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先週、エゾビタキが飛来したと鳥友からニュースをもらい、現地に出かけました。先週お彼岸で人での多かった園内もグランドゴルフのメンバーが入場している程度で探索するにはもってこいの条件でした。例年、ヒタキ類が飛来するポイント複数箇所を探索すると、カッカッと鳴き声を出して移動するヒタキ類、柿の実を食べに群れで飛来したメジロ、シジュウカラ、エナガの混群と期待を抱かせるオープニング。でも、その後は、小一時間、鳥影がなくなり、そろそろ退散しようと思ったら、遠い木のてっぺんにヒタキらしいシルエットを発見。翼(肩羽、雨覆先端)に白斑があり、下面にはっきりとした縦斑、下嘴が黒いのを観察しました。コサメビタキは雨覆先端はバフ色でなく白、下面は無斑なのでエゾビタキと思われました。なお、参考までに2020年10月12日に同地で観察したエゾビタキの画像をアップしました。なお、今日のエゾビタキは距離があり、不鮮明で証拠写真の域です。ご容赦ください。(写真)2023年9月26日撮影(エゾビタキ4枚のうち最後の2枚は2020年10月撮影)
2023.09.26
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柏市の柏の葉キャンパス駅近郊の調整池を探索しました。お目当ては鳥友から聞いていたコガモの姿とクサシギなどの水鳥たち。お目当てのコガモは13羽が羽をやすめていました。一枚目から四枚目がコガモです。一枚目は、嘴に黄色味があり、各羽の羽縁が橙黄色になっており雌ではないかと思われます。二枚目、三枚目は、嘴は一様に黒く、眉斑は不明瞭で、雄個体と思われます。四枚目は、嘴に黄色味があり、胸から腹にかけて小斑があり、雌幼羽ではと思われます。五枚目と六枚目は、橋梁の下で自慢の声で囀っていたイソヒヨドリ雄です。対岸にもう一羽が囀っていたので比較的長いさえずりでした。七枚目から九枚目が上空を旋回していたコウノトリです。利根川方向から出現し、柏の葉公園方向に飛翔し移動していきました。ただし、足環の確認はかなわず個体の特定には至りませんでした。最後の画像は、ヒメアマツバメの巣の様子です。鳥友によると、先週巣で休息をとっていた模様です。(写真)2023年9月19日撮影
2023.09.19
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8月下旬にイソヒヨドリ雄が東葛地区の駅前に帰還したことをリポートしました。その後も連日続く酷暑の中でも元気な姿を披露しています。観察していると、繁殖期とは違った声であることに気が付きました。地鳴きと思われるヒッヒッという声と繁殖期の囀りよりも短くフィーという声で鳴いています。長い囀りは雌が存在している時、短い囀りは縄張りを主張する時に使うものとも思われます。本当は、その鳴き声を録音し分析したいところですが、何せ駅前で商業施設の屋上で囀るのでかないません。(写真)2023年9月17日撮影
2023.09.17
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朝から青空が広がり、今秋のサシバの渡りがどうかと柏の葉公園、流山市運河周辺を見て歩きました。このうち、柏の葉公園上空でサシバが旋回している姿を発見。翼指5枚、写真でわかりにくさがあると思いますが喉中央に縦線、体下面に横斑があることから成鳥でした。公園内で例年ツツドリが立ち寄っていくエリアも探索してみましたが姿は確認できずでした。また、柏の葉近郊の調整池では、バンの若鳥が親鳥に連れられて池を移動している姿がありました。帰り道、立ち寄った流山市運河近郊の水田地帯では、台風影響で稲刈りがスタートしていました。ダイサギ、チュウサギがバッタ、イナゴを物色している姿を観察。(写真)2023年9月11日撮影
2023.09.11
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一昨日、八柱霊園でツツドリを観察しましたが、出会えなかった赤色型を期待して現地に向かいました。昼過ぎ現地に到着し、モンクロシャチホコを食べるポイントでしばらく待機していると、3羽のカッコウ科の鳥が飛翔する姿を目撃しました。うち1羽が桜の木に飛来し、枝にとまり小一時間羽を休めていました。翼を広げたり、伸ばしたりして羽づくろいをスタート。上面全体のベースの色が赤褐色でほれぼれするような色でした。また、ホトトギスほど目立ちませんが、尾羽に白斑があり目立ちました。小一時間経過すると、お腹が減ったようで、今度はモンクロシャチホコを捕獲し、何度も食べていました。(写真)2023年9月7日撮影
2023.09.07
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昨日の曇天から一転して青空が広がり、再び酷暑となりました。一昨日、八柱にツツドリが渡来したと鳥友からニュースをもらい現地に出かけました。餌のモンクロシャチホコがいる桜、今日のように直射日光が差し込んだ際の退避ポイントとなる松の木をぐるっと見て回っていた時、シジュウカラ、エナガ、キジバトが飛翔する姿の中に少し大きいサイズの鳥が松の中にに入りました。双眼鏡で見てみると、松の枝にツツドリの姿を発見。最初は背中しか見えず、光線の具合もあり種類が特定できずでしたが、その後、腹に太目の間隔の広い横斑が9本、下尾筒に淡いバフ色に黒い横斑が見えました。(写真)2023年9月5日撮影
2023.09.05
