り取ってイメージダウンを狙うのがあまりにも見え見えで
本当に信頼を失う。
質問者の格で言えば完全に小野寺五典氏の勝ち。
大串氏のところを抜き出したが、ひどかったのは大串氏だけではない。
認可の白紙撤回をその場で迫った玉木氏も同じである。
特に玉木氏は獣医師会との繋がりがあるわけで
パフォーマンスの露骨さは目を疑う。
相手のアンフェアを糾弾するのにアンフェアな方法ではいけない。
民進党の大串博志政調会長は24日の衆院予算委員会で、学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部新設の意向について、安倍晋三首相が認識したのが「今年1月」との答弁を引き出した。
しかし首相と加計学園理事長のゴルフや食事の際にどちらが支払ったかなど政権のイメージダウンを狙う質問も目立った。主なやりとりは以下の通り。
大串氏
「(文部科学省前事務次官の)前川喜平参考人に和泉洋人首相補佐官との面会の日付などを聞く」
前川氏
「昨年9月から10月にかけて、私は和泉さんのもとを数回訪れている。昨年9月9日、和泉補佐官の官邸4階の執務室を訪ねたのが、おおむね午後3時ごろだ。その際、国家戦略特区の獣医学部新設について手続きを早く進めろという話があって、これについて私は今治の加計学園のことであると承知した。
その際に、和泉補佐官から『このことは総理が自分の口から言えないから、自分が代わって言う』と。こういった話がありました。私は、これは加計学園と総理との関係があれば確かにそういうことなんだろうなと。総理が自分の口からはいえないという事情はそこで納得した。
その日のうちに担当課である高等教育局専門教育課にこういった事実関係を伝えておいた。ただ、このことが大臣の意思決定に影響を与えるということは必ずしも好ましくないと考えて、私自身から大臣に報告はしていません。これをどう処理するかは担当局担当課に任せたということだ。
9月29日午後2時ごろ、私からアポイントをとって、和泉補佐官のところを訪ねた記憶がある。この日は9月26日に文科省の専門教育課の者が内閣府に呼び出されて、平成30年4月の開学を大前提にして最短のスケジュールをつくれと、これは『官邸の最高レベルが言っている』ことであるというような申し渡しを受けてきた。私がこの話を担当課から聞いたのは28日で、その際に大臣の感触なども聞いた。大臣は非常に慎重だったし、なぜ30年4月開学なのか、あるいは党の手続きにかけなくて良いのか、そういったことに大臣は大変ご懸念があったと認識していた。
そういったことを踏まえた上で29日に、9日には和泉補佐官からいわば宿題を投げられた形だったので、宿題は一応は返さなくてはいけないということで、29日の午後2時ごろですが、和泉補佐官のもとを訪ねて、獣医学部の件についてはなかなか難しいですと。引き続き検討しますということを申し上げた。
さらに10月17日にこれは和泉補佐官から呼び出しを受けて、おおむね午後4時前後ですが、和泉補佐官の官邸4階の執務室を訪ねた。その際にも和泉補佐官からは、国家戦略特区における獣医学部新設の件、早く進めてほしいというような話があったが、この時点においてもなお、文科省としてははっきりとした方針は立てていなかった。というのはやはり、加計学園の獣医学部、この時点では加計学園と決まっていたわけではない。表向きは。しかし、暗黙の共通理解としては、加計学園のことであるということは文科省も内閣府も十分承知していた話だ。
その今治市からの具体的な提案、というのはとりもなおさず加計学園の具体的提案ですけれども、今治市からの具体的提案が9月21日の今治市分科会でも明らかになったわけだが、本当に日本再興戦略に記されているような4条件を本当に満たしているのか。文科省としては、とうてい確信を持てないし、その時点では強力なライバルである京都府、京都産業大が具体的な構想を持っているということを承知していたので、なかなか結論が出せない状況だった。そういった状況を踏まえて、10月17日の時点では引き続き検討中としか答えることができなかった。和泉補佐官にはそのようなことを申し上げたと記憶している」
大串氏
「もう一つ聞きたい。和泉補佐官の前に、8月下旬に木曽功参与の訪問を受けて『よろしく』といわれた。木曽さんが8月下旬で、時を空けずに9月に和泉補佐官からそういう話があった。前川さんはどういう印象をもったか」
前川氏
「木曽氏は内閣参与であり、加計学園の理事、千葉科学大学の学長という3つの肩書を持っていたが、その訪問を受けたのは8月26日の15時ごろだ。文科省の事務次官室でお受けした。30分ぐらいいらっしゃったが、その中で今治の獣医学部の新設を文科省として早く進めてほしいという話があって、これはご自身が内閣官房参与ではありましたけれど、加計学園の理事だから、加計学園の獣医学部を早く作ってほしいという趣旨だと受け止めた。
木曽理事は進め方についても文科省としては国家戦略特区の諮問会議の決定に従えばいいのだと。自分のところで考えて責任を負うのではなくて、国家戦略特区が決めたのだから、それに従うという形をとれば文科省の責任という形にはならないだろうという示唆があった。こういう国家戦略特区でいわばトップダウンで決めればいいという進め方にもご示唆があったということは、木曽理事は事前に内閣官房、ないし内閣府との間で進め方についての相談をしてきているのだろうと思った」
大串氏
「そういう動きがあった上での8月末と9月。事実関係に相違はないか」
和泉氏
「先ほどの答弁でも申し上げた通り、9月から10月にかけて、前川さんが私の部屋に来たことは何度かあったと記憶している。前川さんは、知らない仲ではないので『状況はどうですか』と聞いたのは事実だ。で、9月に来ていただいたときに前川さんはその中身を十分に理解しておられないようだったので、先ほど申し上げたとおり、『次官として全体をフォローしていただきたい』ということを申し上げたと思う。
加えて申し上げると、補佐官として特区諮問会議に陪席している。総理は常々、『岩盤規制改革を全体としてスピード感をもってやるべきだ』とおっしゃっていたので、前川さんに『スピード感をもって取り組んでほしい』ということは言った。ただ、不当な圧力をかけるものでも、行政を曲げてことを進めてほしいということでもない。
その上で、先ほど前川さんがおっしゃった、『総理が自分の口で言えないから、代わって私が言う』という表現は、仮にそういう極端な表現をしていれば私の記憶に残っているが、全く記憶に残っていません。従って、言ってございません。そういったことでございます」
大串氏「確認したい。『総理が言えないから、代わりに自分が言う』という発言ではなくても、相手がそう受け取るだろうという発言を9月9日に前川参考人にしなかったのか、記憶がないのか。はっきりしてほしい」
和泉氏
「しなかったと思っている」
大串氏
「そんなに遠い前の話じゃない。もう一度おたずねする。言わなかったんですか、記憶がないんですか。明確にお答えください」
和泉氏
「記録に残っていないので、私の記憶に従って答えるしかないが、言わなかったと思います」
大串氏
「両者の言い分が違う。和泉補佐官は国会から証人喚問の要請があれば受けられるか」
和泉氏
「国会が決めることなので、私はコメントしませんが、国会の決定には従います」
大串氏
