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本日は中3理社。社会は、外交史を中心にまとめたが、本当に知らないことばかりで、全てが新しい情報という・・・(笑) 理科は食物連鎖。ただ、食物連鎖に入る前に前回までの天体を軽く復習。北斗七星から7つ分、カシオペア座から5つ分で北極星になるという数え方を1人も知らなかった。また、にぎりこぶし法による高度の測定も聞いたことがない。 まあ、この辺りまでは豆知識程度なので全然許せるが、前回の授業では、驚くことがいくつかあった。まず、アナログ時計を読めない子が1名、さらに時間の計算(例:7:10~19:15は何時間何分か?)が出来ない子が数名。東と西が分からない子もいた。もう中3段階でこの辺りが分からないということは、受験云々ではなく、社会生活を営む上で間違いなく支障を来す。さらにカタカナのヲが読めない子がいることも判明。 教育は、もちろん小学校、中学校、塾も重要だが、幼稚園・保育園・家庭でも時計とカタカナぐらいは読めるようにしておくのがいいと思う。中3の天体は、計算問題もあり大変難しい単元。しかし、時計が読めず、東西南北が分からない状態だと、解法を覚える前段階で、覚えることが山ほどあるため、そこで思考がストップしてしまう。 計画や行動面を観察していて、「時間観念がないのかな~」と思っていたが、まさか原因が時計を読みとれないことにあったとは、さすがに予想外だった。 入塾試験を行っていないが、さすがに「カタカナ、東西南北、時計を読める、九九」くらいは行おうかと検討中(笑)
2009/10/31
見ながら、次回の中2授業のことを考えていた。 中2は、本日2名がインフルエンザで欠席。これにより、何とクラスの全生徒がインフルエンザにかかったことになる。10月に入ってから、一人ひとり順番にかかってきた感じ。つまり、全員が今月1回ないし2回は授業を欠席している。 なお、今月の単元は証明、不定詞・動名詞、第2文型、第4文型、付加疑問文である(笑)そう。中2の山場であった。 しかし、これをどうにかするのが私の仕事。というわけで、全員順番に欠席補習・・・ なんてことは、もちろんしない。通常授業内で、欠席者に対する補習まで完結させる。 授業というのは、1回1回単発の内容で行う場合もある。先週の中3社会などは典型だ。しかし、多くの授業は前回内容と密接に関連している。そして、その授業では、必ず前回の復習部分を授業冒頭や授業中盤に入れておくことが肝要だと考えている。たとえて言えば、前回の授業と今回の授業の「のりしろ」が必要なのだ。慣れていない講師の場合、今回のノルマをこなすのに一生懸命で、この「のりしろ」がないことが多い。 まず授業冒頭で、前回の宿題解説を行いながら、同時に前回休んだ子のための欠席補習も兼ねるのが1つの方法。前回出席していた子と前回休んでいた子を交互に指名しながら、前回内容の授業を復習していく。この際、前回欠席した子には簡単に答えられる質問をし、前回出席した子には難しめの質問を投げかける。そして、前回出席した子が質問に答えてくれた後には、必ず前回欠席した子への声かけ(主に確認作業)を忘れない。こちら側(講師側)で、改めてゆっくり説明を繰り返すのだ。こうすれば、前回内容をおぼろげながら掴むことができる。 次に、前回出席していた子には、前回内容の確認テストを行わせる。その際に、その確認テスト(←B5で作成してある)を用いて、前回休んだ子には、個別に欠席補習を行う。この際は、机の近くまで行き、個別指導を行う。 とどめは、授業中盤で、今回内容を解説しながら、随所に前回の復習内容を入れることである。この際は、必ず前回欠席した子中心に指名する。 もちろん、内容の重さによっては、授業外に生徒を呼んで補習を行うこともあるが、欠席補習は、生徒側にとって、ありがた迷惑になったり、負担になったりする場合がある。(特に部活の忙しい子には)また、「補習してもらえる」→「休んでもいい」という考えになりがちで、それが学習効果上マイナスに作用することもしばしばある。 そのため、出来るのなら、通常授業内で前回休んだ子のフォローをした方がいいと思っている。 なお、こうして授業を進めることにより、休んだ子もスムーズに本日の授業内容に入ることが可能。 さて、次回の授業はカリキュラムの進行を1回止める。ここで、全員個別の課題を与え、今まで休んだ部分のフォロー、増強を行うことにした。これで、全員が10月の重要単元をクリアできると思っている。やはり、こういう点も自分一人でやっている良さだと思う。
2009/10/30
なお、警官は「本当であれば全ての人、全ての自転車に声をかけたい」と言っていた。物理的に可能ならば、全ての市民に声をかけ、所持品検査をしたいらしい。警察の本音が聞けた気がした。
2009/10/30
私の帰宅時間は、3時から4時頃になることが多い。塾までは自転車で通っている。そして、この時間に帰宅するときの難点は警察につかまること。とにかく、よくつかまる。(←警察用語で言うと「ご協力をお願いしている」というやつです)無灯火でもなく、きちんと法規を遵守して走っているのだが、多いときは週に3度とか月に6回とか声をかけられる。スピードも出していない。一昨日は、仕事を終え、コンビニに入ろうとしたところで、声をかけられた。警察は、防犯登録の確認をしたいらしい。ところで、私は、よく警察に声をかけられるので、そのことで以前苦情をいったことがある。すると、警察の方で、防犯登録のコピーをくれた。「この用紙を見せれば、防犯登録の確認はその場で済むので、大丈夫です。すぐ解放してくれるはずですよ。」と警察に言って頂いた。しかし、一昨日は違った。かなりひどかった。2人の警官に、その防犯登録の用紙を見せても、なかなか解放してくれない。「荷物検査をするから、カバンの中を開けて見せて欲しい」と言う。「何か事件でもあったのか」と聞くと、「別にないが、こんな深夜に自転車が走っていておかしいので、声をかけた」とのこと。「仕事帰り」と言っても聞いてくれない。仕方なく、カバンの中を開けると、全ての所持品を調べられた。荷物検査が終わった。そこで、コンビニに入ろうするとパトカーの中に待機していたもう1人の警官が来て、目の前に来るなり「何か危険物でも持ってるんじゃないの?」と言い、何の許可もなく、私の体をタッチし始めた。ズボンの両側のポケット、上半身、背中・・・体中をボディタッチする。彼らも仕事とは言え、何もしていない、仕事帰りで帰宅途中の一般市民をつかまえて、ここまですることは、果たして許されるのだろうか。最後に、私は警官に警察手帳の提示を求めたが、そのボディタッチをした警官は、なかなか応じてくれない。警察手帳の提示も、2度お願いしてやっと見せてもらった。しかし、こんな人たちのために納税していると考えると、本当に嫌になってくる。
2009/10/30
しかし、今回のインフルエンザはすごい。学級閉鎖、学年閉鎖、学校閉鎖…。うちの地区も例外ではなく、うちに在籍する7つの各学校が順番に学級(あるいは学年、学校)閉鎖に追い込まれている。塾は休みにしなくてよかった。仮に塾も休みにしていたら、9月末から11月上旬まで、どこかの学校が閉鎖している状態になり、ずっと休むことになる。そうすると塾の場合、文字通り「閉鎖」になる可能性もある。危なかった…ところで、インフルエンザの欠席連絡を頂く際に、「先生にうつしてないか心配です」「子どもが、先生にうつしちゃったかもしれない、と言ってます。」などと言って頂くことがある。そんな皆さんに格言を。「赤虎は風邪ひかない」
2009/10/30
一応・12球団どこでもOK・球拾いでもグランド整備でも何でもやりますという謙虚な姿勢で待っていたが、今年も声がかからなかった…なお、高校3年時は「阪神1本」大学卒業時は「阪神または在京セ」(←女子アナと出会えそうなだけに)だったので、自分としてはかなり妥協しているのだが…ちなみに、僕の通算打率は4割である。しかもセンス○でチャンス○だ。(←ロックオンしてるだけに)というわけで明日からも塾の仕事を頑張ろう!江川、元木、小池、長野を超える多浪生「赤虎」の日記来年こそは!
