2015年10月01日
★花柄の模様が目に染みる
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◆【ドドドドドン!MEMO】 ——★遠方に住む友人からメールで愛犬の画像が送られてきた。
ラナ(3歳)という名前らしい。
鼻の頭の湿り気とか毛並みの輝きとかをみると——僕のレオン(註?@)と違って——ずいぶん大切に育てられていることがわかる。
彼は僕のいる「DAKA古書店跡」に来たことがある。
僕は彼のところに行ったことがない。
画像を通して、僕の知らない彼の部分がひろがっていく。
「ラナ」は、その知らない世界の象徴だ。
敷物の模様もそうだ。
花柄の模様が目に染みる。
註?@=レオン(=ゴールデンレトリバー。2007/6/13没、12歳1ヵ月)は死ぬまで、僕を意識し、僕の前では「立派でいよう」と思いつづけていた。
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2015年10月02日
★八戸産野菜で焼きナス&焼きピーマン&焼きシシトウ! 「おいしい!」をぐっと飲み込んだら泣けてきた
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◆【ドドドドドン!MEMO】 ——★近所の人から「畑で採れたので」と(画像の)野菜をもらった。
フライパンで焼きナス&焼きピーマン&焼きシシトウ(註?@)にして食べた。
八戸産、それも町内産となると、ありがたさも10000倍!
「おいしい! おいしい!」と言って食べた。
あまり「おいしい! おいしい!」というと「おいたわしい」と涙ぐまれるのではないかと思い、「おいしい!」をぐっと飲み込んだら、僕のほうが泣けてきたよ(ノ△・。)。
ブログの 【Profile】 でも紹介しているように、僕はノマド(&チョイ住み)民である。
八戸もだんだん気温が下がってきた。
まだ大丈夫だが、そろそろ移動の準備をしなくてはいけない。
◇註?@=今回の焼きナス&焼きピーマン&焼きシシトウは、まず、ナスはヘタを切り、適当にスライス、ピーマンもヘタと種を取り、適当に分割、シシトウはそのまま。
フライパンに並べ、蓋をして蒸し焼きに。
火が通ったら、蓋を取り、焼き目をつける。
こんがり焦げてきたら、火を止め、ごま油で風味づけ。
あとは好みで、サンショウ粉、岩塩、カレー塩、ゆず塩、サンショウ塩、わさび塩、ソース、醤油……なんでもOK。
八戸産野菜は香ばしい!
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2015年10月03日
★土橋川にかかる橋の真ん中に立ち、桜木町方面を眺める。土橋川には僕の過去と今と未来がある!
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◆【ドドドドドン!MEMO】 ——★僕のふるさとは大阪市だ。
大阪は水都 だ。
僕の家も川と橋の近くにあった。
そのため水害には何度も痛い目にあっている。
3日間、水上生活を経験したこともある。
だから、大阪を離れてからも、住む場所を選択するときは、海抜とか、堤防の天端との高低差とかをチェックした。
これまで8回、引っ越した。
〈僕の海抜歴〉
70メートル→47メートル→20メートル→16メートル→72メートル→46メートル→70メートル→25メートル(現在)。
でも、ふと気がつくと——「やっぱり大阪の子やねぇ〜(^_^)v——鮭がふるさとの川に帰るように、水路に引き寄せられていく自分がある。
視界に水路があると、心が落ち着く。
★画像=散歩(=エクササイズ【一に足腰、二に文体、引き明けの街・八戸&大阪を走る!】)の途中——水路が眺めたくて、わざわざ土橋川までやってきた。
人生、立ち往生したときは、やっぱり【水路】だよ。
水路には未来がある。
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2015年10月05日
★「女房は他界したくらいでへこたれない」……告別式での鎧塚氏のあいさつに感動!
