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2019年03月21日

広島へ戻り今度は呉線

可部12時29分発の
広島行で可部線を戻ります。



三段峡からの乗り換えの乗客を
無事全員乗せて出発です。



朝とはガラリと状況が変わっているが、
人はかえって増えましたね。


というのも明らかにこれから
広島市街へ買い物に出るという
雰囲気のおばちゃんたちが多いのです。



そういうことが容易に観察できる
車両ということで、
そうです。ロングシートです。



99 可部線.jpg



景色も真向いの人の
上の方しか見えないし、

これでもし混んできたら
車窓どころではないですね。



横川到着の前にこの可部線の上を
鉄道らしき橋が交差していました。


どうやら広島の新交通らしいですが、
可部、三段峡へ向かうときには
まったく気付きませんでした。
どうしてだろう???

不思議ですね。



山陽本線と合流する横川に
到着すると、ドッと人が降ります。



横川の高架駅から見下ろすと
商店街が続いています。

買い物には良い場所なんですね。



しかし、この駅は乗り換えには向かないですね。



可部線と山陽本線は同じ横川駅でも
ホームが離れています。


見た目は並んで停まるようですが、
可部線がカーブしているので
中途半端な感じでした。



横川で多くの乗客を降ろし
広島に13時00分に到着しました。



昼飯でも食べたいのですが、
次に乗る呉線が13時07分発です。


とてもそんな余裕はないので、
呉線に乗り換えることを優先します。







2019年03月22日

瀬戸内海沿いを走ります

13時07分発広行は
朝向かった安芸中野の手前の
海田市から分かれて海沿いの
呉線を走ります。



途中の駅というと広、呉しか
知らない自分にとっては
なかなかなローカル線です。



その呉線を走るのはどういう列車なんでしょう。

期待を膨らませて呉線が
出発するホームへ行くと・・・・


103系通勤型列車が停車しています。



95 可部線.jpg



広島止まりの列車が車庫へ
入るのかなぁと
わずかな望みにかけていましたが、

残念ながら、この列車が広行でした。



呉線もロングシート車が主軸のようで
乗った広行はかなりの混雑です。


座ることさえできず、
なんだかガッカリです( ;∀;)


ですが、面白いこともありました。



それは、車内で新人車掌が研修を
行っていたのです。



お偉い方が4,5人乗って
先輩車掌が2人乗って
アナウンスや検札などを
細かくチェックしているのです。



チェックされる側である自分たち乗客も
緊張してしまうくらいの
緊張感の中、研修が続けられました。



ここまで大がかりだと
乗っている方も気を遣うので
もう少し目立たない方法で
研修はした方が良いのでは。

とこのときは思っていました。




広島を出発すると山陽本線を走り、
分岐点の海田市に到着すると
かなりの人が降りました。


自分も空席に座ることができ、
身体的にはだいぶ楽になりました。



席に座るとあまり外の景色を
見ることはできませんが、
それは仕方ないですね。

ロングシートの宿命です。



座席に座ってからしばらくして
先ほどの車掌が検札に回ってきました。



興味本位で他の人の切符を確認している
動作を見ると、

かなり緊張しているらしく
顔が半分引きつったような表情で
ここまで動きや顔が固いと
誰かに文句言われないかなぁ。

とこちらが心配になるほどでした。



運の悪いことに、この車両には
酔っ払いが乗っていました。



酔っ払いは切符をどこまで
買うかで車掌へ問い合わせていましたが、
何度もキツイことばを浴びせていて
気の毒になりました。



特にこれ以外トラブルは無かったのですが、
やはりあの酔っ払いとの絡んだときの

あの表情は・・・頑張ってください。


と思いながら列車に揺られています。












2019年03月23日

やっと海が見え始めました

海田市から呉線に入った列車は
しばらく走ると海沿いを走り始めました。



呉線は瀬戸内海沿いを走るので
ある程度想定はしていましたが、
ここまで海が近いことに嬉しくなってきますね。



しかし、どうしたものか
海水浴をするような感じが
まったくない海沿いが
続いていました。



たまたまこの地域は、海水浴を
するようなところでは
ないのかもしれないですね。



広行は、そのような海岸線を
走り、広島から40分程走り
13時48分に呉に到着しました。



割と有名な駅ということと
自分の父親が仕事の関係で
呉に何度か来ていたようなので、
1度降りてみようと思いました。



52 呉駅.jpg



改札を出ると立派な駅構内であり、
外に出るとバス、タクシー
そして観光案内と今まで通ってきた
呉線の各駅とは様相が違いますね。



やっと呉線沿線に中心となる
都市が出てきた感じがしました。



呉にはちょっと寄るだけだったので
すぐにホームに戻ります。



次の列車は9分後に到着する
広行です。

列車の本数が多く助かりますね。



広行を待っていると、反対側には
下関まで直通する103系
列車が停車していました。



下関というと九州との境であり
かなり遠いというイメージがあります。



もし乗り通すとなると
この103系ではキツイですね(^^;


