足を運んだことがありますが、
ここまで特急だけで来るのは
初めてなので楽に移動ができることに
感激しています。
ディーゼル特急なのに
かなりのスピードで走行し、
電車と変わらないこの振り子型
キハ281系も乗ってよかったと
思える列車でした。
普通列車ならこの3倍は
かかるだろうと思われるスピードで
颯爽と北海道の大地を駆け抜けていきます。
予定通り16時28分に
札幌まで行かずに途中の
東室蘭へ到着し、
ちょっと寄り道をします。
このまま札幌へ行っても
それほど見て周ることは
できない時間だし、
せっかくだからいろいろなところへ
行ってみたいということから
室蘭へ行くことにしました。
東室蘭からわき道に逸れるように
室蘭まで線路が続いています。
直通列車はそれほど無く
ほとんどが東室蘭と室蘭を
折り返し運転するという状態です。
唯一特急【すずらん】が室蘭まで
乗り入れている他は
普通列車だけの寂しい路線です。
東室蘭で20分ちょっと待ち
16時55分発の
室蘭行へ乗り込みます。
ガラガラの列車で15分ほどでしたが
普通列車なのに車内ではゆったりと
移動することができました。
室蘭までは複線で
煙をモウモウと高い煙突から出している
工業地帯の中を進んで行きます。
人が住むには程遠い感じがし、
何となく嫌な気分でもありました。
というのは人間のにおいがあまりせず、
どっちかといえば機械の街に
なりつつあるような
気がしたからです。
人が置いていかれてしまった街といった感じでしょうか。
定刻17時09分に室蘭へ到着し、
どこを見に行こうかと迷っていましたが
結局旧室蘭駅を見に行くことにしました。
時間は余りないし、
大きく足を伸ばすことができないので
駅周辺で探した結果です。
今の室蘭駅から歩いて7,8分だと思いますが
今は観光案内所となっている
旧室蘭駅を見に行くことができました。
風格があり線路が短縮されたことによる
駅変更ですが、この駅舎を
そのまま移動しても良かったのではと
思えるくらい立派で駅らしい駅舎でした。
見学を終わり室蘭駅へ戻る頃には
真っ暗になっており、
寂しさがよりいっそう
増したような気がしました。
【このカテゴリーの最新記事】