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◆【ドドドドドン!MEMO】 ——★起きがけ——目を覚ましたものの、少し早すぎたので——ベッドに入ったまま、スマホでニュースチェックをしていて、次の記事を見つけた。
◇川島なお美さん葬儀・告別式(2015年10月2日 青山葬儀所)スポニチアネックス 10月3日(土)7時0分配信。
告別式での鎧塚氏のあいさつ文が、僕の心をとらえた。
——「女房は他界したくらいでへこたれない。どこかで話を聞いています。『私は次のステージを考えている。みんなも元気出して』と言っているような気がします。この会場を出たらさあ頑張ろう、と思っていただけたら」(あいさつ抜粋、以上)。
「川島なお美」がどんな女優だったのかもわからないくらいの僕が、こんなことをいうのは少しはずかしいのだが、正直にいうと、「女房は他界したくらいでへこたれない」に心底、感動した。
感動がカラダじゅうを駆け巡った。
あいさつ文から女優・川島なお美がvividに蘇ってきた。
彼女への思い・願いがこもった、すばらしいあいさつだ。(このあいさつ文を忘れてはいけないと思い、スマホ上でコピーし、メールに貼りつけ、DAKA古書店跡にある僕の、このパソコン宛に送信した(^_^)v。)
★夫婦歴(6、7年)が若いから、こういう「あいさつ」ができるのか?
「あいさつ」一読後、僕は、しばらく前に観た映画『今度は愛妻家』(行定勲監督・北見俊介=豊川悦司・北見さくら=薬師丸ひろ子・註?@)を想起した。
北見夫妻の結婚歴が設定上、どのくらになっていたのかはわからないが、亡き妻に対する夫の感覚から、僕は夫婦歴の若さを感じた。
『今度は愛妻家』は、僕の生き方に結構、影響を与えた映画である。
だが、この夫婦歴が若いという印象は、そのことに対する強い感動とともに、若干、違和感を残した。
ただ、このブログ記事の主題は「夫婦歴が若いから、こういうあいさつができた」……では決してない。
「夫婦歴が30年でも40年でも、最後にこういうあいさつができる人生を!」だ。
念のために。
★話は大きく跳ぶが、僕の師・江藤淳(註?A)は妻の死後、「家内の生命が尽きていない限りは、生命の尽きるそのときまで一緒にいる、決して家内を1人ぼっちにはしない、という明瞭な目標があったのに、家内が逝ってしまったいまとなっては、そんな目標などどこにもありはしない。ただ私だけの死の時間が、私の心身を捕え、意味のない死に向って刻一刻と私を追い込んで行くのである(『妻と私』から)」と記述している。
そして、自身が自刃する2ヵ月前に高井有一氏に「夜はまだいい。周りが闇に閉ざされているから。昼は光が入って、家の隅々、庭まで見えてしまう。そこに、それまで居た人がいない。この空白感が耐え切れない」と語っている。
江藤淳の自刃を「後追い心中だ」(石原慎太郎)という人もあるが、僕は自刃と妻の死は切り離して考えている。
しかし、「家内は他界したくらいでへこたれない。家の隅々、庭のあちこちから僕を見ていますよ」と、もし言えたのであれば、その後の江藤には、また違った展開があり得たかもしれない。
◇註?@=『今度は愛妻家』
行定勲監督により映画化され、2010年1月16日に公開。
〈キャスト〉
北見俊介 - 豊川悦司
北見さくら - 薬師丸ひろ子
吉沢蘭子 - 水川あさみ
古田誠 - 濱田岳
西田健人 - 城田優
CMに登場する夫 - 津田寛治
CMに登場する妻 - 奥貫薫
井川ゆり - 井川遥
原文太 - 石橋蓮司
(石橋蓮司の演技がすばらかった。)
◇註?A=江藤淳
1932年12月25日〜1999年7月21日。文学評論家、文学博士。東京都出身。慶應義塾大学文学部卒業。
