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2017年07月22日
橋下徹「有田、早く辞職しろ」
橋下徹「有田、早く辞職しろ」 蓮舫代表の戸籍開示に関連し有田芳生議員を厳しく批判
7月18日、
蓮舫代表が二重国籍問題で会見
戸籍謄本の一部を公開し、台湾の国籍喪失許可証を公開
また、
戸籍の公開は 差別につながるとの意見
それについて19日に
橋下徹・前大阪市長(@hashimoto_lo)が『Twitter』にて
戸籍の開示は差別助長に繋がる!だって?自称人権派は恥ずかしげもなくよく言うよな。
俺は出自について散々報じられたけど、自称人権派は誰もその報道を批判しなかった。
あの報道に比べれば蓮舫さんの戸籍開示なんてどうってことないこと。
とツイートを行う。
他のユーザーから
週刊朝日が謝罪することになった橋下さんの差別的な出自の記事を「面白い」と言ってた有田芳生 @aritayoshifu が戸籍開示に必死で反対。
と、
有田芳生参議院議員の
佐野眞一「ハシシタ 救世主か衆愚の王か」(週刊朝日)がすこぶる面白い。
レイアウトも週刊誌界の常識を破る斬新さ。
取材スタッフに今西憲之さん、村岡正浩さんと最強コンビ。
橋下市長は朝日新聞の取材をさっそく拒否。
佐野さんの戦術にまんまとはまってしまったのは、その性格を知らない無謀反応だ。
という過去ツイートのキャプチャ画面を貼った返信が寄せられ、それに対し
橋下徹
参議院議員有田芳生が僕の出自を面白がっている証拠。
それが今、蓮舫さんの戸籍開示が差別に繋がるだって。
有田、早く辞職しろ。
自称人権派は有田を責めないのか
とツイートを行った。
また、同日『プレジデントオンライン』に
橋下徹“有田芳生の人権派面は偽物だ!”蓮舫さんの戸籍開示は評価できるが
という原稿をアップ。
そちらでも、 有田議員を厳しく批判している
二つのグループが争えば
敵味方に分かれるのは当たり前。
敵味方に別れれば
味方を擁護し
敵を攻撃するのも当たり前
そこまでの
「当たり前」
は認める。
しかし
政治家や社会的な影響力が大きい人が
本当にやってはいけないことは
「普遍的価値」
を歪めて
味方を擁護したり
敵を攻撃する
争いのツールとして使うこと。
つまり
「自由」(基本的なここの自由や表現の自由など)や
「平等」(反差別)や
「基本的人権」や 「事実の尊重」
のような
長い歴史の中で獲得して来て
今の社会の骨格を作り土台となっているような
仕組みや考え方を
敵グループには適用して
味方グループには適用しなかったり
とか
その逆とか
みたいに
自分の都合で使い分けることは
本当にいけないこと。
道義的にいけないという意味ではなくて
社会が立脚してる仕組みそのものを破壊する。
仕組みを破壊することは本当に罪が深い。
仕組みを破壊した後に起こることは
常に想像以上のことが起こるし
破壊した側も大きな不利益を受けることが多い。
つまり、最終的に誰も得をしない。
自分の立ってる台を切り取って相手に投げつけてたら
自分の立ってる場所だってなくなる
みたいなこと。
短絡的で近視眼的な視野に立った場合に起こることだということだ。
今、改憲を阻止したい人の中には
「目的のためには手段を選ばず」
と平気で考える人が増えてるように思う。
しかし、そのリスクはあまりよく考えているようには見えない。
政権がアンフェアだと言いつつ
それをアンフェアな方法で攻撃していたら
社会全体に利益は何も残らない。
政権がアンフェアかどうかはとりあえず置いておくとしても
アンフェアだと思われても仕方のないようなことが多すぎたのは事実。
余計なことを言う人が多すぎたのも事実。
自衛隊の存在を認める項目を加えるだけの改憲にしたとは言え
以前出された「自民党草案」は政権にとって今も大きなマイナス要因にしかなっていない。
意外とそれにはあまり気づいていないように見える。
だから
今大切なことは
政権が支持率を回復することでもなく
反政権が政権を打ち負かすことでもなく
社会にとっての「政治の価値」
を取り戻すこと
スゴーーーク平たく言えば
「めちゃくちゃをやめる」こと
それが
「普遍的な価値」をとりあえず守ることになる。
a>
7月18日、
蓮舫代表が二重国籍問題で会見
戸籍謄本の一部を公開し、台湾の国籍喪失許可証を公開
また、
戸籍の公開は 差別につながるとの意見
それについて19日に
橋下徹・前大阪市長(@hashimoto_lo)が『Twitter』にて
戸籍の開示は差別助長に繋がる!だって?自称人権派は恥ずかしげもなくよく言うよな。
俺は出自について散々報じられたけど、自称人権派は誰もその報道を批判しなかった。
あの報道に比べれば蓮舫さんの戸籍開示なんてどうってことないこと。
とツイートを行う。
他のユーザーから
週刊朝日が謝罪することになった橋下さんの差別的な出自の記事を「面白い」と言ってた有田芳生 @aritayoshifu が戸籍開示に必死で反対。
と、
有田芳生参議院議員の
佐野眞一「ハシシタ 救世主か衆愚の王か」(週刊朝日)がすこぶる面白い。
レイアウトも週刊誌界の常識を破る斬新さ。
取材スタッフに今西憲之さん、村岡正浩さんと最強コンビ。
橋下市長は朝日新聞の取材をさっそく拒否。
佐野さんの戦術にまんまとはまってしまったのは、その性格を知らない無謀反応だ。
という過去ツイートのキャプチャ画面を貼った返信が寄せられ、それに対し
橋下徹
参議院議員有田芳生が僕の出自を面白がっている証拠。
それが今、蓮舫さんの戸籍開示が差別に繋がるだって。
有田、早く辞職しろ。
自称人権派は有田を責めないのか
とツイートを行った。
また、同日『プレジデントオンライン』に
橋下徹“有田芳生の人権派面は偽物だ!”蓮舫さんの戸籍開示は評価できるが
という原稿をアップ。
そちらでも、 有田議員を厳しく批判している
二つのグループが争えば
敵味方に分かれるのは当たり前。
敵味方に別れれば
味方を擁護し
敵を攻撃するのも当たり前
そこまでの
「当たり前」
は認める。
しかし
政治家や社会的な影響力が大きい人が
本当にやってはいけないことは
「普遍的価値」
を歪めて
味方を擁護したり
敵を攻撃する
争いのツールとして使うこと。
つまり
「自由」(基本的なここの自由や表現の自由など)や
「平等」(反差別)や
「基本的人権」や 「事実の尊重」
のような
長い歴史の中で獲得して来て
今の社会の骨格を作り土台となっているような
仕組みや考え方を
敵グループには適用して
味方グループには適用しなかったり
とか
その逆とか
みたいに
自分の都合で使い分けることは
本当にいけないこと。
道義的にいけないという意味ではなくて
社会が立脚してる仕組みそのものを破壊する。
仕組みを破壊することは本当に罪が深い。
仕組みを破壊した後に起こることは
常に想像以上のことが起こるし
破壊した側も大きな不利益を受けることが多い。
つまり、最終的に誰も得をしない。
自分の立ってる台を切り取って相手に投げつけてたら
自分の立ってる場所だってなくなる
みたいなこと。
短絡的で近視眼的な視野に立った場合に起こることだということだ。
今、改憲を阻止したい人の中には
「目的のためには手段を選ばず」
と平気で考える人が増えてるように思う。
しかし、そのリスクはあまりよく考えているようには見えない。
政権がアンフェアだと言いつつ
それをアンフェアな方法で攻撃していたら
社会全体に利益は何も残らない。
政権がアンフェアかどうかはとりあえず置いておくとしても
アンフェアだと思われても仕方のないようなことが多すぎたのは事実。
余計なことを言う人が多すぎたのも事実。
自衛隊の存在を認める項目を加えるだけの改憲にしたとは言え
以前出された「自民党草案」は政権にとって今も大きなマイナス要因にしかなっていない。
意外とそれにはあまり気づいていないように見える。
だから
今大切なことは
政権が支持率を回復することでもなく
反政権が政権を打ち負かすことでもなく
社会にとっての「政治の価値」
を取り戻すこと
スゴーーーク平たく言えば
「めちゃくちゃをやめる」こと
それが
「普遍的な価値」をとりあえず守ることになる。
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2017年07月21日
ビビット“松居一代特集”に批判殺到 「さすがにやりすぎ」
松居船越問題は もういいやって思ってましたが
ちょっと面白い記事があったので
別の角度から。。。。。
ビビット“松居一代特集”に批判殺到
「さすがにやりすぎ」
情報番組『ビビット』(TBS系)の「松居一代特集」が視聴者の間で話題
7月17日の番組
松居一代アップした動画の音声検証をする企画
松居が11日にアップした動画では、感情的な話し方をしていたのに対し、
13日の動画では落ち着いて淡々とした語り口になっており、
そんな松居の話し方が怪談の稲川淳二(69)に似ているとネットで話題になっていることを紹介。
それを検証するため「日本音響研究所」に依頼し、二人の類似点を探った。
日本音響研究所の鈴木創所長は
「“実は”“ところが”と、2秒弱ぐらいの間を接続詞の後に作るのが二人に共通するところ」
「演説が上手な人がこのテクニックをよく使う」
と指摘。
日を追うごとに口調が変わる松居について
「周囲の反響を受けて、彼女自身が修正を重ねているのではないか」
と分析した。
しかし、この“松居特集”には
「さすがにやりすぎ」
