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今朝は青空が広がったものの、西よりの風が5m前後吹き荒れていたので市川市にある大町自然公園内を探索してみました。緑豊かな空間が広がり、水の流れもあり冬から春まで小鳥たちとの出会いが楽しめます。大町駅方向から遊歩道にはいり、動物園方向に探索をしました。林縁にある小さな水路にはアオジ、斜面林にシロハラ、遊歩道上にミソサザイが登場。また、遊歩道脇の葦原にはシジュウカラ、エナガの姿も見つけました。(写真)2022年12月23日撮影(エナガ、アオジ雄は2021年1月のもの)
2022.12.23
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三週ぶりに柏の葉公園を訪ねました。朝から観察ができればよかったのですが、天気が急変し午前から昼過ぎに雨が降り出したので止んだ午後になって立ち寄りました。カルガモ64羽、マガモ20羽、コガモ25羽、オナガガモ30羽、オカヨシガモ38羽、ヨシガモ9羽が水面で羽をやすめていました。前回に比べてオカヨシガモ、ヨシガモがだいぶ減少していました。近郊の湖沼、河川などに移動していたものと思います。アップした画像は、ヨシガモ、オカヨシガモ、オナガガモです。なお、先週複数の方が目撃していたアトリですが、風が強いせいもあり、モミジバフウの木などに姿は見つからず、次回のお楽しみとなりました。(1)ヨシガモ雄はほとんどが生殖羽となっていて緑と赤紫の頭、鎌状の三列風切が垂れ下がる個体となっていました。雌は三列風切基部が淡色の個体がすべてで、基部までの全体が黒褐色の幼羽の姿はありませんでした。(2)オカヨシガモ頭部が褐色味のある灰色でごま塩状の黒い斑がある雄生殖羽、雨覆のえんじ色が多い雄エクリプスが生殖羽の換羽している個体、嘴がオレンジ色で脇の羽が先がV字に尖ってみえていた雌幼羽を見かけました。(3)オナガガモチョコレート色の頭に胸から伸びる白線が目立つ雄生殖羽、全体に褐色味が強くなっていた雌非生殖羽の姿がありました。(写真)2022年12月18日撮影
2022.12.18
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二ヶ月ぶりに松戸市の21世紀の森と広場に出かけました。ようやくマガモ、カルガモ、コガモ、オカヨシガモといったカモたちの数もふえてきました。このほか、林縁の水路ではキセキレイ、アオジが餌を物色して移動している姿がありました。また、水面を移動していたカワセミが岸近くの枝に飛来。よく見ると、上嘴の一部が破損していました。何かにぶつけたのでしょうか、気になります。さて、鳥友とマガモとオカヨシガモの雌を比較しながら観察したり、コガモの羽色のいろいろを観察しました。このうち、鳥友が葦の一角に休むカモをアメリカコガモではと声をあげました。見てみると体の中央の地面に平行な白線がなく、水面に対して垂直な白線がありました。白線の短さからするとアメリカコガモエクリプスの生殖羽へ換羽している個体の可能性も考えましたが、最外三列風切の黒条が確認できないこと、眼から後方に伸びる緑色帯の周囲の淡色線がはっきりしていることからコガモと識別しました。(参考として2021年1月茨城県神栖市で観察したアメリカコガモの画像をアップ)(写真)2022年12月16日撮影(備考)今朝、オオハクチヨウが6羽姿を見せたと地元の方から教えてもらいました。私共が訪ねた時点では姿がありませんでしたが、出会えるのが楽しみです。
2022.12.16
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松戸駅から一番近い江戸川沿いに川の一里塚があります。トイレ、水飲み、あずまや、ベンチ、常夜燈が整備されている休憩施設です。この施設から江戸川の河川敷におりたところに冬鳥が飛来するスポットがあります。冬鳥の今シーズンの様子を見に探索しました。例年と比べると、まだ草が枯れていないところが多く丈が高いので鳥たちの姿を観察するには辛抱が必要ですが、ベニマシコ2羽以上が鳴きながら移動する姿を目撃しました。アオジ、シジュウカラと一緒に行動していました。このほか、ジョウビタキ、メジロ、トビ、江戸川の水面にはカンムリカイツブリの姿もありました。これから冬本番になると、さらに見やすくなりますから楽しみです。(写真)メジロ、トビのみ2022年12月11日撮影、その他は2021年1月、2月撮影のもの
2022.12.11
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流山市と野田市の境界の水田地帯にケリの姿を探しに出かけました。秋以降、数度訪ねていますが、ケリの姿を発見できず今日に至りました。物流団地の建設はあいかわらず続き、水田地帯も今秋の収穫を最後に廃止となる模様で耕起もされずに放置されています。何箇所ものかつての観察ポイントを探索しても姿は確認できず、帰路につこうと思った時、田んぼの中から鳴き声が聞こえ、見ると7羽の姿を発見。近くにはコチドリの姿もありました。また、かつてケリが餌場としていたエリアの畑地では小動物を捕獲していたノスリ、チョウゲンボウの姿を目撃しました。(写真)2022年12月8日撮影
2022.12.08
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ミコアイサが比較的近く観察できる成田市大竹にある坂田ケ池を訪ねました。水面で羽を休めているのは大半がマガモですが、ハシビロガモ、コガモ、カルガモそしてお目当てのミコアイサが羽をやすめていました。ミコアイサは眼先が黒いので雌個体と思われました。また、ハシビロガモの群れが水面に平たい嘴をつけて進んでいく光景も目撃帰路に近くのハクチョウの里に立ち寄ったところ、コハクチョウ、オオハクチヨウにくわえてマガン若鳥の姿を発見しました。(写真)2022年12月7日撮影
2022.12.07
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千葉県柏市のオフィス近くにようやくツグミがやってきました。オフィス前の電線に2羽とまり、交互に元気に鳴き声をあげていました。過去40年のオフィスとその周辺でのツグミの初認記録を整理してみるとつぎの通りです。1978年から1999年までの間:最も早い初認10/31(1998)、最も遅い初認11/18(1978)2000年から2010年までの間:最も早い初認10/29(2001)、最も遅い初認11/20(2007)2011年から2022年までの間:最も早い初認11/12(2014)、最も遅い初認12/05(2022)記録を整理してみると、年によるばらつきが大きい印象です。バードリサーチ(2022)は、2012年以降の初認状況を整理し報告しています。ツグミの初認は、11月3日から20日まで大きくばらついていたと述べています。その要因は、木の実のある所に立ち寄りながら徐々に南下してくることが影響しているのではと指摘しています。https://db3.bird-research.jp/news/202211-no3/(写真)2022年12月5日撮影(観察メモ)・上面の赤褐色味が強く、下面には黒褐色の斑がありました。また尾羽は黒褐色でした。
