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GW明けから2ヶ月間続いたテスト対策期間もいよいよ終了する。連日、多くの質問を受けた。ところで、塾生の質問の仕方が、大きく2つのグループに分かれてきた。1つめのグループは、分からないことをそのまま質問をする子。「先生、ここ分からないです。」「これどういう意味ですか。」「国会のところが意味不明なんですが。」と「答え」を要求してくるタイプの子である。もう1つのグループは「先生、英和辞書を貸してください。」「先生、国語辞典ありますか。」「公民の用語集を見たいのですが。」と「道具」を要求してくる子。おそらく、塾ブログの世界では、後者の子の方が評価が高いのではないだろうか。しかし、私はどちらかが優れているというわけでもないと思っている。前者の子には、確かに自分の頭で考える癖や分からないことを調べる習慣が身に付いていない子が多いが、一方で「分からないところは分からない」とハッキリ言える強さがある。また、早く答えだけを知り、サクサクと試験勉強を進めたいという要領の良さもある。ビジネスの世界においても、スピードは重要だ。スピードや効率化を否定的に捉える文章は、現代文の入試問題などでもよく見かけるが、早いことは決して悪いことではない。余った時間を遊びに使ったり、別の仕事に使ったり。利点はたくさんある。逆に後者の子は、要領の良さに欠ける面がある。ある意味、完璧主義型であり、なかなか勉強が進まないという欠点はある。しかし、自分の頭で考え、きちんと理解してから進めているところがすばらしい。分からない問題でも、安易に答えを求めず、自分自身で調べようとする姿勢には感心する。いろいろなことに対し慎重で、発言も年齢の割に思慮深い。思ったことをすぐに口に出すこともせず、あらゆることに対し、自分の目で見つめることができる。理解するまでに時間はかかるが、一度理解すれば、きちんとそれを利用・応用することが可能だ。将来どちらの子が伸びるのか、大学受験ではどちらの子が有利になるのか、就職してから仕事ができるようになるのはどちらのタイプか、研究者に向いているのは前者なのか後者なのか。そうした議論をするつもりはない。どちらにも一長一短あり、そうした人たちが会社なりサークルなり、一つの組織を作って、お互いにカバーし合っていくのだろう。それぞれがどんな道を歩んでいくのか楽しみである。 ただ、個人的な偏見であるが、学生時代は後者のグループに属し、就職してからは前者のグループに属した方が、常に周りからの評価は高くなりそうな気がする。学校や塾の先生には、黙々と自分で調べる生徒が好きな方が多いし、会社の上司には仕事の早い部下が好きな人が多いように感じるからだ。ちなみに私は、学生時代が前者のタイプ、現在は後者のタイプである。そんな残念な自分に乾杯。さて、定期購読している月刊マッキーに行ってこよう。
2009/06/30
最近、生徒たちから「先生、藤木直人にそっくり~」「藤木直人に似てる!」と言われ、調子に乗っている赤虎ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。(実際は、全然にてないのですが) ところで(話題さらっと転換)私の塾では、中1と中2は英数の2科目しか指導していない・・・ と、チラシやパンフレットには書いてある。チラシには、「英数2科目」とだけ表記してあり、お問い合わせでも「理社国の授業はないのですか。」とよく聞かれるのだが、「英数2科目だけなんです~」と申し訳なさそうに話すのみである。しかし、実際は5科目対応している。特に理科の1分野や、2分野でも人体・天気・地震など解説が必要な単元は、通常授業内や特別授業(無料)で扱うようにしている。社会の暗記や重要事項の解説も行っているし、試験前は国語も指導し、完全に5科目対応にしている。塾生の成績に関しては、5科総合での伸びを目指している。 しかし、それでも入塾段階やチラシでは「2科目」としか書かない。おそらく今度も書かないだろう。理由は、単にちょっとした驚きを与えたいからである。2科目しか指導してもらえないと思っていたのに、試験前にはしっかり理社国の対応をしてくれ、しかも授業までしてくれる。そんな感動を与えたいだけなのである。単に私の自己満足の世界だ(笑)。 思い起こせば、私の恋愛についても同じことが言える。学生時代を思い出してみても(遠い目)、特にプレゼントを渡すときなどはちょっとしたサプライズを用意することが好きだった。相手の方に、「おそらく何ももらえないだろうな~」「今回はプレゼントはないだろう」とあえて思わせておき、そのために色々な伏線を張っておく(笑)その上であっと驚くような仕掛けをするのが常であった。 こうして思い起こしてみると、私の塾運営と恋愛面における行動はことごとく似ていることに気が付いた。たとえば、私の学生時代の恋愛は、「来るものは拒み、去る者は追わず」であった。私は自分のことは棚に上げまくって、結構理想が高かった。一方で、その方たちが去っていくときは(←涙)、一切追うこともしないというあっさり風味。「なんで引き留めないの!?」「本当に別れていいの!?」と怒られたこともしばしばある。「だって、自分から別れるって、今言ったんじゃないの?」とサラッと言うと、さらに激怒されたという経験は2度3度・・・。 塾運営でも同様で、入会を希望される方には、改めて入念に検討するように要求することが多い。「よく考えて、他の塾さんも見学されてからお決めになった方がいいですよ。」と入口段階では、結構厳しめにすることもある。一方で、生徒が退会する際には、一切引き留めもしない。「はい。わかりました。」だけで終わり。その後追うことはしない。そのため、以前の塾では、生徒退会時に、相手方が「これだけでよろしいですか。」「理由は聞かないのですか。」と逆に聞き返してくるケースが多かった。(「なんだ、理由を言いたかったのですか。」とは絶対に言わなかったけれど^^;) また、私は恋愛において、積極的に動くということは、ほとんどない。自分から、積極的に告白することも少なく、多くの場合、向こうから言ってくるのを待っているだけである。まして、自分から自分の長所をアピールすることなどめったにしない。学生時代には、彼女を見つけるために、合コンに連日参加するなんてこともほとんどなかった。人数合わせで参加した程度である。 これは、塾運営でも同様で、チラシやパンフでの宣伝文句はとにかく弱い。生徒の成績上昇例や合格体験記などはほとんど載せないし、営業戦略でも、あまり積極的に動く方ではなく、どちらかと言うと待っているだけである。 他には、高校時代から「気配りが上手い」と言われてきた。「優しいとかケアが上手」とも、何度か言われた。これは塾運営を見ていても、同様のことを感じることがある。我ながら生徒管理や指導はきめ細かいと思うし、教室全体のケアや整理整頓・掃除なども細かい方だと思う。 他にも、例はいくつかあるのだが以下自粛。とにかく、塾運営と恋愛面における行動は、どうも似てくるような気がしてならない。実際、知り合いの塾長さんの結婚までの様子や今現在の奥様(彼女)との様子、それと塾運営について話を聞いていると、そこにはかなり類似点が多いように思う。積極的に今の奥さんと結婚された方は、やはり塾運営も積極的であるし、慎重に結婚された方(笑)は、やはり塾運営でも慎重派であるように感じる。恋愛に奥手の方は、塾運営でも消極的な面もあるようだ。以前の塾でも、女性にだらしなかった人は、教室運営もずさんであったし、次から次へシステムや新規イベントを企画していた。彼女への気配りが足りない教室長は、教室の整理整頓ができていなかった。また、郵送物などの締切も守っていなかった(笑)奥様に対し、亭主関白だった方は、社員の扱いもまるで奴隷を扱うかのようだった(←って、社長の話って分かるじゃん) などなど、思い起こすと結構あって笑ってしまった。個人塾の教室運営と、その塾長さんの恋愛観には、かなりの共通点が多いように感じるのであるが、実際はどうなのだろうか。 まあ、どうでもいい話でした(笑)
