2019年11月16日

コンビニのあり方に思うこと

最近、人手不足や働き方改革などをよく耳にするなか

コンビニの24時間営業の転換が話題になっていますよね。

コンビニエンスストアって、1980年代から日本にも急速に

普及され、消費者にとって24時間いつでも買い物ができるという

ことで流通システムにおける「革命」でもあったんですね。

便利さゆえに大いに人気を博し、一気に店舗が増え続け今や全国で

5万5千店にまで増えたらしいですよ。

私の住んでいる周りでも歩いて5分圏内のコンビニが4件もある

ありさま。

まあ、便利と言えば便利ですが、経営側にすれば大変だろうって

つくづく思ってしまいます。

競争がますます過熱し、出店・閉店の繰り返しが目に付きます。

正直、私もコンビニ店の経営に関心を持っていたことが一時期あったん

ですが、最終的には断念しました。開業費用や営業の面、そして何より

出店競争が激化していることへの懸念があったからなんです。

まあ、それはそうとコンビニ店での時間短縮が話題になり、24時間営業が

大きく転換しようとしていますが、率直に私は歓迎しています。

考えてみると、便利さの裏側には誰かがその負担をせおっているわけであって

まさに24時間営業を売りにして集客を見込むコンビニ商法なんかはその典型

ですよね。

勿論、当初はその分、儲けはよかったんだろうけど人口が減少し人手確保が

むずかしくなる一方で、店舗は飽和状態にあると言っても過言ではない

今の状況では経営スタイルを見直しせざるを得ないと思いますね。

駅前や繁華街などはどうか知りませんが、郊外店なんかは夜中の2時や3時に

お客さんがどのくらいいるんでしょうかね。勿論、立地にもよりますけど。

「セブンイレブン」という名のとおり7時から11時まで、あるいは6時から

12時までと「シックストゥウェルブ」なんかでどうなんでしょうか。

勝手なことを言ってるようで申し訳ないですが。

24時間営業を転換するとなると、あまりにも今の便利さに慣れてしまって

いるので、いろいろと不便なことが出てくるとは思うんですが、ある程度の

「不便」に慣れていくことも必要ではないでしょうか。

このままではコンビニが疲弊していくことになりかねないと、ある種の懸念を

いだいている一人の思いを述べてみたのですが。













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