2009/10/30
本日も比例と反比例の続き。理解力はあるのだが、スピード感に欠ける中1生たち。ノートに座標軸を写し、綺麗にグラフを書いて、とても芸術的なノートを作っている。一つひとつ分かる数字からグラフに記入していき、分からない座標を文字で置くことにも少しずつ慣れてきた感がある。しかし、やはりスピードが・・・(笑) ちょっと次回はノートに演習させるのをいったん止め、計算用紙に時間制限付きで解かせる訓練をしてみようと思う。 ちなみに本日解いた問題は、新中問のP108~110。3番、7番、9番のみ。しかし、この3題に関しては、きちんと理解し、自力で解けるようになっている。頭の使い方は大変良い。中点座標の出し方も、平行四辺形の対角線が中点で交わることもしっかり理解できている。とにかく課題はスピードだろう。 宿題は、新しい問題は出さなかった。新中問の残りの問題や、新中問演習編から出すことも考えたが、とにかく中1段階では上記の3題をきちんと解けることが大切だと考え、自宅で復習2回を指示。また、同じ問題を繰り返し解かせることにより、スピードアップを図る狙いもある。 次回は、今日の内容で小テストを行い、比例・反比例はいったん終了とする。 中1は、春からここまでで、「正負の計算」、「文字式と一次方程式の区別」、「方程式の文章題」、「比例・反比例の応用」という「4つの山」を越えることができた。次回以降は、反復による定着作業に入る。むやみに進めるよりは、「やったことは確実に」の精神が何よりも大切。今後混乱が起こらないように、きちんと見ていきたい。
2009/10/28
11月のテスト対策期間のことを考えていたら、ふと気が付いた。塾定員まで残り1名だった。中3は満席。中1&中2も、残り1席で満席である。(←超ちっちゃい塾なんで) 11月は、2学期制も3学期制も全てのテスト期間が1カ所に集中する。ここで全生徒が塾に来ると、残り座席が1つしかないことに今気が付いた。 もの凄い人口密度になりそうだ・・・。自転車も駐輪場に入りきらないかもしれない。 ちょっと対策を練らなければ・・・あとは準備も入念にしておこう。
2009/10/28
中3国語は、都立向けの小説対策および記述問題分析。小説は、前書きが全体を支配することを入念に説明。その支配は、選択肢にまで及ぶ。いかに客観的に解答を出すかをゆっくり説明した。記述問題は、基本的に減点法である場合が多いので、その採点基準(私の推測)を提示し、いかに減点されない答案を作るかを解説。と言っても、今回が初めてなので、まだまだ不慣れ。今後、記述問題を繰り返す中で徐々に完成の域に持っていく。また、生徒たちの答案をコピーし、全員でそれを採点するといういつもの方法も用いていく。 数学は、相似の応用。学校ワークや塾用テキストの解答は、生徒たちが使いこなせないレベルの解答がほとんど。シンプルでもなく、エレガントでもなく、難しい解き方を難しく解説している。授業では、全て生徒たちが自力で解けるような形で、解答を提示。大きく分ければ、やることは2つ。そして使用する基本構図は5個前後。このことを徹底的に理解してもらった。ただ、類題演習がまだまだ不足しているので、自力で出来る段階までには達していない。ここをクリアーできれば、おそらく数学偏差値は65前後は行くと思っている。 英語は、長文読解の続き。スラッシュを入れて読んでいく方法と英問英答の解法には徐々に慣れてきた感がある。正答率も上がってきた。英作文については、まだまだ変な文を作る子もいるが、大方まともになってきた。あとは、細かい点を修正するのみ。 ところで、英語に関しては先日のWもぎで、早速偏差値を10上げてきた子がいた。早くも効果が現れた様子。今後もどんどん偏差値を上げ、塾内平均60以上を目指していく。 さて、これから国語の確認テストと英作文の確認テストを作成して帰宅する。
2009/10/27
大学時代、僕の友人でとにかく彼女が欲しくてたまらないのだが、もてない男がいた。連日合コンに行くが、どうしても彼女ができない。仕方なく、友人たちが紹介をするのだが、今度はその男の方が「僕の好みじゃない」と言い出す始末。 彼の会話は、とにかく女性のことばかり。そして、10分に1回、「彼女欲しいー」と叫ぶ。憲法総論のテキストにも「彼女欲しい」と書いてあった。 彼に聞いてみた。「今まで何人に告白して、どのくらいの人からOKもらったの?」と。確か、高校時代から通算で20人くらいに告白して、2名と付き合ったことがあるという話だった。そこで私は次のようなアドバイスをした。「ってことはだよ、確率的には10%の確率で告白が成功するということだよね。だったら、今日から10人に告白してみれば?1人くらい上手くいくかもよ。」と すると彼は目を輝かせながら「そっか~!」と行って、大学を飛び出していった。 彼はその日から10人の女性に告白を始めた。同じ大学、サークル、バイト先、早稲田から高田馬場に行く途中にあるコンビニの店員、高田馬場のビリヤード店の店員、キヨスクの店員、早稲田大学前にあるシャノアールのウエイトレスなどなど。 数打ちゃ当たるとはよく言ったもので、彼はサ○クスでバイトしていた女子高生を付き合うことになった。まあ、女子高生から見れば、大学生なんて大人に見えるから(笑)(その後、すぐ振られたけど) 彼の名前はTくん。その後の消息は不明である。 ところで、Tくんのようなプロ野球チームが、どこかの国に存在するらしい。やはりTというチームのようだ。オフシーズンになると、毎年主役になる。アレも欲しい、コレも欲しいと、もういろんな人に声をかける。それにしても、数打ちゃ当たるとはよく言ったものである。
2009/10/27
学習面において、塾と学校の最大の違いを1つあげると、それは「定着の作業」があるかないかであろう。学校では、1クラス40名の生徒たちの宿題を管理するのは大変難しい。そこで、定期試験ごとにワークを提出させたり、定期試験によって定着度を図ったりすることで成績を付けている。実際に話を聞いてみても、普段はほとんど宿題が出ていないようだ。春先の段階では宿題を出していた学校の先生も、おそらく管理ができなくなった(面倒になった)のだろう、2学期からはほとんど宿題を出していない模様。 一方、塾は定着のための時間が何よりも大切。その結果、各塾で工夫をこらしながら定着作業を行っている。解説する内容を絞りに絞って授業を演習中心にしている塾もあれば、宿題を大量に出して自宅での定着作業を課す塾もある。また、毎回授業ごとに確認テストを行い、前回内容の定着を確認する塾もあれば、その日の授業後にその日やった内容を復習させてから帰宅させる塾もある。定着のための形態は、塾により様々である。 うちの塾は、宿題と確認テストの2本柱である。授業内でも出来る限り「演習タイム」を設けているが、次の授業までに忘れないよう宿題と確認テストは、毎回出すように心がけている。 その確認テストであるが、なるべくB5一枚程度にまとめることが大切である。ビジネス書を読んでいても、「上司への報告はA4一枚にまとめるべき」という言葉を見かけるが、塾の確認テストもB5一枚にまとめるのが私の好みである。 まず、前回の授業内容のエッセンスを一枚にまとめることが出来れば、その1枚が解ければ、生徒たちは前回内容の要点をしっかりマスターしていることになる。 また、授業をする講師側も、その一枚のテストを出来るようにすることが本日の授業の目標になるので、無駄のない重要ポイントに絞った解説が可能になる。 さらに、前回内容の重要ポイントを1枚にまとめておけば、欠席者への補習も行いやすい。今回のようにインフルエンザが流行している時期は、多いときは半分以上の生徒が欠席する。その全ての生徒に、今日の授業でやったことと同内容の「欠席補習」「欠席者補講」を丸々行うことは物理的に不可能である。(個人塾では)だが、前回の授業内容を1枚にまとめておけば、要はその一枚を出来るようにさせてあげれば、前回分の欠席補習が終了することになる。もちろん、出席していた子よりも問題演習量は減るが、それは自宅学習として課題を出せば解決する。このように、確認テストをB5一枚にまとめておくことは、欠席者の補習という側面からも非常に有効である。 もう1つ付け加えれば、そうした確認テストを1年分一気に解く機会を3月などに設ければ、1年分の総復習が可能になる。 以上のような観点から、私は確認テストはなるべくB5一枚にまとめるように努力している。逆に、授業内容がB5一枚に収まりきらないようであれば、それはその日の授業内容が「欲張りすぎている」ことの目安にもなる。プロ講師がB5一枚にまとめられないことを、生徒たちが1回の授業で消化することは大変難しい。しかも、1日に2教科も3教科もやっている塾ならなおさらである。(学力の高い子を除く)生徒たちが消化不良を起こしている単元を振り返ってみると、意外と講師側が授業内容を欲張りすぎていたことが原因になっている場合が多い。 つまり、確認テストをB5一枚にまとめるということは、授業の到達目標・獲得目標を定めていることにほかならない。ちなみに、B5一枚と言っても、フォントを超小さくして、ぎっしり詰め込むわけではありません(笑)
2009/10/27
成績の悪い子は、足を引きずりながら歩く子が多い。靴のかかとを踏みながら歩く子もいる。靴と地面が擦れる音を立てながら歩く子で、成績の良い子を見たことがない。そもそもが、足裏と地面が擦れる音が聞こえるということは、それだけダラダラ歩いているわけで、そのまま机に座ってもダラダラした気持ちのまま勉強に入ることになる。歩き方は非常に大切である。
2009/10/26