と見る人も多い。
ネット上には
「もっと他に伝えなきゃいけない情報いくらでもあるでしょ」
「正直どうでもいい情報に時間割きすぎ」
「稲川淳二に似てること、そこまで検証必要か?」
と、批判が殺到している。
「『ビビット』では7月5日から松居一代を特集し続けてます。ワイドショーがどこも大きく扱っていた騒動ではありますが、この番組は特に長い時間を割いているんですね。13日の放送では約80分にわたって特集を組んでいました」(芸能誌ライター)
MCの真矢みき(53)は、音声検証のVTRを見て「あの検証必要なんですか?」とコメントしている。松居一代特集は番組内でも波紋を広げているようだ。
テレビって
終わってるなあ
と
つくづく思う。
この話は
テレビっていうものが
何を伝えればいいかってことが、
わからなくなっているってこと。
これは「 報道」についても言えることだけど、
一番簡単に言えば
「役に立つ情報を伝える」
ことができれば良い。
これは 誰でもわかる。
ところが
役に立つ情報と役に立たない情報の 境目がわからなくなっている。
それは
「役に立つ」ということがわかっていないのだと思う。
「ためしてガッテン」
みたいなわかりやすいNHKスタイルの情報が役に立って、
「ワイドショー的なもの」はそもそも役に立たないと
むしろワイドショー制作の側の人の方がそう思ってるのではないか。
「役に立つ」
ということはそんな単純なことではない。
今回の松居船越問題が良い説明の材料になる。
松居が今回のような「行動をした事実」は
知って役に立っている。
または、役に立ったと 心のどっかで感じている。
これは、松居に共感するしないにかかわりなく
何かを考え自分の経験に取り込み
自分にとって有益に使うことにはなる。
平たく例えると、
松居に対して
「自分がやってることがわかってるのかな?みっともない。」
と思った人はその経験を元に
自分が似た状況になった時に同じことはしない。
とか、
「あれじゃ船越さんの気持ちは戻らないなあ」
と思った人は
配偶者の気持ちを以前より敏感に受け取れるようになったかもしれない。
また
松居の行動に共感した人の中には
精神的な癒しを感じて、
これからのエネルギーにした人もいるかもしれない。
だから
「ためしてガッテン」みたいな番組でなくとも
役に立っているということ。
しかし
その同じ話題を
何日も延々と繰り返して
音声の分析までされると
役に立つと思う人はいない。
ここの境目がわからない
「プロ」
が多すぎる。
新聞もね。
だから
「ワイドショー」作ってる人たち自身が
そもそも
「わいどしょーって役に立たない」と思っていたんじゃないか
って思う。
だから
音声分析も
「役に立たないことやって何が悪い」
って思ってないか。
ワイドショー的な番組で視聴率一番とってるのは
NHKの「朝イチ」。
これは、有働さんが素敵だからでもなく
イノッチがヒューマニストだからでもなく
朝ドラのあとだからでもなく
「役に立つ」からです。
さらに言えば
単に情報の中身だけではなく
伝え方や取り上げ方も
楽しく面白く
「役に立ちやすく」
仕上げているのも見落とせない。
松居船越の騒動はもういい。
松居もネタが尽きてくると
誰にとっても何かやばいこと言ってしまいそうな気がするし。
ギャラ喋った時点で末期症状だって思わないと。
ちょっと面白い記事があったので
別の角度から。。。。。
ビビット“松居一代特集”に批判殺到
「さすがにやりすぎ」
情報番組『ビビット』(TBS系)の「松居一代特集」が視聴者の間で話題
7月17日の番組
松居一代アップした動画の音声検証をする企画
松居が11日にアップした動画では、感情的な話し方をしていたのに対し、
13日の動画では落ち着いて淡々とした語り口になっており、
そんな松居の話し方が怪談の稲川淳二(69)に似ているとネットで話題になっていることを紹介。
それを検証するため「日本音響研究所」に依頼し、二人の類似点を探った。
日本音響研究所の鈴木創所長は
「“実は”“ところが”と、2秒弱ぐらいの間を接続詞の後に作るのが二人に共通するところ」
「演説が上手な人がこのテクニックをよく使う」
と指摘。
日を追うごとに口調が変わる松居について
「周囲の反響を受けて、彼女自身が修正を重ねているのではないか」
と分析した。
しかし、この“松居特集”には
「さすがにやりすぎ」
と見る人も多い。
ネット上には
「もっと他に伝えなきゃいけない情報いくらでもあるでしょ」
「正直どうでもいい情報に時間割きすぎ」
「稲川淳二に似てること、そこまで検証必要か?」
と、批判が殺到している。
「『ビビット』では7月5日から松居一代を特集し続けてます。ワイドショーがどこも大きく扱っていた騒動ではありますが、この番組は特に長い時間を割いているんですね。13日の放送では約80分にわたって特集を組んでいました」(芸能誌ライター)
MCの真矢みき(53)は、音声検証のVTRを見て「あの検証必要なんですか?」とコメントしている。松居一代特集は番組内でも波紋を広げているようだ。
テレビって
終わってるなあ
と
つくづく思う。
この話は
テレビっていうものが
何を伝えればいいかってことが、
わからなくなっているってこと。
これは「 報道」についても言えることだけど、
一番簡単に言えば
「役に立つ情報を伝える」
ことができれば良い。
これは 誰でもわかる。
ところが
役に立つ情報と役に立たない情報の 境目がわからなくなっている。
それは
「役に立つ」ということがわかっていないのだと思う。
「ためしてガッテン」
みたいなわかりやすいNHKスタイルの情報が役に立って、
「ワイドショー的なもの」はそもそも役に立たないと
むしろワイドショー制作の側の人の方がそう思ってるのではないか。
「役に立つ」
ということはそんな単純なことではない。
今回の松居船越問題が良い説明の材料になる。
松居が今回のような「行動をした事実」は
知って役に立っている。
または、役に立ったと 心のどっかで感じている。
これは、松居に共感するしないにかかわりなく
何かを考え自分の経験に取り込み
自分にとって有益に使うことにはなる。
平たく例えると、
松居に対して
「自分がやってることがわかってるのかな?みっともない。」
と思った人はその経験を元に
自分が似た状況になった時に同じことはしない。
とか、
「あれじゃ船越さんの気持ちは戻らないなあ」
と思った人は
配偶者の気持ちを以前より敏感に受け取れるようになったかもしれない。
また
松居の行動に共感した人の中には
精神的な癒しを感じて、
これからのエネルギーにした人もいるかもしれない。
だから
「ためしてガッテン」みたいな番組でなくとも
役に立っているということ。
しかし
その同じ話題を
何日も延々と繰り返して
音声の分析までされると
役に立つと思う人はいない。
ここの境目がわからない
「プロ」
が多すぎる。
新聞もね。
だから
「ワイドショー」作ってる人たち自身が
そもそも
「わいどしょーって役に立たない」と思っていたんじゃないか
って思う。
だから
音声分析も
「役に立たないことやって何が悪い」
って思ってないか。
ワイドショー的な番組で視聴率一番とってるのは
NHKの「朝イチ」。
これは、有働さんが素敵だからでもなく
イノッチがヒューマニストだからでもなく
朝ドラのあとだからでもなく
「役に立つ」からです。
さらに言えば
単に情報の中身だけではなく
伝え方や取り上げ方も
楽しく面白く
「役に立ちやすく」
仕上げているのも見落とせない。
松居船越の騒動はもういい。
松居もネタが尽きてくると
誰にとっても何かやばいこと言ってしまいそうな気がするし。
ギャラ喋った時点で末期症状だって思わないと。
2017年07月20日
死はグッバイではなくシー・ユー・アゲインです
聖路加国際病院名誉院長の 日野原重明氏が死去したことが7月18日、分かりました。
105歳でした。
長生きしたことに注目が集まりやすいが
この方の105年はそんな単純ではない。
日経オンラインに良い文章があったので要約。
「2020年の東京オリンピックのとき、私は109歳なわけですが、いまからその準備を…」
在りし日の日野原氏が講演のたびに使っていたフレーズです。
その度に会場は笑いに包まれますが、本人はいたって真面目でした。
残念ながら東京五輪をその目で見ることはかないませんでしたが、日野原氏の生き方はこれからも多くの日本人に影響を与え続けていくでしょう。
「果たすべきミッション(使命)がある」
「私は疲労というものを感じたことがないのです」
日野原氏は100歳を超えてからも現役医師として、
講演のために全国を飛び回る。
著書も130冊を超え、
毎年のように新著を上梓してきた。
「この歳ですから、そりゃあ肉体的な疲労はありますよ。
でも一晩寝ると、朝はすっきりして、
『さあ、今日もやるぞー!』とフレッシュな気持ちで目覚めるわけです。
なぜなら、
果たすべきミッション(使命)があるからです」
日野原氏が自らに課しているミッションのうち最大のものが、
2000年から続けている
「新老人運動」
である。
日本の65歳以上人口は2015年9月、3384万人に達し、人口全体に占める割合は26.7%となった。
一方、働き手となる生産年齢人口(15〜64歳)は減り続け、2013年には8000万人を割り込んでいる。
これは32年ぶりのことで、少子高齢化は今後も間違いなく加速する。
この絶望的なほどの厳しい状況を、老人自らが動くことで良い方向に向けていこうというのが、日野原氏の「新老人運動」だ。
