選択と集中のためのマトリックス
多角化
当時アメリカは 合併買収ブームで、
その主役が コングロマリットだったからです。
しかし、関連性が低い分野に
多角化すれば失敗しやすいし、
会社の寄せ集めに過ぎない持株会社形態では
統一的な経営も難しい。
こうした中で、製品系列を整理して、
選択と集中を行うための分析ツールとして登場したのが、
プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント(PPM)です。
〜2つの経験則〜
A)市場成長率が高ければ
成長についていくためにお金がかかるが、
成長率が下がればお金はかからなくなる
B)市場シェアが高いほど、
生産効果が聞いて生産コストが下がるので
利益が出るようになる。
市場成長率と市場シェアの高低で
ポートフォリオ・マトリックスを作れば、
お金の出入りで取捨選択の方針が得られます。
〜ポートフォリオ・マトリックス〜
?@ お金のなる木:入大・出小なので資金源に
?A 花形:入大・出大で華やか。
シェアを維持すればお金の生る木に
?B 負け犬:入小・出小ですでに勝負はついており、
売却等で投資を回収すべし
?C 問題児:入小・出大でこのまま負け犬に転落するか、
積極投資でシェアを拡大して花形を目指すか
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