大手塾や個別指導塾では、「成績が上がらない」というクレームが度々ある。実際、大手塾の場合、上位20%程度の子しか成績が上がらないのだから、残り80%は何らかの形で、今の成績に不満を持っている層であろう。塾に通えば成績が上がるというのは一部の子だけであり、多くの子は現在の成績を維持するだけで精一杯というのが、ココ東京の大手塾の現状である。 そもそも、これだけみんながみんな塾に通っている都市部においては、塾通いしている子全員の成績が上がるということはない。絶対評価と言っても、結局は相対評価的になっている現状では、塾通いにより全体の底上げがなされているだけで、順位的な逆転はそう頻繁には起こらない。 ところで私は、学校成績が上がらないという場合、基本的には学校の責任の方が大きいと思っている。「週5日、1日5時間以上」も生徒を拘束し、それぞれの専門科目の教諭が授業を行っている。それなのに勉強ができるようにならないのだ。どう考えても、指導力か授業システムに問題があると思う。しかし、子どもの点数が悪い場合、学校側に「なぜうちの子の勉強ができるようにならないのですか。」というクレームを言う人はほとんどいないだろう。逆に、テストの点数が悪い場合、塾に対してクレームを言うのが一般的になっている。 個別指導塾なんかだと、週1回90分くらいしか指導できないのだが、それでテストの点数が悪ければ、それは学校のせいではなく、塾のせいである。これは、おそらく「自分自身の財布からお金を出している感覚」が、塾の方が強いからだろうと思う。実際は、学校にも税金という形でお金を支払っているのだが、実感としては「無料で教育を受けている感」が強い。そのため、塾に対しては、「お金を払ってるんだから、結果を出してよ」という感想を抱くが学校に対しては、「まあ、無料だし、義務教育だし、いいか。」という感覚になるのも無理はない。 さて、ここで高校の実質無償化である。 今までなら、私立高校に年数十万単位のお金を授業料として振り込んでいたものが、もし無料になったら、「タダだからいいや。」感が高校でも強くなることは言うまでもないだろう。「高い授業料を払っているんだから勉強しなさい。」という感覚が鈍ってくるのだ。 こうなったら、税金の無駄遣い以外の何ものでもない。子どものいない家庭の人も税金を支払っている。その血税で学校に通っているのに、授業も聞かず、全く勉強しないのであれば、それは税金の無駄である。 そこで、高校の授業料を無償化する場合は、交換条件として学校の定期試験で赤点を取った場合は、授業料を支払うとか、留年した場合は社会福祉活動を強制化するなどの措置をとってはどうだろうか(笑)。 まあ、そんなことは実現するはずもないだろうが、民主党は今の高校生がどれだけ勉強していないのか、一度調査すべきである。この現状で授業料だけを無償化しても、将来我が国の財産になるほど、子どもたちは勉強してくれないと、個人的には思っている。 関連:学校はタダではない
2009/10/25
本日の中3社会は、テーマ史のなかの「政治史」。日本史の流れを90分間でまとめた。昨年、大変評判が良く、この授業の後に「歴史が分かった」「流れが分かった」「全体像が掴めた」「偏差値が上がった」という声を聞いたので、今年も行うことにした。プリントを穴埋めしながら、板書で講義した。今年の生徒たちも、おそらく歴史の全体像および因果関係が掴めたことだと思う。すべてに理由や関連があり、そこを理解してもらったので、今後は今まで以上に暗記がしやすくなることだろう。1年間の社会科授業の中で最も大切な日であり、この授業だけでも外部から受ける価値があると思っている。ただ、残念ながらインフルエンザで2名が欠席。普段とても頑張っている2人だったので、どこかで補習しようと思う。本当に今日の授業を受けているか受けていないかで、偏差値が5くらい変わってくると思うからである。 中3理科は、本日で天体終了。金星も簡略化して、手書きプリントで指導した。B5一枚であるが、これだけ覚えておけば金星関連の入試問題は解ける。ただ、残念ながらインフルエンザで2名が欠席。普段とても頑張っている2人だったので、どこかで補習しようと思う。(←いや、さっき書いたから!) 中1数学は、比例の応用。三角形の面積をやった。長さを求める時は、座標の目盛りを数えるやり方ではなく、後々のことも考え、計算式で出させる訓練。ただ、中1の子たちは、丁寧で頭のよい子ばかりなのだが、作業スピードが大変ゆっくりのため、問題数はあまり進まなかった。課題はスピードであろう。 中1英語は、3単現のSと疑問詞を混ぜた練習。若干混乱が見られ始めたので、次回以降さらに復習を重ねていく。 ところで、今月も多くの教材を衝動買いした。 上記2冊は、最終盤での採用を検討中。「ちょっとむずかしい数学」は、タイトルの「ちょっとむずかしい」がどの程度の難度か気になったので衝動買い。その結果・・・ふむふむ・・・(←読んでる)ふむふむ・・・(←読んでる)・・・・・・お~ちょっとむずかしい! ホントにちょっと難しい。 都立入試よりはレベルが高め。かといって、自校作成ほどのレベルはない。ちょうど、公立高校を受験する子が滑り止めで私立を併願受験することがあるが、その併願受験の問題レベルという感じ(SS55~60程度)まさに「ちょっとむずかしい」というタイトル通りのテキストだった。 もう1つの理科「計算ワーク」は、I社の「理科計算トレーニング」とは単元構成が異なるが、レイアウトの見やすさや取り組みやすさは、こちらの方が上。また、今後の移行措置内容が含まれているのもいい。(フックの法則や仕事など)さて、これも採用に悩むところである。最終盤の方針をきっちり練っておこう。
2009/10/24
かっこいいタイトルが出来た(登録したのをすっかり忘れていたブログ村用)。本文はいつか・・・ちょっと触りだけ。著作権問題は、法律論だけで考えてはいけない問題だと思う。そりゃあ法律論でいけば、テキストに文章を掲載するのは禁止だろう。議論の余地もない。それで終了。だが、そんな狭い観点から全ての物事を考えていては、国家の重大プロジェクトである「教育問題」「国語力低下問題」を解決することはできない。作家個人の利益は最大限に尊重すべきだが、作家個人の利益と国の教育問題を天秤にかけた場合、優先されるべきは、果たして著作権なのか、あるいは教育なのか。声の教育社の訴訟に関しても、論客の中に法律論者ばかりが集まっていては、それは教育側は負けてしまうだろう。だが、教育問題は民主党のマニフェストに掲げられている重要な問題である。それを著作権法という法律論だけで、一刀両断していては、この国の教育も、行く先は暗いと思っている。一連の著作権問題からは、教育論が抜け落ちている。 (うお~!!!!足つったーーー)子どもたちから、「文章を客観的に読み、それに答える」という貴重な機会を奪ってしまっている。非常に大切な、そして将来に渡って子どもたちの強い力となる機会を・・・入試問題や塾の問題集を解いたのをきっかけに、その作家や本に興味を持つ子どもだっている。著作権問題はそうした機会までも奪ってしまっている。だいたい、今の子どもたちから入試問題をとりあげてしまったら、彼らは小説や論説文など読まなくなるのは明白である。ケータイ小説やネットやドラマというメディアの方が、子どもには魅力的なのだから。つまり、著作権を優先して、問題集や過去問から文章を削除していけば、それは結局作家自身の生活を苦しめることにだってなりかねない。その辺りのことも考慮し、著作権問題は法律論からだけでなく、「教育論」も加味した形で妥協案を模索してほしい。現場からの強い要望である。 「法治主義」と「法の支配」(実質的法治主義)。現在の日本はどちらなのであろうか。法律万能主義に陥っていないのだろうか。立法、立法、立法。そして、また立法。本来、国民の代表者が集まっている所で出来た法律が、国民を苦しめているという矛盾。現代政治の問題点である。
2009/10/24
お~!何かかっこいいタイトルが出来た。本文なし。
2009/10/23
自分へのメモ…一応記録…
2009/10/23
絶対無理だ~(^o^)/JINのビデオ見てから寝よっ(日曜ドラマJIN。かなり面白いです。)
2009/10/22
中学3年生は、前回で文法事項を一通り終え、本日から長文に入った。ちょっと遅いペースではあるが、都立受験は内申点が3~4割入るため、中学校のテスト対策期間は受験内容を進めることが難しい。そのため、例年(と言っても、開校2年目だが)この時期から長文対策に入る。しかし、私はこの時期からの長文対策はむしろ良いことだと考えている。受験が近づき、長文問題や模試の偏差値を上げることに対して、モチベーションが上がってくる時期だからである。うちのような選抜テストを課していない塾、それも少しだけ厳しいということを謳っている塾の場合、どうしても自律的に勉強に立ち向かえない子が多い。それに頑張りたいという気持ちがあっても、実際に頑張れない(行動に移せない)ということは、中学生には多々ある。これは、何も勉強が苦手な子に限らず、5科目400点以上、偏差値55~60前後の子にだって、あり得ることである。そうした子たちも、8月から10月上旬にかけ、対外試合(模試)で長文が読めないことに気づき、次第に焦りを感じてくる。「どうしたら長文が読めるようになるのか。」「どうしたら偏差値が上げられるのか。」そんな気持ちが、本人たちの中から沸々とわき上がってくる時期。それが今であり、そうした時期に長文問題に入るというのは、時期的にはなかなか適していると考えている。碎啄同機(←楽天ブログでは「さい」という字が出ないので、当て字です)とでも言えばいいのだろうか。今日がまさにそんな日である。実際、長文授業の初日は、毎回説明過多になる傾向があるのだが、今日は全員が熱心に板書をとり、集中して授業を受けられていた。 英語長文の仕組み(参考図書「英語小論文の書き方」)を説明し、その後、スラッシュリーディングとパラグラフリーディングというものの簡単な説明。1番長い文を取り上げ、精読の方法(とりわけ等位接続詞の構造、同型反復)についても解説した。その後、実際に長文問題に当たってもらう。 指示語のThisの指す内容などでは、なぜ前文のVの後が解答になるのか、情報構造の視点から解説。整序問題では、日本訳がない場合の対処法も指導した。実際、この時期から英語は偏差値が10~15上がるケースもあるので、今後の展開が楽しみである。 授業後は、「英語の授業楽しかった。」と普段数学では苦しんでいる(笑)女の子が話していた。 さて、英語は入試演習に入った。次回は、国語が年間カリキュラムを修了し、いよいよその次からは入試演習に入っていく。授業も段々面白くなってきた。