「安倍晋三総理。この問題、発言が食い違っていて国民のもやもや感が残っている。総理は繰り返し国民に丁寧に説明をするとおっしゃっている。両者が参考人招致でなくて、証人喚問を受けるといっている。ぜひ自民党総裁として証人喚問を認めていただきたい」
安倍首相
「国会の運営ですから、まさにこれは国会がお決めになることであります。その上で申し上げれば、まさに公平公正であるべき行政がゆがめられたかどうかを今、議論しているわけです。松野博一文部科学相も山本幸三地方創生担当相も、そして私も出席し、和泉首相補佐官も藤原豊審議官も出席させていただいている。誠意をもって真実を述べている。
そして、ただいま和泉補佐官もこの予算員会の参考人として重要な責任を果たさなければいけないという思いで、ここで自分の今までの前川委員との関係についてもるる述べられたものと思う。いずれにせよ、われわれは国会から要請があれば誠意をもって説明させていただきたい」
大串氏
「私は自民党総裁としてお聞きした。ここまで核心の2人の答弁が食い違う。だから真実が明らかにならない。総理は繰り返し説明責任を果たすと言っている。証人喚問を行うべしということをお答えいただきたい。それが国民への丁寧な説明をする責任の果たし方だ」
安倍首相
「国会が予算委員会において決められたことですから、われわれは政府として責任を果たしているところでございます」
大串氏
「2人の意見が食い違っている。だから虚偽の答弁ができない証人喚問という場で行うべきだ。総理は証人喚問をやると決められる立場にある。ぜひ、この場で証人喚問を受けていただきたい」
安倍首相
「証人喚問を開くという、私の権限できるというご指摘がございましたが、お言葉ですが、私は総理大臣、行政府の長でして、委員会の運営については委員会において自主的に判断されるということはご承知の通りであろうと思います。ですから、国会においてお決めいただきたい。プロセスの食い違いが出ているということについてはですね、反省点として考えていかなければならないと考えております」
大串氏
「聞いていない質問に答えないでください。閉会中審査で論点が出てきた。まさにここがポイントで、両者の食い違いがある。そこを証人喚問する。国民の皆さんはここで決着をつけてくれと思っていますよ。それができるのは総理なんですよ。ぜひ決めていいただきたい。決めないと、説明責任を果たすという言葉が口だけだということを明らかにしている」
《浜田靖一委員長が発言する。
「一言申し上げます。あくまでも委員会の決定は委員会の理事会において決定するわけですので、言い方を間違えないようにしていただければと思います」》
大串氏
「言い方を間違えないようにしますが、この委員会が開かれたのは総理のイニシアチブがあったからだ。証人喚問も総理のイニシアチブで前に進めてもらいたい。約束されなかったのは極めて残念です」
大串氏
「総理と加計理事長との関係。50年ぶりに加計学園が獣医学部を新設するに当たり、総理と特別な関係にあったんじゃないか。第2次安倍政権になって公になっているところだけでも14回の食事、ゴルフです。平成25年が1回、26年が3回、27年が3回、去年が7回。去年が圧倒的に多い。しかも昨年7月以降が6回。まさにこの夏から秋にかけて国家戦略特区の獣医学部新設の話がどっと進んだ。改めてこの中でも一度も加計理事長が獣医学部新設を願い出ているということは話題にも上がらなかったのか」
安倍首相「先ほど答弁いたしました通り、加計さんとは政治家になる前からの友人関係です。しかし、彼が私の地位や立場を利用して、何かを成し遂げようとすることは一度もなかった。彼はチャレンジ精神をもった人物であり、時代のニーズに合わせて、新しい学部や学科の新設に挑戦していきたいというお話は聞いたことはございますが、今まで彼もさまざまな学部・学科を作ってきたわけでありますが、そういうことを含めて具体的に何かを今、今回で言えば獣医学部をつくりたい。さらには今治市にといった話は、一切ございませんでした」
大串氏
「加計理事長、構造改革特区にも十数回、獣医学部新設の申請をされている。2年前から国家戦略特区に移行して申請されている。総理は加計理事長が特区申請をしていると知ったのはいつですか」
安倍首相
「構造改革特区において加計理事長は申請していたわけですが、安倍政権においても4回申請され、民主党政権の最後に申請をされ、その判断をしたのは安倍政権であったものを入れると5回だが、5回ともわれわれは事実上認めていないわけです。構造改革特区は十数種の申請がございますが、認めていないものですので、そのときは説明は受けていない。ですから加計学園の申請が正式に認められた国家戦略特区諮問会議で私が知るところに至ったわけです」
大串氏
「正確にお答えください。いつですか」
安倍首相
「1月20日に加計学園の申請が正式に決定したわけでございます」
大串氏
「1月に初めて知ったということですか」
安倍首相
「先ほど申し上げました通り、私は知りうる立場にはあったわけですが、そのことについての具体的な説明はなかったわけでして、知った時期については今申し上げた通りでございます」
大串氏
「総理ね、本当に加計理事長が申請したこと自体を知ったのが1月20日ですか。にわかには信じられない。もう一度お答えください」
安倍首相
「今回の議論は今治市ということで議論されていました。事業者はその段階で決まっていないわけです。その観点から、先ほど申し上げました通りです」
大串氏
「申請を知ったのはいつですか。ぜひ答えてください」
安倍首相
「知ったということにつうては先ほど申し上げた通り、この1月の20日の特区諮問会議です」
大串氏
「総理、極めて真実でない答弁をしている。昨年秋も総理が議長の諮問会議が行われている。申請自治体が2つあるのはみんな知っている。総理だけが知らないなんてあり得ない」
安倍首相
「国家戦略特区制度については自治体が申請するわけです。そして私がいつもそこで指示するのは、個々の自治体、個別の県ではなくて、全体において常に指示をするわけでして、そこが国家戦略特区諮問会議およびワーキンググループの一つの特徴です。国家戦略特区諮問会議の民間委員が入ってオープンな議論を行っていく、そしてワーキンググループは民間の専門家で構成されているわけでして、中身について私に報告されることはない。私には国家戦略特区諮問会議にかかることについてのみ説明があるわけです」
大串氏
「申請は2自治体だけで、総理だけが知らなかったと考えにくい。なぜ疑っているかというと、昨年7月以降、加計理事長とのコンタクトが増えている。7月21日、山梨県の焼き肉屋。22日がゴルフ場。8月10日が河口湖の居酒屋。11日が山中湖のゴルフ場…。12月24日は写真でも出しました。フェイスブックにも載っていた写真だ。まさに認定に向けて動いているときにこれだけ会食しているので、なにがしかのことはあっただろうとみんなが思っている。まさか総理、これらの食事、ゴルフの代金などは総理がちゃんともってらっしゃるんでしょうね」
安倍首相
「私のプレー代は全て私が払っております」
大串氏
「食事代もそうですね」
安倍首相
「食事代については私がごちそうすることもありますし、先方が持つこともございます。ですがそれは私がもつ場合もあるわけでございます」
大串氏
「加計理事長が払われたこともあるわけですね」
安倍首相
「今にわかにはお答えできませんが、基本的にだいたい友人関係ですから割り勘で行っているときもありますし、私がごちそうすることも多々あるわけです」
大串氏
