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2014.06.24
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カテゴリ: 気になる本
日曜日の朝日新聞に読書欄があるので、ときどき切り取ってスクラップで残していたのだが、これを一歩進めて、無料デジタル版のデータで残すことにしたのです。
・・・・で、今回のお奨めです。

・これを語りて日本人を戦慄せしめよ
・なぜ八幡神社が日本でいちばん多いのか

なんか、最近はやたら民俗学関連の本に目が向くが・・・
自分のこの傾向はどのようにして生じたのか?
やはり昨今の内憂外患がひき起こしたナショナリズムなんでしょうかね。

***************************************************************

これを語りて日本人を戦慄せしめよ より
柳田

<人間苦追う「経世済民」の人:赤坂真理(作家)>
 経済効率が至上となったこの国で、忘れられたのは、「経済」というまさにその語が、「経世済民(世を経〈おさ〉め民を済〈すく〉う)」の略だったことではないだろうか? 法制局参事官として「経世済民」を考え挫折した柳田国男は、未だ近代化の及ばざる山と山里に出かけ、まったく新しい学問を日本に拓いた―民俗学。
 本書の衝撃的なタイトルは、『遠野物語』の冒頭にある「これを語りて平地人を戦慄せしめよ」から来ている。一体、山に何を見たのか? 人里から追われ、飢餓線上をさまよう山人たち。彼らの生きる様を「偉大なる人間苦」と柳田は呼んだ。著者は「人類の生存に課せられた業のような重荷」ではないかと言う。そこにあるのは仏陀のような視点でありはしないか。

 「経世済民」を離れて「経済(エコノミー)」となった活動は、獰猛で、私たちを呑み込み、その内にいるも苦、外れるは、さらに苦。今こそ柳田国男を読み、戦慄しつつ、未来を紡ぎなおす時ではないか。そう思う。

    ◇

山折哲雄著、新潮社、2014年刊

<「BOOK」データベース>より
山に埋もれた人生を描いた代表作『遠野物語』が出されたのは明治末期。さらに『山の人生』では、山間部の壮絶な人間苦が描かれていた。小説という娯楽も広がり近代国家を謳歌する時代、柳田は文明から遠く離れた過酷な人生に目を向けていた。その半生を俯瞰し、民俗学という新しい学問を通して訴えたかったメッセージを探る今までにない柳田論。【目次】
第1章 普遍化志向/第2章 平地人を戦慄せしめよ/第3章 偉大なる人間苦/第4章 折口信夫/第5章 二宮尊徳の思想/第6章 ジャーナリストの眼/第7章 「翁さび」の世界/終章 日本文化の源流

<読む前の大使寸評>
梅棹忠夫さんの著書を読んだりして民俗学に関心があるわけだが、柳田国男については、まだ手付かずです(梅棹忠夫は民族学だったか―笑)
自宅には父が残した定本柳田国男集(全39巻)が飾ってあり、読書環境は申し分ないんですけどね。 

山折哲雄も『遠野物語』や山人たちに注目しているので、まずこのあたりから手をつけようと思うわけです。
rakuten これを語りて日本人を戦慄せしめよ

この本に触発されて 柳田國男あれこれ という頁を作りました。この本もそのなかに収めています。



なぜ八幡神社が日本でいちばん多いのか より
八幡

<謎だらけの神々の特異性を明らかにする:長薗安浩>
 私が暮らす地区の氏神は、慶應大学三田校舎の東門脇にある春日神社だ。その神社の総本社が藤原氏の氏神、奈良の春日大社と知りつつ、私は毎年、初詣に出かける。おそらくは藤原氏の末裔が勧請したのだろう、このような分祀がくり返された結果、春日神社は全国に1,000社以上あるらしい。

 神社本庁の「全国神社祭祀祭礼総合調査」によれば、全体で79,355社ある神社のうち、八幡信仰にかかわるものがもっとも多い。その数、7,817社。春日信仰の7倍強だ。ちなみに、2位は伊勢信仰の4,425社。これらの数字を比較するだけでも、八幡信仰の圧倒的な広がりがわかる。

 しかし、『古事記』にも『日本書紀』にも登場しない、日本神話とは無縁の八幡神がどうしてこれほどまで信仰を集めてきたのか? 島田裕巳はタイトルどおりの疑問を解明しつつ、天神、稲荷、伊勢、出雲、熊野などの系統についても解説し、宗教としての神道の特異性も明らかにしていく。
〈開祖もいなければ、教典も教義もない。当初は、神社の社殿さえ存在せず、神主という専門的な宗教家もいなかった〉

 いわば、あれもこれも「ない宗教」が故にわかりにくく、初詣や七五三やお祓いなどで身近なはずなのに理解しにくい神道。その上、仏教が伝来してから明治になって禁止されるまでつづいた神仏習合の影響もあり、同じ神でも名称が変化してきた歴史もある。たとえば八幡神は弥勒菩薩と合体して、長らく八幡大菩薩と称されていた。

 そしてさらに混乱するのは、八幡神がもともと新羅の神であった可能性が高いという点だ。渡来神ながら宇佐神宮に祀られ、弥勒ばかりか応神天皇とも習合して皇祖神にもなり、武神として武家が崇め、庶民にも広く信仰されてきた不思議。八幡神だけでなく、私たちの身近な神々は謎だらけだ。
 灯台もと暗し。この本は日本の神々の足もとを照らす良きライトとなっている。

    ◇

島田裕巳著、幻冬舎、2013年刊

<「BOOK」データベース>より
日本全国の神社の数は約8万社。初詣、宮参り、七五三、合格祈願、神前結婚…と日本人の生活とは切っても切り離せない。また伊勢神宮や出雲大社など有名神社でなくとも、多くの旅程には神社めぐりが組み込まれている。かように私たちは神社が大好きだが、そこで祀られる多種多様な神々について意外なほど知らないばかりか、そもそもなぜ神社に特定の神が祀られているかも謎だ。
 数において上位の神社の中から11系統を選び出し、その祭神について個別に歴史と由緒、特徴、信仰の広がりを解説した画期的な書。

<読む前の大使寸評>
開祖もいなければ、教典も教義もない。当初は、神社の社殿さえ存在せず、神主という専門的な宗教家もいなかった・・・・限りなく無宗教で、習俗のようなものだったのか。

この無宗教で八百万(やおよろず)というキーワードが、日本的なのかも。

rakuten なぜ八幡神社が日本でいちばん多いのか



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Last updated  2014.06.24 05:52:32
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