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9月に入り、ツツドリが公園の桜に立ち寄ったと情報を耳にするようになりました。桜の木にはモンクロシャチホコの成熟した幼虫(紫黒色の体に黄色味がかった毛が生える)が葉を食べるために集まっています。これを食べに、ツツドリ、カッコウ、ホトトギスなどのカッコウ科の鳥類が立ち寄ります。モンクロシャチホコ幼虫は、葉を食べて成長し、9月前後に樹上から地面に降りてきます。その後、落ち葉や土の中に潜りさなぎになって越冬し、6月すぎに成虫になります。時折、害が心配だから駆除すべきと耳にします。ところが、人間には無害であることからむやみに農薬を使っての駆除はしないとする自治体も多いのが実情です。さて、秋にツツドリなどを観察できる環境はどうかとフィールドに立ち寄ってみました。柏市北部にある公園には桜の木が多数あり、モンクロシャチホコが大量に確認できました。例年ですと、9月下旬にツツドリを観察することが多いフィールドです。ただし、家族連れが子どもたちを遊ばせるエリアであり、三脚+巨大望遠レンズを設置した方が占拠した折、苦情が寄せられたことがあり独り占めしない、共存する配慮が必要です。(写真)モンクロシャチホコ:2023年9月3日撮影ツツドリ:2022年9月28日撮影
2023.09.03
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23日にコウノトリ2羽の放鳥がありましたが直後に雌のココが高圧鉄塔付近に落下し、死亡するという痛ましい事故がありました。しかし、雌のマメは無事に飛び立ちその後どうしているかと思い、現地に出かけました。現地に到着すると、稲が熟し始めており、その一角にコウノトリの姿を見つけました。距離200m以上あり、なかなか個体識別まで至りませんでした。しかし、マメであれば風切が褐色がかっているはずですが、真っ黒で成鳥でした。足環も左が黄色と黒色、右が黄色と黄色の組み合わせに見えたので2017年6月に放鳥されたヤマトではないかと思われました。このほか、サシバ若鳥、トビ、鳴き交わしながら上空を旋回していたチョウゲンボウも目撃しました。帰り道、柏の葉キャンパス駅近郊の調整池に立ち寄ったところ、クサシギ夏羽の姿を発見。酷暑で水の中に全身を浸している姿を観察。胸の縦斑、上面の白い斑が素敵でした。(写真)2023年8月26日撮影
2023.08.26
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子育てが終了した後に再びイソヒヨドリ雄が東葛地区の駅前に帰還しました。雌の姿はありませんが、その縄張り防衛の様子を観察してきました。駅前に到着すると、雄が高さ30M前後の商業施設の屋上の一角で囀りをしていました。ヒーリーリーと涼しい声が響き渡っていました。縄張りを宣言した後は、丁寧に羽づくろいを行い今度は駅をはさんで反対側にある商業施設のテレビアンテナに移動して囀り、さらに駅上空を飛翔し反対側の商業施設の携帯電話基地局のアンテナに移動。天敵のカラスがいないかを点検しているようてでした。(写真)2023年8月24日撮影
2023.08.24
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今朝、オフィスの近郊の公園に散策にでかけた時、ムクドリ60羽前後の群れが芝生の上に飛来したと思ったら、何羽かが座りこむもの、横たわるもの、翼や尾を広げて太陽の光に当てている光景を目撃しました。一般的には暖まることによって体温を調節する、太陽光線の働きでビタミンDを作る、羽毛を暖め脂を行き渡りやすくする、皮膚の健康に役立つと言われています。本当のところは?(写真)2023年8月23日撮影
2023.08.23
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鳥友から8月に入って商業施設の屋上付近からイソヒヨドリ雄が囀っているとニュースをもらいショッピングを兼ねて先週現地に立ち寄ってみました。15日午後、16日午前とヒーリーリーと囀りを観察しました。今シーズンも子育てを行い、7月には一旦姿を見なくなったので移動したものと思っていました。ところが酷暑が続く中、イソヒヨドリは全くお構いなしで涼し気囀り。商業施設の高いところをソングポストとし、高い位置で囀ることでなわばり防衛に当たっているものと思われます。なお、今回は雌は見かけずでした。伊澤・松井(2011)はイソヒヨドリの生態、習性などの知見や観察結果を整理し報告しています。その中で、「オスは周年なわばりを維持する.なわばりの維持は,さえずり(テリトリーコール),実際の追い掛け,追い出し行動によってなされる」と報告していますから珍しいことではないものと思われますが、まさかこの酷暑下で遭遇するとは思いませんでした。(引用)伊澤雅子・松井 晋.2011.イソヒヨドリ 周年維持されるオスのなわばり.Bird Research News Vol.8 No.8.p5.(写真)2023年4月、2022年4月いずれも柏市内で撮影
2023.08.20
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先月27日にその姿を目撃して以来、姿を見かけずじまいりヒメアマツバメ、三カ所ある巣(寝床?)は補修されており、造巣を継続中です。しかし、主がその中に入っている姿は確認できずにいます。一枚目、二枚目は同じエリアで造巣中、三枚目は隣の町会にある造巣中のもの。造巣期間は著しく長く,1歳のペアで約5か月、2歳以上のペアで約2か月かかるとは聞いているけれどいつになったら使うのだろうと思っています。(写真)一枚目から三枚目は2023年8月19日、四枚目は2023年6月10日撮影
2023.08.19
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先月末に姿を目撃したヒメアマツバメの様子を見に柏の葉キャンパス駅近郊に出かけました。でも、今朝はその姿は確認できず。しかし、ツバメの群れ40羽程度の中に腹部の赤いツバメを発見しました。腹部すべてが赤いのではなく脇腹が赤さび色を帯びていました。手賀沼沿岸で姿を観察したアカハラツバメのような印象でした。このほか、調整池で魚を捕獲し、飲み込むに四苦八苦していたダイサギ、涼しい水に浸かって凛とした姿勢でいたカワウの姿を観察しました。(写真)2023年8月2日撮影
2023.08.02