「きちんと答えてください。加計理事長から供応されたことも、お金を出されたこともあるんですね」
安倍首相
「いわばそこで何か頼まれて、ごちそうされたということは一切ないわけであります。友人関係ですから、こちらがご馳走することもあるし、先方もご馳走することがあるというのは申し上げた通りでございます」
大串氏
「国家公務員が権力関係のある人と食事してはいけない。総理は国家戦略特区諮問会議の議長だ。申請している人と何回も食事はするわ、ゴルフはするわ。これは大問題ですよ。このへんは加計さんにも聞いてみたい。加計理事長にこの場できちんと語ってもらうことが大事だと思いませんか」
安倍首相
「国会の運営については国会で、委員会でお決めになることです。加計氏の証人喚問ですが、国会においてお決めいただきたいと思います」
大串氏
「その逃げ腰は一体何なのか。あれだけ丁寧に説明するといいながら、逃げの一手に他ならない。委員長ぜひ、この場への加計理事長の参考人招致、できれば証人喚問もお願いしたい」
《浜田委員長
「理事会で協議させていただきます」》
民進党は思想・考え方の大きく違う人たちが集まっているわけだから
かなりしっかりした党としての意思統一や共通認識、
つまり、
ガバナンスがなければいけない。
それには抵抗のある人は多いだろう。
党の上の方から強制されたり制限されたりはいやに決まっている。
しかし、
民進党が一つの党としてやっていくには必要なことだ。
他の党ならいざ知らず、民進党のような成り立ちの党では
特に必要なことだ。
今回は特にそう思った。
今回の質問者の質問内容や質問の仕方
そして、相手の返答のシミュレーション。
それが党の中でしっかり揉まれたものだったのだろうか。
ああいう言葉を切り取ってイメージダウンをはかることが
党の中で揉まれ
その効果としてどのような効果を産むか議論されているのだろうか。
考え方の違う人間が集まり組織を作れば
共通の認識や共通の秩序を守らなければ
それぞれのエネルギーは勢力争いに向かうしかない。
民進党に厳しいガバナンスは必要なのだ。
気の早い人は
9月衆議院解散に動いている。
このままでは
民進党は自民党に勝てないから
自民党が政権を失うことはない。
自民党にとって悩ましいのは
憲法改正に必要な3分の2が取れるかどうかだろう。
このままでは民進党は問題にならない。
だからそこが強いガバナンスの必要性なのだ。
安倍首相と自民党はその辺の分析を慎重に丁寧にやることになるだろう。
内閣改造はそれで支持率が上がっても上がらなくても必要だと思う。
せっかく世の中が
「首相の人柄が信頼できない」
って言ってるのに
テレビで昨日のやりとりを見ているとどう見ても
民進党の方が信頼できない。
安倍首相が言う立場にないことを無理に言わせようとしたり
食事代をどっちが払ったとか
場面を切り取ってイメージダウンを狙うのがあまりにも見え見えで
本当に信頼を失う。
質問者の格で言えば完全に小野寺五典氏の勝ち。
大串氏のところを抜き出したが、ひどかったのは大串氏だけではない。
認可の白紙撤回をその場で迫った玉木氏も同じである。
特に玉木氏は獣医師会との繋がりがあるわけで
パフォーマンスの露骨さは目を疑う。
相手のアンフェアを糾弾するのにアンフェアな方法ではいけない。
民進党の大串博志政調会長は24日の衆院予算委員会で、学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部新設の意向について、安倍晋三首相が認識したのが「今年1月」との答弁を引き出した。
しかし首相と加計学園理事長のゴルフや食事の際にどちらが支払ったかなど政権のイメージダウンを狙う質問も目立った。主なやりとりは以下の通り。
大串氏
「(文部科学省前事務次官の)前川喜平参考人に和泉洋人首相補佐官との面会の日付などを聞く」
前川氏
「昨年9月から10月にかけて、私は和泉さんのもとを数回訪れている。昨年9月9日、和泉補佐官の官邸4階の執務室を訪ねたのが、おおむね午後3時ごろだ。その際、国家戦略特区の獣医学部新設について手続きを早く進めろという話があって、これについて私は今治の加計学園のことであると承知した。
その際に、和泉補佐官から『このことは総理が自分の口から言えないから、自分が代わって言う』と。こういった話がありました。私は、これは加計学園と総理との関係があれば確かにそういうことなんだろうなと。総理が自分の口からはいえないという事情はそこで納得した。
その日のうちに担当課である高等教育局専門教育課にこういった事実関係を伝えておいた。ただ、このことが大臣の意思決定に影響を与えるということは必ずしも好ましくないと考えて、私自身から大臣に報告はしていません。これをどう処理するかは担当局担当課に任せたということだ。
9月29日午後2時ごろ、私からアポイントをとって、和泉補佐官のところを訪ねた記憶がある。この日は9月26日に文科省の専門教育課の者が内閣府に呼び出されて、平成30年4月の開学を大前提にして最短のスケジュールをつくれと、これは『官邸の最高レベルが言っている』ことであるというような申し渡しを受けてきた。私がこの話を担当課から聞いたのは28日で、その際に大臣の感触なども聞いた。大臣は非常に慎重だったし、なぜ30年4月開学なのか、あるいは党の手続きにかけなくて良いのか、そういったことに大臣は大変ご懸念があったと認識していた。
そういったことを踏まえた上で29日に、9日には和泉補佐官からいわば宿題を投げられた形だったので、宿題は一応は返さなくてはいけないということで、29日の午後2時ごろですが、和泉補佐官のもとを訪ねて、獣医学部の件についてはなかなか難しいですと。引き続き検討しますということを申し上げた。
さらに10月17日にこれは和泉補佐官から呼び出しを受けて、おおむね午後4時前後ですが、和泉補佐官の官邸4階の執務室を訪ねた。その際にも和泉補佐官からは、国家戦略特区における獣医学部新設の件、早く進めてほしいというような話があったが、この時点においてもなお、文科省としてははっきりとした方針は立てていなかった。というのはやはり、加計学園の獣医学部、この時点では加計学園と決まっていたわけではない。表向きは。しかし、暗黙の共通理解としては、加計学園のことであるということは文科省も内閣府も十分承知していた話だ。
その今治市からの具体的な提案、というのはとりもなおさず加計学園の具体的提案ですけれども、今治市からの具体的提案が9月21日の今治市分科会でも明らかになったわけだが、本当に日本再興戦略に記されているような4条件を本当に満たしているのか。文科省としては、とうてい確信を持てないし、その時点では強力なライバルである京都府、京都産業大が具体的な構想を持っているということを承知していたので、なかなか結論が出せない状況だった。そういった状況を踏まえて、10月17日の時点では引き続き検討中としか答えることができなかった。和泉補佐官にはそのようなことを申し上げたと記憶している」
大串氏
「もう一つ聞きたい。和泉補佐官の前に、8月下旬に木曽功参与の訪問を受けて『よろしく』といわれた。木曽さんが8月下旬で、時を空けずに9月に和泉補佐官からそういう話があった。前川さんはどういう印象をもったか」
前川氏
「木曽氏は内閣参与であり、加計学園の理事、千葉科学大学の学長という3つの肩書を持っていたが、その訪問を受けたのは8月26日の15時ごろだ。文科省の事務次官室でお受けした。30分ぐらいいらっしゃったが、その中で今治の獣医学部の新設を文科省として早く進めてほしいという話があって、これはご自身が内閣官房参与ではありましたけれど、加計学園の理事だから、加計学園の獣医学部を早く作ってほしいという趣旨だと受け止めた。