2009/06/29
明らかにゴキブリの羽みたいなものが落ちてる…今日は誰もオニギリを食べてないからのりではない…でも、のりだと思い込むことにする…いや、きっと海苔だ。間違いなく海苔だ。思考は現実化する。海苔でありますように…………………ぎゃ~
2009/06/28
やはり、この時期からの中3生のお問い合わせが多い。既にキャンセル待ちもストップした。申し訳ないので。この大切な塾探しの時期に、中3生にお待ち頂くわけにはいかない。ちなみに、うちの塾は生徒たち本人は入塾を嫌がっているのだが親が入れさせたいという場合がほとんど。また、子ども本人も「今のままだと志望校は無理だけど、この塾で付いていけたら、もしかして受かるかもしれない」と考え、覚悟して(観念して?)入塾を決意する場合が多い。でも、さすがにチラシの中身を変えようと思う。自分で見ても、ちょっとな~と思う。ただ、開業して1年。最近良かったな~と思うことは新規お問い合わせの方の志望校が、9割以上…、いやほぼ全員に近いくらい、この近辺の2番手校になったこと。これが開業当初の狙い。たった1年でこの状態になるとは思わなかった。ところで、中3募集の一方で、中1と中2の募集が死んでる。そりゃあ、入らないよな。あのチラシを見たら。昨日、塾生に聞いたら「入ろうと思っていたけど、チラシ見たら、想像以上に厳しそうなのでやめた」「あそこだけは入りたくない」と学校で言われたらしい。昨夜は枕を濡らしながら寝た。中1、中2はもう少し、負荷を下げるべきか悩み中である。
2009/06/28
3月10日にアップされた元読売の桑田真澄氏のブログを繰り返し読んでいる。(そういえば、以前「なぜ先生は、巨人ではなくて、読売と表現するのですか」という質問を受けたが、「阪神」タイガースは「阪神」、「横浜」ベイスターズは「横浜」、「中日」ドラゴンズは「中日」と表現するのに、なぜ「読売」ジャイアンツだけを「読売」ではなく、ジャイアンツの和訳である巨人と表現するのか分からないため、そのように表記している。) 独立以来、私の授業から「笑い」の要素は少なくなった。以前の塾では、自分で言うのも何なんだが、でも、自分で言っちゃうけど、正直、私の授業は人気があった。とにかく人気を取るための、もっと言えば、生徒を集め、売上を伸ばすための授業を行っていた。塾長として。分かりやすい説明を心がけ、解説はテクニックも重要視し、話し方も工夫に工夫を重ねた。雑談は授業開始時に「入りの一言」、授業の合間に「爆笑エピソード」、そして解説の途中にも、豆知識や雑学などさまざまな話を盛り込んでいた。生徒を励ます言葉や元気の出る話、いわゆるモチベーショントークなども入れていた。今考えると、モチベーショントークというよりは、自分自身の話に酔っている○○○○ベーショントーク以外の何ものでもなかった気もするが。(←この部分は伏せ字にしておかないと、公序良俗に反する表現が含まれているため、アップできませんでした。初めて知りました。ということは、今まで公序良俗に反する表現はなかったということなんですね笑・・・ちょっと安心)ところが、開業してからは、とにかく厳しさが前面に出ている。怒鳴ったり、叩いたりすることは決してしないが、優しさや楽しさは私の授業から消え、最近では「先生こわい」「厳しい」という言葉が多く聞かれる(笑)新規の保護者からも「厳しくしてもらえると噂を聞いて、やってきました」という話を伺うことがある。授業中の雑談もなく、シーンと演習をこなしているだけの日も多い。(僕が中学生だったら、思わず口に出して「しーん」とか言っちゃうと思う)休憩も少なく、教室内はページをめくる音しか聞こえない。ただ、最近はいろいろ反省している。まず、自分自身が無理をしている面は否定できない。元来、それほど厳しい人間でもなく、芸能人に喩えれば、高倉健でも緒方拳でもなく、どちらかと言えば、志村けん、堀内健のようなタイプである。少なくとも、宇津井健であることは絶対にありえない。そんな自分が、とにかく塾生の偏差値・成績を上げたいという責任感のプレッシャーから、少々厳しくなりすぎていた感がある。また、生徒にとっても、この塾で勉強することは、楽しくないと思う。そもそも、学ぶことが楽しくないだろうと想像する。(それでも毎日楽しそうに来てくれている子がいることには、こちらが救われる)学びたいから勉強する、もっと知りたいから勉強する、将来の夢があるから勉強する、先生が好きだから勉強する・・・そういう感じではなく、とにかく「先生に強制されるから勉強する」「しないと怒られるから勉強する」「受験があるから、仕方なく勉強する」という感じになってしまっている子もいるに違いない。もう1つ、たちの悪い(?)のは、うちの塾は保護者の方のご理解と協力が、若干他塾よりも強い。個人塾なので当然なのかもしれないが、私の考えに共感された方が入塾している。つまり、塾とご家庭がスクラムを組んでいるのである。これは、良い面もあるが、子どもにとっては結構重圧になってしまい、簡単に言えば逃げ場がなくなっているのだ。 もちろん、今後厳しさをなくすことはしない。ガンガンいく予定だ。授業中や自習室の静粛は当然のことである。それに、中には厳しさが必要な子もおり、特に学力の低い層には、最初はある程度、強制的にやらせる必要性は感じている。しかし、一方で、上位層に対しては、厳しすぎはマイナス効果もあるだろう。実際、以前の会社では、上位層に説教をしたことなどほとんどなく、楽しい授業で十分な効果と結果が出ていた。ということで、開業以来「ムチとムチ」でやってきたが、そろそろ「アメ」も随所に入れていく時期だと考えている。今の状態は、治安維持法と国家総動員法が同時に施行されたようなものだ。勉強量の面でも、遅刻欠席などの面においても、手を抜くことは今後も行わないが、その厳しさの中に、どこか自分らしさを混ぜていこうと考えているのだ。そして、厳しさには、その背景となる深い専門知識が必要なことはいうまでもない。そうしたことを改めて考える良いきっかけになったのが、桑田氏のブログだ。思えば、上から押さえつけられて成長するケースは、非常にマレ。やはり、生徒を認め、励まし、生徒たちが夢を持てるような授業を行うことは、私の中では大切な要素であるし、子どもの成長にとっても決して悪いことではないと思っている。(一方で、夢や理想だけでなく、現実もちょろっと教えてしまう自分がいるけれども^^;) ところで、マンガ「美味しんぼ」の第1巻3話にこんな話がある。舞台は銀座の最高級寿司屋「銀五郎」。山岡士郎はじめ東西新聞社の社員が、その寿司屋に入ると、店主の銀五郎が威張りまくっている。客の寿司の持ち方にいちゃもんをつけ怒鳴り、別のカウンターでは、ある客が「おいしいところ頼むよ」と言った途端に、「てめえらに食わせる寿司はない。帰れ。うちのは日本一の本マグロのトロだ。まずいところはねえ。とっとと出て行け」と客を追い返す始末。さて、その銀五郎が、山岡たちの前にやって来る。ところが、栗田ゆう子が何を頼むか迷っているのを見ると、「おたくみたいは貧乏人にはうちみたいな高級な寿司屋は無理。スーパーのパックの寿司でも食え」というような言葉を吐く。傷つく栗田ゆう子。その時、隣に座って寿司を食べていた山岡が発する言葉が強烈だ。「このおっさんの言うとおりだ。スーパーの寿司を食えよ。」そして続けざまに山岡は言う。「こんな店の寿司より、スーパーのパックの寿司の方がよっぽどうまいぜ。確かにネタは最高。シャリも最高。だがオヤジ、肝心のおまえの腕が最低だ。日本っていうのは不思議な国だ。客のくせにペコペコするのがいるから馬鹿な料理人がつけあがるんだ。」私は、この言葉を自分に置き換えてみた。「確かに教材は最高。設備も最高。だが赤虎、肝心のおまえの授業が最低だ。」うわっ!きつい(鬱ポイント1→画面緑色になった) この話の最後で、次のような結びの一言が出てくる。「寿司は、米粒と米粒の間に適当な空気を含んでいないと、舌の上でほろりと崩れない。ネタとシャリの味がうまく溶け合わないのさ。おごりたかぶった心で握ればシャリもガチガチに固まってしまうんだ。心のこもっていない寿司は寿司じゃない。シャリとネタの固まりだ。おまえの寿司がそれなんだよ!」授業に置き換えてみた。「授業は、厳しさと厳しさの間に適当な空気を含んでいないと、生徒の心の中でほろりと崩れない。知識と知識がうまく溶け合わないのさ。おごりたかぶった授業を行えば、意欲も好奇心もガチガチに固まってしまうんだ。心のこもっていない授業は授業じゃない。教材と知識の単なる固まりだ。おまえの授業がそれなんだよ!」うわっ!きつい(痛恨の一撃 → 画面真っ赤・・・ → 協会へ) そんなわけで、心新たに頑張ろうと決意した赤虎でした。でも、今日もビシバシいきますけどね(笑)