2022.12.05
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JR京葉線市川塩浜駅近くにオープンした塩浜三番瀬公園から三番瀬の鳥を探索しました。浦安市日の出側から観察すると、船橋海浜公園側の水域の水鳥が確認しずらかったのですが、塩浜側からですとぐっと確認しやすくなりました。トイレ、駐車場、遊具が整備され親子づれ、釣り人、散策と実にいろいろな方々が楽しめるところとなっています。塩浜三番瀬にはホシハジロ、ススガモ、ウミアイサ、カンムリカイツブリ、ダイサギ、オオバン、ハマシギ、ウミネコ、セグロカモメの姿がありました。アップした写真は、上面が黒褐色で下面が褐色で眼先が白いスズガモ成鳥雌、嘴が細く上嘴先端が下に曲がっていないウミアイサ、ボラをとらえたカンムリカイツブリがえいっばかりに丸呑みをした光景です。(写真)2022年11月27日撮影
2022.11.27
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昨年11月おわりに野田市内公園内でアトリの群れを観察していたので、今シーズンの様子を見に出かけました。昨年群れが集まっていたモミジバフウとモミジの種、桜の蕾は昨年と同様なので丁寧に探索してみました。残念ながら姿を見つけることはできませんでしたが、近郊の松戸市、柏市にはすでに飛来しているので今後のお楽しみです。公園内を探索した後、近くの水路に羽を休めるカモたちに注目してみました。マガモ、カルガモ、コガモ、ハシビロガモの姿に続き、トモエガモを発見しました。嘴の付け根の白くて丸い斑、肩羽の先端が尖っている個体でコガモとの違いがわかりやすかったです。でも、水面に映り込む水路沿いの草原の模様が不思議な模様となってしまいすっきりとした写真とできず、ちょっと残念。(アップした画像)・トモエガモ雌は水面を移動しているシーン、後ろ向きに振り向いてくれたものです。・そのほかは、コガモ雌、ハシビロガモ雄、上面が暗色のハシビロガモ若鳥、マガモ雌、紅葉をバックにしたカワセミの写真をアップしました。(写真)2022年11月25日撮影
2022.11.25
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夕方近くの時間帯、短時間ですが柏の葉公園を訪ねました。水面にはオカヨシガモが圧倒的で200羽弱、ヨシガモが20羽あまり、コガモ10羽弱、ハシビロガモ5羽、ヒドリガモ20羽弱といったところで、採餌に余念がありませんでした。特にオカヨシガモは、水面に浮かんだまま猫がふみふみするように足を動かして水中の餌が浮かんでくるようにしている仕草、水底の藻や種子を食べるために頭を突っ込んで餌をとるといった仕草を披露くれました。なお、19日に水面で姿があったトモエガモ雄の姿は今日は認められずでした。アップした写真は、オカヨシガモ雌が水面で足をふみふみしていた光景、雌雄ペアで逆立ちして採餌していた光景、ヨシガモ雄幼羽が生殖羽に換羽している個体、三列風切基部が淡色(幼鳥は黒褐色)のヨシガモ雌非生殖羽、肩羽に褐色斑のあるオナガガモ雌成鳥、上面が黒っぽく脇の赤褐色味が弱いヒドリガモ雄若鳥、雨覆が白いヒドリガモエクリプスが生殖羽に換羽中の個体、黄色の嘴で嘴爪が黒いマガモ雄エクリプス、ハシビロガモ雌雄、帰り際に池の縁に登場してくれたジョウビタキです。(写真)2022年11月24日撮影
2022.11.24
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20日にアトリを目撃したとの鳥友からのニュースを耳にしていたので、千葉県松戸市の八柱霊園に出かけました。園内は紅葉が終盤となっていて見事な景色が広がり、その周辺をシジュウカラが30羽前後、エナガ2羽、ヤマガラ1羽の混群が移動していました。見ていると、シジュウカラ同士はいくつもの声を出しているのに、エナガ、ヤマガラは一声のみ。シジュウカラは複数の音を組み合わせて175パターン以上の複雑な音でコミュニケーションをとっていると文献で書かれていたのはこのことかと思い出しました。また、帰り間際に上空をハイタカが飛翔するのを発見。期待していたアトリの姿は、見つけられずでしたが、秋景色をたっぷり楽しんだ時間となりました。(写真)2022年11月21日撮影(アトリのみ2019年1月撮影のもの使用)(観察ポイント)・カラの混群が移動していたのは、ふれあい広場の東側、いこいの広場周辺でした。・ハイタカが飛翔する姿を目撃したのは、東門から南中央門方向にかけてでした。
2022.11.21
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10日ぶりに柏の葉公園を訪ねました。県民プラザの前に広がる調整池にトモエガモの姿を見つけました。ヨシガモ、オカヨシガモとともに近距離で観察できるのでその羽色をよく観察できました。このほか、マガモ、中央尾羽がぐんと伸びたオナガガモ、水面を移動していたオオバンと出会えました。(トモエガモ)脇最上列の羽に丸みがあり、幼鳥の尖ったV字状には見えないので雄エクリプスが生殖羽に換羽している個体とわかりました。今日は調整池の一角にある小島の生えている木の葉を飛び上がって何度も採る仕草を見せたり、水に落ちた葉をついばむ光景を目撃しました。(ヨシガモ)成鳥雄は肩羽、脇の羽に丸みがあり肩羽の細い模様は目立たないのでエクリプスから生殖羽に換羽中であることがわかります。このほか、三列風切基部が淡色な雌非生殖羽など実にいろいろな羽色のものを観察。(オカヨシガモ)灰色主体の配色の雄生殖羽、褐色が強い三列風切の雄幼羽が生殖羽に換羽中の個体、黒褐色をベースに橙褐色の斑がある雌生殖羽を見かけました。(写真)2022年11月19日撮影
2022.11.19