「90歳になったとき
『新しいことを創はじめたい』
と思いました。
そこで立ち上げたのが『新老人の会』です。
老人が慰め合うだけの会ではありません。
自分たちの社会に対するミッションを見つけ、それを実践する集まりです」
成人病を「生活習慣病」と言い換えるように提言
「政府は75歳以上のお年寄りを後期高齢者などと呼びますがね、あれはダメです。
老人という言葉には『人生経験を重ねた思慮深い人』という畏敬の念が入っている。
中国語で立派な人を『大人(ダーレン)』と呼ぶでしょう。あれに近いニュアンスですね」
「一方で、高齢者という言葉には『物理的に年を取った人』という意味しかない。
おまけに『後期』などと線引きをする。
あれはお役人の発想ですよ。
そう呼ばれた人たちがどう感じるか、人の気持ちを考えていない」
「私は、75歳以上のお年寄りを『新老人』と呼びたい。
世界のどこよりも早く超高齢化社会に入った日本の75歳以上は、国民の寿命が延びたことによって生まれた新しい階層だからです。
新老人たちが生き生きと活躍する社会を作ること。
それこそが私に与えられたミッションだと考えています」
「後期高齢者」を「新老人」と呼び換える。
「たったそれだけのことで何が変わるのか」と思われる方が多いかもしれない。
しかし言葉には人々の考え方を変える力がある。
日野原氏はかつて、 言葉による日本人の意識改革に成功している。
「昔は糖尿病や心疾患、脳血管疾患のことを
『成人病』
と呼びましたね。
そう呼ぶと患者さんたちが
『成人になったのだから、成人病にかかるのは仕方ない』
と思ってしまう」
「しかし、こうした病気は食生活や日頃の運動によって予防できるし、治癒もできる。
生活習慣が原因なら、それを改めればよいのです。
『成人病』を『生活習慣病』
と呼び換えるだけで、人々の意識は変わるのです。
だから公的な文書でもそう呼び換えるよう、政府に働きかけました」
厚生省
日野原氏らの提言を受け入れる形で90年代後半から
「生活習慣病」
に呼び変えた。
生活習慣病という言葉は日本人の間に広く定着。
それを予防するために多くの人が自分の体重や血圧を気にかけ、適度な運動を始めたり、食生活を改善したりし始めた。
「長寿ニッポン」を支える制度作りにも寄与
日野原重明氏は、「長寿ニッポン」を支える制度の定着にも貢献した
戦後間もない1947年、日本の医療事情は劣悪で、
病院も医師も薬も、すべてが不足していた。
日本人の平均寿命は男性50.1歳、女性54.0歳だった。
そんな時代にいち早く、
「病気を治す」
ことではなく
「病気にならないこと」
に注目した医師がいた。
聖路加国際病院の橋本寛敏元院長と、国立東京第一病院(現国立国際医療研究センター)の坂口康蔵元院長である。
日野原重明氏は橋本院長の右腕として予防医療の制度立ち上げに奔走した。
「病院は病気の人が来るところというのがそれまでの常識でしたが、病気を予防するためには健康な人が病院で受診する必要があるのです。
寿命が延びていけば、やがて健康な人がどう老いていくかという問題が重要になると我々は考えました」
「最初は『定期健康検査』と呼んでいましたが、
これを聞きつけた新聞記者が船を点検・修理するドックからの連想で
『人間ドック』
と書き、
いつの間にかこの呼び方が定着しました。
最初の利用者は政治家です。
政権についている時の政治家は激務に追われますが、内閣が辞職するとしばらく暇になる。
その期間に『体のお手入れをされたらどうですか』とお勧めしたのです」
聖路加の内科医長だった日野原氏は、国立東京第一の小山善之医長と組んで、人間ドックの仕組み作りを進めた。
人間ドックを健康保険の対象にしてもらうため、日野原氏と小山氏は東京・乃木坂にある健康保険組合連合会の本部にも通った。
血圧測定、血液検査、検尿、心電図、レントゲンといった健康診断の定番メニューはこの時に固まった。
「今は技術が進んだおかげで、日帰りでほとんどの検査が受けられますが、当時は検査機器の性能が劣っていたので、
検査をするのに1週間かかりました。優れた装置がなくて、当初は肝臓の検査はできませんでした」
こうして54年、国立東京第一と聖路加は日本初の人間ドックを開始した。
両病院合わせて7床でのスタートだった。
「健康な時に病院に行くという習慣は、当時の日本人にはありませんでした。
我々は病気を予防したり、早期に発見したりするためには、自覚症状がなくても定期的に健診を受けた方がいい、
という考え方を日本中に広めなくてはなりませんでした」
人間ドックを普及させるうえで、国民の誰もが名前を知っている政治家に受診してもらうことは大いに効果があった。
ある日、とある大物が聖路加の人間ドックにやってきた。
読売新聞のオーナーで衆院議員も務めていた正力松太郎氏である。
「1週間の健診の最後に会食の時間があったのですが、
正力さんに会いたい人たちが皆さん受診に来ましたよ」
この頃から日野原氏は正力氏の主治医になり、正力氏の最期をみとることになる。
こうしてまずは政財界の有力者から始まった人間ドックが徐々に一般の人々にも広がり、
「長寿ニッポン」を支える制度として定着していく。
死はグッバイではなくシー・ユー・アゲインです
増大が続く医療費について、医学界と経済界を代表する2人が話し合った
(「日経ビジネス」2015年6月1日号特集より、年齢は対談を行った2015年当時。)
高齢化社会に突き進む日本では老人の医療費増大が止まらない。
だが、老人を悪者にしても何も始まらない。
医学界と経済界を代表する2人の賢人は、
「医を仁術に終わらせてはならない」
と声をそろえた。
国民医療費は2025年に50兆円を超え、
そのうち6割以上を65歳以上の医療費が占める見込みだ。
日野原重明氏:
医療界だけではなく、社会全体で考えるべき問題だと思います。
まず無駄な医療をやめることです。
医療を営業と考える医者は延命治療に夢中になりがちです。
患者や家族には「長生きは良いことだ」という思い込みがあり、医者も延命した方がもうかるからです。
しかしチューブにつながれて最期を迎えることが患者や家族にとって本当の幸せでしょうか。
社会的にみれば膨大なコストがかかっている。
お年寄りに「長生きするな」と言っているのではありませんよ。
人生の質を言っているのです。
私は日本におけるホスピスの普及に力を注いできました。
ホスピスでは、天から与えられた命を、最後まで質高く全うすることに重きを置きます。
患者には「最期が来ましたよ」と自覚してもらい、
「また天国でお会いしましょう」
と家族とお別れしてもらいます。
グッバイではなくシー・ユー・アゲインです。
延命治療をやめれば、住み慣れた自宅で最期を迎える人が増えるでしょう。
病院より、自分がずっと生きてきた場所で最期を迎えたいと望む人は多いのではないでしょうか。
これを実現するには医者も患者も家族も考え方を改めなくてはなりません。
死に抗うのではなく、死を受け入れる考え方が必要です。
欧米ではこうした考え方の下、ホスピスや在宅医療の体制が整備されています。
努力すれば日本でも、コストを抑制しながら医療の質を上げることは可能だと思います。
そのためには教育から変えていかなくてはならない。
ルネ・サンド(1928年に国際社会福祉協議会を設立したベルギーの医学者)は
「国民の参与なくして国民の健康は作られない」
と言っています。
まず社会の中のいろいろな層の人々による協力体制を作る必要があります。
「真の健康社会を作る」ことを国民の総意にしなくてはならない。
稲盛和夫氏:
サンドの言葉は経営にも通じると思います。
全従業員の参与がなければ良い経営は実現できません。
私が再建に関わった日本航空(JAL)を例に取ればパイロット、
客室乗務員から整備のエンジニア、荷物を運ぶ人、
機内食を作る人、機内や空港を掃除する人まで、
すべての人がそれぞれの役割をきちんと果たし、
なおかつ自分の持ち場で収益を考えてもらう必要がありました。
医療も同じだと思うのです。
ドクターから看護師さん、食事を担当する人まで、
医療に関わるすべての人が、どうすればコストを上げずに、
患者さんに良い医療を提供できるか。
皆で考えるところから始めたらいいのではないでしょうか。
ドイツ語で「職業」を「ベルーフ」というが
それは
「天の声」
という意味も持つ。
宗教的な表現に使われるフレーズだが
我々が大きな生き方の変化を経験する時も
「天の声」
を感じる。
日野原さんは
1970年
よど号ハイジャック事件に遭遇し人質となった。
韓国の金浦空港で下ろされ解放された。
4日間拘束され死も覚悟したが、解放される。
事件以後は
「命を与えられたと人生観を変えるきっかけになった」
ことを述懐している。
その後の地下鉄サリン事件の救急対応をはじめ
物事の根幹に切り込むような
生き方の姿勢は
この時の
「天の声」
に始まるものだったのかもしれない。
105歳でした。
長生きしたことに注目が集まりやすいが
この方の105年はそんな単純ではない。
日経オンラインに良い文章があったので要約。
「2020年の東京オリンピックのとき、私は109歳なわけですが、いまからその準備を…」
在りし日の日野原氏が講演のたびに使っていたフレーズです。
その度に会場は笑いに包まれますが、本人はいたって真面目でした。
残念ながら東京五輪をその目で見ることはかないませんでしたが、日野原氏の生き方はこれからも多くの日本人に影響を与え続けていくでしょう。