1957年5月、大学同級生だった三浦慶子と結婚。
1998年暮れ、慶子夫人が死去。
1999年7月21日、鎌倉市西御門の自宅で自刃、66歳没。
〈代表作〉
『成熟と喪失』河出書房新社
『落葉の掃き寄せ 一九四六年憲法−その拘束』文藝春秋
『閉された言語空間 占領軍の検閲と戦後日本』文藝春秋
『全文芸時評 (上下)』 新潮社
★画像=パートナーの筆立て。
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2015年10月06日
★この男には特別な感慨がある。【激昂】して去る! その【激昂】を忘れない! これが人生だ
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◆【ドドドドドン!MEMO】 ——★《今季で3年契約が終了するロッテの伊東勤監督が4日、3位でのクライマックスシリーズ進出を決めた日本ハム戦の試合後に来季の続投要請を受け「ありがたい話。前向きに検討する」と話した。
今後、条件面を詰めて正式に契約する。》——www.sankei.com/sports/news/ 10.4 18:15
★画像=CS進出を決め、ファンにあいさつするロッテ・伊東監督=QVC——www.sankei.com/sports/news/ 10.4 18:15
★「よかったね!(^_^)v」
この男には特別な感慨がある。
2007年のことだ。
ライオンズは怪我人が相次いた。
交流戦では10連敗を喫す。
最終的には26年ぶりのBクラスに陥落、5位でシーズンを終えた。
伊東勤は責任を取り監督を辞任した。
実際は「解任」。
ライオンズの監督として最後の試合となったソフトバンク戦では球団から花束一つ用意されていなかったため、自分で花束を買い、ソフトバンクの王貞治監督(当時)に頼み込んで花束を渡してもらうセレモニーを自作自演したという(話がある……ホンマかどうかは僕はわからない)。
僕なら花束をやるといわれても断るが、伊東にはこういう「感情&思考回路」があるのかぁ〜とおかしくてしようがない。
ま、花束のことはどうでもいい。
このときの伊東の【激昂】の仕方に僕は猛烈にシンパする。
僕は10の職場を転々としたが、7回、【激昂】して退任している(ノ△・。)。
【激昂】して去る!
その【激昂】を忘れない。
これが僕の人生だ。
だから、今回は「伊東、ホンマ、よかったね!(^_^)v」——でも、伊東は、やがて【激昂】してロッテを去ることになると思うよ。
これが人生だ。
★〈参考資料として〉僕はライオンズファンである。
〈僕のライオンズの歴史〉
1949年 西鉄クリッパーズ発足
1951年 セントラルリーグの西日本パイレーツと合併し西鉄ライオンズとなる。
「野武士軍団」と呼ばれた。
1969年 黒い霧事件。
1973年 太平洋クラブライオンズ
1977年 クラウンライターライオンズ
1979年 西武ライオンズ
2008年 埼玉西武ライオンズ
勝率最低記録——1971年 稲尾和久監督 勝率 .311
勝率最高記録——1983年 広岡達朗監督 勝率 .683
僕は、西鉄ライオンズ、太平洋クラブライオンズ、クラウンライターライオンズと、ずっとファンでありつづけた。
しかし、西武ライオンズ(1979年)になったとき、【激昂】してファンをやめた。
理由は、新球団が勝手に「西鉄・太平洋・ライター抹殺」方針を打ち出したからだ。
はじめは(僕は楽観主義人間なので)わからなかったのだか、優勝したとき、会社に「初優勝」とコメントされて、気がついた。
なんで初優勝やねん?
何回も優勝してるやんけ!
巨人に3連敗のあと4連勝して「神様、仏様、稲尾様」いうてみんなで喜んだやんけ!
アホか!
絶対に許せへんぞ!
