品揃えと売場を市場に合わせて変える
複数の売場を組み合わせて店舗を形成すること、
さらに在庫管理や市場に合わせて品揃えを変化させていくことを
マーチャンダイジング(MD)と呼びます。
要するに、商品の編集と売場の編集をするのが MDなのです。
例えば百貨店の伊勢丹では、 MD分類と呼ばれる
さまざまな切り口から作った基準に従って売場を作るそうです。
対象別・用途別・関心度別などの分類で
商品やブランドを集めて1つの売場を作り、
更に年齢の高い層向けのゾーンや
キャリア層向けのゾーンといった
ゾーンにまとめて店舗空間を構成しています。
こうするとお客さんも自分で売場を探しやすく
関連商品も一緒に買いやすくなり売り上げに影響を与えます。
総合スーパー(GMS)のイトーヨーカ堂では、
商品をブランド・サイズ・色等々で細かく決めた単品で管理します。
こうして 単品管理にすると、 売れ筋、
死筋が単品ペースでわかるようになります。
同じメーカーの同じ商品カテゴリーの中にも
売れ筋と死筋が混じっているし、
店舗が違えば売れ筋と死筋も違ってきます。
こうして店舗の売場レベルで
商品の編集をしていくのが単品管理なのです。
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