2009/10/20
「1日何時間勉強すればいいですか。」今年もそろそろこの質問が受験生から発せられる時期になった。もちろん、答えは「そんなこと分からない。」である。目標は各自異なるし、現在の実力と志望校との差も各人で違いがある。そんな一人ひとりが個別の事情を抱えた中で、「1日に○時間勉強すれば大丈夫」という回答が出せるはずもない。しかし、受験生は不安であり、上記の質問をついつい先生にしてしまう。実際、自分も大学受験の時は、予備校の先生に質問したことがある(笑)(今考えると、予備校の先生方は優しかったな~。) そもそも、作業スピードや理解度にだって個人差があるのだから、「1日何時間勉強すれば・・・」なんて、答えが永久に出ない難問である。100題の問題を1時間で解いてしまう子もいれば、同じ100題を1週間かけないと解けない子もいる。実際、そうした理解力や作業スピードの差は、中2を過ぎると埋められない位に広がってくる。たとえば、今年の夏期講習でのこと。私は、ある課題を4:30頃に中3生に出した。終了したものから帰宅して良いという課題である。一番早い子は5:00に終えた。つまり、30分で終えてしまった。一方、最も遅い子は夜中の11:30までかかった。一番速い子が30分を終えられる量を、ある子は7時間かけてやっと終えたのである。こうした作業スピードや理解力の差、あるいは科目間の得意不得意を考慮に入れないで、1日何時間勉強すればいいのかなんて分からない。もっと言ってしまえば、今日から受験当日までずっと遊んでいても合格する子もいれば、おそらく受験当日まで毎日24時間、一睡もしないで勉強しても、おそらく合格できない子もいる。(経済的な理由で、もしどうしても公立高校に入りたい場合は、当然志望校を変更する必要もあるだろう。)そうであるから、「1日何時間勉強すれば・・・」という質問は、愚問の最たるものである。 よくよく考えてみると、日本人はこうした「1日○○時間」や「○○には○分」というような「時間による基準決め」が好きな国民性なのかもしれない。 典型的なのは「歯磨き3分」である。あの「歯磨き3分」も、よく考えてみれば何の根拠もない数字だ。ダラダラ磨いていれば、たとえ3分経過しても、隅々まで磨くことはできない。しかし、高橋名人のようなもの凄い素早い動きで磨けば、もしかしたら1分でも歯垢や歯石は完璧に取れてしまうかもしれない。こうした例は他にもたくさんある。問題は時間ではなく、ノルマを終わらせることなのであるが、どうしても時間基準で物事を考える子が多い。 私は、この理由の1つとして、日本の学校教育があると考えている。各中学校で配られるテスト前の計画表なんかも、大体「時間」を基準に立てるようになっている。すると生徒たちは、数学8時間、英語8時間、社会8時間・・・と適当に時間配分していく。もしかしたら、今回の試験範囲は、数学の勉強に8時間も必要ないかもしれない。もしかしたら、英語が苦手だから12時間くらい勉強しなければならないのかもしれない。しかし、学校で配られる計画表や生徒の立てる計画表には、そうした観点が抜けている。この理由の1つは、中学校の先生が、「時間割」に基づいて仕事をしているからだと想像している。一般の企業であれば、仕事が次から次へ割り込んでくる。急にアポなしの営業やお客さまに対応する必要もある。朝令暮改なんてざら。朝言われた状況が、昼には変化していることもある。 しかし、学校の先生は、常に時間割通りに動いていれば、1年間のほとんどの日は問題ない。英語の時間に急にお客さんが来たり、数学の時間にいきなりアポなしで理科の授業が割り込むこともない。そうした先生方の下で育つ生徒は、やはり中学を卒業するまでは、「時間」で物事も考えようとする。それではダメだと気づくのは、大学か、あるいは就職してからだろう。 時間は確かに大事な要素であるが、もっと大切なことはノルマを終わらせること。「何時間勉強すれば・・・」ではなく、受験までにやるべきことを書き出し、それを片っ端から消していくという観点も必要であろう。
2009/10/20
毎日楽しくて仕方がない。本当に毎日が楽しい。何と言うか、充実しているというか生徒の成績や偏差値がどうやったら上がるのか、いろいろ考えたり入試問題を研究したりそんな毎日がが楽しくて仕方ないのだ。好きなことをやらせて頂いているわけだし。生徒や保護者の期待に少しでも応えられるように奮闘することに大きなやりがいを感じるし子どもたちが日々成長していく現場で過ごしている幸せも感じている。ただ、もしかしたら、それは自分自身が停滞する予兆なのかもしれないと感じ始めた。話は変わるが、フリーターの知り合いや友人が何人かいた。みんな今は就職してるが彼らが口を揃えて言うのはフリーター生活が楽しくて、フリーターという立場から抜けられなかったということだ。具体的に何が楽しいかと聞くと、それは「自由きままなところだ」と言う。僕の場合は、それとはちょっと違うんだけど毎日毎日自分の塾で、自分の好きなように指導して、自分の好きな方針で経営して、とても楽しい時間を過ごしているのって本質的には自由の持つ楽しさなのかもしれない。実際、以前の塾時代に夢見ていた生活を実現しつつある。でも、それって成長が止まる第一歩のような気も一方でしている。人が成長するためには、自由ではなく、制約や不自由さも時に必要だと思うのだ。自分自身を今一度厳しい状況に置き次のステージへ踏み出すことも必要なのかもしれない。そんなことを感じた1日であった。立ち止まっている楽しさよりも立ち向かっていく楽しさ(厳しさ)を選びたい。 そんな気がした15の夜(サバ読み過ぎ)
2009/10/20
11月の定期試験は、2学期制の中学も3学期制の中学も、時期が一致する。その定期試験明けから1月までのカリキュラムを立てていた。中一から中三まで全ての授業回数を割り出し、全科目の毎回のノルマを決めた。4時間半かかった。結果…全学年全科目余裕(^o^)/じっくり進められる。学校に追い抜かれる心配もない。後は毎日の授業を一所懸命やるだけ。じっくり進め、生徒一人ひとりをきちんと見ていこうと思う。毎回の授業準備をしっかりやりたい。ちなみに、僕の場合、毎日の授業準備(予習やプリント作成や確認テスト作成)は平均6時間程度。TOMA先生には負けてしまう(涙)それ以外の時間は大学受験英語や現代文の研究および都内私立高校入試の研究を行っている。(最近事務仕事が多く、あまり出来てないが…)とにかくカリキュラム作成が完了。今から明日からの授業準備に入る。
2009/10/19
◆本日は午前中、入試資料の整理&勉強。塾の仕事は、学科の勉強だけでなく、入試制度の勉強も欠かせない。それは、弁護士や税理士さんが、日々新しい法律が出来ているので、勉強が欠かせないのと同様、塾として鮮度ある情報を生徒に提供するために大切な仕事。もちろん、法律の勉強に比べれば些細なことであり、難しくもなく、時間も大してかからないが、こうした些細なことこそが仕事には必要であると感じている。 ◆午後は、入塾面談。なぜかここに来て動きがある。先週は2名の入塾があったが、1名は以前のチラシを保存されていた方、もうお一方は内部生の紹介。本日の方は、私のHPを見てのお問い合わせ。ちなみに、先週の月曜日、友人と飲んだのだが、その友人の1人(大企業横河電機でパソコン関係の仕事をしている方)に「お前のHPどうにかならないの?手作り感丸出しだし、構成がめちゃくちゃ。見づらい。」と一刀両断にされたのだが(笑)、本日はそのHPをご覧になった方からお問い合わせがあり、ちょっと恥ずかしかった。何でも国語専門の塾を探しているようで、ネットを検索していたら、うちにたどり着いたとのこと。当塾の国語の指導法を見てもらうために、実際にテキストを使用し2題ほど解法してみせた。おそらくであるが、気に入ってもらえたとは思う。国語の指導だけは、全国どこにも(←ウソ)、市内のどの塾にも負けない自信がある。ただ、やはり偏差値が上がる期間には個人差があるので、そこが自分自身の課題。もっと研究を重ねる必要性が大。 ◆夕方からは、中3生対象の数学の授業。相似、角の二等分線、メネラウスなどを指導した。まだ応用問題には入っておらず、あくまでも基本構図の理解と定着を行っている段階。次回と次々回で基本構図は終了し、その後応用に入っていく。応用問題も全て基本の積み重ねであり、自分自身の知っている型に落とし込むことがポイントになる。そのためには、補助線の入れ方にも一定のパターンがあるので、そこらあたりも指導したい。授業の最後には、「よーく復習しといてね。」・・・なんて言うはずもなく、 「いいか、みんな!明日学校に行ったら、 ・メネラウスの定理とか超むずいんだけど~・重心の問題とチェバの定理の見極め方が分かった気がする・方べきの定理とアルハゼンの定理って、ごっちゃになりやすいよね~ ってクラスで叫べ、わめけ。そしたら、何となく格好いい感じがするから!」と言って授業を締めたことは言うまでもない。(いいのか、そんなんで!)
