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2015.01.16
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カテゴリ: 気になる本
<西加奈子の世界>
東京にコンプレックスを抱く大使が、個人的な拘りで「関西人の系譜」を作っているのだが・・・
系譜のひとり、西加奈子さんが、このたび『サラバ!』で直木賞を受賞したとのこと。
すでにたくさんの小説を刊行している西さんだから、てっきり直木賞や芥川賞を受賞しているものと思っていたが、まだだったのが意外でした。

帰国子女にして、関西弁の使い手というのが、大使の認識であるが・・・
「西加奈子の世界」という名のアンソロジーを早目に作ってみました。

・直木賞受賞会見で
・サラバ!
・関西人の系譜
・通天閣

西加奈子公式サイト

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<直木賞受賞会見で>
直木賞受賞会見で、村上春樹さんを彷彿とさせるという意見も出たそうです♪
・・・褒めすぎやで。

2015.1.16 「文学界もプロレスのように必ず盛り上がる」 直木賞受賞会見 より
 第152回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が15日、東京・築地の料亭「新喜楽」であり、直木賞に西加奈子さん(37)の「サラバ!」(小学館)が選ばれた。
 新人賞から作家デビューという王道ではなく、出版社への「持ち込み」から始まった作家業。会見前に記者に向かって「お願いします」と大きな声で挨拶し、海外育ちの自身を投影した受賞作「サラバ!」とその生い立ちを語った。

Q:村上春樹さんを彷彿とさせるという意見も出ましたが。
 うわっ、すごい。それ言ったらちょっとヤバいですね(笑い)。そんなんおこがましいです。申し訳ないです。でもむちゃむちゃうれしいです。

Q:26歳で上京されたときに、ご両親には「仕事が東京で見つかった」と嘘をついて出てこられたということですね。お父さんからは「両親が勝手に産んだんだから、あとは好きなように生きなさい」、お母さんからは「ありがとうという言葉は、何度言っても言い過ぎることはない」と言われてきたそうですが、「信じた道を生きる」影響は、ご両親から受けたのでしょうか?。

 「ありがとう」と言うのは、大阪の人はみなそうなんですよね。バス降りる時にも「ありがとう」。なんやろ、心がないというか(笑い)、それぐらいナチュラルに出る言葉なんですね。祖母から母に、そして私に言われ継がれてきたのが「物喜びしなさい」という言葉で、これは関西の言葉なのかな…、調べてみたら「大げさに喜ぶ」みたいな意味なんですが、その言葉を守っているというか、そうなってまうというか。

Q:今日は大げさに喜ぶということはない?。
 ここで大げさに喜んでいろいろ問題になると困るから、抑え気味にしています。
 父は小さいころから「おまえが生んでくれといって生まれたわけではないし、おまえはお父さんとお母さんが勝手に産んだんやから、好きに生きなさい。ただ自分のやりたいことに責任を持ちなさい」と、本当にその通りにやらせてくれました。

 両親は作家でいる私に驚いていて、さっき(受賞を知らせる)電話をしたらほんとにほんとに喜んでくれました。私が私以外の人間として生まれてくることは体験できないので、両親の子としてに生まれてきてよかった。そうじゃなければ「サラバ!」も書けなかったし、「サラバ!」以外の作品もそうなので。まとめちゃうと、二人には本当に感謝しています。

Q:今後どんな小説を書いていきたいですか?。
 うーん、どんな小説…、「どんな小説」っていうのがふわふわしていて、全力で思うことを書きたいし、当たり前やって思っていることとか、当たり前やって思われていることとか、これが常識やっていうことを本当にそうなのかっていったん問いかけるようなものとか……。小野さんが「弱者」とは言いたくないとおっしゃった気持ちはよくわかります。
 小説というのはニュースにはならないこと、歴史を振り返ったときに大きなシャベルですくったものからこぼれ落ちるものを書くことじゃないかと思ってます。あとは、誰かひとりに寄り添うような小説を書きたいです。


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<サラバ!>
 直木賞受賞の『サラバ!』とは、どんな本なのか?ということで、くだんの読書フォームをつくってみました。
なるほど、「BOOK」データベースによると西さんの生い立ちをなぞった小説のようだけど、ある出来事というのが気になりますね。