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二か月ぶりに柏の葉キャンパス駅近郊のヒメアマツバメの様子を見に出かけました。造巣しているのは三ヶ所ありましたが一ヶ所のみ塒として使っているほかは作りかけの状態でした。上空を一羽は飛翔していて待機していると、巣に端にへばりついて休憩する姿を目撃しました。一枚目、二枚目の写真がその時のものです。5月に巣に入り座り込んでいたので産卵かと思いきや、そのあと一向に産卵の気配はないまま推移しています。近くの商業施設ではツバメの三番子が誕生しもう少しで巣立ちのもの、巣立ちして施設の軒下で休んでいる幼鳥、電線にとまり我が子たちを見守る成鳥といろいろなタイプの姿を見つけました。このほか、カワラヒワの成鳥と下面に縦斑のある若鳥の姿を目撃しました。(写真)2023年7月27日撮影
2023.07.27
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先週、千葉県北西部の町にアカガシラサギ繁殖羽が飛来しているとニュースをもらい、今朝現地を訪ねました。手賀沼に4月まで滞在していた個体と同一かどうかは不明ですが、ガマを主体とした浅瀬にその姿を見つけました。ただし、葦のなかに潜んでいる時間が長く、酷暑の中なかなか姿を観察するのが一苦労です。(写真)2023年7月12日撮影、2023年4月19日手賀沼で観察・撮影
2023.07.12
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ヒメアマツバメが全壊となった巣をもう一度造巣しており、唾液で鳥の羽毛や草の穂などを壁面に嘴で貼り付けている光景を目撃したと先日リポートしました。そろそろ落ち着いた頃と思い立ち寄ってみると、今度は壊されることなくねぐらとして使っている模様です。何度もヒメアマツバメ、イワツバメ、ツバメが上空を飛翔する姿が目撃できるフィールドは貴重です。さて、ヒメアマツバメの造巣していたポイントも見てみると、イワツバメから強奪した巣を使って羽を土台に唾液で貼り付けて飾り付けをしているような巣が一箇所、さらに過去産卵・子育てで使っていたところはスズメあるいはイワツバメによって破壊されたものを修復しているような痕跡がありました。どんなことになるかは気長に付き合うった先でしかわからないところが魅力です。このほか、商業施設の一角で無事に成長しているツバメの若鳥、ヒメアマツバメり造巣している箇所を3羽で偵察するイワツバメ、隣接する荒地で子育てをしているコチドリが餌探しのために水辺近くで動き回っている姿、調整池の水面で見つけたカイツブリの親子など短時間でしたが楽しい時間でした。(写真)2023年6月20日撮影
2023.06.20
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先月末に造巣中の巣にヒメアマツバメが座り込んでいた光景を目撃しました。その後、スズメ、イワツバメに巣を破壊され今シーズンは営巣は無理かと思っていましたが、今日現地を訪ねたら全壊となった巣をもう一度造巣している光景を目撃しました。唾液で鳥の羽毛や草の穂などを壁面に嘴でひとつずつ貼り付けていました。多くの図鑑には筒状の巣を作ると記載がありますが、自分が座れるポジションの台座部分をまず完成させそれから巣の内側を羽を貼り付けてつくるのだと初めて観察しました。このほか、近くの商業施設に営巣しているツバメの巣では成長したツバメの姿、上空にはヒメアマツバメとはライバル関係のイワツバメが飛翔する姿もありました。(写真)2023年6月10日撮影
2023.06.10
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先日、観察したヒメアマツバメとイワツバメの巣をめぐる攻防がどうなったかと柏の葉キャンパス駅近郊を探索しました。先日イワツバメが確保した巣は4か所とも消失しており、かわってヒメアマツバメが巣材を頻繁に運搬し造巣をしていました。この鳥は造巣にかける時間が長く、2歳以上のペアでも二か月程度かかると言われていますから今朝目撃した巣の出来栄えはかなり進行した状態だったようです。なお、写真でわかりずらいものと思いますが、ヒメアマツバメの背と雨覆に青い光沢があるのを観察しました。また、近くの商業施設で複数のツバメの若様が誕生していました。成鳥並みの大きさに成長したもの、まだ誕生したはがりのヒナ、見守る成鳥の姿を観察しました。このほか、複数のコチドリが鳴きながら移動したり、オオヨシキリがテリトリーを主張している姿を目撃し、楽しい時間を過ごしました。(写真)2023年5月30日撮影
2023.05.30
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夏鳥のヨシゴイ、サンカノゴイと出会える時期となりましたので、印旛沼沿岸を訪ねました。葦の中からヨシゴイのオーオーと鳴き声が聞こえましたが、南南西の風が吹き抜けヨシゴイがうまく葦にとまれず、飛翔してはすぐに葦の根本に下がっていきました。真っ赤な口内を見せてにぎやかにさえずるオオヨシキリは、葦原のあちこちでのど自慢。多くの図鑑には、喉が白と記されていますが、羽の下地が時々見えてベースは黒なのが見えました。また、上空をホノルルから成田間のANAの運行便FLYING HONU(フライングホヌ)が通過していく見られるスポットで、ヨシゴイファンのみならず、航空機ファンも注目されているようです。(写真)2023年5月26日撮影(ヨシゴイは昨シーズン撮影のもの)
2023.05.26
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柏市のオフィスのある最寄り駅に出かけた折、イソヒヨドリの姿を発見。地上から20m程度にある商業施設の屋上にとまり、囀ったり、移動していました。近くを雛に与える餌を捕獲するために複数のツバメが飛び交い、涼しげな鳴き声と軽業師のような動きをするイソヒヨドリの動きは市民の方々も注目していました。(写真)2023年5月25日撮影
2023.05.25