木曽理事は進め方についても文科省としては国家戦略特区の諮問会議の決定に従えばいいのだと。自分のところで考えて責任を負うのではなくて、国家戦略特区が決めたのだから、それに従うという形をとれば文科省の責任という形にはならないだろうという示唆があった。こういう国家戦略特区でいわばトップダウンで決めればいいという進め方にもご示唆があったということは、木曽理事は事前に内閣官房、ないし内閣府との間で進め方についての相談をしてきているのだろうと思った」
大串氏
「そういう動きがあった上での8月末と9月。事実関係に相違はないか」
和泉氏
「先ほどの答弁でも申し上げた通り、9月から10月にかけて、前川さんが私の部屋に来たことは何度かあったと記憶している。前川さんは、知らない仲ではないので『状況はどうですか』と聞いたのは事実だ。で、9月に来ていただいたときに前川さんはその中身を十分に理解しておられないようだったので、先ほど申し上げたとおり、『次官として全体をフォローしていただきたい』ということを申し上げたと思う。
加えて申し上げると、補佐官として特区諮問会議に陪席している。総理は常々、『岩盤規制改革を全体としてスピード感をもってやるべきだ』とおっしゃっていたので、前川さんに『スピード感をもって取り組んでほしい』ということは言った。ただ、不当な圧力をかけるものでも、行政を曲げてことを進めてほしいということでもない。
その上で、先ほど前川さんがおっしゃった、『総理が自分の口で言えないから、代わって私が言う』という表現は、仮にそういう極端な表現をしていれば私の記憶に残っているが、全く記憶に残っていません。従って、言ってございません。そういったことでございます」
大串氏「確認したい。『総理が言えないから、代わりに自分が言う』という発言ではなくても、相手がそう受け取るだろうという発言を9月9日に前川参考人にしなかったのか、記憶がないのか。はっきりしてほしい」
和泉氏
「しなかったと思っている」
大串氏
「そんなに遠い前の話じゃない。もう一度おたずねする。言わなかったんですか、記憶がないんですか。明確にお答えください」
和泉氏
「記録に残っていないので、私の記憶に従って答えるしかないが、言わなかったと思います」
大串氏
「両者の言い分が違う。和泉補佐官は国会から証人喚問の要請があれば受けられるか」
和泉氏
「国会が決めることなので、私はコメントしませんが、国会の決定には従います」
大串氏
「安倍晋三総理。この問題、発言が食い違っていて国民のもやもや感が残っている。総理は繰り返し国民に丁寧に説明をするとおっしゃっている。両者が参考人招致でなくて、証人喚問を受けるといっている。ぜひ自民党総裁として証人喚問を認めていただきたい」
安倍首相
「国会の運営ですから、まさにこれは国会がお決めになることであります。その上で申し上げれば、まさに公平公正であるべき行政がゆがめられたかどうかを今、議論しているわけです。松野博一文部科学相も山本幸三地方創生担当相も、そして私も出席し、和泉首相補佐官も藤原豊審議官も出席させていただいている。誠意をもって真実を述べている。
そして、ただいま和泉補佐官もこの予算員会の参考人として重要な責任を果たさなければいけないという思いで、ここで自分の今までの前川委員との関係についてもるる述べられたものと思う。いずれにせよ、われわれは国会から要請があれば誠意をもって説明させていただきたい」
大串氏
「私は自民党総裁としてお聞きした。ここまで核心の2人の答弁が食い違う。だから真実が明らかにならない。総理は繰り返し説明責任を果たすと言っている。証人喚問を行うべしということをお答えいただきたい。それが国民への丁寧な説明をする責任の果たし方だ」
安倍首相
「国会が予算委員会において決められたことですから、われわれは政府として責任を果たしているところでございます」
大串氏
「2人の意見が食い違っている。だから虚偽の答弁ができない証人喚問という場で行うべきだ。総理は証人喚問をやると決められる立場にある。ぜひ、この場で証人喚問を受けていただきたい」
安倍首相
「証人喚問を開くという、私の権限できるというご指摘がございましたが、お言葉ですが、私は総理大臣、行政府の長でして、委員会の運営については委員会において自主的に判断されるということはご承知の通りであろうと思います。ですから、国会においてお決めいただきたい。プロセスの食い違いが出ているということについてはですね、反省点として考えていかなければならないと考えております」
大串氏
「聞いていない質問に答えないでください。閉会中審査で論点が出てきた。まさにここがポイントで、両者の食い違いがある。そこを証人喚問する。国民の皆さんはここで決着をつけてくれと思っていますよ。それができるのは総理なんですよ。ぜひ決めていいただきたい。決めないと、説明責任を果たすという言葉が口だけだということを明らかにしている」
《浜田靖一委員長が発言する。
「一言申し上げます。あくまでも委員会の決定は委員会の理事会において決定するわけですので、言い方を間違えないようにしていただければと思います」》
大串氏
「言い方を間違えないようにしますが、この委員会が開かれたのは総理のイニシアチブがあったからだ。証人喚問も総理のイニシアチブで前に進めてもらいたい。約束されなかったのは極めて残念です」
大串氏
「総理と加計理事長との関係。50年ぶりに加計学園が獣医学部を新設するに当たり、総理と特別な関係にあったんじゃないか。第2次安倍政権になって公になっているところだけでも14回の食事、ゴルフです。平成25年が1回、26年が3回、27年が3回、去年が7回。去年が圧倒的に多い。しかも昨年7月以降が6回。まさにこの夏から秋にかけて国家戦略特区の獣医学部新設の話がどっと進んだ。改めてこの中でも一度も加計理事長が獣医学部新設を願い出ているということは話題にも上がらなかったのか」
安倍首相「先ほど答弁いたしました通り、加計さんとは政治家になる前からの友人関係です。しかし、彼が私の地位や立場を利用して、何かを成し遂げようとすることは一度もなかった。彼はチャレンジ精神をもった人物であり、時代のニーズに合わせて、新しい学部や学科の新設に挑戦していきたいというお話は聞いたことはございますが、今まで彼もさまざまな学部・学科を作ってきたわけでありますが、そういうことを含めて具体的に何かを今、今回で言えば獣医学部をつくりたい。さらには今治市にといった話は、一切ございませんでした」
大串氏
「加計理事長、構造改革特区にも十数回、獣医学部新設の申請をされている。2年前から国家戦略特区に移行して申請されている。総理は加計理事長が特区申請をしていると知ったのはいつですか」
安倍首相
「構造改革特区において加計理事長は申請していたわけですが、安倍政権においても4回申請され、民主党政権の最後に申請をされ、その判断をしたのは安倍政権であったものを入れると5回だが、5回ともわれわれは事実上認めていないわけです。構造改革特区は十数種の申請がございますが、認めていないものですので、そのときは説明は受けていない。ですから加計学園の申請が正式に認められた国家戦略特区諮問会議で私が知るところに至ったわけです」
大串氏
「正確にお答えください。いつですか」
安倍首相
