降りる時に運転手さんが
納沙布岬のガイドをしてくれました。
どこに何があり、
どこで休憩ができ、
どこのバス停で待っていれば
帰れるかなどを
細かく教えてくれました。
ちなみにこの納沙布岬には
バス停が3つあるらしく
そのどこから乗っても良いらしいです。
バスを降りると海の香りがするのですが、
何となくいつもの海とは違う気がしました。
時刻は9時ちょっと前。
時刻表通りの運行でした。
モニュメントや納沙布岬の
観光名所らしきところを一通り歩き、
途中のお店でどこに何が見えるかと
今後の天気のことを立ち話しました。
そしてしばらくすると
とんでもなく濃い霧に襲われ
一寸先は闇とはまさにこのことだと
痛感するほどでした。
先ほど立ち話した店で
花咲かにを親戚へ送り、
観光案内所のようなところで
時間をつぶし9時45分発の
バスへ乗るためバス停に戻りました。
霧のせいで海の先の島々は
全く見えなかったのですが、
灯台から発せられる
でかい警戒音を聞くことができました。
また、灯台付近には
座礁した船が不気味に波に揺られていて
さらに不気味なのはその付近で
釣りをしている人がいたことでした。
釣りが無事できれば良いのですが、
波にさらわれないように
注意してもらいたいものです。
バスに乗り込むと根室から納沙布岬に来たときと
面子がほとんど変わらず、
たまたま先に来ていた
観光客がプラスされただけでした。
帰りのバスも一番後ろの席へ座り
空いているのをいいことに
バックの中を整理します。
そして一段落ついた頃
後ろを見ると道路がどこまでも続いています。
北海道らしい道路で
北海道の東側の端っこでも
まっすぐな道路を見ることができて
得をした気分です。
ちなみに北海道の鉄道で
長い直線が苫小牧と白老のところにありますが、
鉄道は30キロ近くの直線が続いています。
バスは先ほどの道路を
戻っていくのですが、
今度は駅へ向かうバスのため
たまに地元の人を拾っていきます。
しかも納沙布岬から
それほど進まないところで
乗客を拾ってもいるので
観光ばかりに使用されている
バスとはいえない気がしました。
病院の前でやはり人を降ろし、
終点根室駅前に10時20分頃到着しました。
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