2009/10/18
本日の中1授業の前。早めに来た男子二人と語っていた。赤虎「将来はどう生きていきたいの?夢とか野望とかある?」A「とりあえず、休みは週休2日欲しい。あとはお盆と正月とGWは休みたい。」赤虎「他には。どんな仕事したいの?」A&B「仕事は何でもいい。とりあえず休みが大切。」赤虎「お金は?」A「暮らしていければいい。」B「僕も暮らしていければいい。お金持ちにはなりたくない。億万長者とか超金持ちならなってもいいけど、中途半端なお金持ちは逆にいろいろ大変なことが多そう。」赤虎「なんで?」B「中途半端なお金持ちだと執事も雇えないし、仕事が忙しいし、遊べない。超お金持ちだったら、執事を雇える。だから、お金はあまりいらない。暮らせればいい。」赤虎「結婚は?」A「早めにしたい。」B「僕も大学を卒業したら、すぐに結婚したい」赤虎「なんで」A「親が歳をとっていると子どもがかわいそうだから。」B「そうそう。親が歳をとっていると何か嫌。それに気が付くのが12歳くらいだから、そういうのを子どもに感じさせたくない。」赤虎「12歳くらいで気づくの(笑)?」B「うん。そこら辺の若いお母さん同士で話している時に、自分のお母さんだけおばちゃんだと、何か悲しくなってくる。」A「そうそう。だから、25位で結婚したい。」赤虎「じゃあ、先生は今から子ども生んだらヤバイよね」B「早くした方がいいですよ。」 そこに女子が登場。 赤虎「・・・というわけで、AくんもBくんも、休みがあれば、お金もいらないっていうんだけど、Cさんは?」Cさん「暮らしていければいい。年収400~500あれば大丈夫。」 赤虎「みんな夢とかないの?」ABC「結婚して暮らしていければいい。」 というわけで、日本の中流意識の高さを肌で感じた1日であった。 今日の授業は比例反比例と3単現のS反比例のグラフが何となく寂しげに見えたのは気のせいだろうか。
2009/10/17
まずは下のスポーツ新聞各社の飛ばし記事阪神、ヤンキース・松井秀の調査は続行 http://www.sanspo.com/baseball/news/091014/bsb0910141009011-n1.htm虎・真弓監督、バーンサイドら先発獲り訴え http://www.sanspo.com/baseball/news/091014/bsb0910140504006-n1.htm真弓監督、トレードで新垣&俊介の獲得狙う http://hochi.yomiuri.co.jp/baseball/npb/news/20091013-OHT1T00221.htm阪神、G.G.佐藤トレード獲得申し入れへ http://www.sanspo.com/baseball/news/091014/bsb0910140504008-n2.htm右の柱が欲しい阪神 FA小林宏に興味津々 http://www.sponichi.co.jp/baseball/special/2009npb/tigers/KFullNormal20091012038.html阪神の新助っ人、ソーントンらリストアップ http://www.sanspo.com/baseball/news/091007/bsb0910071041011-n1.htm虎 新外国人候補に「韓国の4番」調査へ http://www.daily.co.jp/tigers/2009/08/18/0002245709.shtml阪神、今オフFA濃厚のロッテ・橋本将に興味 http://www.sanspo.com/baseball/news/091009/bsb0910090503009-n1.htm阪神がFA補強、藤井、小林宏ら有力 http://www.nikkansports.com/baseball/news/p-bb-tp0-20091014-555460.html 阪神がトレード補強へ出血覚悟!林&福原放出へ中日・山井大介投手の獲得に乗り出す http://www.sanspo.com/baseball/news/091011/bsb0910110504001-n2.htm 阪神、マリナーズ・城島獲得に動く…年俸5億円超 http://www.sponichi.co.jp/osaka/base/200910/15/base224752.html 一体このチームは何がやりたいのだろう(笑)?これが全部実現したら、それは何てチーム名になるのか?それと、スポーツ新聞各社も、あまり虎ファンを刺激するのはやめてください。 いずれにしても、阪神電鉄は、塾業界だけには絶対に進出していはいけないということがよく分かる。(でも、ファンをやめられないという・・・)
2009/10/15
ある なし小平高校 小平南高校三鷹高校 武蔵野北高校国立高校 西高校立川高校 北多摩高校保谷高校 東大和南高校国分寺高校 小金井北高校田無高校 久留米西高校東村山高校 東村山西高校鷺宮高校 竹早高校新宿高校 八王子東高校両国高校 武蔵高校 昨日の中3授業後、即席でこんなクイズを作って遊んでいた。上記の高校名は全て都立高校。 ちなみに生徒たちは誰1人答えが分からなかった。やはり中学生の行動範囲ってまだまだ小さいんだな~と思った瞬間
2009/10/14
「時間を守る」「遅刻をしない」ということは非常に大切なことだと思っている。1,2年前のブログでも書いたのだが、携帯電話の発達でとにかく時間にルーズな人が増えたように感じている。いつでも連絡を取れる気軽さからだろうか、「○時頃に新宿で待ち合わせしよう。着いたら電話して。」という約束のやりとりが頻繁になされている。うちの塾生でも時間を守れない子が多かった。しかし、たとえ1分でも遅刻すると私に叱られるので、塾生は次第に時間を守るようになる。夏から入ってきたある新入生は、時間にルーズであった。本人には遅刻している自覚はないのだが、30秒から1分程度遅れることがままある。つまり、ギリギリ(ちょうどぴったし)に塾にやってくるのだ。そのたびに私に叱られ、時に怒鳴られるのだが、どうしても直らない。本人曰く「間に合っている」と言うのだ。しかし、うちの時計は、セイコーの電波時計なので、超正確。そこで、電波時計の仕組みをそれはそれは詳しく説明し、「超~正確なんだから、これで30秒遅刻しているってことは、もう絶対遅刻なんよー!今回は俺の勝ち~!お前の負け~!」みたいな形で指導を重ねてきた。まあ国によっては、ぴったり到着で良い場合もあるし、むしろ5分程度遅れて行くことがマナーになっている国もある。しかし、今後も日本で暮らしていくのならそれは許されない。「お前は日本で暮らしたいのか、それともオーストラリアで暮らしたいのか、今すぐ選べ!」と二択問題を出したりもした。(彼女が「オーストラリアで暮らしたい」と言ったのは言うまでもありません、はい)今日、その子は自習に来ると電話をしてきた。(←ちなみにテスト前である)私が「何時に来る?」と聞くと「7時頃行きます。」という返事。私「あのね・・・。頃って約束の仕方はないの!頃って・・・。家だとダラダラしちゃうから、ちゃんと時間を決めて、その時間に間に合うように来なさい。」すると生徒は「では、7時15分に行きます。」と返事をし、電話を切った。そして、彼女は7時20分に来た今日は正規の授業がないので、その場で帰宅させた。「もう帰りなさい。約束の時間は過ぎてるから。」その後、自宅に電話し、お母様に事情を説明し、その後彼女本人とも話した。やっと分かってくれたようである(笑)時間を守ることは大切である。待つ人はずっと待つ。世の中には、友人が遅刻した場合に、ハチ公前で2時間でも3時間でも待つ人がいる。本当にどんなことがあっても帰らない人はいるのだ。そういう人を待たせるというのは、友人として大変罪深いことであるということ、世の中にはメロスを待つセリヌンティウスのような人がたくさんいること、それが中学段階で分かってくれただけでも良かったのではないかと思っている。(それでも明日遅刻したら、大物認定!)(あるいは別の問題を抱えている場合もあるので適切な指導が必要)
2009/10/14
いろいろな方のブログを読んで勉強しているが、最近気が付いたことは、自分の過去ブログが最も勉強になるということ。(←すごい傲慢!)もちろん、それは自分のブログの内容がすごいということではない。過去に考えていたことを確認したり、過去と変化している自分を発見したり。また、昔の自分には出来ていたのに、今の自分には出来ていないことも実感できる。 自分自身を振り返ってみると、本来は昔より今の方が成長していなければならないのだろうが、残念ながら後退していると感じる部分もある。 それは成長による後退であり、具体的には授業のわかりやすさという点で言えば、間違いなく現在よりも20代後半の時の方がわかりやすかったと思う。 おそらく中学生くらいの年代から見て、20代後半の僕の授業は、最高のパフォーマンスであった。しかし、僕は勉強した。知識もいろいろ身につけた。20代後半の時の倍くらいは知識が増えたと思う。「簡単に手っ取り早く」教えることによる、その後のデメリットも生で見てきた。 その結果、授業自体は中学生からすると、難しくなったと思う。説明も若干長くなった気がする。それは年齢による影響もあるのかもしれない。 また、スタッフがいないため、今の僕には新人研修をする時間がない。研修は、実は自分自身の再発見にもなるのだが、それがないことも1つの要因かもしれない。 もっともっと自分が成長するために、昔の自分のいい部分は取り入れ、また今日から進化していきたい。 追記ところで、昔のブログを読み返すと途中で終わっているシリーズが多いことに気づく(笑)・桐朋・早実対策シリーズ・個別指導専用教材・就業規則とマニュアル・5つの選択肢・私の考えるプロとは完璧主義でない人・国語力について などなど10くらいあった(笑) 「ハンターハンターの作者かっ!」と突っ込みたくなるような状態。 いずれ書くかもしれません?