「1月20日に加計学園の申請が正式に決定したわけでございます」
大串氏
「1月に初めて知ったということですか」
安倍首相
「先ほど申し上げました通り、私は知りうる立場にはあったわけですが、そのことについての具体的な説明はなかったわけでして、知った時期については今申し上げた通りでございます」
大串氏
「総理ね、本当に加計理事長が申請したこと自体を知ったのが1月20日ですか。にわかには信じられない。もう一度お答えください」
安倍首相
「今回の議論は今治市ということで議論されていました。事業者はその段階で決まっていないわけです。その観点から、先ほど申し上げました通りです」
大串氏
「申請を知ったのはいつですか。ぜひ答えてください」
安倍首相
「知ったということにつうては先ほど申し上げた通り、この1月の20日の特区諮問会議です」
大串氏
「総理、極めて真実でない答弁をしている。昨年秋も総理が議長の諮問会議が行われている。申請自治体が2つあるのはみんな知っている。総理だけが知らないなんてあり得ない」
安倍首相
「国家戦略特区制度については自治体が申請するわけです。そして私がいつもそこで指示するのは、個々の自治体、個別の県ではなくて、全体において常に指示をするわけでして、そこが国家戦略特区諮問会議およびワーキンググループの一つの特徴です。国家戦略特区諮問会議の民間委員が入ってオープンな議論を行っていく、そしてワーキンググループは民間の専門家で構成されているわけでして、中身について私に報告されることはない。私には国家戦略特区諮問会議にかかることについてのみ説明があるわけです」
大串氏
「申請は2自治体だけで、総理だけが知らなかったと考えにくい。なぜ疑っているかというと、昨年7月以降、加計理事長とのコンタクトが増えている。7月21日、山梨県の焼き肉屋。22日がゴルフ場。8月10日が河口湖の居酒屋。11日が山中湖のゴルフ場…。12月24日は写真でも出しました。フェイスブックにも載っていた写真だ。まさに認定に向けて動いているときにこれだけ会食しているので、なにがしかのことはあっただろうとみんなが思っている。まさか総理、これらの食事、ゴルフの代金などは総理がちゃんともってらっしゃるんでしょうね」
安倍首相
「私のプレー代は全て私が払っております」
大串氏
「食事代もそうですね」
安倍首相
「食事代については私がごちそうすることもありますし、先方が持つこともございます。ですがそれは私がもつ場合もあるわけでございます」
大串氏
「加計理事長が払われたこともあるわけですね」
安倍首相
「今にわかにはお答えできませんが、基本的にだいたい友人関係ですから割り勘で行っているときもありますし、私がごちそうすることも多々あるわけです」
大串氏
「きちんと答えてください。加計理事長から供応されたことも、お金を出されたこともあるんですね」
安倍首相
「いわばそこで何か頼まれて、ごちそうされたということは一切ないわけであります。友人関係ですから、こちらがご馳走することもあるし、先方もご馳走することがあるというのは申し上げた通りでございます」
大串氏
「国家公務員が権力関係のある人と食事してはいけない。総理は国家戦略特区諮問会議の議長だ。申請している人と何回も食事はするわ、ゴルフはするわ。これは大問題ですよ。このへんは加計さんにも聞いてみたい。加計理事長にこの場できちんと語ってもらうことが大事だと思いませんか」
安倍首相
「国会の運営については国会で、委員会でお決めになることです。加計氏の証人喚問ですが、国会においてお決めいただきたいと思います」
大串氏
「その逃げ腰は一体何なのか。あれだけ丁寧に説明するといいながら、逃げの一手に他ならない。委員長ぜひ、この場への加計理事長の参考人招致、できれば証人喚問もお願いしたい」
《浜田委員長
「理事会で協議させていただきます」》
民進党は思想・考え方の大きく違う人たちが集まっているわけだから
かなりしっかりした党としての意思統一や共通認識、
つまり、
ガバナンスがなければいけない。
それには抵抗のある人は多いだろう。
党の上の方から強制されたり制限されたりはいやに決まっている。
しかし、
民進党が一つの党としてやっていくには必要なことだ。
他の党ならいざ知らず、民進党のような成り立ちの党では
特に必要なことだ。
今回は特にそう思った。
今回の質問者の質問内容や質問の仕方
そして、相手の返答のシミュレーション。
それが党の中でしっかり揉まれたものだったのだろうか。
ああいう言葉を切り取ってイメージダウンをはかることが
党の中で揉まれ
その効果としてどのような効果を産むか議論されているのだろうか。
考え方の違う人間が集まり組織を作れば
共通の認識や共通の秩序を守らなければ
それぞれのエネルギーは勢力争いに向かうしかない。
民進党に厳しいガバナンスは必要なのだ。
気の早い人は
9月衆議院解散に動いている。
このままでは
民進党は自民党に勝てないから
自民党が政権を失うことはない。
自民党にとって悩ましいのは
憲法改正に必要な3分の2が取れるかどうかだろう。
このままでは民進党は問題にならない。
だからそこが強いガバナンスの必要性なのだ。
安倍首相と自民党はその辺の分析を慎重に丁寧にやることになるだろう。
内閣改造はそれで支持率が上がっても上がらなくても必要だと思う。
藤井四段、棋聖戦2連勝「夏休みは強くなれるいい機会」
報道される量は減っても藤井聡太くん頑張っている。
藤井四段、棋聖戦2連勝「夏休みは強くなれるいい機会」/将棋
藤井聡太四段が24日、
棋聖戦1次予選で2連勝し、
羽生善治棋聖への挑戦を目指しスタートを切った。
10連覇中の羽生棋聖と対戦するには11連勝が必要。
藤井四段は
「強くなることが最優先」
と“15の夏”は将棋漬けを宣言した。
持ち時間1時間の早指し戦で、
まずは西川慶二七段(55)と対局。
先手で序盤から優位に進め、113手で押し切った。
「途中、無理気味に動いてしまって苦しくしてしまったけど、なんとか勝つことができてホッとしています」
15歳初Vを決めると持参した昼食をとり、
午後2時からは巨漢・阪口悟五段(38)と対峙。
先月7日の上州YAMADAチャレンジ杯で終盤追い詰められた強敵だ。
「前回は途中かなり苦しくしてしまったので、今回は内容重視で指そうと思ってました」
今度は後手。
序盤こそ一進一退の攻防で、先手の阪口五段も「途中まではいい勝負」と手応えを感じていたが、19日で15歳になった藤井四段は、14歳のときの苦戦を糧にできていた。
阪口五段も自嘲した「不用意な一手」を見逃さず流れを引き寄せると、
持ち時間7分を残し、90手で連勝。
「きょうはちょっと完敗ですね…」と肩を落とす阪口五段と対照的に、
「落ち着いて臨めたなと思います」と言葉少なに喜びを語った。
これで1次予選突破まであと2勝。
羽生棋聖に挑むためには2次予選3連勝、
決勝トーナメント4連勝で、
計11連勝しなければならない。
対局後、
夏休みの過ごし方を聞かれると迷うことなく“将棋ファースト”を表明した。
「夏休みは時間的にかなり余裕ができた。
強くなれるいい機会。まだまだ読みの精度、形勢判断の精度が足りない。
いまは強くなることが最優先だと思っているので、そちらに集中したい」
酷暑にも、15歳の進化は止まらない。
彼を早熟の天才と言ってしまうのは簡単だけど
そういうことよりも、
彼は見ていて何かとても気持ち良くさせるものがある。
それも一つ二つではない。
とりあえず一つ二つをあげれば