今回は、下関へ行く行程ではないので、
気にすることはありませんが、
今後はちょっと行程を組む際に、
ロングシート車対策も取り入れる
必要があるかもしれませんね。



とはいうものの、国鉄時代の
103系が活躍しているのは
日本の列車の性能の良さを
再確認する機会にもなりました(^^)




広までは7分で到着し、
ここでも駅外に出てみます。



わずかな乗り換え時間ですが











2019年03月24日

同じ呉線でも本数が減ります

広に到着しました。

広島方面から来る列車は
ほとんどが広までの運行です。


通しで運行する列車は少ないですね。



自分は6分後に出発する三原行に
乗るのですが、少しの時間を使って
広駅前に出てみます。



53 広駅.jpg



駅舎ですが、職員用に使用する
建物ですね。

宿泊施設等もあり、この広が
呉線の主要拠点ということが
分かります。


少しの時間なので、
いろいろと見ることはできませんが、
駅構内も線路がたくさんあり
夜になれば、列車たちが集結し
翌朝の運行に向けて
しばらくの休養を取るのでしょうね。



三原行の出発するホームへ行くと
ロングシート車が停車していました。



100 呉線.jpg



105系の2両編成ですね。

トイレが付いているロングシート車です。


車内は既にすべての席が埋まっている状態で
座ることができないのは想定内です。



どこかで座ることができるのか
ちょっと楽しみにしながら
ドア付近に立っていました。



14時10分になると
ドアが閉まり、広のホームを
ゆっくりと離れました。



広からも海沿いを走りますが、
どうやら呉線沿線は
工業地帯らしく海水浴が
メインでは無いようです。


いくつか海水浴場らしき看板を
見かけましたが、海沿いにしては
その看板も少なかったのが
その証拠かもしれませんね。



また造船かどうか分かりませんが
船に関わる工場なども多いのが
印象として残っています。



広から三原までは1時間15分ほど乗ります。

席が空けばひと眠りしようと
思っていたので、
駅に停車するたびに車内に
目を向けます。



いくつかの駅を過ぎると
地元の人たちが順番に
降りる感じで席が空きました。



座ると疲れと車窓を眺めることが
できない退屈さからか
いつの間にか眠っていました。








2019年03月25日

三原へ着きます

広から乗った呉線は
途中で座ることができ、
目を開けると竹原に到着していました。



車内は、さらに人が減り
ポツポツと人がいるだけで
寂しい状態ですね。



この先の駅で人が乗ってくるのでしょうかね?



そんなことを考えながら
列車は淡々と進み、
結局、ほとんど乗客が増えない
ガラガラなまま、終点三原へ近付きました。



街らしき景色になってくると
山陽本線と山陽新幹線との接続駅
三原で、定刻の15時25分に到着しました。



進行方向左側に新幹線のホームがあり
【のぞみ】【ひかり】はこの三原には
ほとんど停車しないようですね。



それは駅の外に出てみて
歩いている人があまりにもいないことで
納得はできましたが、

新幹線を通すだけでここまで
立派な駅になるんですね。



54 三原駅.jpg



新幹線の影響力はすごいですね(^^)