2009/06/26
5月のGW明けから始まったテスト期間も、まもなく終わろうとしている。最初に5月中旬に1学期中間が組まれたA中、その後3期制の学校の中間が終了すると、2期制の前期中間へ。2期制の前期中間が終了すると、その次は3期制の1学期期末。とにかく5月7日~7月3日まで、塾は通常授業ではなく、全てテスト対策特別態勢となっていた。実験的にやっていた時期であるが、今後検討が必要な部分がたくさんある。実は、このような状況が9月~11月にも起こる。9月頭に2期制の前期期末。その後、一番早い学校は、9月30日に2学期中間。それが10月中旬まで続き、それが終わると2期制の後期期末。さらに3期制の2学期期末となる。今後、塾のシステムの大改革も視野に入れ、対応を考えていく。ところで、3期制の1学期中間と2期制の前期中間の結果が出そろった。塾内平均は予想以上に高く、その数値だけ見ると満足いくものであるが、しかし、その平均点は上位層が引き上げたもの。一人ひとりみると、最も下の子が310点~330点であり、そこに3名ほどいる。300点台後半の子も、国語で大幅に点数を落としてしまった子がいる。今回のテストで、300点台になっている子を見てみると、ほぼ全員国語の点数が非常に悪い。普段の会話や文章を見ていても、日本語力の弱さが分かるほど国語が苦手。教科書は読めない(読まない)。読んでも理解できない。私が独学用に作ったプリントなどは、箇条書き風に丁寧に順を追って説明してあるので理解することは可能。しかし、教科書やワークなどの解説を読ませると、「意味が分からない」「何書いてあるのかイミフ」という言葉が出てくる。以前は、「何度も読みなさい」などと指導していたが、実際に何度読ませても、本当に彼らの中には理解できない子が混じっている。国語の苦手な子、文章を読解できない子を見ていると、小さい頃に家庭での会話が少なかったケースが目立つ。面談などでお話しすると、自営業でご両親が働きっぱなしであったため、小さい頃にほとんど構ってあげられなかったという子がいる。また、小学校に入る前に、ご両親が離婚され、母親が○人兄弟の家計を支えるために、朝から晩まで働きづめだった子もいる。さらに、うちの塾生には母親が外国人である方が2名いらっしゃり、その方々は子どもを産んだ時には、ほとんど日本語を話すことができなかった。そのため、小さい頃に日本語に触れる機会が少なくなってしまった子もいる。(なお、全てのご家庭において、新聞は購読していない)そして、今回指導しながら、国語力が足を引っ張っていると私が感じる子たちは、全て上記の子たち。模擬試験の偏差値でも、30台や40台前半が出ている。どうにか、この子たちの力を上げたいので、これから個別対応をいろいろ考えていく。7月から実行に移していこうと思う。 話は変わるが、日本の学校教育では、数学は少人数や能力別クラスが、公立中でも取り入れられ始めた。高校でも英数は学力別になっているところが多い。しかし、私は、むしろ国語という教科で、学力別クラス編成を取り入れてほしいと思っている。国語(日本語)で能力を分けるのには、もしかしたら多くの問題が含まれるのかもしれない。「お前は英語ができない。」というのは、日本人であればまだ許されるが、日本人なのに「お前は日本語ができない」と言われると、やはり、そこには家庭環境や学習的な障害、その他様々な要因があり、子どもたちを傷つけてしまう面があるからだ。しかし、それでも小学校段階で国語の授業を学力別に編成する価値はあると思っている。そうしないと、困るのは本人たちだ。2ちゃんねるに書き込みしたら、「日本語でOK」などと返信されたら、そのショックは計り知れない。少人数クラスで、一緒に教科書を音読をしてあげたり(←ご家庭に任せてもいい加減にやってしまうケースがある)、文章を一文ずつ分析したり、会話をたくさんしたり。それだけでも随分変わる可能性があるのではないか。また、英語の授業や参考書が、「文法、作文、構文、読解、単語・熟語」などと細分化されているように、国語の授業も「小説読解、論説文読解、作文、小論文、現代社会、現代文重要語、文法」などと細分化してほしい気持ちもある。国語が苦手な子は、主語や述語さえ指摘できない。中3になっても、いまだ出来ない子が大勢いる。まず、文節分けし、次に述語を見つけ、その後に主語を探していくのであるが、文節分け自体が、変なポイントで切っている。これでは、将来仕事をしていく上でも、何か問題が起こるように思える。とにかく、理数系の授業時間数を増加するのも良いのだが、国語の授業数も何とかしてほしい。また、「国語の授業は寝る時間」となっている現状をよく考え、教材面、指導面からもう一度文部科学省という所で「科学」してもらいたい。だが、現実には、こうした動きにはならないだろう。マスコミ、教育業界、保護者の間では、「国語力の低下」という言葉がよく用いられる。ただ、それはある種「慣用的」に用いられているだけで、単にお題目的な言葉に成り下がっているのが現状。塾や学校の面談でも「うちの子は国語力が・・・」「○○くんは、国語力が他の教科の足を引っ張ってますね・・・」などというマニュアル的なやりとりが成されれば、それで両親と教師の大人同士のガス抜きは終了である。では、その後どうするかという方法論もなければ、実践もないケースが多く、大人同士の意気投合は良いのだけれども、子どもの実態はその後も何ら変化していない。実際は、多くの方が国語力の低下を嘆きながらも、一方で、「でもまあ、国語はどうにかなるだろう。」と軽く考えている面があるのかもしれない。
2009/06/25
チラシを入れてから市外からの問い合わせが続く。(と言っても数件ですが)チラシの折り込みエリアについては、市内を指定しているのだが、実際はどうしても、販売店側の都合で市外にも撒かれてしまう。結果、今のところ市外からの問い合わせ>>>>市内からの問い合わせとなっている。もう少しぶっちゃけると、市内からのチラシによる問い合わせはゼロ。(紹介はある)さすがに厳しい内容を全面に押し出しすぎたかもしれない…それに、こちらの地域は、とにかく教育熱が低い地域と言われている。実際に1年運営して、それは肌で感じる。一方、今回お問い合わせ頂いている市外の地域は、かなり教育熱が高い地域とのことで、公立トップ校を目指す人も多い。1年前は、そちらの物件も候補に入れていたが、あまりにスケルトン過ぎてやめた経緯がある。市外のお問い合わせは丁重にお断りしている。「どうにか入れてほしい。」「友人と一緒に入りたい。」「余分に費用を払ってでもお願いしたい。」などと言われる。だが、現状で7つの中学を抱えており、2期制と3期制が混ざっている。ここに市外の中学が3つ加わると(←3つの中学から問い合わせが来ている)間違いなく運営は不可能。教材の用意だけでなくあらゆる面で大混乱になることは目に見えている。それに、市外の中学は2期制なのだがこちらの市の2期制とは試験日程も夏休みの日程も微妙にずれている。やはり、ここはお断りするしかないのだろう。受け入れたとして、2年後、3年後に同じサービスができるとも思えない。残念であるが、仕方ない。
2009/06/23
