大荒れの天気　太平洋側でも積雪の恐れ

　全国的に荒れた天気になるでしょう。17日から18日にかけて低気圧が急速に発達しながら本州付近を通過する見込みです。その後、冬型の気圧配置が強まり、日本海側で大雪、太平洋側でも雪の積もる恐れがあります。
　17日日曜日から18日月曜日にかけて、低気圧が急速に発達しながら本州の南岸を進み、次第に冬型の気圧配置が強まる見込みです。
　21日木曜日ごろにかけて強い冬型の気圧配置が続き、強い寒気が流れ込むでしょう。
　全国的に風が強く、荒れた天気となる見込みです。
●暴風、高波に警戒
　北海道と東北、北陸を中心に非常に強い風、立っていられないくらいの風が吹くでしょう。海は大しけとなる見込みです。
●大雪、猛ふぶきの恐れ
　北海道と東北、北陸から山陰を中心に大雪となる恐れがあります。猛ふぶきによって交通に影響が出ることもある見込みです。太平洋側にも雪雲が流れ込んで、雪の積もる所があるでしょう。
　太平洋側の雪に慣れていない地域でも雪の積もる恐れがあります。
　今後の情報をこまめに確認してください。
(2016年1月16日 16時50分)

発達する低気圧と強い冬型の気圧配置に関する宮城県気象情報　第２号

平成２８年１月１６日１６時５０分　仙台管区気象台発表

（見出し）
　宮城県では、１８日は大雪となり、海上を中心に大荒れ、大しけとなるおそれがあります。その後２１日頃にかけて強い冬型の気圧配置となり、西よりの風が強く、西部を中心に大雪となるおそれがあります。

（本文）
【気象状況】
　１７日から１８日にかけて、低気圧が急速に発達しながら、本州の南岸から三陸沖へ進み、１９日には北海道付近に達する見込みです。東北地方は２１日頃にかけて、強い冬型の気圧配置が続く見込みです。

【雪】
　宮城県では、１８日は、三陸沖を北上する低気圧の影響により、湿った雪が降り大雪となるおそれがあります。
　その後２１日頃にかけては、強い冬型の気圧配置となり、西部を中心に大雪となるおそれがあります。
　大雪による交通障害に警戒し、湿った雪による電線や樹木などへの着雪、なだれに注意してください。

【風・波】
　１８日は、低気圧の影響で東よりの風が強まり、海上を中心に大荒れや大しけとなるでしょう。その後２１日頃にかけて、強い冬型の気圧配置となり、西よりの風が強く、荒れた天気となり、しけるでしょう。
　暴風雪や高波に警戒してください。

【補足事項】
　今後、気象台の発表する警報や注意報、気象情報に留意してください。
　次の「発達する低気圧と強い冬型の気圧配置に関する宮城県気象情報」は、１７日６時頃に発表する予定です。

大雪に関する異常天候早期警戒情報（東北地方）
平成２８年１月１４日１４時３０分
仙台管区気象台　発表

要早期警戒（降雪量）
警戒期間　１月１９日頃からの約１週間
対象地域　東北日本海側
警戒事項　大雪（７日合計地域平年比１４６％以上）
確率　　　３０％以上

　今回の検討対象期間（１月１９日から１月２８日まで）において、東北日本海側を中心に、青森県下北、岩手県内陸、宮城県西部でも、１月１９日頃からの１週間は、降雪量が平年よりかなり多くなる確率が３０％以上と見込まれます。
　除雪などの対応に留意してください。今後の気象情報に注意してください。

暴風雪と高波及び大雪に関する東北地方気象情報　第４号

平成２８年１月１７日１６時１２分　仙台管区気象台発表

（見出し）
　東北地方では、１８日は急速に発達する低気圧の影響により、 太平洋側を中心に暴風雪や高波、大雪に警戒してください。 その後、２１日頃にかけては、強い冬型の気圧配置となるため、日本海側を中心に大雪や大荒れ、大しけとなるおそれがあります。

（本文）
【気象状況】
　１８日は、低気圧が急速に発達しながら本州の太平洋側に沿って進み、１８日夜には三陸沖に達する見込みです。その後、２１日頃にかけて、日本付近は強い冬型の気圧配置となるでしょう。