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柏の葉キャンパス駅近郊を探索しました。お目当ては、ヒメアマツバメとイワツバメの巣をめぐる攻防を観察するためです。イワツバメ5羽、ヒメアマツバメ3羽が巣をめぐって熾烈な争奪戦を展開中。巣は確認できている範囲で4か所あり、うち2か所はイワツバメが巣を確保した模様で中に座る光景が目撃できました。それでも、ヒメアマツバメも巣に出入りするイワツバメを追い払おうとする行動を何度も試行していました。このほか、商業施設前の調整池では、コチドリがミミズを捕獲し丸のみする光景や、複数のオオヨシキリ、ホオジロが縄張りを主張している姿、近くに巣があるのか電線に止まって周囲を監視していたハクセキレイ、商業施設の一角でヒナが誕生したツバメの姿を見つけたり、真夏並みの暑さを忘れるような楽しい時間でした。(写真)2023年5月18日撮影
2023.05.18
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一ヶ月ぶりに柏の葉キャンパス駅近くにある調整池を訪ねました。クサシギがいよいよ夏羽の装いとなり、餌を探す姿をじっくり観察しました。頭頂から頸まで白地に灰褐色の縦斑が目立ち、白と黒の斑が羽縁にあります。2020年以降、ほぼ通年で姿を観察できるようになっており、冬羽から夏羽まで観察できるフィールドでおすすめです。イワツバメが上空を飛び交う姿やツバメが巣作りで大忙しの光景、調整池でコガモ、ヒドリガモ、オオバン、カイツブリ、電線に止まり自慢の囀りを披露しているホオジロと見どころ満載です。(写真)2023年5月4日撮影
2023.05.04
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先週から千葉県北西部にオガワコマドリが飛来し滞在しているので現地に出かけて観察してきました。撮影者が殺到しているので観察地情報を書き込むのは遠慮し、千葉県北西部とのみ記させてもらいます。観察できた個体は、後方からみると一見ツグミのような印象がありました。ただし、大きさはツグミよりも小さく、スズメ大。眉斑ははっきりとし嘴に近い箇所が褐色でその後方は白かったです。腮から上胸が青く、胸は黒、白、うっすらとオレンジ色の帯がありました。また、腰はオレンジ色、尾は黒褐色。雌の黒い顎線と黒い胸帯、縦斑がないので雄個体でした。(写真)2023年4月19日撮影
2023.04.19
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隣の松戸市にはオオルリが飛来したと知らせをもらっていたので、春に立ち寄るキビタキ、オオルリなどの夏鳥の出会いが期待して大町自然公園を探索しました。あちこちでウグイスやシジュウカラの囀りがしているものの肝心の夏鳥との出会いは次回にお預けとなりました。なお、園内にはタヌキの親子の姿を見かけました。地元の方に聞くと、餌付けされていて姿をよくみかける由。このほか複数箇所で藤が満開、モンシロチョウ、スジグロシロチョウ春型の雄の姿を目撃しました。また、帰り道には梨農家の軒先でツバメ3羽が共同で巣作りをスタートさせている光景を観察できました。(写真)2023年4月18日撮影(キビタキのみ同地で2017年4月23日撮影)
2023.04.18
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柏市のオフィスのある最寄り駅周辺姿を見つけたイソヒヨドリ、繁殖期に入りその後の様子を見に出かけました。到着直後からペアでいくつものビルのてっぺんを鳴きながら移動している姿を目撃しました。北東の風が4m前後あるにもかかわらず、雄はその縄張りをしっかり巡回していました。避雷針の上に飛来し翼を広げてサーカスの軽業師のようにバランスをとり雌のいる方向をしっかり注視していました。その後は、駅の反対側のビルのてっぺんに止まったり、営巣場所と思われるビルとの反対側にあるベルの上に移動しヒーリーリと囀りを披露していました。雄が活発に縄張りを巡回していたので天敵のカラスも接近できず。(写真)2023年4月3日撮影(最後の写真のみ2017年2月12日茨城県で撮影)
2023.04.03
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柏の葉キャンパス駅近くにある調整池を訪ねました。先月20日には湿地の草が伸びていなかったのに、あつと言う間に伸びていました。草の中にコチドリ、クサシギ、タシギ、バン、タヒバリ、ダイサギの姿があり、餌探しに余念がありませんでした。このほか、水面部分にはコガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモが羽を休めていました。コガモ雌は各羽の羽縁と斑が褐色に色づいていました。この中では、タヒバリは顔から下面がバフ色の個体、頭から上面は灰褐色で体下面が汚白色で少しバフ色がかった個体といろいろな羽衣のものを観察しました。また、クサシギは頭頂から頸まで白地に褐色の斑がある夏羽となっていました。冬羽から夏羽まで観察できるのがこのフィードの自慢です。(写真)2023年4月2日撮影
2023.04.02
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昨日、柏の葉キャンパス駅近くでイソヒヨドリ雌を目撃しました。観察した個体はアップした画像のように上面に青色味があり、雨覆に白い斑点はない、下面には赤色部分がないことから雌成鳥と思われました。柵の高いところにとまり、周囲を見渡したり、地面に降りて餌を物色したり行動を目撃しました。伊沢・松井(2011)が報告しているように、イソヒヨドリは一夫一妻制(まれに一夫二妻の場合)で、雄が周年なわばりを維持してなわばりの中の高い位置にとまってり見張りをし、抱卵は雌のみが行うと記しています。雄の姿が確認できないのでまだ抱卵に入っていないのか、雌単独なのか、または一夫ニ妻の雌なのかといろいろ頭を過りました。いずれにせよ、今後の観察が楽しみです。(写真)2023年3月20日撮影(引用)伊澤雅子・松井 晋.2011.イソヒヨドリ.Bird Research News Vol.8 No.8.p4-5.