試験前の質問は、やはり圧倒的に理科と数学が多い。(このことも、「国語は勉強しなくても何となく分かる」という誤った認識に繋がっていく。本当は国語や英語でもっと質問をしてもらいたい気持ちはある。おそらく、解答を読んで「なんとなく」分かった気になっているだけで、本当に理解しているわけではない子が多数いると思われる。) 前回質問を受けた「机を思いっきり叩くと痛い理由」は、痛点という生物分野からの解説ではなく、弾性力から説明。一応クリア。 そして、1つの質問を終えると、再び質問が来る。1つめの質問は、いろいろな単元をミックスした計算問題。これについては、ヒントだけ与えておいた。まず、仕事の公式を使うために、N(ニュートン)とm(メートル)が必要。そして、Nを出すためには、1N=100gの知識が必要。さらに、gを出すために、密度の公式がヒントとして与えられている。最後に、密度の公式を使用する前段階として、立体の体積を出さなければならない仕組みになっている。つまり、小学校の体積、仕事の公式、密度の公式、パスカル、単位変換などの知識をフル活用し、4段階で考えていく非常に良質な問題。もちろん、公式を知らなくても、/(←パー)の意味をきちんと理解していれば、スラスラ解けるようになっている。密度の公式「し・み・た」なんて覚えている必要はなく、文章中にヒントが全て載っていた。 2つめの質問は、「上皿天秤ではなく、バネばかりで重さを量ったら、赤道付近での値は、北極付近での値よりも小さかった。これはなぜか。」という問題。自習室で、参考書を片っ端から調べたが載っていなかったそうで、質問に来た。この問題は、たまたま私が以前の塾で中学受験生を指導している時に出てきたことがあり、遠心力の理屈から解説。非常に興味を持ったようで、さらに詳しく勉強したいと言ってきた。この子は、何度かブログに書いている理系の子なので、その後は高校物理の参考書を見て、向心力について何やらメモをしていた。高校時代、物理で0点を取ったことがある私は、質問されるのが嫌なので、こっそり生徒の側を通り過ぎた。(足音を立てずに) と、思ったら質問してきたびっくした慣性の法則と遠心力の関連についての質問で、やはり「理系だな~」と感じさせる。この子、将来がホント楽しみ。どうにか苦手な英語と国語の力を伸ばし、本人の夢である研究職の分野に進んでいってほしいと思う。 それにしても、この先生、次の期末テストは、おそらく相当難しい問題を出題してくるだろう。1人の子は高得点を取ってくるだろうが、もう1人の子は不安だ。他の科目が終わり次第、数学と理科を補強しようと思う。
2009/06/22
亡くなった祖母の病院の片付けを終え、先ほど塾到着。メッセージで頂いたアドバイスをもとに、水だけ止めた。トイレに行きたい&仕事がたまってる…あと、弁護士も交えた隣の騒音トラブルはいったん終結。結論から言えば、向こうの勝ち。商業地のため、カラオケや扉・窓の開放による営業は何ら問題なし。ということで、いろいろ考えなくてはならない。
2009/06/22
(1)本日はまず近所の新聞販売店へ。ポスティング用として印刷したチラシが300枚余ったため、折り込みできないか頼みに行った。だが、枚数が少ないため、かなり嫌そうな雰囲気。「もし無理ならいいですよ。」と言ったのだが、何だか渋々OK。2Fに上がり、今までと異なる様式の領収証を持ってきた。捨てられるな、あれは…。(2)続いて、生徒からある検定試験に関して、嫌な話を聞いた。驚いた。それは、まずいだろ…という話。やはり、「準会場」というものが認められている検定試験では、こうしたことが起こりうる。今回は、子ども同士の噂話であるし、話の信憑性は不明。だが、試験管の学生バイトの子が行った行為が事実なら、大きな問題になりそうだ。(3)最後に…ある生徒がトイレを壊してしまった。以前書いた子だが、英語の予想問題を学校の先生に質問に行ったり、友人を傷付ける発言をしたりで、そのたびに一つ一つ注意を与えていた。普段から、消しゴムをちぎったり、落ち着きのない行動および状況を考慮しない発言が目立つ子であり、こちらもいろいろ注意して見ていたのだが、今日はトイレの水を流す大小のつまみをとってしまった。14時から現在も水が流れっぱなしで止まらない…日曜日のため、水道屋さんも休み。非常に困った。他の生徒たちは、自宅やコンビニで用を足した。しかも、月曜は亡くなった祖母の遺品整理で身動き取れず…困った…水道代と修理代も気になるところだがそれ以上に、月曜の運営が心配。休校も考慮中である…
2009/06/22
2期制の中学であるA中の定期試験が返却された。中2の2名は、5科目で100点以上アップした。正直驚いた。だが、そもそも前回が最も点数の取りづらい学年末。今回は最も点の取りやすい最初の中間。しかも、英語、数学とも、この中学は前学年の復習問題が1題も出ておらず、すべて中2内容からの出題。それに救われた感がある。ただ、2人とも運動部が忙しい中、かなり頑張ったと思う。今回に関しては、私も一緒に喜んだ。問題は夏休み明けの前期期末。ここで点数を上げられるか、維持できるか、下げてしまうか。真価が問われるところだろう。範囲は連立方程式と助動詞・接続詞THAT・磁界あたり。 中1は、初めての中間テストであり、前回のデータがないので、上がった下がったは分からない。これが基準となる。ただ、小学校時代は勉強が苦手であったという子たちなので、かなり良い成果だと思っている。 この2学年に関しては、非常に良い結果を出したと思う。ただし、両学年ともにこれからが本番。方程式や関数が入り、英語も難しくなる。理社の範囲も広がる。今回の試験後は、とにかく「よくやったね」と褒めたが、昨日今日あたりから、再び気合いを入れ直している。普段の会話や英数の問題演習の様子を見て、まだまだ国語力の弱さを感じているからだ。将来的に伸び悩む可能性も十分考えられる。少しずつ、読解力アップに力をいれていきたい。 中3は、最もお勉強が苦手な子が、先日のブログで書いたようについに300点突破。また、その他の子も良い点数で、中には学年2位を取った子もいるため、全体的に少々浮かれ気味。 ただし、この中学は1年生から3年生まで、とにかく基本中心の学校。学校平均も高めであるし、そもそも学校で採用しているワークが、5科目とも簡単(すぎる)。章末問題にも応用と呼べる問題はほとんどなく、実際に、学校の先生も「うちの学校は基本中心で行う」と言っており、定期試験も基本中心。塾用教材で言えば、KEYワーク、iワークなどをやれば、十分におつりが来るレベル。本当に基本中心である。そのため、中1~中3のテスト結果が良かったと言って、塾側では決して安心していない。 たとえば、1つ前のブログで社会に関することを書いた。この中学は採用しているワークもテスト問題も非常に難しい。前回中間テストでは、数学でかなりの難問が出題されていた。(試験範囲ではない問題で、いわゆるMENSAのような問題)今日も新たな宿題が理科であり、「机を思いっきり叩くと痛いのはなぜか」というもの。これに関しては痛点から説明したのであるが、どうやら「運動とエネルギー」の単元の宿題として出されたらしい。ということで、回答は明日まで待ってもらっている。 具体的に言えば、先に挙げた2期制の中学校の400点と、後者の中学校の350点は同じくらいの実力になるだろう。受験は、同じ学校内だけで争っているわけではなく、他の学校の生徒ともイスの取り合いをするため、そういう点では後者の学校の子が有利。ただし、内申点に関しては前者の学校の子が有利。 そして、前者の学校の子は、自分の(学校内の)内申が良いため、実力以上の高校を受験する傾向にある。一方、後者の学校の子は、実際は偏差値があっても、学校内申が厳しく付けられるため、低めの高校を受験する傾向がある。つまり安全志向だ。 塾側としては、そうした中学校別の状況を判断し、進路指導をしていく必要がある。しかし、「おたくの学校のオール4は、実際はオール3程度しかありません」などとは言えない。そこを上手に模試のデータなどを活かしつつ、進路指導をしていく。 東京都は、内申点が4割~3割入る。そのため、入試当日の「逆転」は可能であるが、「大逆転」は起こりにくい。こうしたことを踏まえて進路指導をするため、データ分析にはかなりの時間を要する。 正直、面倒なので当日点1本で決めてほしい気持ちはある。実際、私自身の指導も内申点を上げるよりも偏差値を上げる方が得意なので、早く東京都が実力勝負のシステムになってほしい。 それにしても不公平である。 (1)絶対評価(2)各中学校の自由裁量の下で決定された教材・ワークをもとに出題される定期試験 この2点がもとになって決まる内申点を、入試に使うというのは、早くやめてほしい。