「果たすべきミッション(使命)がある」
「私は疲労というものを感じたことがないのです」
日野原氏は100歳を超えてからも現役医師として、
講演のために全国を飛び回る。
著書も130冊を超え、
毎年のように新著を上梓してきた。
「この歳ですから、そりゃあ肉体的な疲労はありますよ。
でも一晩寝ると、朝はすっきりして、
『さあ、今日もやるぞー!』とフレッシュな気持ちで目覚めるわけです。
なぜなら、
果たすべきミッション(使命)があるからです」
日野原氏が自らに課しているミッションのうち最大のものが、
2000年から続けている
「新老人運動」
である。
日本の65歳以上人口は2015年9月、3384万人に達し、人口全体に占める割合は26.7%となった。
一方、働き手となる生産年齢人口(15〜64歳)は減り続け、2013年には8000万人を割り込んでいる。
これは32年ぶりのことで、少子高齢化は今後も間違いなく加速する。
この絶望的なほどの厳しい状況を、老人自らが動くことで良い方向に向けていこうというのが、日野原氏の「新老人運動」だ。
「90歳になったとき
『新しいことを創はじめたい』
と思いました。
そこで立ち上げたのが『新老人の会』です。
老人が慰め合うだけの会ではありません。
自分たちの社会に対するミッションを見つけ、それを実践する集まりです」
成人病を「生活習慣病」と言い換えるように提言
「政府は75歳以上のお年寄りを後期高齢者などと呼びますがね、あれはダメです。
老人という言葉には『人生経験を重ねた思慮深い人』という畏敬の念が入っている。
中国語で立派な人を『大人(ダーレン)』と呼ぶでしょう。あれに近いニュアンスですね」
「一方で、高齢者という言葉には『物理的に年を取った人』という意味しかない。
おまけに『後期』などと線引きをする。
あれはお役人の発想ですよ。
そう呼ばれた人たちがどう感じるか、人の気持ちを考えていない」
「私は、75歳以上のお年寄りを『新老人』と呼びたい。
世界のどこよりも早く超高齢化社会に入った日本の75歳以上は、国民の寿命が延びたことによって生まれた新しい階層だからです。
新老人たちが生き生きと活躍する社会を作ること。
それこそが私に与えられたミッションだと考えています」
「後期高齢者」を「新老人」と呼び換える。
「たったそれだけのことで何が変わるのか」と思われる方が多いかもしれない。
しかし言葉には人々の考え方を変える力がある。
日野原氏はかつて、 言葉による日本人の意識改革に成功している。
「昔は糖尿病や心疾患、脳血管疾患のことを
『成人病』
と呼びましたね。
そう呼ぶと患者さんたちが
『成人になったのだから、成人病にかかるのは仕方ない』
と思ってしまう」
「しかし、こうした病気は食生活や日頃の運動によって予防できるし、治癒もできる。
生活習慣が原因なら、それを改めればよいのです。
『成人病』を『生活習慣病』
と呼び換えるだけで、人々の意識は変わるのです。
だから公的な文書でもそう呼び換えるよう、政府に働きかけました」
厚生省
日野原氏らの提言を受け入れる形で90年代後半から
「生活習慣病」
に呼び変えた。
生活習慣病という言葉は日本人の間に広く定着。
それを予防するために多くの人が自分の体重や血圧を気にかけ、適度な運動を始めたり、食生活を改善したりし始めた。
「長寿ニッポン」を支える制度作りにも寄与
日野原重明氏は、「長寿ニッポン」を支える制度の定着にも貢献した
戦後間もない1947年、日本の医療事情は劣悪で、
病院も医師も薬も、すべてが不足していた。
日本人の平均寿命は男性50.1歳、女性54.0歳だった。
そんな時代にいち早く、
「病気を治す」
ことではなく
「病気にならないこと」
に注目した医師がいた。
聖路加国際病院の橋本寛敏元院長と、国立東京第一病院(現国立国際医療研究センター)の坂口康蔵元院長である。
日野原重明氏は橋本院長の右腕として予防医療の制度立ち上げに奔走した。
「病院は病気の人が来るところというのがそれまでの常識でしたが、病気を予防するためには健康な人が病院で受診する必要があるのです。
寿命が延びていけば、やがて健康な人がどう老いていくかという問題が重要になると我々は考えました」
「最初は『定期健康検査』と呼んでいましたが、
これを聞きつけた新聞記者が船を点検・修理するドックからの連想で
『人間ドック』
と書き、
いつの間にかこの呼び方が定着しました。
最初の利用者は政治家です。
政権についている時の政治家は激務に追われますが、内閣が辞職するとしばらく暇になる。
その期間に『体のお手入れをされたらどうですか』とお勧めしたのです」
聖路加の内科医長だった日野原氏は、国立東京第一の小山善之医長と組んで、人間ドックの仕組み作りを進めた。
人間ドックを健康保険の対象にしてもらうため、日野原氏と小山氏は東京・乃木坂にある健康保険組合連合会の本部にも通った。
血圧測定、血液検査、検尿、心電図、レントゲンといった健康診断の定番メニューはこの時に固まった。
「今は技術が進んだおかげで、日帰りでほとんどの検査が受けられますが、当時は検査機器の性能が劣っていたので、
検査をするのに1週間かかりました。優れた装置がなくて、当初は肝臓の検査はできませんでした」
こうして54年、国立東京第一と聖路加は日本初の人間ドックを開始した。
両病院合わせて7床でのスタートだった。
「健康な時に病院に行くという習慣は、当時の日本人にはありませんでした。
我々は病気を予防したり、早期に発見したりするためには、自覚症状がなくても定期的に健診を受けた方がいい、
という考え方を日本中に広めなくてはなりませんでした」
人間ドックを普及させるうえで、国民の誰もが名前を知っている政治家に受診してもらうことは大いに効果があった。
ある日、とある大物が聖路加の人間ドックにやってきた。
読売新聞のオーナーで衆院議員も務めていた正力松太郎氏である。
「1週間の健診の最後に会食の時間があったのですが、
正力さんに会いたい人たちが皆さん受診に来ましたよ」
この頃から日野原氏は正力氏の主治医になり、正力氏の最期をみとることになる。
こうしてまずは政財界の有力者から始まった人間ドックが徐々に一般の人々にも広がり、
「長寿ニッポン」を支える制度として定着していく。
死はグッバイではなくシー・ユー・アゲインです
増大が続く医療費について、医学界と経済界を代表する2人が話し合った
(「日経ビジネス」2015年6月1日号特集より、年齢は対談を行った2015年当時。)
高齢化社会に突き進む日本では老人の医療費増大が止まらない。
だが、老人を悪者にしても何も始まらない。
医学界と経済界を代表する2人の賢人は、
「医を仁術に終わらせてはならない」
と声をそろえた。
国民医療費は2025年に50兆円を超え、
そのうち6割以上を65歳以上の医療費が占める見込みだ。
日野原重明氏:
医療界だけではなく、社会全体で考えるべき問題だと思います。
まず無駄な医療をやめることです。
医療を営業と考える医者は延命治療に夢中になりがちです。
患者や家族には「長生きは良いことだ」という思い込みがあり、医者も延命した方がもうかるからです。
しかしチューブにつながれて最期を迎えることが患者や家族にとって本当の幸せでしょうか。
社会的にみれば膨大なコストがかかっている。
お年寄りに「長生きするな」と言っているのではありませんよ。
人生の質を言っているのです。
私は日本におけるホスピスの普及に力を注いできました。
ホスピスでは、天から与えられた命を、最後まで質高く全うすることに重きを置きます。
患者には「最期が来ましたよ」と自覚してもらい、
「また天国でお会いしましょう」
と家族とお別れしてもらいます。
グッバイではなくシー・ユー・アゲインです。
延命治療をやめれば、住み慣れた自宅で最期を迎える人が増えるでしょう。
病院より、自分がずっと生きてきた場所で最期を迎えたいと望む人は多いのではないでしょうか。
これを実現するには医者も患者も家族も考え方を改めなくてはなりません。
死に抗うのではなく、死を受け入れる考え方が必要です。
欧米ではこうした考え方の下、ホスピスや在宅医療の体制が整備されています。
努力すれば日本でも、コストを抑制しながら医療の質を上げることは可能だと思います。
そのためには教育から変えていかなくてはならない。
ルネ・サンド(1928年に国際社会福祉協議会を設立したベルギーの医学者)は
「国民の参与なくして国民の健康は作られない」
と言っています。
まず社会の中のいろいろな層の人々による協力体制を作る必要があります。
「真の健康社会を作る」ことを国民の総意にしなくてはならない。
稲盛和夫氏:
サンドの言葉は経営にも通じると思います。
全従業員の参与がなければ良い経営は実現できません。
私が再建に関わった日本航空(JAL)を例に取ればパイロット、
客室乗務員から整備のエンジニア、荷物を運ぶ人、
機内食を作る人、機内や空港を掃除する人まで、
すべての人がそれぞれの役割をきちんと果たし、
なおかつ自分の持ち場で収益を考えてもらう必要がありました。
医療も同じだと思うのです。
ドクターから看護師さん、食事を担当する人まで、
医療に関わるすべての人が、どうすればコストを上げずに、
患者さんに良い医療を提供できるか。
皆で考えるところから始めたらいいのではないでしょうか。
ドイツ語で「職業」を「ベルーフ」というが
それは
「天の声」
という意味も持つ。
宗教的な表現に使われるフレーズだが