2009/10/14
最近全くの睡眠不足。朝6時に塾を出て、自宅で2時間半くらい仮眠して、高校の説明会行って、昼ご飯食べて、自宅で1時間くらい仮眠して、家の仕事して、14時半頃塾に来て、事務やって、授業3~5コマやって、掃除1時間やって、また朝6時まで授業準備して、マジ死にそうだし~マジ疲れるし~マジ西東京市~(←はんにゃの真似。塾の所在地とは何の関係もございません)でもでも、超仕事楽し~い睡眠不足とか全然大したことないし(涙)体力的には超万全だし(涙)生徒たち良い子ばっかりだし(←ここホント)もうやるしかないよね~今中三のプリント作成中…(←「今中さん」のプリントじゃないよ~)真面目な話、最近自分の勉強が出来てない。それは経営の勉強であり、経理の勉強であり、古文漢文英語数学などの勉強であり…とにかく自分の勉強をたくさんしたい。でも今は生徒の成績を上げることが最優先課題。学校成績にとどまらず、広い意味での力をつけたい。さて仕事に戻ります。
2009/10/14
今日は授業がない。業務を済ませ、夜は地元の友人と地元で飲んできた。 大変なことは多いし、正直毎日が勝負ではあるが、こうして好きなことを仕事にしている自分は幸せだと改めて実感した次第。馬鹿話中心であったが、そこから多くのヒントを得ることもできた。 明日からもやることがたくさんある。経営や営業のことも考えねばならないが、まずは教務をしっかり固め、そこから広告宣伝のことを考えても遅くはないと思っている。 今はむやみに宣伝する時機ではではない、と勝手に考えている。まだまだ試したいこと、やってみたいことがたくさんあり、塾生全員に対し、きちんと結果が出せるようになってから経営面に力をいれていきたい。 ただ、経営について1つ考えていることは、早い段階でもう1教室出したいということだ。そのためには、資金はもちろんそうだが、何よりも人材が必要。今年と来年で教務面と経営面を固め、再来年に良い人材があれば採用していきたい。そして、新教室を作れるような態勢を整えたい。 ちなみに新教室を出したら、その教室の長は「塾長」という名前にしたい。教室長ではなく、塾長。僕は、あの「教室長」という軽い感じの響きがあまり好きではないだからだ。(あくまでも個人的な感覚。)だから、絶対に塾長と名付けたい。そして、僕は「代表」と名乗りたい。一度「代表」って名乗ってみたかった。そしたら、ブログの名前も赤虎代表になる。ちなみに現在お酒で酔っているので、このブログの内容は全く気にしないでください。単なる孟宗です。
2009/10/12
書店では、ビジネス書コーナーにたくさんのスペースが割かれている。それだけ仕事をする中で、多くのサラリーマンが困難にぶつかる場面が多いと言うことだろう。 ただ、ビジネス書を読むと、「社会マナー」「時間の使い方」「メモ術・ノート術」「敬語の使い方」「モチベーション関連」「整理術」など様々なものがあるが、これらって、本来中学と高校時代に身につけておくべきものばかりであることに気づく。今月の「プレジデント」では、手帳術が特集されているが、これらのことは優秀な中学生や高校生であれば、すでに受験勉強の段階で身につけている場合が多い。 こうした本が売れるということは、学生時代せっかく受験勉強をする機会に恵まれたのに、その受験勉強から「将来役立つ事務スキル」を身につけられなかった人が意外にも多いということが分かる。受験勉強が受験勉強だけで終わっていたのである。将来に繋がるという視点が少なかっただと思う。 逆側から見れば、ビジネス書は中学生の学習指導に十分利用できるものばかりである。私の塾では、整理術、ノート術、言葉遣い、ほうれんそうなど、会社の新人研修のようなことを授業内で話すことが多い。こうしたことを中学高校時代から身につけていれば、少しは有利になるだろうし、それが学力にも若干影響すると考えているからである。実際、手帳の書き方などを紹介すると、それを実行する生徒は多い。勉強が出来る出来ないも大切なのかもしれないが、こうした事務処理能力も、彼らが社会に出たときにきっと役立ってくれるだろうな~と見守っている。 私も20代後半頃はビジネス書を読みあさった。残念ながら、その経験を経営面に役立てることは出来なったが(笑)、せめて教務の面では有効利用できるように、現在は再度読み直し、整理している最中である。 最近は教務のことしか考えておらず、経営者としては反省の毎日。チラシを作らないとならないのだが、それよりもプリントを作ってしまう自分にカツっ!もっと宣伝・営業を頑張らなくては! さて、中2の証明プリントと中3の長文プリント作ろう。(←改善する気ゼロ)
2009/10/12
中3生で念願の450点を超えた子がいる。今まで410~430あたりをウロチョロしていた子だ。 だが、しかし・・・ 生徒が来るなり「一応、450点取れたんですが、微妙な結果でした・・・」とのこと。 点数を書かせてみると、確かに微妙ではある^^; どの科目も90点台「前半」なのだ。つまり、最悪の場合はオール4になる可能性がある。 中間と期末で、共に95点を超えていると大抵は5をくれるが、92点とか93点とかだと、4がつくことが十分考えられる。しかも、この子の場合は、平常点が低いと予想している(提出物はきちんとやっているが、字があまり上手でないことと、授業中の発言が苦手なタイプであるため) 東京の都立入試では、4と5では、志望校の合格可能性が随分変わってくる。もちろん、最近は当日点:内申の比率が、7:3がほとんどであり、当日の逆転も可能なのであるが、最初の持ち点としては、やはり「5」を取っておいた方が断然有利。 うーん。 一概に450点を目指させるよりは、5科目400点でもいいので、爆発的に取れる科目を作った方がいいような気がしてきた。100点を取るということは難しいので、95点が壁になるのだろう。 対策を考えよう・・・難しい課題だ・・・ しかし、改めて並んだ数字を見ていると、450点ってすごい点数だな~よく頑張った!
2009/10/10
この2日間は、睡眠が3時間程度であることに加え、今日は鼻炎の薬を飲んだために、もの凄い睡魔だった。すいません。あっ・・・ 本日は、夕方は中3生の授業。運動会の中学、中間試験前の中学、授業参観&合唱コンの放課後練習の中学は欠席。しかも、学校説明会で遅刻した子もいたために、授業は進めず、昨夜から準備をしていた模試対策。主に英語長文の読み方と解き方を指導した。とりわけ、解き方に関しては、「これを知っていると知っていないとでは、おそらく偏差値5以上変わってくるよ」と言うと、生徒たちは頷いていた。 英語は今まで文法ばかりやってきた。そのため長文については、まだまだこれから指導していくことがたくさんある。逆に言えば、偏差値の伸びしろは多く残されれている。生徒たちは受験が近づき不安に思っている子も多いだろうが、こちらは「これから偏差値が上がることが分かっている」ので、密かに楽しみにしている。 運動会で欠席した中3生は、夜自習に来た子が1名、打ち上げに行った子が数名という割合。「打ち上げ」という文化はいつから始まったのか分からないが、あれは学校や保護者の中では、容認されているのだろうか。カラオケやお好み焼き屋で中学生だけが夜たまって遊んでいるというのは、個人的にはあまり感心しないが、どうなんだろうか。公園でたまっている中学生もいるし。 (もう1つ。この打ち上げに誘われない子が、必ず存在するという事実も見逃せない) あくまでも中学校と保護者の方はOKならば、全然構わないが、もし学校で禁止されているのであれば、それは行かせるべきではないだろう。 そこで今後、合唱コンや運動会の日は、塾で打ち上げをやらせるというのは、どうだろうか。「駆けつけ3長文→数学一気飲み→まったり国語で語りながら→社会一問一答で3本締め」みたいな・・・そんなことしたら生徒みんな辞めちゃうんで却下・・・
2009/10/10
土曜日の準備が終了した。今日の中3は、国英理の模試解説授業(テスト→解説)。生徒たちから「偏差値をあげたい」という声がチラホラ出てきたのでこのタイミングで模試の対策を行う。中1は「3単現のS」と「反比例」。重要な日だ。それに加え、前回の授業後に「浮力を教えてほしい」という要望が出たので、今日は急遽「浮力」も扱う。こうした要望には即対応していきたい。自分の塾なのでカリキュラムの修正・変更も自由自在だ。そんなわけで、中1「浮力」プリントの準備と中3模試解説授業の予習に時間がかかってしまった。早く寝なくては!