2009/06/20
日米安保条約が1960年に改定された。その際に、全国でデモや反対運動が起こったが、どこに問題があったのか。こんな問題を生徒がやっていた。「どこに問題があったのか」という質問は、おそらく「新安保」のどこに問題があったのかということだろう。生徒がウンウンうなっていて、全く進んでいない。長考に入った。(いったん封じ手にします?)他にも論述が3題。計4題からなるプリント。これは中学生にとっては、なかなか厳しいものがある。30分近く悩んで、「先生、ヒントをください。」と言ってきた。この子は、基本的にこちらが解説をすることを嫌う。特に数学などは、絶対に自分で解きたいタイプの子。先日のWもぎでも偏差値70を超えており、おそらくうちの塾では、断トツで数学が出来る子。以前も書いたが、完全理系の子である。そこで、新安保の条文を見せ、いくつか解説。特に、新安保の3条「自助・相互援助」について詳しく内容を解説した。また、同5条の「共同防衛」についても、条文を見せながら解説を行った。続いて、日本国憲法第9条の「戦力放棄」と「集団的自衛権の行使」を説明し、新安保との比較をさせた。この段階まで来て、頷きながら何やらいろいろと書き出した。実は、この中学校からはもう1人の生徒が来ており、こちらの子は、米軍が日本国内で起こした事件について言及していたが、最初の1行を書いた後、完全にストップしている。そこで、こちらの子には「日米地位協定」について解説。同時に、前回の中間テスト(歴史)で学んだ「領事裁判権(治外法権)」について思い出せた。両者を比較して、何やら文章を書き始めた。 ものを考えるためには、ある程度の知識がないと進まない。それが分かっただけでも良い経験になったのではなかろうか。同時に気を付けるべきことは、今回プリントに書いた意見は、あくまでも15歳時点の意見であり、これから右寄りに傾くことも左寄りになっていくこともあるということ。1つの意見に固執せず、たくさん勉強し、いろいろな知識および意見に触れ、その中で自分なりの考え方を身につけていくことが重要であると考えている。また、情報は全て正しいものばかりではなく、常に何かしらのフィルターを通してあるということにも注意を払う必要がある。社説1つとっても、朝日には朝日の、読売には読売のスタンスがあり、そのまま鵜呑みにすることなく、多方面から見つめ、分析することも不可欠である。1つ話したことは、温暖化とCO2の関連。地球の気温を決定しているのは、太陽活動であること。温暖化ガスの大部分は水蒸気であること。その上で、二酸化炭素が、どこまで温暖化に影響を与えているのかを考える必要があること。そんな話もした。 ところで私の話。生徒が持ってきた理科の問題に悩み苦労中(笑)。中学生の質問にここまで四苦八苦するのは、数年ぶり。もっともっと勉強をしなければならないと痛感している。一応、塾の売りとして、中学5教科の質問には即答できる先生が揃っている(ってゆうか私だけの塾だが)と、次回あたりのチラシで書こうと思ったのだが、これでは看板に偽りありになってしまうので当分却下(笑)まだまだ先は長い。もっともっと謙虚になり、日々学習を進めていかなければ。 ちなみに理科の参考書を8冊、塾用教材を10冊以上くまなく調べたが、未だ答えが見つからず(涙)。一度頭を冷やして、考えなおそうと思う。明日までには回答しなければ。
2009/06/18
我が塾は1Fに位置しており、しかも隣に飲食店が3,4件あるので、虫対策が中間・期末対策と同じくらい重要である。as~asってやつだ。チラシにも、中間期末対策の取り組みの横に、虫対策の取り組みを同じ枠で入れた。(んな訳ない!)1年くらい前に写真をアップしたが、うちは、とにかく窓ガラスが大きいので、夜になると虫が寄ってくる。そこで、まず玄関には虫コナーズを置いた。これはテニス選手のコナーズとは全く関係ないのだが(古っ)、玄関につり下げておくと、虫が来ないという武器。 また、玄関に入ったところには、同じようにつり下げておく武器2。 これは入ってきた虫が、その場でぽとんと落ちてしまうというもの。ただ、私の経験上、落ちたことは皆無。 さらに、玄関の下の隙間などから虫やゴキブリが入ってこないように、玄関先や塾周辺には、隙間シートを張り巡らせている。他には、塾周辺にホウ酸ダンゴやアリの巣ころり、ナメクジ退治の道具を配置。雨で濡れないように、100均で購入してきたレターケースを改造し、その中に入れている。ホウ酸ダンゴは、2社のものを同時に試している。「どっちが効くか」などと悠長な実験をしているヒマがないので、両方購入し、配置。まさに万里の長城のようになっている。 それだけでなく、Bu先生のブログで拝見し、早速窓ガラス全体にフマキラー「虫除けバリア」を噴射した。(現在窓が曇っております♪) また、水道、キッチンなど全ての排水溝に100均で購入した金網のふたをつける。ゴキブリが排水溝から上がってくることを避けるためだ。また、2ヶ月に1度の割合でバルサンを炊くことも忘れない。(なお、バルサンは必ず3個たく。サンバルサ・・・)何よりも大事なのは、塾内飲食しないこと。私はおにぎりしか食べないし(←お金がないとも言う)、菓子パンは絶対に食べないようにしている(←お金がないとも言う)。(まさかの2連発)しかし、これだけやってもゴキブリが出るケースも考えられる。私はゴキブリが大の苦手で、幼少時に実は「幽体離脱」をした経験がある。友人で東大に入った田村くんが、使ってないランドセルの中にゴキブリを100匹くらい飼っていて、それを知らずに私はその中に手を入れた。ごそごそ動いている物体が無数にあり、手を抜くと腕に大量のゴキブリが這っていた。ぎゃーーーーーーーーーーと叫び、私は田村くんの家を後にした。その時、叫びながらダッシュしていたのだが、私は空から叫んでいる自分を眺めていた。あまりの恐怖で、幽体離脱を起こしたのである。そんな経験もあり、ゴキブリは大の苦手。そこで、ゴキブリが出たときには、まずキンチョール「ゴキブリコックローチ」を右手に装備。大量に噴射する。(いや、別に怖くないんだけどね)次に、ゴキブリの動きが弱まったのを見て、武器を持ち替える。白元の出している「瞬間ゴキパオ」だ。これは、ゴキブリを白い固まりにしてしまうという道具。これでゴキブリの姿は見えなくなる。(別に怖くはないんだけど、気持ちを盛り上げるため) しかし、この状態でも結構捨てるのは辛い。そこで、この段階で、私はゴム手袋をはめる(←100均で購入)そして、トイレットペーパーを大量に持ち出し、先ほど固めたゴキブリをつまむ。トイレットペーパーのボリュームとゴム手袋の厚さのため、ゴキブリを持っている感覚はほとんどない。(別にやろうと思えば、素手でも全然いけるんだけど、念のため)そして、ゴキブリを捨てて、終了。(余裕) しかし、田村くんはすごかった。今でも、ゴキブリは素手で殺せるらしい。「だって、ただの虫じゃん」「後から手を洗えばいいだけじゃん」と軽く言っていた。 ちなみに、ゴキブリが出てから退治するまでの所要時間赤虎→15分+α(恐怖が過ぎた後の余韻タイム数分)田村くん→15秒この違いが、東大(田村くん)と私大(ぼく)を分けたのだと、分析している。つまり、受験生は、時間を効率的に使えというブログです。はい。(←ここだけ、塾の日ブログ用)
2009/06/18
