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2014年08月16日
気になるのはほてり?夏冷え?どちらの悩みも解決してくれる優等生食材4つ
夏は肌も身体も不調に陥りやすいものの、その悩みは人それぞれ。冷房による冷えが気になる人、暑さによるほてりを鎮めたい人、どちらの悩みにも対応してくれる身近な優等生食材をご紹介したいと思います。
食べものにも「性格」がある!?
薬膳において、食べものは体の温度に与える影響によって熱性、温性、平性、涼性、寒性の5つに分類されています。体を温める作用がある食べものは熱性や温性(温熱性)で、体を冷やす働きがあるものは寒性や涼性(寒涼性)とされていますが、そのどちらにも属さない平性。
平性はおだやかな優等生
平性の食べものは、温熱性、寒涼性のどちらにもまったく属していないことから、毎日食べても冷えやのぼせを感じることはありません。しかしながら、加熱調理をすることで、体を温める作用が働いたり、生で食べたり冷やして食べることで、反対に体を冷やすこともできます。
平性の美肌食べもの4つ
1.アスパラガス
βカロテン(ビタミンA)、ビタミンC、Eなどのビタミン類が豊富に含まれているアスパラガスは日焼けが気になる今の季節の大きな味方。ソテーやグリルにしたり、さっと湯がいてから冷やしてサラダにしたりと使い道も様々。
2.りんご
腸の中の老廃物を排出する手助けをしてくれるペクチンたっぷりのりんごですが、ペクチンは温めることでその効果は倍増します。ほてった体を鎮めたい時は冷やして食べるのが一番ですが、冷えが気になるときは焼きりんごにするのも良いですね。
3.卵
たんぱく質たっぷりの卵も平性の食べものです。冷やしても温めてもおいしく食べられる使い勝手の良い食材。温泉卵を冷蔵庫で冷やしておけば、そうめんやサラダにトッピング出来ます。
4.牛乳
実は牛乳は平性の飲み物。冷たくして一気に飲んでも身体を冷やしすぎないのが平性の飲み物の嬉しいポイント。冷え性さんは温めてホットミルクにするにはもちろん、冷たいまま飲みたいけれど、冷えが気になるという時は温熱性のジンジャーシロップなどを混ぜても良いでしょう。
意外と身近にある、冷え性さんにも暑がりさんにもOKな食材たち。上手に利用して快適な食生活を送りたいものですね。