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こんにちは、ほうとうです。 22・23日(土・日)で、長野県木曽町と王滝村の境にある、御嶽山(標高3067m)に登って来ました。比較的楽に登れる、御嶽ロープウェイ(山上の飯森高原駅は標高2150m)を往復利用して、山上の山小屋に宿泊し、最高峰剣ヶ峰から北端の継子岳まで歩くことにしました。 御嶽山も修験道とはちょっと違う(御嶽教とも呼ばれる)山岳宗教が盛んで、御嶽ロープウェイから剣ヶ峰に至る黒沢口登山道には、石仏や石像、また7から9合目の各合目には、宿坊たる山小屋があり、その中には祈禱所もあります。 また、2014年9月27日に起きた大噴火の犠牲者のために、慰霊登山する人も多いです。 その噴火口近く、王滝頂上までの八丁ダルミの登山道も通行禁止が解除され、遺留品などを探しに行くことも出来るようになりました(登山道を外れることは当然×ですが)。 初日に剣ヶ峰に登頂し、北側のややこじんまりした二ノ池ヒュッテに泊まりました。 そして2日目に北側を周回して、高山植物など豊かな自然を楽しむ計画です。 暁の雲海 初日は、かなりガスガスで、あまり眺望は得られませんでしたが、2日目は天気が良さそうです。 イワヒバリたち 朝日を待つ二ノ池ヒュッテ前のミヤマダイコンソウ 摩利支天乗越(まりしてんのっこし)から継子(ままこ)岳 飛騨頂上から少し北に継子岳側に進んだ所に コマクサが咲いているのを見つけ、よく見ると コマクサ群生地でした。五ノ池ヒュッテの人によると、ここの群生は近年増えたそうです。皆が大切にする気持ちを持っているからでしょう。 鋭い岩が多く立っている、針の山を過ぎ、継子岳(標高2859m)に到着です。 足元にはコマクサが多く咲き、すぐ北の乗鞍岳が望めます。 北西に目を転じると、今度は白山が。 継子岳から摩利支天山と剣ヶ峰 継子岳と継子Ⅱ峰の間の鞍部も素晴らしいお花畑でした。 三ノ池ブルー(三ノ池から黒沢口道八合目までのトラバース道は、残雪でのスリップや落石の危険性から通行止めでした。) そして、継子Ⅱ峰の岩々した急坂を下ってくると、 ライチョウ母子がハイマツの中をお散歩中。 好奇心旺盛で活発な子どもを母鳥が見守っていたのでした。
2023.07.29
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こんばんは、ほうとうです。 16日(日)、大山三鈷峰山行の主目的は、その手前の鞍部にあるお花畑「ユートピア」の風景を楽しむことでした。 7月後半に入ると、色々な花が次々と咲き、「花の百名山」に数えられています。 西日本では有名なお花畑で、この時期に来れば、さぞかし素晴らしい風景が楽しめるだろうと期待して来たのです。 大山寺参道の民宿で起床し、窓を開けて山の方を見上げてみると、非常に強い風が雲を押し流しており、ガスも流れていましたが、天気予報は悪くなく、好天になるのが感じられたので、登ることにしました。 宝珠越が連続する(下、中、上)尾根は痩せていて、中宝珠越辺りから 三鈷峰の荒々しい西壁が望めるようになります。まだガスが流れています。 上宝珠越付近からははっきり大山北壁が望め、広いU字谷をトラバースして鞍部に近づくと、 お花畑と大山北壁ピンク色のシモツケソウや薄紫のクガイソウが多く咲き、気分が高まります。 ユートピアのお花畑に着きましたが、強風が吹くと危険度が増すので、まず三鈷峰に登ります。 ギボウシと三鈷峰 三鈷峰山頂からは、 豪円山、日本海と弓ヶ浜 振り向いて ユートピア避難小屋、烏ヶ山と蒜山三座とぐるり360°景色を楽しんで、ユートピアに戻りました。 お花畑とユートピア避難小屋 クガイソウと大山北壁 シモツケソウと大山北壁 避難小屋の少し上部にある、見晴らしの良い象ヶ鼻まで登ってみました。(更に上は通行禁止) 避難小屋の裏にはクガイソウの群落があり、避難小屋と三鈷峰、日本海の景色が相まって、良い景色です。 象ヶ鼻からユートピア避難小屋、三鈷峰、日本海 この日は、多くのハイカーやツアー登山者が来ることが見込まれたので、長居はせず、下山しました。 中宝珠越付近で再び三鈷峰を見遣ると、今度は晴れ渡った空に荒々しい西壁がくっきり望めました。 三鈷峰や大山の荒々しい岸壁、色とりどりのお花畑というアルペンムード満載の景色を満喫して帰路についたのでした。
2023.07.22
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こんにちは、ほうとうです。 16日(日)、鳥取県の大山の前衛峰である三鈷峰(さんこほう、標高1516m)に登って来ました。本峰である大山より約200m標高が低いのですが、ロープが設置されている場所や崩落箇所のすぐ脇を通ったりとか、注意が必要な場所の多い山です。 ですから、前泊して登ることにし、大山寺参道でお手頃で登山に理解のある民宿を見つけて泊まりました。 前日は山麓リサーチです。 鬼女台展望台から烏ヶ山(その後方の大山はガスに覆われて見えない。) 大山周辺もキャンプ場が整備され、新たなものもオーブンしています。(大山夏山登山道入口にある下山キャンプ場はリニューアル中で、今シーズンの営業はありません。) 大神山神社の狛獅子 大山も山岳宗教(仏教)が栄えた山で、堂宇跡が見られたり、今でも毎年6月初めの週末には松明を使った開山祭が行われ、多くの人で賑わいます。 また五合目くらいまでは、豊かな森が広がって、安らぎを与えてくれます。 広葉樹林 下宝珠越の朝の光 深き森 今回の山行の主目的は別なのですが、それは次回で。
