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発動機の用語解説。戦前の古い発動機にはヒット&ミスと呼ばれる点火方式が有る。石油発動機はstationary engine(設置型)動力源だが車と違い回転は一定してないと仕事にならない。オフセット式、変量式などは全てヒット&ミス。細かい解説はこちらに。戦後の発動機は遠心力を利用したバタフライ開閉での調整が主になる。ヒット&ミスは変則的な動きなので発動機運転会で確認してください。なかなか面白い動きをする。大型だと数回に1回しか爆発しない。日本最大の石油発動機シュリューター、
2018年08月29日
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1868年製オットーランゲンフリーピストン発動機の動画はこちらに。このエンジンはパリ万博でグランプリを獲得したので徳川幕府一行も見学したはず。昔、1台ぐらい輸入されたと思うがどの運転会でも見た事ない。たぶん、日本にはない。動画の点火部分に注目、シャッターが2枚あり、手前が種火。奥がシリンダーに点火する炎。爆発が起きると点火用の炎が消えてしまう。消えると前の種火で再点火しこれの繰り返し。当時、電気点火は有ったが、産業用には安定してなく、この方式が長く使われた。焼玉エンジンの一歩前のシステム。焼玉は運転会で見れるがシャッター点火は日本で見た事ない。発動機運転会には器用な人が多い、フリーピストンエンジンも作ってください。
2018年08月21日
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クボタ・オートエンジンON型は昭和32年発売、31年にはヤンマーエースT65が出てる、あのディーゼルの名機ヤンマーエースの翌年発売とは。ONとは石油発動機最後期型の名機、産業遺産です。オートエンジンON始動方。ONのマニュアルもカタログも見たことも無く、聞いた事も無いので、我流の始動方法。まず火花の確認、次に燃料。圧縮はまず間違いない。澤藤の回転マグは断線してたので巻き直しした。エンジン始動方、真ん中の空気弁を引っ張り、ロックする。今の時期(夏)はここのままで良い。左の燃料壺にガソリン満タン、燃料壺下のコックは触る必要なし。(燃料抜きになってる)回転調整は1600回転の位置、(扇形の調整RPM)エアークリーナー上の真鍮製燃料入れにガソリン(5ccほど)入れて、3回転ほど回してガソリンを落とす。ガソリンが無いのを確認して強く絞める。燃料ニードルは180度開ける、ダイヤル目盛は90度になってるが、180度以上。他の石油発動機は経年劣化でニードルが甘い、どうしても絞り気味に回すが、ONのニードルは焼きが入ってるので、変形してない。180度、これ重要!キャブの分解は普通、簡単。チェクバルブはベアリング・スプリング・ベアリング。この部分は部品が細かいので、このようにテーブルの上ではしない事。床に新聞紙敷いて。オートエンジンON、排気音ショボい、外見ショボい、回転高い。名機、オートエンジンANシリーズの廉価製品だけあり総合評価は低い、愛好家にはC級品、こんなエンジンどこが良いの?しかし、回りだすと愛着がわく。別に悪くはない、良いエンジンだ。最後のオートエンジンなので?全てオート、触るとこは回転調整ノブだけ、この点が愛好家としてはチョット物足りない。
2018年08月08日
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金曜日に津田駒カドタ手放した、新オーナーさんは石油発動機初めて、これから各地の運転会でお会いしそうだ。一番の注目は津田駒工業・・金沢市、石川県製。新オーナーさんに手土産を頂いた。エンパチのあんころ餅、石川県土産で不動の1位?この「あんころ餅」は実に美味い、おそらく日本で一番おいしいあんころ餅、三重の赤福とは次元が違う美味さ。竹の皮3枚にイグサで縛ってある。賞味期限は当日、1日しか持たない。何個もいただいたので冷蔵庫に。この時期、冷蔵するとより美味しい。今日の朝も食べたので数日は持つ?280年変わらない味も凄い。
2018年08月05日
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始めて入手した石油発動機は津田駒。縁あって昨日手放した。圧縮は高いが簡単に始動、それでも、一度てこずると大変、前回の千里浜で、手放すことに決定。石川県からNさんら2名で昨日引き取りに。津田駒カドタ石油発動機、よいエンジンだった。津田駒なので石川県では人気がある、見学客の食いつきは非常に良い。以前から欲しいとの話は有ったので、今回手放すことになった。石川県の発動機愛好家Nさんに行く予定だったが彼の友人が代わりに入手。新しいオーナーさんは石油発動機初めて、回し方を教えて引き渡した。8月26日の道の駅「瀬女」に津田駒参加します、新しい愛好家が増えた。ガレージ内の他の発動機を見て全部売ってくれ・・・私のが無くなるので津田駒だけにしてもらった。8月15日の福井県大野市の運転会にも参加するかも?
2018年08月04日
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webニュースでクボタ、クボタの売り上げの7割は海外だそうだ。アメリカの家庭用芝刈りでは1位、男のガレージにクボタ小型トラクターは必備の1台だそうだ。アメリカのクボタCM、長澤まさみ。ジョンディアは超大型農機、クボタは家庭用としてちょうど良いサイズなのかも。農家でないのでクボタとは無縁だった、オートエンジンとクボタAHBがやってきてこれで、れっきとしたクボタオーナー。AHB、現在絶好調。昨年のクボタ・オートエンジン祭り、越前ノ国の旗も。ANが約30台並ぶ異様な光景。今年は9月9日に安曇野で開催ONで参加予定。クボタの本拠地は大阪、戦前のカタログ。Fシリーズも各種ある、単純に馬力別とは知らなかった。
2018年07月31日
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発動機運転会場でタナボタクボタさんの箱マグにのぼうの城のイラストがあった、なんで、のぼうの城のイラストが?聞いたら、自宅はのぼうの城(忍城)内にあるそうだ。ブログに忍城のガイド動画載った。城というより、当時は砦なのでは。この近くで運転会が有るのならぜひ参加してみたい。関東の運転会は福井から遠いので難しいが、会津坂下を思えば近い。秀吉に徹底抗戦した落ちない城、忍城。手前タナボタさんのB型クボタ、箱マグにイラスト。奥は私の東京カドタ。福井県には日本最古の天守閣、丸岡城が有る。国宝なのでは?実は重要文化財。終戦後の混乱時に地震で倒壊した。火災は無かったので石瓦を含めて再建されたが、近所の大工さんが復元したので、学術調査不十分で柱の位置など間違いが若干あるそうだ。国宝目指して、現在調査と再復元の準備中。コンクリート製の安直な観光城と違い丸岡城は必見の城です。
2018年07月19日