我々が大きな生き方の変化を経験する時も
「天の声」
を感じる。
日野原さんは
1970年
よど号ハイジャック事件に遭遇し人質となった。
韓国の金浦空港で下ろされ解放された。
4日間拘束され死も覚悟したが、解放される。
事件以後は
「命を与えられたと人生観を変えるきっかけになった」
ことを述懐している。
その後の地下鉄サリン事件の救急対応をはじめ
物事の根幹に切り込むような
生き方の姿勢は
この時の
「天の声」
に始まるものだったのかもしれない。
タグ: 日野原重明
2017年07月19日
平愛梨 激安居酒屋で友近&三瓶に明かした“新婚の悩み”
「都内の繁華街で、帽子を目深にかぶった体格の良い男性が立っていました。間もなく黒づくめの服装にマスク姿の女性が現れ、その界隈では“激安”の庶民派居酒屋へ2人で入って行ったんです」(目撃した通行人)
東京・港区で待ち合わせしていたのは、
お笑い芸人の三瓶(40)
と
女優の平愛梨(32)だ。
「平さんとサッカー日本代表の長友佑都選手(30)との交際発覚当初から話題になっていましたが、彼らを結婚に導いた“恋のキューピッド”が三瓶さんなんです。イタリアにある長友家にも平さんと一緒についていくほど、結婚後も仲良しですよ」
(芸能関係者)
三瓶は、6月24日に行われた平&長友カップルの挙式・披露宴にも出席している。
きっとこの日は、結婚式に来てくれた親友に“お祝い返しの宴”をしていたのだろう。
午後10時ごろ、
店内にヒョウ柄ジャケットが目を引く女性が登場。平と三瓶に合流した友近(43)だった。
「友近さんも同じく平さんの結婚式に来ていましたよ。彼女たちは『ヒルナンデス!』(TBS系)の共演がきっかけで仲良くなったようです。平さんは、今年2月に開かれた番組の送別会に友近さんが来られなかったことをひどく残念がっていたんです。それ以来、“リベンジ会”と称して個別で飲みに行く間柄に発展したと聞いています」
(テレビ局関係者)
そんな幸せいっぱいに映る平だが、実は“新婚の悩み”があるらしい——。
「長友選手は、大きな岐路に立たされています。そのひとつがチーム移籍問題。昨シーズンは怪我の影響もあり、終盤戦まではろくに試合にも出られませんでした。現在はインテル・ミラノに所属していますが、ドイツやイングランドのチームへの移籍も噂されています」
(サッカー関係者)
長友の所属チームは今季から監督も代わり、
いままさに“過渡期”なのだという。
「チームとの契約は19年6月まで。契約期間が短くなればなるほど移籍の可能性は高まります。実際、彼もスポーツ紙の取材に『インテルと監督次第かな。移籍市場って分かんないじゃないですか』と不安を漏らしていました」
(前出・サッカー関係者)
新婚早々、
国を超えた“転勤”の可能性が出てきたアモーレ夫婦。
この夜、
平は親友2人に“悩み”をたっぷり聞いてもらったのか、
明るい表情で店から出てきた。
3人は名残り惜しそうに、
店の前で10分以上立ち話を続けている。
友近がやっとタクシーを停めて乗り込むと、
車が見えなくなるまで手を振っていた2人。
方向が同じなのか、平と三瓶はタクシーに同乗して帰って行った。
愛する夫の移籍先がどこになったとしても、
こんなに頼りになる親友が2人もいれば心配なさそうだ——。
いい話だと思った
さっきまで上西議員の記者会見を聞いていたが
話にならないくらいくだらなかった。
ここのところ
松居船越問題をはじめとして
「異常」をネタに書くことが多かった。
この話はホッとしたいい話だと思う。
本当は
芸能界だって
スポーツの世界だって
真っ当な人間が真っ当な努力をする世界。
話題があれば取り上げられやすい。
だから話題を作りたがる人はいる。
心豊かな人々の普通の日常は
話題にはならないが。
それでも最後に心に残るのは
心豊かな魅力のある人間の
普通の話なのかもしれない。
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民進党
蓮舫代表
「二重国籍」問題をめぐり、
日本国籍の選択宣言をしたことを証明するため
戸籍謄本の一部など関係書類を公開した。
「台湾籍を有していないことが分かる資料だ」
と強調した。
なぜこの時期か
については
安倍首相を批判する手前、「 自分が批判されそうなことはクリアにしておく」
と言うことのようだが
蓮舫代表
「二重国籍」問題をめぐり、
台湾籍を保有していないと証明する資料を公表する意向を示していることについて、
精神科医の香山リカ氏ら有識者グループが18日、公表中止を民進党に求めた。
香山氏らは蓮舫氏について
「参院選に立候補した時点で、戸籍謄本により日本国籍があることが確認されている」
と指摘。
その上で
「個人情報を開示する何の義務も必要もない。開示を求めることは出自による差別を禁じている憲法に反する」
とした。
と言うこともあったにも関わらず
戸籍を公開したのは
おそらく
「相当な過激な脅迫めいた批判」が数多くあるのだろう
また
民進党内から
「二重戸籍問題の決着を望む声」があったようだ。
論理的には 香山氏らの主張は正しい。
この民進党という党
自民党と2大政党をなす はずだった。
ところが
先日の政党支持率で
自民党が大幅に支持率を落としたにも関わらず
民進党も支持率を落としている
これはお笑いです。
コントです。
これで、今の 民進党と自民党が2大政党として渡り合うということは完全に消えた。
みんながわかっていたことではあるが。
そこで、どうしたら二大政党制を実現できるかを考えてみた。
その1 民進党を自民党と対峙できる党にする
そのためには
民進党は
まず一度、解党した方がいいでしょう。
決して感情論ではなくて
二大政党制をまだ諦めずに言えば
民進党は中にいる人の思想・イデオロギーが
あまりにも様々であるので
現在の内実は「党」と言うより「組合」に近い。
だから
指針方針は決まりにくく
有権者は支持するしない以前に
何をしたいのかがわからない
だから「都民ファースト」に逃げたりする。
「組合員」にとって「執行部」は単なる事務局。
だから
民進党が政権を狙う党になるのであれば
必要なのは
「党議拘束の強さ」
「結束」とか「一丸となって」なんていうのじゃなくて
強制力が伴うようなもの
つまり党として決まったことは
個々は反対でも党の方針方向性に従う
と言う考え方の徹底。
それが嫌なら
もっと
それぞれのグループが諸々の問題に是々非々で取り組めるように
党と言う形を捨てるべき。
そのくらい徹底しないと
これからもっともっと
やりたいことのわからない党になるでしょう。
だから
一旦解党して
強い党議拘束を徹底することを前提に
もう一度集まり直した方が良い。
もちろん色々な解決しなければならない問題は多いだろうが。
党首決めるのに3年ぐらいかかったりして。
その2 自民党も解党して完全再編
党員それぞれの主義主張の違いということであれば自民党だって同じ。
民進党ほど極端じゃないだけ。
または、民進党よりうまくできる人が多いだけ。
じゃあ、何を軸に二つに分けるかというと
「リフレ型」と「緊縮財政型」。
この二つの経済の方法論で分けるのが今の時代は妥当。
結構うまく二分できる。
自民党の中でも安倍政権が潰れたら
民進党が政権を取ると思ってる人はいないので
自民党のポスト安倍を狙う人たちは
安倍首相の対極に構える必要もあって
「緊縮型」
が多い。
簡単にいうと
安倍政権と同じリフレ型だと対抗してるように見えないというか
存在感を示せないから
緊縮財政にして政府や役所の権限を大きくして
コントロールしやすい政治の方法をとりたい。
と考える。
またそこに一定の理もある。
しかし、
生活が豊かだと感じなくとも
今の時代はとにかく生きるのに必要な「もの」はあるので
単純な原理だけに任せておいて経済がうまく廻るわけではない。
積極的にお金を世の中に廻さないといけない。
その二つの考え方が争えば
自ずと方向性が見えてくる。
(もちろんそんな簡単な話じゃないけどね)
ざっくりした話ばかりで具体的な話がないのは心苦しいがそういうこと。
「民進党」しっかり仕切り直しをして欲しい。
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「二重国籍」問題をめぐり、
日本国籍の選択宣言をしたことを証明するため
戸籍謄本の一部など関係書類を公開した。
「台湾籍を有していないことが分かる資料だ」
と強調した。
なぜこの時期か
については
安倍首相を批判する手前、「 自分が批判されそうなことはクリアにしておく」
と言うことのようだが
蓮舫代表
「二重国籍」問題をめぐり、
台湾籍を保有していないと証明する資料を公表する意向を示していることについて、
精神科医の香山リカ氏ら有識者グループが18日、公表中止を民進党に求めた。
香山氏らは蓮舫氏について
「参院選に立候補した時点で、戸籍謄本により日本国籍があることが確認されている」
と指摘。
その上で
「個人情報を開示する何の義務も必要もない。開示を求めることは出自による差別を禁じている憲法に反する」
とした。
と言うこともあったにも関わらず
戸籍を公開したのは
おそらく
「相当な過激な脅迫めいた批判」が数多くあるのだろう
また
民進党内から
「二重戸籍問題の決着を望む声」があったようだ。
論理的には 香山氏らの主張は正しい。
この民進党という党
自民党と2大政党をなす はずだった。
ところが
先日の政党支持率で
自民党が大幅に支持率を落としたにも関わらず
