商品特性も流通チャンネル次第
流通の チャンネルについては、
例えば コトラー 氏の『 マーケティング・マネジメント 』
の言い方に従えば、 チャンネルの階段数です。
製造業者⇒消費者
製造業者⇒小売業者⇒消費者
製造業者⇒卸売業者⇒小売業者⇒消費者
製造業者⇒卸売業者⇒中売人⇒小売業者⇒消費者
といったように上から順に
0段階、1段階、2段階、、、と数えられます。
一般的に段階数が低いほど原価に近い値段で買うことが可能となります。
購買頻度の高い食料品や日用雑貨品などは、
身近なコンビニなどで反復して買う 最寄品です。
しかし、衣類や家具などは
お店を回って品質・価格・スタイルなどを見比べてから
購入するする 買回品になります。
さらに代理店やディーラーなどに行かないと
買えないような 専門品もあります。
ただし、これらも商品特性というよりも
流通チャンネルの問題であったります。
実際に従来は専門品であった化粧品も買回品だった衣類も、
コンビニやスーパーで売られるようになれば最寄品となります。
一般的に、最寄品は扱う小売店が多いので、
メーカーからすると、卸売業者を入れたほうが便利です。
逆の立場で大手コンビニチェーンからすると
卸売業者を排して直接取引したり
自前で販社を持ったりしたりして、
階層数を減らすことで流通コストを
削減することもありということになります。
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