【風・波】
＜地域・時期・量的予想＞
　東北地方では、１８日昼頃から太平洋側の海上を中心に、東よりの風が雪を伴って非常に強く、海上では大しけとなるでしょう。

１８日に予想される最大風速（最大瞬間風速）は、
　太平洋側　　海上　２５メートル（３５メートル）
　　　　　　　陸上　２０メートル（３５メートル）
　日本海側　　海上　２５メートル（３５メートル）
　　　　　　　陸上　１８メートル（３０メートル）

　１８日に予想される波の高さは、
　　太平洋側　８メートル
　　日本海側　４メートル
　です。

　　その後、２１日頃にかけては、日本海側を中心に大荒れ、大しけとなるおそれがあります。

＜防災事項＞
　暴風雪、高波に警戒してください。また、猛ふぶきのため見通しの悪くなるおそれがあります。

【雪】
＜地域・時期・量的予想＞
　東北地方では、１８日は南部から次第に湿った雪が降り、太平洋側を中心に大雪となる所がある見込みです。

　１８日１８時までに予想される２４時間降雪量は、
太平洋側では、平地４０センチ、山沿い６０センチ
　　日本海側では、平地２０センチ、山沿い３０センチ
　です。
　その後も北部や日本海側を中心に、降雪量が更に増えるでしょう。
　１９日１８時までに予想される２４時間降雪量は、多い所で、４０センチから６０センチの見込みです。

＜防災事項＞
　大雪による交通障害に警戒し、湿った雪による電線や樹木などへの着雪、なだれに注意してください。
　また、ビニールハウスやカーポートの倒壊のおそれもあります。

大雪に関する関東甲信地方気象情報　第３号

平成２８年１月１７日１６時４３分　気象庁予報部発表

（見出し）
　関東甲信地方では、１７日夜遅くから雪や雨が降り始め、１８日は山沿いを中心に、関東地方の平野部でも大雪となる所があるでしょう。大雪による交通障害に警戒し、着雪などに注意してください。

（本文）
［気象状況と予想］
　東シナ海には発達中の低気圧があって東北東に進んでいます。この低気圧は、１８日は急速に発達しながら伊豆諸島付近を進み、１８日夜には三陸沖に達する見込みです。その後、１９日から２０日にかけて、冬型の気圧配置が強まるでしょう。

［防災事項］
＜大雪＞
　低気圧の影響で、関東甲信地方では、１７日夜遅くから山沿いで湿った雪が降り始め、１８日は広い範囲で雪となる見込みです。
　関東甲信地方では、１８日未明から降雪が強まり、関東甲信地方の山沿いを中心に、関東地方の平野部でも大雪となる所があるでしょう。

　１８日１８時までの２４時間に予想される降雪量は、いずれも多い所で、
　　甲信地方　　　　　　　　　　　　　　　４０センチ
　　関東地方北部山沿い　　　　　　　　　　５０センチ
　　箱根から多摩地方や秩父地方にかけて　　４０センチ
　　関東地方北部平野部　　　　　　　　　　３０センチ
　　関東地方南部平野部　　　　　　　　　　１５センチ
　の見込みです。

　なお、東京２３区でも大雪となる所がある見込みです。

　交通機関に影響の出るおそれがあります。大雪や路面の凍結による交通障害に警戒してください。架線や電線、樹木への着雪に注意してください。
　また、ビニールハウスなどの倒壊のおそれがありますので注意してください。

＜強風・高波＞
　１８日から２０日にかけて、伊豆諸島や関東地方の海上では、非常に強い風が吹くでしょう。海は、関東地方でしけとなり、伊豆諸島では大しけとなる見込みです。

• 平成２８年１月１７日夜遅くから１８日にかけて、東日本や東北地方の太平洋側を中心に湿った雪が降り、山沿いでは大雪となる。関東や東北地方などの普段雪の少ない平野部でも大雪となるところがある。


• 大雪による立ち往生等に警戒が必要です。


• 不要不急の外出は避けていただく とともに、やむを得ず運転する場合には、冬用タイヤやチェーンの早めの装着を お願いします。