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富山県閑乗寺キャンプ場でのジーナスベスパ&アぺミーティングは盛大に終了。日本全国猛暑の1日だったがキャンプ場は過ごし易かった、それでも暑いけど・・キャンプ場、来年のアぺミーティングの話も。この場所での開催も話にあった、日本海沿いの民宿が良さそうだ。木陰の下は涼しくは無いが、何とか過ごせる。夜はBBQ、夕日の向こうが日本海。早朝、まだ暗いうちにテントをたたんで福井県大野に出発。大型発動機シュリューターの修理。朝の涼しいうちでないと熱中症になる。IZさんのブログから、動画もある。修理した馬蹄マグ、これだけの大きさで発電量は5V、100年経過して、発電してるだけで凄い。このアパレイト?の発電機を検索しても何もない、調べ方が間違ってるのかも?情報有りましたら、お願いします。
2018年07月16日
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石油発動機趣味はこれからじわじわと人気が出るのでは?若い人も増えてきたし、暇な団塊世代が増えてくる。発動機購入する方が増えてきた感じ、私もそうだったが、最初は回し方が分からない。一番確実なのは、とにかく、全国で開催されてる運転会に見学に行くこと。質問すれば親切に教えてくれる。面白い趣味として、これから少しずつ認知されそうだ。発動機は入手する前に火花の確認、プラグを外して強い(これ重要)が出れば問題無し、細い火花は2次コイル不良で着火しない確率高い。数回に1回火花が出るのも、ダメ。回転マグの修理してくれる専門家がいる、お願いして修理してもらうのが一番確実な方法。オートエンジンONのコイル不良の時運転会場で巻き直しを聞いたら、あまり良い返事が無い?投資効果の問題、巻き直しの相場ははっきりしないが最低でも1万+α、ONだともう1台軽く買えてしまう金額、巻き名人も、このあたりで躊躇するのでは。オートエンジンONの発電機修理。コイル断線は2次コイルがほとんど、1次コイルはたいがい生きてるのでバイク用コイルを増設すれば問題無し、1次も逝かれてるとバッテリー点火だが、1次コイルは0.7mm線の20mほどなので簡単に巻ける。2次コイルは0.02mmを2万回巻くので無理、私もチヤレンジしてみようと思ったが手巻きでは絶対に無理、途中で切れる。ガスコンロの電池式着火機は無理だった、火花が細い。ピエゾン素子を使ってる人はいる、これは使えるみたいだ。クボタAHBのコイルを破壊したら内部は緑青発生してた。現在は巻き直して快調、2次コイルはバイク用なのだが隠すので外見的に問題無し。この方法が簡単安直、ただし、名器と呼ばれるものはきちんと直したほうが良い。やっと発動機を入手しても回転マグ不良は多い、(最低でも60年は経ってるので当然)少ない経験では三菱製なら問題無し、澤藤製だと、故障確率高い。
2018年07月14日
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西日本は大雨、週末8日の三重県津市降水確率80%、北陸からだと高速・8号線も通行止めでズタズタ、行けるのか?道の駅・井波の運転会でAHB調子悪かった、電気が安定しない。一度止まると再始動が大変だった、お助けマンでは簡単にかかるのでインパルスでは発電不足のようだ。会場で分解したら治ったが、不安定。回転マグのコイル劣化と判断して巻き直し実行。T360のセルに続いて、また電気。1次コイル不良と推測、コイルを壊したら、内部は緑青発生してる。70年前のコイル、たぶん60年は動いてなかった、水が入ってたら腐食するはな~例によっていい加減修理。ホームセンターのエナメル線3本24m巻き付け、安定した強い火花がでて、簡単に始動。道の駅・千里浜では快調に回ってた、クボタAHBはこれにて完成。石油発動機マグ修理は難しいのか?1次コイルなら素人でも巻ける、2次コイルはセミプロでないと絶対に無理。巻き線機も必要2次コイルをバイク用で代用は可能。日本にはコイル巻き名人と呼ばれる方が数名居られる。自分でゴチャゴチャするより、名人にお頼みするのが一番簡単確実。大きい運転会会場に一人はいます。
2018年07月06日
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発動機運転会は昔からあったようだが小規模な趣味会程度っだたのでは?このマイナーな趣味が突然脚光??を浴びたのが2006年の船の科学館運転会、OT誌に記事が載り、私は全国的な組織が有るのを初めて知った。お台場の会場に105台展示、記事には焼玉、箱マグ、回転マグの順番に並べられた、この意味が分からない。記事に水晶の湯運転会の案内があった、たぶん遠方だろがどこに有るのかと思ったら、お隣の岐阜県、これが最初の運転会見学になった。この記念すべき2006年運転会のブログは数件ある。 小林発動機模型さん。こちらは茨城県のブログ。私の水晶の湯、初見学時のブログ。全国で細々と回してたオーナーさんが認知度を高めるなら・東京、花のお江戸で運転会開催したい、との強い思いが、お台場運転会になった。たぶん、石油発動機の記念日とは2006年11月25日なのでは?
2018年06月26日
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今年も安曇野でオートエンジン祭りが開催されそうだ。9月9日、昨年初めて参加した、さすが、日本三大奇祭?の一つオートエンジンばっかし,というか、オートエンジンしか参加できない。ANだらけ、オートエンジンだけでこれだけ集まるのは主催者さんの人徳。オートエンジンANは排気音が特に良い。通称、灰色クボタ。稀に緑もあり。私のANはブリキタンクの後期型、前期後期が有るとは知らなかった、参加機種はほとんど前期の鋳物タンク。見てくとその中間や、委細不明な機種もあり。金沢のイベントでT360にオートエンジンを積み会場で回してた。なかなか人気があった、自動車博物館スタッフさんも発動機に興味を持った。1台いくらぐらいするのですか?聞かれたこのANだと・・5000円~1万ぐらいでは、そんなに安いの!オートエンジンは残存数が多い、希少な発動機だと三桁にはなる。発動機に興味ある方は少ない、汚い、うるさい、臭い、重い、これでは無理です。昨年のオートエンジン祭りブログ。オートエンジンとなると皆さん若い、平成生まれ。今年はONで行きます。
2018年05月18日
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福井にやって来た木炭車はどうなってるの?現在修理中。釜は問題無し、エンジン、足回りの部品待ち。たぶん6月10日の会津坂下には間に合うかも??木炭車YouTubeの木炭ガスディーゼル発動機の動画。
2018年05月16日
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発動機運転会に行くといろんな様式のエンジンが見れる。元祖内燃機関でもあるフリーピストンはまだ見た事ない。たぶん、日本には1台も無いのでは。工事現場の杭打機やガソリンランマ―がフリーピストンになる。内燃機関最初の燃料は火薬なのでこの形式は理解できる。福井にあるランマ―、大野市の発動機運転会で。へっぴり腰なのでは?私も動かしたが、なんせ、フリーのピストン、これは怖い。今は使われてないのは、昔は死亡時事故多かったそうだ。数百キロの鉄の塊が飛び跳ねるのだから恐怖。現役でランマ―を使った人はもういない、どんなものか分からないので初めては余計に怖い。フリーピストンエンジン(オットーランゲン)の動画は多い、アメリカのフリーピストンエンジン。こちらは小型のオットー&ランゲンエンジン。4サイクルエンジン。第5位にフリーピストンエンジン。フリーピストンエンジンの作り方。
