アラ還の独り言

アラ還の独り言

2020年10月14日
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カテゴリ: プレスリリース
厚生労働省は2020年10月2日 「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)病原体検査の指針(第1版)」 を公開しました。

<背景>
国立感染症研究所、国立国際医療研究センターなどの9団体が合同で作成した指針です。9月25日の厚生科学審議会感染症部会で検討が行われたのち10月2日の公開となった。
この指針の発表により6月16日に最終改訂された「SARS-CoV-2抗原検出用キットの活用に関するガイドライン」は廃止となります。

<概要>
各種検査の種類と行き、状況に応じた各検査の使い分け、献体摂取に応じた感染防護について記載しています。

検査の使い分け



「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)病原体検査の指針(第1版)より引用

無症状で検査を行う場合はPCR検査などの核酸検出検査あるいは抗原検査(定量)が勧められています。濃厚接触者の検査としてはこの二つのどちらかを選べばいいことになります。検査結果の出る速度を考えると抗原検査(定量)が第一選択になることになります。

COVID-19の確定診断としてはPCR検査が推奨されています。


これは感染が確認されて14日間隔離が終了時にウイルスがないとなくなったということを明らかにするためには抗原検査が陰性になったときにPCR検査で陰性でなければ隔離期間の延長が必要になります。


現在の隔離期間は14日と決まっていますが、ウイルス消滅までの平均あるいは中央値が予測値として採用されているだけだと思います。

どこかの施設で無症状の場合は連日の抗原検査(定量)を行い、陰性になったら、PCR検査で確定して隔離終了とするべき日数を確実な証拠のあるものになる必要があります。早く研究を行わないと対象がいなくなってしまう。

このガイドラインが出たことで、濃厚接触者の検査や隔離期間を一律14日に定めて、検査も終わらず検査を終了とする今後のなんの役にも立たない保健所の業務が後に検証できる業務になることを願います。

これから流行季節が始まるインフルエンザに関してもCOVID-19の抗原定量検査も同時に検査する方がいいと思います。これに関しては厚生労働省から指導があっても良いと思います。

【久しぶりに読み直した本】
COVID-19感染はここまで怖くはなかった
パンデミックの初期にはここまで考えた人もいたのでは?
ステロイドが反応してよかった。





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最終更新日  2020年10月14日 11時15分06秒
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