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八丁堰と呼ばれる灌漑用の小さな池には、狩猟期間から年明けまで数千羽の鴨たちが羽を休める県内有数の飛来地です。ここには、多数のトモエガモ、マガモ、ハクチョウたちが降り立つので毎年楽しみに通っています。今日も、数えてみると、マガモ7200、トモエガモ259、オナガガモ331、ヒドリガモ20、コハクチヨウ6羽が羽を休めていました。トモエガモは、脇に丸く幅広いエクリプス羽が残る雄エクリプスが生殖羽に換羽中の個体、顔の巴模様がまだはっきりとしない雄幼羽が第一回生殖羽に換羽中の個体、嘴基部に白斑のある雌個体と実にいろいろ。このほか、マガモ成鳥雄、同幼羽が生殖羽に換羽中の個体、雌の非生殖羽を見かけました。さらに帰り道に近郊の水田でコハクチヨウ150羽程度の群れを目撃。これから真冬になると、さらに個体数がふえ、種類もさらに増えるものと思います。(写真)2022年11月17日撮影
2022.11.17
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今シーズンも印西市の水田地帯にコハクチョウが飛来しました。地元のメンバーのカウントによると、本日の渡来数は248羽の由。現地に到着した14時すぎでは、オオハクチョウ8羽、コハクチョウ178羽。渡来初期の幼鳥は、上くちばしの鼻孔周辺の赤色でもある程度オオハクチョウとコハクチョウの識別が可能と言われています。コハクチョウでは赤色部が鼻孔周辺部、特に嘴峰上部まで及ぶとされ、オオハクチョウは赤色部が鼻孔下部とくちばしのつけ根の方にはあまり見られない傾向がと聞いています。これらについては、まだ観察を積み重ねていきたいと思っています。帰り道には、近郊の水田地帯に羽を休めるタゲリを探索。成田市側の水田で40羽弱、印西市側で15羽の群れが羽を休める姿を見つけました。成鳥冬羽、雄第一回冬羽、成鳥雌の冬羽などを観察しました。(写真)2021年11月11日撮影
2022.11.12
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10日ぶりに柏の葉公園と市内のフィールドを訪ねました。県民プラザの前に広がる調整池ではカモの数がぐんと増え、羽色もだいぶ変化していました。ヨシガモ雄生殖羽は、鎌状に下垂した三列風切はまだないものの、緑と赤紫の頭がきれいになってきていました。また、雄エクリプス羽は頭部は暗色傾向で、肩羽には斑が目立たない状態でした。このほか、コガモはエクリプス羽が生殖羽に移行しつつある個体が復数見かけました。それ以外では、ハシビロガモのエクリプスが生殖羽に移行途中の個体、キンクロハジロの雌雄、オカヨシガモの雄生殖羽個体、水面を鳴きながら移動していたカワセミ雌個体を目撃しました。コンパクトにフィールドでありながら、いろいろなカモの姿を観察できるおすすめの探鳥地です。帰路、近郊の公園に立ち寄りましたら、アキニレの実を食べにオオカワラヒワと思われる個体を見つけました。灰色味のある頭部、三列風切の白い部分の広いのが目立ちました。(写真)2022年11月10日撮影
2022.11.10
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二週間ぶりに柏の葉公園と近郊の調整池を訪ねました。県民プラザの前に広がる調整池ではカモの数がぐんと増えてきました。なかでも、ヨシガモは、雌雄、エクリプス羽などのいろいろを観察できました。一枚目はヨシガモ雄生殖羽です。鎌状に下垂した三列風切はまだ見えていないものの、赤紫と緑色の頭部、うろこ根模様の胸が目立ちました。二枚目はヨシガモ雄幼羽が第一回生殖羽に換羽中の個体です。肩羽の縦斑の傾向のある模様、雨覆が灰褐色の斑と灰白色の羽縁があること、脇の羽が小さく尖り気味なのが幼羽の特徴です。三枚目は、雄エクリプスと雄生殖羽がほぼ同じスタイルで並んだ光景です。写真の左側がエクリプス、右側が生殖羽です。エクリプス個体では鎌状に下垂した三列風切が見られました。四枚目は、雄生殖羽を後ろ方向から見たもの、五枚目は正面から見たところです。胸のうろこ模様がよくわかります。そのほかは、オカヨシガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、カルガモが羽を休めていました。また、柏の葉キャンパス駅近郊の調整池ではヒドリガモ、バンを観察できました。(写真)2022年10月31日撮影
2022.10.31
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佐倉市にある川村美術館を訪ねました。もちろん、お目立ては毎年飛来しているオシドリです。水辺に近い岸辺で休んでいたオシドリの雌雄、暖かさに誘われてウトウトしている表情と時折目を開ける仕草の愛らしいこと。ペアになっているもの、雌をめぐって数羽の雄が囲んでいるもの、嘴がピンクで肩羽、雨覆にバフ色の羽縁のない雄エクリプス、成鳥なのにまだ銀杏羽が形成されていないもの、もうペアとなってペアリングを行っていた雌雄の姿と実にいろいろなオシドリを観察できました。(写真)2022年10月23日撮影
2022.10.23
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カモの仲間が飛来する時期となりましたが、大方がエクリプス羽となっているのでなかなか雄か雌か、幼羽とそれ以外を識別できないと鳥友からリクエストがあり、柏の葉キャンパス駅近郊の調整池に出かけて一緒に観察しました。ああでもない、こっちかなと図鑑と首っ引きで観察するの楽しい時間でした。(コガモについて)一枚目の写真は、嘴基部に黄色みを帯び、肩羽は横斑の傾向、脇の羽が尖っていないなどの特徴からコガモ雄エクリプスと思われました。二枚目の写真は、嘴は黒く、脇の羽はV字に尖っていること、上面は褐色などの特徴から雄幼羽と思われました。三枚目の写真は二枚目も個体とは別ですが、脇の羽が尖っている点がわかりやすいのでアップしました。(ヒドリガモ)四枚目、五枚目の写真はヒドリガモのペアです。四枚目は手前が雌、奥が雄個体です。雌は脇の羽が尖っておらず丸みがある点から幼羽ではなく、成鳥と思われました。五枚目は、寝入っていた雄が頭をあげた瞬間です。額のクリーム色が淡く、頭頂近くの黒い模様があるなどの点から雄若鳥が成鳥に換羽中のものと思われました。(モズ)過眼線が黒くなく褐色なので雌個体と思われます。(写真)2022年10月19日撮影
2022.10.19