2018年04月10日
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昨日は雨から雪、寒かった。大野市まで木炭車のレストアお手伝い。木炭釜を荷台に載せた、このほうがバランスが良いような気がする。床は鉄板で補強。昨日、昔木炭車に乗ってた人に話が聞けた、この釜で十分走るそうだ。木炭車の経験者となると75歳以上になる。ガソリンでの自走は済んでる、木炭車となるとまだまだ先の話。以前の釜。
2018年04月09日
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YouTube見ると石油発動機の動画多い。まずは、福井県のアントンシュリューター、海外の方が動画を探し、再度UPしてるようだ。シュリューターお持ちのマニアさんのコメントもある(機械翻訳で読む)連絡取れれば情報入手できそうだがコメントに返事すると、長くなりそうなのでパスすることに。熊本県八女市で見たモディファイ発動機。こちらは三菱の10馬力。翻訳版は他にも無数にあり、誰が載せてるのか?全世界だとヒット回数は高い。アントンシュリューターで検索するともう一台出てる、こちらはディーゼル。こちらはガソリン。見比べると福井県のが一番古そうだ。水晶の湯の大型発動機、岐阜愛好会・加藤会長の愛機、これなど35万回も再生されてる、日本だけだと百分の一になってします。調整中のシュリュター。
2018年04月07日
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石油発動機運転会で一番参加台数の多い機種はクボタAHシリーズ。このシリーズが1台も参加してない運転会は無い。昨年、水晶の湯で購入してきたAHB.AHシリーズの解説はタナボタクボタさん動画に。AHシリーズはDまである、その後、オートエンジン。水晶の湯運転会では、一番まともそうなAHBだけ売れ残ってた。当時はそれだけ良く売れた発動機なので現在でも球数おおい。AH中古の場合(新品あるわけない)澤藤製マグの2次コイル断線が多いようだ。中古購入する場合、火花が出てれば買い、回転マグだけの値段で本体はおまけと思えば良い。4月15日は神子原にクボタAHB積んで参加予定。
2018年03月19日
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クボタAHBの2次コイル断線はコイル追加で完治した。次はオートエンジンON、これは1次コイルもダメにしたので1次コイルの手巻き。一層二層はそろえて巻いた、それ以降は面倒なので適当。大型ホームセンターにエナメル線はどこも0.55と0.32mmの2種類しか置いてなかった。0.7mmだが0.55で巻いてみた。一袋8m巻きで92円(税別)、2袋16mにした。(たぶん子供の工作教材用)良好な火花が出て成功。ここまでするなら2次コイルも巻きたい、0.02mmの線を2万回も巻くのは素人の手巻きでは無理。0.1mmなら巻けそうなきがする。スペースが限られるので太くは出来ない、巻き数が足りなければコイル追加で対応。前回のオートエンジンON修理、前回はバッテリー点火だった、今はすっきり。
2018年03月06日
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クボタAHBの回転マグはコイル追加に成功した。気を良くしたのでオートエンジンONも修理することに。2次コイル断線だったが分解のためシンナーに浸してしまった。余計なことして1次コイルもダメにした、触らないのが一番、すでに手遅れに。バッテリ点火では回る。1次コイルが生きてれば簡単な作業だが抵抗が無いので発電しない。冬なので時間が有るコイル巻き直しに挑戦することにした。コイルの分解、1次コイルは0.7mmだった、これなら素人でも巻ける。(2次コイルは0.02mm2万回巻き、無理)この鉄心に巻き付けていく。もちろん手巻き、のんびり巻きます。鉄心にハンダの跡があり、何かと思ったらアースの部分だった、ハンダとは知らなかった。
2018年02月25日
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木炭自動車は英語ではウッドガス‣ジェネレータ。福井県にやって来た木炭車は大雪の中現在、越冬中。左の釜で薪を燃やし800℃まで加熱、さらに薪を投入して一酸化炭素を発生させる。一酸化炭素の燃焼力は強い。釜の横の装置は集塵機と冷却器、ガスは40℃ぐらいまで落とす。今回の北陸大雪では、雪に埋もれた車で一酸化炭素中毒で亡くなっている。一酸化炭素は危険なのか?ガス自体の危険性は無いが、血液中のヘモグロビンとは酸素より相性が良い。なので、量が多いと酸素取得を阻害する。つまり酸欠で亡くなる、無色無臭、気が付かないうちに徐々に酸欠になるので、怖いガス。雪解け以降、どこかの発動機運転会に参加します。
2018年02月24日
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週末25日は東京・静岡で石油発動機運転会がある。天気も良さそうなので静岡県菊川まで発動機積んで走ろうかと思ったが、福井市内はこんな感じ、道路の除雪は終わったが両サイドは雪の壁。まだ早そうなので今週はパス。3月からはいろんな会場で運転会開催される。それまでは冬眠してます。4月15日の「くらがり渓谷運転会」の案内が来た。この日はイベント多そうだが早めに参加表明、たぶん参加できる。くらがりといっても、会場は駐車場なので明るく広い、そこから渓谷に降りて行くのだがたぶん、県外からの参加者で渓谷見学した人はいない。私も遠路、岡崎の山奥まで行って見学してない興味は石油発動機だけ。タナボタクボタさんブログに今年の案内、コメント欄に会津坂下は6月10日、四国阿波は4月1日。今年なんとしても行きたいのは岡山県、一度も行ってない。福井の運転会に岡山から何名も参加いただいた、石油発動機と言えば、岡山が本場。
2018年02月23日
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水晶の湯で売れ残っていたクボタAHB購入、回転マグにコイル追加で・・・完成。回転マグの下にバイク用コイル、配線を黒にすれば、まったく気が付かない。目立つために赤・黄の線にした。赤はコンデンサーか1次コイルに、黄色はハイテンションに、バイクコイルからの線ではいかにもなので、回転マグの線に接続、外見上は誰もわからない。バイク用なので火花は倍ほど強力。この寒さでも1ッ発始動。回転マグから2本線が出てるのがごあいきょ。クボタAHシリーズは静かな発動機。完全分解清掃、全塗装しようかと思ったが、将来考える。フルレストも良いのでは?これにてクボタAHBは完成とした。AHBは昭和26年。石油発動機としたらバランスの取れた美しい姿態。
2018年02月22日