民進党も支持率を落としている
これはお笑いです。
コントです。
これで、今の 民進党と自民党が2大政党として渡り合うということは完全に消えた。
みんながわかっていたことではあるが。
そこで、どうしたら二大政党制を実現できるかを考えてみた。
その1 民進党を自民党と対峙できる党にする
そのためには
民進党は
まず一度、解党した方がいいでしょう。
決して感情論ではなくて
二大政党制をまだ諦めずに言えば
民進党は中にいる人の思想・イデオロギーが
あまりにも様々であるので
現在の内実は「党」と言うより「組合」に近い。
だから
指針方針は決まりにくく
有権者は支持するしない以前に
何をしたいのかがわからない
だから「都民ファースト」に逃げたりする。
「組合員」にとって「執行部」は単なる事務局。
だから
民進党が政権を狙う党になるのであれば
必要なのは
「党議拘束の強さ」
「結束」とか「一丸となって」なんていうのじゃなくて
強制力が伴うようなもの
つまり党として決まったことは
個々は反対でも党の方針方向性に従う
と言う考え方の徹底。
それが嫌なら
もっと
それぞれのグループが諸々の問題に是々非々で取り組めるように
党と言う形を捨てるべき。
そのくらい徹底しないと
これからもっともっと
やりたいことのわからない党になるでしょう。
だから
一旦解党して
強い党議拘束を徹底することを前提に
もう一度集まり直した方が良い。
もちろん色々な解決しなければならない問題は多いだろうが。
党首決めるのに3年ぐらいかかったりして。
その2 自民党も解党して完全再編
党員それぞれの主義主張の違いということであれば自民党だって同じ。
民進党ほど極端じゃないだけ。
または、民進党よりうまくできる人が多いだけ。
じゃあ、何を軸に二つに分けるかというと
「リフレ型」と「緊縮財政型」。
この二つの経済の方法論で分けるのが今の時代は妥当。
結構うまく二分できる。
自民党の中でも安倍政権が潰れたら
民進党が政権を取ると思ってる人はいないので
自民党のポスト安倍を狙う人たちは
安倍首相の対極に構える必要もあって
「緊縮型」
が多い。
簡単にいうと
安倍政権と同じリフレ型だと対抗してるように見えないというか
存在感を示せないから
緊縮財政にして政府や役所の権限を大きくして
コントロールしやすい政治の方法をとりたい。
と考える。
またそこに一定の理もある。
しかし、
生活が豊かだと感じなくとも
今の時代はとにかく生きるのに必要な「もの」はあるので
単純な原理だけに任せておいて経済がうまく廻るわけではない。
積極的にお金を世の中に廻さないといけない。
その二つの考え方が争えば
自ずと方向性が見えてくる。
(もちろんそんな簡単な話じゃないけどね)
ざっくりした話ばかりで具体的な話がないのは心苦しいがそういうこと。
「民進党」しっかり仕切り直しをして欲しい。
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2017年07月18日
西川史子「みなさん謙さんには優しいというか、甘いなって」
西川史子
渡辺謙の不倫に対し言及
「なんかみなさん謙さんには優しいというか、甘いなってすごく思った」
さらに
「やっぱり奥様が闘病中だったりとか、不倫相手も3年以上付き合って(公になったら)すぐに別れるみたいな、昨今のゲス不倫の中でも結構すごい事やってるのに『謙さんだとまぁいっか』みたいな(雰囲気がある)」
ネット上では
「よく言った」「賛同せざるを得ない」「これほんと思った」「西川史子がまともな事を言ってたわ」
と称賛されている。
デーブスペクターと杉村太蔵さん(37)は
「この時期に(記者会見を)やったのは頭がいい。松居さんや豊田議員のニュースでてんこ盛りでしょ。ニュースが薄れますよね」
とこの時期の会見が意図的だったのかは分からないが、計算されつくされているとの見解を述べた。
これは単純に コーディネーターがいるのだろうと思う。
1
少し時期を遅らせて忘れかけた頃
2
当事者の露骨な感情的な姿は出さず
3
松居船越の騒動と対比するように
して、謝罪すれば全体の流れは、
今までの渡辺謙のイメージと合間って悪い印象が残るようなことにはならない。
また渡辺謙の今までのイメージも維持される。
「見せ方のプロ」がいるのだろう。
(そのプロでも西川史子のような 男で嫌な思いをしたばかりの女は騙せないのだが)
それがどういう性格の見せ方のプロなのかは知らない
そして、どういう性格の見せ方のプロでも別に興味はない。
と
思っていた。
少し前までは。
しかし、前項で書いたように
昨今の政治に関する報道の 「見せ方」への
大きな疑念は
逆に見せ方のプロへの興味を大きくしている。
それでも
今回の森友・加計学園の件の「見せ方」については
実は失敗なのだろう。
マスコミがある程度同調し
安倍内閣の支持率を大きく落とした意味では
一定の成功を納めたかもしれない。
しかしそれでも
そもそもとんでもない利権官僚が
改憲阻止のために英雄にされて
その英雄は報道されたのに
獣医不足の最前線でもっとも苦労していた前愛媛県知事の証言が報道されない。
など
あまりにも露骨に不信感を感じさせる要素が多くて
かつ、話が大きすぎたことは一定の反感を買ってしまった。
つまりバレた。
これは「見せ方のプロ」にすれば失敗だろう。
もっとうまくできる人はいる。
今回バレたことの具体的な影響はまだ出ていないが長期的に見れば
「新聞の役割はもう終わった」と思っている。
思想やイデオロギーや表現の自由は大切だが
それでも
朝日新聞はやりすぎだと思う
それも今回のことだけではない。
表現は自由で良いが
意図的な誘導は表現ではない。
このことから来る新聞そのものへの信頼性の低下は止められない。
その波はネット系の人たちから広がるから
「購読者」まで届くのには時間はかかるが
「購読者」まで届いた時には「時すでに遅し」だろう。
それは同時に新聞社サイドが気づいた時にも「時すでに遅し」ということ。
新聞は早かれ遅かれ同人誌と同じ役割になるだろう。
そんなことよりも
松居船越問題の報道量の多さが
「見せ方のプロ」によって
意図的に仕組まれたものだったらどうしようと
結構、本気で心配になっている
誰が聞いても毒にはならないとしても
ためにもならないし
楽しくもなくて
どうでもいいような話を
何かの目的のために意図的に見せられ続けているとしたら
どうだろう。
それがもし
「渡辺謙が記者会見するために仕組まれたもの」
ぐらいだったら
まあ
許せるけどね。
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渡辺謙の不倫に対し言及
「なんかみなさん謙さんには優しいというか、甘いなってすごく思った」
さらに
「やっぱり奥様が闘病中だったりとか、不倫相手も3年以上付き合って(公になったら)すぐに別れるみたいな、昨今のゲス不倫の中でも結構すごい事やってるのに『謙さんだとまぁいっか』みたいな(雰囲気がある)」
ネット上では
「よく言った」「賛同せざるを得ない」「これほんと思った」「西川史子がまともな事を言ってたわ」
と称賛されている。
デーブスペクターと杉村太蔵さん(37)は
「この時期に(記者会見を)やったのは頭がいい。松居さんや豊田議員のニュースでてんこ盛りでしょ。ニュースが薄れますよね」
とこの時期の会見が意図的だったのかは分からないが、計算されつくされているとの見解を述べた。
これは単純に コーディネーターがいるのだろうと思う。
1
少し時期を遅らせて忘れかけた頃
2
当事者の露骨な感情的な姿は出さず
3
松居船越の騒動と対比するように
して、謝罪すれば全体の流れは、
今までの渡辺謙のイメージと合間って悪い印象が残るようなことにはならない。
また渡辺謙の今までのイメージも維持される。
「見せ方のプロ」がいるのだろう。
(そのプロでも西川史子のような 男で嫌な思いをしたばかりの女は騙せないのだが)
それがどういう性格の見せ方のプロなのかは知らない
そして、どういう性格の見せ方のプロでも別に興味はない。
と
思っていた。
少し前までは。
しかし、前項で書いたように
昨今の政治に関する報道の 「見せ方」への
大きな疑念は
逆に見せ方のプロへの興味を大きくしている。
それでも
今回の森友・加計学園の件の「見せ方」については
実は失敗なのだろう。
マスコミがある程度同調し
安倍内閣の支持率を大きく落とした意味では
一定の成功を納めたかもしれない。
しかしそれでも
そもそもとんでもない利権官僚が
改憲阻止のために英雄にされて
その英雄は報道されたのに
獣医不足の最前線でもっとも苦労していた前愛媛県知事の証言が報道されない。
など
あまりにも露骨に不信感を感じさせる要素が多くて
かつ、話が大きすぎたことは一定の反感を買ってしまった。
つまりバレた。
これは「見せ方のプロ」にすれば失敗だろう。
もっとうまくできる人はいる。
今回バレたことの具体的な影響はまだ出ていないが長期的に見れば
「新聞の役割はもう終わった」と思っている。
思想やイデオロギーや表現の自由は大切だが
それでも
朝日新聞はやりすぎだと思う
それも今回のことだけではない。
表現は自由で良いが
意図的な誘導は表現ではない。
このことから来る新聞そのものへの信頼性の低下は止められない。
その波はネット系の人たちから広がるから
「購読者」まで届くのには時間はかかるが
「購読者」まで届いた時には「時すでに遅し」だろう。