(西鉄・太平洋・ライターを抹殺したい理由はわかる。)
でも、ファンである【僕】を否定してどないスンネン。
ただ、東尾修はじめ西鉄の選手たちが残っていた。
伊原春樹もいた。
結局、僕は、東尾修監督時代(1995年〜2001年)、伊原春樹監督時代(2002年〜2003年)まで熱心なライオンズファンでありつづけた。
伊原が去ると同時に、僕もライオンズを去った。
くりかえすが、「激怒」の10000倍【激昂】して去った。
しかし、2008年、僕は再びライオンズにもどる。
球団が「西鉄・太平洋・ライター抹殺」方針から「西鉄起点史観」に転換したからだ。
ま、勝手な話、姑息なやり口やけどね(ノ△・。)。
これについてはもう少し言いたいことがあるが、〈僕のライオンズの歴史〉は、ホンマ、しょうもない話なので、これでやめる。
なお、ライオンズのファンでなかった期間は、子どもの頃からライオンズの次に好きだった【近鉄バファローズ】の熱烈なファンをやっていた。
演じていたのかもしれない。
そうしたら、なんと、今度は、近鉄まで滅亡してしまった。
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2015年10月07日
★イライラ、カリカリをつづけてみようかなぁ〜と思い直した
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◆【ドドドドドン!MEMO】 ——★さっき、こういう新型パソコンを見つけた。
【VAIO Pro 13 mk2】〈VJP1329SCN1S〉
OS=Windows10
画面サイズ=13.3 型ワイド (16:9)
解像度=Full HD 1920 x 1080
バッテリー駆動時間=10時間
価格=118,580
寸法等=322x17.9x216.5mm 1.03kg
発売日=2015年10月15日
★現在、ダウン一歩手前の【Let's Note S10】と【vista〈LaVie・LL550/L〉】を、イライラ、カリカリ、身もだえしながら使っている。
とにかく、インターネットのページが開くのに、すごく時間がかかる。
人生の半分以上が【待ち時間】!
僕もかなりのストレスだが、【Let's】も【LaVie】も命の瀬戸際、最終ラインの奮闘努力。
★新型パソコンの僕の条件——
?@液晶サイズ=13.3インチ
?AOS=Windows10
?Bバッテリー駆動時間=15時間以上(ノマド&チョイ住みの僕としてはこれは譲れない)
だが、これが手ごろな価格ではなかなか出てこない。
で、昨夜は、遂に決断。
春夏モデル【東芝dynabook R63/PS PRB63PS-NDD-M】——Windows 7 Professional 32bit(Windows10無償アップグレード対象)\101,400——で手を打とう……決めたのだが、しかし、しかし、こういうの(【VAIO Pro 13 mk2】)が出てくるとなると、もう少し、【Let's Note S10】と【vista〈LaVie・LL550/L〉】とイライラ、カリカリをつづけてみようかなぁ〜と思い直した。
(バッテリー駆動時間が少しもの足りないかなぁ〜)
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2015年10月10日
★「鮫町」が僕のスイッチを入れたのか? スイッチが入ったから「鮫町」を訪れたのか?
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◆【ドドドドドン!MEMO】 ——★起きがけ、ひさしぶりにヘンデル:組曲「水上の音楽」(マルゴワール指揮)を聴いた。
夏以来、ずっとジャズ浸けだった。
ふいにヘンデルが聴きたくなった。
僕の中にいくつかの世界がある。
その「いくつか」が具体的にいくつなのかは数えたことはない。(今度、数えてみるつもり。)
たぶん、ひとつの「世界」からもうひとつの「世界」にスイッチが切り替わったのだろう。
先日、突然、鮫町を訪れた。
スイッチと関係があるのかもしれない。
「鮫町」がスイッチを入れたのか?
スイッチが入ったから「鮫町」を訪れたのか?
★画像=鮫商店街(県道1号)の空き地。
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2015年10月11日
★今夜もブラックニッカ(^_^)v! モーツァルトの旋律で酔いがグルグルと廻っている
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◆【ドドドドドン!MEMO】 ——★今夜もブラックニッカ(^_^)v!
今夜は、薗憲ジャズではなく、バッハでもなく、めずらしくモーツァルト(^_^)v。
【ピアノ協奏曲第26番〈戴冠式〉】。
今夜の僕にはモーツァルトがピッタリだ。
旋律で、酔いがグルグルと廻っている。
27番もいいぃぃぃぃ〜!