2023.03.21
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昨年の10月以来、久しぶりに三番瀬に出かけました。今回は、ズグロカモメの羽色のいろいろを重点に観察しました。頭が真っ黒な成鳥夏羽、頭はほぼ真っ黒なのに頭頂と眼先が白い個体、頭部が黒くなりかけている第一回夏羽、眼の後ろに黒斑のある成鳥冬羽と観察していて時間を忘れるような羽色のいろいろを目撃。このほか、ユリカモメ、カモメ、ススガモ、距離が遠かったもののその独特のシルエットでわかるビロードキンクロ、ミヤコドリ、ダイゼン、ハマシギなどとの出会いを楽しみました。(写真)2023年3月11日撮影
2023.03.11
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昨年、鳥友から教えてもらった東葛地区の駅前にイソヒヨドリを探しに立ち寄りました。2006年以降、毎年姿が目撃されていると聞いていますので、そろそろ繁殖行動に入る頃と期待。昼前に現地に到着し、ピルが立て並ぶ一角で待機すると、目の前を上面青色が目立つイソヒヨドリ雄がビルの谷間を移動していきました。その後もショッピングセンター屋上に登場し、素早く移動していきました。いずれも鳴かずに移動していったことからすでに営巣している可能性もあります。駅前のビルで営巣は、雨があたらず乾燥していること、ヘビや猛禽等から回避できるメリットがあります。今後も足を運びたいと思います。(写真)静止しているところを撮影できなかったので昨シーズン4月撮影のものをアップ。
2023.03.06
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鳥友から千葉市内の10haあまりの公園内に毎年レンジャク類が飛来していると教えてもらい、現地を訪ねました。古代、麻績(おみ)氏により開発され、麻布を生産するために池で布をさらしたことから池の名がつけられた公園の近郊にあるヤドリギにその姿がありました。現地に通っている方によると、今朝は合計38羽のレンジャクが池に水を飲みに飛来した姿を目撃した由。今日、観察したポイントでは、ヤドリギに10羽の姿があり、うち一羽はキレンジャクでした。残りは、ヒレンジャクでしたが大半が下尾筒が橙色で若鳥、第一回冬羽でした。(写真)2023年3月3日撮影
2023.03.03
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午後から流山市と野田市の境界の水田地帯を探索しました。曇り空で冷たい風が吹いていたので体感気温は真冬なみ。広大な水田を一枚ずつ見ていくと、タゲリが畦を移動する姿、ケリが複数羽で飛翔し移動する姿、あわせて、ミヤマガラスが群れで水田で餌を物色している姿を目撃しました。タゲリの数歩歩き、ついはんでから数歩歩いて停止といった独特の採食行動を観察しました。その後、野田市と流山市の境界を流れる運河沿いを散策しました。肩羽の模様が縦斑になっているコガモ雌、オオバン、上面が赤褐色の強いツグミ雄、上面の色が赤みのない褐色の雌の姿を観察しました。(写真)2023年2月25日撮影(ケリは2022年12月撮影)
2023.02.25
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流山市と野田市の境界の水田地帯にケリの姿を探しに出かけました。物流団地の建設が進行中で隣接する水田地帯も売却されることとなり、二番穂が刈られることなく放置され、そのエリアからケリ、タゲリの姿は消失しました。ところが、そのから北方向に移動した水田地帯にケリ、タゲリの姿を発見しました。耕起している田んぼで餌を物色している姿を見つけた時は思わず、いた!と声を出してしまいました。近くにいた農家のおじさまの当惑した表情。このほか、田んぼの畦をキジ成鳥雄の後ろを複数の雌が移動。黄色味のある褐色の体と黒斑、素敵でした。このほか、ホオジロ、カシラダカがあちこちの姿があり、この水田地帯がとっておきの餌場であり、休場であることを再認識。あわせて、その近くにはミヤマガラスの群れも発見しました。(写真)2023年2月17日撮影
2023.02.17
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旧柏市と沼南町の境にある公園内と隣接する大津川沿いを探索して歩きました。公園内で顔から後頸が灰色で眼先から喉にかけて緑色のオオカワラヒワを発見。顔と胸は個体により変異は多いのですが、こんなに黄色な個体だったのかと改めて発見。このほか、斜面の葉をひっくり返して餌探しをしているシロハラ、林縁を移動し地面近くの餌を探していたモズ、ぷくっとしたお腹の印象的だったツグミの姿を観察しました。このほか、手賀沼に注ぎ込む大津川の水面には、沼本体よりも個体数の多いマガモ、カルガモ、コガモ、オオバンの姿、そして小魚をゲットしようと枝に止まっていたカワセミの姿を発見しました。コガモは雌を囲い込んで追尾する雄の姿を複数箇所で見かけました。(写真)2023年2月16日撮影
2023.02.16