それは同時に新聞社サイドが気づいた時にも「時すでに遅し」ということ。
新聞は早かれ遅かれ同人誌と同じ役割になるだろう。
そんなことよりも
松居船越問題の報道量の多さが
「見せ方のプロ」によって
意図的に仕組まれたものだったらどうしようと
結構、本気で心配になっている
誰が聞いても毒にはならないとしても
ためにもならないし
楽しくもなくて
どうでもいいような話を
何かの目的のために意図的に見せられ続けているとしたら
どうだろう。
それがもし
「渡辺謙が記者会見するために仕組まれたもの」
ぐらいだったら
まあ
許せるけどね。
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2017年07月17日
一番心配なこと
一番心配なこと
「アゴラ」より 一部要約
国を歪ませる一部メディア
加計問題を巡る閉会中審査
翌日の新聞で朝日新聞
加戸前愛媛県知事の
「我慢してきた岩盤に国家戦略特区が穴を開けた。ゆがめられていた行政が正されたというのが正しい」
との発言を報じなかった
(毎日新聞も詳報ではこの発言に触れている)。
隠すから余計にこの発言が核心だったのではという評価まで出てきてしまう。
「お友達ばかり優遇してフェアじゃない」
と批判している新聞が、自らの紙面でアンフェアとみられるようなことをやってはいけない。
こうした姿勢は、世論に
「全否定で来るものには全肯定で対抗するしかない」
とか、
「アンフェアにフェアでは対抗しきれない」
という過ちを引き起こさせる。
そうでなくとも
「横柄な政権側に対して前川さんは正義の人『っぽい』」
とか
「前川は出会い系バー男だけど加戸さんは誠実『そう』」
という印象論どうしの主張の対立が横行している。
中略
安倍政権への部分的批判さえメディア擁護のように受け取られかねないし、
「倒閣か安倍護持か」
の両者の圧力にかき消されかねない。
これを言論状況がゆがんでいると言わずしてなんとするか。
言論のゆがみは、
ひいては政治や国そのものの在りようをゆがませる。
以下略
本当に心配なことは
「事実」
が
軽くなっていること。
権力側が正しいとか
憲法改正が良いの悪いの
ではなく
何が
事実で
何が
事実でないか
が
わからなくなっている
また
それが重要なことだという認識がなくなっていること
だから、事実をわからなくすることで
自分の側の言い分を通そうとする人が
多くなっている。
そして
そこにあまりにも
罪悪感がない。
事実を歪ませた結果
その次に
どんな修復不可能な複雑な問題が起こるか
その想像力がない。
このままだと
改憲してもしなくても
大変なことになるのではないか。
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「アゴラ」より 一部要約
国を歪ませる一部メディア
加計問題を巡る閉会中審査
翌日の新聞で朝日新聞
加戸前愛媛県知事の
「我慢してきた岩盤に国家戦略特区が穴を開けた。ゆがめられていた行政が正されたというのが正しい」
との発言を報じなかった
(毎日新聞も詳報ではこの発言に触れている)。
隠すから余計にこの発言が核心だったのではという評価まで出てきてしまう。
「お友達ばかり優遇してフェアじゃない」
と批判している新聞が、自らの紙面でアンフェアとみられるようなことをやってはいけない。
こうした姿勢は、世論に
「全否定で来るものには全肯定で対抗するしかない」
とか、
「アンフェアにフェアでは対抗しきれない」
という過ちを引き起こさせる。
そうでなくとも
「横柄な政権側に対して前川さんは正義の人『っぽい』」
とか
「前川は出会い系バー男だけど加戸さんは誠実『そう』」
という印象論どうしの主張の対立が横行している。
中略
安倍政権への部分的批判さえメディア擁護のように受け取られかねないし、
「倒閣か安倍護持か」
の両者の圧力にかき消されかねない。
これを言論状況がゆがんでいると言わずしてなんとするか。
言論のゆがみは、
ひいては政治や国そのものの在りようをゆがませる。
以下略
本当に心配なことは
「事実」
が
軽くなっていること。
権力側が正しいとか
憲法改正が良いの悪いの
ではなく
何が
事実で
何が
事実でないか
が
わからなくなっている
また
それが重要なことだという認識がなくなっていること
だから、事実をわからなくすることで
自分の側の言い分を通そうとする人が
多くなっている。
そして
そこにあまりにも
罪悪感がない。
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その次に
どんな修復不可能な複雑な問題が起こるか
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2017年07月15日
職場にもいるサイコパス
「人の悩みはほぼ全て人間関係に起因する」
と
心理学者のアドラーは言っている。
それぞれの立場の違いや
止むを得ず起こるライバル関係や三角関係
親子の逃れられない確執
など
要因はいくらでもある。
しかし
上にあげたものは
一般的なものだが
我々を悩ます人間関係の中で
そうとは気づかずに
確実に 精神と肉体の健康を蝕むのが
高い確率で身近にいる
サイコパスとの関わりからくる問題だ。
非常に簡潔に要点をまとめられた文が
Forbesにあったので
ほぼそのままに近い形で要約した。
「サイコパス」
残虐な連続殺人犯を連想することが多い。
だが、ビジネスで成功するサイコパスもいる。
サイコパスは
愛想が良く、
最初はその魅力によって企業で昇進を重ねる。
しかしある時、
周囲の人々を巧みに操っていることが明らかになるのだ。
サイコパスと同じ職場で働くと、
心身の健康に深刻な影響を受けてしまいかねない。
事前に対策を講じれば、
そのダメージを一部緩和できる。
職場でのサイコパスの見分け方
『パーソナリティー研究ジャーナル(Journal of Research in Personality)』
刑務所行きとなるサイコパスとビジネスで成功するサイコパスの違いを調査
調査の結果
成功を収めるグループ
他のサイコパスにも共通する基本的特徴・習慣である不誠実さ、搾取、傲慢(ごうまん)さ、後悔や自己批判の少なさ、冷淡さ、感情の薄さがみられることが分かった。
ビジネスで成功するサイコパス
愛想がよく気楽な人物である一方で、攻撃的で共感に欠ける。
人の扱いに長け、
自分の利益だけを常に狙っている。
成功するサイコパスと他タイプの違い
慎重さ
典型的なサイコパスでは低い傾向
成功を収めるグループではこれが非常に高かった
つまり、
成功を収めるサイコパスはその他に比べて
無責任さ、
衝動性、
不注意といった性質が弱く、
罪を犯したとしても捕まる可能性が低い。
刑務所ではなくオフィスで見かけることが多いのもそのためだ。
また、サイコパス的な特徴の一部がビジネスでの強みとなることがある。
例えば、
ほぼ完全なストレス耐性があるため、危機的状況の真っただ中にいても冷静さを保てること
さらに恐怖心を知らず、人に影響を与える能力があるため、邪悪な側面があるにもかかわらず昇進することが多い。
職場でのサイコパス対処方法
全人口の1〜4%がサイコパスの基準を満たすと推定されている。
職場に一人でもサイコパスがいればストレスが増え、健康を害する恐れもある。
うまく対処する鍵は事前の対策だ。
相手が人を操る技術を観察
その餌食にならないことを心に決めよう。
自分の力を取り戻すための方法
1. ひるまない
サイコパスは脅迫や攻撃によって他者を支配しようとする。
話すときにあなたを見下ろす姿勢を取ったり、オブラートに包んだ脅迫をしたりするかもしれない。
しっかりとした態度で自分の立場を固持し、いじめや嫌がらせは人事部に報告しよう。
2. 冷静さを保つ
冷静さを失うと、サイコパスはこちらの感情を操作可能だと感じ、あなたを支配する力を強めてしまう。
相手の行動が許し難いものであっても、冷静さを失わないよう努めることだ。
3. 相手の話をうのみにしない
サイコパスは追い詰められると、責任を他人に押し付けようとする。
そうした言い訳を聞き同情してしまえば、相手の思うつぼだ。
本当は自分が被害者だということを示すための長話には惑わされないようにしよう。
4. 会話をサイコパス自身に戻す
サイコパスが誰かのせいにしようとしたときは、会話を向こうに戻すこと。
「大丈夫ですか? 今日はミーティングで自制心を失っていたので、少しストレスを抱えているのではないかと思っていました」などと言う。
相手の欠陥を指摘すれば、その武装を解除できる。
サイコパスは可能な限り避けること
不快な人と同じ職場で働くと、心身の健康に深刻な害が出ることが研究から明らかになっている。
そのため、可能ならサイコパスは避けるべきだ。
人口比で1パーセントから4パーセントというのは少ない数ではない。
学校のクラスで例えれば2クラスに1人以上はいるということになる。
特に企業のリーダーなどになるとその比率は高くなる。
一番問題なのは
良かれと思って誠実な対応しても相手には全く届かず
誠実な対応した側がうつ病など心身の不調を訴えることになるという点だ。
おすすめの本探しには多少時間がかかったが、比較的新しい本で今日的な視点を重視していることを特に評価して「さんまのほっまでっかTV」にも出ている脳科学者の中野信子の本を選んだ。
以下はその案内文
平気でウソをつき、罪悪感ゼロ……そんな「あの人」の脳には秘密があった!