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2015年10月12日
★鮫町・心優しき最終の町! 末廣寿司もまる仲寿司も今泉書店もなかった。喫茶ジュンは扉が鎖されていた
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◆【ドドドドドン!MEMO】 ——★鮫町・今泉書店の書架の前に立ち、背筋を伸ばす。
しばらく立ち読みしたあと、文庫本を一冊、買う。
鮫で本を買うという行為が、見過ぎ世過ぎの時の流れ(註?@)から僕をポンと弾き出してくれるはずだ。
今泉書店を出て、鮫商店街(県道1号)をゆっくりと歩き、末廣寿司、そして喫茶ジュン(順)に向かう。
ジュンでは固い椅子に腰をおろし、コーヒーを飲む。
ジュンの台形のおしゃれな窓枠から鮫商店街の光景を眺める。
これが僕の【計画】だった。
★しかし、今泉書店(註?A)はなかった。
閉店したのか? 移転したのか? 画像の白い車がある家のあたりが、書店のあった場所だ。
末廣寿司もなかった。
建物は解体され、床のタイルだけが地面にへばりついていた。
喫茶ジュンは、たまたま休みなのか? 閉店なのか? 扉は鎖されていた。
自動車が僕の身体スレスレに走り過ぎる。
だが、人影はない。
みんな、どこへ行ったのか?
そういえば、まる仲寿司もなかった。
無常迅速。
鮫町に流れた時間と同質の時間が僕のうちでもドドッと音を立てて流れた(註?B)。
◇註?@=見過ぎ世過ぎの時の流れ
註?B=ドドッと音を立てて流れた
冒頭では、僕は時の流れの中に存在するという認識だが、まる仲寿司跡では、時は既に流れ去ったのだとショックを受けている……という意味か?
このところがまだよくわかっていない。
もう少し考えてみたい。
◇註?A=今泉書店
夜、インターネットで今泉書店の消息をチェックしていたら、 【最後の今泉本店】 という記事を見つけた。
ここに閉店せざるを得なかった事情が詳細に語られている。
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2015年10月13日
★トリップ石田通り! 越境への起点! 心優しきプライドの町・鮫町シリーズ
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◆【ドドドドドン!MEMO】 ——★石田通りをトリップ!
「石田通り」は、鮫町を走るJR八戸線の「石田通踏切」から石田屋旅館前を通り抜け、次の「荷揚場踏切」に至る区間だ。
「トリップ」は、短い旅行、外出、ひと走り、通勤、往復……等の意味【trip】。
他に、野球の練習で外野フライを高々と打ち上げ、選手が一定距離を走り、ボールを捕球するプレーのことをトリップという。
僕はこの練習の意味で使った。
「石田通り」というのは「トリップ」くらいの距離だなぁ〜と思ったからだ。(ま、そんなに短くはないが……。)
★石田屋旅館跡地。
村次郎氏をたずねて一度おじゃましたことがある。
透明なガラス玉を敷きつめた、古風な手洗い場に立ったとき、高村光太郎がどこかでこの石田屋旅館のことを書いていたことを思い出した。
光太郎もこのガラス玉の手洗い場を使ったのかもしれない……と思った。
★石田屋旅館跡地から前方、道端にある飲食店「ラベンダー」「月見草」などの看板が見える。
★ここが鮫の歓楽街か?
時間の層がうねっている。
扉がきしみをたて今にも開きそうだ。
ガラス窓を通して人影が動き出しそうだ。
切断された感覚が僕をドキドキさせた。
★石田通りの行き止まり。
「荷揚場踏切」付近の飲食店跡。
やがてこうなると思っていたが、やはりこうなった……という感慨。
一種の旅情。
一種の運命。
トリップの逆説的な意味。
僕のプロフィールの一部のように感じた。
行き止まりの柵のそばにコスモスが咲いている。
心優しき最終の町の、越境への起点だ。
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2015年10月15日
★【トリップ石田通り!】のような書き方は今後、絶対にやらないようにしないと……僕がますますダメになる
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◆【ドドドドドン!MEMO】 ——★けさ、4時起床。
マンデリン(手鍋焙煎・City roast)を飲み、モーツァルトのピアノ協奏曲第27番を聴きながら(←先日からこればかり聴いている)、これからの僕の【生きるカタチ】について哲学。
粗く結論だけ書くと——
(1)得意なことはやる。
(2)苦手なことは絶対にやらない。
他人がやっているのをみて「ああ、いいなぁ〜」と、どんなにあこがれても、絶対にやらないこと(ノ△・。)。
(3)得意なことでも負荷が大きいものはやらない。(以上)
(1)と(2)はそのとおり。
最近の僕の失敗はすべて(2)。
(3)は微妙。
修業が足りないから、「やりたい」……「いや、やめよう」……「いや、やはりやりたい」……「いや」……【やりたい】ことと、その【負荷】とのあいだで逡巡がつづいている。
そのうち、こういう人間臭い【逡巡】からも離脱したいよ。
★以前にアップした記事——
【★トリップ石田通り! 越境への起点! 心優しきプライドの町・鮫町シリーズ】 が、「八戸情報注目記事」の第10位にランキング(ま、一瞬間だけかもしれないけど……)。
だれにも読まれずに沈没していたのが、復活したのだ!