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昨年の水晶の湯で売れ残りのクボタAHBを購入した。欠品は無かったが、回転マグの2次コイル断線。回転マグ断線なのでバッテリー点火で始動、雪の中、快調に回る。クボタAHシリーズはほんとに良い発動機、入門用として最高の1台。これでも回るが、見るからにバッテリーが無粋。ベテランさんに聞いたら、断線はほとんど2次コイル、何しろ0.02mmの線が2万回巻いてある。どんなに新しい石油発動機でも50年は経過してるので断線が多い。数少ない経験から三菱製は良い、澤藤製は2台レストアしたが2台とも2次コイル断線、アウト。運転会場でコイルは入手可能だが冬なので発動機運転会に参加できない。簡単な方法を教えてもらった。1次コイルはたいがいOKなのでバイクのコイルを併用すればよい。実際に試したら簡単、見栄えが良い。AHシリーズならマグが横付けなのでバイクコイルをマグの下に隠せる。最初はガスコンロ用着火機を組み込む予定だった、火花は出るが細い。真冬のせいか爆発しない、この件は、夏にもう一度試してみる。バイク用デンソー高圧回路。石油発動機より年式が新しいので火花は強力、邪道かもしれないがとにかく回れば、なんでもOK。
2018年02月21日
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門田鉄工所は大正10年創業の東京の石油発動機メーカー。これが、調べても記録が少ない、いつ頃廃業したかも不明。技術は何か所かに分散したようだ、金沢の津田駒や「クミアイ」なども製造。石川県金沢市で製作された発動機が門田・津田駒。KM1~4、KS1~4の種類ある。検索すると写真数枚あるが、ヒストリーなど不明。探しようがない。農研のHPに門田のディーゼル、ディーゼルまで製造してたとは意外、優秀なメーカーだったはずだが記録は見つからない。津田駒のKS-1、昭和28年製。今、オートエンジンの色が話題になってるが、門田は全て濃い緑色。くらがり渓谷で私のKS-1とKM-2が2台の合計3台。 門田・津田駒はこの2種類しか見たことないが まだまだありそうだ。こちらがKM-2。これもKM-2。 カドタはこれぐらいで古い物は見た事ない、各地の運転会に行くとカドタを見つけるのが楽しだがなかなか見かけない、戦前の物も見てみたい。門田ディーゼルなど現れれば最高だが、非常に難しい。ニコニコ動画の石油発動機に2台ほどヒットする。茨城からやって来た東京都五反田製 門田KH-1。東京都になってるので戦後の製品、戦前は東京市。カドタの特色はマグが上に付いてる珍しい構造。東京と金沢のカドタの2台所有、カドタは良い発動機だ。創業大正10年ならもっと有ってもよいのだが・・・カドタは入門用か?もし最初の1台ならクボタが良い、結構癖のある発動機なので、2番目としてならお勧めします。
2018年01月07日
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今年の初回しはクボタAHB、気温2℃でもカドタは簡単に始動したがクボタはかからない、1発2発の爆発は有るのだが連続しない。水を抜いて約60℃のお湯を入れたら簡単に回った。昔の発動機に火薬点火もある、寒い日はホッパーに水じゃなくてヤカンのお湯だと思う、でないと仕事にならない。静かに良く回る、低速も粘り強い。排気音も非常によろしい、カドタはがさついた高音、クボタは澄み切った中音、いい音だ。だいたいクボタは排気音が良い。前回の試運転時、雪の上で回した。雪は有っても7℃ぐらいだった、簡単に回ったので、5℃から下はかかりにくそうだ。2次コイル逝かれてるのでバッテリー点火、ベニヤ板でボックスを作って誤魔化した、発動機愛好者さんにはバレバレだが、普通の人には違和感なし。長年酷使されてきた発動機なので、ダイアルの目盛は気休め程度。最初に始動位置で回したらプラグがべとべと、ニードルがすり減ってるので、目盛の半分でも多いくらい。始動位置は30度にしてる、だいたいアタリは出た、2月4日の三保の松原はこれか。クボタAHBの5段かい評価扱いやすさ 12345容姿 12345排気音 12345希少性 12345産業遺産度 12345総合 12345クボタAHシリーズは入門用として最適。
2018年01月04日
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木炭車(薪炭車)は素人のやることは終わりプロ整備士に渡った、ドック入り。年末なので仕上がりは来年、時間かかりそうだ。ガソリンでの自走は可能。春には走り出すと思う。それまで一酸化炭素の燃焼について勉強。練炭を蒸し焼きにして一酸化炭素を発生させクボタ5馬力(E5)につないで実験してみた。確かに一酸化炭素は爆発的な燃焼力がある、しかし、調整が難しい。ガソリンの空気比は15:1、木炭ガスは1:1だがこれが難問。木炭車の事は以前のブログ参考に。木炭車とは釜で炭を燃やすと酸素と結合して二酸化炭素が出る、それを釜内で酸素を分離し一酸化炭素を作る(還元作用)薪炭車は水分が多いので水素も分離する、一酸化炭素と水素を燃やすので薪炭車(廃材利用)が有利。薪炭車の高度な釜だとガソリンの80%の熱量を出す。クボタ5馬力の試験用ガスキャブ、難しい。木炭車用のキャブは自作しかない、1:1は手動、自動に挑戦した人もいるらしいが高度な技術が必要らしく成功例無し、日本で走ってる(数台)は全て手動調整らしいので、何とかコツを掴まないと。LPガスなら匂いで量がわかるのだが一酸化炭素は無色無臭、ぜんぜん分かりません。石油発動機にふさわしい燃料のようだが、一酸化炭素は大排気量の高圧縮に向く、石油発動機はこの正反対、排気量が大きいと空気の流通も多く、釜の火を高温に保てる。一酸化炭素は自己発火能力が無いので高圧縮が良い、ノッキングの無いエンジンとして研究もされたそうだ。つまり、低圧縮の石油発動機には厳しい燃料かも?オートエンジンANも試してみた、かなり困難。簡易一酸化炭素発生装置とE5。
2017年12月30日
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全日本発動機士会があるそうだ、愛好会は全国にあり,趣味の石油発動機なので、皆さんのんびり屋さん,大人の趣味そのまんま。タナボタクボタさんのブログに動画、中心に会津坂下さん、発売中のオールドタイマー158号に旧車天国の坂下さん発動機の写真と説明有。水晶の湯で聞いた話では、大反響で回すとわんさか観客が集まるそうだ。3月の美濃クラシックカーフェスタにカドタを積んで行ったが回さなかった。このイベント観客が半端でない、外国からもコースに組み込まれ外人観光客用の専用バススペースまであった。回さなかったのは、人が多くて、もし回したら人だかりになりそうなので躊躇した。目立ちすぎるのは・・・・来年は3月11日開催。参加予定だが、発動機は?啓蒙のため回してみるか。
2017年12月29日