何度もブログに登場してる子。父親曰く「かなりの天然」過去最高が、5科230点(←前回)中1の1学期から既に5科で200点を切っていたが今回初めて300点を超えた。ただ、それよりも何よりもこの子は努力できるところがすばらしいと思う。まあ、飽きっぽいし、ノートを綺麗にまとめるのも、先生に褒められたいというのが目的になっている面もある。それに、長時間頭を使うと、かなりの疲労が出てしまい、マイナスの方が大きくなる。それでも努力できることがすごい。それに学校の先生からも同世代からも男子からも女子からも愛されるキャラであるのも彼女の特長。あとは、事務作業能力をうちの塾で勉強する中で伸ばしていきたい。それにしても300超え。よく頑張ったな~次は330点を目指して頑張ってほしい。最終的に350点(彼女の目標)を1度でいいからクリアしてほしい。あと高校も、ご両親含め、みんなで一緒に考えなきゃ…
2009/06/17
移行措置をどこまで扱うか興味深い今のところA中→てこ、定滑車、動滑車、組み合わせ滑車、りんじくをやった。摩擦や仕事もやったが、なぜか仕事率は扱ってない。B中→移行措置は完全カット。楽チンな試験。但し、中2までの内容がかなり出る。C中→自由落下や等加速度運動まで扱った。自由落下は簡単な説明のみだが等加速度運動に関しては、公式も扱っていた。生徒が来るなり、「今日、メートル毎秒毎秒という言葉が出た。」というので、びっくりした。D中→定滑車と運滑車と組み合わせ滑車をやったが、単純なものばかり。自由落下運動や分力の作図も基本中心。E中→なぜか人体をやっている。F中→試験中G中→次から移行措置に入るため、どこまで扱うか不明ただ、予め配られているプリントには自由落下の式や投げ下ろし、投げ上げの式が書いてある。一応こんな感じだがどの学校も計算問題などは、先生が黒板に書いて、それを解く形式が多いようだ。いずれにせよ、移行措置に関しては、学校別対応にしていくつもり。しかし、もう現場は何でもありというか私は大学2年の時から思っていたのだがそもそも文部科学省って必要なのだろうか?あそこはいらないのではなかろうか。政策はミスばかりだし授業は、各地域の先生方が勝手にやってるしテキストは市販や塾の教材会社が、今の状態、カリキュラムで続けていけばいいし日本の学力レベルは、どう考えても、公教育ではなく大学受験によって保たれているし中学の社会科などはうちの近隣の中学では誰も教科書を使ってないし(どこもプリント)文部科学省がなくても、自動的に動く気もしなくもなくなくない(←自分でも意味わからない)。まあ、どうでもいいんだけど。
2009/06/17
先週ブログに書いた子惜しくも学年2位。4点差だった。では、それ以外の子は頑張らなかったのだろうか。決してそんなことはない。確かに、学年最初の試験は点数が取りやすいが、全員が前回の試験よりも70点数から100点アップしているのは素晴らしい。(なんて樋口式小論文みたいに書いてみた)ところで本日は、一睡もせずに塾へ到着。その後、蟻の巣コロリ、ゴキブリ用コンバット、ナメクジ退治、玄関につりさげる虫よけなど総額5000円の買い出し。全て、塾内ではなく、塾の周辺に完璧に配置した。その1時間後に大雨が降ったのは、神様どんな嫌がらせですか?結局、本日が祖母の通夜で、明日が告別式。通夜には行けなかったが、明日の告別式には出る予定。ただ、4つの中学の期末対策のため、プリント準備がある。さらに通常組の独学プリントを2種類作成する必要もある。どうにか3時間くらいは、睡眠を確保したいが、果たして。眠い…
2009/06/16
いまメールが入った…最後に会いたかった…
2009/06/15
今度はでかいクモ!何この仕掛けの連続?誰か仕組んでる?ってか、これ何面?8の4?(←スーパーマリオ)虫嫌いの僕にとって、かなり難易度高すぎなんですが(涙)で、今見たら、窓にナメクジが張り付いてるみたいな…今朝から、ヤモさん、ゴキさん、クモさん、ナメさんと退治してるんですがまだレベルアップの音楽が聞こえてきません。
2009/06/15
今朝は今シーズン第2号のヤモさんと戦った。 そして、今ついに今シーズンのゴキちゃん登場(涙) スプレー1缶の半分くらいかけたぜ。 余裕だったぜ(←うそ) いま、トイレに流してやった。 大で。
2009/06/15
プロレスファンになったのは小学1年。その日のことは、今でも鮮明に覚えている。母とお風呂に入り、自分だけ先に上がり、ふとテレビのスイッチを入れた。まだ、リモコンなどなく、チャンネルはガチャガチャ回すタイプであった。風呂から上がった私は、チャンネルを「10チャン」に変えると、何やら大人の人たちが血を流しながら喧嘩をしている。小1の自分にとって、かなりの衝撃であった。まだ6歳にもなっていない自分。子ども同士の喧嘩しかしらない少年が、血を流して喧嘩をしている大人を見て、「面白い」というよりは、恐怖の気持ちが先にやってきた。数分後、お風呂から上がってきた母が「あら、プロレスなんて見てるの?」と話しかけてきた。プロレス・・・これはプロレスというものなのか。 試合をしていたのは、キラーカーン対上田馬之助子どもだった自分にとっては、スキンヘッドのキラーカーンの方が外見上は強く見えた。しかし、試合は圧倒的に上田馬之助が有利に進めており、凶器を出し、キラーカーンをめちゃくちゃにやっつけている。キラーカーンは血だらけになり、リングは赤く染まっていた。その衝撃の映像を見た日から、私はプロレスファンになった。テレビ朝日だけでなく、日本テレビでも夕方の時間帯にプロレス放送をしているのに気づいたのは、その数ヶ月後。新日と全日の関係は、子どもだった自分には全く分からなかったが、勝手に団体対抗戦などのカードを想像し、ジャポニカ自由帳に書いて遊んでいた記憶がある。雑誌も、週刊ゴング、週刊プロレス、週刊ファイトは必ず購入し、読むようにしていた。プロレスを1日3件はしごしたこともあるし、2件はしごすることはざらであった。 プロレスは、塾業界に似ている。理想を追い求めたり、あるいは利益をもっと追求したり・・・人により目的は様々であるが、分裂と新団体設立が繰り返される業界だ。 全日本プロレスから天竜が抜けた日は衝撃であった。メガネスーパーが新団体を作るため、天竜はじめ、全日の多くの選手を引き抜いたのだ。新日より全日のファンであった自分は、メガネスーパーが当時憎くて仕方なかった。(でも、SWSの東京ドーム大会にホーガンが来た日は、見に行ったけど・・・。北尾の「八百長」発言があった日)そして、天竜が抜けた全日がどうなるのか不安で仕方なかった。その危機を救ったのは、間違いなく三沢光晴であった。 全日本の武道館大会のチケットは、三沢がマスクを脱いで以来プラチナペーパーと化した。16000人満員札止めが続いた。テリーゴディ、ハンセン、鶴田と、三沢は次から次へ倒していった。入場時にスパルタンXが流れると、場内のボルテージは最高潮に達し、ものすごい三沢コールがリングに注がれる。阪神の外野席と浦和のゴール裏中心に何年も通っていた自分から見ても、三沢への声援は、未だかつて聞いたことがないほどの音量であった。それほど凄い歓声であった。観客が三沢のカリスマ性に飲みこまれていた。 その三沢がノアを設立した。私はこの仕事が忙しくなり、プロレス会場に行くことはなくなっていたが、最近は日テレの放送が打ち切られ、地方都市ではガラガラの中での試合も多かったと聞く。ミスター高橋という元新日本のレフェリーが、プロレスの暴露本を出し、その後、総合やK1に押され、プロレス人気は完全に下火になっていた昨今。三沢の心労は計り知れない。 三沢さんは亡くなったが、三沢は多くのプロレスファンの心の中で永遠に輝き続けていくに違いない。 実は、私のしぐさに関する癖が1つあって、それは右手の人差し指で、前髪を左右にかき分けるというものがある。これは高校時代から、三沢の汗を払う時のモノマネをしていたものが、いつの間にか本当に私の癖になってしまったものである。私の中では、このような形で今後も三沢光晴は生き続けていくのだろう。個人的には、最後まで三沢対武藤のシングルが見られなかったことが残念であるが、それは、永遠の夢として取っておこうと思う。 正直まだ信じられないのであるが、天国でゆっくり休んでほしいと、今はただそう願うばかりである。合掌。