ブログ村のシステムに感謝する!
ただし、【★トリップ石田通り!】の記述の一部は、冒頭の「結論」の(2)「苦手なこと」に属する。
例——
《★石田通りの行き止まり。
「荷揚場踏切」付近の飲食店跡。
やがてこうなると思っていたが、やはりこうなった……という感慨。
一種の旅情。
一種の運命。
これは「トリップ」の逆説的な意味だ。
僕のプロフィールの一部のように感じた。
行き止まりの柵のそばにコスモスが咲いている。
心優しき最終の町の、越境への起点だ。》
こういう端折った記述は今後、絶対にやらないようにしないと……。
僕は僕らしく、「もういいよ」「くどいよ」と相手がうんざりしても、もっとベタベタと、もっとネチネチと語って実況放送しなくてはダメだ。
猛省。
★画像=モーツァルトのピアノ協奏曲第27番は今、このスピーカーから流れている。
【ONKYO D-412EX】
型式=2ウェイ・バスレフ型
定格インピーダンス=4Ω
最大入力=200W
再生周波数帯域=37Hz〜100KHz
幅214×高さ347×奥行き323mm
重量(1台)=10.2kg
このスピーカーを購入することにした、その決め手は次の2点——
(1)音の分解力が高い。
(2)1台の重量が10.2kg(重いことはいいことである。音を聴いていて、ああ、重いスピーカーから流れている……と感じる。)
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2015年10月16日
★鮫商店街・写真屋さんの夜のショーウインドー! 鮫町が大好きだ! 好き度が負荷度を上回っている!
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◆【ドドドドドン!MEMO】 ——★昨日、これからの僕の【生きるカタチ】について哲学したとき、「カタチ」の3番目に——
(3)得意なことでも負荷が大きいものはやらない。
これは「好きなこと(好きなもの)」でも負荷になりそうだったらやめる……という意味でもある。
通常、「好きなもの」には相当な時間をかける。
その「時間」が、場合によっては負荷になる。
だから、「好き度」が「負荷度」を上回るかどうか? あるいは逆に、「負荷度」が「好き度」を上回るかどうか?……が、大切なポイントになる。
たとえば、「村上春樹」は負荷度が上回ったので、やめた。
★寝台特急・日本海に乗る直前、大阪の書店で、たまたま『風の歌を聴け』を見つけた。
村上のことは全然、知らなかった。
当時、僕には燃え尽き症候群の兆候があった。
その僕に文体のリズムがぴったりだった。
これはイイということで、次に出た『1973年のピンボール』も読んだ。
息が止まるほど感激した。
だが、次の『羊をめぐる冒険』で違和感を持った。
『羊をめぐる冒険』は『群像』(8月号)に一挙に掲載された。
その月の『群像』だけ、スゴク、ぶ厚かった。
ぶ厚いので、しばらく読まないで、部屋のドアストッパーとして使っていた。
ドアと床のスキマに夏の光が当たり、その部分が日焼けしてしまった。
読みはじめたら、スゴク、おもしろくて、一気に読んだ。
同時に、自分がこういう作品に付き合う必要があるのかな?と思った。
負荷度が上回ったのだ。
で、村上をやめた。
『羊をめぐる冒険』以降は、一切、読んでいない。
見切る判断を誤ったのかもしれない……と思うことはときどきある(ノ△・。)。
★画像=鮫商店街・写真屋さんの夜のショーウインドー。
商店街の入口付近を明るく彩っている。
心優しきプライドの町・鮫町が大好きだ。
鮫町の好き度が負荷度を上回りつづければいいと思っている。
鮫町と僕の関係はまだまだこれからだ。
鮫には恩がある。
僕は鮫に生きる!