2009/10/10
中2生の中間テストが返却されはじめている。この学校からは2名の生徒が来ているのだが、数学は2人とも90点超え。特に1人の子は、入塾時の点数が46点であったが、今回95点まで上げてきた。しかも平均点が55点での95点だが、これは素晴らしいものがある。 具体的には、新中問を3周し、その後学校のワークを3回転。(←これは、机の上で3回ぐるっと回したわけでなく、3回繰り返したという意味です)今まではここで終了していたが、今回はここでテストを入れた後に、もう1回プリント演習を入れた。ここが大きかったと分析してる。また、レベルも学校のワークや新中問よりも、ワンランク上げた問題に取り組ませた。 次回は一次関数と証明が中心になる。おそらく平均点はガクンと下がるだろうが、この中学の2人には、また90点以上を狙ってもらいたい。実際いけると思っている。
2009/10/09
引越し先も見つからないので、とりあえず資金が貯まるまで引越しは我慢することにした。(隣の件は、とりあえず道路での営業をやめてもらうことで手打ち。今後もいろんな面で詰めていく。)そうなると、そろそろ来年度のことを決めなくてはならない。まずは現中1と現中2生を募集しようと思う。内部生のご紹介とかがあると良いのだが、とりあえずはチラシ作成だな。チラシはチーズ入りで行こうと考えている。あとはキャッチコピー。うちの塾のどの部分をどのように伝えるかをじっくり考えたい。 しかし、そうしたことより何よりもまずは内部生の基礎力強化と偏差値アップ。こっちの方が最優先課題。 当分の間、経営の仕事を2割、教務を8割くらいで考えていくつもり。とにかく、生徒たちの成績を上げたい。偏差値を上げたい。合格してもらいたい。テストの点を上げてもらいたい。そのために出来ることをたくさん考えて、実践していきたいと考えている。
2009/10/08
自分の志望校を漢字で書けない中3生および書けても字が間違ってる中3生→42%おまけこの世に存在しない高校を書いた中3生→1名
2009/10/08
帰るタイミング逃した。まさかの帰れない・・・ すごい暴風雨・・・
2009/10/07
私の周りの少ない事例での判断である。一般化はできないが、勉強の苦手な子、とくに国語が苦手な子の中に、カタカナを読むことを苦手にしている子が多いような気がする。 これは中学生だけではなく、私の周りの友人を見渡しても、中学時代にあまり勉強をしてこなかった友人(地元の元ヤ○キー)などもカタカナが読めないケースが多い。たとえば、お店に入って、商品名が見慣れないカタカナになっている時に、瞬時に判断できないということが頻繁に起こる。エクセルシオールやスタバなどの商品も、たどたどしく読むケースが多い。 うちの塾名もカタカタ表記なのであるが、運送屋さんなどは、まず間違いなく読み間違える。9割以上の確率で言い間違える。 ただ、カタカナを読むことは確かに難しく、カタカナを読む力と国語力を結びつけることは単純にはできない。だが、カタカナを読めないことにより、仕事上のちょっとしたミスが起こる可能性だってある。「ウコンの力」を「ウンコの力」と読んでしまって恥をかくことだってあるかもしれない。 実際、カタカナはドンドン増えていっている。マニフェスト、キャビンアテンダント、スイーツ(笑)、リスペクト、サプライズ。別に日本語でも良いと思うのだが、どういうわけかカタカナを使う人が多い。日本語で言った方が、短く言える表現までがカタカナになっている。スイーツなんて「おやつ」とか「デザート」とか「お菓子」とか「別腹」とかで十分だと思うのだが、どうなんだろう。
2009/10/07
ではなく台風18号がくるらしい。台風のフー子が戦ってくれることを期待しつつ授業カリキュラムの調整を行おう。今日から通常授業に入るため、ガンガン進める予定であったが、台風で休む子もいるかもしれない。
2009/10/07
昨夜は深夜1時まで生徒が勉強していた(もちろん保護者の承諾を得ていた)。彼は、うちの塾に入ってから平均して5科目420点前後を取っている。1つの壁となる430点もあっさり超え、前回は448点であった。今回の中間では、450超えを目指している。ところで、彼と話していると、勉強を楽しみだしているのが分かる。ここまで来れば、成績は安定する。 うちの子のほとんどの子は、まだまだ「やらされている感」が強い。授業内でも勉強する意義を話しているが、やはり「試験のため」「受験のため」に仕方なくやっている子が多い。勉強嫌いが多いのだ。 だが、私の経験上、勉強ほど趣味に適しているものはない。私も、学生時代はとにかく遊びまくっていた。しかし、ほとんどの遊びはいつかは飽きる。中学時代にドラクエ3にはまっていたが、レベル99になった瞬間にやることがなくなった。勇者1人だけでゾーマと戦ったりしたが、それでも最終的には飽きてしまった。大学時代も、サークルや地元の友だちといろいろな遊びをしたが、どうしても飽きがくる。 しかし、勉強には終わりがない。常に上のレベルが待っている。しかも、天候や場所に左右されることもない。麻雀みたいに4人集めなくても、自分1人で出来る。このように勉強は、趣味にするにはもってこいなのだが、勉強が趣味になる子はごくごく少数。 何も学科の勉強にとどまらず、マーケティングでも、法律でも何でもいい。とにかく、生徒たちには、自分がはまれる勉強を早く見つけて欲しい。 高校や大学の同窓会などで、出世している人を見ると「勉強好き」が多い。自分が「コレ」と思ったものに徹底的にこだわったスペシャリストばかりである。「はまる」ことの大切さを感じる瞬間である。 学ぶことの楽しさを伝えられるように頑張らなくては。
2009/10/06
生徒たちが「ひねり」と感じる部分は確かに存在する。たとえば、新中問(標準編)中1に次のような問題がある。「家からバスの停留所まで歩き、そこからバスで駅へ行った。その道のりは全部で30kmで、家を出てから1時間27分で駅に着いた。歩く速さを時速4km、バスの速さを時速40km、停留所でバスを15分待ったとすると、家から停留所までの道のりは何kmか。」まず、速さの方程式に関しては既に基本はマスターしている生徒である。線分図も書けるし、教科書レベルの典型的な問題であれば、難なく解ける子である。しかし、上記の問題でストップした。こうした時、基本的に私はすぐには教えない。まず、文章題をスラッシュで切り、スラッシュで切ったところまでで出来る作業をやらせてみる。上の例題で言えば、次のようにスラッシュを入れてみた。「家からバスの停留所まで歩き、そこからバスで駅へ行った。/その道のりは全部で30kmで、/家を出てから1時間27分で駅に着いた。/歩く速さを時速4km、/バスの速さを時速40km、/停留所でバスを15分待ったとすると、/家から停留所までの道のりは何kmか。/」こんな感じである。そして、スラッシュ単位で、出来る作業をどんどんやらせていく。「家からバスの停留所まで歩き、そこからバスで駅へ行った。/」→この段階で、生徒は線分図を書き、「家」「バス停」「駅」と日本語を記入した。線分図は左右半分に分かれたことになる。「その道のりは全部で30kmで、/」→この段階で、その生徒は、線分図の上に30kmと記入した。私は「はい、ここまでで出来ることをやって!」と言うだけで、今の段階では一切ヒントを出していない。「家を出てから1時間27分で駅に着いた。/」→この段階で生徒は、線分図の下に1時間27分と記入した。「歩く速さを時速4km、/バスの速さを時速40km、/」→この段階で生徒は、線分図の下に時速を記入した。(左半分には4km/時、右半分には40km/時と記入)「停留所でバスを15分待ったとすると、/」→ここで生徒のペンが止まった。そこで私も、「じゃあ、ここは保留しようか。いったん次のスラッシュに行こう。」と言い、次へ向かう。「家から停留所までの道のりは何kmか。/」→この段階で生徒は、線分図の上、左半分にxkmと記入し、線分図の上、右半分に(30-x)と記入した。ここで分かることは、生徒たちがひねりと感じるのは、上記「停留所でバスを15分待ったとすると、/」の部分である。生徒にも、「ね!この部分が、みんながよく言う、ひっかけとか問題がひねられているという部分なんだよ。じゃあ、ここの部分をどうしようか。」と30秒から1分程考えさせる。それでも答えが出なかったので、「もし、15分間待たなかったとすると、家から駅まで全部で何時間かかったことになる?」とヒントを出すと、彼女はハッと気づいた表情を浮かべ、先ほど書いた1時間27分を二重線で消し、その下に「1時間12分」と記入した。(ちなみに、生徒の力にもよるが、この段階で1時間12分は、こちらで12/60と分数に直してしまうこともある。ここで「もう一段階」頭を使わせて、思考が停止するのを避けるためである。分を時間に換算させることが、この問題の目的ではないので、それは別の機会、あるいはやり直しの際にマスターさせ、最後に総合問題という形で仕上げる)関数問題や文章題で、生徒たちがどこに引っかかっているかを判断する際私はスラッシュを入れながら、生徒に手を動かすように促す。すると、講師側だけでなく、実は生徒自身もどこに躓いていたかがよく実感できるからである。(たまに1行目でストップすることもある笑。その場合は、まだその問題を解く段階まで来ていないということなので、1つ前の例題や単元にさかのぼる必要がある。よく「分かっていない所までさかのぼる」と言うが、実は分かっていない所を判断するのは意外と時間がかかる。これについては、またの機会に。)