「ブレないこと」
と
「飾らないこと」。
将棋ファーストという言い方が良い言い方かどうかは別にしても
彼の頭の中は「将棋」と「それ以外」の二つしかなくて
一生懸命「それ以外」を減らして「将棋」を増やそうと常に頑張ってるのだろう。
彼のどの言葉を見てもそういう「将棋」に向かう姿勢がブレていない。
28連勝した時でさえそれを感じた。
28連勝はもちろん本人も嬉しいことだろうが、
その言葉を聞いていると
嬉しいけどその嬉しさはあたかも俗世間のことで
「将棋の中身の世界とは別」
と感じさせるほど
28連勝には何かあっさりしながら
「強くなること」には
貪欲の炎を絶やさない。
だから当然
「飾る」とか「良く見せる」とか
あるわけない。
彼にとってはありのまましかない
それ以上でもそれ以下でもない。
そしてそういう姿はそうそうお目にかかれるものではない。
別に無理して高校行かなくてもいいんじゃないか。
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藤井四段、棋聖戦2連勝「夏休みは強くなれるいい機会」/将棋
藤井聡太四段が24日、
棋聖戦1次予選で2連勝し、
羽生善治棋聖への挑戦を目指しスタートを切った。
10連覇中の羽生棋聖と対戦するには11連勝が必要。
藤井四段は
「強くなることが最優先」
と“15の夏”は将棋漬けを宣言した。
持ち時間1時間の早指し戦で、
まずは西川慶二七段(55)と対局。
先手で序盤から優位に進め、113手で押し切った。
「途中、無理気味に動いてしまって苦しくしてしまったけど、なんとか勝つことができてホッとしています」
15歳初Vを決めると持参した昼食をとり、
午後2時からは巨漢・阪口悟五段(38)と対峙。
先月7日の上州YAMADAチャレンジ杯で終盤追い詰められた強敵だ。
「前回は途中かなり苦しくしてしまったので、今回は内容重視で指そうと思ってました」
今度は後手。
序盤こそ一進一退の攻防で、先手の阪口五段も「途中まではいい勝負」と手応えを感じていたが、19日で15歳になった藤井四段は、14歳のときの苦戦を糧にできていた。
阪口五段も自嘲した「不用意な一手」を見逃さず流れを引き寄せると、
持ち時間7分を残し、90手で連勝。
「きょうはちょっと完敗ですね…」と肩を落とす阪口五段と対照的に、
「落ち着いて臨めたなと思います」と言葉少なに喜びを語った。
これで1次予選突破まであと2勝。
羽生棋聖に挑むためには2次予選3連勝、
決勝トーナメント4連勝で、
計11連勝しなければならない。
対局後、
夏休みの過ごし方を聞かれると迷うことなく“将棋ファースト”を表明した。
「夏休みは時間的にかなり余裕ができた。
強くなれるいい機会。まだまだ読みの精度、形勢判断の精度が足りない。
いまは強くなることが最優先だと思っているので、そちらに集中したい」
酷暑にも、15歳の進化は止まらない。
彼を早熟の天才と言ってしまうのは簡単だけど
そういうことよりも、
彼は見ていて何かとても気持ち良くさせるものがある。
それも一つ二つではない。
とりあえず一つ二つをあげれば
「ブレないこと」
と
「飾らないこと」。
将棋ファーストという言い方が良い言い方かどうかは別にしても
彼の頭の中は「将棋」と「それ以外」の二つしかなくて
一生懸命「それ以外」を減らして「将棋」を増やそうと常に頑張ってるのだろう。
彼のどの言葉を見てもそういう「将棋」に向かう姿勢がブレていない。
28連勝した時でさえそれを感じた。
28連勝はもちろん本人も嬉しいことだろうが、
その言葉を聞いていると
嬉しいけどその嬉しさはあたかも俗世間のことで
「将棋の中身の世界とは別」
と感じさせるほど
28連勝には何かあっさりしながら
「強くなること」には
貪欲の炎を絶やさない。
だから当然
「飾る」とか「良く見せる」とか
あるわけない。
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それ以上でもそれ以下でもない。
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2017年07月24日
仙台市長選 国政が直撃 敗れた与党陣営、恨み節
仙台市長選挙の報道
毎日新聞の記事より抜粋
仙台市長選 国政が直撃 敗れた与党陣営、恨み節
国政の与野党対決の構図となった仙台市長選。
自民、公明両党が支持する冠婚葬祭会社社長の菅原裕典氏は、
民進、共産、社民各党の県組織と自由党が共闘する元民進党衆院議員の郡和子氏(60)に敗れた。
学校法人「加計学園」問題や自民党議員の相次ぐ暴言・失言問題などの影響がもろに出たと言え、
菅原氏の陣営からは
「タイミングが悪すぎた」
との恨み節も漏れた。
野党共闘で支援する元衆院議員、郡和子氏(60)に自民支持層の2割弱が投票した。
加計(かけ)学園、稲田朋美防衛相の資質などの問題が、
誰に投票するかに「影響した」という声も複数聞かれた。
郡氏は民進支持層の8割強を固め、支持政党なしと答えた無党派層を半数近く取り込んだ。
自民、公明両党県組織が支持する
冠婚葬祭会社社長、菅原裕典氏(57)は自民支持層の7割を固めたが、
無党派層からの支持は2割強にとどまり浸透できなかった。
自民支持層のある有権者は、
安倍内閣の諸問題への対応に疑問は抱きながらも
「消極的に自民候補を支持した」
と複雑な心境を明かした。
加計学園問題などで投票先を決めた有権者は、
理由について「安倍内閣を支持できないから」と答えた。
一方、無党派層の2割が元衆院議員の林宙紀氏(39)に投票した。
堅実な経営者の典型のような菅原氏は確かに
「タイミングが悪すぎた」
し
郡和子氏は
「タイミングが良すぎた。」
郡和子氏は地元の民放のアナウンサーを長く勤めた方で
小池さんように全国区ではないが地元での知名度好感度は高い
だからむしろ菅原氏が善戦したいう評価も地元にはある。
仙台の住人の中には
「郡和子さんは小池さんほど有名ではないけど小池さんより優しいからいい」
という人がいて思わず笑った。
だから「国政を直撃」とも単純には考えない。
普通に見ても
みんなが知ってる郡さんと
経営してる会社はみんな知ってるが経営者の名前はほとんど誰も知らない菅原氏だったら
菅原さんはよくて拮抗しても、
郡さんが勝つのは不思議ではない。
しかし、というかやはり、新聞は
「国政を直撃」
と書くのだなあああ
と思った。
と
書くと、偏った報道をするなという話になるわけだが、
それはそうとして、
安倍政権がここまでマスコミを敵に廻したのは何か
もっと言えば、
様々な要因はあるにしても
一番のツボはなんだったのだろうかとここ数日考えていた。
一番のツボである。
一番のツボは三つぐらいあるかもしれないが
それでも一番のツボである。
昨日、このブログの前ページを書きながら思ったが
ズバリ一番のツボは
「籾井会長」
だと思った。
NHK「AIに聞いてみた どうすんのよ!?ニッポン」
が面白いと思ったことは前ページに書いたが
面白いと思ったことの中身は
番組そのものだけではなく
「NHKの考え方」がちょっと変わったと思ったことも十分に面白いと思った
そのあとそう言えば
前NHK会長籾井勝人がやめたのは3月ごろだったかなあと。。。。。
マスコミが偏った報道してはいけないように
政治がマスコミをいじってはいけない。
特にNHKに籾井会長のような人はまずい。
能力の高い人物ではあるかもしれないが、