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2015年10月17日
★心優しきプライドの町・鮫町の【荷揚場通り】八戸市街地にある海辺の坂道ではここがいちばん美しい!
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◆【ドドドドドン!MEMO】 ——★鮫商店街を少し行くと、右側に高橋履物店、末廣寿司跡、喫茶順、左側に西野酒店……ここを左折すると【荷揚場通り】だ。
蕪島に向かう道路と交差するまでの約100メートルの区間だ。
西野酒店付近の標高が10メートル、交差地点の標高が2メートル、標高差8メートルの坂道になっている。
意外だが、鮫商店街から海(鮫漁港)が見通せる唯一の道だ。
坂道の先に海がキラキラと光って見えるのはなかなか気持ちのいいものである。
八戸市街地にある海辺の坂道では、ここがいちばん美しい……と僕は思っている。
★途中、JR八戸線の荷揚場踏切を渡ると、左側に三島屋(やきとり)、五木(居酒屋)、暖(居酒屋)、ひげ(スナック)、右側に酒蔵(居酒屋)が目に入ってくる。
現在、ぜんぶのお店が営業しているかどうかはわからない。
先日、通ったら、三島屋、ひげ、酒蔵の灯りがついていた。
僕の少し前を下っていたオジサンがいなくなったと思ったら、三島屋の暖簾に吸い込まれていた。
酒蔵からは弾んだ会話のやりとりが聞こえてきた。
僕は、ひげ、暖、五木の看板越しに荷揚場通りを見あげるのが好きだ。
そんなはずはないのだが、この光景を何十年も見つづけているような気がしてくる。
★なお、荷揚場踏切をJR八戸線の気動車が通過するだいたいの時刻は——
〈上り〉6:43 7:14 8:24 11:13 14:17 16:20 18:27 19:36 21:45
〈下り〉5:56 7:36 10:28 12:43 15:34 16:50 17:38 18:47 20:54
列車が通る。
海が見える。
やきとり屋がある。
いいところである(^_^)v。
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2015年10月20日
★夜、DAKA古書店跡玄関で食べるおでんのダイコンが抜群に旨い!
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◆【ドドドドドン!MEMO】 ——★カラダのどこかが不調だというわけでもないのに、HPもBLOGも更新する気にならない。
そんな人間がムリムリ更新した記事など誰も読まない。
だから、昨晩、ブログ記事のアップはやめて、DAKA古書店跡の玄関(画像)で、小皿に取り分けた極々少量のおでんと、ブラックニッカで【更新する気にならないこと】を哲学した(ノ△・。)。
結論——
最近の僕のBLOGが、僕の持論である【HP&BLOGのカタチ=僕の存在のカタチ】から大きくズレている……ということに思い至った。
根本のところに問題があるのである。
火曜日、水曜日、木曜日で、試行錯誤しながら微調整(註?@)するつもり。
なお、おでんのダイコンが抜群に旨い!
つゆの色が薄かったし、姿形もシャキッとしていたので、そのつもりでパクリとやったら、しっかりと染み込んだ、上品な味がボワッッッッッッッッと僕のうちにひろがった。(ローソンで買ったのではない。ファミマで買ったのでもない。僕が作ったのでもない。パートナーの腕が上がったようである(^_^v。一応、念のために。)
註?@(微調整)=「僕の存在のカタチ」に近づけるためには、もうひとつ、記事(註?A)をくわえなくてはならない……と思っているのだが、それをやると、木に竹を接いだ感じに。
「新記事」にすればいいのかなぁ……?
ふたつの「記事」で【僕の存在のカタチ】?