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二週間ぶりに印旛沼と房総のむらを探索しました。印旛沼では、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カンムリカイツブリの姿がありました。ただし、その群れは沼の中央部でしたのでスコープでようやく捕捉するのがやっとでした。なお、1994年に住み着いているモモイロペリカンのカンちゃんは健在でした。その後、近郊の房総のむらへ移動しました。先月30日に訪ねた際はエゾビタキ、キビタキ、マミチャジナイの姿がありましたが、エゾビタキが帰り間際に登場してくれたのみでした。鳥影がうすいのでエリア内の花の蜜を吸いに飛来している蝶の仲間の観察に切り替え。前翅の中央と外中央に白斑、後翅中央に白帯のあるタテハチョウ科のフタスジチヨウと同じ科のヒョウモンチョウの姿を見つけました。このうち、フタスジチョウは、本州の草原、湿原での生息環境が悪化しているので動向が注視されている種類です。房総のむらでははじめて観察しました。(訂正:フタスジチョウと記されてもらいましたが、ご覧になった方からメスグロヒョウモンとご指摘をいただきました。図鑑を復習してみると、白帯の部分がフタスジチョウのほうがくっきりしているのにメスグロヒョウモンではぼやけた感じがあるなどの点で違いがありました。お詫びし訂正させてもらいます)(写真)2022年10月15日撮影(オナガガモ、カンムリカイツブリは沼中央に姿があり2021年11月撮影のものをアップしています)
2022.10.15
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そろそろ、カモ類が飛来する頃となり、雨のやみ間に松戸市の21世紀の森と広場に出かけました。千駄堀池、広場の林縁などを探索してみました。千駄堀池には、コガモ、カルガモの姿がありました。一枚目、二枚目の写真はコガモです。一枚目左側の個体は嘴が一様に黒く頭頂は一様な黒褐色で雄と思われます。ま、右側の個体は嘴基部に黄色みがあり雌と思われます。二枚目は、嘴基部に黄色みがないことから雄と思われます。頭頂は遠目では黒く見えますが、接近すると少し茶色がかっていました。三枚目から五枚目はハクセキレイです。三枚目の写真は、一見するとタイワンハクセキレイ似に見えます。しかし、過眼線がタイワンハクセキレイの場合はハクセキレイより細いのですが、普通のハクセキレイと同じ太さの過眼線で、頭上が一様に黒いので雄第一回冬羽ではと思います。四枚目は背に黒い羽がまじっていることから雌成鳥夏羽が冬羽に換羽中の個体、五枚目は頭上が灰色で上面は灰色で黒色部がないことから雌若鳥ではないかと思われました。このほか、カワセミが鳴きながら水面の上を飛翔していました。また、ハイタカと思われるタカが林上空を飛翔していました。これから、秋が深まっていくと、カモの数もふえ、ますます楽しみがふえます。(写真)2022年10月14日撮影
2022.10.14
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約二週間ぶりに柏の葉公園を訪ねました。県民プラザ前の調整池とその沿岸、さくらの広場、日本庭園前の調整池を見て回りました。県民プラザ前の調整池とその沿岸では、茂みの中で初列風切が黒褐色キビタキ雌が虫を捕食している姿を発見しました。また、調整池ではコガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、カルガモの姿がありました。このうち、オナガガモは、幼羽から第一回冬羽に換羽中のものと思われました。なお、キビタキと遭遇した際、虫を捕食していたポイントの上には大きな蜂の巣が存在しており、観察には注意が必要でした。(写真)2022年10月09日撮影
2022.10.09
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流山市下花輪の流山クリーンセンターから同市西深井までの水田地帯には、秋から冬、小鳥、カモ、猛禽類が飛来し羽を休めています。ハイキングを兼ねて水田地帯を探索してみました。スタートした地点の下花輪周辺では、水田の二番穂の間にタシギが休んでいました。前回はなんと17羽ものの個体が羽をやすめていましたので、こちらの気配を察知されないように忍び足で歩行。離れたところにいた方々からは不審者にも見えたに違いありません。でも、その甲斐あって飛び出されたタシギはゼロ。その近くには、アオサギ、ダイサギ、チュウサギが餌探しに余念がなく、私の方には全く関心なし。チュウサギがイモムシをゲットする光景を目撃。さらに北方向にむけて散策していくと、モズがトカゲのようなものを捕獲し、解体中。くわえて、そばではシオカラトンボがキチョウを捕獲し、嘴でくわえている光景も発見。生き物たちの食欲の秋を実感。帰り道には、クリーンセンター近くにある小さな池でカルガモ、コガモ、カイツブリの姿。コガモは上面が黒っぽい若鳥が大半を占めていました。あわせて、池の縁にあるエゴの実にはヤマガラがひっきりなしに飛来。(流山クリーンセンターへのアクセス)東武バス:休日は20分に1本程度で運行。行き:流山おおたかの森駅西口からクリーンセンター帰り:クリーンセンターから南流山駅・流山おおたかの森駅西口(写真)2022年10月1日撮影
2022.10.01
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千葉県栄町にある房総のむらは、古墳群や里山環境が保全されているエリアです。この時期には、ヒタキ類、ツツドリなどの秋のわたりの小鳥たちが立ち寄っていくのを目撃できるところです。今日、現地を訪ねましたら、エゾビタキ、キビタキ、マミチャジナイ、エナガなどの姿を見つけました。胸から脇に白地の灰褐色の縦斑、二等辺三角形で内側にへこんだ嘴が特徴のエゾビタキ、上面がオリーブ色で喉が白っぽく、バフ色の翼帯と下面の汚白色があるキビタキ若鳥から第一回冬羽に換羽している個体、エゾビタキがミズキの実をついばんでいたそばにマミチャジナイの姿を見つけました。(写真)2022年9月30日撮影(マミチャジナイのみ2019年10月都内で撮影)
2022.09.30
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昨日、柏の葉公園でツツドリと出会えたことを今日誕生日の鳥友に話したらぜひ見てみたいということで連日でしたが柏の葉公園に出かけました。ランチとお祝い用のケーキを買い込み、公園のベンチで待機。昨日よりも広場には人出がないこともあり、到着直後からツツドリが登場。桜の木でモククロシャチホコを捕獲し、ムクの木に運び平らげていました。通常型の後ろ姿、正面、その後餌をくわえて登場した若鳥と思われる個体、ムクノキ幹にキツツキのように止まった個体といろいろなポーズを観察。鳥友も大満足の模様。その後、隣の流山市の水田地帯に移動し、渡りの途中に鳥たちを探索。田んぼの中に敷いてある稲わらの上で休憩していたタシギ、農道脇に現れたノビタキ、耕地を移動するセグロセキレイ、ハクセキレイの若鳥の姿を観察。(写真)2022年9月27日撮影
