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菜園もだいぶ耕されている。区画されたテープを跨いで人々が作業している。植えられた苗がまだ小さくて緑は少ない。畝の黒々とした土が盛り上がっている。結構広い敷地なのが判る。けれど、それも夏になると、緑に覆われて狭く感じられるようになる。菜園の畝黒々と盛り上がり昇り立つ陽に霞漂うカゲロウが羽化しはじめる川面にも名残の桜散りて流るる
2009/04/25
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道に桜が散っている。風が吹いて散る桜とともに、道に落ちた桜も、見えない大きな箒で掃かれるように一方向に集められる。帯のように道の端に敷かれた花弁をゆっくりと踏みしめる。靴の裏にくっつきそうな気がする。気配して散りゆく夜の桜花歩みを止めてこころ休ます
2009/04/18
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水のぬるみを水道水を飲んだときに感じた。手に当たる水はまだ冷たく感じる。秋には水の冷たさを、手よりも先に喉に感じたけれど、この春も水のぬるむのを喉に先に感じた。身体の内側にあるから、季節の変わり目を手よりも喉の方が先に感じるのかも知れない。喉の奥を通る水ぬるみ春を知る感覚器官は季節捉える
2009/04/11
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近所の菜園に人が入るようになった。白っぽかった畝にも鍬がいれられて、黒い土が盛り上がっている。人の姿のない早朝でも、黒々とした土がそこここに盛り上がっている光景は、どこか人の気配がして賑やかな印象を与える。菜園の区画され居る畝の土鍬入れられて黒々となる夕焼けの日差し斑になる雲の流れゆく先仄かに黒み
2009/04/04
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