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バイオマスカー(薪炭自動車)の仕組みが分からない、図書館を検索したら木炭自動車の本があった。早速、借りてきた、こんな本借りる人いるの?福井市立図書館に有るぐらいだから全国に有ると思う。非常に分かりやすい本、特に発動機愛好家さんにお勧め。これからは石油でなく、バイオマス発動機の時代ですヨ?バイオマスは二酸化炭素と水しか排出しない、化石燃料は硫黄が有るので・・地球に悪い。木を燃やしてなんでエコなの?これが疑問だったが、この本で良く分かった。つまりカーボンニュートラル、ここに詳しく。。薄い本だが内容濃い。1996年刊。木炭車のこれからとして、20年前からバイオマスに詳しい、地球に一番やさしいエネルギー。でも、自動車となるとハードルが高い、高度な技術がいる。思うに、これって石油発動機にはうってつけの燃料では。廃材で回せる、寒い時はストーブにもなる、排ガスはクリーン、発動機の横で煮炊きもできる。廃材でもガソリンの60~70%の熱価、高度な釜だと80%まで。気化は必要無いのでキャブがいらない、圧縮が高いと良いのでディーゼルに合う。ヤンマーK2にバイオマス(生物資源)は最適なのでは、原理・制作は本の中に詳しく書いてある。一酸化化炭素は自己発火能力が無いので燃料噴射ノズルにプラグを取り付け、エアクリーナーを外し釜につなぐだけ、石油発動機愛好家さんなら朝飯前。しょせん、戦前戦中の技術。石油発動機愛好家さん、これからは地球にやさしいバイオマス発動機、お勧め。木炭車のある大野のバイオマス発電所、間伐材で市の消費する1.5倍の電力を発生、いいことずくめの発電所。
2017年12月23日
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クボタAHBの2次コイル断線してる、現在はバッテリーで点火してる。岐阜の愛好家さんからコイル巻いてくれる人を聞いた。コイルを巻ける人は何名かいるようだが、日本海側にも名人が存在するとは知らなんだ。オートエンジンONもコイル不良だったのでバッテリー点火、小型バッテリーにバイク用コイルを載せて、ポイントで点火。火花は安定して強いのでベリーグッド。これは確実な方法だが、見栄えが悪い。オートエンジン祭りに参加した時、コイル巻きの名人も来てたのでまき直しを聞いたら・・?費用対効果もある、希少な発動機なら惜しまないがこのクラスだと本体とコイルが同じくらいの値段になる。たしかに、コイル巻き直すより2個いちにしたほうが合理的。自分で巻き直すのは?これは実際に分解してみた、とても素人には無理。0.05mmの線を2万回巻く、線の細さを見ると神業。オートエンジンONのコイル。シンナーに漬けてワニスを溶かす、一昼夜の予定が1時間で溶けだした。今まで三菱のマグは問題なかった、澤藤のマグは最初のオートエンジンANは良好、次のONは断線、AHBも断線。古い機械なので断線は常識みたいだ。小林発動機さんのコイル巻き直しのHP.
2017年12月21日
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来年3月までT360、アぺは越冬、ネタ無し。近代化産業遺産とか機械遺産とか近代化に貢献した施設・機械を保存しようと国が活動してる。小型ディーゼルでは3台遺産に登録されてる、(国認定は2台?)新潟鉄工所のLP2型、ヤンマーのHB型(1933)とダイハツのB8型(1913)。大型ディーゼルは発電所や船舶用なのでほとんど現存してない。ヤンマー博物館のヤンマーHBは国指定の産業機械遺産だが数台現存してて発動機運転会で実働が見れる。このHBについては面白いブログが有る、タナボタクボタさんのHBならHAもある。同じくクボタにどうしてA型がないの? なるほど・・と感心する。機械遺産の候補はまだまだある、微粉炭ディーゼルは石炭の粉を燃料としたディーゼル、現存してる。発動機運転会に参加すると、今すぐにでも遺産として認定されても良い発動機が会場にゴロゴロある、発動機運転会場が歴史遺産。
2017年12月20日
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珍しく晴れ間がでたので始動式。気温2・3℃ほど、バッテリー点火で簡単に始動。燃料送らず数回クランキング、キャブにクリーナー少し流したら1発始動。水温上がるとさらに安定、調子が良い。やっぱりマイルドなエンジン、音も良い。マフラー前に雪を積むと消音効果がある。いったん停止してからの2度目の始動も簡単だった。今日はガソリンだけで灯油は正月に。さすがクボタ、カドタに比べると始動簡単。気温低いので最初はバッテリー点火だった。熱くなってきたので電子点火に交換したら、サッパリ。あきません、今後の課題に。確かに火花は出てる、が、細い。コンデンサーが無い分インパクトに欠ける、これは持ち越し。バッテリー点火はバッテリーを箱に入れるかして隠してないとみっともない。一番良いのは早くコイルを入手する事。電気以外は十分な結果、安定してるし低回転も粘り強い。これから先は来年に、全塗装の予定。正月の新春ひとり初回しは、ホッパーのアルミ製口を外してワンカップの御燗。
2017年12月16日
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箱マグ回転マグに代わり電子式の着火方式もある。ピエゾン(圧電式)と電子型。クボタAHBの二次コイル不良のため、応急的にガスコンロの着火機を使用、プラグは火花さえ飛べばなんでも良い。発動機運転会場でも使用例はあるが少ない、会津坂下で1件しか見なかった、九州では何台もあった。愛好家の傾向として東ほどオリジナル重視(つまり錆優先)西に行くほどアイデア豊富になる。関西ぐらいだと中間なのでレストアもかなりあるが関東で再塗装ピカピカをほとんど見かけない。九州の発動機は面白いのがある、元が何かわからない発動機。ピエゾン素子の着火機、アイデア満載で楽しんでる。九州石油発動機運転会・八女市のブログ、8回連続のブログ。天気が一時的でも良くなればAHB試運転予定、たぶん回ります?気温が低いのでオートエンジンONで使用したバッテリー点火に。
2017年12月15日
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昨日、当地にしてはお天気も良く、雨・雪なし。大野市歴史館の水戸天狗党展をみてから木炭車のレストア手伝いに。長い間走ってないので、ほとんどゼロから出発。オーナーさんは頑張って油圧系は何とかなった、キャブも整備されエンジンがかかるようになった。T360クラッチ修理にオートバックスのブレーキオイル2本使った、1本500ccだが、2本は多い方だ。油圧は全部だめだからIZさんもブレーキオイル購入、なんと1缶、つまり20L、いくら何でも多すぎませんか?年内には走ると思う。木炭車とは地球温暖化の元になってる二酸化炭素CO2を均等化する、つまり、地球に一番やさしいエンジンなのだが、正直、こんな燃料で走れるのか疑問、年内には走り出す予定なので、結論はそれから。いまだ半信半疑!IZさん倉庫の中には岐阜県知事の公用車だったセドリックや戦前の国産洗濯機。クボタAHBは私のではありません、現在レストア中。洗濯機は水晶の湯にもっていく予定が中止に。(釜は砂型の鋳物)たぶん、1月4日・浜名湖の三ケ日でお披露目になると思う。木炭自動車は来春どこかのイベントに参加予定。木炭ガスで走らなければガソリンもある。最善を尽くし木炭で走らせ、二酸化炭素を減らす、地球温暖化防止の先兵、偉い車だ。木炭自動車というから古めかしい、これからはバイオマスカーと呼んだほうが良い。EVや水素はもう古い、これからはバイオマスカー??木炭車はベテラン運転手でも出発準備に最低1時間かかるそうだ、緊急車両向けは無理。