2022.09.28
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青空が広がった今日は、ヒタキ類やカッコウ科の鳥たちを期待して柏市柏の葉公園に出かけました。県民プラザ前の池にはまだカモの姿はなかったものの、ツツドリが桜の広場と公園隣接地といったり来たりを繰り返しているのを発見。桜の枝に複数回止まってくれたものの、光線や枝に隠れてとまってなかなか思うように記録できませんでした。かろうじて、何枚かツツドリの特徴がわかるものを記録できました。このほか、桜の木には小群のシジュウカラ、コゲラが飛来。虹彩は暗色と思っていたコゲラ、よく見ると橙色に見えました。カモの仲間は、カルガモとアイガモの姿があったのみで、コガモ、ヒドリガモなどは見られずじまいでした。(写真)2022年9月27日撮影
2022.09.27
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熱帯高気圧が台風にかわる影響で三連休はほとんどが雨との予報のため、秋の渡り鳥との出会いを期待して千葉県松戸市の八柱霊園を訪ねました。例年、カッコウ科の鳥たちが立ち寄っていく林エリアではツツドリの若鳥の姿、エゾビタキの姿がありました。ツツドリの若鳥は黒っぽい個体、赤っぽい個体を見かけることがあり個体変異が実に多い傾向にあります。今朝、観察できたのは赤っぽいものでした。観察した個体は尾羽の白斑がはっきりとしていて、野鳥図鑑670(2014)が尾羽の白斑はホトトギスほど目立たないと記していますがそうではありませんでした。エゾビタキは、顎線が明瞭で上面が褐色、大雨覆先端と三列風切の羽縁が幅広く白く、下嘴は黒色でした。合計4羽以上の姿を見かけました。(写真)2022年9月22日撮影
2022.09.22
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9月に入って千葉県北西部のJRの駅前にある商業ビルとその周辺で真っ暗になった夜間にイソヒヨドリの「ホイピリーチョチョ」「ヒィーチョイピー」とさえずりが聞こえました。あたりは真っ暗でしかも繁殖期はもう終わっているのに不思議な感じでした。ビルを移動しながらその屋上で囀り、明らかにテリトリーを防衛している雰囲気でした。帰宅後、拙宅の亭主にそのことを話したら、イソヒヨドリの雄は周年なわばりを維持すると文献に報告があったと思うと教えてもらいました。亭主のライブラリーを探してみると、伊澤雅子さん、松井晋さんがBird Research News(2011)に「よい営巣場所の確保は次の春のメスの確保に結びつくことから建物を中心としてなわばりを形成している」と記載がありました。また、「オスはなわばりの中の高い位置にとまり、見張りをしている」とも記されていました。(写真)暗闇で観察した商業施設で子育てをしていたイソヒヨドリのペア2022年4月7日撮影(引用)伊澤雅子・松井晋.2011.イソヒヨドリ.Bird Research News Vol.8 No.8.p4-5.
2022.09.20
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二ヶ月ぶりに千葉県の鳥友nankashibirdさんが住む街のチョウゲンボウの様子を見に立ち寄りました。今シーズンは3羽が誕生し、すでに巣立ちをし誕生した施設周辺では姿を見かけなくなっています。しかし、成鳥ペアはどうしてているだろうかと思って営巣場所の換気口を見上げると、周囲にいるカラスを威嚇するように甲高い鳴き声をあげ、小鳥の羽むしりついばんでいる成鳥雄の姿を発見。頭が青灰色で無斑、上面は赤褐色で褐色の菱形の斑が見えました。(写真)2022年8月13日撮影
2022.08.13
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8月3日に5月12日に孵化した雄のはく(個体番号J0493)が8月3日10時に放鳥されましたが、ゲージにとどまり昨日夕方に野外に移動したとのニュースを見たので現地に向かいました。到着直後は、はくはゲージの屋根に姿があり、田んぼには2017年生まれのヤマトが餌を物色している姿を観察しました。その後13時すこし前、水田に移動し、餌探しに挑戦。身の丈が隠れる稲穂の影で餌をゲットできたかどうかは観察がかなわずでした。歩く姿はまだスマートで先輩のヤマトと比較すると、嘴の色、目先の色、体の先が細く一見するとすぐわかります。これから水田地帯で餌をとり、翼を支える筋力が発達していくものと思います。コウノトリのほか、カルガモファミリー、ツバメ若鳥、カワラヒワ、ウグイス、ホオジロの姿や鳴き声を堪能しました。(写真)2022年8月6日撮影
2022.08.06
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野田市コウノトリの里で5月12日に孵化した雄のはく(個体番号J0493)が今朝10時に放鳥となりました。しかし、はくは、ネットが開放されたにもかかわらず、巣台に乗って空を見上げたり、餌をとったりでゲージ外に出る姿までは観察できずでした。しかし、放鳥時間の20分前に上空にコウリトリ4羽が旋回する姿を目撃。飛翔高度のためにアップの写真記録はかなわなかったものの、忘れられない出会いとなりました。(写真)6月4日訪問時のはくの写真のほかは、全て2022年8月3日撮影パンフレットのはくについての資料は、受付でいただいた資料をデジタルにしたもの。
2022.08.03
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柏市柏の葉キャンパス駅周辺では、ツバメ、イワツバメ、ヒメアマツバメとツバメ科の鳥たちや水辺の鳥の姿と出会うことができます。外気温35℃をこえるとの予報が出ている中、現地を訪ねました。先月30日にヒメアマツバメが前年作った巣をベースに巣の土台を作っていたイワツバメでしたが、巣が崩壊しており姿も見つけられませんでした。おそらく先週の大風・大雨の影響を受けたのではと思います。しかし、近くの商業施設周辺ではツバメが健在で、軒下に30羽以上もの若鳥が羽を休めていました。また、新たに誕生したツバメのヒナの顔も見つけました。また、施設の一角では噴水のむこうにアオサギの姿、涼しげなので写真を一枚。ツバメ類を観察した後、近くの湿地帯に移動。草刈りが終わり、全体が見渡すことができるようなり、ダイサギ、チュウサギ、バンの親子、カイツブリの親子、荒れ地では子育て中のコチドリが鳴き声をあげて私共のほうに飛んで近寄ってきました。たぶん、すぐ近くにヒナの姿があったのであっちへ行けとのメッセージだと思いました。気が付きなくてごめんね。(写真)2022年7月20日撮影