2023.07.18
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こんばんは、ほうとうです。 お待たせしました。2日に登った伊吹山の花のご紹介です。 日本百名山だけでなく、花の百名山でもある伊吹山、さすが花も色々咲き誇っており、見応え抜群でした。また盛夏、晩夏になると花の種類も変わってきます。今回は「ユウスゲ」を期待しておりました。 三合目台地には、動物の食害から守るためネットが張られて花畑が保護されています。 ユウスゲ この花は、普通夕方に咲くものなのですが、霧雨で強い日光が当たらなかったせいか、朝でも咲いていました。数多くの花が咲き、群生となっています。 ハクサンフウロ ギボウシ オカトラノオ アキノタムラソウ クルマバナ 三合目台地のお花畑で楽しんだ後、山頂台地でも花が楽しめました。 売店の南側で、 ニッコウキスゲが保護されて咲いています。山頂付近でもシカが出るので、お花畑はネットで保護されています。 山頂お花畑 ノアザミと蝶 山頂とその付近でも多くの花を見て、嬉しくなったのは言うまでもありません。
2023.07.11
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こんにちは、ほうとうです。 2日(日)、滋賀県米原市ある伊吹山(標高1337m)に登って来ました。 数日前から天気予報で「晴れ」と分かっていましたし、もしガスが発生して見通しが悪くても、夏前半の花が見られるだろうとこの山に決めました。 で、夜明け直前に麓の登山口に着いたのですが、霧雨のガッスガス。もう一度天気予報と雨雲レーダーを確認し、これから晴れると信じて登り始めました。 1合目、3合目、5合目、まだガスって山の形が見えません。それでも進み、6合目の避難小屋手前でガスが薄くなり始め、期待が高まります。7合目更にガスは薄くなりますが、傾斜がきつくなるので、あまり周囲は気にしていませんでしたが、8合目のベンチで、きれいな雲海になっているのに気付きました。 9合目雲海 頂上ヤマトタケル像と雲海 頂上カルスト台地 頂上から南尾根と南西側雲海 頂上で雲の切れ目から白山がチラッと見えたのですが、また雲に隠れ、シャッターチャンスを逃してしまいました。 でも、広がる雲海と真っ青な空に気分良く過ごせたのは間違いありません。 この山の花のご紹介は次回で。
2023.07.08
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こんばんは、ほうとうです。 6月29日(木)、豊中市立文化芸術センターで行われた、パリ管弦楽団ブラスクインテットの演奏会に行って来ました。 グランフロント大阪 曲目は、近世までの編曲物で、ジュヌの歌曲集「春」より春はまためぐり来る、ラモーの作品集(快活なエア、タンブーラン、鳥のさえずり、エア‐快活に、未開人)、ドビュッシーの小品集(小さな黒人、亜麻色の髪の乙女、ミンストレル、レントより遅く、風変わりなラヴィーヌ将軍、ゴリウォークのケーク・ウォーク)、ビゼーのカルメン組曲第1番。 砂の女 後半が、主にオリジナル物で、ドルリューのステンドグラス、マクドナルドのシー・スケッチ、ラフォースの即興組曲、ルグランのヒット曲メドレー。 ビル滝 前半は、響きのバランスが今一つで、奏者の配置を工夫する必要が感じられました。しかし、後半の演奏は見事で、大いに盛り上がり、かつ唸らされました。これなら聴き甲斐がたっぷりありますね。 提灯飾り 余談。チューバのラベリ氏は、フランスから楽器を持参せず、ヤマハから楽器を借りたそうです。チューバを飛行機に載せるのは相当気を使います。普通にハードケースに入れて預けると、大抵ケース内で楽器が揺れ動いて、凹んでしまいます。私が海外へチューバを持参したときは、冷蔵庫の段ボール箱に布団で楽器をキッチリ包んで入れて運びました。これで凹むことはありませんでしたが、外国の空港を出発する際に、違法品を入れているのではと、棒を突っ込まれて検査されました。説明をして、楽器が傷つけられない場所に棒を差してもらうことで、何とか出国できました。 また国内線で沖縄から札幌まで往復したときは、チューバ用に子供料金を払って1席確保しました。厚めのソフトケースに入れた楽器には延長シートベルト(無料)を着けてもらい、揺れない様にして、無事運べましたが、夏休みだったこともあり、地球の反対側ペルーに1人往復できる料金になってしまいました。 そんな困難があるので、現地で楽器を借りられるのは有難いですね。
2023.07.03
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