アラ還の独り言

アラ還の独り言

2018年03月05日
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テーマ: ニュース(99628)
カテゴリ: 妄想
働き方改革の法案で最良労働制と高度プロフェッショナルに関する法案は後にするという話が自民党からも出ています。

まとめて出して、色々不備が見つかるのならば一つ一つ真剣に検討するためにも、一括で審議することの危うさは安全保障関連法案で懲りてないのか。

これは廃案を要求することを目標にしてしまっている野党にも当然問題があります。懐かしの社会党の土井党首の「ダメなものはダメ」発言で思考を放棄した社会党はもうなくなる寸前です。

憲法に関しても第9条の議論で自民党が「これでは国民に納得を得られない」というのは、作業放棄です。必要であるならば国民の納得を得るためにきちんと説明すべきでしょう。

また憲法改正はまとめてしなくてはならないのでしょうか。第9条は確かに早急に変更する必要がありますが、集団的自衛権を認める法律は今のままでは違憲でしょう。

しかし、国が私立大学にお金を出すことを禁じている憲法第88条は早急に変更するのか、今の補助金制度を変更するのかを検討する必要があります。

義務教育以外を無償化することに関しても憲法に引っかかるのではないでしょうか。

個々の法案の合憲性に関しては法制審議会がありますが、トップを変更することによって意見を変えることができるということは既に明らかになっています。

三権分立の立場から立法府に合憲性の判断を行う権利はなく、最高裁判所にあると思いますが、行政府に忖度した判断しか行わないことは原発訴訟を見ても明らかです。

野党は廃案を求めるよりは、違憲であれば最高裁あるいは憲法を改正して憲法裁判所の設立を目指してはいかがでしょうか。(たしか元維新の代表の橋本氏がこんな話をしていたように思います。

憲法は行政府を縛るために存在するものであることをもう一度肝に銘じて憲法改正議論を行ってほしいものです。

9条は自己防衛以外の戦力は持たない。この自己防衛に関しては集団的自衛権は含まない。
危険が明らかに察知される場合の先制的事故防衛権はこれを破棄する。

あるいは、日本は軍事同盟を結すび、自己防衛の指揮権は軍事同盟側にこれを委任し、かかる費用の負担、基地の設置も委任する。但し、国内における軍事裁判の権利はこれを委任しない。

前者がいいとは思いますが、現状は軍事裁判の権利云々以外は後者になると思います。





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最終更新日  2018年03月05日 15時53分15秒
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