2022.07.20
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佐倉のアオバズクの様子を見に出かけましたが、いつものスポットに姿がなかったので印旛沼にむかい、ヨシゴイ、クロハラアジサシ、コアジサシ、アジサシ、コチドリ、オオヨシキリに出会えるポイントで待機しました。ヨシゴイは、子育てが最盛期を迎えており、親鳥が葦原上空をいったりきたりをする光景を目撃できました。風が強く、記録写真は無理かと思いましたが、なんとか葦原に飛来した光景を撮影できました。また、オオヨシキリも縄張りを守る雄、餌を探しに出かけるものがやはり餌場と巣を何度も往復していました。とまっている草原が強風で大きく揺れてバランスをとるのに四苦八苦。このほか、印旛沼の水面の上をクロハラアジサシ、コアジサシ、アジサシが合計50羽以上飛翔する姿を目撃しました。(写真)2022年7月7日撮影
2022.07.07
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柏市柏の葉キャンパス駅周辺では、ツバメ、イワツバメ、ヒメアマツバメとツバメ科の鳥たちの姿と出会うことができます。一枚目から四枚目の写真は、昨シーズンヒメアマツバメがつくった巣をベースにイワツバメが巣を作り始めました。巣の土台を作り上げていきます。最初はコンクリートの壁面にへばりつき、ふんばるベースをつくりあげペアが共同で巣材を運搬していました。また、近くの商業施設の軒下では三番仔と思われるヒナが巣の中にいて親鳥が餌を運び込んでいました。さらに、この間までは巣の中にいた若鳥が酷暑を避けて軒下に横一線に並んで涼んでいるようでした。このほか、近郊の調整池には、ダイサギ、チュウサギ、カイツブリの親子連れ、コチドリの姿がありました。中でも、ヒバリが水際で調整池の入ろうかどうしようかと迷っている様子を目撃。それぞれが酷暑を生き抜くために懸命。(写真)2022年6月30日撮影
2022.06.30
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5月12日に誕生したコウノトリのヒナの様子を見に野田市コウノトリの里を訪ねました。生後24日をむかえたヒナは育ての母が体で日陰をつくってその下にいました。順調に生育しているようで成鳥のアイリング(目の周りの赤い模様)が少し出ていました。生まれたばかりのヒナではアイリングは出ていないので、はじめて観察しました。このほか、市民農園の管理棟の軒下に営巣しているツバメの親子の姿、水田地帯の一角にサシバの姿を見つけました。その後、柏の葉公園近郊に移動し、ヒメアマツバメの様子を見に立ち寄りました。昨年までの営巣場所はくずれおちていて気配がなかったものの、北方向に新しい巣を発見し巣の様子を撮影していたら中からヒメアマツバメが飛び出して外に出かけていきました。(写真)2022年6月4日撮影
2022.06.04
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夏鳥のヨシゴイ、サンカノゴイと出会える時期となりましたので、印旛沼沿岸を訪ねました。葦原のあちこちからオーオーとヨシゴイの声、葦原の一箇所でボーウとサンカノゴイの声が聞こえました。また、印旛沼の水面をコアジサシと思われる個体が34羽飛翔する姿がありました。また、道路工事の残土の一時保管場所でコチドリが子育てをしているのを目撃。親鳥が7羽、ヒナが3羽。親鳥が餌をとりに巣を留守にすると、上空にトビが登場しヒナたちは大慌てで移動していました。(写真)2022年5月28日撮影
2022.05.28
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2021年春、物流団地の一角に最後に残っていたエリアにコアジサシがコロニーを形成し、産卵・子育てを行いました。その後、鳥類の生息がどうかを確認するために訪ねました。昨年コロニーがあった場所は、もう物流施設の建設が進行していて面影もありません。一枚目の写真は本日のもの、二枚目は昨年7月に撮影のものです。建設がスタートしていた時点で予想できていたことですが、それでも、コチドリ4羽が建設中の施設内に鳴きながら降り立つ姿を見ていると、胸にこみ上げてくるものがあります。施設内に降り立ったコチドリは、そこは繁殖地には無理なのだと悟ったのでしょう、道路をはさんだ反対側の水田地帯に移動し、営巣場所探しをしているようでした。こちれの水田地帯では稲作のための耕起が行われ、ダイサギ、チュウサギがトラクターで耕したところから出てくる虫をゲットする光景がありました。(写真)コアジサシ、イソシギ、昨年同時期の湿地帯の写真は昨年7月撮影、それ以外は2022年5月8日撮影(参考:新川耕地について)流山市街地の北部上花輪から中野久木、深井新田に至るエリアは新川耕地と呼ばれる万葉集にも詠われたほどの歴史ある農地です。南北に緑の回廊が形成されていて繁殖期にはオオタカ、サシバ、コアジサシ、コチドリなどの姿を観察できました。第一種農地されていたこともあり、農地からの転用はできないエリアでした。ところが65%もの不耕作地が発生していたため、農林水産省 関東農政局より第1種農地として初めて農地転用許可が得られたことを受けて、2016年から物流団地の建設がスタートしています。
2022.05.08
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3月10日に立ち寄って以来、一月半ぶりに大町自然公園を探索しました。夏鳥はキビタキが例年立ち寄る林の一角で鳴き声を披露していたり、林の中からハイタカが出現する姿を目撃しましたが、これ以外は空振りとなってしまいました。そこで、公園内の蝶に注目して探索することとしました。蝶たちにとって人気があったのは、ハルジオンでした。キタテハ、ツマグロヒョウモン、ベニシジミといった仲間が次々に飛来し、春到来を実感しました。この後は、動物園を訪ね、以前から見たかったシロフクロウ、シロトキ、ヘラサギなどを見て回りました。シロフクロウはほぼ全身に黒褐色の斑がある雌、全身白色の雄と出会えました。黄色の虹彩、素敵でした。(写真)2022年4月23日撮影
2022.04.23