三井物産で成功した人物がNHKでうまくいくわけないことは子供でもわかる
とは言わないまでも
頭のいい少し生意気な高校生ぐらいならわかる。
安倍首相が高校生より頭が悪いと言っているのではない
安倍首相なのか周りの人間かはわからないが
そういうある種の感受性が不足していた時期があったのは確かだろう。
民主党に大勝した後だからそういうムードにもなったのだろうが
その後のアベノミクスはそれなり評価はするが
民主党に大勝したのは民主党政権がひどすぎたからだし
民主党が政権取ったのもその前の自民党政権がひどすぎたからだ。
籾井会長のようなタイプの人は
相手に直接言葉で言わなくても相手にプレッシャーを感じさせる。
それは民間企業の管理職としては大いに有効で
それができる人は管理能力の優れた人ということになる。
実は部下は怖がってるだけなのだが。
それはNHKではまずい
安倍首相やその周囲の人々が考える以上にマスコミへの圧力と受け取られる。
中には
「朝日新聞が偏ってるからなんとか対抗しなければ」
と考えたりした人もいるかもしれない。
しかしそれこそが争いを
「子供の喧嘩」
にしてしまう。
実際NHKは直接の言葉での指示はなくとも
何かギクシャクして居心地の悪い状態があったのだろう。
その状態は
安倍政権=マスコミの敵
と結果的に他のマスコミにも思わせることになり
安倍政権=日本の敵
という図式が無意識のうちに固定される。
その短絡度合いは
朝日新聞=日本の敵
と思ってる人と
本当に似ているのだが
ともに
根っこは「正しいことをする」という善意なので
「人は善意からしたことには反省はない(河合隼雄)」。
とにかく
マスコミは偏った報道してはいけないし
政治はマスコミのシステムをいじってはいけない。
中国ではくまのプーさんまで検閲対象になっている。
当事者にはそれなりの言い分はあるだろうが
くまのプーさんの画像を公権力が取り締まる様子を見たら
まともな国だとは思わないのが世界標準だ。
どっちにしても今の状態は
どちらも全体の不利益になることをしている自覚を持って欲しい。
そして
どちらも全体の利益になることをして欲しい。
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毎日新聞の記事より抜粋
仙台市長選 国政が直撃 敗れた与党陣営、恨み節
国政の与野党対決の構図となった仙台市長選。
自民、公明両党が支持する冠婚葬祭会社社長の菅原裕典氏は、
民進、共産、社民各党の県組織と自由党が共闘する元民進党衆院議員の郡和子氏(60)に敗れた。
学校法人「加計学園」問題や自民党議員の相次ぐ暴言・失言問題などの影響がもろに出たと言え、
菅原氏の陣営からは
「タイミングが悪すぎた」
との恨み節も漏れた。
野党共闘で支援する元衆院議員、郡和子氏(60)に自民支持層の2割弱が投票した。
加計(かけ)学園、稲田朋美防衛相の資質などの問題が、
誰に投票するかに「影響した」という声も複数聞かれた。
郡氏は民進支持層の8割強を固め、支持政党なしと答えた無党派層を半数近く取り込んだ。
自民、公明両党県組織が支持する
冠婚葬祭会社社長、菅原裕典氏(57)は自民支持層の7割を固めたが、
無党派層からの支持は2割強にとどまり浸透できなかった。
自民支持層のある有権者は、
安倍内閣の諸問題への対応に疑問は抱きながらも
「消極的に自民候補を支持した」
と複雑な心境を明かした。
加計学園問題などで投票先を決めた有権者は、
理由について「安倍内閣を支持できないから」と答えた。
一方、無党派層の2割が元衆院議員の林宙紀氏(39)に投票した。
堅実な経営者の典型のような菅原氏は確かに
「タイミングが悪すぎた」
し
郡和子氏は
「タイミングが良すぎた。」
郡和子氏は地元の民放のアナウンサーを長く勤めた方で
小池さんように全国区ではないが地元での知名度好感度は高い
だからむしろ菅原氏が善戦したいう評価も地元にはある。
仙台の住人の中には
「郡和子さんは小池さんほど有名ではないけど小池さんより優しいからいい」
という人がいて思わず笑った。
だから「国政を直撃」とも単純には考えない。
普通に見ても
みんなが知ってる郡さんと
経営してる会社はみんな知ってるが経営者の名前はほとんど誰も知らない菅原氏だったら
菅原さんはよくて拮抗しても、
郡さんが勝つのは不思議ではない。
しかし、というかやはり、新聞は
「国政を直撃」
と書くのだなあああ
と思った。
と
書くと、偏った報道をするなという話になるわけだが、
それはそうとして、
安倍政権がここまでマスコミを敵に廻したのは何か
もっと言えば、
様々な要因はあるにしても
一番のツボはなんだったのだろうかとここ数日考えていた。
一番のツボである。
一番のツボは三つぐらいあるかもしれないが
それでも一番のツボである。
昨日、このブログの前ページを書きながら思ったが
ズバリ一番のツボは
「籾井会長」
だと思った。
NHK「AIに聞いてみた どうすんのよ!?ニッポン」
が面白いと思ったことは前ページに書いたが
面白いと思ったことの中身は
番組そのものだけではなく
「NHKの考え方」がちょっと変わったと思ったことも十分に面白いと思った
そのあとそう言えば
前NHK会長籾井勝人がやめたのは3月ごろだったかなあと。。。。。
マスコミが偏った報道してはいけないように
政治がマスコミをいじってはいけない。
特にNHKに籾井会長のような人はまずい。
能力の高い人物ではあるかもしれないが、
三井物産で成功した人物がNHKでうまくいくわけないことは子供でもわかる
とは言わないまでも
頭のいい少し生意気な高校生ぐらいならわかる。
安倍首相が高校生より頭が悪いと言っているのではない
安倍首相なのか周りの人間かはわからないが
そういうある種の感受性が不足していた時期があったのは確かだろう。
民主党に大勝した後だからそういうムードにもなったのだろうが
その後のアベノミクスはそれなり評価はするが
民主党に大勝したのは民主党政権がひどすぎたからだし
民主党が政権取ったのもその前の自民党政権がひどすぎたからだ。
籾井会長のようなタイプの人は
相手に直接言葉で言わなくても相手にプレッシャーを感じさせる。
それは民間企業の管理職としては大いに有効で
それができる人は管理能力の優れた人ということになる。
実は部下は怖がってるだけなのだが。
それはNHKではまずい
安倍首相やその周囲の人々が考える以上にマスコミへの圧力と受け取られる。
中には
「朝日新聞が偏ってるからなんとか対抗しなければ」
と考えたりした人もいるかもしれない。
しかしそれこそが争いを
「子供の喧嘩」
にしてしまう。
実際NHKは直接の言葉での指示はなくとも
何かギクシャクして居心地の悪い状態があったのだろう。
その状態は
安倍政権=マスコミの敵
と結果的に他のマスコミにも思わせることになり
安倍政権=日本の敵
という図式が無意識のうちに固定される。
その短絡度合いは
朝日新聞=日本の敵
と思ってる人と
本当に似ているのだが
ともに
根っこは「正しいことをする」という善意なので
「人は善意からしたことには反省はない(河合隼雄)」。
とにかく
マスコミは偏った報道してはいけないし
政治はマスコミのシステムをいじってはいけない。
中国ではくまのプーさんまで検閲対象になっている。
当事者にはそれなりの言い分はあるだろうが
くまのプーさんの画像を公権力が取り締まる様子を見たら
まともな国だとは思わないのが世界標準だ。
どっちにしても今の状態は
