MUSIC LAND -私の庭の花たち-

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金子みすゝ゛の詩に作曲


歌「私と小鳥と鈴と」


歌「星とたんぽぽ」


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2010年09月15日
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カテゴリ: 読書、コミック
冷めない紅茶 」( 小川洋子 著)を読みました。

鉄道博物館への往復の電車の中で読んでいたのです。

主人は新聞読んでるしね。

「冷めない紅茶」と

「ダイヴィング・プール」という短編が

一冊に二編入ってます。



「冷めない紅茶」の中の抜粋

「しかし、その冷たい夜わたしが考えた死は、

熱帯魚に土を振りかけたり、

アルコールの瓶を持ってたたずんだりした時に感じた死とは、

全然違っていた。

それを両手の上に載せて、重さを感じたり形を眺めたり

香りをかいだりできそうだった。

両手を離してそれが転げ落ちる時の、こつん、

という音さえ聞こえそうな気がした。

 その夜死んだのは、中学の時の同級生だった。」



死を考えるのに、こんなに優しい表現でいいのかな?

と思えるほど、繊細な感じで面白かった。

このあとはネタばれしてしまうので書きませんが、

解説どおり、線が細いけど、切れないしなやかな感じです。



また、「ダイヴィング・プール」の方が私自身は興味深かった。

残酷なことを密かにやってのける少女・・・

それを黙って見ていた少年・・・




「リエちゃんは、チエ遅れの母親にトイレで生み落とされた、

かわいそうな子だよ。」

純の声は低く、ひんやりとしていた。

 純がもっと一方的に責めてくれたら、

何か言い訳が出来たかもしれなかった。

でも純は、恋を打ち明けるようにわたしの秘密をあばいてしまった。

だからわたしはどうしようもできずに、

自分の胸の鼓動を聞いていた。

 もう何も言ってほしくなかった。

哀しさが大きくなるだけだった。

耳に残ってるリエの泣き声が、

水滴にきらめく純の筋肉をバラバラにしてしまった。

水のないダイヴィング・プールに落ちていくようなめまいがして、

風景が歪んで見えた。




お互いに孤独で淋しいなあ・・・

子供の頃から一緒にいるのに、

わかり合えてるようで、わからない。

人間は結局独りなのかな?

ネタばれしてしまって、ごめんなさい。

文体は柔らかいのに、結構シビアなことを書いている。

素敵な作家ですね。





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最終更新日  2010年09月15日 22時32分31秒


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