アラ還の独り言

アラ還の独り言

2017年08月02日
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カテゴリ: プレスリリース
日本版ニューズウィークに面白い記事が載っていました。
特集 がん治療レボリューションで4つの記事が掲載されています。
・宇宙研究者が挑む癌のミステリー
・自力で探し出す最適な臨床試験
・若い患者ゆえのニーズや苦しみを理解し支えたい
・白血病のわが子を大麻で救った母の決断

私が興味を持ったのが宇宙研究者が挑む癌のミステリーです。
癌の研究が袋小路に入っているのではないかと考えたNCI(米国国立衛生研究所)が12の異分野からの癌研究に助成したことから表記の研究が始まりました。
理論物理学者がその助成金によって立てた仮説が「癌は多細胞生物の一部が単細胞生物への先祖がえりが原因である」です。

この仮説は2014年にヒドラ(単細胞生物から多細胞生物に進化を遂げた初期生物)にも癌が発生すること、(キール大学(ドイツ)進化生物学)
がん細胞が単細胞生物に似ていること
から提出されたものです。

DNA複製の際のエラーが癌の原因との仮説はいろいろな証拠が出そろいつつあります。

理論物理学者はDNA複製の際のエラーが起こったときに自己防衛のために単細胞化するという、初期の多細胞生物が持っていた防衛システムが、複雑な多細胞生物では癌につながっているとの仮説です。

この仮説を確かめるのが先か、この仮説に従って薬剤を作成するのが先かの選択は当然後者です。低酸素でも細胞分裂が衰えないあたりが切り口かもしれません。

閑話休題

他の11施設からはなにも出なかったのでしょうか。





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最終更新日  2017年08月02日 10時22分03秒
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