2017年12月11日
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福井県大野市にやって来た木炭自動車、大野は森林地帯なのでバイオマス発電所がある。バイオマス発電は木炭自動車から来てるそうだ。なので、木炭自動車とは地球にやさしい乗り物。大野市のバイオマス発電所のHP.木炭エンジンは4個のパーツで構成されてる、(この方式はたぶん浅川式?)左から釜、次がフイルター、昔はシュロを詰めてたそうだが最近では遠心分離機式まであるらしい。次は冷却器、ここで一酸化炭素と水素を分離。最後もフィルター、タール分など除去する。いずれも推測です、詳しく見てないので不明。ガソリン切り替え式もあるそうだが、これは木炭専用。ガソリンでも走れるがガソリン用キャブ交換になる。ダウンドラフトの1キャブなので交換は簡単。たぶん、木炭とガソリン切り替え式とはキャブが2個付いてるのでは?1個のキャブでは無理がありそうだ。リッパなアポロが付いてる。
2017年12月08日
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福井は完全に冬モード、長い越冬期間が始まった。こんな雪の中、積車に乗って車の引き取りに。どんな車?なんと木炭自動車、福井県と木炭車と・・どんな関係が有るの?実は大ありなのです。木炭自動車で検索すると、人物では多田清が一番にヒットする、大阪に相互タクシーというのが有るらしい。社長・多田清の出身は福井県、木炭自動車の特許を多数取得、福井県奥越(大野・勝山)の偉人、なので大野市に体育館や出身地の勝山市には越前大仏、越前勝山城など建設、市内には多田清の銅像まで建ってて奥越でこの名前を知らない人はいない。発明家にして戦前、戦中、日本最大のタクシー会社多田清の案内はこちらのページに。そんな関係で大野市のIZさんが木炭自動車を探しまくり昨日到着した。たぶん、これが本邦初の写真公開なのでは・・燃料発生装置。操作方法はこれから勉強、ほんとに走るの?日本に公道走行可能な木炭車は数台有る、これも書類があるので再登録は可能。古い木炭自動車の法律は現在も生きてるので、問題ない。これに発動機積んで運転会参加も楽しそうだ、薪を不完全燃焼させて一酸化炭素ガスで走るらしいが、ほんとに走れるの?力は無いらしいので、イベント展示ぐらいだけだったら公道復帰は無い、薪で走らせてみるまでは、全て未定。来年、どこかのイベントに参加します。クルマより発動機運転会が先になるかも。戦前戦中はこの木炭ガス燃料が普通、バスもトラックも薪で走った。坂道ではバスの乗客が降りて押したそうなので力はなさそうだ。
2017年12月07日
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現在、クボタAHBレストア中、年内には仕上がりそうだ。AHBのピストン、350ぐらいと聞いてたが400ccもある。400で2馬力とは悠長なエンジン。クランク棒にAHのマーク、石油発動機には珍しいアルミ製。AHに特殊工具はいらない、コタックピンも指で押せば楽に抜ける。ピストンも工具無しで出し入れ簡単。AH燃料調整ダイアル、字が小さくて読めない、若い人を対象にした設計、今は、老眼鏡に虫眼鏡。ダイヤルに360度の目盛とは凝った造り。右、始動用ガソリン、左、燃料用(軽油か灯油)、福井県で開催されてるFTP参加さんから、フランス車オーナーさんグループでは「石油発動機に手を出したら・・・人生終わり」と言われてるそうだ、結構な誉め言葉で、感謝。フランス車愛好家さんにも発動機愛好家は若干います。静岡のオーナーさんはAHCお持ちだそうだ。AHシリーズは台数多いのが仇となり、影が薄い。AHシリーズお持ちの愛好家さんは、全て性能が良い、何よりも美しいスタイルが良い。AHをバンバン宣伝して欲しいそうだ?シトロエンも当然石油発動機を作ってた。現在日本に数台残ってる。さすがシトロエンなので副クランク棒が付いていて吸引と排気では行程が違う、面白いエンジン。ギアはもちろんダブルシェブロン。シトロエン石油発動機の以前のブログ。
2017年12月06日
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国産石油発動機は最盛期には600社を超える会社が製造してた。石油発動機で一番メジャーな機種は?バイクならスーパーカブ、車ならワーゲン、石油発動機だとクボタのAHシリーズが鉄板、石油発動機として容姿端麗。性能も良い。いい事ばかりの発動機だが趣味の世界では、よりマイナーな方向に向かうのが一般的、AHシリーズは良く売れたので残存数が多い。なので、AHシリーズは愛好家は避ける傾向がある。クボタ石油発動機の歴史、戦後編。昭和21年に3S、3C、3D、と発売される、この3台は発動機運転会で見れる。昭和25年(67年前)にAHシリーズ発売、AHだけだが便宜上AHAとした。AHA、AHB、AHC、AHDと続き、昭和30年にオートエンジンANが発売される。ANからはプラスネジが使われ、発動機で昭和30年だと、まだ新車なみ。品質は良いのだが、石油発動機趣味では古い物、珍しい物がうける。昭和25年からはAH、BH、CH、で排気量がわかれる。AHシリーズが2~2.5馬力と最小エンジン。このシリーズなら車のトランクにも積める。名機AHC、AHのマニュアルがあり誰でもダウンロードできる。門前さんのブログにマニュアル載ってます。こちらは門前さんのAHシリーズ比較。マニュアルまであるので入門用に最高の1台。石油発動機としての要素が全て詰まり、美しい姿態は石油発動機のスーパーカブ、つまり石油発動機原器。水晶の湯で購入してきた売れ残りのAHB分解開始。油と稲わらでコテコテ、おかげで燃料タンクの亜鉛メッキが残ってる。AHは小型軽量なのでここまでバラスと本体も一人で持てる。作業はゴム手袋の上に軍手して。真っ黒なヘドロのようなオイルに稲わら、最初の難関は汚れ落とし、これさえ済めば楽しい時間が始まる。キャブ、鋳物の塊。完全分解は半日もかからない。ホビーにAHシリーズは最適。分解整備組み立て後には始動式、最初の爆発は感動もの、そして発動機運転会でのお披露目。
2017年12月05日
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朝出発予定が遅れて、出発が遅くなりそうだ。昨日の雪カミナリで仕事関係に被害が、午前中には復旧しそうなので、立ち合いに。北陸は毎日、氷雨かアラレ、それに雷。昨年は東京カドタ、手前は行田市からのタナボタクボタさん。箱マグに、関白秀吉に徹底抗戦した唯一の城「のぼうの城」。
2017年11月25日