外見はクールで魅力的。会話やプレゼンテーションも抜群に面白い。
しかし、じつはトンでもないウソつきである。不正や捏造が露見しても、
まったく恥じることなく平然としている。
ときには、あたかも自分が被害者であるかのようにふるまう。
残虐な殺人や善良な人を陥れる犯罪を冷静沈着に遂行する。
他人を利用することに長け、人の痛みなどこれっぽっちも感じない。
——昨今、こうした人物が世間を騒がせています。しかも、この種の人々を
擁護する人も少なくありません。そうした人物は高い確率で「サイコパス」なのです。
もともと「サイコパス」とは連続殺人鬼などの反社会的な人格を説明するために
開発された診断上の概念です。しかし精神医学ではいまだ明確なカテゴリーに
分類されておらず、誤ったイメージやぼんやりとした印象が流布していました。
ところが近年、脳科学の劇的な進歩により、サイコパスの正体が徐々に明らかになっています。
脳内の器質のうち、他者に対する共感性や「痛み」を認識する部分の働きが、
一般人とサイコパスとされる人々では大きく違うことがわかってきたのです。
しかも、サイコパスとは必ずしも冷酷で残虐な犯罪者ばかりではないのです。
大企業のCEO、政治家、弁護士、外科医など、大胆な決断をしなければならない職業の人に
サイコパシー傾向の高い人が多いという研究結果もあります。
最新脳科学が、私たちの脳に隠されたミステリーを解き明かします。
その他の中野信子さんのおすすめ本です。
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上にあげたものは
一般的なものだが
我々を悩ます人間関係の中で
そうとは気づかずに
確実に 精神と肉体の健康を蝕むのが
高い確率で身近にいる
サイコパスとの関わりからくる問題だ。
非常に簡潔に要点をまとめられた文が
Forbesにあったので
ほぼそのままに近い形で要約した。
「サイコパス」
残虐な連続殺人犯を連想することが多い。
だが、ビジネスで成功するサイコパスもいる。
サイコパスは
愛想が良く、
最初はその魅力によって企業で昇進を重ねる。
しかしある時、
周囲の人々を巧みに操っていることが明らかになるのだ。
サイコパスと同じ職場で働くと、
心身の健康に深刻な影響を受けてしまいかねない。
事前に対策を講じれば、
そのダメージを一部緩和できる。
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ビジネスで成功するサイコパス
愛想がよく気楽な人物である一方で、攻撃的で共感に欠ける。
人の扱いに長け、
自分の利益だけを常に狙っている。
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慎重さ
典型的なサイコパスでは低い傾向
成功を収めるグループではこれが非常に高かった
つまり、
成功を収めるサイコパスはその他に比べて
無責任さ、
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例えば、
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全人口の1〜4%がサイコパスの基準を満たすと推定されている。
職場に一人でもサイコパスがいればストレスが増え、健康を害する恐れもある。
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1. ひるまない
サイコパスは脅迫や攻撃によって他者を支配しようとする。
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2. 冷静さを保つ
冷静さを失うと、サイコパスはこちらの感情を操作可能だと感じ、あなたを支配する力を強めてしまう。
相手の行動が許し難いものであっても、冷静さを失わないよう努めることだ。
3. 相手の話をうのみにしない
サイコパスは追い詰められると、責任を他人に押し付けようとする。
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本当は自分が被害者だということを示すための長話には惑わされないようにしよう。
4. 会話をサイコパス自身に戻す
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不快な人と同じ職場で働くと、心身の健康に深刻な害が出ることが研究から明らかになっている。
そのため、可能ならサイコパスは避けるべきだ。
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特に企業のリーダーなどになるとその比率は高くなる。
一番問題なのは
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一般人とサイコパスとされる人々では大きく違うことがわかってきたのです。
しかも、サイコパスとは必ずしも冷酷で残虐な犯罪者ばかりではないのです。
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2017年07月14日
松居の疲れは大宮で
「松居劇場」
参戦
大宮エリー
マルチ系文化人として知られるあの大宮エリー
・ある手紙を公開
「夫の船越英一郎さんが別宅を構えた理由」
「マスコミは夫が私を嫌になり別宅を構えたと主張しているが、それは違う」
きっかけとなった1通の手紙である。
その最後には 「大宮エリー」の文字
なんか
これだけ激しい女性とよく一緒に暮らしてたなあ
って率直に思う
船越さん尊敬する
何が激しいって
松居さんって
「絶対負けたくない人」
なんだと思う
誰だって
勝ちたいか負けたいか
って言ったら
勝ちたいに決まってる
けど
じゃ
いつでも
どんな時でも
誰に対してでも
絶対勝つこと以外は受け入れられないか
っていうと
そこまで勝ちたい人も珍しい
そこまでいくと「勝ち気」という性格の範疇でもない
そこまで勝ちたい人がいたら
「そういう性格」
というより
「異常」さ
を感じてしまう。
なぜ「異常」と感じるのか考えてみると
あまりにも極端な
「 余裕のなさ」
を感じるからだろう。
つまり
「負ける」「ないがしろにされる」「不利な状況に置かれる」
そういう時にネガティブな自分のイメージ(セルフイメージ)に
なって、それに耐えられないのだろうということ。
じゃ
我々が余裕のある人と感じる人はどうかというと
自分が良い状態ではない時でも
普段のセルフイメージが傷つけられた形跡がない
つまりポジティブとは言えない状態の自分を受け入れられる人なのだろう
言い方を変えれば
〇〇ができるから自分は素晴らしい
けど、できない自分はダメな人間
(理由がないとセルフイメージを良く保てない)
という人より
何か特別なことができなくとも自分は素晴らしい
(特別な理由がなくとも良いセルフイメージを保てる)
と思える人の方が実際に友達が多くて人間関係に恵まれる・好かれる・愛される
松居さんのような人は余裕ある人の余裕に人が惹かれることには気づかない。
だから
松居さんは
大宮エリーには絶対勝てない。
だって
大宮エリーって 余裕の塊だから。。。
この人
東大の同級生がみんな国家試験受けてる時に
わざわざブラジル行ってリオのカーニバルで踊ってたっていう人だから。
実際に大宮・船越の関係があったかどうかはわからんけどね。
「松居の疲れは大宮で」
って船越さんが言ったら(笑)
私は微笑んで頷きます。
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その最後には 「大宮エリー」の文字
なんか
これだけ激しい女性とよく一緒に暮らしてたなあ
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船越さん尊敬する
何が激しいって
松居さんって
「絶対負けたくない人」
なんだと思う
誰だって
勝ちたいか負けたいか
って言ったら
勝ちたいに決まってる
けど
じゃ
いつでも
どんな時でも
誰に対してでも
絶対勝つこと以外は受け入れられないか
っていうと
そこまで勝ちたい人も珍しい
そこまでいくと「勝ち気」という性格の範疇でもない
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「そういう性格」
というより
「異常」さ
を感じてしまう。
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を感じるからだろう。
つまり
「負ける」「ないがしろにされる」「不利な状況に置かれる」
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この人
東大の同級生がみんな国家試験受けてる時に
わざわざブラジル行ってリオのカーニバルで踊ってたっていう人だから。
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「先生が教えてくれた一番大切なこと」
「自閉症の長男のために私が頑張らないと」
長男は重度の自閉症のため、3歳から小学校に入学するまで療育施設に
月に1回、厳しいと評判の心理療法士さんによる発達検査
まず先生は長男に対し
「このお人形に帽子をかぶらせてくれるかな」
長男
(思いっきり髪を引っ張る)
先生
「くつをはかせてくれるかな」
長男
(人形を床に投げる)
母親
(たらっと冷や汗)
(検査にならないことは明らか)
(イライラしている長男)
(厳しいと評判の女の先生)
(しーんとした室内の空気…。)
耐えられなくなった母親
「すいません、家でもっと人形遊びをさせて練習した方がいいでしょうか?」
先生
「・・・お母さん、ここが何をするところかわかりますか?」
母親
(責められる)
先生
「お子さんを療育していくための場所です。つまりお母さんの代りに教育してくれているんですよ。余計なことを考えない!」
「 あなたは毎日、三食ごはん作ってるでしょ?あたたかい布団用意してるでしょ?それで十分。いろいろ考えない。」
母親
(涙ぐむ)
先生
「しっかり休みなさい。子どもがいない時疲れをとりなさい。」
「これ以上頑張らないで。」
長男はこの後療育の訓練で大きく変化
「自分の子供がこうなのは自分の責任だ」
とか
「何か自分にできることをしなければ」
「自分の頑張りが足りないから状況が改善しない」
こういったことって
第三者が見れば
「そんなことないでしょ」
って普通に思えるけど
状況を
「自分の責任」
って思っしまう母親は多い
そして
「常に頑張り続けないと」
と思ってしまう
特に日本人は頑張ることが
「好き」
とは言わなくても
「良いこと」
ということになっているから
罪悪感に襲われた人は
頑張る
他のことを犠牲にしても
頑張る
そして目的がずれてきたりする。
頑張ることが悪いとは思わないが
頑張ることに案外大きいリスクがあるのは事実で
目的が思わぬ方に行ってしまうことが多々ある
本来は子供のためだったことが
自分が罪悪感から逃れるためになってしまったり
そして
頑張れば頑張るほど
子供のためと思っていたその子供との関係が悪くなったり
気がつくと
周りとの関係がとっても悪くなっていたりする。
でも人間
「善意でしたことには反省がない」
から
かなり最悪の結果になっても
原因がわからない
そしたら
そのあと
不幸になるしかない
上の話は
それを
「間際で救われた」
意味は大きい。
日本人は 罪悪感を持たせて人をコントロールしようとするところが 伝統的にあるから、 罪悪感を持ちやすい人が多い。
罪悪感を持ちやすい人はストレスが溜まりやすいから、中には人を非難して罪悪感を持たせて自分のストレスから逃れようとする人も出てくる。
罪悪感スパイラルが起こる。
そこから起こる不幸は計り知れないが
最近強く思う代表的な不幸は
責任追及と原因究明が混同されてしまうこと。
責任者を責めることが目的になってしまって、
本当の原因を究明することを忘れてしまう。
結果
同じ問題が繰り返される。
具体例は書かないが
今見渡せば
あるよね
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長男
(思いっきり髪を引っ張る)
先生
「くつをはかせてくれるかな」
長男
(人形を床に投げる)
母親
(たらっと冷や汗)
(検査にならないことは明らか)
(イライラしている長男)
(厳しいと評判の女の先生)
(しーんとした室内の空気…。)
耐えられなくなった母親
「すいません、家でもっと人形遊びをさせて練習した方がいいでしょうか?」
先生
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母親
(責められる)
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母親
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先生
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「これ以上頑張らないで。」
長男はこの後療育の訓練で大きく変化
「自分の子供がこうなのは自分の責任だ」
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「何か自分にできることをしなければ」
「自分の頑張りが足りないから状況が改善しない」
こういったことって
第三者が見れば
「そんなことないでしょ」
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「自分の責任」
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「常に頑張り続けないと」
と思ってしまう
特に日本人は頑張ることが
「好き」
とは言わなくても
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罪悪感に襲われた人は
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意味は大きい。
日本人は 罪悪感を持たせて人をコントロールしようとするところが 伝統的にあるから、 罪悪感を持ちやすい人が多い。
罪悪感を持ちやすい人はストレスが溜まりやすいから、中には人を非難して罪悪感を持たせて自分のストレスから逃れようとする人も出てくる。
罪悪感スパイラルが起こる。
そこから起こる不幸は計り知れないが
最近強く思う代表的な不幸は
責任追及と原因究明が混同されてしまうこと。
責任者を責めることが目的になってしまって、
本当の原因を究明することを忘れてしまう。
結果
同じ問題が繰り返される。
具体例は書かないが
今見渡せば
あるよね
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夢リタ塾塾長 柴野コンサルティングサービス
タグ: 罪悪感