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一ヶ月ぶりに柏の葉公園を訪ねました。県民プラザ前の調整池には、マガモ14羽、カルガモ33羽、コガモ16羽、ヒドリガモ9羽、ヨシガモ41羽、オオバン10羽の姿がありました。ここの自慢は何と言ってもヨシガモを近距離が観察できるところです。今日のヨシガモ雄の羽色は、赤紫と緑色から構成される扁平な頭、鎌状に垂れた三列風切が長く、大雨覆の白さ、胸の黒い縁の入った鱗模様と生殖羽が整っていました。帰宅後、昨年秋から観察してきたヨシガモ雄の羽色の変化を復習。(ただし、同一個体ではありません)三枚目の写真は、昨年10月31日に撮影した雄幼羽が第一回生殖羽に換羽中の個体です。肩羽と脇の羽は尖り、肩羽の斑が縦斑の傾向があります。四枚目は、昨年11月10日に撮影した雄エクリプスが生殖羽に換羽中の個体。脇の羽に丸みがあります。五枚目は、昨年11月19日に観察した雄エクリプスが生殖羽に換羽中の個体。肩羽の模様は細い横斑でした。なお、三枚目から五枚目の個体は、胸の鱗模様に細かさがありません。六枚目は昨年12月18日に撮影した雄生殖羽です。鎌状の三列風切が少し垂れ始めました。頸の黒帯が首を伸ばすと幅広いのがわかりました。七枚目の写真は先月8日に撮影した雄個体で、大雨覆の白さが目立つようになってきました。六枚目と七枚目の個体以降は、胸の黒い縁のある鱗模様が整ってきました。胸の体羽は、我が家にある羽毛コレクションを確認すると、白地に三日月の黒い模様があり重なり合って鱗模様に見えているものと思います。また、雄の下尾筒の脇に黄色の斑がありますが、写真を振り返ると飛来したばかりの個体では黄色の斑はまだ見られません。12月になって斑が見られるようになりました。(写真)2023年2月14日撮影
2023.02.14
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先日、鳥類の構造色の話題を提供したところ、野外で観察できる野鳥を見ながら教えてほしいと有志から要請があったので松戸市の21世紀の森と広場を探索しながら個人セミナーを開きました。千駄堀池には、4日に姿が見られなかったオカヨシガモ、ホシハジロの姿がありました。このほか、マガモ、カルガモ、コガモ、カイツブリ、オオバン、ノスリが斜面林の枝と止まっている姿を発見しました。さらに、林縁の一角ではルリビタキ成鳥雄ともう一羽が移動していました。さて、構造色をテーマに観察した鳥類はカワセミとしました。これまでは、レイリー散乱と呼ばれる光散乱現象で言われ、光散乱が青さを生み出していると記されてきました。とこが千駄堀池には、青色と緑色のニ種類の羽色のカワセミが登場。光散乱で青色を生み出しているならば、緑色は?と参加メンバーからの声。先日、吉岡(2007)が指摘している光の干渉が関係して反射光がもつ偏光の性質など未解決な発色が存在することを紹介しましたが、その後、岡﨑(2021)がカワセミなどの鳥類の羽毛にたくさんの空洞を有するスポンジ層が確認され、この部分に反射することで青色に見えることが判明したと報告しています。また、カワセミの羽が緑色に見えるのは、スポンジ層の青色構造色と羽毛の皮質の黄色色素色の融合で羽毛の緑色が形成されていることによると述べています。要は、単純に角度や光の条件で緑色に見えるわけではないということです。(引用文献)吉岡伸也.2007.鳥の羽根の構造色とその分類.Bird Research News Vol.4 No.2.p2-3.岡﨑登志夫.2021.鳥の進化に伴う構造色発現部と羽毛断面の形の変化形の科学会誌 第36 巻 第2号.p67-73.(写真)2023年2月11日撮影
2023.02.11
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四ヶ月ぶりに柏の葉キャンパス駅近くにある調整池を訪ねました。葦の手入れのため水位が下げられているのでカモのほか、イカルチドリ、クサシギ、タシギといった水鳥が餌探しに余念がない姿を目撃しました。このほか、コガモ、ヒドリガモ、カワセミ、近くにはツグミの姿を観察し、楽しい時間を過ごしました。(イカルチドリ夏羽、冬羽)額と頭は白く、頭の黒い夏羽と額の黒い部分と羽色も淡い冬羽が各1羽調整池で餌を過ごしました物色していました。(クサシギ)額から後頸が灰褐色で、上面が暗灰褐色、羽縁に淡色の斑がある冬羽が観察できました。(写真)2023年2月7日撮影
2023.02.07
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冬鳥が勢ぞろいしている印旛沼を訪ねました。印西市側の遊歩道をすすみ、水面に休んでいるヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、トモエガモ、コガモ、ホシハジロ、ミコアイサを観察しました。このうち、トモエガモは大半が成田市側の水面に休んでいてその数3万をこえていました。このほか、遊歩道下の葦原にはベニマシコ、オオジュリン、アオジが活発に餌を物色している姿を発見しました。この後、成田市側の広大な水田地帯を探索すると、タゲリ、ハイイロチュウヒといった姿がありました。さらにその後、白鳥の郷に移動し、アメリカコハクチョウ、オオハクチョウ、コハクチョウと出会いました。(写真)2023年2月5日撮影
2023.02.05
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2月に入ってはじめて松戸市の21世紀の森と広場に出かけました。出会えずにいたルリビタキ、ようやく出会えました。雄成鳥と雌と思われる個体が林縁を移動していました。このほか、千駄堀池でカワセミ、林縁でシロハラ、ウグイス、ミソサザイらしき個体を見かけました。千駄堀池では、コガモで次列風切が緑色の個体と藍色の個体を発見しました。コガモのこの部分について、横から見た場合は緑色、斜めから見ると青色(藍色)に見えると解説している方もいらっしゃいますが、真横から見た場合にも色が違って見えます。したがって、後述するような波長の光を強める仕組みや偏光の関係が関与しているのではと思います。