かえるくんです
今回から比較級と最上級です。
覚えることがたくさんある単元ですので、用心深く、かつテンポよく進めたいです。
比較級、最上級の形はそれぞれ、 「形容詞(副詞)+er」「形容詞(副詞)+est」
となります。
意味は 比較級が「〜より・・・」
、 最上級が「〜の中で一番・・・・」
とこういうのを
英語で表すときに使います。
子供ははじめて習うことが次々に出てくるので忘れます、これは当然です。
ですので、 過去形の復習もかねて
勉強させました。
次の単語の比較級、最上級を書いてみましょう。
tall
strong
nice
fine
busy
early
big
そこで、何も教えず、過去形の作り方を思い出して自分でさせます。
過去形は-edなので、つけ方のルールはほぼ同じです。
tall- tall er
-tall est
strong - strong er
- stronge st
nice - nice r
- nice st
fine - fine r
- fine st
busy- bus ier
- bus iest
early- earl ier
- earl iest
big -big ger
- big gest
です。そして、これをお経を唱えるように何度も復唱させます。
最後だけ、 bigger(ビガー),biggest(ビゲスト)なので発音注意です。
よく発音の問題で出される常連ですね。
英語は発音を繰り返すと、不安がなくなる不思議な科目です。
今回は以上です。
次回もつづきになります。
2015年12月13日
かえるくん親子の英語学習記 比較級の考え方
かえるくんです
比較級の形、最上級の形になれたところで意味について考えてみます。
比較級の〜er は「より〜」 、 最上級の〜est は「一番〜」 という意味になります。
比較級の場合、比較する対象の前に than を起きますが、 意味は「〜と比較して」
という意味になります。
?@He is taller than she. 彼は彼女より背が高い。
この文を考えると、 thanの意味を「〜より」と思いたくなります が 、thanが付かない
比較級の文、例えば
Which sports do you like? I like baseball better.
という会話文で、返答部分をどう訳してよいか困ってしまいます。
thanがないと、「より」という日本語訳が使えない・・・・
子供はそう考えるかもしれません。
「どちらのスポーツが好きですか?私は野球のほうがより好きです。」
という日本語訳が浮かばない可能性があるんです。
そこで、 than の意味を「〜と比較して」 としておくと
?@の英文は「彼は彼女と比較して、より背が高いです」と意味が通る日本語訳
にすることができますし、?Aの英文も上記のように自然に訳すことが出来ます。
もちろん、この仕組みを理解した上で
?@He is taller than she. 彼は彼女 (と比較して) より背が高い。
カッコ内の隠れた日本語を理解してシンプルに訳せれば、それはそれでよいこと
です。
今回はもう一つ。
?@He is taller than she. 彼は彼女(と比較して)より背が高い。
でどうしてthanのあとが、 "her"ではなく、主格の"she" なのか です。
これは "she"のあとに"is"が省略されているからです。
?@He is taller than she (is) .
彼がそうであるのと彼女がそうであるの(と比較して)より背が高い。
つまりthan のうしろにshe が主語の文が本当はあるとうことです。
?BI like her better than him.
この場合は、「私は彼より彼女が好きです。」という意味になります。
この場合は比較対象が「彼 を 」と「彼女 を 」で 両方、目的格 です。
つまり than を挟んで、”格”(主格、目的格、所有格など)を同じにする。
ということです。
次回は最上級についてお話します。