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昨日、主人が急に 「ゼロ・グラビティ」 を観に行こうと言いだしました。
この頃いい映画をやってないと嘆いていたのにね。
主人がラジオで話を聞いたらしい。私もラジオで聞いてたのでいいかなと思いました。
ただ先日主人が観たいと言う「スーパーマン」を一緒に観に行ってがっかりしたので、
今回もあまり期待はしないでおこう・・・そう思って観に行きました。
それが良かったのか、思ったより面白かったですね。
パンフレットも買いました。
ただの宇宙パニック映画ではなく、ヒロインの成長物語でもありました。
娘を亡くして心を閉ざし、生きることに虚しさを感じていたヒロインが、
極限状態に陥り、生きる希望を失くし、自ら死を選ぼうとしたとき、
実は生きたいと願う心が彼の幻覚を生み出し、その励ましによって生きようと思い直す。
なんて、最初は私も彼が生きてるのかと思ったほどリアルだったのだけどね。
その彼とは、ヒロインが生きるために、自己犠牲になり、その後もヒロインの生きる術を
通信で指南しつづけてくれたジョージ・クルーニー演じるコマンダー。
「君は生きて帰れ。『必ず生還する』と誓うんだ」と言って自ら手を離した彼。
彼の分まで生きて地球に帰らなければ。天国で娘に会ったら、よろしく伝えてねと。
あんなに次々と襲いかかる困難を乗り越えて、顔のかすり傷くらいで生還する。
あり得ない話かもしれないけど、 生きることに希望を持ちたいと望む人への話かも。
長女マッキーは、希望を持って生きて帰るという結末のわかった話だと言っていた。
それでも、絶望して死んで終わる話よりはいいのかも。
昨日の日記の「パラレルワールド・ ラブストーリー」のように
人間は自分が信じたい話を信じるからね。
神が居るか居ないかわからないけど、居ると信じたいから信じる。
それでもいいと思うのです。
リーガルハイではないけど、「醜さを愛せ」かも。
きれいごとでは済まないのは分かってるけど、知った上での
人間賛歌もいいかもしれないですよね。
そう思わないと生きていけないしね。
秘密保護法、靖国参拝、沖縄基地問題と立て続けに
戦争?へと近づく暗い世相だけど、
それでも生きる希望を持てるような話を観たいですよね。
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