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一週間ぶりに買い物のついでに千葉県の鳥友nankashibirdさんが住む街のチョウゲンボウの様子を見に立ち寄りました。今日は、営巣している商業施設の反対側のビルの頂上に雄の姿がありました。複数のハシブトガラスがちょっかいを出していて何度も追い払う行動を見せていました。一度も雌の姿は観察できなかったので抱卵に入っている可能性が高いと思います。抱卵日数28日前後とペアリングのタイミングを考慮すると、5月の連休明けにジュニア誕生の可能性があります。(写真)2022年4月20日撮影
2022.04.20
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千葉県都市部のチョウゲンボウ観察記冷たい雨が降る中、買い物のついでに千葉県の鳥友nankashibirdさんの住む街のチョウゲンボウの様子を見に立ち寄りました。到着したばかのの時、換気口には羽づくろいをしている若鳥らしきの姿、そして反対側のビルに壁面に成鳥雌の姿がありました。しかし、その後、若鳥らしき個体は、外気温が低いのがいやなのか中に姿を潜めてしまい、小一時間待っても登場せず。その間も成鳥雌は巣の方向をじっと凝視しカラスなどの外敵が接近しないかの警戒を続けていました。昨日は真夏の気温、今日は一転して真冬並みの気温でさぞや成鳥ペアは困惑していることでしょう。(写真)2022年4月14日撮影(三枚目と四枚目は4月5日撮影)
2022.04.14
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我孫子市と柏市の境界に広大な水田が広がっています。4月から5月にかけてシギ・チドリが羽をやすめるフィールドとして知られています。まだ、水田は耕起しているところが少なく、複数のコチドリが餌を探し回っている姿があるにとどまりました。このほか、頸の灰色のアオサギ若鳥、首に濃紺の縦斑があるアオサギ成鳥、利根川沿いの草地で餌をゲットして飛翔していたノスリ、水路沿いの葦に飛来したホオジロ、縄張り巡回中に土手の斜面の姿を現したキジといった姿を見つけました。野鳥の探索後は、布施のチューリップ畑、あけぼの山公園の草花を鑑賞しました。白い花を咲かせていた在来種シロバナタンポポ、黄色のカントウタンポポ、バラ科の落葉高木で、4~5月ごろ、白く小さな花を総状に連ねてブラシのような花を咲かせるウワズミザクラといった花を鑑賞しました。(写真)2022年4月13日撮影
2022.04.13
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2時間ほどの時間がとれたので柏市内柏の葉公園とキャンパス駅近くの池周辺を散策しました。柏の葉公園の県民プラザ前の調整池では、まだヨシガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、コガモの姿がありました。水位が高く淡水性のカモが餌をとることができない手賀沼ではカモが姿を消したのにここにはまだ滞在しているのは、池の底には藻が生え、カモたちはついばむことができること、近くに複数の調整池があり休息場所として使えることが大きく関与しているようです。キャンパス駅近くの商業施設では、ツバメがつくりあげた巣に腰をおろしている光景を目撃しました。また、小さな池の縁にできた水たまりで、小鳥たちが水浴びをしていました。そのうち、カワラヒワの亜種オオカワラヒワで、三列風切の白色部がほとんどない個体と白色部が目立つ個体が複数観察しました。(写真)2022年4月12日撮影
2022.04.12
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晴れとなりましたが、南よりの風が5メートル前後吹き抜ける一日でした。柏市北部にある湿地帯に立ち寄り、水鳥やツバメ類の姿を探索しました。湿地帯では、コガモ、ヒドリガモ、オカヨシガモが多数残っており、ほとんど水面に鴨たちの姿がなかった手賀沼とは段違いの状況でした。羽をやすめようと思っても緩衝地帯が少なく、餌もほとんど期待できない手賀沼とは居心地が違うのでしょう。オカヨシガモ雄に目をやると、頸と胸の境が白い輪になっている個体とない個体の両方が観察できました。頭部の模様とあわせて個体差があることを改めて実感。また、コガモでは胸の部分が赤褐色となっている1羽を発見しましたこのほか、湿地帯の水位が高く、休む場所がないのでシギ類は期待できないと思いつつ、斜面に目をやると、いたるところにタシギの姿がありました。長い嘴、頭側線と過眼線の黒く、頭側線が頭頂で太く額では細いのを観察。(写真)2022年4月9日撮影
2022.04.09
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鳥友のホームグランドの東葛地区のフィールドに立ち寄った後、最寄り駅の駅前スーパーに入ろうとしたとき、頭上からイソヒヨドリの「ピーチョヒー」と鳴き声が聞こえきました。それも2羽の声。声の方向に目をやると、光線の関係で黒っぽくしか見えませんが、鳴き声の主であることが判明。デッキの上に待機し、その様子を注視していると、ロータリーの照明カバーの上や階段施設、ビルの施設にイソヒヨドリ雄が止まり、鳥よけが設置されている内側にイソヒヨドリの雌の姿を発見。翼が黒褐色で雨覆先端には白斑がないので雌成鳥でした。東葛地区のJR常磐線やつくばエキスプレスの駅近くではイソヒヨドリの姿が見られると聞いていたけれど、こんなに身近に観察できるとは思いませんでした。帰宅後、立ち寄らせてもらったお礼と最寄り駅でイソヒヨドリを見かけたことを報告しました。2006年8月に住宅地で観察されてからほぼ毎年姿を目撃されている由。また、常磐線沿線は特に姿をよく見かけるとのことで、我孫子駅、北柏前、柏駅、南柏駅、馬橋駅、柏の葉キャンパス駅、成田線布佐駅近くで観察記録があると教えてもらいました。(写真)2022年4月7日撮影
2022.04.07
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昨年秋からに二週に一度程度、フィールド調査に出かけている松戸市の公園に立ち寄りました。すっかり春本番となり、園内に植えられている桜が満開となっています。腰をかけてその姿を観察し記録しました。一枚目は、桜の蜜をなめに飛来したメジロです。複数のメジロが飛来しますが、すぐヒヨドリに追い払われるのでなかなか落ち着いて蜜を吸うことができず、撮影した一枚はヒヨドリの姿がない僅かな時間に飛来したメジロ。二枚目、三枚目は桜に飛来したシジュウカラ。今日は蜜を吸っているものがほとんどでしたが、スズメと同様に花をちぎり萼筒部分を切断して蜜源を食べてしまい花びらは落下させてしまう行動も目撃したこともあります。四枚目は、桜の蜜を吸っていたヒヨドリです。なぜか、ヒヨドリは蜜を吸うだけでスズメやシジュウカラのように花を落とすことはしません。五枚目は、小さな湿地に飛来していたアオサギ。眼先から嘴、足が赤味を帯びる婚姻色となっていました。(写真)2022年3月30日撮影