(ルリビタキの構造色について)森本(2018)は、構造色による青色発光している種類としてルリビタキ、イソヒヨドリをあげ、電子顕微鏡を使って羽毛の断面を観察した結果などについて報告しています。それによると、羽毛内部にスポンジ層があり特定の波長の光を強める仕組みがあると述べています。(カワセミの構造色について)これまでは、レイリー散乱と呼ばれる光散乱現象であるとされ、文献などでも光散乱が青さを生み出していると記されてきました。しかし、吉岡(2007)が指摘しているように、光の干渉が関係していることが研究者により明らかにされ、反射光がもつ偏光の性質など未解決な発色の仕組みを解明する研究が続けられています。(コガモの次列風切の構造色について)微細な構造による干渉などで現れるのではないかと思われますが、まだコガモの構造色についての仕組みを報告している文献は見かけません。(引用文献)吉岡伸也.2007.鳥の羽根の構造色とその分類.Bird Research News Vol.4 No.2.p2-3.森本 元.2018.構造色由来の色彩個体差の発生機構.科学研究費助成事業研究成果報告書.(写真)2023年2月4日撮影
2023.02.04
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午後から雨または雪との予報だったので最寄り駅から近距離で季節の鳥を楽しめる松戸市と埼玉県三郷市の境にある江戸川の土手沿い訪ねました。イノコヅチ、セイタカアワダチソウの実がなっているエリアでひたすら待機。お目当てのベニマシコの登場前に目先の黒いアオジ雄の2タイプ(夏羽、冬羽)、ジョウビタキの雌雄ペア、虹彩が暗色のノスリ成鳥が次から次へと出現。ベニマシコはピッポッと鳴き声がしたと思ったら雄、雌、第一回冬羽と思われる個体が登場してくれました。雄の腰と上尾筒の紅色、下面が褐色で縦斑のある雌、羽や翼帯がバフ色を帯びる第一回冬羽を観察できました。帰路は、アカハラとツグミに見送られて家路へ。(写真)2023年1月27日撮影
2023.01.27
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一ヶ月ぶりに市川市にある大町自然公園を訪ねました。一角でトラツグミが斜面で足踏みするような動きをして餌のミミズを探している光景を目撃。しかし、ヤブの奥での動きのため撮影記録がままならず。遊歩道のスタート地点ではキセキレイ、林縁の水路でシロハラ雄の姿を観察できました。(*)キセキレイは喉が白く(冬羽)、胸が黄色い個体、シロハラは頭が灰色の雄成鳥冬羽(雌は眉斑が不明瞭で、喉が白色)。(写真)シロハラ、キセキレイは2023年1月26日撮影トラツグミ、ウグイスは2022年2月、シロハラ雌は2020年2月撮影
2023.01.26
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野田市清水公園に冬鳥アトリの姿を探しに出かけました。昨シーズン姿があったモミジバフウの実がなっている木があるエリアを中心に姿を探しましたが姿が見つからず。仕方なく、近くの水路沿いの水鳥を観察しに移動。今冬、姿を見かけることが少ないカシラダカと出会った後、水路にハシビロガモ、マガモ、カルガモ、コガモ、トモエガモの姿がありました。トモエガモは嘴付け根に白い丸斑があり、喉が白っぽく、眉斑と過眼線が不明瞭な雌でした。お目当てのアトリのこの出会いの後、枝に4羽が飛来し突然でした。鳴き声も出さず、すーと飛来し清水公園方向に渡去となりました。このほか、モズ、カケスたちが登場。(写真)2023年1月18日撮影
2023.01.18
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柏市のオフィスのある最寄り駅にイソヒヨドリの姿があると教えられて現地に出かけました。その姿は、5階建てのビルの屋上にあり、雄と雌の姿を見つけました。2006年8月に住宅地で観察されてからほぼ毎年姿を目撃され、とうとう越冬するまでとなりました。常磐線沿線は特に姿をよく見かけ、我孫子駅、北柏前、柏駅、南柏駅、馬橋駅、柏の葉キャンパス駅、成田線布佐駅近くで観察記録があり、それぞれの様子がどうか興味のあるところです。(写真)2023年1月18日撮影
2023.01.18
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柏市内の公園に立ち寄り冬鳥の様子を見た後、松戸市の21世紀の森と広場に出かけました。柏市内の公園では複数のツグミ、カワラヒワの群れがアキニレなどの実をついばむ姿を目撃しました。地面に降りて落ちている種をついばんでいる光景を見ていると、亜種オオカワラヒワの群れの中に亜種カワラヒワの姿があるのに気がつきました。群れは亜種オオカワラヒワが9羽で、亜種カワラヒワは2羽のみでしたが、行動をともにしていました。中村(1979)が、冬期に京都付近で留鳥のカワラヒワ、渡りのカワラヒワとオオカワラヒワが飛来することを報告し、それぞれ分かれて生息している旨を述べていることを考えると、一緒に行動しているのは他地域でも一緒なのかどうかと興味を持ちました。その後、松戸市千駄堀まで移動し、21世紀の森と広場内を探索して歩きました。複数のカワセミペアが活発に動き回り、餌を捕食している姿を何度も目撃しました。このほか、上面が真っ黒なセグロセキレイ雄、上面に灰色味があるセグロセキレイ雌、30羽前後のツグミが鳴きながら移動する光景を観察しました。(写真)2023年1月15日撮影一枚目、二枚目が亜種カワラヒワ、三枚目、四枚目が亜種オオカワラヒワ、五枚目、六枚目がカワセミ、七枚目、八枚目がセグロセキレイ(引用)中村浩志.1979.山階鳥類研究所研究報告11巻3号.p189-218.