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T360クラッチは問題あり、長期戦かも。ピストンの逆止弁は経年劣化で破断したので穴は鉛で塞いで使用してた。S6用はサイズも方式も違うが試しに使ってみたが・・・ど~も無理みたい。引き続き補修した鉛塞ピストンを使う。週末は岐阜県・水晶の湯石油発動機運転会。参加予定海津温泉は満室なのでキャンプ。TV番組、ラスベガス質店のポーンスターズを見てたら17号にジョンディア登場。この番組は全て見てるわけではないが石油発動機は初めて登場した。ジョンディアのアイスクリーム製造機。1932製ジョンディアは2500ドル(約30万円)ジョンディアとヒット&ミスの解説をしてた。日本では変量式と呼ばれる。この金額だと日本では安い方かも?30万円は質屋の買い入れ金額、売値は1.5倍ぐらい。水晶の湯にもたくさんのヒット&ミス参加するが、日本の運転会でジョンディアの変量式は見た事ない。不思議な気がする。水晶の湯運転会、素晴らしいエンジンが見れます。ダイハツディーゼル、ダイハツのディーゼルなどめったに見れない。全国から発動機が旗と共に集まる。
2017年11月21日
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復活AKさんからユバーサルジョイントは2個外せれば外れると聞いたので、試してみたら簡単に外れた。マニュアルやwebにはそんなこと、書いてないぞ。外れたユニバーサル、これ外すのに、すでに3日経過。現在、エンジンにジャッキをかまし降ろす準備中だがホルトが固い。1本緩めるのにヘロヘロになる。土日でミッションを降ろしたい、エンジンは触らない。11月25日~26日 水晶の湯で石油発動機運転会、(岐阜県海津市南濃、水晶の湯、雨天決行)歴史ある運転会、お隣、岐阜県なので、昔、OT誌の発動機運転会記事を見て、ちょっと見学に行ってきたがクラシックカーのイベントや部品交換会などの雰囲気とも違う、なんとも不思議な空間だった。昨年の水晶の湯、当時のブログはこちらに。宿泊は海津温泉、申し込みは各自で(発動機で申し込み)海津温泉は良い温泉、泉質が良い(濁り湯)。今年はキャンプの予定だが、土日の天気次第、冬はキャンプが一番?遠方から来られる方で、ついでに何処か観光したい場合は近くの千代保(おちょぼ)稲荷はお勧め。行ってビックリの不思議な空間、昭和にタイムスリップできます。北陸は連日の雨かアラレ、すでに冬モードになってる。西高東低なので日本海側は雪か雨、太平洋側は晴れ、東海地方も晴れる。
2017年11月18日
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福井県大野市のIZさんが変な物体を入手、洗濯機だそうだ、これに発動機をつなぎ回すと面白そうだ。リンク先はフェースブック。この製品情報お待ちしてます、検索しても出てこない。アメリカでは戦前から家庭用の石油発動機洗濯機は一家に1台だった。日本では高度成長時代までは洗濯板。ベルトドライブの洗濯機となるとかなり珍しい、というよりも、初めて見た。釜の上の部分は電気溶接には見えない、砂型?いつ頃の製品か気になる。これだけ古い国産洗濯機は初めて見た。私は、これを芋の子の皮むきに使ったら、と言った。福井県人以外で芋の子の皮むき? 想像つかないだろうが大野市は日本一の芋の子産地、「上庄の里芋」は絶品、里いもは大野の上庄、越前ガニと上庄の里芋は双璧。アメリカ製発動機洗濯機、下に2スト・ガソリンエンジンが付いてる。石油発動機運転会で稀に見れる、始動はペダルを踏む。
2017年10月03日
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発売中のオールドタイマーにF150の記事、発動機運転会にホンダ耕運機の参加は何台かあるが最初のF150は非常に珍しい。役に立つ製品を作りたかった本田宗一郎は耕耘機を製作、 第1号がF150、次にディーゼル2気筒F90、スーパーカブのエンジンを使った81cc小型耕耘機がF60となる。 後に排気量UPし90cc、エンジンはカブCM90と同じ。 農機具耕運機はエンジンをVベルトでつなぎ簡単にできてる、ホンダは凄い!ミッション一体型倒立2気筒Sと同じチェーン駆動。趣味で持つのにF150は大きすぎるが、F60はC100と同じOHV 鉄ヘッド。 CM90のエンジンと同じだそうだ。安曇野に来ていたF50。ホンダ耕運機の種類不明だが、馬力で数字が決まるようだ。ホンダは汎用エンジンを販売していた、OEM専用で他メーカーに組み込まれ、ホンダとしたら下請けになる。下記の噴霧器はエンジンのクレームがあり販売中止になり全機廃棄処分になったが、なぜかマニアさんの手中に何台か残ってる。下は初期の汎用エンジン、こんなものも残ってる。こんなエンジン何処で入手するの?国内より海外に多く残ってるそうだ、海外のオークションサイトは日本でも取引できるのでそこで手に入れるらしい。昔は二束三文だったそうだが、今は日本人の入札者が多い。全てマイナスネジなのがポイント高い。発動機でプラスネジが使われてると、クラシックと見られない。
2017年09月13日
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テレビ東京で放送された石油発動機が登場するトコロジョージの番組は見れなかった。ケーブルTVなので地方は古い番組なのかも?タナボタクボタさんブログに写真有。会津坂下運転会の映像も有ったそうだ。
2017年09月11日
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このブログは間違いがあるので、コメント欄のコメントも参考に。石油発動機運転会で種類の多い機種はクボタ、クボタの石油発動機の流れ。まず最初は1922年のA型から始まる。(写真無し) A型ー3Fー3Sー3C-3D(1950年)と流れる、ここから排気別でAシリーズ、Bシリーズ、Cシリーズの3系統に流れるが、今回はAシリーズだけ。AH-AHB-AHC(1953)-AHD-AHDを最後にオートエンジンになる。AHD-AN(1955)-ON(1957)-AZGRーAZーEK35(1967)枝葉に分かれてる細かい物はパスした。これが有れば発動機運転会で便利、ただし、同じ型式でも種類は多いし、ワンオーナー以外はオリジナルとは断定できない。発動機運転会で多いのは1953年までのAHシリーズ、名機AHC、運転会ではこのシリーズが一番多い。輪島オートモビルのAHC。ここまではクボタ石油発動機、オートエンジンとは呼ばない。クボタ・オートエンジンAN(1955年)、ANも前期後期と大きく2タイプある。オートエンジンON(1957)、ANの2年後にできたAN廉価版、小型で高性能、オートエンジン唯一の皿形マフラー。系統図の最後はAZ型、これが最後のクボタ石油発動機?。ここから灰色でなくなる。系統図最後のEK35型、オートディーゼル。(ディーゼルと石油発動機の区別はプラグの有る無しで分かる)この後は知らないが、たぶん、ディーゼルとガソリンに分かれて行く。大きな流れを書いただけなので、系統図に載ってない機種もあった。例えば、クボタオートエンジンBNR、ANと同時期にできた。ANより馬力の大きいB型にRが付くのはラジエターでは?この場合、BNタイプのラジエターだが系統図には載ってない。来年のオートエンジン祭りはANも結構だが全機種見たい。
2017年09月09日