時間はお昼時どころか
おやつの時間ですが、
ここまでしっかりした昼飯を
食べていません。


一応持っていたパンを
時々かじっていましたが、
それではやはり足らないので、
この三原で食料を
仕入れることにしようと思います。



次に乗る列車まで時間も少しあるので
コンビニを探すことにし、
コンビニに飛び込んで
いつも通りサラダを購入しました。



新幹線の停車する駅なので
駅前はだだっ広く、その先に
コンビニも数件見えたので
プリペイドカードが利用できる
コンビニを選んで入りました。



このように融通が利くのも
新幹線が通ったことによる
発展の恩恵ですね。



ただ、時間もお昼をとうに過ぎており
食品棚がガラガラだったのが
ヒヤヒヤでした。



そのまま駅ホームのベンチで
食べようかと思い、
三原へ戻ります。








2019年03月26日

山陽本線に乗ります

コンビニで昼食のつもりの
おやつサラダを購入して
三原に戻ると、すでに
岡山行が停車していました。



101 山陽本線.jpg



ホームのベンチより、クーラーの効いた
車内で食べる方が良いですね。



ボックス席で、車内がガラガラなので
足をグィーと伸ばしリラックスして
の食事になりそうです。


と思った矢先、たまたまおばちゃん軍団が
自分の背もたれの後ろのボックス席に
陣取りました。



おばちゃん軍団ですから、
急に騒がしくなります。


どうして、空いているのに
ここに座るかなぁと
ちょっとだけ思いました。



この列車に乗っての移動は
少しだけなので、ここではビールも
購入せず、サラダと水で
遅い昼食は終了です。



出発までまだ時間があるので
ゴミをホームのゴミ箱へ捨てに行き
車内美化に協力した頃、
ホームのベルが鳴り
岡山行のドアが閉まりました。



次の目的地は尾道なので
三原からだと11分で到着です。



久しぶりのボックス席なんですが、
なんとなく残念に思うのも
連続ロングシートの影響かもしれませんね(^^;



糸崎を過ぎるともう次が尾道でした。



到着後、ホームに降りると
「尾道」と地名や駅名を知っているので
大きく有名と思っていましたが、

想像より小さい駅だったので
驚きました。


近くには、山陽新幹線の
新尾道駅もあり、
もう少し賑わいがあっても
良いのになぁと思っていました。



しかし、それは、ホームから見た
駅の裏側の街だったようです。



改札を抜けてから、気付くのです。



55 尾道駅.jpg



駅前にはバス停、タクシー乗り場など
かなりの数がひしめき合っており、
狭いながらも、賑わっていました。






2019年03月27日

次の目的地福山へ

尾道では、想像通りの街並みと
駅前がすぐに海らしきことに
立地が山と海に囲まれて
歴史に出てきそうなイメージでした。



もう少し街をウロウロしたいのですが、
次の列車も来ることなので、
ホームへ戻ります。



ホームには、先ほどより
少し人が多くなっており、
今度来る岡山行はそこそこの
乗車数と予想します。



ホームで待っていると、
下りホームに列車が来るようです。



そして、反対側の下り線路を
貨物列車がすごい勢いで
通過していきました。



ホームに地震がきたかのような
激しい揺れを貨物車両数分通り過ぎる
数十秒間繰り返され、

貨物列車は、西へ走り去りました。



貨物列車が通過してから
しばらくして、上り岡山行の
到着のアナウンスが入り、

先ほどの貨物列車が消えて行った
方から4両編成の普通列車が到着しました。




この列車は115系列車ですが、
その中でも1000番代です。


どういうことかというと、

1車両のドアが両端に近いところに
2つあり、シートはほとんどが
転換クロスシートなんです(^^)



転換クロスシートなので、
特急のような設備ですね。



自分は、この115系1000番代には
乗ったことが無かったので、
車内に入るや否や、

転換クロスシートの空席を探しましたが、
すべての席が埋まっていました( ;∀;)



仕方なくドア横のシートに
腰を下ろし、乗りたかった列車に
乗ることができたことに
多少感激しながら福山へ向かいます。




途中の駅では、

障がいを抱えている人たちが
通う学校があるらしく、
団体で乗り込んできて、
キャッキャッ騒いでいます。


特に周りに危害を加えるわけではなく、
きちんと上級生と下級生の関係が
保たれて乗ってきたので、
ふ〜ん。という感じで見ていました。



これならよっぽど近頃の
高校生の方がマナーが悪いなぁ。

とおじさんらしく思いながら、
列車に揺られること20分で
福山へ到着しました。



16時30分の定刻に到着です。






2019年03月28日

福山駅をウロウロと

尾道から福山へ来ました。


次の列車までは、多少余裕があるので、
ブラリと改札の外へ出ようと
思っていたのですが、

どうもホームの暗さが気になります。



山陽本線から降りたホームなんですが、
薄暗いんですよね。



山陽本線のホームだけが何でだろう。
と思いながら改札に向かいます。



福山駅の外に出ると
大きな街が広がっています。



56 福山駅.jpg



駅舎も大きく、山陽新幹線停車駅らしい
中心地という感じでした。



今日は福山から山の中へ入っていく
福塩線に乗ります。


どんどん田舎地帯へ行くので、
ご飯を食べるタイミングが
無さそうですが、
先ほど食べたばかりなので
福山で食べるのは止めましょう。



なんとかなるだろうという
あいまいな気持ちで福山駅構内へ
戻りました。



さて、福塩線ホームは
山陽本線のホームとは離れていて
狭い島式ホーム
(ホームの両側に列車が停車するタイプ)
が1つで薄暗くないですね。



山陽本線のホームはと見ると
明らかに薄暗く、真上に
山陽新幹線のホームが
設置されていました。



新幹線の陰に隠れてしまったのが
山陽本線のホームだったのですね。



上下にホームがあるのだから、
さぞ乗り換えも楽なんだろう
と思っていたら、

どうやら直接行くことができないらしく
なかなか利点を活かせていなかったですね(^^;