2022.03.30
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千葉県の鳥友nankashibirdさんの街のチョウゲンボウの様子を見に出かけました。今年も商業施設にその姿がありました。成鳥雌雄のペアが鳴きながら追尾を繰り返し、時折雄が姿を消したと思ったら餌を捕獲してきて雌にプレゼント光景を目撃。くわえて、ペアとは別に若鳥の姿が1羽ありました。成鳥雌が換気口の中に何度も入っていくときにもその姿はずっとありました。営巣場所の監視役なのでしょうか?現地で観察していると、複数の市民の方に「私も気になって立ち寄りました」「カラスだと思っていたら違うのね」「無事に子育てができるといいですね」などと声をかけられました。こうやって、2001年以来、21年目のシーズンがスタートしました。(写真)2022年3月26日撮影
2022.03.26
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今月5日に観察したズグロカモメがまだ滞在中とのことで谷津干潟に出かけました。中潮で干潮は12時52分で潮位は13時で34センチでしたので干潮の1時間ほど前に現地到着。ズグロカモメの登場は南船橋駅方向から12時少し前のことでした。5回ほどダイビングし干潟にいるカニをゲットし、食べる折に干潟に降り立ちました。その後、干潟中央部で休憩を繰り返しました。ズグロカモメのほか、オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、スズガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ダイサギ、コサギ、オオバンといった水鳥と葦原にオオジュリンの姿がありました。観察したうち、おもしろい行動をしていたのがスズガモ。人間が立ち泳ぎをしているようにお尻を水面に沈め、上半身を上方向にえーいと反り返るような仕草を披露。また、コサギの冠羽がこんなに長かったかなと思うぐらい、際立った長さなのを観察。(写真)2022年3月21日撮影
2022.03.21
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印旛沼沿岸に滞在しているベニマシコに出会えたらと出かけました。吉高機場側の遊歩道を甚平渡し方向に探索。ベニマシコの姿は、遊歩道の中間地点にありました。嘴基部のまわりと胸から腹にかけて紅色の雄第一回夏羽に変化している個体、全体的に淡色な雌成鳥冬羽、撮影はできなかったものの雄成鳥の姿を発見しました。このほか、印旛沼の水面には、ヨシガモ、ミコアイサ、カンムリカイツブリ、モモイロペリカン、バン、カイツブリの姿がありました。また、遊歩道脇の低木にはカシラダカ、水田地帯の中にノスリの姿を見つけました。(写真)2022年3月13日撮影
2022.03.13
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今冬、多くのウォッチャーに見守られてきたルリビタキですが、そろそろ移動していく時期となるのでどうしているかと現地を訪ねました。その姿は、斜面林の一角にありました。上面や風切の青色が光沢がないので第三回繁殖羽から第四回の繁殖羽の中間的な個体と思われました。枝から枝に移動したり、地面で降りて植物の種子をついばんだり活発に動いていました。このほか、遊歩道脇の葦原の中にアオジ、ウグイスなどの姿を目撃しました。アオジは観察のため待機していた足元に出現してくれました。枝に止まっていると大きく感じますが、実際は小さいのだと再認識。帰路、遊歩道の上に越冬していた蝶のタテハチョウ科のルリタテハが出現。表は中央部に青色の帯、裏には褐色ベースの模様をしっかり確認しました。大町の後、八柱霊園に移動。笹ヤブの中でピクッ、ピクッ、リリリリとヤマガラのテリトリー争いの鳴き声がしていました。また、エナガがサルスベリの実を食べに飛来したり、嘴に巣材をくわえている光景を目撃。(写真)2022年3月10日撮影
2022.03.10
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昨日、スグロカモメに出会いたくて三番瀬に出かけたものの観察できずでした。リベンジで電車と徒歩で谷津干潟に出かけました。南船橋駅で下車し徒歩で若松団地を右手にみて湾岸道路の上の横断歩道を渡ると干潟の一角が見えてきます。私が鳥見をはじめた1980年代には定番のコース。船橋競馬場側の水域でオナガガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、ハシビロガモ、ススガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリの姿を観察。その後、観察センターから津田沼高校前から干潟を見渡してみました。干潟中央部分にユリカモメの小さな群れと別に嘴が黒くアイリングの目立つカモメの鳥影。スコープで見てみると、初列風切には白黒が交互に入っているのも判明。確かにズグロカモメです。距離はかなりありましたが、嘴にカニをくわえているのがわかりました。その動向を注視していると、京成バラ園側の干潟へ移動したので、私もそちらに移動。距離は近くなりましたが、今度は逆光の条件。なかなか条件が揃わないものです。(写真)2022年3月5日撮影
2022.03.05
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家事をすませてから市川市大町自然公園に足を運びました。前回訪ねた折にはニホンアカガエルの卵だけ見かけましたが、水中に誕生したジュニアたちの姿も見かけるようになっていました。長田谷津と呼ばれる細長い谷間の遊歩道を探索したところ、ジョウビタキ、シロハラ、そしてミソサザイの姿を観察できました。ミソサザイの焦げ茶の体、褐色の眉斑、上面と風切、尾羽の黒い横斑を確認。学名Troglodytes troglodytesのうち種小名 troglodytesは穴にもぐるという意味ですが、頻繁に斜面林の穴にもぐっては登場を何度も繰り返していました。(写真)2022年3月3日撮影なお、2010年5月に奥日光湯滝で撮影したミソサザイの羽を上から見た画像をアップ。横帯のある尾羽や風切羽の模様や色の参考として御覧ください。
2022.03.03
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