2023.01.15
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千葉県松戸市と埼玉県三郷市の境にある江戸川の土手沿い訪ねました。お目当てはもちろんベニマシコ。大好物のイノコヅチ、セイタカアワダチソウの実がなっているエリアでひたすら待機。登場前には、シジュウカラ、エナガ、アオジ、地面で餌探しに余念がないアカハラ、ケッケッと元気のよかったツグミ、そして上空通過し水路沿いの枝に止まったノスリと充実した待ち時間でした。さて、ベニマシコですが、成鳥雄1羽と第一回冬羽2羽が葦原周辺を鳴きながら移動して登場となりました。第一回冬羽個体が細い枝にとまってイノコヅチの実を食べようと背伸びをしていたのを目撃し、こちらまで背筋を伸ばしていまいました。(写真)2022年1月23日撮影
2023.01.11
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今朝は青空が広がったものの、北西の風が10m前後吹き荒れていたので市川市にある大町自然公園を探索。大町駅方向から遊歩道にはいり、動物園方向に進みました。途中、ルリビタキ2羽が林縁を鳴きながら移動していましたが、じっくりと観察ができず残念。小さな水路沿いにはアオジ3羽が地面で餌を物色している姿も発見。(写真)昨年1月に観察・撮影のもの
2023.01.10
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新年になりはじめて柏の葉公園を訪ねました。12月と比べるとカモたちの個体数は少なめでしたが、水面にはオカヨシガモ、ヨシガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、オオバン、カイツブリの姿がありました。観察していた興味深かったのが、ヨシガモの雌雄の行動でした。水面に休んでいた9羽のうち雌は2羽で残りが雄でした。その三列風切の下方にカーブしている個体は雌とペアになっているのに、鎌状のなっていない雄個体は首を伸ばしたりして雌にアピールするものの、ペアにはなっていない結果でした。三列風切が伸びている個体は、その羽づくろいは実にダイナミック。また、柏の葉ならでだったのが、複数のツグミ、アカハラ、アオジ、シメといった小鳥たちの姿を観察できたことです。柏市内でも新年となったのにこれらの小鳥の姿を見かけない地区も多いので結局餌が豊富なフィールドが人気なのかしらと思いました。(写真)2023年1月8日撮影
2023.01.08
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流山市と野田市の境界の水田地帯にケリの姿を探しに出かけました。物流団地の建設が進行中で隣接する水田地帯も売却されることとなり、二番穂が刈られることなく放置されています。いつもの年でしたら年明けのこの時期耕起され、田んぼにツグミ、カシラダカ、ホオジロ、アオジ、タヒバリ、サギ類、チョウゲンボウ、ノスリといった鳥たちの姿が目立つのですが、姿をまったく見かけません。今日、現地を探索した結果では、限られたツグミ、スズメ、ケリの姿、上空を飛翔するオオタカの姿を認めただけでした。かつて、1992年から1998年にかけては最大25羽、平均16羽ものケリが越冬し、1998年繁殖期に隣接する野田市の水田でケリが繁殖したフィールドはひっそりと姿を消そうとしています。(写真)2023年1月6日撮影
2023.01.06
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舌状台地にある戦国時代後半の中世の城址公園から手賀沼に流入している大津川沿岸をハイキング気分で散策してみました。土塁、横堀が残っている城址をスタートし、かつて水田に利用したり、多くの人が汲みに訪れていたという湧水(現在は有害物質が検出されている為飲用不可)のそばを通り、大津川沿岸の野鳥たちを探索。大津川の浅瀬ではオオバンが浅瀬で水草を食べに群がっていました。かつては、浅瀬のあった手賀沼沿岸で採食していましたが、水質浄化対策の関係なのか水位が高くなり大津川や近郊の柏の葉公園周辺の池でしか浅瀬でしか水草をついばむことができなくなったので貴重な環境です。今日観察できたのは、ダイサギ、カイツブリ、バン、オオバン、カワセミ、コゲラ、シジュウカラ、ジョウビタキ、スズメ、カワラヒワ亜種オオカワラヒワ、ホオジロです。これから厳冬期に入ると、城址公園内にルリビタキの姿も目撃することがあります。(写真)ルリビタキ以外は2022年12月30日撮影(ルリビタキは2021年1月撮影)
2022.12.30
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新浦安側から三番瀬の冬鳥を探索してきました。ただし、10時時点で西北西の風が4m強あり気温8℃よりも寒く感じました。風の影響なのかカモたちの姿はふなばし海浜公園側に大半がありました。それでも、オナガガモ、ススガモ、ホオジロガモ、ウミアイサ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、堤防下にトウネン、ハマシギの姿がありました。アップした写真は、ホオジロガモ、ウミアイサ、ハジロカイツブリ、ハマシギです。(観察した種類についてのメモ)ホオジロガモは、嘴先端に黄色い部分がある雌成鳥、嘴先端にうっすら黄色味がある雌第一回冬羽、眼先下に大きな白斑のある雄成鳥を観察しました。ただし、雄成鳥の眼先下の白斑が大きい個体と小さい個体両方を目撃。斑のサイズは観察した角度によるものか、個体によって差異があるのかは確認中です。ウミアイサは、虹彩が赤色で嘴が細い雌、目の周囲が黒く、背と翼に黒色のある雄第一回冬羽と出会えました。ハジロカイツブリは虹彩の赤い冬羽と虹彩がオレンジ色の第一回冬羽を観察しました。ハマシギ合計18羽、トウネンが1羽の群れが堤防したを移動しながら採餌していました。(写真)2022年12月26日撮影
2022.12.26
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西北西の風が5m前後吹き抜ける日となりました。冬鳥が勢ぞろいした印旛沼を訪ねました。到着した昼過ぎは、沼の水面は波立ち観察しずらさがありました。それでも水面にはトモエガモが1万羽を超える群れ、オナガガモ、マガモも所狭しと群れている光景、その中にミコアイサ、カンムリカイツブリの姿を見つけました。くわえて、マガモの群れの中に色合いとしてはアカハジロを思わせる個体を発見。しかし、アカハジロであれば緑色光沢が頭部にあるはずが認められず、虹彩は黄色で、アカハジロの雄の白色の虹彩とも異なっていました。このほか、遊歩道脇の田んぼにタゲリ18羽が飛来する姿を目撃できたり時間が立つのを忘れてしまう楽しい時間でした。帰路には、近郊のハクチョウの里に立ち寄りコハクチョウ、オオハクチョウたちの姿を観察しました。(写真)2022年12月25日撮影
2022.12.25
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