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オートエンジンのON型をたまたま入手した時はぜひ動かしてください。初心者向けオートエンジンON型始動のしかた。左にある燃料吸い上げタンク(壺)に灯油満タン、キャブの上にある真鍮製の蓋を開けてガソリンを数滴。ガソリンは最初の爆発だけなので微量しか必要なし。下部燃料タンクは最低でも半分は入れる、容量大きい。キャブ横のニードルは1/4開く(文字盤が残ってれば指示通りに)紐をかけて強く引っ張れば簡単に始動する。燃料壺の横にデコンプレバー、倒しておけば自動復旧する。冷えてる場合はキャブの空気弁バネを1段引くとかかりやすい。燃料壺にガソリンを入れたら?ガソリンでもかかるが、回転不安定で波を打つ。灯油だとかかりも良く、安定した回転。(これは意外だった)オートエンジンは年式が新しいほどガソリン使用量は激減する。この時代のヤンマーディーゼルも最初だけガソリン必要、(ヤンマーエース)なので、どちらも石油とガソリン、2種類の燃料必要。(石油発動機の石油とは、灯油・軽油・A重油)比べて燃料使用量を計ったことは無い、オートエンジンも燃費は良さそうなので推測だが、この時代だと石油発動機も完成期なのでディーゼルより勝ってるかも??ON型は石油発動機最終製品に近いので良くできている、これこそ、最後の石油発動機と思われる。
2017年08月25日
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オートエンジンのコイル断線は応急修理で復活。バッテリーとバイク用IGコイルで回路作成、簡単に始動し快調に回ってる。ONとはANの廉価版、皿形マフラーはオートエンジンらしからぬ排気音。応急の火花発生器はいろんな発動機に使えそうだ、マイナスをアースに、+をポイントにワニ口クリップで繋げれば火花が飛ぶ。これで回るようになったが、疑問点もある。燃料溜め(壺)にはガソリンを入れるの灯油なのか?正式な始動手順が分からない。オートエンジンON型で検索すると動画が1本ヒットした、これを見ると、こちらもコイル不良みたい、コイルに問題がありそうな発動機みたいだ。コイルは時間をかけて探す、発電機内はスペースがあるので電池式高圧回路(ガスコンロ用)なら納められそうだ。この外付けバッテリー式は見栄えが悪い。
2017年08月24日
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北海道アぺツーリングで富良野の土の館を訪れた。一番行きたかった場所。楽天ブログランキングが開始されて過去の記事も読まれてるのが分かった。ランツブルドックは毎日数件のヒットがあるようだ。2013年の北海道アぺツーリングのブログ。ランツブルドックとは焼玉エンジン搭載のトラクター。前の黒い部分が焼玉、この部分を熱してエンジンを回す。当時の北海道では超重量級のトラクターなので開墾によく働いたそうだ。 動画を見ると操作手順が良く分かる。 始動時のプレヒート、始動用ハンドルはなんと運転ハンドル、 上手く考えてる。 スタートはケッチンスタート?ドイツ製発動機はいずれも始動スタイルが独特、スチールはハンドルを押して回す(押すとデコンプが働く)最初はこれが分からなかったので苦労した。
2017年08月19日
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クボタオートエンジンONを知ったのは8月8日、この日のブログはこちら。オートエンジンON型2.5~3馬力、ANの廉価版だそうだ。自宅に持ち帰りレストアしたが、コイル断線であきらめた。レストアには結構苦労した、取説があれば簡単だが初めて見る発動機なので勝手が違う、いまだ不明な点もある。タンクはオートエンジンにしては下にある、インパルス無し。一番難解な部品は壺のような燃料溜め、初めて見る形式なので? 分解してやっと構造が分かった。気化器と燃料溜め。故障個所は電気とキャブ、燃料溜めは問題無し、ただし、使い方が分からなかった。キャブ上部のオイル入れは、ガソリン入れ(だと思う?)吹き返しがあるので緩めてガソリン投入し、始動時には締める。燃料溜めの説明。右、真ん中の穴はキャブに行く、チェックバルブあり。中央のチェックバルブは下のタンクから吸い上げるチェックバルブ。普通の燃料タンクならタンクの中にチェックバルブがあるがこれはキャブの横にある。チェックバルブ下の穴は、キャブ燃料吸い込みの穴、普通は下にあるのだが、一番上にある。なのでガソリンを満タンにしないとキャブに行かない、これが分からなかった。後は通常の点検で正常になる、知ってしまえば割合簡単だが、類似のエンジンを触ったこと無いので苦労した。取扱説明書には、必ず満タンにすることと書いてあるはず、こんなエンジン他にもあるのか?ガソリンを満タンにするのか、石油を満タンなのか不明、吸出し口が上部にあるので灯油満タンかもしれない。始動用ガソリン入れはキャブ上部に付いてる。電気もキャブも完全と思い、始動したが爆発しない。以前は強制的にガソリン入れたら回ったこともあった。プラグに火花が飛ばない、分解したらコイルの断線だった、これにて終了。今まで首の皮1枚でつながってたようだ。同等のコイルを探すか巻き直し、鉄心の幅は77mm。今回、ON型はしばらく置いて、別のオートエンジンにチャレンジ。始動方法、燃料溜めにガソリン満タン、蓋はゴムパッキングがあるので密封され、下部石油タンクから負圧で補給されオートで石油に切り替わる。安曇野にON型を持ち込むことは無くなった。
2017年08月16日
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8月27日のオートエンジン祭りまでにON型を仕上げるのが良さそうだ。コメント欄にON型は数が少ないそうだ。AN/BNは台数が多そうなので、ここはON型でしょう。ただし、クランクの硬いのもあったので、2週間ほどでレストアできるかは微妙。ON型3馬力、検索したら動画数本ヒット、始動はひも式。このマフラーが純正だった、オートエンジンでも皿形が有るとは知らなかった。ひも式なのでマグネトーのインパルス機構はなさそうだ、ポイント調整ぐらいか。(コイル断線ならお手上げ)13日の大野市運転会会場でレストア予定、欠品はなさそうだったので、何とかしたい。アントンシュリューターも回します。
2017年08月09日
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タナボタクボタさんHPに赤城発動機運転会にポニーのエンジン参加!赤城発動機運転会でのポニーエンジン。長浜ヤンマーミュージアムのヤンマーポニー。現存するポニーはこの1台だけ。動画を見てるとセルがあるようだ、排気量不明だがたいして走らなかっったようだ。デコンプは手動なのか?以前書いたブログ。(10年前のブログ)昔の自動車問題で「軽自動車で無かったものは?」四択の答えはディーゼルだが、実際はポニーが1台有る。ポニーを探してください、日本は広い、たぶんどこかの納屋に眠ってそうだ。ヤンマーディーゼルなので部品の心配はなさそうだ。
2017年07月19日
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