【サラバ!】
サラバ

西加奈子著、小学館、2014年刊

<「BOOK」データベースより>
1977年5月、圷歩は、イランで生まれた。父の海外赴任先だ。チャーミングな母、変わり者の姉も一緒だった。イラン革命のあと、しばらく大阪に住んだ彼は小学生になり、今度はエジプトへ向かう。後の人生に大きな影響を与える、ある出来事が待ち受けている事も知らずに―。

<読む前の大使寸評>
西さんの生い立ちをなぞった小説のようだけど、ある出来事というのが気になりますね。
西加奈子「サラバ!」10年間の全部ぶつけた とのことです。

Amazon サラバ!


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<関西人の系譜>
負けたらあかん 負けたらあかんで東京に・・・♪
・・・と、東京にコンプレックスを抱く大使が、個人的な拘りで「関西人の系譜」を編んでみました。
グローバリズムの吹き荒れる現下の状況で、アンチ東京では時代錯誤も甚だしいが、権威とか成り上がり者というイメージが東京とかぶるわけですね(大使の場合)とくに東京の人に恨みを持つものではありませんので、そこのところを、宜しく(笑)

なお、この系譜にはやや、アート系や京大人文研とかに偏りがみられるけど、ご笑覧あれ♪
BGMは、もちろん 道頓堀人情 天童よしみ でんがな。

・司馬遼太郎
・安藤忠雄
・横尾忠則
・勝谷誠彦
・小松左京
・京都学派(京大人文研)
・西加奈子
・百田尚樹
・六代桂文枝
・小田実
・織田作之助

<京都学派(京大人文研)>
京都学派(哲学)、京都学派(近代経済学)、京都学派(京大人文研)などいろいろな京都学派があるが、大使が惹かれるのは京大人文研の系譜である。


wikipedia 京都学派 より
また、上記とは別に戦後京都大学人文科学研究所(京大人文研)にて頻繁に共同研究会を開き、活発な討論を行っていた一派も、京都学派と呼ばれるが、上記の京都学派とは直接の関係はない。こちらは東洋史学の貝塚茂樹、塚本善隆、藤枝晃、中国文学の吉川幸次郎、フランス文学の桑原武夫、植物学の中尾佐助、生態学から人類学にまたがる成果を挙げた今西錦司らが特に著名である。この顔ぶれからも推察されるように、この京大人文研の活動範囲は狭義の人文科学から自然科学の領域にまでまたがった学際的なもので、今西は自らの学問領域を自然学とも称した。また、国立民族学博物館へと活躍の場を移した梅棹忠夫(生態学→民族学・人類学)や、国際日本文化研究センターの設立に尽力した梅原猛(哲学)らも、この京大人文研の京都学派に含める。


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<通天閣>
帰国子女でありながら、関西弁をマスターした西加奈子さんもこの系譜(関西人の系譜)に加えるものとします。


【通天閣】
通天閣

西加奈子著、筑摩書房 、2006年刊

<「BOOK」データベースより>
どうしようもない人々が醸し出す、得体の知れないエネルギーが溢れている大阪ミナミ。社会の底辺でうごめく人々の愚かなる振る舞いや、おかしな言動が町を彩っている。主人公は、夢を失いつつ町工場で働く中年男と恋人に見捨てられそうになりながらスナックで働く若い女。八方ふさがりに見える二人は、周りの喧噪をよそに、さらに追い込まれていく。ところが、冬のある夜、通天閣を舞台に起こった大騒動が二人の運命を変えることに…。

<大使寸評>
初めて西さんの作品を読むのだが、帰国子女の見るミナミはどんなかな?と思ったわけです。
また、東京スカイツリーにはおよびもないが通天閣のレトロもええでぇ♪というやや屈折した思いもあるのです。

rakuten 通天閣


ところで・・・
西さんが既に授賞している「 織田作之助賞 」の受賞者たちだが・・・見事のごとく知らんがな。





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Last updated  2015.01.21 09:28:24
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