2009/10/04
入塾面談などで、「数学の文章題が苦手」「ひっかけに弱い」「数学で、ちょっとひねられると出来なくなる」という言葉はよく聞く。まず「数学の文章題が苦手」であるが、数学の文章なんて、国語の文章に比べれば、大したボキャブラリーも必要なく、文章の長さもせいぜい1段落~2段落程度(←入試問題は除く)国語の偏差値で45もあれば、読解できないことはない。たとえば、中1数学の文章題「周囲が2000mの池がある。その周りを太郎くんは歩いて、花子さんは自転車で、同じ方向に出発した。しかし、太郎くんは、なぜ自分だけが徒歩でなくてはならないのかふと疑問に感じた。確かに今日の僕は、自分自身の自由意思で、自転車ではなく徒歩を選んだ。しかし、既に大変古くなった自分の自転車を、花子さんとの初デートで乗ってくるなんて、そんな恥ずかしいことはできない。そう感じたからこそ仕方なく徒歩でやってきたのだ。そうして自由と平等のジレンマを感じつつ、太郎は歩き出した。太郎としては、本当は花子と二人並んで散歩したいのだが、一応これは中1数学の問題集の素材となるシチュエーションなので、自転車に乗っている花子は、既に先に行かせた。自転車は分速200mという設定なので、花子を先に行かせないことには「数学の問題」にならないのである。そんな花子さんの背中を見つめながら、自分のような新しい自転車を買えない貧乏人に対しては、アファーマティブアクションのような公的介入の必然性があるのではないかと感じながら、数分あるいた。すると・・・」こんな問題ばかりがテキストにたくさん載っているのであれば、「うちの子は国語力がなくて・・・」という話にも納得できる。しかし、実際はこれほど長い文章題は、まず見あたらない。次に「ひっかけに弱い」という言葉であるが、これもよく聞く。これは「めったにひっかからない」我々のような塾講師や学校教師からすると、どこがひっかけなのか正直分からない時がある。「それ、ひっかけでも何でもなくて、お前が勝手に何もないところで躓いて転んでるだけじゃん(笑)!」ということがよくある。たとえば、「じゃんけんでグーを出すからね。」とこっちが予め言っているにもかかわらず、裏をかいてチョキとか出してくるようなものだ。ひっかけに関しては、ひっかかる方が悪い。これは「北京はペキン、南京はナンキンと読みます。では東京は?」で「トンキン」と答える子に多い。最後に「ちょっとひねられると出来なくなる」これについては確かに存在する。では、生徒たちからするとどこが「ひねり」と感じるのか。これはスラッシュを入れていくとよく分かる。
2009/10/04
本日の業務と明日の準備が終了した。お腹が減ったので、帰ろう。 <今日嬉しかったこと>昨日の「本気2号」さん。今日も授業終了後「先生。歴史の年号をテストしてください。学校でみんながいろんな年号を覚えているのを見ていて、自分もやりたくなった。」と言ってきた。早速、彼女用に年号プリントを用意した。明日渡そうと思う。やる気のある子には、どんどんテキストやプリントをあげる方針。 そういえば、先日中2の子に国語のテキストをあげた。次回チェックしよう。 <今日怒られた子>自習していた中3生を1人強制帰宅させた。ちんたらやっていて、緊張感がなかったため。深夜にごめんなさいコールが塾にあった。彼女の良さは素直で頑張り屋さん&へこたれないこと。これは将来きっと武器になると思う。非常に潜在能力があり、頭の回転も良いし、要領の良さも持っている。本当に伸びる要素がいっぱいの子である。明日は元気になってやってくるに違いない。 <自分が勉強したことメモ>映画館で映画を見る場合はsee自宅で見る場合はwatchを使うと言われた。辞書を6種類、使い分け辞典を2種類、文法書を5種類見たが、上記の情報は一切載っていなかった。ネイティブの方の感覚は、とにかく我々日本人語学者としては一つひとつ覚えていくしかない。英語は難しいが、本当に楽しい。
2009/10/02
たまには金曜日のこと。略して「たまきん」。中2生は、半分がテスト対策組、残り半分が通常組。本日は、通常組に一次関数の総合テストを受験してもらった。範囲は新中問の一次関数全部から。 現在試験組の子たちは、既に同じテストを9月上旬に終えているので、本日で全員受けたことになる。そして平均点は、89点。かなり良い仕上がり。 基本問題が中心とはいえ、面積の問題、面積の二等分線、動点、変域などいろいろな問題が含まれているので、基礎は大丈夫そうだ。10月からは証明に入るが、同時進行で学校ワークをやっつけていき、一次関数を完成に持っていきたい。それにしても、クラスに1人くらいは関数を苦手とする子がいるものなのだが、今の中2メンバーは苦手意識があまりない。非常にやりやすい。 ただ、最近はちょっとモチベーションが下がり気味なことと、同時に志望校もなぜか下げ気味になっている(笑)ことが気になる。 ちょっと新しい空気、つまり新入生も欲しいところだが、チラシを撒く予定が今はないので、しばらくは無理かな。 とにかく10月の授業中に声かけをして、もう一段上のレベルを目指させたい。
2009/10/02
仕事がたくさんある。今の時期は大体次のような感じである。9:00起床(最近起きられない)10:00高校見学(毎日ではないです)13:00家の仕事(洗濯とか買い出し。めんどい…)14:30仕事開始(主に事務や経営関連。チラシ作ったり地図を入れたり経理やったり)16:00生徒指導22:30生徒帰宅22:30掃除(大体1時間くらい)23:30軽めの食事(眠くならないように)0:00今日の後片付け・整理(指導中に生徒から入ったメモ類やかかってきた電話などの案件処理)0:30授業準備 3~4:00退社(クタクタ)4:10帰宅(家近っ)最近は細々した雑務が多く、余裕がなくなっているがそんな時こそゆったりコーヒーを飲んだり、本を読んだりする時間を意図的に入れるようにしている。今も30分休憩中。(現実逃避)さて、塾に戻ろう。
2009/10/02
中3で1人本気になった子がいる。これで2人目。ちなみに、7月くらいにうちのトイレをぶっ壊した女の子だ(笑)毎日のように塾に来て、黙々と課題をこなしている。やらされている感がなくなった。質問の仕方も質も上がってきた。身のまわりの整理整頓や美化にも気を使えるようになってきた。さらにちょっとしたことにも気が付くようになった。昨日は「先生、偏差値上げたい。学校の成績も上げたい。どうすればいいですか。」と真剣に聞いてきた。何だか精神年齢も一気に3つくらい上がった印象だ。理解力も上がってきた。覚える力も付いてきて、社会は90点を超えるまでになった。非常に楽しみである。
2009/10/02
課題出しすぎでしたっ(^o^)/明日あやまろう!とりあえず帰宅する!それにしても、やりたいことがたくさんある。生徒全員に5科目400点を経験してもらうために何ができるか毎日考えている。
2009/10/02
教室の中の戸が調子悪いので工事をしたいと思っている。中の戸の工事略して、「中の戸工事」何となく「仲本工事」に似ていて、残務をやりながら一人大爆笑したので(←ホントはしてないけど)ブログに書いてみた。 どうしても書きたかった・・・
2009/10/01
さて、仕事がたまりにたまっている。ちょっとマズイ状況になっている。今から1時間で残務を片づけ、3時から予習に入る。 明日は、個別指導。トップ校を目指している子の指導である。週1で5科目行っているので、毎回課題の量が膨大。おそらく、全てこなすのは本当に大変だと思う。 英語:テキスト3章分国語:テキストの「論説文」の章を全て理科:天体全て社会:テキスト50ページ分数学:相似の章を半分まで進める 生徒がどれだけ大変なのか体感するために、今日の仕事が終了したら自分も挑戦してみる。 今日は寝られないかもしれないが頑張る。
2009/10/01
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