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1000羽、既婚サラリーマン(貧乏)です。 このブログでは、主にパソコン、スマホ、デジタル機器あたりの話題をメインに投稿しようと思っています。
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2024年12月07日

今更iPhone8のバッテリーを交換する話(2)

今更iPhone8のバッテリー交換をする話の続きです。
今回は交換バッテリーの選定について書いてみようと思います。

20241127_232434.jpg
↑今回交換の実験台になってくれることになったiPhone8 64GB ゴールド au 様

前回の記事で互換バッテリーはもともと搭載されていた標準バッテリーから幾分か容量アップしたものが出回っている様な事を書いてしまいましたが、まずはその辺の事実関係について整理してみようと思います。

まず、iPhone8の元々のバッテリ容量は1821mAhです。
ここ最近のAndroido端末は3000〜4500mAhぐらい踏査しているものが主流なので、意外と少ない事に驚くのではないかと思います。
しかしこれでもiPhone8はそれなりにバッテリーを持続することが出来るようです。
その秘訣はというと、健康的な生活・・・ではなく、iPhoneという製品が搭載するCPUとそれ専用に開発されたOSにあるとの事です。
まずiPhoneに搭載されるApple自社製のA**というチップセットのシリーズは独自の技術で開発されており、電力効率が非常に高いという特徴があります。また、OSもそのチップセット専用に開発されているため余計な処理が挟まらず、かなり軽量に動くことが出来ると言われています。
一方Android系の端末はOS上で動くアプリケーションを一旦ネイティブコードというバイナリー形式に変換してから動作させるような構造となっているので、基本的にIOS上で動く条件よりも余計に処理を行わないといけないような仕組みになっているらしいです。理由は同じプログラムを色々なスペックの端末で動作させるため、OSとプログラムの間にVMという中間で動く仮想マシンがハードウェアの差を吸収する仕組みになっているからだとかなんとか・・・だそうです。
なので、iPhoneシリーズは全体的にバッテリー容量が少なくなっていますが、持続時間についてはAndroid系の端末とほぼ同等のレベルで勝負が出来ている。という事らしいです。
では、今回交換しようとしている互換バッテリーはどのくらいの容量になるのか?
購入する前にAmazonで市場調査を行ってみました。
すると、小さいところだと2100mAh、最大ではなんと4500mAhの物も出てきました・・・
2100mAhはまあ何となくiPhone8が発売してからの年数を考えると、そのくらいの容量アップは現実的な気がしました。実際同じサイズ感のiPhoneSE3は2018mAhの容量まで上がっていますし。
ただ、さすがに4500mAhは同じサイズでそこまでの大容量を実現できるものなのか、少し怪しい気がしました。
そこでAmazonでそういう怪しい製品を見極める有効な手段である サクラチェッカー を使って、怪しい製品をフィルタリングすることにしました。
このサクラチェッカーはAmazonの製品ページのURLを貼り付けて内容を分析することで、カスタマーレビューのやらせや品質的な問題の有無を判定してくれるとても便利なサイトで、多くのYouTuberなどが推奨する詐欺商品チェックサイトになります。
判定結果としてはレビューの星の数に対して明らかにサクラ目的で投稿されたレビューを省いた場合、実際にどの程度の星の数の評価なのかを分析して出してくれます。
Amazonで出回っている異様に価格が安い製品や、安いうえにとんでもないスペックの製品を購入する際、ある程度そういう可能性を許容して買うかどうか?などの判断を行う時に使うと便利です。
実際過去の買い物で使ってみましたが、確かにここで評価の高い製品はほぼ間違いない性能を発揮してくれています。ただ、ここでの評価が危険判定でもそこそこ使える製品も時々混ざっているので、あくまでも参考として活用するのが良いのかなというのが個人的な感想です。
sakura_check.png
↑サクラチェッカーを以前購入したモバイルバッテリーに適用した結果です。(参考)
ちゃんとした製品であるならこのように合格点が貰える感じです。

バッテリーも同様に候補を調べてはサクラチェッカーにかけたり、レビューをしっかり読み込んだりして、購入候補を絞り込んでいきました。

ちなみにサクラチェッカーで引っかかる怪しげな製品としては、付属の工具がすぐ壊れて使えない(iPhoneは分解するのに特殊な形状のドライバーが必要だったりするので)、バッテリー容量を偽って表示している。等が多かった気がします。
iPhone8は特殊な工具で分解する必要があるのと、バッテリーを交換するのに本体を開けてしまうと、防水シートを貼りなおさないといけなかったり、バッテリーを接着している粘着テープを貼りなおさないといけなかったりするのですが、最近の交換キットはこれらの部品や工具がセットで付いてくるものがほとんどのようです。



↑一応サクラチェッカーで合格点が出た商品です。本当かどうかは分かりませんが・・・

という感じでサクラチェッカーで合格点が出た中で、レビューを読んでまあ大丈夫そうかなと思った商品をひとつ購入してみました。

次回はバッテリー交換キットの現物レビューや実際の交換作業の様子などを書いていこうと思います。

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