アラ還の独り言

アラ還の独り言

2014年11月13日
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カテゴリ: プレスリリース
皮膚科と科研製薬株式会社の共同研究チーム(筆頭著者 佐藤健治研究生)の論文が米科学誌プロスワン誌に米国時間2014年10月8日に受理され、同誌ホームページ上に同11月10日に掲載されました。

 2014年11月11日、高知大学は乾癬モデルマウスを用いた解析を行い、TNF(免疫細胞を賦活化させる)及びEGF受容体リガンド(表皮増殖や血管増生に関与する)のいずれもが、本マウスの病態発症に関与することを明らかにしたと発表した。

 乾癬は、本邦において30万人以上が罹患している現在増加中の慢性炎症性角化症。乾癬皮疹は分厚い角化・鱗屑と紅斑を特徴とし、免疫や炎症細胞の働きによって表皮が増殖する。腫瘍壊死因子変換酵素(TACE)は、表皮細胞や免疫細胞等で産生される腫瘍壊死因子(TNF)や上皮増殖因子(EGF)受容体リガンドを活性化する蛋白分解酵素であり、乾癬皮疹部で増加する。

 乾癬モデルマウスを用いた解析を行い、TNF(免疫細胞を賦活化させる)及びEGF受容体リガンド(表皮増殖や血管増生に関与する)のいずれもが、本マウスの病態発症に関与することを明らかにした。

さらに、TACEを阻害する物質がTNFおよび EGFリガンドの活性化をいずれも抑制できることを確認し、TACEを標的とした乾癬への臨床応用を期待。






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最終更新日  2014年11月13日 07時02分25秒
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