2009/06/13
PCをつけたら、ヤフートップニュースで三沢が試合中に死亡したとの記事・・・ 言葉が出ない・・・三沢・・・合掌
2009/06/13
塾講師には禁句がいくつかある。否定的なストロークは大手塾などでは、絶対禁止されているはずだ。私も講師マニュアルを作成していた立場なので、禁止フレーズは100近くリストアップしている。しかし、今日新たに追加する必要性を感じた言葉がある。「EXILEって、どこが良いの?」全国の塾講師のみなさん。上記の言葉は、絶対に女子生徒の前で言わないようにしてください。教室内が一瞬、第1回帝国議会のような感じになります。さらに「EXILEのメンバーって、誰が誰だか分からないんだけど…」の一言を付け加えた暁には教室内は完全アウェイになります。
2009/06/13
市民税・都民税の知らせが来た。前年の100分の1近く()笑情けなさに笑い過ぎて、カッコから出てしまいました…昨年、いかに国に貢献してないかが分かる。すいません…面目ないです。来年からはたくさん納税できるように頑張りますp(^^)q
2009/06/13
移行措置で入ってきた理科の「仕事」。摩擦や斜面の問題は、おそらく難なくクリアできるであろうが問題は滑車である。果たしてどこまで出題されるのだろうか…定滑車と動滑車の基本までは、教科書や各学校のワークに載っている。では、組み合わせ滑車や滑車の重さを考えるケースは出題されるのか…また、ひもが2本以上の場合まで扱う先生がいるのか…さらにりん軸まで行う先生はいるのか…学校によっては、かなり難しい問題を出しそうな先生もいる。今回で言えば、「磁石はなぜ地球上ではN極を指すのか説明しなさい。」「アブラナとマツは、どちらが最初に地球上に誕生したのか、進化の歴史を考慮して説明しなさい。」「ガルバノメーターの仕組みについて説明しなさい。」などの問題を出した先生がいる。事前に配られたプリント(解答なし)も、学校の友達が、それぞれの通う塾の先生に質問しても、ほとんど答えられなかったらしい。確かに、一部高校生物や高校物理まで理解してないと出来ない難問がいくつか見受けられた。実際のテストでも、平均の速さの問題などは、表の読み取りも難しく、計算もかなり複雑なものであった。この中学が一番あやしいな(笑)。さて、どうやって対策するか…予習シリーズなどの中学受験教材を使用するのが良いのかな…
2009/06/12
とりあえずロビーの外に追い出した。 「けぇってくれ~」 と江戸っ子風に… とりあえず疲れた…精神的に(倒置法で) ちなみに気持を奮い立たせるためにBGMは軍鑑マーチだった 男のマタには何がある~♪ 直径5センチ…(意図的に省略法で) 頑張った… 早いとこ、虫が平気なスタッフを雇いたい。 そして虫キング先生と呼ぶことにしよう。
2009/06/12
明け方休みはウキウキウォッチング♪ あっちこっちそっちこっちいいとも♪ 今季初のヤモリ登場です(涙) お昼はクモ退治 夜23時頃は変な虫退治… そして今からヤモリ退治… 好きなベーシストは沢田たいじ 予想ですが、そろそろゴキブリ退治も来そうな悪寒 歳を重ねるごとに生き物が苦手になってきた都会人ひよっ子赤虎。 ギャー ヤモさん動いた! アーンド完全に見失った… まずはホウキと殺虫剤をカスタマイズ(←使い方あってます?)! 戦いに挑んできます(涙) 本日もスタートです()涙←カッコから涙がはみ出した
2009/06/12
こんばん波っ!中3の女子は、今のところ100点が2枚…残りも95点前後だろう…すご~い…(←遠い目)僕は何もしてないんだけど(笑)遠くから勉強法見てただけ(^_^;)それでも「塾のおかげ~」とか言えるところが学年1位って感じがする。ホント何もしてないので、穴があったら、いっそ落ちたひ。
2009/06/11
今週は、連日オーナーとその弁護士、隣のオーナー、店長などと話し合っている。まあ、らちがあかない。というより、ここまで来ると、仮に解決したとして、ここでやっていくのは・・・良くないかな・・・
2009/06/11
中3クラスのキャンセル待ちの方が10名に達した。(まあ、軽い感じの予約がほとんどだけど笑)今だけの現象か…?一方、中1は空きがある。もし、今後もこの傾向が続くなら中1クラスを廃止し中3クラスを2クラス作った方が経営は安定するな…つまり、当塾は中2からしか募集しないと…そんな塾あるか?いや、でもそれもありかも。地域性考えると中3から通塾する子が多いし、中1はほとんど塾に行かない。それに中3クラスを2つ作れれば、学力別に出来る。予備校なんて、高1と高2ではなく、大学受験クラスがメインだし。いずれにせよ、あと2年様子見…よく考えたら、今だけのような気がする。今年は東京の中3人口が多いしね。
2009/06/08
隣の客が昨夜吐いた汚物処理に1時間かかった…モップ買いに行ったりして。昨日やれば良かったのだが、今日になったら乾いちゃって、なかなか落ちないし…しかも玄関の目の前ですよ。ホントに玄関の前。入口のところ。引っ越したい
2009/06/08
仕事にならないな~引っ越そうかな~今夜はいつまで続くんだろう…塾の玄関前は自転車だらけだし…
2009/06/07
今回は校正を完璧にしたのだがチラシ会社さんが痛恨のミス。第3校が完成版なのに、第2校を印刷してしまったらしい(笑)まあ、いいや!今回は超お世話になったし。今日はブラゼル打ったし(笑)。もしかして、近鉄のブライアント状態になるのでは!?なんて期待してみる…それにしても、今日も隣がうるさい…ただ、曲が六本木心中なんで特別に許す。
2009/06/05
という題で何か書こうとしたが、やっぱり夏期講習の話。 すでに大手塾のチラシが大量に入り始めている。今週は10枚以上折り込まれた。来週あたりからもっと増えるだろう。この地域は、1週間で塾チラシが30枚程度はいることがある。それに加え、チラシを撒かずに、DMで広告を打つ中小塾も多い。 競合する塾が多くて大変なのか?いや、これだけ他の塾が動いてくれると、非常に楽だ。うちがチラシを打たなくても、他塾が動き出せば、市場が勝手に動いてくれる。ただ、そのためには「赤虎塾という塾がある」と地域の方に予め知っておいてもらうことが大切だ。まだ、その段階には来ていない。 来週、うちも夏期チラシを折り込む。費用は他塾さんよりは、若干休め。中3は、末端価格1グラム7万程度。中1、中2は2万くらい。(くらい?) とにかく、夏期の内容を詰めていかないと。特に英数の内容とテキストで悩み出した。んんんんん、どうしよう。
2009/06/04