ところで、この福塩線ですが、
福山と塩町の頭文字を
取っているらしいですね。



ルートは、福山から
府中、塩町を経由し
三次まで行っています。


福山から三次までの直通は無く、
府中での乗り換えになります。



今度乗る福塩線は、福山始発
ではないので、到着まで
しばらく待ちます。









2019年03月29日

福塩線に乗ります

福山の福塩線ホームで
列車の到着を待ちます。



しばらく待つことになるのですが、
福山市街をホームから眺めていると
これまた飽きないもので

散歩している人
スケボーの練習をしている人
ボケッーとしている人

など、いろいろな人がいました。



ホームにだんだんと人が集まり始め
列車は来る雰囲気が無いのにもかかわらず
地元の人がうじゃうじゃいるので

そろそろ来るだろうと
無責任に思っていました(^^;



福山くらい大きな駅なので、
到着と出発までに多少の
時間差を設けているダイヤだと
思っていたのですが、

発車時刻である17時05分
ちょっと前になって
やっと到着しました。



102 福塩線.jpg



黄色の列車でどうやらワンマン運転ですね。

大きな駅ではホーム側のドアが
すべて開くらしく、
福山ではすべてのドアが開いて
一斉に人が降りてきました。



到着後しばらくは、
たくさんの人が降りるので、
乗り込むことができずに
ドア横で待っていました。



降りる人たちの流れが止まると
逆流するように車内へ
なだれ込みました。



始発列車とほとんど変わらないような
車内のガラガラ具合で、
ロングシートでしたが、
難なく座ることができました(^^)



自分は乗車の列の前の方だったので
楽に座ることができましたが、
あっという間に席は埋まったようで
立ち客も出た状態になりました。



自分は4両編成の前から
3両目の車両に乗りました。


無人駅などではドアの開かない
車両なのでかなり静かな車内と
思っていたのですが、

前のシートには小学生の
友達たちがたくさん座っていました。









2019年03月30日

乗換駅の府中へ

福山を出た福塩線は、
立ち客を乗せて走っています。



ちょっと都会中心地から
離れたところを走る
ローカル線というイメージですが、
思ったより利用者が多いのは良いですね。



さて自分の前のシートには
小学生の友達同士がズラッと
座っています。

そしておもむろに
トランプを取り出して
みんなで遊び始めました。



この小学生たちは、福山より
手前の大門から乗っているらしく、
小学校1年生なのに、電車通学なんて
すごいなぁと思っていました。


小学校は近くの公立で良いよなぁ。
というのしか自分の頭の中に
無かったからです(^^;



前のシートに座っている
小学生たちがどこで降りるのか
気にしている自分をよそに

福塩線は単線をゴトゴト
ペースを守って走ります。



しばらくは、
福山市街の中を走っていましたが、
次第に民家やアパートが増え
住宅街に変わりつつある頃、

空模様が怪しくなってきました。



そして、とうとう振り出しました


それもかなり強い雨で
窓ガラスにバチバチ当たっています。



夕立だとは思いますが、
真っ暗な空に吸い込まれるように
列車は進んでいます。



自分が外に出る頃には
止んでくれぇ—と
願うような気持ちでした。



大粒の雨の中、駅に到着するたびに
少しずつ車内から人が
降りていきますが、

前の小学生たちは降りる気配が全くないですね。



いったいどこから通っているのでしょうかね。

もしかしたら降りるのを
忘れてしまったのではないか。

とこちらが心配になるほど
長距離通学ですね。



そして、高木でやっと一人降り
次の鵜飼ですべての子が
降りていきました。



自分の隣に座っていた
中学生らしき少年たちも
前の子供が気になっていたらしく
やっと降りたなどと
いうことばが聞こえました。



いつの間にか雨も上がって
太陽が顔をのぞかせる頃
鵜飼の次の駅が終点府中でした。



17時46分に到着し、
おもったより時間が掛からなかったので、
十分通勤、通学圏内ですね。








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