前回はSSD換装のハード改造のところまででしたので、今回は換装後の処理速度向上の効果検証の結果について記載していこうと思います
↓今話題(ここだけで)のネットブック FRNU507 ・・・まだまだ引っ張ります ^_^;
SSD換装前後で速度がどう変わったかが分かるように計測方法は前回のHDDの時と合わせました。
換装後一発目はWindows10の起動時間を計測しました
結果は、1分56秒でした。
HDDの時は4分ちょっとかかっていたので、大幅短縮です。
ちなみに、普段は高速スタートアップを使うと思うので、そっちの条件でも計測してみました。
すると・・・
結果は1分13秒と、意外にもHDD搭載時とあまり変わりませんでした。
Windows10の高速スタートアップの条件下では、デバイスドライバーのイメージ読み込みよりも、メモリーに常駐させるCPUの処理がネックとなているようです。
そして、VineLinuxの起動時間はというと・・・
約42秒ということで、HDDの時からすると半分ちょっとの時間まで短縮です。(HDD起動:1分10秒)
ここは純粋にHDDのアクセス速度が効いているようで、CPUの処理は軽いのでネックになっていないようですね。さすが軽量OSを名乗るだけのことはあります。
OSの起動はこの辺で良いとして、次は使用上のスピード感という事で、ブラウザの起動時間についても計測してみました。
計測方法は前回と同じく、Yahooのサイトが何秒で立ち上がるか?です。
Windows10は
約1分9秒かかりました・・・あれ? HDDとあまり差が無いですね。
一方VineLinuxでは
約30秒というとで、HDDの51秒に対して約20秒短縮でした。
という感じで、Windows10とLinuxでは効果に大きく差が出ることが分かりました。
差が付いた原因としては、やはりOS自体の処理の重さではないかと思われます。
とはいえ、このスピード感ではWindowsだろうと、Linuxだろうと、ちょっと実用レベルには程遠いというのが正直な感想です。(我が家の最も低いスペックのPCであるSurfaceGOでもブラウザの起動は10秒以内です)
一つ一つの処理に時間がかかるので、うっかり何かをクリックしてしまうとその処理が完了するまで長い場合は数分間操作不能に陥るので、生産性的にもちょっとアレですね・・・
Linuxで使う分にはまだマシですが、使い勝手のいいWindowsPCがすぐ手元にあるので、それを差し置いてわざわざこのネットブックを引っ張り出して使う理由が無いです。という事で、リアルタイム性を求めるような作業用途としては、レギュラークラスの現役PCが何らかの要因でぶっ壊れた他時のピンチヒッター的な感じで登場するのかなと。。。(しかもLinuxで ^^;)
あとはサーバー用途としてどうか?という所です。
マインクラフトのサーバープログラムや、ファイルサーバーとしては使えるかも?
という感じですが、ファイルサーバーは既にNASがあるので、マイクラのサーバーでも入れて遊んでみようと思います。実際問題、サーバーはそれほどスペックを要求しませんので、クライアントPCと連携し、どの程度のパフォーマンスを発揮してくれるか、暇があったら検証してみようかなと思います。(Windows、Linux環境の比較踏まえて)
という事で、使用頻度的にもこのネットブックにSSDを搭載しっぱなしは勿体ないので、再度分解し、HDDに戻しました。引っこ抜いたSSDは再びDELLのPCに取り付けて、データストレージ+ゲームソフトのインストール先として活躍してもらおうと思います。
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