日本では、多くの会社で完璧主義者の方が高い評価を得ることが多い。特に会社のナンバー2のポジションにいる人や経理・総務担当部署、事務系作業の多い職場では完璧主義者が高く評価される傾向にある。一方で、社長レベルになると話は変わってくる。小成功、中成功ではなく、大成功を収めている人を見ると、結構いい加減な人が多いように感じる。細かい仕事は、他に任せる。小さな失敗もあるが、他でバランスを取っている。あるいは、周囲の人がどうにかフォローしながら(尻ぬぐいとも言う)会社は成長していく。 仕事の出来る人は、勘所は外さずに、仕事が速い。ただ、これがなかなか難しい。良い意味での手抜き。「とりあえずは、ここまでで良い」というラインを引けるか引けないかが重要である。そして、これは「意識」の面が非常に大きい。思考が「○○をやらなければならない」「○○もしなくちゃ」というmust・should思考の人だと、なかなか「とりあえずは、これでOK」のラインが引けない。生徒たちの勉強を見ていても、このmust・shuould思考の強い子がいる。テスト対策を見ていると、それはそれは丁寧に勉強を進めている生徒がいる。本当に感心する。これは決して間違ったことではなく、いやむしろ「学ぶ」ということは本来こうであるべきだとも思う。たとえば、学校の社会のプリント。試験範囲が全部で17枚あるのだが、その1枚1枚を丁寧にまとめ、次にそれを表や穴埋め形式の問題にし、用語集や参考書を調べ、少しずつルーズリーフに書き込んでいく。勉強のやり方は間違ってはいない。それぞれでやりやすい、最も成績が上がる方法を採ればいいだろう。理解し、整理し、そして暗記する。結果が出れば、その行程は何でもいいと思う。しかし、問題なのは、その1枚のプリントをルーズリーフにまとめるのに、なんと1時間15分かかっているということである。この子は2期制の子。試験は7日後に迫っている。運動部に所属しているのであるが、大会は3期制の中学校の日程に合わせて組まれているため、試験前日と前々日の土日は、1日中試合である。朝の6時半に集合し、帰宅が夜の9時になるそうだ。机に向かう時間はほとんどないだろう。つまり、今週中にテスト勉強を仕上げなければならないのだ。先ほどの社会のノートまとめ。1枚に平均1時間かけるとすると、ノートまとめだけで17時間かかってしまう計算になる。果たして、それで暗記する時間は取れるのか。他の科目の勉強は出来るのか。それをよく考えなければならない。もし、そうしたノートまとめをやるのであれば、それは今やることではなく、学校の授業が終わったその日にやっておくべきこと。そうした計画性、段取りの話は今回は置いておき、今はとりあえず試験に間に合わせなければならないという話を優先した。 また、ある仕事があって、それをある方法でやり始めたら、最初の10分の1程度終わったところで時計を見なければいけないという話もした。そのやり方で最後まで進めていくと、果たして締切までに仕事が間に合うのかどうかよく考えてみること。そんな話をした。また、ノートまとめの方法もいけない。彼女のやっているのは、ノートまとめではなく、清書。学校のプリントモノクロ1色を、ただフルカラー化しているにすぎない。それは作業である。いや、決してそれはわるいことではない。カラー化するだけで記憶が定着する場合もあるし、理解が進むことだってありえる。しかし、彼女に関して言えば、どう考えても何にも考えずに整理していた(ように見えた)。 後ほど修正
2009/06/03
私は夜型人間である。思い起こせば、中学受験をした小6から夜型になってしまった。塾の宿題が終わらず、気づけば23時過ぎ。その後、佐々木深夜もとい佐々木慎也のプロ野球ニュースを見るのが楽しくて仕方なかった。 それに、当時の小学6年生にとって、深夜という時間帯は神秘的な世界であった。ドリフの加藤茶が「早く寝ろよ」とエンディングで歌っていた時代である。23時や0時まで起きているという小学生は、学校ではほとんどいなかった。そんな優越感も相まって、いつの間にか深夜まで起きている人間になってしまった。 その後は、プロ野球ニュースより、イレブンピー・・・を見る時間が増えたのは言うまでもない。(←あ、ここカットでお願いします) 中1以降は、さらに寝る時間が遅くなる。フジテレビの深夜帯には、さんまのまんま、やっぱり猫が好き、IQエンジン、奇妙な出来事、カノッサの屈辱、カルトQ、ねるとん、オールナイトフジなど中学生にとって魅力的な番組が連日放送されており、体は完全に夜型となっていった。 そして、この仕事に就いてからは、もう朝早くに起きることはほとんどなくなってしまった。 それでも、2000年頃から2006年頃は、意識的に朝8時に起床する生活をしていたのだが、独立開業後は完全に深夜型に逆戻り。深夜に仕事を片づけ、準備をし、朝6時に会社を出るというパターンになってしまった。 今日(昨日?)などは、もう夜型なのか朝型なのか分からない状態で、まず明け方5時まで仕事。その後、日野の祖母の自宅に行き、草むしりと片づけ。(↑コレは話すと長くなるのだが、特養に入っていた祖母が、いよいよ体力も顎も弱ってきて、ずっと入院している。お医者さんの話だと、「もう特養には戻れないだろう」とのこと。ってことは、「自宅にはもっと戻れないだろう」と親戚一同でコナン並の推理。そこで、祖母の自宅を貸し出す(売り出す?)ことになったのだが、その祖母の自宅の整理と庭の草むしりを、なぜか僕が担当することになったという・・・というのは、そもそも祖母の子ども、つまり私の親の世代自体が、介護を必要とする歳になっており、当然草むしりなどできないわけで、そうなると「もう、俺がやるしかねーじゃん!」みたいなノリで安請け合いしたのが始まり・・・正直に言う。めっちゃ後悔している!) 草むしりが終わって、自宅につくと朝の10時。食事をして、睡眠。お昼に起きて会社に行こうと思ったのだが、1時間寝坊してしまった・・・(10時過ぎに、ある先生からせっかくお電話頂いたのに、出られずに申し訳ありませんでした。でも、貴重なお話をしていただき、誠に感謝です。「絞る」については勉強になりました。) こんな生活をしているが、そろそろ改善しようと考えている。夏期講習も始まることだし、これを機会に朝型に変えてしまおうと考えている。元々夜の方が静かだったので、仕事がはかどると思っていたのだが、最近のお隣さんの様子だと、午前中の方が絶対に良いような気がしていた。 というわけで、朝型宣言します。(実現可能性5%)
2009/06/01
残念なことが起きた。うちの塾生に、ある競技において都大会上位レベルの凄い子がいる。彼女の学校は、インフルエンザの影響で修学旅行が7月に組みこまれた。そして、その日が夏の大会の初日。修学旅行か最後の大会かを選択しなければならない。ウンコ味のカレーとカレー味のウンコなどというレベルではない究極の選択である。学校の先生は、修学旅行を勧めたようだ。非常に難しい選択である。私なら大会に出て、夜から修学旅行に合流する。修学旅行って、夜だけで十分でしょ(笑)とにかく、かわいそうだ。何とかならないのだろうか…
2009/06/01
間違いなく終わった。何度見ても地図入りだ。一瞬目をそらし、その後「ダルマさんが転んだっ」と言ってから、チラシを見ても地図が入ってる。何だかチラシっぽい。よし。完了!あとエリアも決めた。今回初めて、日経と産経に折り込んでみた。本日、中1の子に「東経」「西経」を指導している時にそうだ!「日経」「産経」に入れようって思った。こういう勘はよく当たる。………いや、何があたるのかよく分からないけど…あとは、内部用の「中3夏期日程の修正」と「案内作成」が残ってる。かなり頭を悩ませている。お盆休みを取るか取らないか。さすがに取らないと死にそうなんで。他にも日数を悩み中…一度は「全27日間」と決めたが、これだとかなり窮屈な印象。中3生は運動部(バスケ、陸上、バトミントン)や吹奏楽部(文化部としてはかなり忙しい)の子がいる。また、シニアリーグ、ポニーリーグ、サッカーのクラブチームの子もいる。そのため、ある程度、欠席補習の日を確保しておかないとならない。すると24日間くらいに減らす必要がある。また、教材も悩んでいる。特に数学。入試直前まで使える網羅系のオリテキS、サミングアップ、ウイニングフィニッシュあたりを夏から使用するかあるいは、オーソドックスに夏期テキストを使用するかで悩み中。夏期テキストを使用する場合は、前半で復習を済ませ、後半は2次関数、相似を進める。10月から入試演習・総合演習にはいる。一方、網羅系のテキストにする場合は夏いっぱい復習に費やす。さて、どうするか…それ以外の科目は、方針が決まっているが数学だけ悩んでいる。模擬試験などで苦手分野が分かった時にフィードバック可能なテキストを1冊持たせたい。そういう観点では、実力完成を通年で採用するのもありだな。いずれにせよ、大まかなカリキュラムを決めないと24日必要か27日必要か決められない。さて、どうするか。
2009/06/01
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