前回の記事 では改造に至った経緯をグダグダと書いてみましたが、今回は実際に改造した記録をアップしようと思います。
↑今だけ話題のHDD搭載激遅PCASUS VivoBook X540LA
ノートパソコンの分解の手始めとしては、本体裏面のネジをすべて外します。
↑裏面のネジは10か所ありました。
他の機種ではシールの裏とか、ゴム足の裏にネジが隠れてたりしている物ですが、今回のPCは見えている部分のネジが全てでした。この点に関しては比較的やりやすいと感じでました。
我が家のMSIのノートPCはネジ穴の一つがシールで塞がれており、それを外すと保証対象外になってしまうという非常に危険なトラップが仕込まれているので、うっかり分解等が出来ないようになっています。
↑ネジをすべて外したところです。穴の部位によってネジの長さが異なるので、位置関係は忘れないようにしないといけません。
ネジをすべて外したら、PCをひっくり返してディスプレイを開き、キーボート取り付け面の上蓋の隙間に工具をねじ込み、キーボード付きのカバーを無理やりこじ開けていきます。
ここ最近のノートPCの流行りなのか知りませんが、上蓋は樹脂の爪で止まっていますので、若干力業で蓋を引き剥がさなくてはいけません。
工具を滑らしてはネジってバキッ、ねじってはバキッみたいな感じです。
結構派手な音がしますので、少し恐る恐るな感じで蓋を取り外していきます。
蓋を外すと、キーボードとマザーボードの間がフラットケーブルで接続されていますので、コネクタの爪を持ち上げて1本ずつ外していきます。
キーボードが外れると、PCの中身が出現します。
左奥にバッテリー、右奥に光学ドライブ、中央にスピーカーとCPUファン、そして交換対象のハードディスクドライブは右下の部分に装着されていました。
早速取り外しにかかります。
なんと、ハードディスクのブラケットはPC本体側とネジ一本で固定されているだけでした・・・
まあ、やりやすいので良いんですけどね。
一応コネクタの上部には保護テープが貼られていたので、剥がしてコネクタを引き抜く方向にディスクをスライドしたところ、ハードディスクを取り外すことが出来ました。
取り付けブラケットとハードディスク本体は側面のネジ4本で組付けられていましたので、ネジを外して
SSDと交換します。
ブラケットにSSDを取り付けたら元通りSATAコネクタを差し込み、ブラケットをPC本体にねじ止めしました。
これで換装は完了です。
あと逆の手順でキーボードのケーブルを取り付け、カバーをバキバキとはめ込んで本体裏面のネジを元通りに締め直しました。
組み立て完了後、電源を入れて動作確認したところ、正常にWindowsが起動したので、換装は成功です。
そして、予想通り処理速度は飛躍的に向上しました。
タスクマネージャーで確認したところ、改造後の処理のボトルネックはストレージからCPUに移ったようでした。
とりあえずこれで少なくともアップデートやソフトの起動で数時間操作不能という事態は免れそうな雰囲気です。
2年間のハンデを解消しようやく本領発揮できるようになったこのPC、これからの活躍に期待です。
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