どちらも全体の不利益になることをしている自覚を持って欲しい。
そして
どちらも全体の利益になることをして欲しい。
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2017年07月23日
NHK「AIに聞いてみた どうすんのよ!?ニッポン」
2017年7月22日(土) 午後7時30分〜9時49分 放送の
NHK 「AIに聞いてみた どうすんのよ!?ニッポン」
が面白かった
NHKの番組ホームページ
「どうしたら心配のない老後を迎えられるの?」
「何をしたら、子育ての環境はよくなるの?」
「幸せに暮らすにはどうしたらいいの?」
「どうしたらニッポンの未来は明るくなるの?」
といった、私たちが感じている疑問や難問。
その解決策のヒントを、AI(人工知能)が導きだし、
従来にはない「一手」を考えていこうという新たなシリーズのプロローグ。
NHKでは、
人口動態や介護、医療、格差、消費など様々な社会を映し出す5000を超える公共のデータを入手。
「風が吹けば桶屋が儲かる」といった具合に、
複雑に、間接的に影響し合っているそれぞれのデータの関係性をAIが解析し、
日本の社会構造を詳らかに分析した。
その結果、日本を変えるカギを握っているのが、高齢者でも子どもでもなく、
「40代ひとり暮らし」
であることが判明。
労働時間や老後の介護、空き家問題などを良くするのも悪化させるのも、
「40代ひとりぐらし」の人たちの選択にかかっていることが見えてきた。
さらに、大学や研究機関が持っている、
匿名の個人1万人を追跡調査しているデータも解析したところ、幸せに暮らすための意外な条件や、
若者世代に芽生えている、従来にはない価値観が明らかになるなど、
これまで注目されてこなかった「一手」が見えてきた。AIが解析した内容を、
スタジオでたっぷり味わっていく。
率直に
面白かった。
内容も面白かったが、番組の作り方もよく考えられている。
MCにマツコを起用したのは正解。
有働さんの偏りのない考え方や語り口もこの番組の性格にはとても大切。
また
ナレーションの一部に芦田愛菜を使ったのも良い。
芦田愛菜はもう「可愛いしっかり者の子役」ではなくて
藤井聡太などと並ぶ優れた早熟の知性だと思っている。
テレビが今の芦田愛菜をどう扱うか興味があったので
この手の番組に使ったのは面白いと思った。
ネット上には色々な意見がある。
「相関関係と因果関係が区別できてるのか」
とか
「NHKのAIは冷たい」
とか
その他結構様々な意見を見るが
私はかなり肯定的に見る。
相関関係と因果関係の区別ができることは
これからAIが活躍するの世の中になれば
とても大切なことにはなるだろうが
それを区別できる人が少ないから
AIはダメだと言うことにはならない。
確かに
AIは相関関係は示してくれるが
因果関係を解き明かしてくれるわけではないことは
よく知られなければならない。
つまり
Aが増えればBも増え
Aが減ればBも減る
という相関関係があった場合
Aが原因でBが結果である可能性
と
Bが原因でAが結果である可能性
そして
AもBもCという原因の結果である可能性がある。
しかもどの場合も可能性。
このあたりはしっかり前提として認識しておく必要はある。
そして
結果を変えれば原因が消えると思っている人が結構いるが、
そういうことがないことも思いの外重要。
だから
車があれば便利だが車を運転する技術が必要なように
AIが一般化すれば便利になるが
それを扱う人間の知性も今よりは必要になるってことだろう。
番組の進め方を見ても言えることだが
AIは答えを出してくれるのではなくて
AIは人間が普段気づかない問題を提起してくれるもので
人間はその提起された問題をしっかり時間をかけて
しっかり話し合っていくことが必要なのだろう。
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NHK 「AIに聞いてみた どうすんのよ!?ニッポン」
が面白かった
NHKの番組ホームページ
「どうしたら心配のない老後を迎えられるの?」
「何をしたら、子育ての環境はよくなるの?」
「幸せに暮らすにはどうしたらいいの?」
「どうしたらニッポンの未来は明るくなるの?」
といった、私たちが感じている疑問や難問。
その解決策のヒントを、AI(人工知能)が導きだし、
従来にはない「一手」を考えていこうという新たなシリーズのプロローグ。
NHKでは、
人口動態や介護、医療、格差、消費など様々な社会を映し出す5000を超える公共のデータを入手。
「風が吹けば桶屋が儲かる」といった具合に、
複雑に、間接的に影響し合っているそれぞれのデータの関係性をAIが解析し、
日本の社会構造を詳らかに分析した。
その結果、日本を変えるカギを握っているのが、高齢者でも子どもでもなく、
「40代ひとり暮らし」
であることが判明。
労働時間や老後の介護、空き家問題などを良くするのも悪化させるのも、
「40代ひとりぐらし」の人たちの選択にかかっていることが見えてきた。
さらに、大学や研究機関が持っている、
匿名の個人1万人を追跡調査しているデータも解析したところ、幸せに暮らすための意外な条件や、
若者世代に芽生えている、従来にはない価値観が明らかになるなど、
これまで注目されてこなかった「一手」が見えてきた。AIが解析した内容を、
スタジオでたっぷり味わっていく。
率直に
面白かった。
内容も面白かったが、番組の作り方もよく考えられている。
MCにマツコを起用したのは正解。
有働さんの偏りのない考え方や語り口もこの番組の性格にはとても大切。
また
ナレーションの一部に芦田愛菜を使ったのも良い。
芦田愛菜はもう「可愛いしっかり者の子役」ではなくて
藤井聡太などと並ぶ優れた早熟の知性だと思っている。
テレビが今の芦田愛菜をどう扱うか興味があったので
この手の番組に使ったのは面白いと思った。
ネット上には色々な意見がある。
「相関関係と因果関係が区別できてるのか」
とか
「NHKのAIは冷たい」
とか
その他結構様々な意見を見るが
私はかなり肯定的に見る。
相関関係と因果関係の区別ができることは
これからAIが活躍するの世の中になれば
とても大切なことにはなるだろうが
それを区別できる人が少ないから
AIはダメだと言うことにはならない。
確かに
AIは相関関係は示してくれるが
因果関係を解き明かしてくれるわけではないことは
よく知られなければならない。
つまり
Aが増えればBも増え
Aが減ればBも減る
という相関関係があった場合
Aが原因でBが結果である可能性
と
Bが原因でAが結果である可能性
そして
AもBもCという原因の結果である可能性がある。
しかもどの場合も可能性。
このあたりはしっかり前提として認識しておく必要はある。
そして
結果を変えれば原因が消えると思っている人が結構いるが、
そういうことがないことも思いの外重要。
だから
車があれば便利だが車を運転する技術が必要なように
AIが一般化すれば便利になるが
それを扱う人間の知性も今よりは必要になるってことだろう。
番組の進め方を見ても言えることだが
AIは答えを出してくれるのではなくて
AIは人間が普段気づかない問題を提起してくれるもので
人間はその提起された問題をしっかり時間をかけて
しっかり話し合っていくことが必要なのだろう。
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