註?A(もうひとつ、記事)=スポニチアネックス[2015年10月19日10:00]配信の【来季のパは「10・19」で運命変わった5人が指揮官に】に対する僕の涙の感想。
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2015年10月26日
★レオンが生きていれば僕らもまちがいなく参加したことだろう! 津鉄「ペット車掌企画」
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◆【ドドドドドン!MEMO】 ——★ここ十日ほど、ブログ記事等の更新はやめて、DAKA古書店跡の玄関で、小皿に取り分けた極々少量のおでんと、ブラックニッカで【更新する気にならないこと】を哲学していた(ノ△・。)。
(前回記事とダブるが、いったんは)結論——最近の僕のBLOGが、僕の持論である【HP&BLOGのカタチ=僕の存在のカタチ】から大きく「ズレている」ということに思い至った。
知らず知らずに、気持ちが「マーケティング」(註?@)に傾きはじめていたのだと思う。
僕に似合わないアホなことをやろうとしていたのだ。
うかつ。
気づいてよかった。
「ああ、これで立ち直れる」と思った。
しかし、それは一瞬で、さらに混沌の深みにはまってしまった。
「混沌」の深み、粗く2点。
(1)そもそも【僕の存在のカタチ】(=アイデンティティ)とは何であるのか?
(2)マーケティング路線から離れ、他の人がやっていることとは異なる、僕のこだわり(=僕の存在のカタチ)にこだわる……というのはいいことなのだが、はたして具体的に展開できるのか?
これまでもやれなかった。
今度はできるのか?
深みにはまることは悪いことではない。
深みから深み、さらに深みへ……これでこそDAKA古書店跡の【おでんとブラックニッカの哲学】だ。
しかし、シンドイ(ノ△・。)。
たぶん僕は何もやれないだろう。
ある意味、むなしい話だ。
「混沌」だけはまだまだつづく。
★この画像は、Web東奥「ペットが車掌に変身! 津鉄新企画」(2015年10月25日14:00配信)から拝借m(_ _)m。
「これはヒントになる」と、混沌中の僕の目にとまった。
今年開業85年を迎える津軽鉄道で24日、ペットを車掌姿に変身させて、ホームなどで記念撮影を楽しむ「ペット車掌」という企画だ。
1日1組限定。
期間は11月30日まで。
画像=ペット車掌第1号として列車に乗車するそらじろう君と砂畑さんご夫婦。
レオンが生きていれば、まちがいなく僕ら(レオン、僕、パートナー)も参加したことだろう。
(ページトップの画像は、死の1年前のレオン。「暑い、暑い、わし、もう死ぬぅぅぅ〜」といってパートナーに甘えている。)
ま、「名作に学んで名作椅子は生まれる」織田憲嗣(註?A)——先行事例に学び、津鉄の歴史に取り込み、独自の企画を生み出していく……という思想だ。
☆註?@=マーケティング
顧客が求める商品やサービスを作り、その情報を届け、顧客がその商品を得られるようにする活動
☆註?A=織田憲嗣
椅子研究家、東海大学芸術工学部くらしデザイン学科教授。
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2015年10月29日
★浜膳・ニジマスの洗いは、僕のアイデンティティに絡まってくる! 旨い!
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◆【ドドドドドン!MEMO】 ——★昨晩、浜膳・ニジマスの洗いを食す。
浜膳のニジマスは、妙の釣り堀時代からのつきあいだから、食していると、この間の僕の人生——憧れ・諦め・幻滅・自棄・絶望——いろいろなストーリーを思い出し、涙が出る。
旨い!
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2015年10月30日
★この椅子に座ると、バラバラになっていた僕・僕・僕・僕・僕……の破片が、スッとひとつの【僕】になる
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◆【ドドドドドン!MEMO】 ——★椅子には魂が宿っている。
グレン・ハーバート・グールド(Glenn Herbert Gould, 1932年9月25日〜1982年10月4日)は、演奏時、父親が作った椅子——高さは30cmほど。異様に低い——以外には座らなかったそうだ。
僕にとって画像の椅子は、ま、そういう椅子だ。
昔、よく通った、国道45号線沿いのファミリーレストランのテーブル&イスと同じモノ(karimoku)を購入。
僕とパートナーの食卓用だった。
今は戦力外。
レストランは廃業。
この椅子に座ってグールドのバッハを聴くと、バラバラになっていた僕・僕・僕・僕・僕・僕・僕・僕・僕・僕・僕・僕・僕・僕・僕・僕・僕……の破片が、スッとひとつの【僕】になる。
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